10月の扉絵『葡萄』
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佐々木美穂_miho sasaki
ポストカード
ご注文くださるとうれしいです。
買ってくださった方には引き続き、30周年ポストカードを同封いたします。
10月31日(木)
快晴。
富士山はまだ真っ黒。
亮太君は今月2度目の登山へ。
高尾山城山縦走コース。
昨夜のうちに行って帰ってくるまでのおおよその時間割りを書いてくれて、
早朝5時半に出かけて行きました(寝ていて気づかず)。
予定だと12時半の帰宅でしたが、なんと11時過ぎには家に戻ってきて、あまりの早さにびっくり。
高尾山頂からの黒い富士山の写真も見せてくれました。
山から戻った亮太君はとても生き生きとしています。
さて10月が終わりますね。
写真は、先月古本屋さんで買った本2冊。
先月はとびきりの2冊に出会えました。
岡鹿之助にセザンヌ。
10月30日(水)
朝は雨でしたが、午後にはすっかり晴れました。
洗濯物もよく乾く。
夕方風が出てきて、木の葉が揺れる音がしてました。
だいぶ落ち葉になったかな。
それにしても晴れると気持ちも晴れます。
10月29日(火)
雨がだんだん強くなってきました。
肌寒いし。
数日前から新米を食べ始めました。
眸さんと栄子さんからいただいていて、まずは眸さんからいただいたお米から。
毎年三重の大切な方からいただく新米を分けてくださるのです。
もちもちしていてとってもおいしい。
ついおかわりしたくなってしまいます。
します。
10月28日(月)
昼間ぼんやりと窓の外を見ていたら、シャボン玉が2つふわりふわり西から東へ飛んでいきました。
昨日ロンドンのともこさんからのメッセージに、
快晴のベルリンの青い空の中に在る、ベルリンフィルの建物の写真が添付されていました。
ベルリンフィルという建物があることを初めて知りました。
ともこさんとご主人のまさとさんは海外赴任も長く、
これまでミラノ、パリ、ドバイ、ロンドンに滞在していて、
近隣の国の美術館やギャラリー、コンサートにもよく出かけています。
感想を聞かせてもらえることがとてもうれしい。
10月27日(日)
午前中晴れてましたがどんどん曇ってきました。
スーパーで小さめのりんご6コ入り(弘前ふじ)を買ってきて、
今テーブルの上に置いてあって、とてもいい香りがしています。
しあわせの匂い。
数日前は、茨城に行ったからと栄子さんが、立派な干し芋をレターパックで送ってくれました。
「丸干し」と「平干し」の2種類の袋を上手にテープでつなげて平らに入れてありました。
はるか姫という苺みたいな名前のお芋。
朝に晩についつい手が伸びてしまいます。
そういえば亮太君が、食欲の夏が終わって食欲の秋が来たと言っていたので、
食欲の秋が終わると食欲の冬が来て、食欲の春になるんだよねと続けておきました。
さて今夜は夕飯を食べながら、ラヂオで選挙の結果を聞く予定。
10月26日(土)
曇り。
亮太君は今日も半袖のシャツで仕事に出かけていきました。
蒸し暑くて、夕飯の時エアコンの除湿をつける。
お聞きしたいことがあって、TKMの水島さんに電話をする。
お聞きしたいことは最初の5分で、あとは音楽の話や建築家の話など、長電話になってしまいました。
あいかわらずお忙しそうですが、とても勉強になる仕事をしているとおっしゃっていて、
その姿勢が水島さんへの信頼なんだと感じる。
電話の声が女優声だと言われる。いい意味らしいので素直に受け取っておくか。
10月25日(金)
朝雨が降っていましたが、その後上がってくもり。
佐藤泰志の『大きなハードルと小さなハードル』を一昨日読み終えて、
浸っているこの気持ちが抜けきらいないうちに続けて佐藤泰志の本を読もうかと思っていたけど、
少し間を置くことにする。まだ買っていないこともあって。
昨夜寝る前に何を読もうかなと本棚から抜き出したのは、堀井さんの『みてまわる日々』幻冬舎。
2008年に出版された本で当時ももちろん読んでいますが、16年経った今、目次を見ると、
この人はTHE WORLD OF INTERIORSで特集されていて好きだったページの人だ、とか、
松田正平は実際に展覧会で絵を見ていたり、
コルビュジエについての知識も随分増えたこともあって、
堀井さんの言葉がより深いところに入ってきそうだと、読み始めて楽しみになってきてます。
さて近頃の富士山、更新してます。
今日の富士山
10月24日(木)
お昼過ぎまでよく晴れてましたが、午後から曇り。
お昼、亮太君と近所を散歩。
昨年園芸家の大野さんがくださった翌日、近くの公園でもみつけたムクロジの実が、
今年も落ちてるといいなと思って公園に行くと、ありました、たくさん!!
落ち葉を踏みながら枝つきのを探して拾いました。
所々土が盛り上がっているところがあって、もぐらの通った跡だと亮太君が教えてくれました。
公園では、ツクツクボウシが鳴いていました。
10月23日(水)
午後から雨が降ってきましたが、暑くて湿気もあって梅雨のよう。
雨の前早めの時間にスーパーに行った時、
店頭の果物の中に、立派な福岡産の早秋柿2コ入りがなぜか100円で売っていました。
100円の札は299円の札の上から貼られていて、
どうしてこの柿が100円なんだろう、間違いじゃないのかなとしばらく見ていたら、
ご年配のご婦人が、私さっきこれ、299円で買ったばかりよと言いながら、
ほんとに100円なの?とやはり、どうしてこんなに安いのかと見ていました。
店頭で野菜を並べていたスーパーの方に聞きに行くと、「100円!」ときっぱり。
ひとパック買いました。
おやつにひとつむいて食べたら、おいしいこと!
3パックくらい買っておけばよかったな。
10月22日(火)
気持ちの良いお天気でした。
午前中から銀座と日本橋に出かける。
銀座ではメゾンエルメスフォーラムの内藤礼展とPOLA MUSEUM ANNEXのマティス展を。
内藤礼さんの展示、今日の淡い明るい光の中で、
異なった素材に置かれた色彩が、少しずつ静かにゆっくりと自分の中で見えてきたことがとても好きだと感じる。
マティスは油彩が5点とジャズのシリーズが20点、一つの空間の中に展示されていました。
油彩画はみたことがないものもあり、室内:二人の音楽家というタイトルの絵には特に惹かれました。
線、面、色彩、構図。ため息が出ました。
マティスを見た後はブラブラ歩いて日本橋へ。
いくつか気になるお店をのぞきつつ、うさぎやでどら焼きも買い、
昔からある立派な建物をあらためてじっくり眺めて帰ってきました。
10月21日(月)
午後3時に歯医者さん。
その前にABCを覗こうと思っていたけど、出かけるのが遅くなったので行けなかった。
風が冷たく感じられて、途中でストールを巻いて自転車をこぐ。
先日、栄子さんからいただいたりんごに「サワールージュ」という品種のものがありました。
私が行くスーパーでは見かけたことがなかったのでお初。
酸味もほどよくあって好きなりんごでした。
10月20日(日)
今日は晴れたけど風が冷たかった。
夜、玄関の灯りのうちの一つの電球が切れたので、
椅子を持ってきて取り替えたら、電球の周りを囲ってあるガラスの下に、
蜘蛛の巣が一筋張ってありました。
何となく気配がして天井を見上げると張ったであろう蜘蛛がいて、
見つかっちゃったって言ってるようでした。
10月19日(土)
東京は真夏日になったようです。
お昼、駒場Partyで今日から始まった村木さんの展示を見に出かける。
村木さんも在廊で、今日は思いのほかたくさんお話ができてうれしかった。
今回登り窯でアクシデントがあり、いい勉強になったとおっしゃっていて、
窯から救出できた器をガス窯で何度も焼き直して今回何とか出すことのできた器を見せながら、
私も含めたお客さんに変化している部分について話してくださいました。
それから、青木さんの話をまるで昨日のことのよう面白おかしく何度も話してらして、
ずっと一緒に歩んでいるのかなと思ったりもしました。
青木さんがいたら今の陶芸はもっと面白かっただろうなとおっしゃって、その言葉が深く静かに心に残っています。
眸さんの話も。あの人はブレないって感慨深そうに2度も。
かつてZakkaで村木さんが個展をした時の、眸さんとの面白い話もしてくださったので、今度眸さんに直接お話しようっと。
さて、夕飯後、今日は柿を食べました。
初もの。
秋刀魚はまだ食べてません。
10月18日(金)
曇りで少し雨が降ったりしました。
1992年11月から4か月だけparisに滞在していた時、写真もわりと撮っていました。
当時ポジフィルム(リバーサルフィルム)で撮っていてマウントした状態で残っています。
ポジを見るときはライトテーブルに並べてルーペで。
北出さんがそうしていたのをいつもZakkaでみていたから、まねしたのです。
当時北出さんからいただいた大きなルーペがあって、切手を入れてある引き出しに大事に保管してあります。
写真は、日付入りなのでよく分かる、1992年12月20日にパリのマレで撮った写真。
マレ地区には好きなお店がたくさんあって、当時はよく歩いてました。
10月17日(木)
曇りがちの1日でしたが、満月が雲間からみえます。
ベランダのバジルの花に知らない蝶がとまっていました。
調べたら「イチモンジセセリ」という蝶でした。
いくつかの花の蜜を吸ってから、葉っぱの上に横になって休んだりしていて、
よくうちのベランダの花を見つけましたね、ようこそ、と思う。
10月16日(水)
朝、くっきり富士山。
今日はもう、あちこちから金木犀の甘い香りがしてきました。
5時過ぎにLUCAの三木さんと待ち合わせて、編集者の西谷さんのお宅へ伺いました。
心待ちにしてた日なのです。
1992年にparisに行く機会を作ってくださったのが西谷さんで、
文化出版局に勤めていらっしゃった間、とてもお世話になった方でもあります。
ずいぶんお会いしていなかったのですが、三木さんが今日の時間へと繋げてくれました。
人の縁とは不思議だとつくづく思います。
西谷さんが用意くださったお料理をいただきながら、たくさんおしゃべりしました。
途中ご主人の修さんもテーブルに加わったので、亮太君の話もできました。
(亮太君は大学生の時、修さんのゼミをとっていたのです)
32年前、parisで西谷さん家族が住んでいたおうちの、夜の色のことを思い出したりもしました。
心に沁みるいい夜になりました。
10月15日(火)
快晴でした。
十三夜の月もとてもよくみえます。
そして本日、わたくし初金木犀の香り。
いい秋の1日だな〜と、ささ記を綴っています。
お休みの亮太君は、早朝から山登りに出かけて2時頃帰宅。
前にも一度登っていた高畑山・倉岳山。
今日は残念ながら富士山は見えなかったようですが、
きのこや苔などの写真をたくさんみせてくれました。
登山で富士山はみえなかったけど、
切手部渋谷本部長から、富士山ずくめの切手が貼られた郵便が届きました!
10月14日(月)
今日もいいお天気でした。
夕方、映画をみにシネマヴェーラ へ。
今回も亮太君の影響で、ラオール・ウォルシュ監督。
「私の彼氏」をみました。
主演のアイダ・ルピノ演じるペティとブルース・ベネット演じるサンが、
クラブから外に出るとあたりに霧が立ち込めていて、階段の上で二人が話している場面が特に印象的でした。
映画では、女性も男性も皆、お顔も魅力的だったけど、シルエットも美しかった。
お酒と同じくらいコーヒーを飲むシーンがあって、帰り道コーヒーが飲みたくなりました。
(飲みませんでしたがね)
10月13日(日)
本日も快晴。
午前中、栄子さん(亮太母)からたくさんの食料が届く。
新米、お手製梅干し、お手製味噌、それから野菜にりんご。
ほんと毎回ありがたいことです。
虎さんは本日終わりました。
父の残念さが声のトーンにあらわれていました。
10月12日(土)
今夜も月がよくみえます。
朝はうっすら富士山も。
洗濯日和だったので、ガーゼケットとタオルケットも洗いました。
タオルケットはもう随分前にラルフで買った、すごーーくかわいいお気に入りのもの。
白地で、真ん中に⚓️のマークとロゴが赤色で書かれていて、
端は太い赤ライン2本で囲ってあります。
あまり使っていなかったのですが今年は使うことに。
ベッドの上にたたんであるだけで、気持ちが上がりました。
さてそれらはしまって、羽毛布団を出しました。
CS始まりましたが、虎さんは初戦★。
あと2勝すればいいだけのことですから、なんて言えるかしら。
父いはく、打てなさ過ぎ。
10月11日(金)
晴!
午前中は自転車で渋谷に出てささっと用事をすませてから、
午後、江面さんのバッグ展を見に電車で目白の坂田ハウスへ。
江面さんからいただいたDMに、自転車でお越しになるには遠いですと添えられていたので、
お会いしてすぐ、電車できましたとお伝えしました。
江面さんは黒と白のパリっとした装いで会場にいらして、
次々といらっしゃるお客さまたちとお話しされていました。
江面さんが紹介してくださって、坂田さんと初めてお話しできたこともうれしい機会となりました。
目白のあとは新宿に出て伊勢丹と世界堂に寄って帰宅。
薄い桃色の夕空に、月がとろんとかすんでいて、西の空には富士山。
なんともいい夕暮れでした。
10月10日(木)
かいさんが参加されている展示を見に、自転車で代官山に出かける。
ウールのセーターを着たけど、それでもちょっと肌寒かった。
かいさんのブースに向かう時、かいさんの姿が遠くに見えて、今日もおしゃれ〜と思う。
赤を効かせたかいさんの空間、かっこよかったです。
久しぶりの代官山だったので、パントリーと蔦屋に寄って帰宅。
夜になって空には半分ほどの月。
今朝の夢に関取時代の寺尾が出てきました。
髷を結って浴衣姿の寺尾関が、私に膝枕をしてほしそうだったのでどうぞと言うと、
私の膝の上に頭をのせてごろんと横になりました。
特に言葉を交わすわけでもないのだけど、私は静かな幸せを感じていました。
夢から覚めたら、膝は重さを覚えてませんでしたが。
10月9日(水)
朝から降っていた雨も夕方にはやんできましたが、外に出たら さむっ となりました。
午後、7か月ぶりに髪を切りにMLABOへ。思っていた感じに切ってもらえました。
髪を切ると、白髪が目立たなくなるような気がする。
天気予報では明日からしばらく晴が続くようで、ついに秋晴れ到来か。
10月8日(火)
午前中、歯医者さんへ。
雨で自転車というわけにはいかなかったので電車で。
雨だし麻酔をしたりもしたので、あまり寄り道しないで帰宅。
お昼ご飯を食べてから3時頃夕飯の買い物に。
ちょうど雨がやんでいたので、自転車で。
長袖のカットソーの上にカーディガンを重ねてちょうどいいくらい。
重ね着の季節になってきました。
10月7日(月)
陽ざしも風も強め。
お昼過ぎ自転車でZakkaへ。
入り口で眸さんと少し話していたら、向こうからひょこっと顔を出したオーハラさん。
一人でお茶をしていました。
お会いするの久しぶりだったので「やっと会えたね」なんて言ってしまう。
私はカプチーノを頼みました。
眸さんがその都度豆をひいて淹れてくださるカプチーノ、
ふわふわの泡をたっぷりのせて、岩田さんのコロ碗に入って運ばれてきました。
それをみただけで、体にいいものが入ってくる感じがする。
オーハラさんとは主に食べ物の話をいろいろして、
彼女が先に帰ってしばらくして私もお店をあとにしました。
夜、窓の外の空に月。月をみたのは久しぶりと思う。
10月6日(日)
曇りの日曜日。
昨年採れた種を植えて、一本だけ大きくなったバジルにも白い花が咲き始めました。
紫蘇の白い花と違って、雄蕊が長くて花びらもひらひらしている。
昨日亮太君に買ってきてもらった、佐藤泰志の『大きなハードルと小さなハードル』を読み始める。
10月5日(土)
雨。
あの暑い夏はどこにもいなくなりました。
キッチンの大きなテーブルの上でいつもささ記を更新していて、
すぐ横には7~8年前にTKMの水島さんに作ってもらったグレーの横長の食器棚があって、
一番上の棚には左から村木さん、青木さん、岩田さんの器が並んでいます。
いいな。
10月4日(金)
お休みの日も亮太君はたいがい早起きして、まず自分の分の洗濯をします。
そして自分の分の朝食を作り、片付けも全部すませてから勉強。
勉強している頃に私は起きて、ベランダに干してある洗濯物を見ながら、自分の分のいつもと変わらない朝食を食べます。
今日は風が強くて、おまけに時折雨が降ったりしたので、
亮太君はベランダの洗濯物が気になるらしくて、何度もかけかえたりして、
それでも午後の早い時間には乾いて取り込んでいました。
そんなに気にしていたのに、自転車置き場に亮太君のTシャツが1枚落ちていたのを見つけました。
運よく自転車置き場に着地していてよかった。
夜、いつもより早い時間に夕飯を食べ終わったので、隣町まで亮太君と散歩に出かける。
8時前。もちろんもうすっかり暗くて、あちこちで秋の虫が盛んに鳴いていました。
10月3日(木)
少し雨が降って涼しい。
使うかどうか分からないけど、しまってあった綿毛布を出してみる。
亮太君はまだいらないそうなので自分の分だけ。
夏に読んでいた佐藤泰志の『もうひとつの朝』の中で、まだ読んでいなかった「光の樹」という短編を読んでいて、
おととい見た映画のシーンを思い出す。
「光の樹」の街にも映画の街と同じように坂と港がある。
ー 坂道の石畳のひとつひとつや、坂の両側に沿って市電通りまで立ち並んでいる贋アカシアの樹々の一本一本は、陽に覆われた視界を柔らげるようだ。風の吹くたびに贋アカシアは葉を触れあわせて音をたてる。すると葉の周囲の空気が動きとともにすき透った緑色に輝くように見えてくる
と書いてあるところにさしかかった時、
映画の、坂の途中の大きな一本の樹の葉っぱが揺れている場面で私が見ていたのが、まさにそういうことだったと。
10月2日(水)
快晴、また暑くなる。
洗濯物は午前中のうちにすっかり乾きました。
同じ色を見ていても、私に見えている色と他の人がみている色は、
まったく同じではないと思っています。
ささ記に時々載せる写真をみて、色について感想をくださる北海道の女性がいます。
ずいぶん前に、弟子屈の山椒で藤原さんと2人展をした時に見にきてくださった方。
歩いていて写真を撮りたくなるのは、惹かれる色があらわれた時で、
特に構図も考えずにさっと撮ります。
その方からいただく写真の感想を読むと、私と同じ色が見えているのかなと。
先日くださったメールに、最近見た映画の中の色の話が書いてありました。
知らない映画でしたが、調べたらイメージフォーラムでやっていることを知って、
昨日Zakkaの帰りに見てきました。
ヒューマン・ポジションというノルウェーの映画。
ロメールや小津のカラーの映画のようには色を意識しなかったけど、
ある場面で、ド・スタールの絵のようだと思うところがありました。
映画全体に淡いブルーがかかっているような印象も。
坂道の街。
10月1日(火)
気持ちのいい秋晴れの1日。
夕暮れの中、富士山が見えました。
10月のZakka始まる、一番のり。
眸さんが京都で買ってきたという真鍮製の細長い花の水やりの道具があって、
それで水をあげてみる?と眸さんが佐藤さんに渡して、
佐藤さんが嬉しそうにテーブルの上の箱の中の植物に水をあげていました。
水の入った小さめの焼きしめの壺にその道具をさして眸さんが佐藤さんに渡して、
その壺から水を汲み上げては、シュシュっと吹きかける佐藤さん。
眸さんは、まだ仕上げまでいかなかった小さなコースターを、
立ったままチクチクと縫っていて、何もかもがZakkaでした。