ささ記_May 2016









































5月の扉絵は「果実」

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今日のスキ帖18



5月31日(火
曇り空の朝。午後から晴れそうなので洗濯機を回す。
今朝自分の寝言で起きました。
「なんでおじちゃんなんだろう」
って。
お隣の赤ちゃんがおしゃべりできるようになり、ベランダでおしゃべりしていたら、
「僕、このおじちゃん大好き」と言われたのでした。
で、この寝言。

先日買った「RUM」という雑誌。
premiere issueと表紙にあるので、創刊号なのかと思いましたが、
サイトを見たらどうやら以前からある雑誌のよう。
INTERNATIONAL EDITIONとあったので、
そのヴァージョンにおいての創刊号ということになるのかもしれません。
それともpremiere issueというのは特別号という意味なのか。
どなたかこの雑誌についてよく知っている方がいたら、教えてください。






5月30日(月
雨が降ったりあがったりの1日。
気温が低く肌寒かった。
午後、表参道で打ち合わせ。
ひと月ほど前にプレゼンのある仕事のお話をいただいたのですが、
たぶん通らないと思っていたのが、通ったという朗報を先日いただき、
今日は広告代理店の方たちとその仕事の打ち合わせでした。
日に日にじわりとプレゼンに通った喜びを感じておりましたが、
今日打ち合わせをして、そうだ、これから描くんだと(笑。
声をかけて下さった方とは10数年前に一度仕事をご一緒しているのですが、それ以来。
私のことを思い出して今回声をかけて下さったことに感謝です。
6月末には、お知らせできそうです。
打ち合わせのあと、夕方からは小唄と三味線のお稽古。
「軒つばめ」のあと、続けてもう1つ、「水たまり」という唄を先週新しく習いました。
新しい唄を2つも一度に覚えるのはなかなか大変ですが、どちらもいい唄で、
粋に唄えたらかっこいいんだけど。






5月29日(日
風が出てきました。
午後、テニコの「最高に盛り上がるイエイ」を見に新宿へ。
先日銀座線に乗っていた時、車内のテレビをぼ〜っと見ていたら、
神谷さん(テニコメンバー)らしき人が画面の中で靴を磨いていました。
東急ハンズのCMだったので、家に帰って確かめてみたらやっぱり神谷さんだったことや、
いつも行くスーパーでCIBOTの谷口さんにばったり会って、
「僕、日曜日にテニスコート見に行くんです」と言われたことや、
井山さんが初日に潤ちゃんと見に行ったことがインスタに上がっていたことなど、
ここのところなんだかテニコづいていたので、見に行ってきました。
2年前の「ソーセージ」以来。
立花君がテニコのチラシをデザインしていた頃は、毎回みんなで見に行ってたのですが。
と前置きが長くなりましたが、
面白かったです。
普段人形劇をやっているという劇場の雰囲気もよかった。
最後の挨拶の時に、
歌舞伎俳優の染五郎のことを染太郎と言い間違えたところが、
あとになって思い出し笑いを誘っていますが。
よかった、みに行って。




5月28日(土
いいお天気でした。
今日は「ばったり会う日」でした。
まずラウンダバウトでMAROBAYAの勇太君一家に。
今年から幼稚園のふきちゃんに1年半ぶりに会ったら、
背がすらりと伸びていて、お話もたくさんできてびっくり!!
かわいくてとってもおしゃれさんでした。
そのあとZakkaではみどりさん、しばらくしてワタナベさん。
今日はどうしちゃったんだろう。
おかげでうれしいお出かけになりました。
Zakkaのあと、時々覗くセレクトショップに寄って、タワーとPBC経由で帰ってきました。
PBCでこの間、「THE WORLD OF INTERIORS」を買った時に、
創刊号らしい「RUM」というインテリア雑誌をチェックしていました。
この前は重くて2冊は持って帰りたくなかったので、今日「RUM」を買って帰りました。
特集はCOPENHAGENSTYLEですが、
買う決め手となったのは、ドナルドジャッドのアトリエ。
だいぶ前のTHE WORLD OF INTERIORSでも一度特集されていて、
そのページもよかったのですが、
ここがどうなっているのかもっと見たいと思った空間の写真がたくさん掲載されていたから。
これで英文の記事がすらすら読めたらもっといいのですが。
次号がいつ出るのかわからないけれど、楽しみの雑誌ができました。
ちなみに今月号のTHE WORLD OF INTERIORSで個人的によかったのは、
THE MAKING OF BACON の記事。
あのベーコンが若かりし頃、こんなバウハウス的デザインをしていたこと、
知りませんでした。
当時のアトリエも素晴らしく、デザインしたRUGも欲しいなあとじっと見つめてしまいました。







5月27日(金
朝降っていた雨も昼前にはやみました。
しっとりとした空がきれいでした。
オバマ大統領の広島訪問の日。
ラジオでまず一部を聞き、ネットでスピーチの内容を読みました。
伊勢志摩サミットもこの広島訪問も、何事もなく無事に終えることができて、
そのことをまずよかったと思う。




5月26日(木
強風。時々お日様が出ると、夏のような気配でした。
今日の夢は、
若い頃のポールマッカートニーが出てきました。
ちなみに私はポールマッカートニーのファンではありません。
ライブをやっていて、熱狂的な日本のファンたちが集っていました。
しばらくして舞台からおりてきたポールと私も含めて5人くらいの女の人が円になり、
バナナの唄なるものを歌いながら踊っていました。
バナバナバ〜ナ・バナバナ を繰り返す的な。
踊りはお世辞にもかっこいいとは言えない振り付け。
(バナバナのところはそれでもキレがあった)
そして、ポールをはじめ、みんなから私のダンスがいいと一目置かれているという夢でした。
バナバナバ〜ナ・バナバナ

午後、またお隣の亀がうちのベランダまで散歩に来ました。
今日は亮太君がいたので、つかまえて、お隣のおじいさんに
ベランダ越しに知らせて、返してくれました。
おじいさんの本によると現在2匹飼っていて、
どちらの亀か分からなかったので、散歩中2つの名前を交互に呼んでみました。
どちらにも反応して、分かりませんでした。






5月25日(水
曇り空。風が強い。
有楽町に11時の回のロメールの映画をみに行く。
今日みたのは「モード家の一夜」。
角川シネマ有楽町では、6月10日まで「ロメールと女たち」と銘打って、
ロメール映画特集上映中。
上映されている映画の中では「モード家の一夜」と「コレクションする女」をみたことがなかったので、
まずは「モード家の一夜」を。
1968年のモノクロ映画。
冬景色から始まり夏の海で終わる。
モード(女医)の家で、コーヒーをそそいでいたポット、
フランソワーズ(女学生)が、紅茶をそそぐ縦長のポット、どちらもよい形だった。
ジャン・ルイ・トランティニャン、この映画でみるといいなと思えました。
映画のあと神楽坂へ移動して北村君の展示をみて、少しだけ絵の話などして表参道へ。
遅いお昼をbuikで。
キッシュは終わっていたので、ニース風サラダを。
キッシュもおいしいけど、サラダもおいしい。
紅茶と一緒にケーキ(レモンケーキ)も食べてしまいました。
亀の子スポンジも買い足してbuikをあとにし、
渋谷へ出て、靴の修理をピックアップして帰宅。
分厚い雲に覆われた空の、薄桃色に広がった夕暮れがきれいでした。





5月24日(火
夕方、夕飯の買い物に出かける時、お隣のポストにお礼の手紙を入れる。
お互いポスト投函というところが、いいところなんじゃないかと思う。




5月23日(月
今日も暑くなりました。夏の空気。
小唄のお稽古に行く前、ポストをのぞくと、分厚目の封筒が2つ入っていました。
ひとつはお菓子の包み。もうひとつは本。
本の中にメモがはさんであり、

謹呈 
亀の侵入ごめんなさい

なんとお隣のおじいさんのご著書でした。
しかも亀に関するご本!
著者略歴によれば、今年91歳になられる心理学者。
学習院大や東京女子大の教授を歴任とのこと。

本をざっと読むと、亀はおじいさんにとても愛されて育てられている様子。
うちのベランダに散歩に来てくれたおかげで、
今日は大変うれしい1日になりました。

住んでいるマンションは古くて、
建った当初からずっと住んでいらっしゃるご年配の方(おそらく80代90代)多く、
お話したことがない方もいらっしゃいますが、みなさんとてもスマートな印象。
同じ階の猫ちゃんのおばあさんも、お隣のおじいさんも、
エレベーターで一緒になった時に、こんにちはとか、お天気の話などするくらいですが、
穏やかでかっこいいんです。
お礼のお手紙を書いて明日ポストに入れておこうと思う。






5月22日(日
昨夜も一昨日の晩も、ベランダに月の明かりが映るほど、月がよくみえました。
そして今夜も丸い月が煌々と。
暑くなりました。
午前中亮太母より、秋田のお土産や早坂さんのお野菜など食料がたくさん届く。
うれし〜い。ビールも入っていました。
書きものがあるので、しばらくお酒は飲まないと言ってた亮太君ですが、
多分今夜は飲むと思う。
午後はミワコさんとうちでお茶。
パークハイアットのケーキを4つも!お土産に。
いつもおいしいケーキを亮太君の分まで買ってきてくれるお心づかいに感謝。
ひさしぶりだったので、映画の話から最近のニュースまで、たっぷりおしゃべりしました。
ミワコさんがお手洗いに席を立ったとき、ちょっとした事件が。
ベランダで何か大きめのものが動いているのを目の端で捉えました。
近づいてみるとなんと20センチ以上はある亀!
思わず悲鳴をあげてしまった。
亀もびっくりしたのか、キュ〜と鳴きました。
うちは6階で、亀は飛ばなかいから、どちらかのお隣から逃げたんだと思うとミワコさんに言われ、
お隣さん2軒にたずねました。
おじいさんちのほうでした。
仕切りの下が空いているので、お隣のベランダから手を出して、
おじいさんがつかまえてくれました。
よかったよかった。
亀を抱き上げて「お騒がせしました」と、
うちと、赤ちゃんと一緒にベランダに出てきていた隣のご家族に、
亀と一緒に2度挨拶をしてくださいました。チャーミング。
そんな飛び入りゲストありのお茶タイムでしたが、
楽しくて今日もあっという間に何時間も過ぎていました。





5月21日(土
爽やかな風の吹くまことに気持ちのよい5月の1日。
朝食は久しぶりにベーグル。
焼きたての焼きバナナピーナッツベーグル。
むっちりどっさり詰まっていて大満足でした。
紫陽花がぼちぼち咲き始めました。
花屋さんの店先には芍薬。
芍薬が出回るこの季節になると、この花がとても似合う女友達の姿を重ねます。
拙著「チョコレートな夜」が出た時、 渋谷のPBCでサイン会なるものをさせていただきました。
その時、芍薬を手渡してくれた彼女。
花も含めた彼女のその佇まいのすべてが美しかったのでした。
私のサインする手も震えていたのだけど、彼女も緊張する〜と言って、
花を渡してくれた彼女の手も震えてました。
私の中ではミス芍薬。いや今はもうママなので、ミセス芍薬。
ミセス芍薬は麻布十番でブラウニーアンドティールームというお店をやっています。




5月20日(金
時折晴れましたが雲の多い1日。
午前中、新宿K's cinemaにてエドワードヤン監督の「ヤンヤン夏の想い出」をみました。
K's cinemaでは、6月10日まで台湾巨匠傑作選2016をやっています。
たくさん見たい映画はあったのですが、2本だけ。
あと1本は侯孝賢監督の「童年往事 時の流れ」を見る予定。
どちらも拙著「チョコレートな夜」でも選んだ映画です。
先ほど、久しぶりにその本を開いて、
自分の書いた「ヤンヤン夏の想い出」のところを読み返してみたら、
悪くないじゃんと思えたことにほっとしました。
映画のあと、軽く腹ごしらえをしてから、立花大先生の展示をみに末広町へ。
本日から佐賀町アーカイブの2箇所で、作品集「Leaves」の刊行に併せた展示が始まりました。
大先生にも会場で会え、じっくり見ることができました。
今回もさすがの展示。
「球体」立体版というか、「球体」が作品平面版なのか。
ぜひ足をお運びください。
詳細はこちらから





5月19日(木
今日もいいお天気でした。
お休みの亮太君は、今日は図書館に行かずに家で書き物。
邪魔をしないよう、わたくしは午後遅めの時間から昼寝をしました(笑)。
昼寝なんていつぶりだろう。
ちょっとのつもりが3時間近くも寝てしまいました。
起きてしばらくすると、電話で朗報が入りました。
これぞ、果報は寝て待てですな。





5月18日(水
快晴。湿気もなく、心地よい。
昨日みた映画「山河ノスタルジア」の冒頭と最後に、
ペットショップボーイズの「GO WEST」がかかるのですが、
それが耳に残っていて、昨夜も夕飯を作りながら口ずさみ、
午前中は洗濯機を回しながら、YOU TUBEで動画をみました。
いでに「WestEndGirls」も。
ペットショップボーイズといえば、GO WESTよりもWestEndGirls世代なので。
一気にまだ福井にいた19歳の頃に戻りました。




5月17日(火
雨。
傘をさして出かける。
ルシネマでジャジャンクーの「山河ノスタルジア」をみました。
隅から隅までよかった。
また「長江エレジー」をみたくなる。
映画のあと、タワーとPBCで洋雑誌などチェックしてから、
ハウエルのカフェで次号の「食楽」の絵の受け渡し。
超ご多忙なN女史と少しの時間ですが、会えて直接絵をお渡しできてよかった。
次号はトマト。
食楽の連載は5年目に入りました。
季刊誌なので年4回ですが、春夏秋冬その季節の食べ物のことを文章と絵で綴れるのは、
自分にとって節目になるありがたい仕事です。
帰る頃には雨もやみ、空気が澄んでいました。
明日からしばらく天気予報は晴。
この雨でまたいっそ、緑も映えそうです。





5月16日(月
南風が強く少し肌寒い。
お昼は久しぶりにuzuraの潤ちゃんのお弁当。
メインは照り焼きチキン。
つけあわせは、大根の炊いたの、ほうれん草、
紫芋のサラダ、ゆで卵、人参サラダ、絹さや、
色鮮やかで、めりはりのあるおいしいお味でした。
今日も夕暮れがきれいでした。
ソファとオットマンを南の窓に向けて、
冴子さんの形見のクマちゃんをおなかの上にのっけて、
一緒に暮れていく空を見るのがこのところの日課。
暗くなり始めると同時に、街の灯りが目に入ってくる。
あの窓、この窓、ひとつひとつにそれぞれの暮らしがある。
ここに住んで17年余り。
家にいる時はいつも空が見えるこの部屋が、
自分にとっては何より贅沢なことに思います。




5月15日(日
5月らしい気持ちのよい天気が続き、それだけでしあわせに思う。
昼間、亮太君の上掛けの布団を夏用の薄い羽毛にチェンジするため、
今まで使っていたのと夏用のを交互に部屋干しする。
亮太君はあとひと月ほどすると、ガーゼケット1枚になります。
私はまだ冬布団のまま。
新しいケトルを買いました。
今まで使っていたアンティの赤いの(小さいほう)が、だいぶくたびれてしまったので。
今回は日本製のステンレスのもの。
シンプルな線と形。いい感じ。




5月14日(土
爽やかで晴やかな1日でした。
夕暮れ時、空の青色のしっとり美しかったこと。



5月13日(金
本日も晴れの1日。
陽射しが濃く、今年初めて夏の帽子をかぶって出かけました。
まず上原のラウンダバウトで立花君のブックフェアを。
「ニューROUNDABOUT」のポスターもかっこよかった。
ニューラウンダバウトの空間も渋かった。
それから、Zakkaへ。
お茶をしようと思ったら窓際の席はお客様がおふたりいらしたので、
元OGの特権か?カウンターの中に入れてもらえました。
眸さんは遅い昼食中で、隣に座れて尚嬉しのお茶の時間になりました。
一昨日の夕焼け、昨夜の月がきれいだった話もしながら。
5時半に亮太君と近代美術館で待ち合わせをしていたので、
4時半ころZakkaを出て、ひとつ買い物をすませてから、
九段下で降りて、お堀を見ながら美術館へ。
白鳥と鴨が並んで泳いでました。
金曜日は8時まで開館しているので、この季節遅い時間から展覧会を見るのも
なかなかよかった。
安田靫彦展。
壮観!!!
この題材で、この清らかな表現。
たくさんの作品を見ることができ、ぞくぞくしました。
線はもちろんのこと、色や構図、余白の部分に、見とれてしまう。
充実の心のまま常設展示もみました。
常設のほうも、素晴らしい作品がぞろりと展示されていて、
近美、すごいなあと思いました。





5月12日(木
からりと晴れました。
朝見えた富士山は雪が少なくなっていました。
木々の葉は緑がこんもりしてきました。
夜空にはふっくらクロワッサンのお月様。
いい1日でした。



5月11日(水
朝から強風。
洗濯はよしておく。
本日、立花文穂作品集「Leaves」/誠文堂新光社 発売日。
夜、太陽にて、
島さん、荒木さん、ケンイチ画伯、角ちゃん、私、大先生の出版を祝う。
島さんは、昨夜ブルーノートで、プラスチックスのライブ2回公演だったらしく、
ちょっとお疲れのご様子でしたが。
そんなライブの話や、立花大先生のこれまでの歩みなど(ウソ)、
いつものように楽しくおかしく。
私の初めての個展(1993年ペーターズギャラリー)で、
立花君と島さんにそれぞれ出会いました。
立花君は当時のFigaro誌に掲載された展示の告知のDMを見て、
2日続けて見にきてくれたのでした。
しかも2日目は自分の作品のファイルを持って(笑)。
当時大先生は芸大の院生。
ファイルを見せてもらって、自慢ですか?と思ってしまいました。
島さんは、デザイナーの高原さんに連れられて。
高原さんは当時ペーターズギャラリーのDMのデザインをやってらして、
お友達の島さんを連れてきて下さったのでした。
島さんを立花君に紹介したのは、立花君の佐賀町での1995年の展示の時。
華々しく、かっこいい展示でした。
そんな20年余りの間に大先生は、ひとつひとつの作品を、
きっと100年くらい先を見据えて、というかいつでも見えているのでしょうが、
そういう気持ちで作っていることを、作品集からあらためて感じるのでした。


立花文穂作品集「Leaves」/誠文堂新光社
ぜひ!!!




5月10日(火
朝、窓を開けると、湿気まじりの青い草の匂いがしました。
日が暮れる前くらいからぽつりぽつりと雨。
夕方用事で阿佐ヶ谷へ。
用事はすぐに済んだので、バスでうち方面まで帰ってくる。
バスに乗ったの、ずいぶん久しぶり。
空いていて快適でした。




5月9日(月
昼過ぎから雨。
夕方小唄と三味線のお稽古。
新しい唄を習い始めました。
軒(のき)つばめ
そういえば今年はまだ燕を見かけてない。
亮太君はあちこちで見ているようですが。
今まで習っていたのが、春から逆戻りして「寝ながらに」という冬の唄をやっていたので、
一気に夏らしいものになりました。

でも「寝ながらに」の出だしが渋くて好きです。
寝ながらに煙管で開けるれんじ窓
こういうの、今の役者さんだったら誰が似合うだろう。




5月8日(日
爽やかに晴れたいい日曜日でした。
今日も毛布洗濯日和。
先日のと今日洗ったのは、オーガニックコットンのキャメル色の毛布で、
随分前にY姉さんからプレゼントでいただいたもの。
ウールのものより出番があり、とても重宝してます。
7時を過ぎてもまだうっすらと明るい。
この季節になると、セツの水彩の旅で訪れたヴィルフランシュの空気を思い出します。
あの旅は、uzuraの潤ちゃんも一緒でした。
われわれ、あの頃は若かった〜。




5月7日(土
風は強かったけど、晴れて気持ちのよいお天気でした。
午後、ぼんやりしていたら立花文穂作品集「Leaves」/誠文堂新光社 届く。
ばらしい。



5月6日(金
お昼過ぎからぽつぽつ降り始めた雨は、夜には本降りに。
まだ降り始める前にZakkaへ。
偶然、陶芸家の石田誠さんに会いました。
明日から鎌倉で展覧会のため、愛媛から上京されたとのこと。
お茶をしながら共通の友人の話などしました。
Zakkaには昨日届いたばかりという石田さんの器が並んでいました。
石田さんがひと足先に帰られたあと、
わたくしは田谷さんの細長いお湯のみをひとつ買いました。
田谷さんのものもたくさん並んでいて、
お茶をする前に見ていたのがとても気になっていたので。
Zakkaのあと、いくつか買い物を済ませ、
家に帰ってきて早速新しいお湯のみでお茶をのみました。
お茶は先日智子さんからいただいた、柳桜園の手炒り焙煎焙じ茶を。
お湯のみは手になじみ、とてもいい感じでお茶もとてもおいしくいただきました。



5月5日(木
立夏。
風もなく清々しく晴れた1日。
連休で車も少なく、鳥のさえずりがいつもより響いていました。
図書館がお休みの亮太君はうちで勉強。
私は朝から洗濯を3回。
3回目は毛布を1枚洗ってみました。
取説を読むのがわりと好きで、昨日一昨日と寝る前に新しい洗濯機の取説を読んで、
いろいろな機能に感心しておりました。
「毛布」という機能があったので、お任せで洗ってみましたが、
なかなかどうしていい具合に洗い上がりました。
取説と一緒に、久しぶりに志賀先生を読み返しています。
ここのところずっと、写真、美術、映画関連の本を読んでいたので、
久しぶりに志賀直哉を読むと、言葉がすーっと体に入ってくる気がします。




5月4日(水
明け方嵐のようでしたが、すっかり晴れました。
光が濃くなり、初夏でした。
東京は薔薇の季節到来。
薔薇を育てている家が多く、あちこちで様々な色や大きさの薔薇が咲いています。
そういえば先日花屋さんの店先で、
レオナルドダヴィンチという種類の鉢植えの薔薇をみかけました。
意外にも濃いピンクでした。
薔薇は、やはりときめきますな。



5月3日(火
午前中洗濯機が届く。
感じのよい青年が二人来てくれました。
設置とリサイクルもお願いしていたので、助かりました。
早速新しい洗濯機で洗濯をしてみる。
音も静かで快適。ますます洗濯好きになりそうです。

午後、Y姉さんとうちでお茶。
MLABOに行ってからうちに来たので切りたての髪。
超ボブ。似合ってました。
1月に会って以来だったので、3時間余りおしゃべりをしても、
まだ足りないくらいでした(笑)。
帰りに、玄関でふと姉さんのバッグを見ると、
なんと象の形をしているではあ〜りませんか。
「見つかっちゃった〜」と。
某ブランドのだそう。
10年以上前ですが、別の某ブランドのお店で、
亀の形の夏のバッグ(藤とファーの組み合わせ)を見かけて、
素敵だなあと思ったけど、私には買える値段じゃなかったのであきらめたのですが、
誰が買うんだろうと思ったら、姉さんがそのバッグを持って、
うちに遊びに来たときは、妙に納得したことを思い出しました。
さすが姉さん。




5月2日(月
午後から曇り。
夕飯の買い物リストを前日の夜にメモに書いておくのですが、
昨夜ダイニングテーブルの上に置いてあったそのメモをふと見ると、
書いた覚えのないものが書いてある。
ビール
しかも微妙に私の字に似せて。
笑ってしまいました。

夕方小唄と三味線のお稽古。
先週みかけた、お稽古場の向かいの葉のないツツジには葉がありました。
葉っぱが花よりあとに出てくるツツジなのかな。

先日、智子さんから、ご主人の真人さんがyoutubeで、
吉右衛門演じる石川五右衛門の歌舞伎の映像(楼門五三桐)を毎日見ていると言っていたので、昨夜検索して見ました。
私も連日見てしまいそうです。
絶景かな絶景かな〜と、台詞も覚えてしまいましたもの。
そのあと、中村勘九郎、坂東八十助演じる「茶壺」も見ました。
見入ってしまいました。




5月1日(日
穏やかに晴れた日曜日でした。
一昨日、「トラちゃんスポンジ」の夢を見ました。
母が物置部屋から、いつ買ったものか分からないという、
トラちゃんスポンジを大量に出してきたのです。
袋は少しくすんでいたのですが、パッケージがとてもかわいい。
透明の袋に、小さなトラちゃんが2匹、イラストとともに、
「トラちゃんスポンジ」と書かれていました。
スポンジは黄色というよりは、レモン色の正方形のものが2つ入っていました。
かわいいから、今度のアンチのバザーに出そう!と思っている夢でした。
本当にあったら、買うとおもいます。