ささ記_June2020


6月の扉絵青い時間






















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佐々木美穂_miho sasaki



homspun2020ssDM
design_村田錬(Brown:Design)
homspun2020春夏のDMの絵も描きました。
3枚set


ポストカードとハンカチもご注文お受けしております。
どうぞよろしくお願いします。

モノクロのポストカード
カラーのポストカード
ハンカチ





6月30日(火
雨と風。
今日ポストに入っていお便り、
おふたりからの手紙の始まりは、紫陽花の話からでした。
明日から7月。
カレンダーを貼り替える。
7月はパイナッポ。





6月29日(月
いいお天気でした。
朝のうちにクロス類を洗濯して、アイロンがけして、もう1回自分の洗濯をして、
ルームシューズを2足、バケツにつけおき。
描きかけの絵をやっと完成させて、時計をみたらまだ3時すぎ。
洗濯物をとりこんで、ルームシューズを洗って干して、
いい天気だからZakkaに行こうと用意をして、自転車で。
今日は佐藤さんの日。
カプチーノを飲んで、ちょっとおしゃべりして帰ってきました。
それからスーパーへ夕飯の買い物に行って、帰ってきてもまだ明るい。
風が気持ちいい。

先日買った「THE WORLD OF INTERIORS」6月号の中に、
Clouds Hillというところにある、TE Lawrenceが住んでいた小さなコテージの特集がありました。
TE Lawrenceって?と調べたらアラビアのロレンスのことでした。
掲載されている写真があまりにもよくって、
ああ、英語の文章が細部のニュアンスまで読めたなら、
どんなにいいだろうとため息をつきました。




6月28日(日
朝からよく降りましたが、夕方には上がり晴れました。
夜になる手前、富士山がみえました。

昨日は2勝目を上げた虎さんでしたが、今日は。。またね・・。
お馬さんはどうだったかなと父にメールをすると
「野球同様、宝塚記念も惨敗の厄日でした」とさ。
ま、そんな日もあるさ。





6月27日(土
くもりでしたが、湿気と高温で日本の夏という感じ。
お昼、poise Eの秋冬の帽子の展示会をみにhomspunショールームへ。
会場で佐藤さんと嬉しいばったりでした。
定番も新作も、じっくりみせてもらい、いくつかかぶってみました。
眸さんみたいにかっこよくかぶれたらいいんだけどなと思いながら。。




6月26日(金
晴れて暑くなりました。
村瀬さんが、uzuraの潤ちゃんの分のしらすも入れてくださっていたので
お昼に届けに行く。
潤ちゃんも嬉しそうでしたが、私も嬉しかったです。
なので、お弁当を。
今日のメインはかき揚げ。
マイタケ、ヤングコーン、万願寺唐辛子、エビ入りの。
そしてもちろん野菜もたくさん。
本日もたいへんおいしくいただきました。

 
写真は、23日のざっくり。
自前のなべつかみ 
真ん中と右は、20代の頃パリのデパート(プランタン)で買ったクロス
























6月25日(木
くもり。
3か月ぶりに電車に乗る。
表参道の歯医者さんのあと、銀座に行って、新宿。
新宿は世界堂だけ。
昼間だったから、どの電車もすいていました。
銀座三越のデパ地下をのぞいたら、菓遊庵のコーナーに松島屋の豆大福が。
迷わず手を伸ばす。
木曜日に入荷があるようで、これまで知りませんでした。
よかった。
松島屋といえば、ロンドンの智子さんたちが東京に住んでいた頃、
松島屋の近くだったので、秋になると毎年、栗蒸し羊羹をくださいました。
(豆大福もいただいたことがあります)
うちに帰ってきてから、早速お茶を淹れてぱくっ。
しあわせ〜。
そして夜は、sotosuの村瀬さんから、しらすが!
昨日いただいたお手紙には、何も書いてなかったので、びっくり。
亮太君は、早速、お酒の肴にと、
レモンを絞って、塩胡椒、オリーブオイル、ベランダのミントの葉っぱを何枚かちぎってあえて、
おいし〜いと食べていました。







6月24日(水
雨、降らずに1日持ちました。
夕方、ポストにお手紙2通。
2通とも愛媛からのお便りでした。
sotosuの村瀬さんとサンクファームの菊池さん。
嬉しかったなぁ。
昨年、ジュースとジャムのラベルや、ロゴなどを手がけたサンクファーム。
菊池さんから、今年も7月1日から、ジュースとマーマレードの販売が始まること、
オンラインショップのページができたことのお知らせをいただきました。
(オレンジの絵のポストカードで)。
昨年飲んだジュース5種類、みかん、はっさく しらぬい、まどんな、清見タンゴール
それぞれとってもおいしかったです。今年も楽しみにしていました。
気になる方がいらっしゃいましたら、下記のアドレスからみてみてください。
どうぞよろしくお願いします。

5farm




6月23日(火
昼頃から晴れて、気温も上がりました。
なので、自転車でZakkaへ。
カプチーノを飲みながら、カプチーノが入った岩田さんのころ椀をじっくり眺めました。
多分、私が持っているころ椀と、同じ年代に作られたものだと思いますが、
Zakkaのは、だんだん元の土に近づいている感じがあるなと。
私のあとに、コーヒーを頼んだ女性が、
ひと口飲んでまず「おいしい〜」とおっしゃって、
「このマグカップ、すごく使いやすい」と。
マグカップも岩田さんのです。
定番なので、また入ってきますと眸さんが伝えると、2つお願いしますと。
いいやりとりと思いました。

虎さん、本日ようやく初日がでました。





6月22日(月
朝から1日よく降りました。
夕方郵便局へ長靴で出かける。
紫陽花、くちなし、むくげをみかけました。
もう、むくげが。






6月21日(日
夏至。
朝起きたら雨がザーザー降っていて、
夏至なのに〜と寝ぼけた頭で思いましたが、午前中のうちにやみました。

それにしても虎さん、3連敗。
「3連敗。安定の?」と父にメールをすると
「情けなやああ情けなや情けなや」と返信あり。
お察しいたします。





6月20日(土
気持ちのよいお天気でした。
先日、むあちゃん(もうすぐリセ卒業の10代の女の子)とメールのやりとりをしていた時のこと。
図書館でLe miracle Spinozaの日本語訳の本を借りて読んだことが書いてありました。
この本のことを亮太君から聞いて、むあちゃんに伝えていたこともあって、
メールの最後に「亮太くんにもよろしくお伝えください」と。
むあちゃんが「亮太くん」というのがとてもかわいくて、
「亮太くん」に伝えたら、嬉しそうに笑っていました。
ティーンエイジャーに亮太くんて言われちゃったって。

写真は今日のアイロンがけより、Zakkaナプキン編。
一番上のクロスは、最近買いました。
6月8日の写真のグリーンのより、明るいグリーンです。































6月19日(金
よく降りました。
半袖で出かけたら、肌寒かった。
プロ野球が開幕しました。
途中からラジオ中継を聞く。
無観客での中継はどんな感じだろうと思っていたけれど、
それはそれで楽しめました。
が、しかし、but 、of course? 虎さんは、初戦、巨人に負けました。
父からのメールは
「今年も打てへんな〜」。
たった1行でしたが、野球が始まった嬉しさを感じました。




6月18日(木
降りそうで降らなかった雨も、夜には本降りに。
一昨日、眸さんと軽井沢の話にもなりました。
亮太君の弟君の結婚式で行った時、翌日訪れた、室生犀星記念館に続く小径が、
とても気持ちがよかったことを思い出しました。
かつて堀辰雄もこの小径を歩いて室生犀星に会いに行っていたことを、
想像しながら歩きました。
『堀辰雄 妻への手紙』堀多恵子編 という本を、以前古本屋でみつけて、
今日また軽井沢からの手紙のところだけ、拾って読みました。
昭和34年に出た本。装幀が香月泰男で、装幀がまず目にとまって手に取ったものです。
この季節になると、堀辰雄の「美しい村」を必ず読み返します。
今年ももう読んでしまいました。





6月17日(水
晴れましたが、湿気が少なく、夕暮れの気持ちよかったこと。
その時間を、大事に過ごす。




6月16日(火
今日もよく晴れました。
こんなにいいお天気なので、午後Zakkaに。
お店の外に自転車を止めるとき、お茶をしているオーハラさんと目が合い、思わず顔がほころぶ。
またばったりお会いできました。
今日は眸さんの日。
オーハラさんが帰られたあと、眸さんと思いの外、たくさん話をしました。
Zakkaを始めたばかりの時のことや、続けていく中で眸さんが感じている思いなども。
お店は単にモノを売るだけじゃない。
好きなお店に足を運んで、自分の目で選んで買ったモノは、
お店の空気だったり、季節の色だったり、お店の人と交わした言葉だったり、
そういうものを含んでいるのだから。
じゃなきゃ、お店なんて要らない。通販サイトだけでいいわけだもの。
そんなことを、より強く思いました。
今、ポストカードを置いてもらっているお店が全部で18店舗ありますが、
通販はしないというお願いで置いてもらっています。
お店に足を運んで、1枚150円のポストカードがふと目に入って、
それが気に入ってもらえて、お店に行った記念にポストカード1枚でも買おうかな、
という風になったらいいなと思って。
ZakkaのあとABCをのぞいて、久しぶりに「THE WORLD OF INTERIORS」を
買って帰りました。
帰ってきてもまだ明るくて、急いでスーパーに夕飯の買い物に行く時、
紫陽花や、ラベンダー、クチナシが咲いている脇を、一瞬マスクを外して匂いをかぎました。
今の季節の匂い。




6月15日(月
暑くなりました。
この季節の朝、「今日も暑うなるぞ」と
『東京物語』の笠智衆の言い方で、つい口から出てくる台詞、今日も出ました。
(軽々しく言うような台詞じゃないんですが)

暮れていくちょっと前の南の空の雲が、
沈んでいく陽の光を受けて、ピンク色に染まっていました。
荘厳な印象でした。





6月14日(日
雨が降ったりやんだり。
午前中、みうらじゅんが出ているラジオをききながら、さっすがと、笑いながら唸る。
いい日曜日でした。




6月13日(土
1日中、よく降りました。
夕方ポストをのぞくと、嬉しい郵便物がありました。
雨で憂鬱な気持ちも、一気に晴れました。





6月12日(金
思いの外、晴れて暑くなりました。
朝は富士山。
午後、2月に会合して進めてもらっていた、嬉しい計画の受け渡し。
あの時は、こんな状況になっているとは思ってもいなかったねという話になる。
それでも、その間にお願いしていたものが形になって目の前に現れたとき、
より深く感じ入るものがありました。





6月11日(木
東京は本日梅雨入り。
今日も風が強くて、雨と重なると外を歩くのは大変そうでした。
雨の前にスーパーへ出かけたので、よかった。
ミルフィーユという種類のトウモコロコシがおいしそうだったので買ってみたら、
あまーーーーーーーーーーい。
おいしかったです。
月曜日もトウモロコシを食べたので、早くも2回目。
亮太くんは、ひと粒ずつ上手にかじって、縦に1列ずつ食べていきます。
食べたあとも美しい。私のとは大違い。

写真は先日のアイロンがけより。
格子柄のはZakaにいた時に買ったもの。
一番上はハンカチnapoliのグリーンです。


























6月10日(水
今日も真夏日で、強風。
夜になってもまだ吹き荒れています。
朝、久しぶりに富士山がみえました(今日の富士山、更新してます)。
夏至まであと10日余り。
夏至を過ぎると、また日が少しずつ短くなっていくと思うと、せつない。
しかし、今は1年で最も日が長い日々。
7時前、まだ明るい外をふとみたら、なんと虹がありました。










































6月9日(火
ラジオをきいていたら、東京は真夏日になったとか。
夕方スーパーに買い物に出た時は、暑さはひいていました。
夜、母に電話。用件を話したあと、
「亮太さんはもう帰ってるの?」と。
「代わる?」と聞くと「お声をききたいから」と。
なぜ「お声」なんだ。
ま、亮太さんは私とちがって、母の話をやさしくきいてくれますからね。




6月8日(月
晴。気温もだいぶ上がりました。
午後、Zakkaへポストカードの納品に。
佐藤さんに、久しぶりに会えました。
佐藤さんは背が高いんだけど、お休みの間に、
髪も伸びてたけど、背も伸びた?と思いましたが、きっと気のせい。

写真上は今日のアイロンがけより。
下は、クロスと似たような色のハンロのキャミソール。
こういう色あいがつくづく好きなんですな。
















































6月7日(日
朝から晴れました。
風が心地よい夜。
この夏、初の枝豆を食べました。
枝豆をみると、甚六のお通しのことを思い出します。
甚六は八幡に移転して今もありますが、思い浮かべるのは、表参道の地下のお店です。




6月6日(土
夜になってから雷が鳴り響き、その後、雨。
今夜は満月なんだけどなぁ。
ベランダの鉢植えは、みな成長期。
毎朝じ〜っと観察しているので、左腕だけ日焼けしてきました。

さて今日のざっくりです。
左から、自前のなべつかみ、クラスボルスのクロス、眸さん作クロス


























6月5日(金
今日も暑く、蒸しましたが、夜になっていい風が入ってきてます。
ぼんやりお月さん。
亮太くんは、今週から上掛けがガーゼケットになりましたが、
私はやっと今日ガーゼケットを出して、冬の布団を陰干しし、かたづけました。
干して、せっかくふわっと膨らんだ羽毛なのに、
かたづける時、専用の箱型バッグにぎゅうぎゅうに押し込むので、
何をやってるんだろうと毎回思います。
ともあれ、今年も夏がきた。





6月4日(木
月夜。
今日は蒸しました。
初扇風機。冷房も試運転。
渋谷に用事があったので、夕方また自転車でZakkaに寄りました。
お店に入ってすぐ、葡萄のポストカードを買ってくださった方と遭遇。
眸さんが「ポストカードの作家です」と紹介くださいました。
みなマスクをしているので、表情があまり分かりませんが、
わたくしは、マスクの下で笑顔でした。
行きに、キャットストリートのそばにある学校の生徒たちに遭遇。
ひさしぶりに学生服の人たちをみました。
途中に先生が立っていて、
「間隔をあけて〜」と声かけしていました。






6月3日(水
晴。
午前中、髪を切りにエムラボへ。
昨年の10月以来でした。
10センチくらい切りましたが、ぎりぎり結べるくらいの長さ。
せっかくなので、しばらくは結ばないでいようと。

夕飯のあと、ソファに身体を沈めて外をぼんやりみていたら、
磯の香りがしてきました。湿気とか風向きとかの加減かな。
銀座を歩いている時にたまに漂ってくる匂いと同じでした。

写真は、冷蔵庫にとめた北出さんのアボカドのポストカード。




























6月2日(火
午後から晴れてきました。
濱田庄司著『無盡蔵』の「撰び方並べ方」に書かれていている芹沢銈介のことを読むたび、
眸さんと重なります。
冒頭「自分の眼で自分らしく物を見ることが出来ればこれは一つの創作といっていい。
撰んだものの置き方、並べ方にも同じ力が自然に決め手を見出す。
やがてそれが日常の暮らし全般に実を結んで、心の城を築く」から始まります。
そして、かつて柳宗悦が民芸館の陳列替えを芹沢銈介に頼んだ話になり、
「それまでの柳の陳列では品物が黙って、しかし生き生きした表情で呼びかけるのを
例としたが、芹沢の場合は展示品同志のつつましいささやきが聞こえるような気がした。
これは並べた品物に対して、どうしても及ばない思いが身に沁みている芹沢が、
深く敬愛をこめて展示したためで、やはり作家の陳列だと愉しかった」と。





6月1日(月
雨が降ったりやんだり。
待ちに待った日。
ふた月近くのお休みから明けて、今日からZakkaが始まりました。
昨日から、好きな作家の個展の初日に行くような気持ちでおりました。
雨がやんでいたので、自転車で。
もちろん一番乗り。
眸さんに「美穂さんが一番だと思ってた」と迎えられました。
このお休みの間、眸さんはこつこつと布物の制作をされていました。
再開店した時に来てくださるお客さんに向けて。
それらの布物をみるのも楽しみでしたが、やはり、眸さんの並べ方がみたかった。
隅々まで、Zakkaにあるすべてのものが、
あるべきところに気持ちよく、そして誇らしげに並んでいました。
手を触れるとせっかくのバランスが崩れてしまうのがもったいなくって、
最初は目をこらして、お店を2周くらいしました。
それから、そっと布物に触れて、眸さんが制作されている時間を思いました。
カプチーノもいただきました。外でお茶をするのも2か月ぶり。
向かいの桜の木は葉っぱが生い茂り、フェンスには朝顔みたいな花がたくさん咲いていました。
オーハラさんとももちろん会えました。彼女も、この日を楽しみにしていた一人。
(私と同じく週1ペースでZakkaに来ている方)。
嬉しそうに、でも真剣にみている姿が素敵でした。
お休みの間に通販で頼んだエプロンももう仕上がっていて、
ふとみると、私のエプロンの包みの隣に、オーハラさんのご主人の名前のエプロンの包みが!
考えていることはやはり同じ。
嬉しくなりました。