ささ記_February2020

2月の扉絵「長い袖」





































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佐々木美穂_miho sasaki




2月29日(土
今日もよく晴れました。
11時にギャラリーで岩田さんと待ち合わせ。
小沼寛さんという陶芸家の個展。
誘っていただいたおかげで、今回初めて作品をみることができました。
小沼さんの作品から、ヴェネツィアのショーウィンドウでみかけた、
ガラスのタコや魚のことを思い出しました。
作品も含めた風景(夏のヴェネツィアの光の色や、狭い路地など)が蘇ったというか。
岩田さんや美智子さんの作品も、みた人の記憶を喚起させるような感じがあり、
岩田さんが、自分の作るものとは全然違うけれど、
すごく惹かれるというようなことをおっしゃっていたのが、なんとなく分かるような気がしました。
ギャラリーの方が、小沼さんは岩田さんの桃居の展示をみてから来られるから、
すれ違いですねとおっしゃってましたが、
ギャラリーを出て、ランチをするお店に向かう道で、
前方から歩いてくる小沼さんと岩田さんは、出会った〜のでした。
おふたりが、ぽそぽそと短いあいさつを交わしていらして、
いいところに居合わせたと思う。
そしてなんと今日も岩田さんとランチを。光栄です。
岩田さんの個展によく来てくれるというシェフのいるレストラン。
(今日はお休みでいらっしゃらなかった)
若い人たちがたくさん働いていて、活気がありました。
食事をしながら、ここ数年もやもやと思っていたことを岩田さんにお聞きして、
やはりそんなくくりとは関係ないところで、制作しているんだなと。






2月28日(金
晴。
岩田さんの展示を見に、桃居へ。
開店と同時にけっこう売れてしまったようでしたが、
穴窯の作品など、まだまだゆっくりみることができました。
壺、碗、酒器、オブジェ、形は違うけれど、同じ火の中から出てきたことを感じました。
オーハラさんとご主人はすでにいらしていて、
二人が岩田さんの作品をみている姿がまたよくって、ちらちらと盗み見しておりました。
しばらく話をして、岩田さんがお昼に出るとのことで一緒にランチを。
buikにお連れしました。
(buikの佳奈さん、岩田さんに会えて嬉しそうでした)
buikで岩田さんとランチをしているのが不思議でしたが、
キッシュをペロリと、岩田さんと同じ速度で食べました。
お昼のあと岩田さんは桃居へ、私は東屋経由で帰宅。
家に帰ってすぐ、買ったばかりの器を眺め、棚のどこに並べようかの楽しい時間。





2月27日(木
晴れましたが、今日も風が寒かった。
午前中、歯医者さんのあとABCを覗いてからZakkaへ。
カプチーノを飲んでいたら、オーハラさんもZakkaに。
明日から始まる桃居の岩田さんの展示ではお会いするだろうなと思っていたけど、
今日も会えちゃった。
彼女はコーヒーを。
佐藤さんが淹れてくれてる間、しばしおしゃべり。
Zakkaのキッチン側の窓の外に椿の木があって、
ピンクの花が咲いているのをこのところみていたのですが、
「だいぶ咲いてきましたね」とオーハラさんが言ったので、
ああ、やはり彼女もみているんだなと嬉しくなりました。
Zakkkaに眸さんと佐藤さんとオーハラさんと私がいて、
春の陽ざしがやわらかな影を作り、いい時と思う。
帰り道、homspunショールームの前を通ったら、
かいさん、原さん、坂本さんがちょうど出てきたところにばったり。
刺繍展の後片付けをされていたようです。
かいさんとも偶然会って、歩きながら5分ほどですがおしゃべりもできて、 
今日はとってもいい日になりました。







2月26日(水
曇って、少し気温も下がる。
亮太君の青いシャツの袖口が擦り切れてしまって、
お直しをお願いしていたのを、先日受け取りました。
同じ布で補って縫ってくれました。
同じ布ですが、長年気に入って着ているので、
元のはだいぶ薄いブルーになっていてツートンのブルーに。
補ってくれた形と、そのツートンのバランスがなんともいい具合。
見事なお仕事と誠実なお人柄に、私もそうありたいと思う。
シャツの受け渡しの時、
出がけに庭から手折ってきたというミモザがひと枝、同じ紙袋に入っていました。
そのさりげなさがまたかっこい〜。

写真は片方だけですが、両袖口を直してもらいました。



























































2月25日(火
降りそうな空でしたが、日中はもちました。
今日はポストに4通もお手紙が!大漁。
しかも切手も絵も素敵。
絵が描かれた年代も、1880年から1899年に絞られていました。
19世紀末の絵。
4通のうち2通がムンク😱😱

切手の写真と同じ並びでハガキの絵も並べてあります。






















































2月24日(月
風もほとんどなく、いいお天気で暖かくなりました。
あまり休日の感じがしなかったけれど、
夕方スーパーに行ったらレジに順番待ちの列ができていたので、
休みの日らしいと思う。




2月23日(日
いいお天気だったので薄いコートで出かけたら、
風がけっこう冷たくて、寒かった。
午後野上さんと待ち合わせて、奥村さんの展示「soon」へ。
前回伺った時にも作られていた、1冊1冊手描きの本の、
色使いやモチーフなど素敵でした。
そのあとぶらぶら歩いて表参道へ出て、
サムエルワルツをのぞいたり、そのあたりを野上さんをご案内して、
あんスタンドでお茶をしながら、おしゃべり。
野上さん、今日は珍しくスニーカーでした。
このあと、御贔屓のバスケチームの試合観戦とのこと。
昨年あたりから、野上さんと会うと、そのバスケチームのことを、
楽しそうに話してくれます。
それがこちらも楽しい。
お茶のあとGYREでチェ・ジョンファ展をみて解散。
チェ・ジョンファ展、すごーく好きな作品がいくつもありましたが、
みな写真を撮っているので(もはや当たり前なんだろうけれど)、気が散ってしまう。







2月22日(土
東京は春一番が吹きました。
1日中、南よりの風が吹き荒れています。
5時過ぎ、ソファに座って窓の外を眺める。
雲の層が西から東へゆっくりと移動していき、
遠くのビルやマンションに、ひとつ、またひとつ、ぽつぽつと、
あかりが灯っていきました。

午前中着予定の母からの荷物が、12時5分前に届き、
荷物の中を確認している時、母から届いたのかと電話がくる。
せっかち。
ありがたいと、話すよりずっと、気持ちでは思っています。
荷物の中からいくつかを、おすそ分けにと三女ちゃんへ午後送る。






2月21日(金
沈丁花の香りがふわっと漂ってきました。
午後、刺繍展をみにhomspunショールームへ。
本の出版記念展とあって、homspunの方たちで作った空間にも、
いちいち見入ってしまいました。
11月の展示の時にも先生をお見かけしましたが、
今日、あらためて先生のことを遠くから拝見しながら、
すらりとしたモデルさんのようなスタイルと、立ち姿、話し方など、
かっこいい方だなあと。
甲斐さんが、先生の刺繍教室に通い始めたことから繋がっていったこの時間。
こういう展示がみられて嬉しい。
11月の展で、うっかり見逃してしまった甲斐さんの刺繍作品も、今回はしっかり見ました。
かっこいいです。
会場は生徒さんたちや、刺繍をやっていらっしゃると思われる方たちがたくさんいらして、
熱心に先生に質問されていたりして、熱量がありました。
帰ってきてからまた本を開いて、実際にみた作品と重ねて見ました。






2月20日(木
曇りがちですが、気温は高め。
長閑に感じるのは、自分の心持ちか。

明日からhomspunショールームにて始まる、刺繍の展示を楽しみにしています。
11月にhomspunより(homspunが手がける本としては3冊目の今回も素晴らしい本)、
『GRETHE』グレタが出版されました。
渡辺瑢子さんが主催されている「GRETHE(グレタ)刺繍教室」の、
教室作品展に向けて、生徒さんたちのために先生が制作した刺繍見本を、
1冊にまとめた美しいご本です。

























昨年11月に教室作品展があって、初めて私はデンマーク刺繍という世界を知りました。
その時はまだ本をみていなかったのですが、
本ができてから、時折開いていると、細かい部分が徐々にみえてくるようになって、
ふぅ〜っと、感嘆の息をつきます。
そしてその深いところから気持ちを離し、好きな画集をみるように本のページをめくることに戻ります。

































本の後半に、渡辺瑢子先生のデンマーク刺繍への思いが、
シンプルな質問に対しての回答という形で、先生による手書き文字で書かれたページがあります。
その青インクの文字と図版のページも、とても魅力的です。

*写真は、homspunの了承を得て掲載しております

GRETHE  出版記念展
2_21(金)_25(火)
11:00_18:00
homspunショールームにて
詳細は、こちら




2月19日(水
朝、亮太君が勉強している横で、冷蔵庫の前に鏡を持ってきて、
あーでもないこーでもないと洋服の組み合わせを考えて出かける。
何しろ、おしゃれなミキミカさんとbuikでランチの待ち合わせでしたので。
ミキさんとは17〜8年前に松山で知り合いました。
冴子さんがいらした頃のギャラリーサンキエームで何度か個展をした時に、
見に来て下さって。
その後神戸に戻り、今は六甲でLUCAというお店をやってらっしゃいます。
こんな風にゆっくりお会いして話すのは初めてでした。
洋服のこと、アートのこと、ミキさんのお考えを少し知ることができて、
よい時間になりました。
昨日買ったという、コラージュの本を2冊見せて下さいました。
どちらも知らないアーティスト。
超クールでした。
冴子さんがずっとつなげてくれているご縁だなと、帰り道に思う。






2月18日(火
夕方、Zakkaへ。
Zakka近くの、某華道家のおうちのミモザの満開の黄色が目にとまる。
Zakkaでお茶をしながら、出がけにポストに入っていた手紙を読む。
封筒から出てきたのは、なんとボナールのミモザの絵のポストカードでした。






2月17日(月
いいお天気。 
傘を干す。
広げた傘の上に、明るい光があたっている。
栄子さんにいただいたコールラビは、昨夜、鳥もも肉とスープに。
カブのような味わいでした。
つけ合わせは、一緒にいただいたブロッコーリを茹でて、
uzuraの潤ちゃん製オニオンドレッシングをかけて。
それとプチトマトのマリネ。
今夜はロマネスコ(今回もいただいた)で、またスープ。
白花豆(すでに茹でてあるやつ)と豚ロース肉と一緒に。
最後にカマンベールひと切れのせて。
溶けかけたカマンベールとロマネスコがとてもよく合いました。
スイスチャードは、赤いのと緑の茎の2束を茹でて、マスタードと和えました。
茹でても赤い色がそのまま残って、きれいでした。

写真は送ってもらったプチトマト。
赤い色もいろいろ。




























2月16日(日
雨の日曜日。
朝からずっと靄がかかっていて、なかなか美しい景色です。
午前中、栄子さん(亮太母)から食料の宅急便が届く。
お米に野菜、お菓子などなど、箱いっぱいにぎっしり詰まっていました。
みたことのないお野菜が何種類か入っていたので、
お礼の電話をした時に栄子さんに聞きましたが、
栄子さんもまだ食べてみたことがないとのことでした(笑。


色とりどりの茎の葉ものはスイスチャード、丸いのはコールラビ
どちらも初めて食べる野菜です































2月15日(土
くもりの1日。
白い空に白い富士山がみえました。
写真は、今日homspunから届いたDMの封筒のシール部分。
今回、シールの文字と形も仕事しました。











































2月14日(金
夕方、ぱらぱらと雨。
ミモザのおうちの前を通ったら、
木全体が黄色味を帯びてきていて、来週には花が咲きそうな感じでした。




2月13日(木
桜が満開の頃の陽気になるとラジオで聞いたけど、
ほんとにそんな日になりました。
お昼、潤ちゃんの今日もおいし〜いお弁当をいただいてから、梅をみに公園へ。
白と紅の華奢な梅の木が15本くらい、ひっそりとした佇まいで植わっていて、
その梅が見頃でした。
心静かに、みることができました。
一度家に戻ってから、あんまり天気がいいのでZakkaへ。
佐藤さんに淹れてもらったカプチーノをいただきながら、
エプロンを縫っている眸さんに、つい話しかけてしまう(邪魔ばかり)。
用事でいつもより少し早く帰る眸さんの、コート姿があまりにかっこよくって、
きゃ〜って言いそうになるのを、ぐっとこらえました。
ZakkaのあとABCに寄って、帰宅。
気温、光の色、匂い、好きな場所、人、しあわせな1日でした。




2月12日(水
今日もあったかかった。
キッチンクロス類を洗濯してアイロンがけをしていると、
先日繕ったばかりのクロスに、破れているところをまたみつけてしまう。
26歳の時にパリで買った、jean vierのバスクリネン。
当時jean vierのお店がパレロワイヤルの回廊の中にあって、
散歩をしていた時に、ディスプレーに惹かれて、偶然お店のことを知りました。
バスクリネンということも知らず、7本の赤い線がかっこよくて買ったもの。
綿麻の素材でごわごわしていたのに、
今ではすっかりやわらかくなり、生地も薄い部分が増えてきました。
繕いながら、これからも大事に使っていくつもりでおります。

写真は、ある日のうちのクマちゃんたち。
仲良しなんです。


































2月11日(火
春が来た。
と思う、お天気でした。
午後には洗濯物が乾いたので、
ルームシューズを洗って干したり、手紙を書いたり。
窓の外、遠くの首都高を走る車は、キラキラとした光の移動でした。

写真はKusmi TeaのWintertimeの中で、一番好みだったフレーバーquatre fruits rouges。
ラズベリー、ストロベリー、レッドカラント、チェリーの4つの赤いフルーツの紅茶。


























2月10日(月
昨夜は、月明かりでベランダがとても明るかった。
今日も、大きな月。
スーパーから帰ってくる時、家の前の通りの東の空にその大きな月が見えました。
自転車置き場に自転車を置いて出てきたら、
西の方角に、さっきの月がみえるじゃあ〜りませんか。
えっと思ったら、近くのマンションの窓に映った月でした。
ちょっとだけ、びっくりしました。
さて、今日はとある楽しみなことの会合でした。
いい感じになりそうで、うれしくなっちゃいました。
東京は、今日で寒いのが終わりそうな気配。
春になっていくようです。

写真は、1月の、都内にも雪が降った日に、
友人からいただいたKusmi TeaのWintertimeというセット。
素敵な名前。
8種類のフレーバーティーが1種類につき3つずつ入っていて、
それぞれの香りを楽しみました。
Kusmi Tea、何を買っていいか分からなくて、結局いつも買わずじまいでしたが、
8種類も入っていると、自分の好みの香りが分かってとてもいいなと思いました。































2月9日(日
穏やかな陽ざしの日曜日です。
この前、母と電話で話していた時、
いとこがお嫁さんの実家で暮らしているという話で、タラオ君だからと。
「タラオ君??」と聞き返す私に、母も「??」
と一瞬、間があって・
「マスオさん」と言い直してました。
「タラオさん」と言わずに「タラオ君」と言うあたりが、さすがヨーコ流〜と。
母のこの手の言い間違い、ちょいちょいあるのですが、
メモにとってないから忘れてしまってヒジョーに残念。
よく覚えているのは、
ストーカーという言葉が世の中で使われ始めたころ「ストッカー」と言ってたこと。
ティッシュやらサランラップやら、何年分??というくらいストックしている母のことです。






2月8日(土
晴れて、暖かい土曜日。
先日、ハンカチとポストカードの注文をくださった方が、
田尻さんの『橙書店にて』を読んで、私の『そら色の窓』のことを知り、
読んでくださったことなどをメールで伝えてくださいました。
田尻さんの本の中で知ったということも含めて、とても嬉しいことでした。
一昨日、彩さんとお茶をしていた時も『そら色の窓』の話にちらりとなりました。
書いたのが、16年前(37歳だ)で、
私のちょっと前に、彩さんも『バゲット アスパラ 田舎道』(略してバゲアス)を書いていて、
われわれ同じ担当編集者さんでして、その編集者さんから彩さんを紹介されたのでした。
あれから16年も経つんだねなんて。
いや、先月、20代の頃に大変お世話になったS学館の編集者(もう退職されています)の方から、
すごーくひさしぶりに電話をいただいて話していた時、
「本は残るんだよ、自分が死んだあとも、本はずっと残るんだよ」と
おっしゃって、その方が言うからなおさら言葉に重みがあって、
拙著も、残るんだなと。






2月7日(金 
気温は昨日と同じくらい低かったけど、
風がなかったので、昨日よりは暖かく感じました。
夕方homspunのアトリエへ、上がってきたDMを受け取りに。
2019秋冬DMに引き続き、2020春夏のDMも絵を描きました。
前回と同じく3枚setです。
うれしくて、家に帰ってから3枚並べて何度もみてしまう。
詳細はまた近いうちに。
homspunのshopにも寄りました。
模様替えされていて、入った時、おっ!と。
Zakkaにいた頃、眸さんも、大きなテーブルを移動させたり、
出入り口を変えたり(!)と、大胆な模様替えをしていたことを思い出しました。






2月6日(木 
今日もよく晴れましたが、朝から北風が強く、顔も冷たくなるほど寒〜い1日でした。
本日は午前中から、彩さんとお会いしました。
駅改札で待ち合わせて、むちむちのおいし〜い水餃子定食のランチを食べてから、
先日ミワコさんに教えてもらったカフェで、
ケーキ(彩さんはアップルパイ、私はレモンケーキ)をテイクアウトして
うちでお茶にしました。
彩さんとゆっくりお茶をするのも、ひさしぶり。
秋の上野さんぽ以来かも。
彩さんも、リチャード・ジュエルをすでにみていて、
マカレナ踊りの話とか、お母さんがタッパーにこだわっていたところなど、
笑えた場面の話をメインに。
リチャード・ジュエルのあの人はあの映画に出てたよと
私がみていない映画の話もいろいろ聞かせてくれました。
それにしても友達と会って、映画や本や最近あった面白いことなど、
お茶をしながら話す時間の楽しいこと、過ぎる時間の早いこと。
あったかいうちに帰るねと、4時過ぎに解散。
しばらくして、図書館から亮太くんが帰宅。
5時半を過ぎてもまだ明るくて、
ほんと日が延びたね〜と窓の外をみながら、彩さんとのおしゃべりのことを少し聞かせてあげて、
それから一緒に夕飯の買い物に出ました。






2月5日(水 
晴れましたが、夕方から北よりの風が強くなってきました。
午後、イーストウッドの「リチャード・ジュエル」をみに渋谷へ。
先にチケットをとって、上映までに小一時間あるからいそいそとZakkaへ。
眸さん、今日もエプロンを縫っていました。
家で毎日、眸さんが縫ったエプロンをつけています。
つけるたびに、眸さんが縫っていることを思います。
少し映画の話などして、映画館へ。
イーストウッドはどうして毎回、こんなすごい映画を作れちゃうんだろう。
日本で起きた冤罪事件のことも、私はほとんど知らないままに来ているけれど、
犯人にされてしまった方とその家族、友人、そして一緒に戦う弁護士・・・
過熱していくメディア、犯人に仕立てあげようとしていく捜査機関。
15年くらい前にある方が、物事は多面体であると話してくれたことをふと思い出す。





2月4日(火
立春。
今日も暖かく、暖房をつけないでいます。
先日ラジオからpet shop boysのWest End Girlsが流れてきた時、
一瞬にして当時の記憶の中に気持ちが移っていました。
そういえばいつだったか、
大川栄策のさざんかの宿が流れてきた時は、
村の夏祭りのカラオケ大会で、母が歌っていた姿を思い出しました。
これはこれで、なかなかせつない記憶です。




2月3日(月
節分。
日が暮れても暖かかった。
豆まきは、毎年亮太君が鬼になってくれます。
仕事から帰ってきてすぐ荷物をおろし、
鬼の面(スーパーで、豆と一緒に置いてあるどうぞご自由にのヤツ)をつけて、
玄関から出て、
コンコンとノックして(笑 入ってきます。
豆を数粒、やさしくくらって、
「こりゃ辛抱たまらん」
とか言っちゃって退散。
そして福は内。




2月2日(日
晴。
洗濯物もよく乾きました。
午後、おそらく1年以上ぶりに、三味線を出して弾いてみました。
まず糸が切れるだろうなと思ったら、案の定、三の糸がすぐに切れました。
糸の替え方も三味線の持ち方もぎこちなくて、習った6年間より、
やめたあとの1年半の成果を目の当たりにしました。
弾き始めたら、それでも手は動く。
30分余り正座もできました。

今日の富士山、更新しています
空に雲がさーっとかかっていました。



2月1日(土
本日も快晴。
月も少しずつ膨らんできています。
月の初めのついたちは怒っちゃいけないと、
子供の頃、母に言われたことを今も思い出します。
母がそう思いたかったのでしょうねとも思います。