ささ記_April2023



4月の扉絵『untitled』











 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



すべての画像、文章の無断転載を禁じます
佐々木美穂_miho sasaki




ポストカードのご注文、お受けしております。
ポストカード

sotosuオリジナルタオルもよろしくお願いします。
タオルの詳細はこちらから

 

 

4月30日(日)
今日も強風にて、洗濯せず。
ムスカリの種を一つ、収穫しました。
ごまみたいな小さな黒い粒。
100コくらい収穫できそうな気配。
本日記念すべき第1号でした。
昨年、ムスカリの球根と一緒に、紫蘇の種も野上さんにお分けしました。
今日、お庭の写真を何枚か送ってくれて、
紫蘇はもう紫蘇の葉っぱと分かるくらいに育っていました。
白い薔薇もそれは美しく咲いていて、芳しい香りまでしてくるようでした。

 

 

4月29日(土)
天気はまあまあでしたが、強風が吹き荒れていて洗濯はしない。
車の往来がいつもより少なくて、静か。
読んでいた濱田庄司の本の中に、
益子の初めての家の泊まり客第一号が、青山二郎、武原はん夫妻で、
武原さんの美しさに、近所の人はどこの女優さんが来たのかとうわさした とあり、
どんな人か気になって昨夜検索したら、
「月」の舞の動画があって、
身体全体の細やかで静かな運び、優雅さ、視線、すべてに痺れる。
今日も昼間その「月」を見る。


 

 

4月28日(金)
少し風がありましたが、いいお天気。
昨年、栄子さんからバジルと一緒にいただいた紫蘇から採れた種。
紙に包んで半年ばかり置いてあったのを、2週間くらい前に蒔いてみました。
この数日でいくつも小さな芽が出てきました。
順調に育って、夏にまた、おいし紫蘇が食べられるといいなと、せっせと水やりしてます。
先週岩田さんからバーナード・リーチのことを聞いてから、
また濱田庄司の本が読みたくなって『窯にまかせて』/日本経済新聞社 を読みました。
『無盡蔵』/講談社文芸文庫 の方は、これまでに何度も何度も何度も読み返していますが、
『窯にまかせて』の方は、昨年だったか、古本屋で見つけてから、さっと目を通しただけだったことを
思い出したからです。
今も続いている日経新聞の「私の履歴書」で昭和49年4月24日から5月23日まで連載された分を
昭和51年に本にしたものです。
『無盡蔵』で、文章にもすっかり魅了されていましたが、
こちらの本も、ユーモアたっぷりの言葉に何度も声を上げて笑っていました。


 

 

4月27日(木)
朝は富士山、夜はお月さん。
上天気で上機嫌。
午後、亮太君と恵比寿写真美術館での「深瀬昌久1961–1991 レトロスペクティブ」展へ。
数年前に、『深瀬昌久伝』・瀬戸正人著 を読んで初めて知ってとても気になり、
亮太君が持っている写真集『ブクブク』を見たら、あまり見たくない写真になって、それからの今日でした。
展示は8つの章で構成されていて、最後は「ブクブク」の章。
プリントの黒のボリューム、一瞬の時間の切り取り方など、
好きだな、いいなと見入っていました。ブクブクも。
展示をみた後、代官山から並木橋に向かって歩き、
青山の方へ抜ける道でもう一つ見たい展示を見てから、かいさんのお店へ。
熱い麦茶をいただき、写真集を見せてもらってその写真家の話などして帰宅。
ブクブクの写真集を見返し、
どうしてあの時もう見たくないと思ったのか、自分のことながら分からなかった。


 

4月26日(水)
雨。
午前中のうちに振込やら、夕飯の買い物やらをすませる。
今お昼を過ぎたところですが、風が出てきて、
窓の外に見える向かいの大きな木の緑がゆさゆさ揺れています。
この前まで枝だけだったのに。
遠くに見える桜の木もすっかり濃い緑に。




4月25日(火)
ポストに2日連続で手紙が入っていてうれしい。
今日のお手紙は、O姉妹からで、
どちらが書いているのか分からないのですが、点 ..・みたいな文字なので、
毎回、暗号を解くように読みます、拡大レンズで。
今日のは、すんなり解けました。



 

4月24日(月)
曇り空で、肌寒い。
ベランダのムスカリ、花はとっくに終わって緑色の種のさやがたくさんできています。
なんだか違う植物みたい。
サヤが茶色くなってきたら種がとれるようなので、まだ楽しみがたくさん。





 

 

 


















4月23日(日)
春になるとベランダに時々蜜蜂がきます。
今日は、サッシと網戸の間にはさまって出られなくなっていたので、出してあげました。
昨日栄子さんからまた、たくさん食糧が届いて、心も冷蔵庫も満たされてます。
その中に、細長い形状の焼き麩なるものが入っていました。
そのままつまめそうな感じだったので食べてみたら、違った。
どういう風に使うのかメールで聞くと、電話をくださいました。
栄子さんたちがいつも買っているパン屋さん
(今回もたくさん送ってくれました)が、
岩手のお店から仕入れていて、パン屋さんに聞いてくれました。
ありがたい。
まずは卵とじから作ってみましょ。




4月22日(土)
昨日があんなに暑かったから、今日は20度近くあってもなんとなく肌寒い。
夜、昨日から東京にいらしてる岩田さんと食事をご一緒しました。
亮太君も仕事後合流し三人で、代々木八幡のイタリアンにて。
先月、岩田さんが声をかけて下さって、ある冊子で岩田さんの器の絵を描く仕事をいただき、
このところずっとその絵を描いていました。
お店に着いてまず、できたての絵を見てもらいました。
どきどきでしたが気に入ってもらえて、ふ〜っと安堵の息が抜けていきました。
そこからの食事だったので、充実度アップ。
いろんな話をしましたが一番驚いたのは、岩田さん、二十歳の時にバーナード・リーチに会ったという話。
バーナード・リーチに会ったことのある人に会ったのは初めてで、
しかも身近にその人がいたなんて・・・。
当時旅行でパリにいた岩田さんは、遠い親戚のお姉さんが住んでいるアイルランドにパリから足を伸ばすことにして、
その前にリーチのいるセントアイヴスに寄ろうと思い立ち、突撃でアトリエを訪ねたのだそう。
益子から来たと小さな嘘をついたら、リーチに会わせてくれて、窓から海の見えるアトリエで話をしたのだそう。
その海の景色も印象深かったと。
当時のリーチは87歳。
濱田庄司のいる町、益子から遥々やって来たという(嘘だけど)20歳の岩田さんに、
リーチはその日泊まるホテルもとってくれたのだそう。
二人がいた当時のアトリエの景色が、自分の記憶に刻まれる。
他にも、岩田さんちのレモンで作ったリモンチェッロの話も聞けたり。
おいしくて楽しくて、たいへんいい夜でした。





4月21日(金)
昨日よりさらに夏でした。
午前中、歯医者さんのあと、村田さんの事務所で打ち合わせをしてからかいさんのお店へ。
お店に並んだばかりのプリーツスカート(グレー)と、もう一つ、
前から気になっていたワンピース(紺)を試着する。
どっちも似合っちゃったけど、ワンピースの方にする。
かいさんがまだお店を始める前、参宮橋のアトリエに遊びに行った時、
最初に作った何型かの服の中に、このワンピースの素材違いのものがあって、いつかと思っていたのでした。
袖を通した途端、気持ちが上がりました。

夜、父に電話、誕生日なので。
前に、何か欲しいものある?とメールで聞いたら、
「別にないけど、白星だらけの虎なら欲しいッッスね」
と返ってきたので、
それは私の力では無理ッッスねと思い、電話だけ。



 

4月20日(木)
夏日でした。
亮太君から借りて読んでいたロラン・バルトの『喪の日記』を今朝読み終える。
今夜から『明るい部屋』を読み直そうという気持ちになっている。
『喪の日記』の中に、カフェドフロールや本屋のラユンヌのことがちらっと出ていたので、
もしかしたらバルトは、お母さんとこのあたりに住んでいたのかなと調べてみたら、やはりそうでした。
サンシュルピス教会とリュクサンブール公園に挟まれた細い通りのアパルトマン。
夕方、お休みの亮太君と近所を散歩。
公園をはしごして、大学の敷地を抜けて、緑をたくさん浴びて帰宅。
大学の敷地の小さな人工池の中に赤い金魚がいるので、それをみようと覗き込んだら、
おたまじゃくしもた〜〜〜〜くさんいました。
こんなにたくさん蛙になったら、どこに行くんだろう。





4月19日(水)
朝、富士山。
今日こそ上着いらずでした。
午後、夕飯の買い物の前に期日前投票をすませる。
夕方キッチンクロス類にアイロンをかけながら、外の光や空気を感じていたら、
セツの時写生旅行で行った、南仏ヴィルフランシュのホテルの部屋の中にいる自分に飛ぶ。
こんな色だったような。
昨夜、代官山蔦屋での『スピノザ全集』刊行記念トークイベントに行った亮太君、
帰宅後、夕飯を食べながら様子を話してくれる顔が嬉々としていて、いい時間だったんだなと。


 


4月18日(火)
上着を着ずに出かけたら、思ってたより寒かった。
午前中、homspunの秋冬の展示会を見に。
タートル好きの私、欲しいな〜と思うタートルがありました。
原さんと話していたら、ちょうど福井のセレクトショップの方がいらして、原さんが紹介してくださいました。
mojiの柴本さんから先日、そのお店のことを聞いたばかりだったので、いいタイミングでした。
KAIの洋服もお店に並んでいるとのことで、かいさんの話や、LUCAの三木さんの話までできました。
私は小学1年生まで福井市内に住んでいて、その方の息子さんが通っている小学校と同じでした。
ちなみに私が行っていた保育園は今も同じ場所にあるとのことで、おおっと思う。
そのお店の方(男性)が着ていた薄いピンクのカットソーの生地の感じや、
着こなしがさすがおしゃれで、カットソーはどこのものかお聞きしたのだけど、
もう名前を忘れてしまいました。日本のメーカーのものでしたが。
homspunの後、まだお弁当があったらいいなと潤ちゃんのところへ行ったら、ありました。ラッキー⭐︎
今日もおいしくペロリといただきました。



 

4月17日(月)
時々晴れて最高気温は19°とのことですが、カラッとしていて洗濯物は3時間ほどで乾きました。
いつからか夢に出てくる街があって、その夢をとても久しぶりに見ました。
昔ながらの立派な家が、塀だけ残されて壊されてしまったのは前の夢で見ていたのですが、
昨日はその家のある通りを歩いていました。
その時、壊された家の奥にあった洋館も壊されてしまったかもしれないと感じ、
ぴょんぴょんとジャンプして高い塀越しに覗くと、やはりその家ももう跡形もなかったのでした。
コンクリートがゴロゴロしている工事現場のような広い空間の左端に、
下品な色彩とデコラティブな装飾が施された柱が何本もある舞台ができていて、
見てはいけないものを見てしまったような気持ちになったのでした。



 

4月16日(日)
午後、時間を置いて2回も雹が降りました。
窓にあたって弾けてベランダにコロコロと転がって。
その後空気が澄んだのか、遠くの建物と空との境界線が鮮明にくっきり見えます、裸眼でも。
そういえば、新しい傘はとても使い勝手がよかったようです。
長く使ってきた折り畳みの傘(foxのでしたが)は、
生地が薄くなってきたところからじわっと雨が染み込んできたり、
歩いていて突然、バサっとすぼまったりしたようで、
新しい傘のことを話す顔はご機嫌さんでした。

 

 

4月15日(土)
朝から雨。
亮太君は、今朝、新しい折り畳み傘をさして出かけていきました。
今回、自動開閉するものを。色は明るい青。
どんな感じかなとベランダから見ていたら、視線を感じたのか、見上げたのでびっくり。
明るい青にしてよかったと思う。
使い心地は、帰ってきてから聞いてみましょ(けっこう、細かいんです)。

 
 

4月14日(金)
ベランダのローズマリーが今、やわらかくて香りもフレッシュで、
毎日少しずつ料理に使って、うちのローズマリーはおいしいねと言ってます。
夜、友人から久しぶりにお子ちゃまの動画が送られてきました。
31でただアイスを食べているだけなのに、かわいい。
動画を撮ってる友人が、
「どんなぐらいおいしい?どんなぐらいおいしい?」って何度も聞くのも面白くて。
あんまり聞くもんだから、「ママも食べてくださいっ」って言われてました。
なぜその動画を送ってくれたかというと、
前にプレゼントした、丸襟つきのボーダー(茶と黒)のカットソーを着てくれてるから。
そのカットソーに、デニムのスカート、からし色のタイツ、グレーのスニーカーというコーディネート。
さすが、おしゃれさん。





4月13日(木)
風は少しありましたが、まあまあのお天気。
昨日、母から梅干し(「福梅」を地元のスーパーで買ってもらっています)が届きました。
あと、何かといろいろ使うので、毎回要らない新聞紙も7~8部入れてもらっています。
昨日はなぜか2017年の新聞が何部か混ざっていました。
電話で聞いたら「特に意味はない」とのことで、カクっ と。
午後3時過ぎ、かいさんのお店へ。
かいさんに会う前は、いつにも増して何を着ていくか、鏡の前でとっかえひっかえ。
なんとか決まり自転車で出かける。
昨日の強風で、八重桜の花がたくさん飛ばされて、道の向こうまで濃いピンクになっている風景をみました。
緑がどんどん濃くなり、葉も茂ってきて、すぐに、暑いなんて言ってるのでしょうね。
お茶をいただきながら、先週お店に来てくれた京都のO姉妹の話も聞かせてもらう。
チラッと見せてくれた新しいスカートが、もう少ししたら並ぶとのことで、
その時に、他に気になっているものと一緒に試着させてもらおうと思う。
どこにも寄らず帰宅。



4月12日(水)
昨夜は風の音がすごくて眠りが浅かったように感じる。
今日も夕方まで強風。
夕方雨がザーッと降って、雨上がりは夏の匂いがして、風もやんでました。
午後リカちゃんとbuikでお茶の約束。風が強いので電車で。
電車だしと、久しぶりにヒールのある靴で出かける。
KAIのブルーのブラウスだったので、同じブルーの靴で合わせてみました。
(リカちゃんはそこをちゃんと褒めてくれました)
buikではお茶とケーキで主にWBC関連の話を。まだまだ浸れる私たち。
それから先月のむあちゃんの展示も見てくれたので、展示の話も。
buikのあと、歩きながらパリの思い出話に。
20代の頃まだリカちゃんがパリに住んでいて、
私は旅行でparisに滞在していた時、共通の友人の部屋に何人かで遊びに行ったことがありました。
リカちゃんが、その夜のポンピドゥセンターのイベントに皆を誘ったそうですが、
私だけ、眠いから帰ると言ったのだそう。まったく覚えていないけど、言いそうだなと思う。
私がその日のことで覚えているのは、
部屋の主のまきちゃんが、ケーシー高峰が好きだと言って、ケーシーの話で盛り上がったこと、
リカちゃんはそのことは全く覚えていなくて、人の記憶というのは面白いものだなと。





4月11日(火)
晴れて気温も上がりましたが、昼前からまた南風が強くなってきました。
スーパーの店先は、筍がたくさん並び始めてます。
筍はまだ食べてませんが、先週は今年初のそら豆を。
いくつ入っているかな?大きいかな?とさやから出すのは楽しい作業。
(大きめの豆がたくさん出てきました)
ワカメもしらすもこの時期は新物で、おいしい。
食材が軒並み値上がりして、節約してもひと月の食費は先月よりも高くなるばかりですが、
旬のものはなるべく食べようと思う。



 

4月10日(月)
風は少しありましたが、朝から快晴。
富士山は昼間も見えていました。
昨夜は、ヘルシンキのしょうすけと久しぶりに長電話。
福井時代の話になった時、互いの記憶の食い違いにどちらも譲らず、ってところがいいと思えたりする。
写真は、作り付けの白い棚の中に並ぶグラス。
欲しいと思っていたヴィルカラのグラスを、先日友人からいただいてしまい(写真中央左のスタッキングしてあるグラス)、
それらが並んでいるのがうれしくて、日に何度も眺めています。










 











4月9日(日)
やっと風が止み、朝からいいお天気になりました。
富士山も見えます。
昨年栄子さんから分けてもらって鉢に植えたバジル、
全部食べてしまって、ずっと土だけになっていました。
冬の間にバジルとは別の小さな葉っぱが2枚だけ土の上から顔を出していて、
でも大きくなるでもなく、水やりだけはしていたのですが、
先月から、その葉っぱが大きくなって数もどんどん増えてきました。
ミントに似てるけど前に触った時はミントの匂いも何もしない。
昨日調べてみると、レモンバーム?となり、大きめの葉っぱを擦るとレモンの香りが!
レモンバームでした。
土の中に種でも混じっていたのかな。
昨年レモンの木を枯らしてしまったのでレモンはないのですが、代わりにやってきてくれたのかもしれない。
うれしくて、毎日水やりの時に熱い視線を送っています。
さて。
先月暮らしの手帖社から出た随筆集『何げなくて恋しい記憶』の中に、
2009年9月号に書いた「母と娘」という随筆が再録されています。
14年ぶりに自分の原稿を読んで、今も母との関係がそう変わっていないことを面白く思いました。
当時60代終わりの母と40代の初めの私は、80代と50代半ば過ぎになり、
共に元気に生きているからこそのこの関係、ありがたいと思いました。
母に1冊買って送って、後日「読んだ?」と電話をしたら、
「お母さんのことよく書けてるわ、そのまんま」と言ってました。
14年前にも掲載の雑誌を送ってますが、当時読んだことは忘れてしまったようです。
単なる偶然の順番ですが、高史明さんと野崎歓さんに挟まれていてうれしかった。
本の詳細などはこちらから。


 

4月8日(土)
1日晴かと思いきや、夕方から雨。
5時過ぎには上がりましたが、雨上がりぐっと気温が下がったような。
先月もお知らせしましたが、
ポストカードを置いていただいている神戸のLUCAが、3月2日で5周年を迎えられました。
毎年お店の周年記念にノベルティとしてエコバッグを作られていて、
5周年の今回は私にと依頼して下さいました。
「Lucaの文字(5コ)入りエコバッグを持つ三木さん」を線画で描きました。
赤にブルーのcoolな組み合わせ。
合わせて線画のポストカードも作って下さいました(デザインは南田真吾さん)。
どうぞよろしくお願いします。
ノベルティについての詳細はこちらから



バッグの写真はLUCAの三木さん撮影
















 












4月7日(金)
日も朝から1日中、強風。
時折雨も降ったりして、日帰りで上京していO姉妹は濡れていないだろうか、気にかかる。
彩さんとロンドンの智子さんから手紙が届いていた。
先日智子さん宛に東京から出した手紙は5日で届いていて、
今回ロンドンからの手紙も1週間で届いていて、エアメールはどうやら順調らしい。




4月6日(木)
1日中、風が吹き荒れています。
また風邪っぽい症状。
鼻のかみすぎで鼻の下がひりひりする。
今回は喉は痛くない。花粉なのか。
夕方、お休みの亮太君と夕飯の買い物に出かける。
ハナミズキ、ツツジ、そしてジャスミンももう咲いていて、
季節が先へ先へと進んでいるように感じる。
虎さん開幕から4連勝中でしたが、昨日は雨で中止、今日は6回コールド3-0で負け。
まだ始まったばかりだけど、調子いいんじゃない?と父に電話すると嬉しそうでした。
月がきれい。満月でした。



 

4月5日(水)
昨夜は頭痛で早めに就寝。
ここ数日昼間は MORELENBAUM2/Sakamotoの「A DAY」と「CASA」を交互に聴いている(亮太君のCD)。
亮太君から教えてもらうまで、このアルバムのこと知らなかった。
教授の初めて買ったレコードは「音楽図鑑」でした。
モノクロのジャケットの中の赤い文字と、影が蟻になっていることが音楽よりも先に浮かびます。




4月4日(火)
まあまあのお天気。
午前中、4月のカレンダーのコラージュをやっと作って、いつもの所に貼る。
カレンダーを貼っていないのに、ついカレンダーのある壁を見てしまう数日でした。
コラージュの素材をテーブルにばらまいたついでに、
作りかけのコラージュにも、貼ったりはがしたりする。
午後、自転車でZakka。
ニューポストカード、いい感じで動いているようで嬉しい。
ちょうどお客さまがいらっしゃらなくて、眸さんともゆっくり話せました。
眸さんは途中になっていたお昼の続きを。
大きな鉢を膝の上に置いて食べてらして、すごく気になって聞いたら、
鉢の中を見せてくれて、底の方にパスタとお野菜が盛り付けられていました。
そんな鉢の使い方、思いつきもしなかった。
なかなか出番のない青木さんの大きな鉢に、今度パスタを盛りつけてみよう。
初日に行った時に置いてもらっていた器をいただいて帰宅。




4月3日(月)
少し晴れている。
ベランダのムスカリのいくつかに、種の袋ができ始めました。
そのふっくらとした形が愛らしい。
球根から芽が出て花が咲いて、枯れて種ができる。
小さな鉢の中の荘厳な時間を毎日見ているんだな。

 


4月2日(日)
曇ったり昼前にちょっと雨が降ったり、晴れたりの天気。
日曜日の午後は、音楽かラジオを聴きながら、キッチンクロス類にアイロンをかけていることが多い。
好きな時間です。
夜、夕飯も片付けも終えてpcを開くと、教授の訃報が。
亮太君にも伝えて、二人とも無言になる。



4月1日(土)
4月の始まりは初夏のようでした。
そして4月のZakkaは、開店と同時に入りました(とはいえ、次々とお客さまがお見えに)。
納品したニューカードを手にしてくださる方もちらほら、うれしくて顔が緩む。
2018年の個展の時に、福井からいらしてくれたご夫婦もいらして少しお話ができたし、
オーハラさんもご主人といらして、会えてよかった。
12時半にsotosuの村瀬さんとスパイラルで待ち合わせだったので、
Zakkaを出て時間まで散歩しながら待ち合わせ場所へ。
ランチをしようと思っていた中華のお店が長蛇の列だったので、イタリアンのお店に。
村瀬さん、今日の東京の陽気にびっくりしていました。
ゆっくりランチをしながら、近況やら食べ物の話やら。
そしてランチ後、村瀬さんと再びZakkaへ。
楽しそうにZakkaで選んでいる村瀬さん。
青木さん(青木亮さん)の奥さんの祥子さんがいらしてて、
何ヶ月か前のZakkaでもお会いしましたが、今日もお会いできてうれしかったです。
Zakkaの後は、かいさんのお店へ(わたくし2日連続)。
昨日とディスプレイがまた変わっていて、びっくり!!
かつて(30年以上前)吉本由美さんがエル・ジャポンだったかクリークだったかに、
Zakkaの場所は教えたくないので住所は秘密と書いてらしたことがあって、
Zakkaは今もそう思うお店であること、そこにかいさんのお店も加わって、
東京にこの2つのお店があることが、どんなに気持ちを満たしてくれていることか。
お茶をいただいてゆっくりさせてもらい、村瀬さんを渋谷までお送りして帰宅。
昨日からずっといい時間の中にいます。