ささ記_August 2017




























8月の扉は、鱧(はも)

すべての画像、文章の無断転載禁じます


8月31日(木
雨で始まり雨で終わった東京の8月。
もっとも今日の雨は午後には上がり、夜になって雲越しに月も見えますが、涼しい1日でした。
虎さんは今日も勝って、首位カープとは5.5ゲーム差になりました。
明日から9月。



8月30日(水
午後、一時雨。
スーパーの帰り、見事に降られてしまいました。。。。
虎さん、ヤクルトとの試合は延長10回の裏、糸井のサヨナラホームランでの勝利!V
ラジオを聞きながら、よしっ!と握りこぶしを作ってました。



8月29日(火
月が半分くらいになっていました。
ロンドンの智子さんから、お休みにご主人とドライブで、
コッツウォルズと、その帰りに世界遺産でもあるブレナム宮殿に行ってきたとメールをもらいました。
宮殿の展示品の中の、
チャーチルが赤ちゃんだった時のお洋服が素敵だったからとその写真も一緒に。
思い出したのが、何年か前にザワールドオブインテリアに掲載されていた、
チャーチルの娘さんMary Soames(四女)のおうちのこと。
棚をごそごそ探して、そのページをまたみてみました。
あちこちに絵や写真が飾られ(浴室にまで)、そして本もたくさん。
どの部屋も気持ちが良さそうで、
家族とその思い出とともに、大切に暮らしていたことが伝わるページでした。
下の写真はベッドルームの足元の壁。
解説によると、ポートレートは次女のSarahさん。









































8月28日(月
東京はこのまま秋に向かうような気配。
残暑もそれほど厳しくなく、夏が終わりそうです。
この前と昨日、同じような夢をみる。
15:18の列車に乗りたくて、切符売り場で切符を買おうとしているのだけど、
前回は売り場の人に、全力で走れば乗れますよと言われたけど、
あと1分しかないから無理だなと思っていて、
今回は、切符を売っている人の後ろの壁に時計があって、
あと3分余りあるのだけど、やっぱり間に合わないだろうなと思っている。
15時18分。同じ時刻というのが不思議だった。

夕方小唄と三味線のお稽古。
お稽古場の向かいのお屋敷の木々の影と蝉の声が、まだ夏であることを思わせる。
こういうお屋敷が今も残っていて、その建物の向かいでお稽古ができることに、
ありがたい気持ちになる。



8月27日(日
晴れましたが、朝晩には秋の気配がしました。
発売を楽しみにしていた「エドワードヤンの再考/再見」(フィルムアート社)を、早速昨夜から読み始めています。
今年は「牯嶺街少年殺人事件」「台北ストーリー」をみることができて、
嬉しい充実した余韻が、今も胸の中にあります。
この本を読んで、エドワード・ヤンについてもっと知りたいと思っています。
なんか20代の頃のような感じ(笑。
20代の頃は、装苑にセツ先生の映画評、ananに淀川長治さんの映画連載がありましたし、
マリクレールジャポンで蓮實重彦さんと淀川長治さんの映画の対談が特集されたり。
その方たちの言葉からまず、映画に入っていったような気がします。




8月26日(土
午後、ちらりと雨が降りましたが1時間ほどで上がりました。
午前中パソコンを開くと、
「20日間バックアップしてません」的なメッセージが画面右上に現る。
そういえば一昨日も18日間バックアップしてませんよ〜と出てきたのにそのままでした。
と書きつつまだだったので、今バックアップを設定する。

夕方ポストをのぞくと、藤原さんから来週末から始まる、山椒さんでの個展DMが入っていました。
この前山椒の北原さんと電話で話した時に聞いたのですが、
今回のDMのルームシューズのドローイングは藤原さんだそう!
色はデザイナーの方が入れたそうですが。
藤原さんの絵、初めてみました。
藤原さんはこんな風に自分のルームシューズをみているのかと、
ひとつひとつのルームシューズに見入ってしまいました。
やはり重要なのはつま先だなと。
弟子屈の山椒さんのあとは、札幌のグリさんでも展示予定です。
ぜひ、足をお運びください。

藤原千鶴ルームシューズ展

山椒
川上郡弟子屈町湯の島3−3−25

9月2日(土)ー10日(日)
11時ー17時
藤原さん在廊日9、10日

GRISグリ
札幌市中央区南2条西8丁目5−4FABcafe4階

9月13日(水)ー18日(月)
11時ー16時
両方とも会期中無休



8月25日(金)
暑くなりました。
今日も夕方富士山がみえたので、写真に撮りました。
のちほど「今日の富士山」更新しておきます。
いつも利用している薬局の棚から、クナイプの入浴剤「ワコルダー」がなくなって数ヶ月、
なので代わりに森の香りのを入れてます。
昨日買い足しに行ったら、おまけでスーパーミントがついてきました。
どうやら新発売らしい。
ふたを開けて匂いをかぐと、ミントのクールな香りが鼻の奥まです〜っと。
昨夜、早速入れてみました。
お風呂に入る前にラジオをつけると落ち着いたトーンの声が聞こえてきて、誰だろうと思ったら川上弘美さんでした。
その声に耳をかたむけ、不思議な話を聞きながらミントの香りのお風呂につかる。
夏の深夜の時間が、ゆったりと心地よく広がっていきました。

土器さんの本を読んだあと、みどりさんの本を読もうと出してあったのですが、
土器さんの文章を読んでいたら、塩野七生さんの「イタリアからの手紙」が読みたくなって、今はそれを読み返しています。
これまでに何度も何度も読んでいるのに、毎回初めて読む感じ。
ぼんやりとした輪郭しか覚えていないのです(どの本も。。。)。
目次を眺めて今回は「マフィア」の話から読みました。
「ゴッドファーザー」をまたみたくなっているところ。





8月24日(木)
午後「秋津温泉」をみに神保町シアターへ。
チラシにも書いてありましたが、
岡田茉莉子さんの映画出演百本記念作品で、プロデューサー兼主演女優、
そして監督はこの映画を機に結婚した吉田喜重。
1962年の作品で、岡田茉莉子さんはこの時29歳。
同じ年に小津の映画では「秋刀魚の味」に出演しています。
とにかくどの場面も美しく美しく撮られていました。
着物がこんなに似合う方だったのかと。
10代の役の時の晩秋の頃に着ていた着物の、
裾の八掛の赤や、鼻緒の赤などは「彼岸花」の山本富士子さんと重なりましたが、
ここでは首にも真っ赤なマフラーを巻いていて、細い首に巻きつく赤に艶かしさがありました。
相手役の長門裕之のグレーのタートルセーターがまたよかった。
季節ごとの大きな景色、駅のシーンなど、印象深かった。
煙草を吸うシーンがわりとあって、持ち方や吸い方などもシーンごとに違ってかっこいい。
ずっとみたかったのですが、なかなか時間が合わずやっと今日。
しあわせな時間になりました。
桜の花びらが舞う季節で幕を閉じた映画館を出ると、
すずらん通りは、強い陽ざしが濃い陰影を道路に作っていました。
こんなに強い夏の光は東京では久しぶり。
映画の気分を引き連れつつ、銀座へ寄って帰宅。
先に図書館から帰ってきていた亮太君に、夕方富士山がみえたよと。



8月23日(水)
陽ざしはそれほどでもなかったけど、気温も湿度も高く暑い1日でした。
夕方前、Zakkaへ。
眸さんにお願いしていたものを受け取りに行き、ゆっくりお茶をいただきました。
山野邉さんの器が入ってきていて、粉引の小皿を2枚買って帰ってきました。
4寸くらいの小皿をずっと探していて、好きな感じのが見つかってよかった。
山野邉さんの器、裏の高台のまわりとかがなんだかおいしそうで、
眸さんに話したら「そう、洗ったあとひっくり返して置いてる時も嬉しいよね」と。
その言葉が嬉しかったです。

この頃、小皿とか小鉢とか、小さいものをちょこちょこと食卓に並べるのが気に入っていて、
小鉢も今年に入って、広川さんのを2つZakkaで買いました。
これがまた使い勝手もとてもよくって重宝しています。



8月22日(火)
今日は、ラジオの甲子園中継がしっくりと合うお天気になりました。
お昼はuzuraの潤ちゃんのお弁当。
メインは春巻き、そして今日も夏野菜がたくさん!
ポテトサラダはドライトマト入り。
潤ちゃんのお弁当を週に5日食べているS子さんがちょうどいらしてて、バレエの話になりました。
顔がとっても美しくて、手足が超長いロシアのキリル君の話をしたら、
S子さんも潤ちゃんもまだ知らなくて、潤ちゃんがスマホで検索してくれて、
彼の画像をみながら3人してうっとりしました(笑。
「ベニスの死す」のビョルン・アンドレセンを彷彿させます。
少年期独特の美しさ。
余談ですが、ビョルン・アンドレセンは現在62歳。
もひとつ余談ですが、
セツのヨーロッパ水彩の旅の時に、ヴェネツィアのリド島で泊まったホテルは、
ベニスに死すの舞台となったホテルでした。
まだ海水浴シーズンではなかったのでプライベートビーチは閉ざされていましたが、
散歩の時にちらりと見えた砂浜は映画の風景でした。





8月21日(月)
今週はようやく夏らしいお天気が戻ってきそうです。
夕方小唄と三味線のお稽古。
6時を過ぎたあたりから少しずつ暗くなり始め、秋がすぐそこにいる気配がしました。

昨夜は屋上で神宮の花火を見ました。
他の住人の方たちも何人かみにいらしてました。
音とずれてみえる遠くの花火を、15分くらいぼんやりと眺めて降りてきました。




8月20日(日)
今日も東京はくもり。
神宮の花火。雨が降らなければ、屋上にちらりとみに行ってみるか。
絵を描き終わったあと水入れを洗面台に流す時(使っている水入れは3つ続き)、
3つの色水が流すのが惜しいくらい好きな色になっている時があります。
今日はグレーのグラデーションでした。
きれいだなと思いながら水に流します。

昨日のお茶の時、私が頼んだショコラショーのラテアートがワンちゃんでした!
潤ちゃんが写真を撮ってくれたのを送ってくれたので、掲載します。
舌がペロっと出ていて、耳が小さくてなんとも言えないかわいさ。























8月19日(土)
本日のお昼はミワコさん潤ちゃんと、第2回目の辻留の会でした。
前回は冬だったのですが、その時、季節ごとに来たいねなんて話していたのに、
あれから1年8か月過ぎての晩夏。
絵やお軸、活けてあるお花は、秋でした。
前回3人とも写真もメモもとらなかったので、
何を食べたか、細かい献立は覚えていなくて、おいしかった〜という記憶だけ。
それで充分なのですが、今回はY姉さんに報告も兼ねて、わたくしだけメモをとりました。
もう鱧は出ないかなと思っていたら、お吸い物にどんと入っていて嬉しかった。
前回も思いましたが、やっぱりお出汁が違う。
このお出汁は家庭ではなかなか。。。
使っている昆布からして違うんじゃないという潤ちゃんの意見に納得。
ハタのお刺身のツマとして添えられていた「莫大」という食べ物のことを若女将さんが説明して下さって、
こういう食べ物があること初めて知りました。
金糸瓜とささみの酢の物もおいしかった。
金糸瓜、火曜日に彩さんと野上さんと行った精進料理のお店でもいただきました。
今が旬なのですね。
ひと品ひと品、味わい深く、おいしくいただきました。
辻留のあとはまた紀尾井町バカナルへ移動してお茶。
われわれセツの同期生ということもあるけれど、いろいろと話が合う。
話というか馬が合うというのか。
辻留で食べたタコと南瓜と里芋とオクラの煮物が、潤ちゃんのお弁当と通づるところがあると話したら、
ミワコさんもほんとにそう!と。
そういうことが分かり合えることもよかった。
お茶をしていたら土砂降りの雨になったので、
がやむまでオーダーを重ねて、しゃべる、しゃべる。
雨が上がった頃には暗くなり始めてました(笑。
まだいくらでも話せるねと言いながら帰途へ。




8月18日(金)
ちょっと晴れ間も出ましたが、ちょっと雨も降り、蒸しました。
亮太君がお休みだと、9時頃には夕飯を食べ終えられるので嬉しい。
以前は近くにおそくまでやっている古本屋さんがあって、
夕飯後ふたりでぶらぶらと散歩がてら本を見にいったりしたのですが、
2年ほど前に移転してしまい、夕飯後の散歩をしなくなりました。
夜の散歩、けっこう好きでした。




8月17日(木)
久しぶりに雨が降りませんでしたが、曇り空で涼しい。
阪神はカープに2連敗中。
昨夜父に「もうリーグ優勝はないね」とメールすると、
残念ながら、ダメでしょうね。2位確保で、甲子園でのCSに目標変更デス」
とのこと。
目標変更というのが、いいですな。

昨日から土器さんの「散歩のように旅、思い出しては料理。」を読み返しています。
2005年出版の本。出た時に買って、何度か読み返していますがやっぱりいい。
しっとりして、ちょっとミステリアスで、小説を読んでいるよう。
この本を読み終えたら、一緒に本棚から取り出したみどりさんの、「おいしいヒミツ」を読み返す予定。
これも奥付をみたら2005年に出た本でした。



8月16日(水)
今日も雨。
自転車でスーパーに行きたくて、やむのを見計らっているのだけど。
西の空が少し明るくなってきたから、5時頃には行けるかな。
食器棚の中の食器を眺めている時間が日に何回かあります。
並べ方や積み方をちょっと変えただけで、また違ってみえます。
下の写真は昨年50歳の誕生日にある方から受け継いだ岩田圭介さんの鉢。
私がZakkaにいた時だから、岩田さんが30代の時に制作した器で、
当時すごーく欲しかったのだけど、手が出なかったのでした。
その器が、食器棚の中に並んでいます。
この器と同じようなグレーの食器棚の中に。
しあわせな景色。








8月15日(火)
東京の雨は午後から本降り。
お昼に彩さんと野上さんと六本木で待ち合わせてランチ。
こうして3人揃って会うのは久しぶり。
彩さんが決めてくれたお店でゆっくりおいしいお昼を食べてから、お茶とデザートはbuikへ。
彩さんと野上さんは東京っ子で、二人ともいつもさりげなく上品にお洋服を着ていて、
東京のお嬢さんたちだな〜と二人に会うたび思います。
今日も素敵でした。
われわれ、インスタもツイッターもフェイスブックもやっていないのですが
「インスタ映えする」という言葉には敏感でして(笑、
野上シャチョーの会社のトラックを、インスタ映えするデコトラにしようよという話に、
わたくし萌えました。
野上さんは織りをやっていますが、
父上がお亡くなりになった数年前から父上の運送会社を継いで、がんばってます。
デコトラ、憧れます。
お盆に親戚と会ったような、そんな時間でした。



8月14日(月)
曇りで、時折小雨。
午後、食器棚の中の器をちょっとだけ移動させたり、
本棚から本を探しながらつい違う本を読み始めてみたり。
そんな時間が実は楽しい。
いつだったか鎌倉の古本屋さんで買った昭和29年の芸術新潮が出てきて、
「現代建築」という特集ページで、
丹下健三、吉阪隆正、清家清、勝見勝の座談会を途中まで読む。
面白い。。。。。
現在の現代建築家で、座談会を収録したものを読んでみたい。


8月13日(日)
それほど暑くなく、向こう1週間の天気が曇りと雨マークばかり。
このまま秋になっていくのか、それとも残暑があとからどっとくるのか。
高校野球、福井代表の試合をラジオで聴く。
初出場の高校。健闘しましたが負けました。
虎さんも負けました。



8月12日(土)
今日は晴れ間もありました。
向田邦子さんが、アンデルセン(表参道のパン屋さん)のことを書いた文章を以前読んだ記憶があって、
先日上原の幸福書房で探したら「男どき女どき」/新潮文庫に入っていたので買って読んでいます。
アンデルセンが先月で閉店してしまったので、ぼんやりと思い出したのでした。
男どき女どき、読み方は「おどきめどき」。
その中の「独りを慎しむ」を読みながら、思い当たることだらけでどきっとしました。
ひとり暮らしじゃないのに、自由気ままに振舞っていたら、亮太くんに愛想をつかれてしまうなと。




8月11日(金)
山の日。
東京は今日もくもりがちで、家の中より外のほうが涼しかった。
午後、表参道。
まずは、東青山でやっている立花英久彫塑展へ。
今回は陶土に釉薬がかかっている作品が多く、一見つるりと冷ややかに見えました。
いつもながら、空間全体が世界でした。
それからZakka。
今日は眸さんにアイスコーヒーをご馳走になっちゃいました。
しかもダニエラさんがイタリアから送ってくれたというゼリーのお菓子も、つけてくれました。
うれしゅうございました。
そのあとABCへ。
入ってすぐ右のコーナーでは「100人がこの夏おすすめする1冊」というのをやっていて、
三女ちゃんの「箸持てば」を片岡義男さんが勧めてくださっていて嬉しかったので、
そのコメントをメモして、家に帰ってきてからメールを。
ABCから渋谷へ出て、西武地下と東急地下経由で帰宅。
今日から帰省している人も多いのか、街中は車が少ないように思いました。



8月10日(木)
今日も暑いのかと思いきや、くもり空。
夜になって雨が落ちてきました。
夕方小唄と三味線のお稽古。
おさらい会以来だったので久しぶりでした。
「晴れた庭木」という新しい唄を習い始めました。
三味線は、先日おさらい会で唄った「筆のかさ」を。
帰りがけ「短い唄でいいから、音を聞いて譜に落とす練習をそろそろしてみたら」と先生に言われました。
む、む、むずかすぃですと、心の中でお返事をいたしました。



8月9日(水)
昨日は夕暮れ時に虹がみえ、夜は雲の合間から満月が見え隠れ。
今日の東京は予報どおり、37度を超えたらしい。
夕飯の買い物は6時を過ぎてから出かけましたが、その頃はさすがに暑さは和らいでました。
昨夜眠れないので、ベッドの中でラジオを聞いたら、いきなりスタカン特集。
なつかしい。。。。
一気に10代終わり頃の時間が蘇りました。
20歳で上京したのですが、高校を卒業して2年間は福井の洋服屋さんで働いていました。
今でいうセレクトショップ。何店舗もお店を持っている会社でした。
そのお店のうち、メンズのセレクトブランドのお店を任されていたM氏が、
ディスコ(今でいうクラブ)で週末DJをやっていて、
そこで毎回スタカンのShout to the topをかけていて、それがかっこよかったのでした(笑。
スタカン、スミス、コクトーツインズなど、その頃知った音楽でした。


8月8日(火)
東京は風もなく、晴れて温度も湿度もどんどん上がりました。
アン(小梅さん)が出店しているので午後fogへ。
立話でしたが、近況などあれこれおしゃべりできました。
途中fogの斗紀さんも加わって3人で。
斗紀さんと私は同い歳で、昔から知っているけど、
20代の頃からとても大人っぽくて美人で、素敵な人と憧れていました。
そんな話をアンに、アンと私の出会いの話を斗紀さんに。
ほんとはそこで桃のアイスティーを飲みたかったのですが、大人気でずっと満席。
アンのお店でブルーのクロスを買って帰ってきました。
明日もやっています。詳細などはこちらから。





























8月7日(月)
6時頃から東京も雨が降ってきました。
午後、まだお天気のよい時間に、Y姉さんと成城アルプスでお茶。
もちろんケーキも。
今日はふたりとも、POISE(ポイゼ)の夏の帽子。
姉さんは新作の定番。私はずいぶん前に初めてPOISEの帽子を買った時の。
なんだかんだと3時間近くおしゃべりしてしまいました。
ろくの話も。大学院に行くらしく、もうすぐ院試だそう。
Y姉さんも私も、今のろくの歳にはすでに一人暮らしをしていたので、
姉さんはろくにも早く一人暮らしをしてほしいらしい。
難しい方の院が受かれば一人暮らしになるので、受かるといいなと思う。
子供もいないし、一人っ子だから甥っ子、姪っ子もいないので、ろくは甥っ子みたいな存在に思っています。
帰りがけ、アルプスの向かいのあんやさんで、
亮太君と私にと、姉さんがあんみつを2つとりおいてくれてたのをもらって帰りました。

そういえば、電車で梅ヶ丘を通った時、
この間みた成瀬の映画「驟雨」の舞台が、梅ヶ丘だったことを思い出しました。
当時の梅ヶ丘が映画の中のような街だったかは分かりませんが、
通った時、ちょっと嬉しい気持ちがしました。



8月6日(日)
午後少し晴れ間も出て、青空に入道雲があったりして夏らしい景色。
そして今日も月夜。
午後、洋雑誌をひっくり返して、みたかったページを探したのですが見つからず。
そんな中、ぽろっとでてきた切り抜き1枚。昔のマリクレールメゾン??
湖をみながら、遅いブランチかな。
テーブルクロスのブルーとアーティチョークの色合いがシックでとってあったんだと思われます。
椅子の錆び具合も素敵。








































8月5日(土)
月がみえます。
だいぶ丸いですが、月齢は12.7。
夕飯の買い物から帰ってエレベーターを降りたら、お隣の一家と遭遇。
カブトムシのメスがドアにはさまっていたとかで、つかまえているところでした。
小さな男の子が「カブトムシ、カブトムシ」と嬉しそうに教えてくれました。
いつもは「こんにちは」と言っても、固まってしまうんですけどね(笑。

「食と健康」8月号の表紙、アップしました。
こちらから。



8月4日(金)
曇りでしたが湿気が高く、暑かった。
むあちゃんと瑞穂さんからのお手紙がポストに入っていて、嬉しい。
夕飯の買い物に出かける時だったのですが、
すぐに読みたくて、自転車置き場で読んじゃいました。
3人でbuikに行ってからまだひと月も経っていないのに、もう夏のきらきらした思い出になっています。

昨日の近美の常設展、みたかった絵が期間展示替えになっていて、
小倉遊亀の「浴女」が2点並んでいたとか、
鏑木清方や土田麦僊がよかったよと亮太君が教えてくれたのですが、
それらがことごとくなかったのが残念。
でもソファに座って、アルプの彫刻を左肩越しに、
そして真正面のブラック、ピカソ、マティスの3点をゆっくり眺められたのは贅沢でした。



8月3日(木)
今日も曇りがち。
お昼前、次号の「食と健康」の絵の受け渡しをbuikにて。
次号は茄子の焼き浸しです。
8月号のスイカの絵を返却してもらい、印刷物と照らし合わせる。
始まったばかりと思っていましたが、もう10月号の打ち合わせ。
描く食材は先方が決めるので、次は何かなと少し楽しめるようになってきました。
buikではキッシュのランチを。
今週はキーマカレーとかぼちゃとパプリカ。
おいしかった〜。
buikのあとは近美へ。
「日本の家」展と、常設展をゆっくりとみることができました。
家っていいなあと思う。
私の東京の暮らしは「家」ではなくて「部屋」なので、福井に帰ると「家」をとても意識します。
丹下健三の家にあったローテーブルが、実家の座敷にず〜っと昔からあるのと形が似ているのを見つけて、嬉しくなる。
初めて近美の中の「眺めのいい部屋」で休息してみました。
だ〜れもいない、夏の昼下がり。
お堀の石垣や歩いている人をぼ〜っと眺めて、満喫しました。



8月2日(水)
エアコンなしで過ごせた1日。
家の中より外のほうが涼しかった。
午後、「驟雨」をみに、神保町へ。
(近美は明日絵をお渡ししたあと行くことに)
成瀬の「めし」「山の音」そして今日初めてみた「驟雨」に出ている原節子。
小津の映画の時とはまた違った魅力があって、やはり惹かれます。
台所で立ったまま、お茶漬けをさらさらと流し込んでいるところを横から撮っているシーンがあって、
そういえば小津の「麦秋」でもお茶漬けのシーンがあったなと。
美人にお茶漬けを食べさせたいのだなと思う。
映画のあとは、亮太君の顔をみに書店をちらりと覗き、Zakkaへ。
あったかいカプチーノをのみながら、外からの涼しい風にあたって、
小雨の降り始めた外をみていたら、まるで夏の終わりのようでした。
「ささ記」を読んでくださっているという愛知の方が、今日Zakkaへいらして、
私のポストカードをたくさん買ってくれたと眸さんが伝えてくれました。
ありがとうございます!
眸さんとたくさん話をして、たくさんおいしいお福分けをいただいて帰宅。
夜になって雲の合間からお月さまがみえました。



8月1日(火)
東京は午後から本格的な雨になりました。
午前中、早坂さんからお野菜が届く。
この夏初めての茄子は、早坂さんのからいただきます。
さしあたって今夜は、茄子とみょうがのお味噌汁、茄子とズッキーニの炒めものに。
枝豆もまたたくさん届いたので茹でて、ポテトサラダ、冷奴(紫蘇と梅と生姜和え)かなと、
メモにとりあえず書きとめる。
あさってお渡しする次号の「食と健康」の絵が今日終わったので、
明日は神保町で映画をみようと思い立つ。近美にも行きたいし、
映画の前に近美に行くか、映画のあとに近美に行くか、今夜考えようっと。
7月は1本も映画をみに行けませんでした。
今月はその分、2本はみたい。
今、神保町シアターではとてもいい特集をしています。
今週は成瀬の週。
眸さんには「また古い映画?」と、言われそうですが「驟雨」をみたいと。