ささ記_September 2016



























9月の扉絵「葡萄」
『食楽』での連載で4年前の秋号時に描いた絵。

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今日のスキ帖19
今日の富士山2016





9月30日(金
つかの間の秋の空気。
本日は彩さんと神楽坂デートでした。
お昼は彩さんオススメの中華のお店でコースのランチ。
前菜も担々麺もおいしかったけど、酢豚が特においしかった。
ぺろりと食べちゃいました。
そのあと、バーへ。
食楽で毎回お隣のページで連載している「サンルーカルバー」に一度行ってみたくて、
彩さんにおつきあい願ったのでした。
こちらのお店、2時からやっていて、われわれは2時20分くらいに行ったのですが、
お客さんはまだいらっしゃらないだろうと思ったらすでに2人いらして、
われわれの入店後すぐに、もう一人いらっしゃいました。
1杯ずついただいて、最後にちらりとご挨拶をしてお店を出ました。
気持ちのよいお店でした。行けてよかった。
そのあと坂をおりて金谷ホテルベーカリーで食パンを買って、帰ってきました。
お誕生日月間も今日でおしまい。
明日からは10月。





9月29日(木
昨日ほど気温は高くなかったけど、今日もあまりすっきりしない1日。
洗濯はしましたけど。

作家さんでもイラストレーターの方でも、名前を本名ではない名前でやってらっしゃる方もたくさんいて、
もうずいぶん前(20代の頃)ですが、私も何か違う名前でやるとしたら、、、と考えたことがありました。
うちの家の屋号が久左衛門(きゅうざえもん)でして、
冗談で言ってみたら、北出さんに「いいんじゃない」って言われたことを覚えています。
きゅうざえもん、キュウザエモン、Qザえもん。
いやいや、却下でしょう。

屋号、うちの田舎はそんな風にそれぞれありました。
町内で私は久左衛門さんちの孫と呼ばれてました。
五右衛門さんも久兵衛さんもありますし、今でもそれで通っています。
あらためて面白いなと思ったりしました。





9月28日(水
今日も蒸しました。
天気予報ははずれてあまり晴れず、午後からは小雨もぱらつく。
午後、MLABOで髪を切ってもらう。
金子さんが、金木犀は秋の空気にどこからともなく香ってくるのがいいのに、
こういう湿気の中だと、なんか違うねなんておっしゃっていて、
まさにエムラボに行く道すがら、そう思っていたところでした。
智子さんがパリ時代にお世話になった金子さんのお友達が、
この夏だけMLABOをお手伝いされていて、本日やっとお会いできました。
金子さんからも智子さんからもよくお名前を伺っていた方。
私は10年以上パリに行っていないので、
その方が日本のアパレルから任されてやっていらした、
パレロワイヤルのお店(今はもうない)にはとうとう行くことができなかったのですが、
その時のお話も少し伺えることができました。
オドレイ・トトゥやイネスもお客さんだったとか!
パレロワイヤルの風景と重ねて想像するだけでうっとりでした。





9月27日(火
本日、どこからともなく金木犀の香りがしました。
とはいえ今日の東京は30度を越えたようで、蒸し暑く、蝉もあちこちで鳴いていました。
午後Zakkaへ。
お誕生日のお祝いで眸さんにお茶とケーキをご馳走になる。
それだけで充分うれしかったのに、すごーーーいものを譲り受けてしまったのでした。
ちょうどいい節目だからと。
いざ手にすると、ほんとに私がいただいてもいいのかと緊張してしまう。
眸さんに「やっぱり返して」と言われないうちに(笑、
佐藤さんに厳重に梱包してもらいました。
大事に受け継ぎたいと思う。
タイミングよく井山さんの器が入ってきたばかりで、たくさん並んでいました。
グレーの小さなお皿を買って帰りました。
50歳になってよかった。




9月26日(月
昨日鳴いていた蝉かどうかは分かりませんが、今日も鳴いていました。
思っていたほど晴れず、湿気の多い1日。
メモに書いておいた用事を片っ端から消していく快感。
亮太君を送りだしてから洗濯をして、宅急便で大きめの荷物を出し、
郵便局で小さい荷物を出し、薬局で食器用洗剤を買い、銀行でお金をおろし、
スーパーで夕飯の買い物をして、一旦家に戻ってから家賃と公共料金を振り込み、
近くの小さなスーパーでトイレットペーパー12コ入りを買い、
おそめのお昼を食べて、夕方小唄と三味線のお稽古。
このあと、夕飯の支度を終えたらりんごジャムを煮る予定。
先日ミキライフで作ったジャムが今日で終わって、練馬支部長よりいただいたブラムリーでジャムを。
ブラムリー、お初なのでかなり楽しみなのです。
そうえいばお稽古場の向かいの建物からは、夏と秋の混ざった匂いがしました。





9月25日(日
すごくよく晴れたわけではないけれど、ときどき陽もさし、そして蝉が鳴きました。
あの蝉、明日も鳴くだろうか?
洗濯やら夕飯の買い物を済ませてから、自転車で渋谷へ。
寄ったのはヒカリエのアメリカンファーマシーと東急本店のみで、
買い物を済ませて帰ってくる。





9月24日(土
今日もよく降りました。
雨でも洗濯する自分に、洗濯が好きなんだなと。
ふたり暮らしなのに、どうして毎日と思う方もいるかもしれませんが、
いろいろと分類して洗濯したいからなのです。
キッチンクロス類、亮太君のもの、私のもの、寝具類、タオル類、などなど。
それに加えて、単品で洗いたいものもあるしぃ〜というわけです。

お相撲を聞いてから、買い物へ。
霧雨だったけど、自転車ではなく歩いて。
帰る頃はすっかりやんでいて、やっぱり自転車にすればよかったかなと。
自転車だと水など重いものが買えたから。
明日は久しぶりに晴れそうな東京。
また朝からたくさん洗濯しそうです。






9月23日(金
今号の「食楽」のぎんなんの文章にも書いたのですが、
晩春に青い実をつけていたぎんなん、このところ熟れて、道に落ち始めました。
中学校のプール脇の歩道に何本かあるイチョウの木なのですが、
この1本だけ、たわわに実をつけています。
スーパーに行く道中には、ものすごく大きな金木犀の木があって、
前を通る時に鼻をくんくんさせていますが、まだ香ってはきません。
金木犀はどこからともなく香りが漂ってくる花なのかもしれません。
日曜日あたりからやっと晴れそうなので、秋の草花も一気に咲くのかな。

先日、眸さんからおすそ分けでいただいた三重の新米がとてもおいしかった。
品種は分からないのですが、今年の新米はこれが初でした。
もうすぐ母から福井の新米も届きます。
前回送ってもらったお米がまだもう少しあるので、
それが終わりそうな時に送ってもらおうと思っています。
新米から食べてしまうと、戻れなくなるので(笑。
今、いただきものの果物や甘いものもた〜くさんあって、
おいしいものをおいしいうちに食べないとと理由をつけて、
おやつに食後にと、ずっと食べています。
免許更新の写真のために痩せたいと思っているのに、体重計の数字は、増え続けています。。。。





9月22日(木
日中はよく降りました。
出かける頃には霧雨で、持っていた傘を開くこともなくすみました。
夜、亮太君とともすけへ。
ともすけが料理を作っているところを見るのが好きなので、カウンター席を予約しました。
秋の食材のお初も何品か(ぎんなんや里芋など)もともすけでいただきました。
数日前にともすけに行った智子さんから、
手羽元のほぐしみと黒オリーブの自家製パスタがおいしかったと報告を受けていたので、
パスタはそれに。
思っていたより濃厚で、われわらは白ワインでしたが、
智子さんがキャンティと合いましたと言っていたのが分かる気がしました。
今日も全〜部おいしかった。
料理もそうなのだけど、ともすけのカンパーニュもほんとおいしい。
季節によって発酵具合が変わるから、毎回出来も違うと言ってましたが、
まるまるひとつ売ってほしいくらい。
カウンターなのでときどき話もできて、よかった。
たまたまA氏がすぐ後ろのテーブルで食べていて、
先日誕生日だったことを知って、食後にブランデーをごちそうしてくれました。
イタリア産の1982年のブランデー。
グラスに鼻を入れただけでその香りに酔いそうなくらい。
素敵なお酒でした。





9月21日(水
1日曇り。
夕方5時過ぎ、空のブルーグレー色が美しかった。
こんな色のセーターが欲しいと思う。
ここ数日、ガーゼケットの上に綿毛布を重ねて寝ています。
心地よく、快眠。

陶芸家の岩田さんから、作品集が送られてきました。
岩田さんのブログで拝読していたので、
いつ出るのだろうと密かに楽しみにしていたのですが、
こんなに早く、しかも送っていただけるなんて光栄です。
3月の桃居の個展でみた穴窯の茶碗と花村萬月氏の言葉、それらもまた作品集でみられます。
デザインは誰だろうと奥付を見たら、なんとブンちゃん(飯塚文子)で、さらに嬉しくなりました。
彼女はアリヤマデザインストアの優秀な卒業生です。

岩田さんのブログはこちらから
今、parisのようですが。



9月20日(火
1日雨。
夕方雨の中、ひさしぶりに原宿のsoramaへ安奈さんのカプチーノを飲みに行く。
カップの表面には美しいハートのラテアート。
ミルクがとても滑らかでおいしくいただきました。
そのあと表参道へ出てひとつ用事を済ませてからABCを覗いて渋谷経由で帰宅。
けっこうな雨で、服もスニーカーの中もびしょ濡れになりました。
これだけ濡れると返って清々しました。
エンジョイ復路!をモットーに。





9月19日(月
午後から雨。
本日より50代に。きゃー。
素敵なプレゼントに、電話やFAX、速達、サプライズ訪問(Y姉さん)などなど、
しあわせな50代の始まりになりました。
午後はミワコさんとうちでお茶。
ミワコさんも9月が誕生日なので、お互いの誕生日を祝いました。
父からはメール、母からは電話。
娘が50歳だなんてね。
誕生日だけは真面目なメールをくれる父からの今年のお言葉は、
「おめでとう。50歳。
日本人の平均寿命は年々延びており、まだまだ折り返し地点。
これからは、より多くの友達、仲間たちと一緒に、エンジョイできる復路にしてください」
とのこと。
エンジョイ復路!





9月18日(日
夜になって雨が本降り。
まだ雨の降っていない午後、スーパーに出かけた帰り道、
あちこちで色づいた落ち葉を見かけました。
買いたいものがあったので、5時過ぎに銀座へ出かけることにする。
銀座に着いて買いものを済ませて外に出ると、もう真っ暗。
夏だったら、まだ明るかったのに。
秋ですね。





9月17日(土
曇りかと思いきや、本日けっこう晴れました。
貴重な晴れらしい。
としまえんプールのポスターが、
コマーシャルフォト10月号に掲載されていると、O氏より連絡をいただきました。
p46-47です。
流れているらっこヴァージョンです。
みていただけると嬉しいです。
としまえんプールでは90周年記念として歴代ポスター展も開催されている模様。
30日まで。
今年の夏は、まさかのとしまえんプールポスターのおかげで、
大変思い出深い夏になりました。




9月16日(金
そろそろ秋晴れが恋しい。
いつも行くスーパーには、豊富な品種の葡萄が並んでます。
今日は山形産の種なしピオーネを食後のデザートに。
立派な大きな粒で、しっかりした枝がついていました。
りんごもいろいろと出始めました。
秋の初めに出るミキライフ。
同じ名前の切手部練馬支部長に、出たことをメールでお伝えいたしました。





9月15日(木
曇り空の1日。
中秋の名月は見えず。
先日、ブラインドの羽根を上げ下げするポールが壊れて、
朝9時半に修理の方が来てくれる。30分ほどで直りました。
部品自体はそれほど高くないのだけど、
出張費というのが高くてけっこう痛い出費になりましたが、仕方ない。
そのあとストレッチへ。
今日もみっちり身体の内側へ意識を集中させました。
ストレッチのあとuzuraの潤ちゃんのお弁当。
潤ちゃんのところで、偶然井山さんとばったりお会いできました。
楽しくて喋りすぎました。
お弁当の今日のメインは、かぼちゃのコロッケ。
超クリーミー。お野菜もいつものようにたくさ〜ん。
ひとつひとつ味わっていただきました。
家に戻ってひと休みしてから、小唄と三味線のお稽古。
来週月曜日が祭日でお稽古がお休みなので、その振替え。
来月のおさらい会で唄う唄、糸などようやく決まりました。
そのうちの1曲、「寝ながらに」を唄う時、穂積氏が糸をやってくださることになり、
ちょうどいらしたので、合わせて練習もできました。

ここしばらく蝉の声を聞いてなかったけど、お稽古場の向かいのお屋敷からは、
ツクツクボウシの声が響いていました。
ツクツクボ〜シ ツクツクボ〜シ 
もーいいよ〜 もーいいよ〜 もーいいよ〜 わ〜〜〜〜〜 




9月14日(水
雨は降らず、時々陽もさしました。
洗濯もする。
京都に旅行に出かけた友達からの葉書が昨日ポストに入っていたので、
すでに東京に戻ってきているはずのその友達へ電話をして長話。
先週の木、金、土と出かけてゆっくり楽しんだ様子。
ずっと忙しかったご主人の骨休めになったとかでよかった。
しかし京都はじりじりとすごく暑かったらしい。
葉書の消印は京都中央。切手はぎんなん。
食楽の絵がぎんなんだったからだそう。
実は先週練馬支部長へ私が出した葉書の切手が同じぎんなんでした。
食楽の絵がぎんなんだからと、同じ発想。
さすがわれら切手部。
電話ではひたすら食べ物の話。
われわれが大好きなあるスーパーの舞茸がどうとか、
大きい粒の箱入りぎんなんの名前とか。
楽しかったっす。




9月13日(火
雨時折曇り。
午後から出かける。
まず銀座でいくつか買い物を済ませてから、神保町へ。
神保町シアターで佐分利信監督の「愛情の決算」1956年を見る。
原節子と佐分利信が夫婦役。といっても上手くいっていない夫婦役で、
原節子と三船敏郎が深い関係に傾いていくのを、
見て見ぬふりを通す夫役の佐分利信の役が意外でした。
脇を固める小林桂樹、田中春男もよかった。
それから新宿へ出て、
世界堂とデザートのお菓子など買って帰ってくる。
前に亮太君から、南伸坊さんの新刊「本人遺産」で南伸坊さんが原節子になってたよ
と聞いていたので、神保町でやっとその本を手にとってみてみたら、
これは買わないわけにはいかない。
原節子にみえるんだな〜。どうしてだろう。
しばらく笑いながら眠りにつけそうです。




9月12日(月
今日も雨は降らずにもちました。
午後、uzuraの潤ちゃんから貴重な紫蘇ジュースと梨をおすそ分けでいただく。
紫蘇ジュースの美しい色にしばし見とれる。
潤ちゃんのインスタをみていますが、景色の切り取り方や色などすごくかっこいいのです。
彼女はセツの同期ですが(私は20歳からセツに入ったので、年は2つ下)
その頃から美の基準はきっと変わっていないんだろうなと思う。

夕方、小唄と三味線のお稽古。





9月11日(日
雨の予報でしたが、やはり降らなかった。
カープの優勝、昨夜はラジオで聴いていました。
先日のマツダスタジアムで、カープが中日に勝ち、
タイガースが巨人に勝てば地元で優勝が決まるはずだった日にタイガースが負けた時は、
カープ男子T大先生に申しわけない気持ちがしました。
昨年はぎりぎりでカープに勝って、何とかCSに参加できたタイガースでしたが、
今年はもはやAクラスどころか最下位になるかならないか。。。
今日は「虎V2014」虎V2015」を読み返してしまいました。





9月10日(土
晴れも今日までらしい。
といいつつ分かりませんが。
昨夜の歌舞伎の華やかな舞台を時折思い出していました。
玉三郎さんが見られてよかった。
「元禄花見踊」でお顔のとても美しい若い人がいらして、
舞台後westでお茶をしながら、智子さんに中村隼人という方だと教えてもらいました。

17時40分の南の空。うろこ雲と月もきれいでした。

























9月9日(金
晴れて暑くなりました。
午前中、早坂さんのお野菜が届く。
まだ枝豆が採れるのが嬉しい。

今日は楽しみにしていた歌舞伎の日!
真人さん智子さん夫妻にチケットをとっていただき、
おふたりのお友達の高木さんと4人で観ました。
16時10分に歌舞伎座前で待ち合わせ。
おふたりはいつもイヤホンガイドを使うというので私もそうすることに。
会場は華やかな気で包まれていました。
演目は、吉野川、らくだ、元禄花見踊の3つ。
どれも素晴らしかった。
吉野川では義太夫、妹背山婦女庭訓が聞けたこともよかった
吉野川とらくだとの幕間で、お弁当をいただきました。
真人さんと智子さんがお気に入りという京都のお店のお弁当を、
会場前に松屋で調達してくれていて、それを大変おいしくいただきました。
高木さんは京都、真人さんは奈良の出身なので、関西弁で喋るふたりの声も心地よく、
今日は歌舞伎をみに来ているんだな〜と少しずつ気持ちが上がっていくのでした。
まさに本日ハレの日。



9月8日(木
午前中、久しぶりのストレッチ。
「身体の内側と対峙する」ことって、普段の日常生活ではほとんどないけれど、
K先生のクラスではそんな時間が持てる。
クラスのあと、uzuraの潤ちゃんの所へ寄ってお弁当をいただく。
身体の内側からおいしいって感じながら食べました。

この夏は、早坂さんのお野菜(無農薬)を週1くらいの割合で送っていただき、
それらのお野菜のおかげもあって、暑い夏を乗り切れたように思います。
ひとつひとつ愛情をかけて丁寧に育てられた旬の野菜は、それだけでご馳走です。
無農薬のものにこだわっているわけでもないし、ましてやベジタリアンでもないし、
甘いものも、しょっぱいものも大好きで、かなり欲望のままに食べています。
でも毎日使うもの、塩にこだわるとか、白い砂糖は使わないとか、そういうところを変えていってから、
次は油、次はお醤油と、少しずつ広がっていきました。
些細なことだけど、大きいなと実感しています。




9月7日(水
朝は雨が降っていましたが、午後からすっかり晴れて夜は月が見えます。
午後、Zakkaで「食楽」のN女史と待ち合わせ。
ぎんなんの絵の返却を兼ねてお茶。
何度がささ記で書いているのですが、彼女は私がZakkaにいた頃、
Zakkaの2つお隣にあったペンギンカフェでアルバイトをしていました。
彼女はその頃からのZakkaのファンというか眸さんのファン。
眸さんと話している時の嬉しそうな顔を見ているのが好きです。
N女史がひと足先に帰ったあともしばらくZakkaに居残り、
眸さんと晩御飯の話やら、器の話など。
眸さんと話している私も、きっと嬉しそうな顔をしてるんでしょうな。





9月6日(火
晴れましたが風の強い1日。
「食楽」の発売日でしたが、まだうちに届いていなかったので、
夕飯の買い物のあと、本屋さんを覗いて自分のページをチェック。
食楽は毎号、原画の色やニュアンスをとてもよく印刷で出して下さっているので、嬉しい。
担当のN女史の印刷所への細かな指示のおかげでもあります。
この連載で文章を書いていて思うのは、
私の場合、食べ物は味がどうというより(もちろんおいしいほうがいい)、
誰と食べたかとか、その時の景色も含めて味の記憶として残っているので、
つい思い出話のようになってしまいます。
でも食べ物の味って、そういうことなのかなとも。
今回の「ぎんなん」も、祖父のことを書いています。
本屋さんでみかけたらお手にとっていただけると嬉しいです。




9月5日(月
本日も晴れ。蒸しました。
入道雲とうろこ雲が同じ空に見えた午後。
クラスカのWEBで連載している堀井さんの「いいもの、みつけました!」の
最新号はポストカードのお話でした。
私のポストカードコレクションファイルには堀井さんからいただいたポストカードも、たくさんあります。
それぞれ展覧会などで買ったものから選んでハガキを下さっているのだと思うと、ますます貴重だなと思う。
夕方、小唄と三味線のお稽古。
お稽古場の前のお屋敷からは、蝉しぐれ。
ここはまるで夏真っ盛りのようでした。



9月4日(日
予報に反して、今日も晴れちゃいました。
お昼に18番の凡子さんと原宿で待ち合わせをしていて、
一応傘を持って出かけたのですが、お天気はどんどん晴れる一方で暑かった。
お昼を食べながら、来月の個展の細かな打ち合わせ。
凡子さんの顔を見ながら、
こうしてまた2回目の展示ができることを嬉しく思う。
そのあと、表参道までいくつかお店を覗きながら歩いて、お茶をして別れました。
私はABCを覗いて、渋谷経由で帰宅。
原宿の待ち合わせ場所は分かりやすい所ということで、
宮崎ビルの入り口にしました。
待ち合わせの時間までに少し時間があったので、1階と地下を見てみました。
かつてZakkaのあった場所はコンサルティング会社の名前がありました。
日曜日なので、閉まっていて中は見えませんでしたが。
中が見えなくてかえってよかったかもしれない。




9月3日(土
よかったー晴れてる 
これならもしかして洗濯、今日いける?
てな具合で、2回しました。

午後ラジオからは山下達郎の「さよなら夏の日」が流れてきて、
急にそんな気分になったり。

今日のスキ帖のポストカードは木村忠太。
かつて青山にギャルリーたからしというギャラリーがあって、
木村忠太の作品をたくさん見ることができました。
覗いていた頃はまだ20代だったので、作品を買うということは頭になかったのですが、
小さい作品でどれくらいだったのかと、今頃になって気になりました。
ギャラリーからいただく年賀状や暑中お見舞いのハガキも、木村忠太の作品でした。





9月2日(金
晴れは今日までで、明日からしばらく雲と傘マークの天気予報。
秋雨前線か。(違ったようです、台風の影響。秋雨前線という言葉を使いたかっただけ)
図書館帰りの亮太君と夕方待ち合わせて、都美館でやっている、
ポンピドゥー・センター傑作展をみました。
上野まで足を伸ばすのが億劫でなかなか行かないのですが、
行くとやっぱり上野の森はいいな〜と思う。
金曜日は20時までやっているので、6時前に入ってゆっくり見ました。
作品数が思っていたより少なくて、一人の作家につき一点。
展示作品の背景の壁の色とか言葉ではなく、できれば作品をもっと見たかったかな。
帰りはすっかり暗くなっていて、公園内は秋の虫の音が響いていました。
せっかくなので「みはし」に寄って甘いものを食べて帰ってきました。



9月1日(木
晴れました。
9月。
1年で一番好きな月。
この数ヶ月不眠気味でしたが、昨夜は久しぶりに途中で起きることもなく、7時間眠れました。
だからかどうかは分かりませんが、久しぶりに面白い夢をみました。
私も含めて7人ほどの女の人が1台のタクシーに乗っている。
私は運転席の隣(左ハンドルで私は右座席にたしか二人で座っていた)で、
よくこの人数を乗せてくれたなあと思っている。
支払いの時、お会計をしてくれている女性が「領収書を下さい」と言って、
運転手の人が「お宛名はどうなさいますか?」と聞くと、
「織田信長で」と言ったのでした。
そんな夢をみた9月の始まり。