9月の扉絵『TO VIENNA』
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佐々木美穂_miho sasaki
ニューポストカード2種類制作しました。
ご注文くださるとうれしいです。
ポストカード
9月30日（土）
午前中は曇っていたけど、午後から陽がさして、
夜は月がくっきり見えます。
昨夜は、月を見ることができませんでした（雲の中）。
亮太君は上ってきたばかりの時にみたようですが、
なぜか夕飯の時に、テーブルの料理に向かって、お月さまにお願いごとをしていました🤷♀️。
夏前にある方からあることを一緒にとお話いただき、今月からそれにとり組み始めました。
気楽にやってみてと言われてますが、
何せ初めてのことだし、自分だけのことではないので、楽しめる域にはまだまだ。
ただ、一昨日みたホックニーの展示とホックニーの言葉に少し気持ちが動いて、
その勢いで今日はテスト分の作業をだいぶ進めました。
だめだったらだめでまた考えればいいや、やってみないことには始まらないのだから。
9月29日（金）
暑いですが、陽ざしはさほどない。
ベランダは、紫蘇も昨日から白い花を咲かせました。
紫蘇はたくさん穂が出ているので、これから次々と咲きそう。
前に何者かにかじられた名前の分からない新芽はあの後順調に育っていて、
もう一つ、同じ葉っぱの新芽も出てきました。何の植物か、分かる日が楽しみ。
今夜は中秋の名月。
雲が多いけど、見えるといいな。
9月28日（木）
楽しみにしていたホックニー展にようやく行ってきました。
涼しくなったら行こうと9月にと思っていたら、とても暑い日になりました。
画集でしかみたことのなかった絵が、いくつも目の前にある。
やはり、原画だからこそ見えてくることがたくさんありました。
iPadのシリーズも、実際見るまでよく分からなかったのだけど、そういうことか！と。
ホックニーが今も制作し続け、今回の東京での展覧会に出品する作品について話しているのを、
映像で見ることができるというのも、幸せなことのように感じる。
その中で、以前京都で紙に関する会議か何かに出た後、誰かから掌に小さな紙切れを握らされ、
開いてみるとそこには「Love Life」と書いてあったという話、
それから「楽しむために世界をみている」という話など、急いでメモに書き留める。
煙草を片手に、終始温和な表情で話していて、充実した時間を生きているのだなと思う。
初期の作品からiPadの絵巻物まで全てスキでした。
9月27日（水）
暑くなり、午後冷房を入れました。
月は雲間から見えたり隠れたり。
週に２回可燃ゴミの日で、その前日の夜に魚を食べることが多い。
（長くゴミ袋の中に魚の骨などがあると匂うので）
今夜のメインはアジの干物。大きくて２枚グリルに入れると、はみ出しそう。
亮太君、干物は全部食べるので、食べ終わった後、お皿には何も残っていません。
9月26日（火）
朝は富士山がみえました。
お昼頃まで晴れていましたが、午後から曇り。
午前中、打ち合わせで表参道に自転車で出かける。
帰り、久しぶりにABCに寄ってゆっくり洋雑誌など見る。
夕方スーパーの帰り、お隣の女の子とエレベーターで一緒になりました。
私が提げているスーパーの袋をのぞき込んで、そのお野菜〇〇の？と聞くので。
「そうだよ」と言うと、今日、学校の授業で〇〇に見学に行ってきたとのこと。
何を見学したの？と聞くと、調理室で野菜の下処理とかだそう。
だから気になったらしい。楽しかったそうです。
かわいくて、きゅん。
9月25日（月）
今朝も、肌寒くて目が覚める。
昼間は陽ざしがありましたが、暑いという感じはもうなく、やはり秋。
先日受け取ったゲラを午前中に読み終わり、少し絵を描き始める。
とりあえず構図は決めず、色を置いてみる。
月が少しずつ膨らんできました。
9月24日（日）
朝、からっと富士山がみえました。
寒くて何度か目が覚め、そのたびにガーゼケットを体に巻きつける。
午前中、栄子さんから新米と食料が届く。
お手製のイチジクジャムとコンポートも入っていました。
一つ、謎の分厚い強力透明両面テープが入っていて、
それについて、夜、毅さん（亮太父）から、説明の電話をいただきました。
そっか、それ用だったか。気にしていただいていて、ありがたい。
9月23日（土）
涼しいと思えた1日。
スーパーの近くの道に、割れた卵が一つ落ちていました。
フライパンの上に落として、これから目玉焼きを作ろうかというくらいまん丸の黄身。
しかも黄身は大きくてきれいな色。
夏のあの暑い日だったら、道の上で目玉焼きができたかな、なんて考える。
帰りにまたその道を通ると、黄身はすっかり崩れてぐちゃぐちゃになっていて、
そばを通る人たちは、慎重に避けていました。
ベランダのバジルは毎日、白い花が増えています。
花が咲くっていいもんですね。
9月22日（金）
夕方から雨。
雨の降っていない時にスーパーで買い物をすませておいてよかった。
スーパーの店先には、柿や青いみかんが並び始めました。
いつもそうやって、少し先の季節を知る。
9月21日（木）
雨が降ったりやんだりの1日。
しかも体の中にも浸透してくるような、ものすごい湿気。
久しぶりに本の装丁（カバーの絵）の仕事をいただき、今日ゲラが届いて読み始める。
明治44年生まれで、私が生まれる前に50代で亡くなっている作家。
読みながら、仕事があるってうれしいなという思いが胸の内に広がっていく。
9月20日（水）
曇りがちでしたが、湿度が高くてやはり今日も暑かった。
バジルの花が咲いた。
朝は一つだけだったのに午後はもうひとつ。
白い花は小さいのに、とてもいい匂いがする。
紫蘇は少しずつ穂を伸ばしていて、来月にはきっと花が咲いて、
今年もまた種が採れるかもしれない。
9月19日（火）
朝は富士山。
今日も暑くなりました。
57歳。
父からのおめでとうメッセージ2023は、
「おめでとう。
この時季、新型ｺﾛﾅが再流行し始めているとのこと。
健康管理には、十分に留意されたし」
おみくじか と。
午後、亮太君と映画を見に渋谷へ。
ウェス・アンダーソンのアステロイド・シティ。
何一つ見逃したくないなんて見始めましたが、
始まっていつの間にかそんなことは忘れて、ただ映画の中に浸っていました。
女優ミッジ役のスカーレット・ヨハンソンと戦争カメラマン役のジェイソン・シュワルツマンが、
それぞれの部屋の窓越しに向かいあって話すシーンが何度かあって、そのシーンと、
出番をカットされた妻役の女優と偶然会って、
互いにタバコを吸いながら話すシーンが特に胸に残る。
9月18日（月）
昼間は陽ざしが強かったですが、大相撲中継が終わりラヂオを切って窓を開けると、
風と共に虫の音が入ってきました。
西の空には富士山と、細い月がありました。
ああ、なんて気持ちがいいんだろう。
9月17日（日）
今日も暑くて湿度が高い。
夕方、うちの近くの駅で瑞穂さんと待ち合わせて、散歩とおしゃべり。
話のメインはもちろん、むあちゃんのこと。
むあちゃんがいる間にパリに行くの？って聞いたら、行かないと思う、
今一番行きたいのはトルコだから、行くんだったらトルコかな、
ただもうすぐ、パリでニコラ・ド・スタールの展示が始まるから、
（その特集が組まれたBeauxArts（美術雑誌）を、いただきました）
その展示だけみに行きたいかな、なんてクールに言うあたりが、いかにも瑞穂さんだと感心する。
蚊に刺されながら2時間ほどおしゃべりして、すっかり暗くなって帰宅。
9月16日（土）
暑かったです。
麦わら帽子をかぶらずに夕飯の買い物に出たら、陽ざしが強い。
目に手をかざしながら、自転車を走らせました。
paris暮らしがそろそろ2週間になるむあちゃんとやりとり。
まだ本格的に大学の授業は始まっていないそうですが、
大学のアトリエ？の写真や、寮の部屋の写真を送ってくれて、キュンとしました。
自炊も毎日しているのだそう。
お部屋、シンプルで清潔そうでホテルみたいでした。
大きな窓の外は木々の緑の葉っぱの景色。
明日は瑞穂さんとお会いするので、
むあちゃんのこともいろいろ聞きたくて、楽しみにしてます。
9月15日（金）
朝から、湿気と暑さで、少し動いただけで汗だく。
水やりの時に見ると、新芽が何者かにかじられていました。
一番外側の葉っぱの大部分がない。
（大部分と言っても、全長1cmにも満たない大きさでしたが）。
亮太君に報告すると、「おいしいのかね」と。
残っている部分がスクスク育つといいな。
午後から、雷雨。
お昼ご飯を食べていたら、突然、ヒョウみたいなのが降り始めたので、
速攻で亮太君と手分けして洗濯物を取り込んでセーフ。
いっぺんに遠くの景色が白く霞んで、稲妻と雨音が響きわたる。
さてさてさて。
虎さん、昨夜18年ぶりのリーグ優勝を決めました。
試合後、父に電話をしたら、
意外とテンション低くて、アレ？って感じでした。
優勝、早すぎたなと（CSまでまだだいぶあるから）。
気持ちはもう次に向かっているようでした。
9月14日（木）
今日も暑くなりました。
謎の新芽、何となくだけど、木になる植物っぽい。
さて。
虎さん、今夜いよいよアレですな。
広島が負けてもアレですが、やはり勝って決めてほしい。
9月13日（水）
晴。
相撲も始まり、ラヂオを聴き終わると、外はもう暗くなっています。
虎さん、ついにマジック１に！
9月12日（火）
今日も暑くなりました。
虎さん、マジック3!!!
先週父が、今週中には決まるでしょうって言ってたけど、現実味を帯びてきました。
夜父に電話をすると、めっちゃ ごきげんさん。
早くてあさってと。
2005年の時はリーグ優勝？って聞いたら、日本シリーズではロッテに１勝もできなかったと。
日本一っていつ？って聞いたら、昭和60年1985年と間髪入れずにスラスラと返答の早いこと。
お察しとは思いますが、私は特に阪神ファンという訳ではなく
阪神が好きな父が面白くて、という立ち位置です。
9月11日（月）
晴。
空には夏の雲と秋の雲が。
愛媛のsotosuの村瀬さんと9時半に築地駅で待ち合わせて、築地をご一緒しました。
いつもの鰹節屋さんでまず買ってから、お店をざっと見て歩き、銀座へ。
村瀬さんは初築地だったらしく、楽しそうに歩いていらっしゃる様子に嬉しくなる。
それと築地から銀座まで歩きながら、銀座が近くてびっくりされていました。
銀座はwestで、遅めの朝食というか、村瀬さんはトーストのセット、私はキッシュのセットをいただきながら、
あれこれおしゃべりする。
sotosuのオリジナルタオルができてそろそろ2年。
この2年近く毎日順繰りにタオルを使っていますが、贔屓目じゃなく、使い心地、とってもいいです。
へたった感じにならないところも、タオル地を村瀬さんがこだわって選んだだけあります。
そんな話もしました。
westのあと、村瀬さんのお孫さんが好きだと言う、木村家のチーズパン（あんパンじゃなくて）を買いに木村家へ向かい、
そこで別れて新宿経由で帰宅。
木村家で私は、チョココロネを買う傾向にあります。
今日の築地
今日の銀座
9月10日（日）
快晴。
今朝も水やりの時に、昨日見つけた新芽を観察。
順調そう。
先日、おいしいにまつわる本を1冊選んで短いコメントを書くという仕事を受けたので、
何冊か思い当たる本をざっと読み返していました。
選ばなかった本、吉田健一の『本当のような話』をまた少し読み返しながら、
この本を読んでいた時間の豊かな気持ちを思い出す。
亮太君に借りた本（文庫版）ですが、自分の本棚に入れてあります。
ちなみにこの文庫版のカバーの絵は、大沢昌助。
9月9日（土）
午前中は曇っていたけど、午後から晴れました。
ベランダの鉢植えたちに水やりの時、
バジルの植木鉢の中に、何やら新芽が顔を出しているのを発見。
硬めで細長の濃い緑。何だろう、楽しみが増えました。
さてさて、なんと虎さん、今日も勝って7連勝で、マジックが7に！
9月8日（金）
朝から雨。
心配していた大雨ではないけれど降っています。
昨日のうちに今日の夕飯の買い物も済ませてあったので、外出せず家にいる。
朝は、亮太君が多めに淹れてくれたコーヒーを少しいただいてカフェオレを、
昼は亮太君が作ってくれた、具沢山のにゅうめん。
午後、昨日いただいた本と雑誌をゆっくり眺める。
9月7日（木）
朝、窓の外、木々の緑色が濃く見える。
暑さが引いて、ほっとしているかのよう。
午後の早めの時間に思いがけずプレゼントが届く。
開けてびっくり。
ずっと欲しいと思っていた本と、頼んでいた雑誌２冊。
雑誌は今度彼女が帰国する時にと思っていたのに、一緒に入っていて、しかもこちらもプレゼントと。
出張で日本に帰国のご主人に預けて、東京から送ってくれたのでした。
うれしくて３冊積み重ねて、宝の山みたいとその小さな景色を何度も見る。
9月6日（水）
早朝少し降ったようですが、朝は富士山が見えました。
眠れなくて、枕元で小さな音でラジオをつけて、
いつの間にかうとうとして、音の気配で起きて、聴けそうな局を探して聴きながらまた眠って...
そんな夜の多い夏でした。
涼しくてよく眠れるようになるまで、もう少しかな。
昼間スーパーで、箱入りのまだ青い毬栗を見かけました。
9月5日（火）
晴。暑い。
暑いけど、空や風が、やわらかい。
午後、Zakkaへ。
今日はお茶をするのが目的。
（Zakkaは週の後半の３日間だけお茶を頼むことができます）
お客さんがいらっしゃらなかったので、着いてすぐカプチーノをお願いする。
眸さんが作ってくださる間、佐藤さんと話していて、
ウェス・アンダーソンの新作がもうかかっていることを知る。みなくっちゃ！
カプチーノをゆっくりいただく、木のトレーの上のパーフェクトな配置と共に。
あ〜おいしい、ふ〜っと力が抜ける。
飲み終わった頃、オーハラさんが。また会えちゃった。
仕事のお昼休憩の時間に、Zakkaでお茶をするために寄ったとか。
眸さんがオーハラさんの近くに私の椅子をあらためて出してくださったので、
オーハラさんともゆっくりおしゃべりできました。
おいしそうにアイスティーと氷を頬張っている。
そうだった、Zakkaでお茶の時、彼女は、こんな風にいつも氷を頬張っていることを思い出す。
9月4日（月）
朝、久しぶりの雨。
あら、涼しい？
雨は意外と早く上がって、その後は湿気ムンムンの1日に。
うちの周りではしばらく聞こえなかった蝉もまた鳴いていました。
明日はまた猛暑日の予報。
9月3日（日）
晴れましたが、夜は雨予報。
マレンコソファの背のカバーの、頭が当たるあたりが薄汚れているので、
洗濯しなくっちゃと思っていたのですが、ずっと後回しにしてました。
夕方、ソファーの後ろを通った時に、持っていた青いボールペンが触れて、生地にさーーーっと青い線が。
それからが早かった。すぐにカバーを外し、青い線を手洗いでゴシゴシして、
洗濯機に少しの間つけて、洗濯して今干しているところ。
ベランダに出て、カバーを干していたら、御神輿が！
通り過ぎる間、眺めておりました。
鯔背だね〜。
9月2日（土）
晴。
午後、in-kyoのちえさんと久しぶりに長電話をしました。
互いの近況やら、Zakkaの話やら。
ちえさんがZakkaでみている（感じている）ことが、まさにそこなんだよねとうれしくなる。
in-kyoは蔵前の時と今の三春との時間がそろそろ同じくらいになるのだそう。
9月1日（金）
朝は富士山、夜は昨日よりくっきり丸い月が見えます。
September。
9月のZakkaの始まり。
開店1分前に着きましたが、並んでいらっしゃる方がお二人いました。
眸さんが扉を開けてくださり、中に入る。
明るい光の中に、すべてのものが静かにキラリと並んでいました。
まずは新しいカード２種類と追加の分を納品。
私のカードラックを見ると、
新しいカードを並べる場所の分を眸さんが考えて空けておいてくださり、カンゲキ。
「レモン」は葡萄の右隣、「青い実」は・・・「茄子」は・・・
じっくり店内を見ていると、オーハラさん登場。今月も会えました。
先にいらしたお客さんのうちのお一人が私のカードを買ってくださり、
ちょうど納品したばかりのまだ並べていなかったニューカードも、
佐藤さんがその方に見せてくれて、そちらも。
niloでもpostcardを買ってくださったことのある方で、少しお話ができていい時間でした。
オーハラさんもニューカードをたくさん買ってくださりまたまたうれしくなる。
眸さん佐藤さんとも少し話して、Zakkaを後にしました。
お昼は久しぶりに潤ちゃんのお弁当。今日も美味しくいただきました。
新しく２種類ポストカードを制作しました。
いつも置いて下さっているお店にもそろそろ並ぶと思います。
お立ちよりの際は、手にとって見てもらえると嬉しいです。
niloのポストカードのページにも掲載しました。
上にリンクが貼ってあります。
よろしくお願いします！
☝今月の扉絵は、2020年「青々（ブルブル）」展の時に制作した作品です。
左端に貼ってある2008年に行ったウィーン行き飛行機の荷物タグからタイトルをつけました。