ささ記_January2023



1月の扉絵
グレーの花瓶と白い花







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


すべての画像、文章の無断転載を禁じます
佐々木美穂_miho sasaki




ポストカードのご注文、お受けしております。
ポストカード


sotosuオリジナルタオルもよろしくお願いします。
タオルの詳細はこちらから

 
 

 

1月31日(火)
晴。
食材を買いに出かける。
築地でかつお節、日本橋で出汁昆布(ついでにうさぎやのどら焼きも)、
赤坂で先日行った時に売り切れていて買えなかった「福豆」を買って帰宅。
帰ってきてから遅めのお昼を食べ、お茶を淹れてどら焼き。
おいしいなあ、餡が特に好きだなあと食べました。

 

1月30日(月)
晴。1時過ぎの青い空に、半分くらいまで膨らんだ月が見えました。
夕方から風強し。
2月のカレンダーのためのコラージュを作りました(今回は用意がいいぞ)。
あさってから今年のZakkaが始まる、なんて、何度も思ったりする。
写真は、ひと月ほど前の12月29日の正午頃。
明るい光が床に写っていました。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月29日(日)
いいお天気でした。
春に向かうこの時期の、よく晴れた日の明るい夕暮れは、
絵画や映画で心が満たされるのと同じような気持ちになります。
ささ記に出てくる色のことで、年に何度かメールをくださる北海道のIさんから、
とてもうれしいメールをいただきました。
弟子屈の山椒で、藤原さんと2人展をした時に一度だけお会いしたことのある方。
励みになります。



 

1月28日(土)
先日『雲のうえ』36号が送られてきて、読んでいました。
今回は「聞かせてください社長さん。北九州の好きなところ、明日のこと」
北九州市に会社のある社長さんたちは「地域(社会)に貢献すること」を常に考えている。
さて、自分は?
貢献するというと立派な印象だけど、
小さなことだけど続いていることは一つくらいはあるかな、と。

社長さんたちを撮った久家さんの写真、好きでした。
全身の写真、社長室?で座って話している写真、会社の社名の入った写真の3枚。
絵が飾ってある部屋もいくつかあって、それらの絵も気になるところでしたが。



 

1月27日(金)
曇りがちのお天気。
このところ、アイロンのコードの接触がよろしくない。、
ネットでアイロンを検索しながら、今度はこれにしてみようかなというのをなんとなく決める。

 

 

1月26日(木)
寒いけれど、昨日よりは暖かかった。
細い月のそばに木星。
3時半過ぎに家を出て、電車で、赤坂と表参道。
どちらも1か所だけ寄って帰宅。
表参道はかいさんのお店。
ガスストーブの上にやかんがかかっていて、湯気もあたたかそうでした。
かいさんに、眸さんが寒いとか暑いとかって言ってるのほとんど聞いたことがないって話すと、
思っていてもそういうことは言わないんだよって言っていて、そうだなと思う。


 

1月25日(水)
昨夜はあまりに冷えるので、隙間風が入ってくる所をいくつか新聞で塞いで、防寒対策を打ちました。
今朝起きて、おはようよりも先に「雪、積もった〜?」と亮太君に聞くと、「まったくないよ」との返事。
晴れて明るい光が部屋の中にありました。
気温は低いけれど、スーパーからの帰り道、空が青く広がっていました。
もうすぐ夕暮れです。


 


1月24日(火)
昼間は日があって、わりと暖かかった東京ですが、
4時頃から風が吹き始め、気温もどんどん下がって、さむっ、です。
夕方、空に細い月が見えた時は寒さを一瞬忘れましたが。
午後、ユーロスペースに『ケイコ目を澄ませて』を見に行く。
この音はなんだろう字を書いている音か、と、青いマニキュア、
から、映画に入っていきました。
家に帰ってすぐ、三宅唱監督特集の『ユリイカ』(亮太君の)、監督と蓮實重彦氏の対談のページを読む。
夕飯の時に、映画のことを話す。
すでに2回見て、ユリイカも読んで、
映画の中に出てくる撮影場所にも足を運んでいる亮太君の話を聞きながら、また見たくなる。
今夜は映画を思い出しながらユリイカを読んで眠ろう。



 

1月23日(月)
朝、少しだけ雨でしたが、その後は曇り。
寒かった。
昨晩亮太君に、あそこの梅が咲いてたよと言われて、どこ?って聞いたら、
手であっちの方って、それじゃ分からないって、
何度か聞くうちに大体見当がついてきて、あそこかぁと。
スーパーに行く時にいつも通っている道なのですが、気づいてなかった。
今日、確認しました。
白い梅が白い空に白く咲いていました。

 


1月22日(日)
陽ざしの明るい日曜日。
洗濯物をとりこんで、窓のそばのあたたかい日なたで靴下の毛玉をとる。
読みかけの本を数ページ読んで、うとうとする。
早めの時間に夕飯の買い物に出て、夕方からラジオで相撲の千秋楽をきく。

 
 

1月21日(土)
晴れましたが、北風が冷たい。
14日のささ記に書いた「フィレンツェビエンナーレ1996」の写真やメモをここのところなんとなく見返したりしていましたが、
メモには色のことしか書いてなくて、我ながら笑ってしまいました。

写真_上は、ベルヴェデーレの丘(要塞)に設置された磯崎新設計の建物。
同じ時に撮ったのに空の色が違いますね。
切れていますが、一番右にもう一つグレイの建物があって、別のところにあと2つありました。
デザイナーとアーティトが組んで、それぞれの表現がなされていました(そこらへんはまた後日。
中と下の写真は
要塞の建物の中での展示だった記憶があります。
そのうちのJudith Shea(中)とLucio Fontanaの作品。
Judith Sheaについて、その時以来今日まで全く何も知らなかったのですが、検索していたら、俄然興味が出てきました。
一つ、動画のアドレスを添付しておきます。
話し方も佇まいもそして作品もスキでした。






 

 

 

 

 









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Judith Shea
動画

 

1月20日(金)
いいお天気でした。
夕暮れの富士山もよくみえて。
写真は、今朝のキッチンにかけてあったクロス類。
亮太君が雑に(アーティスティックに)ひっかけた跡。






















 

 

紫の鍋つかみは、Zakkaがまだ宮崎ビルにあった頃の「なべつかみ展」で買った藤原さんの。
端っこにほんのちょっぴりだけあるブルーのストライプに今も痺れ続けています。


 

1月19日(木)
思ったより晴れず、寒い。
午後、赤津ミワコさんの展示をみにgallery360°へ。
ギャラリーのある建物の前に自転車を止めていたら鐘の音がして、
顔を上げると、通りを挟んだ向かいの教会からの3時の鐘でした。
今回の展示のおかげで、gallery360°が移転後、青山にも(もう一つは尾山台)またgalleryを作っていたことを初めて知りました(もう何年も経っているそうですが。。。)。
赤津さんの展示は、アンデルセンの隣のビルにあった時のgallery360°での展示以来9年ぶりの個展だそう。
シェイプドキャンバスに直線だけで構成された作品は、
色、塗り方、配置によって、自由に(赤津さん的には綿密にでしょうが)、
広がったり、内側に入っていったりと、動いているような印象。
同じ時期にセツに通っていて、セツの時は(クラスが違っていたので)話をしたことがなかったのだけど、
卒業後から親しくなり互いの絵の遍歴を見てきました。
色を塗っている時間が楽しいって言っていた赤津さん。
そこだよね、と思う。
展示の詳細はこちら。




1月18日(水)
まあまあの晴。
午後、sotosuの村瀬さんから今年もサンクファームのポンカンが届きました。
先々週は切手部練馬支部長野上さんから渋いウサギラベルの白ワイン🐇、
先週はTKMの水島さんから、また!!吉田牧場のチーズ、
おいしいいただきものが続き、しあわせものです。
ポンカンは、届いてすぐに箱を開けて2つパクパク食べて、ああおいしい、
そうだ、お隣の小学生のお子ちゃまが二人いるおうちにお裾分けしようと思い、
スーパーに出かける前にお渡ししました。
買い物から帰ってきて、ラジオで相撲の豊昇龍と錦富士の取り組みを聴いていたら、ドアフォンが鳴り、
「はい」と出ると「お裾分けです」と。
??
お隣のお子ちゃま二人が、「はい、これ」と2つ手渡してくれました。
一つは、恐竜の絵のある丸い小さなクッキー3つと🦕🦕🦕
もう一つはずっしりと重い冷たいフリーザーバッグ。
「サバです」とお兄ちゃんに言われて、
「サ、サバ?」とフランス語の挨拶みたいなこと言っちゃって。
「いっぱいあるから」とのこと。
いただきもののポンカンで、さらにこんなにうれしいことになりました。


 


1月17日(火)
夜になってまた雨。
午前中のうちにスーパーなど用事を済ませてから3時過ぎ、銀座へ。
岩手の物産館から鳩居堂、広島、福井物産館と回って、
最後に新宿伊勢丹の地下だけ寄って帰宅。
帰ってきて、大相撲の最後の一番は聞けました。
電車の中では読書、今日は私の周りでは本を読んでいる人をたくさん見かけました。 

 

 

1月16日(月)
今日は冷たい雨になりました。
夕方にはやんだので、自転車でスーパーへ。
出かける時マンションの入り口に、3~4歳くらいのかわいい男の子が立っていて、
笑顔で大きな声で「おはようございます」と挨拶をしてくれました。
うれしかったのだけど、夕方なので律儀に「こんばんは」と返して、
「誰を待ってるの?」と聞くと「ママ」と答えてくれました。
自転車置き場にママがいらっしゃったので、初めて声をかけてみました。
「ぼくちゃんが、おはようございますって挨拶してくれました」と言うと、
「ポストが気になるみたいで、いつも先に行ってしまうんです」と。
そういえば、手紙を持ってました。
ポストが気になるの、分かる〜とは言いませんでしたが。
きっと毎朝、園の先生に元気におはようございますって、挨拶しているんだろうな。




 

1月15日(日)
曇り午後から時々雨、夜わりと本降り。
夕飯の時、亮太君が、
SKETCH SHOWのAUDIO SPONGE』のCDをかけてくれた。

 

 

1月14日(土)
昨夜から雨になって、夜中に風の音で目が覚めました。
朝は一旦止んでたけど、そのあと3時過ぎまで雨で、洗濯物は部屋干しに。
一昨日の朝のこと。
まだベッドの中、みた夢の中にまだいらそうなくらいの意識にふと、「磯崎新」の名前が浮かぶ
(高橋悠治さんの水牛通信の今月更新の文章の中にお名前があったのが残っていたからかもしれない)。
そこから’96年にみたフィレンツェビエンナーレ(服とアートの融合のような印象だった)の
ベルヴェデーレの丘に磯崎新設計による7つの箱(展示のための建造物)のことを思い出す。
(その展示のことは写真やメモが残っているので、そのうちここに載せます)
そしてフィレンツェビエンナーレの一環として、市内のフェラガモの店でのブルース・ウェーバーの写真展へと移行し、
写真が飾られていた空間と、かつて原宿のQUESTビル1階と地下にあったラルフローレンの空間、
そしてさらに宮崎ビルの地下にあったZakkaともつながって、
それは、今でも時々見返す 『AMERICAN FAMILLY STYLE』の世界とも交わり、
(その本はラルフローレンが序文を書いている)
若かりし私がZakkaで惹かれたのは、ギンガムチェックやマドラスチェックの布もの、
古い大きなパイン材のテーブル、木のピンチ、ivoryの洗剤、グリセリンソープ、
木のクロス掛け(北出さん作)、北出さんのポストカードなど、
横文字テイストのモノと日本の作家の作った器が、やわらかな明かりに包まれて並んでいるその空間のことだったと、
磯崎新からZakkaに着地した思考を面白く感じ、手帳にメモしたことを書いてみました。 

 

 

1月13日(金)
まあまあの晴。
午後、自転車でABC(青山ブックセンター)へ。
ゆっくり洋雑誌や写真集、美術書などを見る。
栄養の時間。
もう夕方だったので、家の前を通り過ぎてスーパー経由で帰宅。
数日前にモデルのTatjana Patitzの訃報を見かけました。
すぐに思い出したのは、ELLE DECORATION(UK)の表紙と、彼女の部屋のこと。
久しぶりにそのエルデコのページを開いて、言葉を拾いながら、しばらく眺めていました。
「Malibuの家で、3匹の犬と2匹の猫と1頭の馬と自然と触れ合いながら暮らす」という言葉から始まる8ページ。
下の写真は、表紙にもなったELLE DECORATION(1997年4月号)と、3-4ページ目の見開き。
Tatjanaが「music room」と呼んでいる部屋。
そこで音楽をきいたり、友人たちと音楽を奏でたり。
Tatjanaのことを熟練のフルート奏者とも書いてありました)
昼間は天窓や窓から外光が降り注ぎ、夜は月明かりとキャンドルだけで過ごすとも。







 

 

 

 

 

 

 










 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1月12日(木)
晴。
ラジオのニュースで、東京は今日で雨が降らない日が21日連続だと言っていた。
これは過去2番目だそうで、1番目は23日連続とのこと。
一昨日荒木さんから(アーキタイプ)、今年の手拭いが届く。
立花大先生による干支もので、ねずみの年のから毎年いただいています。
大先生のデザインもですが、この手拭いを作って送る(贈る)荒木さんかっこいい、
と手拭いを手にするたびに思います。
写真は下から上にね、うし、とら、う





 

 

 

 

 

 

 




1月11日(水)
晴。
今日の夕暮れも穏やかでした。
友人がいつからか、冬になるとベランダのオリーブの木に半分に切ったみかんを仕掛けて、
メジロがついばみに来るのを楽しみにしています。
最近またやって来るようになったとかで、動画が送られてきました。
オリーブ色の葉っぱの中にいる、それより一段明るいオリーブ色のメジロと鮮やかなオレンジの色、
楽園か、と思いました。
代官山の、楽園。

 

 

1月10日(火)
晴れたけど、北風が冷たい。
今日も洗濯。
どうしてこんなに洗濯が好きなんだろう。
お昼は、今日からお弁当が始まったuzuraの潤ちゃんのお弁当にするのだと、昨日から決めていましたの。
朝食の時、亮太君が、今日のお昼は前田さんのお弁当なんでしょ、いいなあって
うらやましそうに言ってました。
午前中予約を入れると、
魚の西京焼きとトリつくねのどちらにする?と返事をもらい、
悩むなあと少し考えて西京焼きの方にする。
お弁当をとりに行って、潤ちゃんと新年の挨拶を交わし、
家に帰って昨夜の少し残ったスープ(白菜と豚バラ肉の)を温めて、一緒に食べる。
おいしいお昼になりました。

 


 
1月9日(月)
いいお天気。
夕方スーパーに買い物に出ると、暖かさにびっくりする。
振袖の人をひとりお見かけしました。
むあちゃんも区の成人式なるものに出てるのだろうか。
先日瑞穂さんから見せてもらった写真の、家族でお祝いした時の振袖姿と重ねる。

結局『夜の光』はひとつめの「老人」だけ読み直して、
亮太君に何か私にも読めるものはないかなと聞いてみつくろってくれた中から、
吉田健一の『本当のような話』を読み始める。
読みかけの『東京の昔』があるけれど、それはまた。
昨年見た、資生堂ギャラリーの第八次椿会の展示で、宮永愛子さんの作品についての本人の言葉に
吉田健一の『東京の昔』に出てくる昔の資生堂のあたりの描写と交わるものを感じ、読んでいたことの喜びがありました。

写真は、上田亜矢子さんの彫刻2つ。
右は先月のギャラリーSUで、左は何年か前のディーズホールにて。
それぞれに好きだけど、2つ並んでいるとさらに好きと思う。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





1月8日(日)
晴。
はりきって洗濯。
本日は夕暮れを見ながら更新。
津島佑子の『夜の光に追われて』を午前中読み終え、
だからか今日の夕暮れはさらに美しいと思える。
亮太君から借りた本だったので、亮太君にも感謝。
志賀直哉の本に『夜の光』があったことを思い出し、開いて見たけど『夜の光』という作品はなく、
本自体のタイトルだったということをあらためて知る。
久しぶりに読み直してみようか。
ちなみに『夜の光』の装丁はバーナード・リーチ。

 

 

1月7日(土)
晴。洗濯日和でしたが、洗濯はなし。
午後、ちょいと野暮用で渋谷へ。
好きな景色が見える側道を自転車で走っていると、
今は枝だけになった桜の木々の間から木漏れ日がさしていて、
その光が落ち葉の上に届いているのを見ました。
一瞬のことでしたが、心に刻まれる。
夕方、暮れていく空を見ながら亮太君が、
「いいな美穂さんは。毎日夕暮れを見られて」と言うので、
「いいでしょ〜」と、夕暮れに背を向けて、電気ストーブの前で本を読んでいました。


 

1月6日(金)
晴。
昼間、南向きの部屋は明るい陽ざしの中で温室のようになる。
靴下を脱いで裸足になり、足の甲をあたためるしあわせ。
今朝4時半頃に目が覚めてしまい、水を飲んでからベッドの中で本の続きを読む。
ずいぶん読み進んだなと思ったら、6時50分。
物語の世界にすっかり入り込んでいました。
眠くなってきたので、少し寝て起きると9時50分。
お休みの亮太君はとっくに朝食を食べて、勉強をしていました。
私はといえば、本の中に何度も出てくる「茵」という漢字の読み方が分からず、
パソコンで、「くさかんむりに因」と打って調べると「しとね」と。
ひとつ勉強しました。

 


1月5日(木)
晴。
可燃ゴミ回収の日で、カラスのはりきった鳴き声がする。
鳴き方で常連のカラスだと分かる。
午後今日から始まった、かいさんのお店へ。
新年のあいさつをして、映画の話や今読んでいる本の話、などなどなど。
着ていたコート(かいさんがhomspunの時にデザインした)の一番上のボタンの糸がほつれていたので、
かいさんに甘えてボタンをつけなおしてもらう。
その手元を見ながら、いつだったか、前のZakkaの時(つまり今のかいさんのお店)、
岩田さんが眸さんに、シャツのほつれを縫ってほしいと言って眸さんがチクチク縫う場面に居合わせた私は、
岩田さんに「ずる〜い」と言ってしまったことを思い出し、
今ここにかいさんファンの方が居合わせたら、私が「ずる〜い」と言われそうだなと思う。
帰り、ABCに寄るつもりだったけど、けっこう寒くなってきたので、そのままどこにも寄らずに帰宅。





1月4日(水)
快晴。
昨夜は月の近くに火星が見えるというので、夜ベランダから見上げると、
オリオン座やシリウスなどの星も、メガネをかけなくても輝いているのがよく分かりました。
寒いのですぐに部屋に戻りましたが、きれいでした。
夕方、いつものスーパーの初売りへ。
食材はまだ足りているので、牛乳とおせんべいを買っただけですが、店内は賑わっていました。
今日の富士山、更新してます。





1月3日(火)
本日も快晴。
午後、新宿に。
伊勢丹と世界堂をのぞいて、
新年だし、もうすぐ亮太君誕生日だし、クリスマスにケーキ食べなかったし、
などと心の中で理由をつけて、高野でイチゴのショートケーキを買って帰宅。
夕飯後、クロスとお皿を整えて、紅茶を淹れて、厳かに、ケーキをいただく、あっという間に。
やっぱりおいしいね〜と言い合う。
ショートケーキを食べるたび、小津の『麦秋』の中で、
原節子と三宅邦子と二本柳寛の3人でケーキを食べるシーンをいつも思い出しては、
そのセリフや仕草を真似たりしています。
大好きな場面です。
おいしいケーキを食べながら、
原節子と二本柳寛は互いの見合い話の詮索をしたりして。



1月2日(月)
朝は富士山が見えていましたが、やがて雲の中。
東京でのお正月3年目にして、三が日の間に食べるものの準備と蓄えが
ようやく、うまくいったという感じがしています。
今日は1日家の中。駅伝をラジオで聞いたり、洗濯したり、本を読んだり。

 



 
1月1日(日)

あけましておめでとうございます。
東京は快晴。暖かい1日でした。
ベランダから、二人で初日の出をみる。

遠くの高いビルがひとつずつ朝日できらきらと光ってくるのが見え、
やがてうちからも初日の出がお目見え。
西の富士山も、太陽が昇るにつれて少しずつ淡い桃色に染まり、また白に。
朝は栄子さんからいただいた具材プラス鶏肉のお雑煮、
たたきごぼうのごま和え(栄子さん)、蒲鉾、黒豆(栄子さん)緑豆花豆を一皿に盛り、お屠蘇。
食後に紅茶と羊羹(夜の梅)。
こうして平穏に新年を迎えられたことに喜びを感じる。
父、母と電話で新年の挨拶をしてからお昼。
お雑煮と筑前煮。
午後、二人で近所を散歩。鳥たちが鳴いていて、青い空には半分の月。
夜はいろんな種類の葉物とトマトゆで卵のサラダと、黒豆花豆、バゲットとブルーチーズ。
亮太君はお肉のソテーと赤ワインも。
食後に昨日間に合わなかった1月のカレンダーのコラージュを作って貼る。

年末に読んでいた田辺聖子の『苺をつぶしながら』のあまりの面白さの余韻に浸りながらも、
新年は津島佑子の『夜の光に追われて』/人文書院を読み始めました。

写真は日の出から8分後の富士山。