ささ記_December2023



12月の扉絵
『淡い親しみのような』







































すべての画像、文章の無断転載を禁じます
©佐々木美穂_ miho sasaki



新しいポストカード2種類制作しました。
ご注文くださるとうれしいです。
ポストカード


30年前の11月、原宿のペーターズ・ギャラリーで初めての個展をしました。

今年はその個展から30年なので、ささやかな記念に当時のDMの作品でpostcardを作りました。
いつもpostcardを置いてくださっているお店で、
postcardを買ってくださったお客様にお渡ししたいと思っています。
もしよかったらもらってください。
niloのサイトでpostcardを買ってくださる方にも、同封いたします。
いつも気にかけてくださり、ありがとうございます。


当時のDM




















展示の写真は色もピントもよろしくないものが数枚しか残ってませんが、その中から展示風景の一部を

















 
























12月31日(日)
朝は雨でしたが、次第に晴れてきました。
水仙は福井の県花で、子供の頃から親しんでいましたが、
自分で買ったのは初めてでした。
仄かな甘い匂い。
亮太君は午後には6度台に熱が下がって、寝正月にならずにすみそうです。
2023年も「ささ記」を覗いてくださりありがとうございました。
今年は友人たちとゆっくり会える時間が戻り、
互いの顔を見ながら語らうって、やっぱりいいもんだなと思いました。
来年もどうぞよろしくお願いします。




 

12月30日(土)
今日も穏やかに晴れて、暖かい1日。
亮太君は昨夜、急に熱を出しました。
物音で起きると、熱が出たから薬を飲んでまた寝るところとのこと。
夜中の3時過ぎでした。
朝は自分でおかゆを作って食べて寝て、薬も飲んで日がな一日寝ていたら、
夜には熱も下がってきました。
私は今のところとても元気。
昼に和花の花屋さんにお正月用の花を買いに行った時、
店主の女性とお花以外の話もしました。
大掃除はしました?と聞かれて、毎日ちょこちょこやってるので特には、と言うと、
そんな感じがしますねと。どんな感じ?
今日は白い水仙と黄色いチューリーップを選びました。
家に帰ってすぐに活けてみると、思った以上によかった。
念のため予備に薬を買っておこうと、3時頃自転車で渋谷へ向かう。
車の往来がぐっと減って、空気も澄んでいて、陽ざしが明るくて、
新春を迎える気持ちがしてくる。





12月29日(金)
快晴。
今日は瑞穂さんのおうちに亮太君と出かけてきました。
1番の目的は、おうちを見せてもらうことでしたが、
簡単なランチを作るのでというお言葉に甘えてランチも。
お土産のリクエストは、パンとのことだったので、ルヴァンのカンパーニュを。
焼き立てであたたかくて、瑞穂さんの住む街の駅に着くまでずっといい匂いがしました。
瑞穂さんの一人娘のむあちゃんはパリに留学中で、
夫婦二人だと広すぎる(ぜいたく〜)ということもあり、おうちを売ることに決め(すぐに売れました)、
来春引っ越しが決まり、引っ越す前にみてみたいという私の願いを叶えてくれたのでした。
3階建で屋上もあるコーポラティブハウス。
家に入るやいなや隅から隅まで案内してくれました。
これまでに何となく聞いてはいたけど、ガラス張りの家というのはこういうことでしたかと。
何もなければ、スタイリッシュさが先に立つ家なのでしょうが、
絵やら写真(むあちゃんの小さい時のがたくさん!)やら作品やらがあちこちに飾ってあって、
家族の、それもフランスに住んでいたことのある家族の、色というか、空気というか、が、
そこかしこに感じられる、瑞穂さんの家でした。
3階がキッチンとリビングで、3階だけで、私が住んでいる部屋全部と同じくらいの広さ。
キッチンがとても広くて明るくて、使いやすそうでため息が出てしまう。
テーブルには、すでにクロスとカトラリーがセッティングされていて、窓からは富士山が見えるのです。
引っ越すと富士山は見えなくなるけれど、次の住まいの窓からは、木々が見えるのだそう。
瑞穂さんのご主人のエリックさんは今日は仕事でいらっしゃらなかったけど、
私たちのためにワインを選んでくれていて、そのワインと、
瑞穂さんの心づくしのおいしい料理と、デザート、そしておしゃべりと、心地よい時間を過ごしました。





12月28日(木)
朝のうちは曇りでしたが、徐々に晴れてきました。
午前中、栄子さんからたくさんのおいしいが届く。
全〜部ありがたいのですが、中でも特にありがたいのは、
お雑煮に入れる具材(すでに調理してくださっているもの)、そしてお手製の黒豆に蓮根の酢の物、きんぴらでしょ、
お手製の干し柿に梅干し、栄子さんの実家でつくお餅、それからお米に、野菜、などなどなどなど。
これらを3人の息子たちに!!!亮太君が栄子さんの息子でよかった。
夕方亮太君と、スーパーへ。
スーパーの前に古本屋に寄った時、ずっと欲しかった本に不意に出会えてしまう。
安井曽太郎の文藝春秋の表紙画集の1と2。
箱入りで状態も綺麗なもの、しかも安かった。
1だけ持っていましたが(限定300部のサイン入り)、もちろん1と2両方買いました。
うれしいだらけの1日。



 

12月27日(水)
晴れましたが、雲が多く、午後、魚の骨のような雲が空に広くかかっていました。
蛇口から出てくる水が、今日は特に冷たく感じる。
日が暮れてから、近所に水を買いに行った帰り、
雲間からちょうど出てくる満月をみました。
今朝投函した都内に住む友人宛の手紙は、今年中に届くかしら。




 

12月26日(火)
少し風がありましたが、穏やかに晴れた1日。
朝に夕に富士山、夜はお月さん。
明日は満月ですな。
ロンドンのともこさんから、
昔、発電所だったバタシーというショッピングセンターでの、
ホックニーのプロジェクションマッピング(ipadで描いたツリー)動画が送られてきて、
色使い、模様、線の感じに、頬が緩みました。





12月25日(月)
朝も夕も富士山をみる。
ここ数ヶ月気になっていたことがあったので、今朝は病院へ。
念のためCT検査もしてもらい、異常はみられないとのことで、モヤモヤした気持ちが晴れる。
11時過ぎには家に戻り、持って出かけたけど1ページも読まなかった文庫本を、少しだけ読む。

さて、写真(上)は持っているソットサスの本の中で一番好きな本。
この本で、canadaソファのことを知りました。
1996年にハートクリエイションで初めて作ってもらったポストカードの中に、
そのソファを描いていたものがありました(写真下)。































 












12月24日(日)

晴。
今夜も月がよくみえます。
スーパーの棚には、紅白の布と共にお正月の食材がずらりと並び始めました。
一昨日、昨日とお休みだった亮太君と、なんとなくクリスマスな夕飯にしたので、
今日は鶏肉を買いましたけど、大根との煮物でした。

メリークリスマス
⭐︎






















12月23日(土)

晴。
亮太君はお昼、スピノザの勉強会に本郷へ出かけて行きました。
ここ数年zoomでの会だったので、久しぶりの対面での会。
帰ってきた時、とても充実していた様子が表情からも伝わってきました。
私は午後、『エットーレ・ソットサス 151ドローイングス』_TOTO出版の本を取り出して、
巻頭のソットサスの言葉を読む。四半世紀くらい前に買ったものだけど、
今の私は、色についての言葉__表現の豊かさや色っぽさを感じて、ぞくっとする。




12月22日(金)
冬至。晴天。
夜、亮太君とスーパーに行く時、
空には半分よりふっくらした月と近くに木星が輝いていましたが、気温が低く風も冷たかった。
夜母と電話。雪が20cmくらい積もったようです。
スーパーで買った柚子を今、棚の上に置いていて、ずっといい匂いがしています。
明日からまた少しずつ、日が延びると思うとうれしい。






12月21日(木)
晴。
洗濯物がからっと乾く。
また、THE WORLD OF INTERIOUS(12月号)の、
キュレターSilka Rittson Thomasの家の話ですが。
livingroomにソットサスの白いアームチェア「canada」が置いてあって、
このシリーズのsofaが好きだったことを思い出したのです。
そのソファが載っている本を久しぶりの開いたらソファはモノクロ写真でしたが、やっぱりいい。
ソットサス熱が再びじわじわ上がってきました。





 

12月20日(水)
晴れて富士山、洗濯物もよく乾く。
特売日でもないのに、スーパーのレジがいつもより混んでいました。
もうずいぶん前、確か「白い花びら」だったと思うけど、
上映後にカウリスマキが質疑応答の場を設けているとのことで、
Y姉さん一家(ろくがすごく小さかった時というのだけ覚えている)と確か美奈ちゃんも一緒だったと思うけど、
皆で見に行きました。
上映後、酔っぱらった(いつもらしい)監督が登壇し、
話の途中、何の脈絡もなく突然マイクに向かって「もっとワサビ」と言い放ち、それ自体が映画だったなと。
美奈ちゃん(とても美しい女性)が、ある日、
マッティ・ペロンパー(カウリスマキの映画にはなくてはならない人)に似ていると、美奈ちゃんのお姉ちゃんのリカちゃんから教えてもらって、ほんとだと思ったようで、
それ以来、ペロンパーを見ると美奈ちゃんにしか見えなくなってしまったことも書いておきます。


 


12月19日(火)
くもりがちで、寒い1日でした。
午前中、築地と銀座へ。
築地はかつお節だけ買って、銀座に向かう道すがら、
岩手物産館で久しぶりに横澤パンの食パン、大野屋さんで手拭い、
銀座では、広島の物産館で藻塩を、そして数件先の福井の物産館で水ようかんを買って、
三越の食品売り場をのぞいて帰宅。
家に帰ってお昼を食べ、お茶を淹れて水ようかんも。
ほっとひと息ついてから、自転車でユーロスペースへ、カウリスマキの「枯れ葉」を見る。
また撮ってくれて、こうして新しい映画を見ることができる幸せを感じながら。
どの場面もぐっときてましたが、特にぐっときたのは、
もらったばかりの電話番号のメモが、ポケットから煙草を取り出す時にぽとっと落ちて、
そしてそれが風に吹かれて地面の上をススススと移動して、
枯れ葉のように飛ばされていったシーン。
ダイスキ、カウリスマキ。



 

12月18日(月)
陽ざしはありましたが、寒かった。
だって12月も半ばですものね。
午前中、南の部屋の陽だまりに身を置いて、
先週ABCで買ったTHE WORLD OF INTERIOUS(12月号)のページをめくる。
ゆったりとした心持ちの時にみたかったので、それが今日でした。
キュレターのSilka Rittson Thomasという女性の家の特集のページに惹かれてこの号を買ったのですが、
見れば見るほど、各部屋ごとの家具や器の選び方、
かけてある絵や写真、カーテンや壁の色など細部が気になる。
一つ一つがとても独特なのに、クールにまとまっていて、ときめく。


最近の富士山、更新してます




12月17日(日)
朝の富士山にも、夕暮れにもみとれていました。
お昼MAROBAYAの展示をみに、上北沢へ。
初めて降りた駅でしたが、日曜日だからか、この晴天だからか、長閑な町と思う。
展示もそうですが、上村氏と勇太君ご両人に会うのもずいぶん久しぶり。
二人と話していると、もう少し慎ましく、謙虚になりたい気がしてくる。
今回の展示で、繕われたり、補われたりしている服をみて、
そうでない定番の服も、同じように繕われているようにみえました。
何年か前に、亮太君の擦り切れたシャツの袖口を勇太君にお願いして繕ってもらったことがあって、
受け取った時、その時間を思ってため息が出ました。
二人と話していて、MAROBAYAは来年初展示から20年とのこと。
1回目はまだ田園調布にあった頃の東青山での展示でした。
次は本郷の東大の中の建物、
展示を思い出しながら、当時のDMを家に帰ってきてから取り出して眺めました。
デザインはどれも立花大先生。

写真上 繕ってもらった青いシャツ
下 初回(2004)、2回目(2005)、3回目(2007)の印刷物



































12月16日(土)
暖かい。東京は20°を超えたようです。
昨夜の強風で木々の葉が落ち、窓から見える遠くの木々は枝、枝、枝。
昼過ぎ新宿へ、伊勢丹のデパ地下で母のおつかいなどして、世界堂経由で帰宅。
電車だし、そんなに歩かないからと思って、久しぶりにヒールのある靴をはいて出かけましたが、
疲れた。
夕方、スーパーに買い物に出ると、外の方が暖かかったです。
空には三日月が浮かんでいました。





12月15日(金)
雨予報でしたが、起きたらもう上がっていました。
夜になって急に強い風の音がしています。
買った時に3つ咲いていたラナンキュラスの花は2つ咲き終わり、
新たに蕾から3つ花が開きました。
(薔薇は開ききって、どんどんティッシュのようにフワフワになって萎れました)
新たに咲いたラナンキュラスは小ぶりで、より愛らしくみえます。



12月14日(木)
晴。
昼前かいさんと待ち合わせて、自転車でJ-COOKへ。
お店のこと何年も前からかいさんに聞いていて、連れて行ってもらいたいと思っていたのが実現しました。
テラス席にてランチを。
入り口のガラスに貼ってあるポスターがよくって、
帰りがけに誰の絵だろうと、目を近づけてみたらマティスでした。
ランチは、かいさんは魚のフライ、私ハンバーグ、
食後にかいさん紅茶とケーキ、私はカフェオレとチョコレートトリュフひとつを頼んで、
くつろいだ気持ちで、楽しく語らいました。
食事後に借りたトイレはパリのカフェのトイレのようだったし、
壁にあちこち貼られているポスターやチラシの重なった感じもとてもいいなと思う。
ランチの後は、オンサンデーズやABCを覗いて、互いの気になる本や雑誌を一緒に立ち読みしたり。
楽しかった。
一方、お休みの亮太君は早朝から山登りに出かけて行きました。
大野山という西丹沢の山。
前回の高尾山に続き、今日も山頂から富士山を見ることができ、
なんと野生のシカちゃん達(10頭)にも遭遇したようです。
ただ、下りでこけたようで、、
顔や手、膝などあちこち擦り傷だらけで、笑ってしまいました。
笑える程度でよかったですが、メガネも壊れて、出費も痛そうでした。



12月13日(水)
いーいお天気。
朝、真っ白になった富士山が見えました。
前に小田垣姉妹からいただいたディルの種を先月蒔いて、
芽が出て、少しずつ葉っぱがディルっぽくなってきました。
大野さんからいただいたスノードロップの球根を植えた鉢には、いつの間にかカタバミが育ってますが、
カタバミの間からひとつ、スノードロップの芽も出てきてます。
バジルの鉢に出てきた何か分からない植物もゆっくり育っていて、
朝の水やりの時は変化を見逃さないよう、じっと観察してます。
今日は10時に歯医者さんだったので9時半頃自転車で出て、10時半には終わり、
瑞穂に寄ってみると一人しか並んでなかったので、豆大福2つ買って、
渋谷で用事をたたたと済ませて帰ってきました。
メモに書いた順番通りにすべてクリア。
夜、叔父(父の弟)と、叔母の絹ちゃん(母の妹)から、偶然同じ日にお歳暮が届く。
なんて幸せな姪(57)でしょう。
お礼の電話をする。



 

12月12日(火)
雨は意外と早く上がり、昼間は陽ざしもありました。
が、夜になってまた雨が降ってきました。
今日は小津の誕生日で命日だね、と朝、話したら、
フローベールも今日誕生日だと亮太君が言ってました。
私は一つも読んだことのないフローベールですが、小津と同じというだけで良い感じになる。
4時頃、散歩に出ると、先週はまだまだしっかり木についていたイチョウの葉っぱがほとんど落ちて、
あたり一面黄色に染まっていました。
先日ラジオで、「落葉日」というのがあることを知ったばかりでしたが、
東京は今日がイチョウの落葉日だったようです。





12月11日(月)
曇り空ですが、色づいたイチョウが鮮やかに見えます。
昼過ぎにスーパーに出かけると、思ったほど寒くはなかった。

さて、
カバーの絵を手掛けた本がちくま文庫より発売されました。
『小さな町・日々の麵麭」小山清

小山清のこと、今回この仕事をいただくまで知らなくて、
ゲラを読みながら、小山清を知ることができた喜びと、カバーの絵を描くことができるうれしさと、
果たしてどう描いたらいいのかという不安な気持ちが混ぜこぜになっていました。
ゲラを何度か読み、その中から、言葉を自分なりに導き、
そしてデザインを手掛ける佐々木暁さんが私にと声をかけてくださった気持ちにも応えたいと、
描けたのが今回の絵です。
解説が堀江敏幸さんと知っていたので、本が届いて堀江さんの解説を真っ先に読みました。
先日瑞穂さんと出掛けた三ノ輪の竜泉という町は、「小さな町」に出てくる、
小山清が戦時中に新聞配達をしていた町です。






















 


















筑摩書房のページにリンクを貼っておきます。
『小さな町・日々の麵麭』小山清

 


12月10日(日)
今日も暖かい1日でした。
朝、ラジオからバレエ組曲「三角帽子」が流れてきて、
解説者の方が、1919年ロンドンでの初演時の舞台と衣装を、
ピカソがデザインしたと話しているのを聴きながら、!!
そういえばあの画集はその舞台衣装だったかも、と、画集を取り出してみると、やはり!

写真は、中でも特に好きなデザインと本の表紙。






































































12月9日(土)
晴れた日が続いて、富士山の雪が少しずつ少なくなっています。
時々覗く表参道の北欧ヴィンテージのプロダクトを扱っているお店で、
2年近く気になっていた花器があって、夏前、ついに、エイ!と買ってしまいました。
背の高い花器をずっと探していて、これを見つけた時いいなと思ったものの、
気軽に買える値段ではなかったので、行くたびに、心のどこかで、もう売れていたらいいのにとも思っていました。
でもいつもあるのです。4つあって4つとも売れずに。
その中から、幅のある濃いグリーンのものを選びました。
花屋さんで花を買っても手持ちの花器は低めのものばかりで、
茎や葉をだいぶ落とさないとならなかったのですが、この花器にしてから、茎を切らずに活けられることがうれしくて、
花を買う機会も増えました。
夏に初めて活けたのは芍薬でした。
この花器で蕾から開いていく様を描いていましたが、花が開かないまま枯れてしまいました。
HEIDI BLOMSTEDTというフィンランドの陶芸家のもので、
ただ置いてあるだけでも、深い緑色と直方体のその存在が清々しく感じられます。
 


 

12月8日(金)
晴。1日中富士山が見えました。
昨日買ったバラもラナンキュラスも、昨日よりずっと花が開きました。
ラナンキュラスはあと10こ以上固い蕾がついているので、咲くといいなぁ。
写真は11月28日の午前中の机と壁の部分。
勝手にシャッターが切れてしまったけど、悪くないなと保存したもの。




 























12月7日(木)
風がありましたが、晴れて気温も高め。
半袖の外人さんをたくさん見かけました。
昨日、Zakkaに入ると、お会計を待っているお客さんがいらっしゃいました。
赤ちゃん(女の子)を抱っこしているお母さんと、そのお母さんのお母さんと思われる方、親子3代3人の女性。
静かな佇まいで、なんというか「聖なる」空気が漂っていました。
赤ちゃんは眠くて微睡んでいて、でも私のことが気になるのか、時折じっと見つめて微笑んでくれました。
お会計のテーブルの上にはすでに包まれたものが2つと、
これから封筒に入れるために置いてあった私のポストカード(何枚か重なっている)がやはり2つ。
眸さんが、このポストカードの作家ですと紹介してくださったので、
赤ちゃんのお母さんと少しだけ話をしました。
その方たちが帰られたあとは、久保ちん(ZakkaOG)、オーハラさん、佐藤さん、稲船さんと、
次々とやってきて、とても華やぎました。
昨日のZakkaでは、そんな時間を過ごしていました。
今日の夕方は、秋頃から行くようになった花屋さんを亮太君にも知ってもらいたくて一緒に出かけました。
和花がメインのお店ですが、今日はラナンキュラスと薔薇もあって、
濃いめの明るい赤の小ぶりのラナンキュラスと、アプリコット色の薔薇を選んで、それらを亮太君が買ってくれました。





12月6日(水)
午前中、青い空にまだ月が浮かんでいました。
瑞穂さんと三ノ輪駅で待ち合わせ。
一葉記念館でやっている「一葉が生きた明治の東京」展を見ることと、
作家小山清が戦時中に新聞配達の仕事をしていた竜泉、そして吉原があった千束を歩くというのが今日の目的でした。
(どうして小山清か についてはまた後日また記します)
瑞穂さんが誘ってくれたおかげで初めて訪れることのできた町。
小説の世界の面影は何もなかったけれど、思いを馳せながら歩きました。
そのままかっぱ橋道具街を抜けて、もしやペリカンのパンがまだあったらと淡い期待でのぞいてみたけれど、
もちろん、売り切れの札が出ていて買えませんでしたが、近くのお店でおいしいランチにありつけました。
瑞穂さんアジフライ定食、わたくしカキフライ定食。
さくさくあつあつを。
身体の中からあたたまり、銀座線に乗って瑞穂さんは日本橋で、私は表参道で降り、Zakka経由で帰宅。




12月5日(火)
曇りで寒い1日でした。
こんな日なのに洗濯をしてしまい、案の定乾かず、取り込んでから部屋干しする。
昨日ポイゼの展示の帰りがけ、展示会に来た方に渡しているという紅茶を平岡さんが手渡してくれました。
その時私は、ここ数年ポイゼの帽子を買っていないから、いただくのはなんだか気が引けて、
頑なにもらわない態度を示していました。
そしたら「いつもみに来てくれているし、「うれしい〜っ」てもらってくれればいいんですよ」と
平岡妻に言われて、もらって帰りました。
その紅茶を午後淹れて飲みました。
平岡さんがかつて働いていたことのある広島のスークのルフナという茶葉。
初めて飲む茶葉でしたが、しっかりとしているけれどすっきりとクリアな味わい。
飲みながら、昨日平岡さんに言われた言葉を思い出して、
確かにそうだよな、逆の立場だったら、うれしい〜って受け取ってもらえることがうれしいもの、と思う。

 



 

12月4日(月)
晴。
昨年長野に移住したY姉さんが東京に来ていたので、1年半ぶりに会いました。
まずはランチ。
気になっていた、大学の構内にできた食堂にて。
建物自体も新しく、広くてゆったりとしていて、素材もとてもこだわっているとあって、
プレートに盛り付けられたそれぞれの野菜、ご飯、お味噌汁、どれもおいしくいただきました。
ランチをしながらまずは、ろく(息子)のおもしろ話から聞かせてもらう。
それから、長野での農業の話、互いの親の話など。
ランチのあと、ポイゼの展示へ。
そもそも私がポイゼの平岡夫妻を知ったのは、
彼らが狛江でお店をしていた頃で、お店の近くに姉さんが住んでいて、連れて行ってもらったからでした。
もう20年以上も前のこと。
あの頃のろく、小さくて声が高くてかわいかったな〜。。。
展示後、姉さんは3時のあずさに乗るというので、上原駅まで見送り帰ってきました。

 



12月3日(日)
いいお天気でした。
ここ1週間に使ったディッシュクロスは白系が多かった、
アイロンをかけ終わったクロスをみて、しばしみとれていました。

写真_上から野上さんの織り、ONA-TISSのバスクリネン、
 3番目と一番下はLAPUAN KANKURIT/Dora Jungデザイン、4番目はKlassbols/Peter Conduデザイン



 


















12月2日(土)
朝に夕に富士山。
夕方、茨城のえっちゃんと久しぶりに長電話をする。
長くなること前提で、靴下にカイロを貼って、暖房をつけて、
準備万端で電話をかけました。
えっちゃんちはお子ちゃまが二人いて(姉妹)、
上のなっちゃんはもうすぐ高校受験だそう。
赤ちゃんの時の「高速ハイハイ」がついこの間のことのように思うけど。
今日もたっくさん、面白い話をしてくれました。





12月1日(金)

天気はまあまあでしたが、寒かった。
12月のZakkaは3番乗り。
入ると店内にはオーハラさんの姿が。
11月は一度も会えなかったので、久しぶりのような気がする。
先月から、愛媛のsotosuオリジナルタオル(私デザインの刺繍入り)のうち、
plus柄の3色をZakkaでも置いていただいてます。
そのタオルが今月はどんな風に並んでいるのか、まずみてしまう。
もちろん、いい感じでした。
自分用にとっても小さな格子のコースターと、同じくらいとっても小さな白い帆布のを買おうと思って、
立てかけてある白いのを手にとると、脇の部分がまだ縫われてなくて空いていました。
眸さんが、昨日並べている時に、
まだできていないコースターも一緒に並べて配置を考えていたから、
そのまま忘れてそこに置いてしまったと言っていて、いい話を聞いちゃったと思う。
ゆっくりみた後、オーハラさんに、この後予定はありますか?と聞かれて、なかったので、
そのまま一緒に出て、ランチをすることに。
風邪で寝込んでいたと聞いていましたが、もうすっかり元気そうで、
食べ物のこと、器のことなどいろいろおしゃべりしながらの楽しいランチになりました。
オーハラさんと行動していると、どこか外国の街を旅をしているような感じがすると、今日も思う。
ランチを終えて、二人でしばらく歩いていたら、
後ろから「お客さま〜〜」と声がして振り向くと、オーハラさんの黒いキャップを手に、
お店の男性が走ってきました。
籠の中に忘れてきたのを慌てて持ってきてくれたのでした。

ささ記_November2023



11月の扉絵
『Paris→Tokyo1993』








 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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佐々木美穂_miho sasaki



ニューポストカード2種類制作しました。
ご注文くださるとうれしいです。
ポストカード


30年前の11月、原宿のペーターズ・ギャラリーでの初めての個展をしました。
今月の扉絵は、初個展のDMの作品です。
今年はその個展から30年なので、ささやかな記念に当時のDMの作品でpostcardを作りました。
いつもpostcardを置いてくださっているお店で、
postcardを買ってくださったお客様にお渡ししたいと思っています。
もしよかったらもらってください。
niloのサイトでpostcardを買ってくださる方にも、同封いたします。
いつも気にかけてくださり、ありがとうございます。


当時のDM




















展示の写真は色もピントもよろしくないものが数枚しか残ってませんが、その中から展示風景の一部を

















 






















11月30日(木)
晴れましたが、風が冷たかった。
いつからかこの時期、瑞穂さんが亮太君にアドベントチョコをくれるようになりました。
子供か って感じですが、、、
12月1日からクリスマスまで毎朝一つずつうれしそうに窓を開けてチョコを食べる亮太君の姿が、
瑞穂さんには見えているのでしょうか。
午後、仕事の後、瑞穂さんがうちの近くの駅まで今年のアドベントチョコを渡しに来てくれました。
チョコと一緒に、瑞穂さんが毎年おねがいしているという岡山のシャインマスカットと
いつも買っているという世田谷の蜂蜜までいただいてしまいました。
蜂蜜は、ヤマフジの蜜。
ありがたく頂戴いたしました。





11月29日(水)
今日もいいお天気でした。
富士山は、雪が少なくなったかな?
午後少し雑誌のファイルの整理。
主に20代〜30代の頃に読んでいた国内外の雑誌から切り取った、大好きなページだけを集めたファイルが30冊余りあって、
これまでも折りあるごとに整理してきたので、今残っているのは、濃厚なエキスのようなページばかりだけど、
それでも、もういいかなと思えるページを少しだけゴミ箱に入れる。
何十年経って見返しても好きだなと思えるこれらのページが、私の一部を形成しているんだな。

写真は、もういつの何の雑誌か忘れてしまったけど、ヴィヴィアン

























11月28日(火)
とても暖かく、風が春風のように感じられました。
昨夜はちらりとだけ満月を見ることができました。
(ベランダから身を乗り出さないと見えない位置だったので、こわくてすぐ身体を引っ込めたため)
ここ数日、3人の友人たちから、風邪のメールがありました。
3人に共通していたのが喉の違和感が始まりだったということ。
私は一昨日、鼻水と頭痛があったので、葛根湯を飲んで寝て、
昨日も早めに寝たら、今日はすこぶる元気。
でも気を抜かず、用心して過ごすつもりです。




11月27日(月)
今日はあたたかい1日でした。
ロンドンのともこさんから葉書が届く。
この前話していた、新しいチャールズ国王の切手が貼られていました。
エリザベス女王の切手に親しんでいたから、不思議な感じ。
2.20ポンドの切手が貼ってあったのでともこさんに確認したら、
葉書でもその値段のようで、高くてびっくりしました。
ちなみに日本からヨーロッパへの葉書は100円です。
ともこさんたちが近所に住んでいたのは3年前の夏から2年前の夏までの約1年。
コロナの真っ最中で、なかなか気軽に行き来できませんでしたが、晩秋の午前中に遊びに行った時、
ともこさんのご主人のまさとさんがお茶を淹れてくれたその時間を先日ふと思い出して、
まさとさんが撮ってくれた写真を見返していました。
壁にかかっているのは2020年の個展で買ってくれた私の絵で、
白い麻のテーブルクロス、ブルーのナプキン、
そして淹れてくれたお茶はマルコポーロブルーで、見えないけれどティカップの中は薄いブルーでした。
それが下の写真です。
ともこさんにその写真をささ記に載せてもいいか聞いた時、
いいけれど、絵に影がかかっていることと、テーブルクロスにアイロンがかかっていないことを気にしていて、
逆の立場だったら私も気にするだろうなと思って、同じだなと。



























 












11月26日(日)
今日も寒かった。
冬の匂い。
今朝ミルクティを飲みながら、あたたかさやこっくりした感じがおいしいと思っていたら、
友人からのメールにも同じようなことが書いてありました。
相撲は千秋楽、霧島が13勝で優勝。
高安、琴ノ若(この方のお父さんの現役時代も好きでした)ふた桁勝利、
大栄翔はふた桁届かずでしたが、また来年。
この季節は相撲中継が終わると窓の外はすっかり夜。
明日は満月。晴の予報なので、みえそうです。





11月25日(土)
今日は寒かった。
背中と靴下にカイロ。
肥後菊がたくさん開いて、華やかというより賑やか。
開くにつれて、紅が薄れて全体が黄色い印象に。

巣で口を大きく開けて親から餌をもらう子燕の群れようになってます。

 


11月24日(金)
あたたかく、昼間、半袖の人を何人も見かけました。
前にyraの姉妹からいただいたディルの種を2週間くらい前に植えたら、
ここ数日で芽がヒョロヒョロと出てきました。
うちで作る料理にディルを使ったことがないのですが、育ったら試してみたいなと思っています。
一昨日買った野上さんのクロスを、今日から早速使い始めました。
うちにある他のリネンのクロスに比べるとずいぶん軽いので、
拭いている時頼りないような気がしましたが、気のせいでした。
吸水もよく、しかも乾きも早くて、いい仕事してますな〜と。
縦糸はスウェーデンから取り寄せたリネン、横糸はアイリッシュリネンと野上さんから聞きました。
大事に、でもどんどん使いたいと思います。

写真_野上さんのは真ん中、両脇はZakkaのです。























11月23日(木)
明け方雨が降ったようです。
思ったより晴れなかったけど、あたたかい1日。
朝、掃除をしながら、ふと、かいさんのお店のことを思い出す。
それも晩秋から冬の空気の。
扉を開けると、寒そうに迎えてくれるかいさんの仕草とか、
冬の午後の淡い光に包まれて静かに並んでいる、かいさんのオブジェとか、そういう断片。

15Dec.2021 午後





 





















11月22日(水)
コートを着て自転車で動いていたら、汗ばむほどの気温でした。
昼前にうちを出て、ギャラリークラスカで堀井さんの展示を見る。
今回も野上さんが織りのディッシュクロスを作ったことを野上さんから聞いていたので、
まだあるといいなと(昨年は売れてしまってみることができなかったので)と思っていたので、
並んでいるのを見つけてうれしくなる。
白と麻色とグレーの3色。
どの色も素敵でしたが、グレーを選びました。
今回の展示空間は、野上さんのクロスの色のような全体的に落ち着いたトーンで、
そのためかオブジェの形にすっと目がいく感じがありました。
クラスカをあとにしてABCヘ。
洋雑誌や写真集などゆっくり見る。
新しいCABANAが出ていたけど、ついに1万円越え。
4000円台の頃も買えなかったけど、ここまで高いとすんなり諦めることができる、とはいえ、
どのページもやはり素晴らしくて、ため息をつく。
写真集では、ルイジ・ギッリのプーリア(欲しいものリストに書き留める)。
プーリアは、レッチェ、アルベロベッロ、オストゥーニ、バーリに行ったことがあり、その時の空気や色が一気に蘇る。
2時過ぎに帰宅して、洗濯物をとりこみ、お昼ごはんをもりもり食べる。




11月21日(火)
今日もいいお天気。
このところ、明るいうちから月が見える。
少しずつ膨らんでいて、今日は半分くらい。
parisのむあちゃんの近況を聞きたくて、久しぶりに連絡するとすぐに返事をくれて、
大学の授業など楽しんでいる様子が伺える。
絵画と哲学の関係のような授業もとっているらしく、この前はセザンヌについてだったというむあちゃんの言葉を亮太君に伝えると、
亮太君が高校生の時に、最初にフランス語で読んだ哲学の本がMerleau-Ponty(メルロポンティ)の L'oeil et L'espritで、
それがセザンヌについて論じているから、授業でメルロポンティの話も出たんじゃないかなと。
むあちゃんに伝えると、まさにメルロポンティの話が中心だったと。
むあちゃんは、メルロポンティのSens et non-sens のLe Doute de Cezanneを読みましたとのこと。
間に入っている私はちんぷんかんぷんですが、二人の間では通じているよう。
(ちなみにむあちゃんはパパがフランス人で、日本ではリセに通っていたので、フランス語は日本語と同じくら話せます)

さて、写真は昨日買った肥後菊。躍動的。





 

















11月20日(月)
晴れましたが、風があってその分寒く感じます。
お昼、少し本棚の整理。
よく見る画集をとり出しやすいところに並べ変えたり、整えたりして、すっきりしました。
夕方前、花屋さんへ。
前回買ったイソギクは結局蕾のまま開かずでしたが、水切りしつつ短くなるまで楽しめました。
センブリは、ホトトギスと同じくらい、次々と花を咲かせてくれました。
今日は、紅い肥後菊なるものを。
大きな長い枝にたくさんの花がついていて、短くするときは必ず手で折ってねと、
折り方を教えてくれました。
和花がメインの花屋さんなのですが、知らない花ばかり。
今は菊がとても綺麗な時期だそうで、
楚々とした野菊のようなものから大きくて華やかな菊までいろんな種類がありました。




11月19日(日)
穏やかでとてもいいお天気。一日中富士山が見えました。
午前中、栄子さんからおいしいがびっしり詰まった宅急便が届く。
ありがたい。
前にいただいておいしかったイチジクのコンポートもまた送ってもらう。
亮太君が子供の頃に食べていた、おばあさんが作ったイチヂクのコンポートがとってもおいしくて、
その味に近づいている、だなんてエラそうなことを言ってました。
新米、お手製の味噌と梅干し、などなど、まだまだたくさん。
愛だなあ。
夕方、キッチンクロスにアイロンをかけながら、ラヂオで相撲中継。
窓の外がどんどん夜になっていきました。



11月18日(土)
朝、富士山を見逃す。その後ずっと雲の中。
亮太君に選んだVANSのスニーカーの色が、グレー、薄いブルー、ブルー、
今、とある仕事で器に塗っている色もほぼ同じ色あい、つくづく好きな色なんだと。
絵も最初は違う色で塗っているのに、最終的にブルー系になっている。
絵を描いて最後に水入れの水を流す時、
3つつながった中にできたそれぞれの青い色があまりに美しくて、
流してしまうのが惜しいと毎回思う。




11月17日(金)
午後にはやみましたが、昼ごろはけっこうな雨でした。
母がみてもらっている皮膚科で出してくれるクリームを、
少し分けてくれて私にも送ってくれるので、長年使っています。
見た目は白色ワセリンと似ていますが、白色ワセリンをもっと練った感触。
ちょっとした傷も痒みのあとにも、これを塗っています。
先日送ってくれた荷物の中に、それとは別にハンドクリーム用のものも入ってました。
初めてでしたが、使ってびっくり。
今まで使ったどんなハンドクリームよりも、しっとり手になじみました。
そしてクリームの滑らかさにうっとり。
母上さまさまです。






11月16日(木)
いいお天気でした。
亮太君は朝7時頃家を出て、高尾山に登って11時過ぎに帰ってきました。
上りは6号路(沢の水音が聞こえる)、下リは1号路で戻ってきたとのこと。
高尾饅頭をお土産にくれました。
亮太君のご両親は今も時々山登りをしていて、亮太君も子供の頃から家族で山に登っていたようです。
戻ってきて晴々とした顔をしていました。
私は午後自転車で渋谷へ。
ずっと100円ショップので代用していた懐中電灯のちゃんとしたのをビックカメラで買いました。
(買ったというか、夏に買った掃除機のポイント分で)
そのあと、homspunに寄って湯気さんの展示を見て、
偶然お会いした、フーコの方と、くしまさんとそれぞれ少しおしゃべりして帰宅。

写真は、亮太君が高尾山山頂で撮った富士山











 

 

 

 

 

 

11月15日(水)
もう少し晴れるかなと思っていたらそうでもなく、
乾かなかった洗濯物を何枚か部屋の中に干し直し、エアコンの暖房を入れました。
ちなみに一昨日から、湯たんぽ始めました。
時々、どうやって寝たらそんな髪型になるんだろうという今朝の亮太君の髪型は、
四角い箱で育てられたスイカみたいだった。





11月14日(火)
いいお天気。
そうだ、切手買いに行こうと、午後久しぶりに目白へ。
学習院の脇の道を下りながら、敷地内のこんもりとした木々から聞こえてくる鳥の声に耳を澄ます。
切手博物館に着いてお目当ての店に直行。
ザルは2つだけで、ゆっくり見たけれど、欲しいものは少なかったので、
事前に付箋をしておいた切手本を見せて、欲しい切手の絵柄と数を伝え、出してもらって購入。
全て額面。
今日は常連らしい男性が店主のそばでファイルをたくさん見てらして、
そういう方はどういう切手を買うのか、とても気になる。
帰りがけ店主と少し話をして、新宿経由で帰宅。



11月13日(月)
東京は今日木枯し1号が吹いたらしい。
昨日の方が風があったような気がしましたが。
夕暮れ、きれいでした。
富士山が見えるかなとベランダに出ると、沈んでいく夕陽の光をまともに目に受けて、
部屋に入ってもしばらく見えるもの全てが暗かった。
長年ポストカードを置いてくださっている熊本のorange(橙書店)の田尻さんが
文庫版『橙書店にて』ちくま文庫 を送ってくださいました。
文庫版のための新しいいくつかの文章と、
文庫版のためのあとがきと、滝口悠生さんの解説を読んでから、
『そら色の窓』のことを書いてくださっている「そらと満月」を久しぶりに再読。
吉本由美さん、北出さん、眸さんさんのことから繋がって紹介されていることに、またじんとしました。

最近の富士山、更新してます。





11月12日(日)

昨日から、スーパーに出かける時、コートを羽織るようになりました。
大相撲初日。
夕方、キッチンクロス類にアイロンをかけながらラヂオ。
いい時間。

写真は、夏にエルメスのギャラリーでみたJean Girelの作品。
ここ数日の空のような色。





























11月11日(土)
急に寒くなりました。
ウールのセーターとカーデガンを重ねて自転車で出かけましたが、寒かった。
まずは桃居。
今日から広川さんと富山さんの二人展。
広川さんに久しぶりにお会いできました。
真面目で一生懸命な印象は変わらず、悩みつつ迷いながらも作り続けていることを言葉から感じる。
今回の器の中では特に、大きめの片口の大らかさに惹かれる。
桃居の後は中目黒へ移動。
トラベラーズファクトリーでコーヒーを淹れているaaltocoffeeの庄野さんに会いに。
庄野さんの奥さん(えつこさん)が作る焼き菓子も毎年並ぶので、それも楽しみ。
コーヒーを飲み、買ったばかりの焼き菓子をかじりながら、庄野さんといろいろとおしゃべり。
次々とお客さんが見えて、庄野さんのコーヒーとお菓子でそれぞれのひと時を楽しんでらっしゃる。
そんな中に私もいました。






11月10日(金)
昼前から小雨が降ったりやんだり。
午前中、亮太君が久しぶりに窓拭きをしてくれたので、窓の外の白い空がくっきり見えます。
遠くの桜の木々の葉が赤く色づいてきました。
雨ですがまだそう寒くなく、気持ちのよい気温。
そういえばZakkaはニューザッカになって2年経ちました。
もうニューはとったほうがいいのか。
眸さんはずーーーーーーーーっと憧れの方だけど、
ニューザッカに立つ眸さんは、ますます輝いているようにみえます。
穏やかな陽ざしのような輝きというか。
そんなことを思う時間もまた豊かです。




11月9日(木)
午後、新宿へ。
今日は世界堂がメインではない新宿。
伊勢丹だけ。
来年の手帖のレフィルを買って、前から気になっている靴を下見して、
下着と靴下売り場を見て、最後に食品売り場。
母にお菓子を贈ろうと電話をすると、最初は「悪いからいい」と言っていたのに、
夏に贈った、たねやの水羊羹が気に入って夏の間何度も送っていて、
水羊羹の冬バージョンが出てたよって話した途端、「じゃあ送ってもらおうか」と。
いくつくらい?と聞くと、「10コは欲しいな、いや、もっとかな」と。
ということでまずは12コ入りを贈りました。
難しい人なので、気に入ったら、また送ってと言ってくるでしょう。
夕方、うちの近くの駅で、先日手掛けた文庫のカバーの再校(色校の2回目)の受け渡し。
あとひと月もしないうちに書店に並びます、待ち遠しい。





11月8日(水)
朝、すっかり雪が溶けた黒い富士山が見えました。
先日Zakkaに行った時、帰りがけに眸さんから、
麻子ちゃん(眸さんの娘さん)からの干物を今年も受け取りました。
静岡産の小ぶりの鯵の干物。
6枚いただいて、先日3枚(亮太君2枚)食べて、今夜3枚食べておしまい。
前回、大根おろしを多めにすったつもりでも足りなくて、
今日はその倍(大根半分ほど)すりおろしましたが、もっとあってもよかったねと。
たいへんおいしくいただきました。
そういえば、今月2回目のZakkaの時に、麻子ちゃんの中学高校の同級生のみもさんとZakkaでばったりお会いしました。
彼女が先日熊本に行った時に、橙書店(orange)で私のポストカードを買ってくださったことを話してくれて、
ありがたいな〜と思いました。


 

11月7日(火)
夜中じゅう、風の音が聞こえていました。
何度も目が覚めては風の音を聞きつつまた眠る。
勾配の急な上り坂が2つ(1つの坂の向こうにまた同じような坂がある)あって、
母が運転する車の助手席からその坂を見ている。
上手く登りきることができるのかと思っていたけど、いつの間にか上に着いていて、
車を止めたところの目の前に、五重の塔があるという夢をみた。
ちょっと不思議な夢でした。
昼前からすっかり晴れて、今日も暑くなりました。
午後、ともこさんとうちでお茶。
帰国のたびに、いろいろお土産をくださるのですが、
毎回Fortnum&Masonの紅茶はお土産に入っています。
いつも飲んだことのないものを選んでくれて、今回いただいたのはCOUNTESS GRAY。
控えめだけど、華やかさがふわっと香ってくる紅茶、うれしい。
今日は互いの家族の話なども。
何度か聞いたことがあるのですが、
ともこさんが新婚の頃、まさとさんに、何の料理が好きか尋ねたところ、
「松茸の土瓶蒸し」と即答されて、そんな料理は普通の家庭では出てきませんと。
でもまさとさんのおうちでは、松茸の季節には毎年食べていたのだとか。
母上は、懐石料理のような料理も作れる方(専業主婦)だそう。
その母上に、ともこさんも気兼ねなく甘えられる関係性が伺えていいなと思う。
いろんな話をしてすっかり暗くなって、ともこさんを外まで送り、
また来年と挨拶を交わして別れる。




11月6日(月)
虎さん、日本一になりましたね〜。
昨夜もラヂオで聴いていて、優勝したあと、頃合いを見計らって父に電話をしたのですが、出ない。
そこから10分ほど置いてまたかけるも、出ない。
阪神が優勝するまで死ねないと言っていた言葉が心の隅にずっとあって、
もしや、うれしすぎて心臓発作とか起こしたか?と心配になり、
亮太君にも話していたら、折り返し電話があってほっとする。
さすがにうれしそうでした。
亮太くんはこれで寿命が延びるよといいことを言ってくれました。
さて、今日はロンドンから帰国中のともこさんと、Zakkaで待ち合わせ。
ともこさんは初ニューザッカ。
開店時間に入ったので、眸さんがドアを開けてくださるところから。
ニューザッカに行けることをずっと楽しみにしていた彼女の、
Zakkaでの表情を見ているだけで、こちらもうれしくなりました。
お茶もしました。ともこさんはミルクティ、私はカプチーノ。
眸さんは、ともこさんがミルクティーにお砂糖をつけることをちゃんと覚えていらして、
ともこさんに確認していて、さすがと思う。
ともこさんに会うのは私は1年半ぶり。
それなのに今朝起きたら、右の頬から耳にかけて、2本さーーーっと寝あとが。
しょうがない。会う時には少し薄くなっていましたが自己申告する。
ゆっくりZakkaで時間を過ごさせてもらい、表参道で解散。
明日も会うので、おしゃべりの続きはまた明日。





11月5日(日)

曇りがちでしたが、今日も気温は高めでした。
日曜の夕方はたいがいラヂオを聴きながら、キッチンクロス類にアイロンがけをしています。
今日は、しばらく使っていない刺繍の入った白いハンカチもまとめて洗いました。
なかなか使う機会がなくてずっとしまってあるので、こうしてたまに出して洗濯をして、
普段使いに と思うのですが結局またしまってしまいます。
でも、使おうっと。
さて日本シリーズ、今日が最終戦。
どうなりますやら。



11月4日(土)
東京は夏日に。
とはいえ夏のような暑さではなく、明るい陽ざしに気持ちも明るくなる。
お昼、自転車でZakkaへ。
今日は眸さんと少しおしゃべりができました。
カウンターの中に入れてもらってお茶をいただく(OGの特権)。
秘密の空間も見せてもらえる(OGの特権?)。
Zakkaに通えることの幸せを今日も感じていました。




11月3日(金)
本日も快晴。
東京も暑かったですが、福井も暑そうだったので父にメールをしたら、
「暑いざんす。この時季、クーラーが必要とはね!?」とのこと。




11月2日(木)

快晴。
朝は富士山は見えなかったけど、穏やかに暮れていく中の富士山は、幻影のようでした。

30年前の今日は、原宿のペーターズ・ギャラリーでの初個展の初日でした。
1992年の3月にZakkaを卒業し、その年の11月から翌3月まで、少しだけParisで生活をしました。
ある日、マレのギャラリーで、幸運な偶然の出会いがあり、
その方との出会いの後にParisで制作したコラージュを、初個展で展示して見てもらいました。
今年はその個展から30年なので、ささやかな記念に当時のDMの作品でpostcardを作りました。
いつもpostcardを置いてくださっているお店で、
postcardを買ってくださったお客様にお渡ししたいと思ってます。
もしよかったらもらってください。
niloのサイトでpostcardを買ってくださる方にも、同封いたします。
いつも気にかけてくださり、ありがとうございます。

当時のDM
デザインは高原宏さん(当時ペーターズ・ギャラリーのDMは高原さんが全てデザインされていたと記憶しております)
DMをいただいた時、文字面のデザインとかわいいピンクの色に、どきっとして、うれしくなりました。




















展示の写真は色もピントもよろしくないものが数枚しか残ってませんが、その中から展示風景の一部を。


































11月1日(水)

今日も気温が高くて、薄着で大丈夫でした。
11月のZakka。
今日は先にドアの前で文庫本を読みながら待ってらっしゃる方がいらしたので2番目。
お店に入ってまずは、ポストカードの補充分を納品してから、ゆっくりと。
変形コースターの生地、形、色、立てかけ方、ゲイジツだと思う。
しばらくして、待ち合わせていた中川女史が入店。
彼女は新しいお店になってから初めてでしたが、
眸さんが、髪が短くなりましたねと声をかけてくださっていてうれしかった。
北出さんのポストカードのファイルが一気に増えて、
ファイルから直接抜いて買うことができるようになっていました。
これまで見たことがなかったものもあって、ファイルを見ながら北出さんの写真っていいなあと思う。
Zakkaの後、中川女史とレジュでお茶。
彼女との関係が長い時間をかけて、
少しずつ少しずつ親しいものに変わっていくことを、会うたびにうれしく感じる。