ささ記_December 2017







































12月の扉絵は「きんいろの影」
2016年の個展「きんいろ」の時に制作した作品。
すべての画像、文章の無断転載禁じます



 私のセツ物語_チルチンびと広場のサイト




12月26日(火)
晴。昼間のうちからずっと空に月が見えてます。
午後Zakkaへ。
立花大先生とちゃめちゃんとお茶。
大先生の嬉しそうな感じがなんか新鮮。
私、いつまで父と出かけたかなあ。
ふたりによいお年をと挨拶をし、私はZakkaに残り、出かけていた眸さんを待って、
眸さんと佐藤さんに来年もよろしくお願いしますとご挨拶。
今年もたくさんZakkaに行けました。

さて今年もniloを覗いてくださり、ありがとうございました。
今年はエドワードヤンの「クーリンチェ少年殺人事件」と「台北ストーリー」、
エリセの「エル・スール」、カウリスマキの新作「希望のかなた」と、
ダイスキな監督たちの素晴らしい映画をみられてよかった。
来年も映画館や美術館へはなるべく足を運び、
自分の仕事も日々少しずつ、励んでいきたいと思っております。
来年もよろしくお願いします。
どうぞよいお年をお迎え下さい。




12月25日(月)
真っ青な空に、雪の厚みを増した富士山が、朝から見えました。
午後一番で、青山のアパレルのメーカーさんへ。
来年の春夏物のTシャツに使われる線画と、生地に使われるコラージュをお届けに。
どんな風に形になるのか、楽しみ。
今日もつい、おしゃべりをしすぎてしまいました。
そのあと渋谷経由で帰宅。

下の絵は保育園の時に描いたサンタさん。
短い物語風。
1ではサンタさんが緑のプレゼント袋をお布団にして寝ているのですが、
いざお仕事になると、シャキーン!て。目に注目。
しかし蝶々のいる家って、なんなんでしょうか。
1枚目のトナカイの絵をみて、亮太君が「恐竜がいる」と。
ほんまや。

メリークリスマス!




























































12月24日(日)
雨は夜おそくからのようで、日中は陽もさしました。
イヴですが、いつもと変わらず。
明日はケーキでも買おうかな。
昨年はどうしてたかしらと「ささ記」を読んだら、寝込んでました(笑。
1週間後はもう大晦日。
そういえば昨年は、年越し蕎麦の量が多すぎて(私が作ったのですが)、
父と母と私、どんどん無言になって食べました。
今年は少なめにしないと。





12月23日(土)
晴。明日は崩れるらしく、お月さまもぼんやりしていました。
昨夜は、眸さんからいただいた柚子を入れて柚子風呂、
お昼の潤ちゃんのお弁当にはカボチャのサラダが入っていたので、冬至らしくなりました。
亮太君はクリスマスイヴもクリスマスも仕事なので、
昨夜、なんとなくクリスマスっぽい食事にしました。
一昨日大山君から届いた赤ワインを早速開けて。
亮太君はなんと、またバラを買ってきてくれました。
大山君に感謝、いい夜でした。


「私のセツ物語」、星先生がコメントを入れて下さっていて、その言葉がとても嬉しかった。 
星先生、今80歳ちょっとすぎくらいだから、当時は今の私の歳くらいだったんだ。



12月22日(金)
晴れて暖かい冬至。
明日からまた少しずつ日が長くなると思うと、気分も明るい。
お昼はuzuraの潤ちゃんのお弁当。
潤ちゃんのお弁当は、お味はもちろんだけど、
野菜の切り方にいつも惚れ惚れします。
今年もありがとうと挨拶しながらも、お互いなんだか照れくさい。
午前中母から届いたお餅を今年もお届けすべく、午後ディーズとZakkaへ。
土器さんが淹れてくれたコーヒーをいただき、1時間くらいお邪魔しました。
キッチンにはハイライト(煙草)が重ねて置いてあって、かっこいいなと思う。
Zakkaではミルクティーをいただき、ゆっくりしていたら、
先日Zakkaでお会いした「富士山友達」の方とばったりお会いしました。
「先日の富士山のことで、さっき佐々木さんにメールしたところだったんです」と。
ショートカットがとてもお似合いの、すらりと背の高いおしゃれな女性。
5時ちょっと前にZakkaの扉を開けて外に出ると今日も細い月。
眸さんと一緒に空を見上げていたら、
中にいたその女性ともうひと方のお客さんの女性も、みんなでその月をみました。
眸さんが「ペーパームーンみたいね」と言ったとたん、
前に北出さんが貸してくれた映画「ペーパームーン」のジャケットが頭に浮かびました。
とってもいい時間でした。




12月21日(木)
晴。
夕方西の空に細くてかわいい月が見えました。
午後、今年最後の小唄と三味線のお稽古。
障子越しの明るい光が、穏やかで新春のようだった。
お稽古のあとは、エムラボで髪を切ってもらいました。
前に行ったのは7月だったから、5か月ぶり。
5センチくらい切ってもらいました。
金子さんとも、よいお年をとご挨拶。

さて「チルチンびと広場 」というWEBサイトの中の「私のセツ物語」というところで、
セツのことを書きました(セツ先生の絵も)。
今日アップされたので、よかったら覗いてみてください。
こちらから




12月20日(水)
本日も晴。
毎日ちょこちょこ小掃除をしておりまして、今日はお風呂の壁がきれいになりました。

昨夜から、帰省用に買った武田百合子さんの「あの頃」を読み始めてしまいました。
少しずつ読まないと、持って帰れない!
扉の写真からしてすでに引き込まれております。
武田百合子さんの煙草片手のモノクロ写真。
わたくし「富士日記」上、中、下も、中央公論社の武田百合子全作品1、2、3ので持っていて、
カバーにそれぞれ植物の絵が描かれ、扉には武田百合子さんのモノクロ写真が入っています。
「あの頃」はなので、その本の続きのよう。
きっとこの本も、この先何度も読み返す大事な本になるのだと思う。





12月19日(火)
昨日より暖かくなりました。
午前中より外出。
築地でかつお節だけ買って、東銀座の岩手の物産館で横澤パンとくるみクッキーを買い、
表参道へ出てbuikでキッシュのランチ。
鱈のキッシュ。もちろんおいしかったです。
佳奈さんたちによいお年を〜とご挨拶をして渋谷へ。
フェルミエでトーマのチーズをみましたが、店頭にはなく、
本社のほうへ問い合わせてくださったのですが、夕方連絡をもらい、なかったとのこと。
今度似たようなものを買ってみようと思う。(どうしてもジャムと合わせて食べてみたい私)
帰り道、今日はチャベ君にばったり!
ニールアンドイライザの新譜「タイムレス・メロディーズ」をいただいてしまいました。
ちゃっかりサインもしてもらう(笑。
そして帰って早速ききました。
いい!!!!!
ちょっとしっとりした感。
7曲入りで、時間もちょうどいい。
通して3回きいたあと、うちにあるN&Iの前のアルバム3枚を引っ張り出し、並べてみる。
どれもやはりチャベ君からもらったもの。
そして中でも特に好きな「Johnny Marr?」/1997(写真右)もきく。
時間が戻る戻る。。。。。
窓の外はジャケットのような暮れてゆく空。






























12月18日(月)
晴れましたが、寒かった。
夕方お稽古に行く前、富士山が見えたので写真に撮る。
あちこちでマンションや高いビルを建てているらしく、
この頃、富士山を撮ろうとする時クレーンや機械が邪魔をして撮れないことがあります。
小唄のお稽古は「街宵月」、三味線は「手紙」。
いつまでたっても「小粋に」とはいかないものです。

今日の富士山、更新しています。
ポストカードのページも引き続きよろしくおねがいいたします!





12月17日(日)
晴れ。静かな日曜日でした。
連日おいしいいいただきものが続き、潤う我が家
今晩は、叔父からのお歳暮の越前そば(あたたかくして)に、
ネギたっぷりとほうれん草、そして藤原さんちの長芋をすったのもたっぷりのっけて。
それと南条さんからいただいたじゃこ天を、生姜醤油で、熱燗と。
おやつはY姉さんからのLA VIEILLE FRANCEの焼き菓子。
紅茶も志帆さん(史朗さんのパートナー)からいただいた山口の会社のレモンティー。
フロートレモンティーとやらで、
紅茶のティーバッグと輪切りの乾燥レモンが袋に入っているという、なんとも画期的な紅茶!
先日智子さんからいただいたイチジクとアールグレーのジャムは、トーマというチーズと合うというので、
昨日伊勢丹のチーズやさんをみてみましたが、そこにはなかった。
今度渋谷のフェルミエできいてみることにします。
トーストにというよりは、チーズと合わせるのがよさそうでした。
ジャムも組み合わせるものによって、いろいろ広がりますな。
しあわせなしわす。





12月16日(土)
晴れて、昨日一昨日と比べると暖かい1日でした。
夕方から新宿へ。
地下道やデパートの中が異常に暑くて、コートを着ていたら、汗がつーーーっと流れる。
冬のデパートってこうだったと思い出す。
紀伊国屋書店の2階で本を手にとり、レジに行くと長蛇の列。
本を買う人がこんなにいるんだ、にんまりしながら列の一人になる。
そのあと洋書の階に行って、「THE WORLD OF INTERIORS」の1月号も出ていたので買う。
そして伊勢丹でいくつか買い物を済ませて、代々木八幡へ。
眸さんと佐藤さん(Zakkaスタッフ)と麻子ちゃん(眸さんの双子の娘の一人)と甚六。
眸さんたちと今日もZakkaOGの話など。
ひとつ、とってもいいニュースを聞き嬉しくなる。
穏やかで清らかな空気が漂うお酒の席。これも眸さんゆえ。
お酒をおいしそうにのんでいる眸さんも、かっこよくて大好き。
帰り代々木八幡駅まで眸さんたちと歩いていたら、路地の向こうに東京タワーが。
赤いね〜なんて言いながら、いい夜でした。



12月15日(金)
寒かった。本格的に冬になりました。
お昼は、uzuraの潤ちゃんのお弁当。
このところずっと行けてなくて、久しぶりでした。
今日もお野菜い〜っぱい、身体に沁みるお弁当。

クラスカのサイトの堀井さんのページ、
そろそろ更新されているかなと今日覗いてみたら、
野上さんの格子のランチョンマット。
キターーーーー!!
嬉しくて読んだあとすぐに野上さんに報告メール。
野上さんからもすぐにカンゲキメール返信。
ランチョンマットの上の白いカップと茶色のお皿もさすが堀井さん。
そしてすぐ下のトロワグロのチョコレートとジャムのおいしそうなこと。
新宿に行ったら買わねば。
トロワグロのチョコの包み紙の左のほう、
ず〜〜っと前にaaltocoffeeさんでデザインして作った麻のバッグと似ていました。
こげ茶の生地にブルーの文字、紺の生地にこげ茶の文字の2種類作った縦長のバッグ。
あれ、よかったですよね、ショーノさん。
堀井さんのページはこちらから


下の写真は、仕事机の一角、ふとみたらクリスマス。
立花大先生デザインの東青山のショップカードがツリーっぽかった。
(たぶん「山」なんだと思いますが)


































12月14日(木)
昨夜は流れ星をみようと11時半頃ベランダに出ましたが、あまりに寒くて5分で部屋の中へ。
亮太君は20分くらいの間に6つ見たそうです。
今日も朝から晴。昼間もずっと富士山が見えていました。
夕方、カウリスマキの映画をみにユーロスペースへ。
5時にロビーで亮太君と待ち合わせだったので、その前にZakkaへ寄りました。
眸さんお手製の布物が充実していて、わくわくしました。
そして今日も眸さんはミシンをかけていました。
布に触れない日はないのだと思う。

さてカウリスマキの「希望のかなた」。
じ〜ん。よかった。
「白い花びら」が日本で公開された時、上映後、カウリスマキの質疑応答の時間が設けられていました。
映画が終わっても、監督はなかなか出てこない。
やっと出てきた時は、やはりかなり酔っ払っているようでした。
その時間の半ばくらいだったか、前後の話と何の関係もなく、
カウリスマキは顔をマイクに近づけて、突然日本語で「もっとわさびを」と言ったのでした。
そのことを強烈に覚えています。
「希望のかなた」のあるシーンで、その言葉を思い出しました。
来週、また映画をみる予定にしていたのだけど、
今年は「希望のかなた」で見納めにしたい気持ちになりました。




12月13日(水)
よく晴れましたが、日が暮れたらとても寒かった。
大きな枝垂れ桜の木のあるおうちが近所にあって、もちろん今は枝だけなのですが、
こう寒い日には、3か月先の景色をつい思い浮かべました。

スーパーでりんごを買う時、安曇野産のがあると、手が伸びます。
藤原さんのことを思い浮かべて。
青森にも友達がいたら、迷ってしまいそうですが。





12月12日(火)
今日も晴。空が青かった。
福井は雪が少しだけ積もったそう。
なんとなく風邪っぽい。
足と背中と腰にカイロを貼って過ごす。

昨日の写真のスマイソンの小さなノートは「ENDLESS POSSIBILITIES」
同じ色の「ADDRESS AND TELEPHONE」(アドレス帳)をずっと使っています。
(グリーンの前は赤を使っていたのでアドレス帳としては2代目)
今時、アドレス帳を使う人がいないのか、
スマイソンを扱っている東京のお店で「ADDRESS AND TELEPHONE」をみかけなくなりました。
ぱらぱらとめくっていたら、小さなノートをくれた智子さんの住所は、
パリ、東京、ロンドンと書きかえられている。
チクテカフェやさかむらの住所は横線で消して、
その横にLENTOと熊本さかむらの新しい住所が書き足され、
Zakkaも新しい住所に直してある。
それにしてもおかしかったのは、ここ1年ほどの間に書き加えた自分の文字が、大きくなっていること!
老眼が進んでいるということですな。
左がアドレス帳。ずいぶん貫禄が出てます。























12月11日(月)
春のような陽気。
午前中のうちに洗濯を2回して、2回目も2時頃には乾いていました。
日本海側で育ったので、太平洋側の冬のからりとした晴れの日に、
洗濯物を外に干せることが今だに嬉しい。
風が強いのでさぞかし寒かろうと、夕方外に出たら、拍子抜けするほど暖かかった。
小唄と三味線のお稽古、今年はもうあと2回。


写真は先日いただいたロンドンのお土産。ステキ✨


✨✨✨✨✨




12月10日(日)
本日も晴。
えっちゃんちに行ってからもう10日も経つのかと、明るく暖かい部屋で、午後ぼんやり思う。
えっちゃんのご飯、おいしかった〜。
29日のお昼は、まず餃子をいただき、
夜のメインは分厚く切ったレンコンと自家栽培の肉厚椎茸、豚肉のグリル。
翌朝はフレンチトースト、付け合せにトマトとえっちゃんの父上お手製燻製ハム、
たっぷりのミルクティー。
えっちゃんちで朝食をいただく時に必ず登場する、ウェッジウッドのティーセットが大好きで、
今回も久しぶりに使わせてもらうことができました。
白地に銀の幾何学的な模様がモダンなのです。
そういえば朝食の時に、シルバーのカトラリーの話になって、面白い話を聞きました。
私も一度だけお会いしたことのある、パリ在住のえっちゃんの知り合いの女性Tさんが、
かつて、ベルギーの由緒ある家柄の方とおつきあいしていた時に、
彼のおうちに代々伝わる、名前入りのシルバーのカトラリーをごっそりもらったらしい。
でも、Tさんは使わないからとえっちゃんが譲り受け、その後Tさんは彼と別れ、
何の関係もない茨城のえっちゃんちに、名前の刻印されたシルバーのカトラリーがあるという話。
みせてもらいましたが、かっこよかった。
スープスプーンがとにかく、口当たりがいいらしい。
きっとよく考えられているのだと思う。



12月9日(土)
いいお天気。
夕方、亮太君と「さる山」で待ち合わせて、今日から始まった濱中史朗展へ。 
毎回、毎回、新しい試みの作品が並びます。
なので毎回、その新しい試みの作品の中から悩んでいくつか選んで買って使います。
今日買った作品も含めて、うちにどのくらい史朗さんの器があるか数えてみたら、 31ありました。
猿山さんと話していて、猿山さんと史朗さんとの初めての出会いが、2002年の銀座での展示だったこと、
私もその時が初めてだったのですが、
史朗さんの妹の孝子姫に行くように勧められて行ったことまで同じでした。
今や、東京での史朗さんの展示は「さる山」という濃密な関係に。

史朗さんの大皿(直径24cm)。真ん中は今日買ったもの。

























12月8日(金)
暗くなる少し前から雨になりました。
夕方、近美で亮太君と待ち合わせて、熊谷守一展をみました。
2011年近美での「ぬぐ絵画」展の時に出品されていた、熊谷守一の作品をみた時に、
心の奥に針でちくちくと小さな穴を開けるようなそんな痛みを伴うような衝撃を受けました。
今回もその頃、それ以前の作品の光の暗さにとても惹かれました。
常設も楽しみな近美。
今日も、安井曾太郎とマチスの2点をじっくりみました。
第9室は、ロバート・フランクの特集。
充実の宵。




 
12月7日(木)
いいお天気でした。
お昼、スーパーに行く時、葉子さん(チャベ君の奥さん)とばったり。 
しばし立ち話。
ニール&イライザの15年ぶりの新譜の話や、チャベ君がシジュウカタという話も。
チャベ君が四十肩だなんて、似合わないと言いつつ笑ってしまう。
次はお茶しましょう!と別れる。
夕方、日本橋で母のおつかいを済ませてから、
ロンドンから数日だけ帰国中の智子さんと、佐賀町アーカイブで待ち合わせ。
絶賛展示中のMAROBAYA展。佐賀町でやるというのは、どんな感じなんだろうと思っていたら、
いつものMAROBAYAと変わらないところがMAROBAYAっぽいと思う。
ゆっくりみせてもらって、勇太君(MAROBAYA)とも久しぶりに会えて、大変いい時間でした。
そのあとは、 智子さんとともすけへ。
ドアには本日満席御礼の札が下がっていました。
智子さんとふたり、カウンター席から、熱い眼差しでともすけを見つめていたら、
視線を感じる〜と。 
こんなにたくさんのお客さんの料理をひとりで作るなんて、
仕込みだけでも大変だろうし、段取りとかタイミングとか、頭の中はきっとフル回転だと思うけど、
そんなことなど表にはまったく出さずに、穏やかに笑みをたたえて作っているともすけ。
今夜いただいたお皿もまたどれもおいしゅうございました。
ともすけが大好きな智子さんの、しあわせそうに食べている横顔もかわいかった。




12月6日(水)
今日もよく晴れましたが気温は低め。
そろそろ帰省中に読む本を買っておかなかくてはと、
昨日は、『おいしいおはなし』台所のエッセイ集 高峰秀子編/ちくま文庫をまず1冊買いました。
ぱらぱらとめくっていたら、面白くてすでにその中の2つを読んでしまい、
これは多分帰省前までに読んでしまいそう。
もう1冊買おうと思っているのは、今年の春に出た、
武田百合子『あの頃」/中央公論新社。
単行本未収録作品がまとまったもので、娘さんの花さんが編集している本です。
これは、帰る前ぎりぎりに買おう。

さて、夏に千駄ヶ谷の建築家会館で展示が行われた、
彩さんの父上の「宮脇檀、手が考える」ドローイング展巡回展が、
来週の月曜日から、福井工大で始まるとのこと。
福井の方、お近くの方でご興味のある方はぜひ。
期間が短いのでお見逃しなく!
詳細はこちら




12月5日(火)
今夜も月がきれいです。
お昼過ぎから自転車で表参道へ。
先週、Zakkaでポストカードを買って下さったアパレルの方が、
眸さんに、私を紹介してもらえないかと声をかけて下さり、
すぐに眸さんが連絡を下さって、その方と今日お会いしました。
会社はZakkaのすぐそばで、よく前を通っている場所でした。
以前ティンカーベルでお世話になった水野さんという女性と、
お歳の頃やおしゃれのかっこよさが似ていて、
初対面なのになんだか安心感があって、いろんな話をたくさんしました。
会社の方が、「次のお約束の方がみえてます」といらっしゃって、
はっと気づけば2時間半も経っていました。
同席された若いデザイナー(パタンナーだったか)の男の方には、
よくしゃべるな〜って思われていたかも。
そのあともちろんZakkaに行って、あったかいカプチーノをいただきました。
眸さんに、その方とお会いしてきた報告をして、
眸さんとも、た〜〜〜くさんおしゃべりしてしまいました。
だいぶミシンの手を止めさせてしまいました。
眸さんと話していると、Zakkaの卒業生でよかったと心底思います。
お店の在り方、考え方、お客さんとの向き合い方、人との距離感、
眸さんと北出さんが作ってきたZakkaというお店、すべてを尊敬しています。






12月4日(月)
くもり。
夕方、小唄と三味線のお稽古。
帰り際、ロビーで八重さんとお会いしました。
久しぶりに少し話ができて、嬉しいわたくし。

今年は、新米をたくさんいただきました。
今日の夕飯から、ついに最後の新米10キロ分に入りました。
宮城のひとめぼれ(栄子さんからいただいたもの)。
いただいた産地は、三重、宮城(第1回目)、福井、山梨、宮城(2回目)。
品種もそれぞれ。
ありがたいことでした。

さて、クリスマスも近いことですし、
クリスマスっぽいポストカードとハンカチの販売ページを作りました。
ハンカチは以前倉敷意匠さんで制作したものから、blobシリーズの3色。
よろしくお願いします。



12月3日(日)
今夜の満月はスーパームーンらしい。
もうみえていますが、一番大きいのは日付が変わる頃だとか。
昨夜、福井のmojiカフェの柴本さんと電話でおしゃべりしました。
なぜなら、バッグの江面(えづら)さんのサイトの「ときどきメモ」で、
mojiのこと、柴本さんのことを、素敵に紹介して下さっていたので、「読みました?」と。
「もちろんです」とのこと。
あまりに嬉しくてそのページを携帯で写真に撮って、お友達に見せているのだそう。

今日はスーパーで「北斗」という種類のりんごを買いました。
名前を意識して買ったのは初めてだと思います。
少しの時間テーブルの上に置いておいただけで、香りが部屋に広がりました。
包丁を入れたとき、少しもっさりしてるかなと思ったけれど、
食べてみたらシャキ感があり、おいしいりんごでした。



12月2日(土)
月がきれい。
昼間、陽ざしはありましたが、自転車で出かけたら寒かった。
洗濯を2回して、クロス類にアイロンがけをしてから渋谷と表参道へ。
ぱきぱき用事を済ませ、帰ってきて家の中に入ったら暖かい。
家ってあったかいんだな〜とほっとしておやつをしながら、
先ほどとった切符(帰省で福井から東京に戻ってくる分)をみていたら…。
にゃんと、東京発ではあ〜〜りませんか。
東京発の切符は数日前に購入済みでござる。
どおりで指定席が空いてると思った。
私のバカバカバカバカ==。
干し柿を食べてる場合ではない!
日が暮れ始めたので、自転車はやめて電車で渋谷へ。
やはりもう窓側の席はとれませんでした。
新幹線など乗り物の席、通路側派、窓側派、こだわらない派に分かれると思いますが、私は窓派。
夜ご飯の時、亮太君にその話をしたら、今日すぐに気づいてよかったねと。
たしかに。
渋谷行きの電車の中で、前に座っていたかわいい小さな兄妹もみれたし。





12月1日(金) 
空気が冷たくて、12月らしい始まり。
以前えっちゃんからいただいておいしかった干し芋(べにはるか)を、
昨日水戸駅構内のお土産屋さんで買いました。亮太君には、つと納豆を。
彩さんに、干し芋を見ると私のことを思い出すと言われるほど干し芋好きです。
丸干しのべにはるか、とってもおいしくて、もちろん昨日と今日で食べきってしまいました。
今日は、トースターで5分ほど温めたあと、冷蔵庫に残っていたクロテッドクリームとはちみつをつけて。
これがまたよく合いました。