ささ記_February2024



 2月の扉絵白い花







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



すべての画像、文章の無断転載を禁じます
佐々木美穂_miho sasaki



ポストカード

新しいポストカード「白い花」できました。
ご注文くださるとうれしいです。
(引き続き、買ってくださった方に30周年ポストカードを同封いたします)



お知らせ
3月1日(金)から、西麻布の桃居にて岩田圭介さんの個展が始まります。
その中で少しだけ、共作の碗(大小2種類の大きさ)が並びます。
岩田さんが作った碗を素焼きの状態で送ってくださり、
それらに、色だったり、線だったり、、、などなどを施して岩田さんに戻し、
焼き上がったものをまたこちらに戻してもらい、見てがっくりしたりして、
また素焼きに施す、、、、というのを秋頃から繰り返してました。
桃居のサイトにDMと岩田さんの言葉が掲載されています。
(DMの器は100%岩田さんの作品です)
桃居での展示なのにZakkaのことばかり書いてありますが、あたたかいお言葉でした。
よろしくお願いします。
桃居





2月29日(木)
夜になって雨になりましたが、明日は晴の予報になって、うれしい。

明日から桃居で始まる岩田さんの個展での、共作の器のことを少し。
大、小、2種類の碗が並びます。
大小とも形は岩田さんによるもので、小は共作のために新しく考えてくださいました。
入れ子にできる形です。
色は釉薬ではなく陶器用の絵具、線やアルファベットが施してあるものは、陶器用の鉛筆で書いてます。
写真は出品分から一部。


小碗_外に色、あるいは中に色






 

 

 

 















大碗_ブルー系






















大小を重ねる





















黒、ラインなど















 

 



大碗_アルファベット(iwata keisukeの文字)






















2月28日(水)
今日は風がやみました。
午後、エリセの「瞳をとじて」を見に渋谷へ。
映画館の階に行くエレベーターの前で井上さん(グラフィックデザイナーの)とばったり。
同じ映画を見るとのこと、うれしくなりました。
映画、すばらしかったです。
心に残った場面や言葉が、この先私の中で思い出されるたび、
映画の記憶というより、いつしか私自身のことになっていくのだと思う。
映画を見終わり、座席で帰り支度をしていたら、
ポンポンと井上さんに肩をたたかれるのと同時にバチッと静電気が起こって、
現実の世界に戻りました。





2月27日(火)
晴れて澄んだ青い空でしたが、昨日にも増して北風が強くて、まともに受けると寒くて身が縮まる。
今日は彩さんとデート。
11時に待ち合わせをして、ランチの場所まで歩きながら、いろいろご案内(私の管轄地域なので)。
ランチは、、些細なことですが「??」が重なって少し気持ちが下がりましたが、
おしゃべりしているうちに楽しい方に心が寄っていきました。
ランチ後、北風にさむぅ〜〜と言いながら、ふた駅分ほど歩いてスーパーをはしご。
彩さんとのスーパめぐりは、この食材はこういう料理がいいよとすぐにさっと教えてもらえるので、楽しさ倍増。
2軒目のスーパーの買い物を終えて、解散。
今日会う1番の目的は、彩さんの甘夏ママレードをいただくこと。
今年は、甘夏がどっさり届いたので(ご主人のご実家から)、腱鞘炎になりそうなほど刻んだとのこと。
ママレードと一緒に、雛祭りの季節に毎年いただく浅草のお店のひなあられもいただきました。
ありがたい。




2月26日(月)
晴れましたが、北風が冷たい。
今朝も富士山がよくみえました。
「今日の富士山」のページは今年から「その5」になってます。
小青竜湯のおかげか、今朝は症状が改善されてほっとする。
もう残りがないので、午後、渋谷に小青竜湯を買いに行くも、
ツムラは売り切れだったので、クラシエのを買う。
自転車、帰りは向かい風でなかなか進まず。




2月25日(日)
朝から1日雨。寒い。
今日は鼻水がすごく出て、ゴミ袋がティッシュの山。
花粉か、、そういえば昨年の今頃もそんな症状だったことを思い出す。
食欲はある、今のところ熱はない。
先月亮太君に買った「小青竜湯」が何包か残っているから、それを飲んで寝よう。





2月24日(土)
久しぶりの晴。
朝、富士山が氷山みたいだった。
洗濯物を干してから自転車で渋谷へ。
宮益坂の郵便局でゆうパックを出してから、久しぶりにABCへ。
洋雑誌を見て、FIGAROの岡尾さんの連載ページをチェックして(もちろん、今月もときめく)
写真集コーナーを見て、洋雑誌のところに戻って1冊だけ買って帰る。
外は結構寒かった。
夜、満月は見えるかなと空を見ると、東の空にぼんやり丸い月がありました。






















2月23日(金)
雨。寒いです。
京都の姉妹から思いがけず、お醤油が2本届く。
手紙に、彼女たちのふるさとのお醤油と書いてありました。
梱包も全部素敵。しばらくじ〜んとする。


お知らせをひとつ。
来週の金曜日、3月1日から 西麻布の桃居にて岩田圭介さんの個展が始まります。
その中で少しだけ、共作の碗(大小2種類の大きさ)が並びます。
岩田さんが作った碗を素焼きの状態で送ってくださり、
それらに、色だったり、線だったり、、、などなどを施して岩田さんに戻し、
焼き上がったものをまたこちらに戻してもらい、見てがっくりしたりして、
また素焼きに施す、、、、というのを秋頃から繰り返してました。
桃居のサイトにDMと岩田さんの言葉が掲載されています。
(DMの器は100%岩田さんの作品です)
桃居での展示なのにZakkaのことばかり書いてありますが、あたたかいお言葉でした。
よろしくお願いします。
桃居





2月22日(木)
今日も1日雨。
午前中のうちに傘をさして歩いてスーパーへ。
この時期、店頭には苺がたくさん並んでいて、初めてみる名前の苺が年々増えている。
昨年友人においしいよと教えてもらった佐賀の「いちごさん」を今日は買いました。
苺は中ぐらいの大きさが好み。納豆も中粒が好き。

 



2月21日(水)
今日は朝からずっと雨だったな。





















2月20日(火)
昼間外に出ると、新緑の頃のような空気。
昨夜の嵐で、道には松葉がたくさん落ちていて手拭いの柄のようでした。
夕方、空には半分より膨らんだ月があって、沈丁花の香りもしました。

 



2月19日(月)
朝から雨。
夜になるにつれ南風も強まっていますが、気温が高く暖かい。
暖かいけど、洗濯物を部屋の中に干したので、乾かすために暖房を入れていました。
明日も晴れはしないようですが、予想最高気温が23°となっている。
これ夏日手前の気温ですな。



 

2月18日(日)
時々晴れて、昼間、窓を開けていても寒くなかった。
あれこれ作業をしていて、近所に水を買いに出かける頃には日が暮れていました。
外に出ると暖かくて、月と星がみえて、いい夜。




2月17日(土)
曇り。春が遠ざかる。
また背中にカイロを貼ったりして。
雪の日に買ったオンシジュウム、蕾もどんどん開き華やかに咲いています。





2月16日(金)
日が暮れてから亮太君と夕飯の買い物に出かけたら、思っていたより寒かった。
スーパーのあと、古本屋を2軒はしご。
帰宅してからしばらく電気ストーブにあたる。

ポストカードを置いていただいているお店の方の中に、
今年お子さんが大学受験という方が何人かいらして、みなさんサクラサク🌸とのこと。
よかったです。


 

2月15日(木)
春一番が吹きました。
スーパーの帰り道、夕方、と言ってもまだ空が青くて、
その青が少しずつ深くなっていく、月もある、その中にいることがうれしかった。
写真は一昨日のスノードロップ
スノードロップの下のカタバミは、自然に生えてきました。
手前の赤くなっているのは、別の鉢から移植したディル。
平和な鉢の中。




























2月14日(水)
暖かくて、ただ歩いているだけでしあわせと思う。
昨日、スノードロップが咲きました。かわいくて、何度もみる。
神戸のLUCAの三木さんが展示会で上京されたので、
午後、buikで待ち合わせてお茶をしました。
三木さんとお会いするから、私もお洒落しなくっちゃと
シックめにコーディネートして電車で出かける。
ヴァレンタインだから、ケーキはチョコレートオレンジケーキにして、
アールグレイといただきながら、たくさんおしゃべりする。
三木さんは年末はカウリスマキ三昧だったそうで、私も昔の映画をまたみたくなる。
ペロンパーが出てるのを。

 



2月13日(火)
もう春でしょうか。
風が吹いてましたが、春一番ではなかったようです。
午前中の回の、タルコフスキー「ノスタルジア」を見に渋谷へ。
静かに濃密に浸透してきて、ただ感じているだけでいいんだと思った。
話しているイタリア語も、雨音や水音のような、音として響いてくる。
いくつも印象的なショットがあって、今、書きながら思い出しています。
この強い印象が徐々に薄れてしまうことが惜しい。
家に帰ってすぐ、ピエロ・デッラ・フランチェスカの本を取り出して、
映画の教会の場面の「出産の聖母」の絵をみる。




2月12日(月)

休日という感じがしないけど、ラヂオを聴いていると、
いつもと違う番組をやっていたりするので、休日なんだと思う。
京都の小田垣姉妹のブログを見ていたら、meijiのチョコレートの紙包の写真が載っていました。
亮太君がお弁当と一緒に、そのチョコレートを4枚ずつ缶に入れて毎日持っていくのですぐに何か分かりました。
スーパーで少しでも値段が安い時にまとめて買ってストックしていて、その写真を彼女たちに送りました。
うちはハイミルクチョコレートですが、小田垣さんたちはミルクチョコレートとのこと。
チョコレートの包み紙が好きとのことでした。
分かります。

ストック中のチョコレート。




























2月11日(日)
朝、富士山の手前に見える山々にも雪がありました。
そういえば声ってずっと耳に残ってる、と、ふと思う。
亡くなって何十年も経つ祖父や祖母の声も思い出そうとすると、
耳の奥なのか頭の中なのかで聞こえるし、今もずっと大好きなあの方たちの声も。
それは聞こえるということなのだろうか。


 


2月10日(土)
富士山は見えなかったけど、いいお天気でした。
2つ植えたスノードロップのうち、ずっと芽が出てこなかったもうひとつは、
実は土の中で腐っていて、2週間くらい前に取り除きました。
取り除いたところに、ディルを1本移植して根づいたのだけど、しばらくして赤紫色に紅葉しました。
また緑になるかなあ。
もう一つのスノードロップは昨日、白い蕾が見えてきました。
散歩の途中で、スノードロップが咲いているのを見かけると、足を止めて観察しています。
うちのはどんな風に咲くかしら。





2月9日(金)
夜、小澤征爾さんの訃報を知る。
1995年1月、ロストロポーヴィチをソリストに迎え、
サントリーホールで行われた32年ぶりにN響との共演を果たした時の動画を、
亮太君にみせてもらう。
自分の中にも力が湧いてくるような感覚になる。
動画はこちら




2月8日(木)
今日もいいお天気でした。
先日の雪の日にブルース・コバーンのCDを聞きたくなって探したけど、
ブルース・コバーンがまとまって入っているところにはなくて亮太君に聞いたら、
別のカテゴリーの収納ケース(バッグ?)でした。
「雪の世界」というCDを昨日と一昨日聞いていました。
これを聞くとチクテのことを思い出します。
亮太君と一緒にチクテに行った時、ちょうどこのCDがかかっていて、
亮太君がブルース・コバーンですねと言うとお店のY君が
そうなんですとしばらくブルース・コバーンについて嬉しそうに話していたことを。
あの日って冬だったっけ?と亮太君に聞くとそうだったと思うと言ってました。

夕方、亮太君と近所を散歩に出かける。
公園には、いろんな鳥がいて、野ネズミにも会いました。
梅は終わりかけていましたが、桜の木々は、優しい木の色になってきていました。
最後に古本屋さんを覗いて帰宅。




2月7日(水)
いいお天気でした。
明るい陽ざし、黄色いオンシジュウムの花、
気持ちが明るい方へ導かれる感じがします。
今日はもう自転車で出かけられました。

写真は2月1日Zakkaの帰りに見かけたチョコレート色の三角コーン。
ミント色のテープもスキ。





 









 












2月6日(火)
昨夜は、窓の外、屋根屋根に積もった雪で、遠くまで明るかった。
今日は雨が降り道路の雪は溶けましたが、屋根の雪はまだ残っています。
午後、Zakkaへ、久しぶりに電車に乗って。
電車は空いていて、途中から乗ってきた年配のご婦人方(4人)が向かいに座って、
楽しそうにおしゃべりしていました。
今日は眸さんとたくさん話ができました。
お気に入りのラヂオ番組や、子供の頃に見ていたテレビ番組の話も。
ラヂオの深夜特急が終わってしまって、
私は眸さんに教えてもらって、どこの国からだったか覚えていないけど、
毎晩楽しみに(聞けなかった時は聞き逃しで)聴いていて、
まだスペインの町だからロンドンまではまだあるだろうと思っていたら、
最終回は2時間に延長されて、1日でパリ、ロンドンへと一気に進んでしまったのでした。
番組が終わってしまったこと、私よりも眸さんがもっと残念そうでした。
テレビの話でおかしかったのは、
麻子ちゃん鮎子ちゃん(眸さんの双子の娘たち)が小さかった頃、
「北の国から」を家族4人でいつも楽しみに見ていたという話でした🤫。
ゆっくりしていたら、オーハラさんがいらして、
今年もよろしくお願いしますと挨拶を交わし、
オーハラさんとゆっくり時間を交代してZakkaを出て、渋谷経由で帰宅。


 

2月5日(月)
午後からやはり雪に。
窓の外、遠くの景色は白く霞み、屋根屋根がみるみるうちに白くなり、
車の音には、雨とは違う重みが混じっていました。
午前中のまだ雨も雪も降っていない間にスーパーでの買い物を済ませていたので、
外に出なくてもよかったけど、私を散歩させたくなり、花屋さんに出かけることにする。
おかしかったのは、もう一人の私にリードを引かれたワンちゃんみたいな気持ちがしたこと。
花屋さんでは、こんな雪の中を、と歓迎されて、
オンシジュウムという黄色い花を買ったら、小さい枝の同じ花を1本おまけしてくださいました。
帰り道、雪が大きくなり、傘の上にたまった雪を時々落としながら帰宅。
いい感じに花を生け、見惚れてから、そうだ「雪の日」を読もうと、志賀直哉の雪の日を読む。
1920年当時我孫子に住んでいた志賀直哉が書いたこの短編は、
2月8日の我孫子での雪の日の1日が書かれています。
104年前のその雪の日が、今目の前の景色のように思われる。

 



2月4日(日)
朝、少しの時間でしたが、雨が雪になりました。
昼前には雨はやみ、その後は曇り、空気は冷たかった。
お昼過ぎ、三茶のニコラへ、庄野さんのコーヒーを飲みに出かける。
昨日は中目黒のトラベラーズファクトリーで淹れてらして、
そちらに行こうと思っていたのだけど、行けなかったので、初めてニコラに伺いました。
ネルドリップで淹れてくれたヴァレンタインブレンドと、ケーキ(オペラ)を注文して、
おいしくいただきました。
お店をやってらっしゃる女性も福井出身ですよと庄野さんが紹介してくださり、
福井の話もできました。
庄野さんちは、長男君もこの春から大学生になるようで、
上のお姉さんは大学3年生になるし、授業料やら仕送りやらは豆の焙煎で、。
長くずっとaaltocoffeeの豆を買ってくれるお店やお客さんがいてくれるおかげですと。
そんな話も庄野さんとしたり。
行ってよかった。



 

2月3日(土)
節分。
いーいお天気でした。
夜、亮太君が帰宅して恒例の豆まき。
今年はお面つきの豆を買ったので、亮太君がそのお面をつけて外に出て、
コンコンとドアをノックして鬼が入ってきます。
豆をそっと当てられながら部屋中をひと回りして、外に出てお面をとって入ってきて、
今年の豆まき行事も終わりました。
豆まきのあとは、なんだか清々しい。
明日は立春。



 

2月2日(金)
曇っていて空気も冷たかった。
亮太君は早朝から山登りへ。
前回、シカちゃん達に出会ったり、下山でこけたりした大野山再び。
目が覚めた時にはもうすでに出かけてました。
まったく気づかなかった。
5時45分に家を出たそうで、13時前には帰ってきました。
今回もシカちゃんたちには会えたけど、遠くだったようで残念そうでした。
でもキツツキが木をつついていたり、梅が咲いていたり、前回より山全体がモーブ色だったと満足そうでした。
つよしさんからもらった登山靴と靴下もとってもよかったようです。
私はといえば、昨日買った村木さんの器を棚の中に並べるべく、
他の器との兼ね合いを考えながら、最終的にベストポジションに。満足。
昨夜寝る前、久しぶりに堀井さんの『テーブルのメニューABC』を読みました。
1991年に文化出版から出た本で、堀井さんのご本の中でも特に好きな本です。
「tableのための贅沢」という章の中に、
好きなものを見つけて使っていく、扱うことに慣れていくことが、
そのものを買ったときの値段だけではなく、ほんとうに贅沢なことのように思えます 
とあって、ほんとうに、と思う。





2月1日(木)

朝、雲の帽子をかぶった富士山の、ずっと上の方には月がありました。
2月のZakka(今年のZakka)、始まる。一番乗り。
ポストカードの納品をして、心を落ち着けて店内を見る。
店内を見ている間に佐藤さんはポストカードをすぐに開封して、それぞれの枚数を確認して、
新しいカードは、眸さんが「ここに」と空けてくださっていたところに並べてくれました。
今回は村木さんの器が充実していました。
いくつか村木さんの鉢を手にとって、その中からひとつ選びました。北出さんのポストカードと。
眸さんと佐藤さんと少しおしゃべりして、店を出る。
mujiで封筒など買ってから、お昼は潤ちゃんのお弁当にしようと思い、
潤ちゃんのところに寄ってたくさんおしゃべりして帰宅。

さて、新しいポストカード「白い花」ができました。
今月の扉絵のカードです。昨年の1月の扉絵にもしたのですが、今月もこの絵にしました。
いつもポストカードを置いてくださるお店にもそろそろ並んでいると思います。
お立ちよりの際に、見てもらえると嬉しいです。niloのポストカードのページでも販売しております。
それから、新しくポストカードを置いてくださるお店が増えました。
長野県小諸市で2月4日にopenされる「小春商店」。
新しく作られるお店で私のポストカードを置きたいと声をかけてくださったこと、とてもうれしかったです。
どうぞよろしくお願いします。


ポストカード販売店
ポストカード