ささ記_october2021

 

10月の扉絵
しましま






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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佐々木美穂_miho sasaki




ポストカードとハンカチのご注文、お受けしております。
ポストカード
ハンカチ



 

10月31日(日)
小雨の日曜日。
昨日も今日も、朝食は鎌倉日進堂の角食のトースト。
この角食のことを教えてくれたのは、地元っ子のchajinこと福田君。
初めて福田君からいただいたのは20年くらい前だったと思うけど、いっぺんでファンに。
鎌倉に行く時は、日進堂に行くことも楽しみにしています。
一昨日は午後3時過ぎだったから、残っているかドキドキしてたけど、買えてほっとしました。
食べる時はいっつも福田君に感謝してます。
一昨日の鎌倉は、LONG TRACKのあと、
亮太君に前に連れて行ってもらった古本屋さんへ行こうと歩き始めたら、
街のあちらこちらで鏑木清方記念美術館のポスターを目にしたので、寄ってみました。
やはり、細部の細部までの色使いに惹かれました。
家に帰ってから、小倉遊亀や安田靫彦の話も。
2013年に宇都宮美術館で見た「小倉遊亀展」、
2016年国立近代美術館の「安田靫彦展」を思い出しながら。




 

10月30日(土)
晴。
早起きした亮太君は、朝日を受けたピンク色の富士山をみたようです。
午後、期日前投票へ行ってからスーパー経由で帰宅。
洗濯物をとりこみ、また安藤鶴夫の「ゆめ、今戸橋」のところを読み返してそのままうとうとする。
昨日の鎌倉行きの電車ではまた濱田庄司の『無盡蔵』を。
大船や北鎌倉を通る時は、やはり小津のことを思ったりしていました。





 

10月29日(金)
風がありましたが、よく晴れました。
亮太君と、佐々木健「合流点」を見に鎌倉へ。
鎌倉駅前からバスに乗って十二所というところで降りる。
会場の玄関で、ドアのストッパー役(風が強かったので)の犬が迎えてくれる。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

これまで経験したことのない美術との関わりというか、
(そもそも美術とは何なのだろう)、
今日のこの晴れた空気と風、庭の植物、時間、季節、
その時その場にいることでしか感じることのできないことも、
みる側が作品に様々な感情をからませているように思う。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

亮太君についてきてよかった。

お昼は展示会場から10分余り歩いたところのお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べて、またバスで戻る。
そしてまずは日進堂で角食を買って、nuinuiとLONG TRACK FOODSへ。
nuinuiでは藤井さんにお会いできました。
藤井さんと冴子さんの話をする。
冴子さんが亡くなって20年になります。
生前冴子さんは、nuinuiのティーコゼやタオルを使っていらして、
nuinuiのTシャツもおうちでよく着てらしたのを覚えています。
当時冴子さんの家にあったものと変わらないものが、お店に並んでいる。
藤井さんが今も手を動かして作っていらっしゃいます。
藤井さんが「冴子さんに会いたいね」とおっしゃった時、目に涙が浮かんでいて、
それからもうお顔を見れなくなってしまいました。
藤井さんが今日はLONG TRACK FOODSのお店番が神八さんだと教えてくれました。
神八さんだったらいいなと思っていたけど、週に一度のお店番の日が今日だったようです。
冴子さんが会わせてくれたなと思いました。
神八さんは冴子さんがやっていらした松山のドノバンで働いていて、
その時に知り合いました。
そしてのちにともこさんと神八さんが高校の同級生で、長年の友人だと知るのですが。
冴子さんのおかげで知り合って、今もお付き合いのある人が私の周りにたくさんいてくれます。
ともこさん、オーハラさん、LUCAの三木さん、南條さん・・・、そして神八さん、藤井さん。
冴子さんは、ずっとあたたかい気持ちを残し続けてくれてます。


佐々木健「合流点」詳細はこちらから





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月28日(木)
朝から快晴。
富士山は、朝も夕も見えました。
気温も上がり、上着なしで出かける。
午前中歯医者さんのあと、ABCをのぞいて、
かいさんのお店にお邪魔して、松濤美術館で白井晟一展をみて帰宅。
松濤美術館も白井晟一が設計したということをあらためて感じながら、展示を見ました。




 

10月27日(水)
午後から天気が回復。
何度も洗濯物をあちこち移動させてましたけど。
昨日会った、潤ちゃんと黒田さん、(もちろん私もですが)
3人とも、私がデザインした倉敷意匠さんのハンカチを持っていました。
使ってくれているの、うれしかったな。
スーパーから帰ってきた時、住人のおばさまとエレベーターが一緒になる。
昨日、期日前投票を済ませてきたのよとおっしゃっていました。


 

 

 

10月26日(火)
午後からよく晴れました。
虎さん破れ、ヤクルト優勝。
父の絶望的観測的中。
お昼は、uzuraの潤ちゃんのお弁当。
黒田雪子さんから、お願いしていた継のお直しができたと連絡をいただいたので、
待ち合わせて一緒にお弁当をいただきました。
黒田さんが以前住んでいらした世田谷のおうちに、
潤ちゃんに連れて行ってもらったのは何年前だったか。
黒田さんに初めて直していただいたものを受け取りに伺ったのでした。
今は千葉に住んでらして、用事で東京にいらしたので、
連絡をいただき直接受け取ることができました。
夏にうちにいらした時に黒田さんが乗っていたかっこいい黄色い自転車、
今は、潤ちゃんが引き継いで乗っているそうです。
黒田さんが潤ちゃんのことを、「ジュンジュン」て呼んでいて、かわいい。
写真は、ここ数年の間に、黒田さんに継いでいただいた史朗さんのマグカップ4つ。
ふたつは金、ふたつは銀で継いでもらっています。
いい眺め。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月25日(月)
日中は曇っていましたが、夜になって雨。
ベランダのレモンが、少しずつ黄色くなってきています。
今年は大きな実が2つ。
きっともう収穫してもいいのでしょうが、黄色くなるまで眺めていようと思ってます。
昨日亮太君が久保田万太郎俳句集を買ってきて、
ぱらぱらと見せてもらってたら、小唄の作詞もしていました。
うちにある小唄のCDのブックレットを見てみると、
久保田万太郎が作詞した唄が2曲入っていた。
「新三(しんざ)」と「あじさいの」。
なので、昨夜は久しぶりに小唄を聴きました。
やはり、いいもんだなあと思う。

 

 

 

10月24日(日)
今日もいいお天気になりました。
さて、
虎さん勝ちましたが、ヤクルトも勝ちました。
父に、優勝どうでしょ〜とメールしたら、
「絶望的です」と。
この言葉の裏にはまだ希望が隠れているような。
とにかく、26日の最後の試合に勝たないことには。



 

 

10月23日(土)
快晴。
今朝も真っ白な富士山が見えました。
行きたい美術館や見たい映画が今たくさんあって、
でも全部は行けないから、どれを選ぶか悩むところ。
悩んでいる時間、それはそれでいいんですけどね。
ヴェンダースは1本はみるつもり。
「まわり道」か、「パリ、テキサス」か、「アメリカの友人」か、
あぁ悩むなぁ。


 

 

10月22日(金)
1日雨でした。
夕方、チキさんのラジオを聴きながら、扇風機の掃除をする。
ポストに投票所入場整理券が届いていました。
自分の区に誰が出ているのか、しっかり見て投票しなくては。




 

10月21日(木)
まあまあよいお天気でした。
午前中、homspunの次の春夏展示会を見せてもらいました。
この夏にシャツやスカートで展開していたパッチワークボーダープリントが、
今回はカットソー素材で、色もアイテムもガラリと変わって登場していて、
その形や色使いにワクワクしました。
毎回何かしら攻めていて、ウィットにも富んで、
半年ごとに展示会をして発表するのはすごく大変なことだと思いますが、
クールで静かな印象も、homspunて感じを受けます。
展示会の後お店に寄って帰ってきました。
稲船さんと湯気さん、今日は色まで同じの、小花柄のワンピースを着ていましたが、
二人ともそれぞれの着方で着こなしていて、とってもよく似合っていました。
ワンピースをただそれだけで着るのではなく、
それをどういう組み合わせで自分らしく着こなしていくか、
そういうことを楽しんでいるオシャレな人が周りに何人もいて、刺激を受けています。
昨夜会ったかいさん、山口さん、三木さんたちにもビリビリと!






 

10月20日(水)
朝、一気に真っ白になった富士山が見えました。
おおお!と自分の声が聞こえる。
風はありましたが、いいお天気でした。
夜。かいさんのお店が終わってから、
展示会で上京されているLUCAの三木さんと、トロの山口さん、かいさんと私、
かいさんのお店でテーブルを囲みました。
それぞれの持ち寄りで。(どれも、とってもおいしかった〜)
4人の共通点は、Zakkaが大好きということ。
眸さんやZakkaの話もたくさんしたので、眸さん、鼻がムズムズしていたかもしれません。
自転車での帰り道、時々月を見上げながら、何もかも、いい夜だと思う。

今日の富士山、更新してます。
 

 

 

10月19日(火)
朝と夜、雨。
気温も低く、寒い寒いと何度も言ってました。
昨日はワタナベさん、今日は孝子姫と電話でおしゃべりしました。
声が聞けるのは文字のやりとりだけより、ずっと楽しい。
孝子姫は来月、福岡の望雲で個展があります。

11月6日(土)_21日(日)まで。13時_19時 水曜日お休み
孝子姫のジュエリー、たくさん並ぶようです。

虎さん、ヤクルトとの直接対決、今日は大差で勝ちました。
が、まだ1.5ゲーム差。
さて、今年父は美酒が飲めるのか?




 

10月18日(月)
朝からいいお天気。
富士山、とんがってました。
今夜は十三夜。
月の光でベランダが明るい。
昨夜、初湯たんぽでした。
上掛けが薄い羽毛布団と綿毛布を重ねているだけではここ数日寒かったので、
湯たんぽをしたら朝までぐっすり眠れました。
夢もたくさん見ました。
木材の3階建くらいの集合住宅の前を通ったら、
幅の広い立派な長〜いワカメが3階あたりから干してあって、
ここは漁師さんたちが住んでいる建物なんだと知る。
建物の表面は黒く塗られていて、なんともかっこいい。
私もこういうところに住みたいなと思いながら、
その後、商店街のようなところを知らない女性と歩いている。
12時に約束があったことを思い出し、その女性に
「今、何時ですか」と聞いたら、
「11時75分です」と言われて、ということは12時15分ってこと?
慌てて、私だけ急ぎ足で進みました。
こんな夢や、朝日の光と富士山と山々の夢など。

今日の富士山、更新してます。

 

 

10月17日(日)
ぐっと気温が下がり、今日はウール2枚重ねです。
雨は夕方にはやみ、夜になって、澄んだ空に月が見えます。
今週はいい時間がたくさんあったなあ、一つ一つ思い返したりしていました。
つまり、思い返している時間もまた、いい時間になるということですな。
かいさんのお店にも、今週は2回も行きました。
木曜と昨日の土曜に、友人、知人をお連れして。
夢の「はしご」です。

今は、棚の上に置いたりんごからいい匂いがしています。

 

 

10月16日(土)
曇り。
夜になって小雨が降ってきました。
この半年くらい、
誰かが誰かを気遣う(思う)気持ちに触れるというか、形になって見えるというか、
そういうことがたくさんあって、
私の中に、あたたかな、何かよいものとして、
少しずつ少しずつ、たまっていっているような感覚があります。
そしてそれらは生きる力になっています。
そんな風に思える日々は、豊かだなと。





10月15日(金)
今日もいい天気。
まだ、半袖でも平気。
お昼は、久しぶりに潤ちゃんのお弁当でした。
今日も、おいしくいただきました。
おいしいといえば、りんごの季節がやってきました。
未希ライフ、ジャズ、シナノピッコロ、シナノドルチェ、べルドボスクープ、
シナノスイート、紅玉、、
先月からすでにもう、こんなにたくさんの品種のりんごを食べてます。






10月14日(木)
予報どおり、晴。
いつもより早く目が覚める。
久しぶりに面白い夢を見ました。
デパートの案内所みたいな所にいて、
女性の店員さんから「どなたか回文を落とされた方がいらっしゃるのですが」
と、B5くらいの封筒を見せられる。
もしかしたら、落としたのは彩さんかもしれないと思う私。
すると、ちょうど彩さんが近くを歩いている姿が見えて、
店員さんから、これをお渡しくださいと封筒を預かる夢でした。
封筒の中の回文、見たかった。
前に彩さんが夢に登場した時は、書家の先生のうちで、
私は「志賀直哉」、彩さんは「竹脇無我」と書いていましたっけ。
 

 

 

10月13日(水)
雨。
肌寒く、ウールの長袖を着る。
今週は何度も天気予報をチェックしています。
明日から3日間は、晴!☀☀☀👍
もうソワソワしています。

最近の富士山、更新しました。

 

 

 

10月12日(火)
午後から雨になりました。
気温も昨日より10度くらい低い感じ。
朝は久しぶりにカフェオレでした。
窓から見える曇り空とカフェオレ。なんかぴったりでした。
下の写真は、2020年12月号の『THE WORLD OF INTERIORS』から。
お菓子も器もクロスもすべて隅から隅まで、目が釘付けになったページです。

さて、今季のhomspunのDMをWorksのページにupしました。
見てもらえるとうれしいです。
こちらから




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月11日(月)
今日も暑うございました。
10月とは思えない書き出しですが。
先日、眸さんが選んでくださった作品の額装ができてきたので、
ウエマツで受け取り、その足で新Zakkaへ納品に向かう。
(新Zakkaっていう言い方、眸さんがそうおっしゃるので私も)
眸さんは、それらをどこに置くか既に頭の中で決めていらしたようで、
箱から取り出すと迷いなくぽんぽんぽん ぽんと、並べてくださいました。
器や布ものと一緒に、実に晴々とした顔で新Zakkaの一員になりました。
1993年に制作したものから2018年制作のものまで、幅広い年代の作品を選んでくださいました。
いろんな思いがこみ上げてきて、ふ〜っと息をはいて、新Zakkaのベランダの植物たちを眺めました。
その植物たちのお手入れのお手伝いは、大野さんがされているようです。
じき、open。


 

 

 

10月10日(日)
今日も洗濯物がからりと乾きました。
母が81歳になったので、電話をする。
「がんばります」って言ってたので、
「がんばってください」って合わせてみる。
夕方、まだ明るい空に細い月。

結局、虎さんは天王山にて2敗。
父にメールはしておりません。父からもナシ。



 

 

10月9日(土)
今日もいいお天気でした。
先週homspunの稲船さんと一緒にお願いに行ったウエマツの、
額装ができ上がったとのことで、4時過ぎhomspunへ。
稲船さんと二人で、配置を決めて飾りました。
今季のDMの中から、
封筒のコラージュ、赤いふりるブラウス、黄色いテレコタートルセーターの3点の原画を飾りました。
お店に行かれたら、原画も合わせて見てくださると嬉しいです。
さて、
昨日ヤクルトに負けた阪神は、今日と明日は勝たないとだめな大事な日。
昨日の父のメールは、
ここ一番に弱い阪神に変にわりなし。ガックリ !  言葉ナシ」

しかし!今日はなんと、勝ちました。


 



10月8日(金)
よく晴れました。
副反応による発熱だったので、解熱剤を朝、昼、晩と3回服用し、
今日は熱も下がりました。というより、下げたかったのです。
本日、かいさんのお店のopenの日。
どうしても初日に行きたかったので。
5月末までZakkaがあった場所を引き継いで、
本日より、甲斐ひろみさんのお店「WHEAT AND SILVER」 がついに始まりました。
午後、亮太君と自転車で行ってきました。
甲斐さんはhomspunを2年前に辞められ、
その後、少しずつ少しずつご自分のブランド「KAI」を進めてきました。
openの案内には、
毎日
手を動かしながら
考える場所。
アトリエのような
お店
という言葉がありました。
その言葉通り、かいさんのアトリエみたいにかっこいい。
Zakkaで大事に使われていたキッチンカウンターと、北出さんが作った白い棚も、
新しい空間に新しい顔みたいに馴染んでいました。
じき始まる新Zakkaとも近いので、これからは2軒のお店をはしごでお立ち寄りください。

WHEAT AND SILVER
150-0001
渋谷区神宮前5-42-9
グリーンリーブス102
open 水木金土 12:00-19:00






10月7日(木)
明け方から体調悪く、解熱剤を飲んで安静にしている。
雲っていましたが、朝、植物たちに水をあげた時にベランダに出ただけで、
暑いのか寒いのかもあまり分からず。
夜、結構な揺れでベッドから飛び起きる。
亮太君の本が本棚からどさどさ落ちてきて、
私の絵が入っている木箱の上にも落ちてきたので、
絵が破損したら困る〜〜と本棚を押さえていました。
ラジオをつけると、うちの方は震度4とのこと。
木箱の蓋が割れたので、木工ボンドでくっつけながら、ラジオを聴く。





 

10月6日(水)
午前中はよく晴れてましたが、午後から少し曇って、
日が落ちると、空気が涼しくなりました。
 

 



10月5日(火)
今日も晴れて暑くなりました。
午前中、オーハラさんと少しお会いしました。
新Zakkaのopenを心待ちにしている彼女は、
Zakkaのお休みの間、心がカラカラなのだそう。
その気持ち、お察しいたします。
午後、チラリとかいさんにお会いしたあと、
昨日牧内さんとおしゃべりして気になったAPCをのぞき、ABCにも寄って帰宅。

夕方、西の空は、夕日の照り返しで赤かった。
ポストには、ロンドンのともこさんから9月18日付の葉書が届いていました。
ヴァージニア・ウルフのMonk's Houseへ早速行ってきたようで、
ヴァネッサ・ベルによるヴァージニアウルフの絵の葉書にその感想が綴られていました。


 

 

10月4日(月)
また夏のような陽ざし。
そしてまた、金木犀の香りがふわりと漂ってくる。
昼前に家を出て、横浜市民ギャラリー「日常の輪郭」展へ。
東京から出るのは、およそ1年8ヶ月ぶりでした。
横浜駅から根岸線に乗り換えて桜木町駅でおり、紅葉坂から斜めに伸びる坂をのぼりながら、
初めての町の景色に目をあちこち動かしていたら、あっという間に着きました。
百瀬文さんと田代一倫さんお二人の作品が、それぞれ1FとB1で展示されていて、
B1の田代さんの作品から見ました。
「はまゆりの頃」、新作「横浜」、「ウルルンド」の3つのパートから構成されていて、
プリントのサイズと額が違っていました。
「ウルルンド」のB全ほどの大きさの写真の前に立つと、
その景色の中に自分もいるような感じになる。
「横浜」では、人が写っていない写真にもぞくっとして、
前回の展示で見た「東京」の中の、
人の写っていない写真ともまた違った何かを受ける。
1枚1枚も全体も、全てに田代さんの時間が感じられ、見に来てよかったと心底思う。
展示のあと、桜木町まで来たことだし、lentoにもと思い、
牧内さんに今日はお店にいるかどうか連絡をしてみたところ、
お店の日じゃなかったのにlentoに来てくれることになり、一緒にお茶をしました。
(私はもちろんビーフシチュウとハムチーズのセットも食べました)
lentoに来たのは昨年の1月末で、牧内さんに会うのもそれ以来。
それを最後に東京から出ることがなくなってしまったのでした。
lentoではわたくしたち、女子高生みたいに(この表現かなり無理がありますが)、おしゃべりしました。
Zakkaの話や北出さんや青木さんの話ができるのもうれしかった。
私の方がだいぶ年上なのに、牧内さんの大きな愛とサービス精神に包まれ、
気持ちが明るい方へと自然に導かれていました。
夏のような光も加担して、途中から小旅行のような気分になり、
中華街という文字や、みなとみらいの観覧車が見えただけで、うれしい自分がいました。

写真は、石川町に向かう前、桜木町駅のホームから見えた観覧車






 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月3日(日)
今朝も富士山が見えていました。
快晴の日曜日。
野球は、、
虎さん、勝っているのですが、
燕さんも勝っているので、なかなか首位奪回ならず。
父にメールをしたら、
「来週のヤクルト3連戦が天王山でしようね。」と。
いざ!


 


10月2日(土)
朝一番に、見えるだろうなとベランダに出ると、黒い富士山が見えました。
東京は真夏日でした。
午後、打ち合わせで神保町へ。
前回の打ち合わせ後に作った作品数点を見てもらいました。
デザイナーと編集者と私。
編集者は、ご自身で立ち上げた出版社の代表でもある方。
作品を見ながら、特色を入れたほうがいいとか、
この色は箔押しでとか、紙のことなど、など、など、
作品のこの感じをどうしたら印刷で表現できるかとすぐに考えてくださり、
デザイナーの方もおっしゃってましたけど、
編集の方から特色だの箔押しだのという言葉が出てくることがなかなかないだけに、
うれしくて浮かれてしまいそうでした。
いろんな意味で心が大きな安心感で満たされました。
帰りに東京堂書店と何軒か古本屋さんをのぞいて帰宅。
亮太君が帰ってくる頃、なんと突然の雷雨。
1時間余り降りましたが上がると空気がすっかり入れ替わり、
涼しい夜になっていました。





10月1日(金)
台風の影響で日中は雨と風。
風向きが植物たちには影響がなさそうだったので、中には入れないことにする。
10月のカレンダーに書き込んだ、いくつかの楽しみな予定。