ささ記_may2024



5月の扉絵
『筍』





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佐々木美穂_miho sasaki





ポストカード
新しいポストカード「白い花」できました。
ご注文くださるとうれしいです。
(引き続き、買ってくださった方に30周年ポストカードを同封いたします)




5月16日(木)
どんどん晴れてきましたが、風も強くなっていました。
本日は、江面さんのおうちにお呼ばれしてきました。
お昼をご一緒にとのことで、お言葉に甘えてお昼もいただきました。
おうちに着くとリビングのテーブルの上にはすでに、それぞれのお皿にお手製ちらし寿司がセッティングされていました。
席に着いてすぐにお吸い物を出してくださり、いただきながらおしゃべりが始まりました。
白いしっかりした麻のランチョンマットに、アラビア(バレンシア)の大きいお皿(紺色メイン)に、
金糸卵(黄色メイン)たっぷりのちらし寿司。
お吸い物の大振りの黒の椀は昔の赤木さんのものだとか。
素敵な組み合わせに目を見張る。
ちらし寿司もお吸い物もおいしかった〜。
白い棚には本や大きめの白いオブジェがたくさんカッコよく飾ってあって、
白い革のソファ(ポールケアホルムかな?)、そして何よりリビング隣のガラスで仕切られているアトリエの空間、
キッチンの空間など、気になるものばかりでしたが、なるべくお行儀よくテーブルに座っていました。
冴子さんの話も少ししました。
江面さんが選ばれるものや、空気感が冴子さんのおうちと似ていて、なつかしくなる。
冴子さんが生きてらしたら、江面さんのおうちに一緒に伺いたかったなと思ったり。
かっこいい空間、江面さんのバッグ制作に対する考え方などなど、たくさん力をいただいて帰ってきました。
帰り道、まだ明るい空に半月があって、駅の後ろのビルの合間に青い空と青い山がみえました。




5月15日(水)
思っていたほど晴れなかったけど、程よい風のおかげで洗濯物がからっと乾く。
お味噌汁の出汁をとっている時間。
昆布とかつお節の香りが漂うキッチンのテーブルの上で、ささ記を更新しています。
ラヂオからは相撲中継。
窓の外から蛙の鳴き声が聞こえてきたらな、なんて思うのは欲張りだな。
そういえば実家に帰っていた時、
ほぼ昼夜逆転の生活になっている父が明け方、スカパーの演歌のチャンネルだかでかかっている歌に合わせて
小さく歌っている声で目が覚めると、隣の布団の亮太君と目が合い、二人で笑ってしまいました。
何の曲か分からないけれど、微妙に音程がずれていて、でもご機嫌そうでいいなと、また眠りにつきました。




5月14日(火)
昨日の雨は上がり、少しずつ晴れて、夕方の空には青が広がっていました。
いつもラヂオで幕内の相撲中継を聞いてます。
途中、十両の取組結果を聞くのも楽しみで、今日はシロクマとシシの取組があったようで、
言葉だけ聞きながら、ふふっと笑ってしまいました(
四股名は白熊と獅司)
本日は白熊さんが勝ったようです。
幕内、高安が今日から休場は残念でしたが、アビちゃん、若元春、
琴櫻は本日も




5月13日(月)
1日中、よく降ります。
今日の外出は、小降りの時に近所に水を買いに行っただけ。
戻ってきてすぐ、室内に傘を広げて干す。
今日は、アビも若元春も琴櫻もみな白星☆。




5月12日(日)
曇り。
午前中、栄子さんからたくさんの食糧が届く。
冷蔵庫の野菜室もいろんな色の野菜で満タン。
夕飯は、鶏肉のソテーに、
ラディッシュとプチトマトのサラダ(赤)、イエローカリフラワー(茹でてオリーブオイル塩)、
キャベツのソテー(さっと茹でたのを鶏肉を焼いたあとの油で炒めた)
ほうれん草のおひたし(緑)に、お味噌汁(ワカメとミョウガ)。
色鮮やかな食卓でした。
さて今日から大相撲夏場所が始まりました。
初日、なんと、関脇から横綱まで全員黒星★
虎さんは、今日は勝ってまた首位に戻りました。




5月11日(土)
風が強めでしたが、晴。
お昼過ぎ、駒場のpartyで今日から始まった広川さんの展示を見に行く。
広川さんは高知から日帰りで見えていて、
お店に来る前に、同じく今日から桃居(11時open)で始まった村木さんの展示を急いで見て、
タクシーをとばしてparty(12時open)にいらしたそう。
今日もお店にいらっしゃるお客さん一人一人に感謝の言葉をかけてらして、愛のかたまりのような人だと思う。
うちでは広川さんの器はいろんな大きさの鉢を使っています。
お皿は小さいのを2枚だけしか持っていなくて、ずっと買い足したいと思っていて、今日みつかりました。
家に帰って早速洗って、おやつの時間にお菓子をのせて使う。
いい感じ。




5月10日(金)
雲一つない真っ青な空でした。
亮太君と茅ヶ崎市美術館に、フランシス真悟展をみに出かける。
昨年メゾンエルメスでの展示で初めて作品をみてとても惹かれ、茅ヶ崎での展示を楽しにみしていました。
やはり「interference」のシリーズは、いつまでも見ていたいと思う作品でした。
同じ光の中でも自分が移動すると見えてくる色が変わってきたり、
美術館の展示室のライトを消して自然光で見る時間も設けられていたので、
両方の空間で見てそれぞれの見え方の違いは、自分の心の移ろいのように感じられたりして。
美術館のあと、postcardを置いてもらっているseepstoreにも寄りました。
よし子ちゃんにも久しぶりに会えて、話せてよかった。
10周年だったそうで、記念のかっこいい手拭いをいただいてしまいました。
ランチは、よし子ちゃんに教えていただいた、近くのpizzeriaピュアカリにて。
マルゲリータと、生ハムルッコラのpizzaを亮太君とシェアしました。
どちらもとってもおいしくて満足。
そのあと海まで歩き、久しぶりの海の景色(江ノ島や富士山も)を心に刻んで、
駅までまたブラブラ歩いて帰ってきました。
茅ヶ崎の海岸を見た瞬間、小津の「長屋紳士録」の中の海岸での風景が頭に浮かび、
あれはここだったのではないかと帰ってきてから確認したら、やはりそうでした。


写真は今日の茅ヶ崎海岸



















5月9日(木)

いいお天気でしたが、少し肌寒かった。
亮太君はお昼渋谷に映画をみに行って、素晴らしかったと帰ってきました。
私はまだ見ていないので、そのうち見なくては。
夕方、スーパーに一緒に買い物に行き、
鮎(養殖の)が出ていたので、亮太君に勧める(私は食べず嫌いで、亮太君だけ)。
早速手際よく丁寧に塩をふり(背びれに化粧塩もして)焼いて、おいしそうに(無言で)食べていました。





5月8日(水)
今日も時々雨が降ります。
湿気もある。
木々の新緑はすっかり濃い緑になり、風でゆさゆさ揺れるほどに。

写真は、先日鯖江でみかけた風景_つい青に反応してしまう。







5月7日(火)
雨が降ったりやんだり。
肌寒いので家の中でもウールのタートルを着る。
京都と福井から戻って10日。
福井に滞在中は、ほとんどを家で過ごしてましたが、
京都の翌日25日のよく晴れた午後、mojiにお茶をしにさくっと出かけました。
亮太君はmoji2度目ですが、mojiのことをとてもよく思っているのが伝わってきました。
ほんと気持ちのいいお店。飲み物はもちろん、焼き菓子もおいしいし。
置いてもらっているpostcardも、よくみえます。ありがたい。
キッチンのカウンターに、
前日岩田さんの展示で買ってくださった共作コロ碗や岩田さんの片口がお盆の上に置いてあり、
それを興味深く見てくださっているお客さんと話もできました。
さて京都のつづき。
京都で、柴本夫妻に連れて行ってもらったお店2つのうちのひとつは、若い男の方がやっている古道具屋さん。
柴本さんたちはサイトをよく見ていたそうですが、お店に伺ったのは今回が初めてとのこと。
モノの選び方、ディスプレイの仕方、ゆるさ、面白さ、全てにおいて感動的でした。
もうひとつは、京都の町中華が好きだという彼らの手持ちのカードから、
女性二人(おそらく母と娘)がやっている中華屋さん。
お二人の京都町中華リストの上位何軒かが水曜休みだったおかげで、このお店に連れてきてもらえてラッキーでした。
柴本さんが餃子は絶対と勧めてくれたので、もちろん餃子を。
寡黙で無骨なご年配の女性が、餃子のオーダーを受けてから、小さなパスタマーンを手でぐるぐると回して皮を出して、
リズミカルに型でくり抜き、ボウルに山盛り準備されている具材を詰めて包んで焼く。
待っている間に次々とお客さんがいらして、同じ手順を繰り返す動作を何度かカウンター越にみて、
ここに連れてきてもらえてよかったとしみじみしてました。
餃子はあっさりとしたお味で、ひと皿8個ぺろっといただきました。
柴本さんたちが東京にいらした時に、どこのお店に行ったのと聞くと、
毎回、う〜んと唸るようなお店を選んで行っているのでむむむと思っていましたが、
今回の京都で只者ではないことを確信しました。

写真はmojiへ向かう福武線の中から








5月6日(月)
曇りで風の強い1日でした。
お昼前、Zakkaの佐藤さん(佐藤さんはお休みの日)とルシャレで待ち合わせてランチ。
ニューザッカになってから、眸さんとも佐藤さんとも、
タイミングがよい時しかゆっくりおしゃべりする時間がなくなっちゃったので、
こうしてたまに、お昼やお茶をしながら会って話せるのはいい時間になってます。
ルシャレの後、ブラブラと散歩しつつ話しながら、佐藤さんてほんとチャーミングと思う。
別れる時に、明日はZakka最終日だねっていうと、「はい、がんばります」とキラキラしていました。
佐藤さん、Zakka 13年目になるそうですが、このキラキラ度。まぶしい。





5月5日(日)

晴れて気温も上がり、少し蒸しました。
お昼過ぎ、自転車でZakkaへ。
いつもより車の往来が少なくて、気分がよい。
お茶をしました。
今日は珍しく、アイスオーレを。
眸さんに甘さを聞かれて、少し甘くしてもらう。
しばらくお客さんがいらっしゃらなかったので、
眸さんとも佐藤さんともたくさん話ができて、頬が緩みっぱなしだったと思います。
帰りにABCに寄るつもりでしたが、Zakkaでの時間が充実していたので、その気持ちをキープして帰宅。
パリッと乾いた洗濯物を取り込んで、軽くお昼を食べて、夕飯の買い物に出かけて帰宅。
夕暮れの6時を過ぎても明る
い窓から、いい風が入ってきます。


 


5月4日(土)
陽ざしが強いけど、暑さは風でやわらいでいる。
蕾の芍薬を開かせたことがないので、
先日東京に戻ってきてから、だいぶ開いている芍薬を2本買ってきました。
その日のうちにさらに開き、翌日には小さな子供の頭くらいになり、
3日目の朝、水換えのとき1本からハラハラとたくさん花びらが落ち、
そのまま花瓶に挿していましたが、やがて2本ともに花びらがほとんど落ちて、おしまい。
2日間でしたが、十分楽しめました。
福井に帰省中の金曜日に、絹ちゃん(叔母)が敦賀から会いに来てくれて、
お手製の梅干しや、らっきょうをたくさん持ってきてくれました。
二人ともこれまで、らっきょうを積極的に食べなかったのですが、
おいしくて、いただいた分、もう食べてしまいました。
叔母のつけ加減がよかったのでしょう。




5月3日(金)
晴れて、とても気持ちの良い1日でした。
午後かいさんに、近々お茶でもしませんか?とメールをしてみたら、
ちょうどこれから用事で私がいつも行くスーパーの近くに行くというので、
スーパー近くのカフェでお茶をすることになりました。
メールをしてから1時間半後には会えてるという、タイミングのよさ。
京都の話などして、今後の京都のための情報交換も。
かいさん、前回京都に行った時は、自転車(京都在住の知人が貸してくださったそう)で龍安寺にも行ったというのを聞いて、
さすがと感心する。
私は今回、滞在時間が限られていたので、なるべくスムーズにバスを乗りこなそうと、
『乗る&歩く 京都編』2024春初夏版・ユニプラン という本を事前に買って研究して大変よかったのだけど、
自転車だったら地理にもさらに詳しくなりそうだし、いいだろうなあと思う。
かいさんと歩いていたら、いつも来ている町が違う町にみえました。
別れたあと、スーパーに寄って帰宅。

写真はその重宝した本💁








5月2日(木)

まあまあのお天気でしたが、肌寒かった。
京都hisocaでの岩田さんの展示は5日まで、あと3日となりました。
お近くにいらしたら、お立ちよりいただけるとうれしいです。
今回は、「削る」という試みをしたものも出品しました。
1点だけだったので、初日の私が伺った時にはもうなかったのですが、事前に撮った写真を掲載します。
白いラインが削った部分。
今後共作の機会がある時に、また制作してみたいなと思う。
今回の展示で外側がグレーの大碗を買ってくださった京都の方がメールで、
洗って乾かしている時の裏向きの姿もいいと伝えてくださいました。
私も底を上にして見るのも好きなので、うれしかったです。
引き続きどうぞよろしくお願いします。

写真上_大碗の削ったライン 中_削ったラインの底の部分 下_小碗ラインの底を上にしたもの
























































5月1日(水)

雨降りの5月の始まり。
Zakka、今月も1番乗りでした。
まずは注文いただいたポストカードを納品し、心を落ち着けて店内を見る。
今回は白、ブルー系の布ものが充実。ベランダの植物の緑との兼ね合いも清々しい。
まもなく他のお客さんも入店。オーハラさんも。
オーハラさんに、根津美術館のお庭のカキツバタをみませんか?と誘っていただいたので、
そぼふる雨の庭園へ移動。
昨年誘っていただいた時は終盤のカキツバタでしたが、今年は見頃でした。
庭園のあとbuikにダメもとで行ってみましたが、やはりしばらく入れそうもなかったので、
レジュでお茶とケーキをいただきながら京都の話やあれやこれや。
そしてもう1軒はしごしてお茶をして、帰ってきました。
今月の扉絵は、久しぶりに「筍」。
実家では筍ご飯を2度食べました。
最初は、スーパーで買ってきた筍で亮太君が炊いてくれて、
その翌日、叔母が来てくれた時に、近所の方から掘りたてをいただいたのをすぐに湯がいたのを持ってきてくれたので、
その筍で母が炊いてくれました。
しばらく食欲がなかった父もおいしそうによく食べてました。

写真は実家の石庭(ウソ、荒れた庭)のワイルドなムスカリ