ささ記_December2023



12月の扉絵
『淡い親しみのような』







































すべての画像、文章の無断転載を禁じます
©佐々木美穂_ miho sasaki



新しいポストカード2種類制作しました。
ご注文くださるとうれしいです。
ポストカード


30年前の11月、原宿のペーターズ・ギャラリーで初めての個展をしました。

今年はその個展から30年なので、ささやかな記念に当時のDMの作品でpostcardを作りました。
いつもpostcardを置いてくださっているお店で、
postcardを買ってくださったお客様にお渡ししたいと思っています。
もしよかったらもらってください。
niloのサイトでpostcardを買ってくださる方にも、同封いたします。
いつも気にかけてくださり、ありがとうございます。


当時のDM




















展示の写真は色もピントもよろしくないものが数枚しか残ってませんが、その中から展示風景の一部を

















 
























12月31日(日)
朝は雨でしたが、次第に晴れてきました。
水仙は福井の県花で、子供の頃から親しんでいましたが、
自分で買ったのは初めてでした。
仄かな甘い匂い。
亮太君は午後には6度台に熱が下がって、寝正月にならずにすみそうです。
2023年も「ささ記」を覗いてくださりありがとうございました。
今年は友人たちとゆっくり会える時間が戻り、
互いの顔を見ながら語らうって、やっぱりいいもんだなと思いました。
来年もどうぞよろしくお願いします。




 

12月30日(土)
今日も穏やかに晴れて、暖かい1日。
亮太君は昨夜、急に熱を出しました。
物音で起きると、熱が出たから薬を飲んでまた寝るところとのこと。
夜中の3時過ぎでした。
朝は自分でおかゆを作って食べて寝て、薬も飲んで日がな一日寝ていたら、
夜には熱も下がってきました。
私は今のところとても元気。
昼に和花の花屋さんにお正月用の花を買いに行った時、
店主の女性とお花以外の話もしました。
大掃除はしました?と聞かれて、毎日ちょこちょこやってるので特には、と言うと、
そんな感じがしますねと。どんな感じ?
今日は白い水仙と黄色いチューリーップを選びました。
家に帰ってすぐに活けてみると、思った以上によかった。
念のため予備に薬を買っておこうと、3時頃自転車で渋谷へ向かう。
車の往来がぐっと減って、空気も澄んでいて、陽ざしが明るくて、
新春を迎える気持ちがしてくる。





12月29日(金)
快晴。
今日は瑞穂さんのおうちに亮太君と出かけてきました。
1番の目的は、おうちを見せてもらうことでしたが、
簡単なランチを作るのでというお言葉に甘えてランチも。
お土産のリクエストは、パンとのことだったので、ルヴァンのカンパーニュを。
焼き立てであたたかくて、瑞穂さんの住む街の駅に着くまでずっといい匂いがしました。
瑞穂さんの一人娘のむあちゃんはパリに留学中で、
夫婦二人だと広すぎる(ぜいたく〜)ということもあり、おうちを売ることに決め(すぐに売れました)、
来春引っ越しが決まり、引っ越す前にみてみたいという私の願いを叶えてくれたのでした。
3階建で屋上もあるコーポラティブハウス。
家に入るやいなや隅から隅まで案内してくれました。
これまでに何となく聞いてはいたけど、ガラス張りの家というのはこういうことでしたかと。
何もなければ、スタイリッシュさが先に立つ家なのでしょうが、
絵やら写真(むあちゃんの小さい時のがたくさん!)やら作品やらがあちこちに飾ってあって、
家族の、それもフランスに住んでいたことのある家族の、色というか、空気というか、が、
そこかしこに感じられる、瑞穂さんの家でした。
3階がキッチンとリビングで、3階だけで、私が住んでいる部屋全部と同じくらいの広さ。
キッチンがとても広くて明るくて、使いやすそうでため息が出てしまう。
テーブルには、すでにクロスとカトラリーがセッティングされていて、窓からは富士山が見えるのです。
引っ越すと富士山は見えなくなるけれど、次の住まいの窓からは、木々が見えるのだそう。
瑞穂さんのご主人のエリックさんは今日は仕事でいらっしゃらなかったけど、
私たちのためにワインを選んでくれていて、そのワインと、
瑞穂さんの心づくしのおいしい料理と、デザート、そしておしゃべりと、心地よい時間を過ごしました。





12月28日(木)
朝のうちは曇りでしたが、徐々に晴れてきました。
午前中、栄子さんからたくさんのおいしいが届く。
全〜部ありがたいのですが、中でも特にありがたいのは、
お雑煮に入れる具材(すでに調理してくださっているもの)、そしてお手製の黒豆に蓮根の酢の物、きんぴらでしょ、
お手製の干し柿に梅干し、栄子さんの実家でつくお餅、それからお米に、野菜、などなどなどなど。
これらを3人の息子たちに!!!亮太君が栄子さんの息子でよかった。
夕方亮太君と、スーパーへ。
スーパーの前に古本屋に寄った時、ずっと欲しかった本に不意に出会えてしまう。
安井曽太郎の文藝春秋の表紙画集の1と2。
箱入りで状態も綺麗なもの、しかも安かった。
1だけ持っていましたが(限定300部のサイン入り)、もちろん1と2両方買いました。
うれしいだらけの1日。



 

12月27日(水)
晴れましたが、雲が多く、午後、魚の骨のような雲が空に広くかかっていました。
蛇口から出てくる水が、今日は特に冷たく感じる。
日が暮れてから、近所に水を買いに行った帰り、
雲間からちょうど出てくる満月をみました。
今朝投函した都内に住む友人宛の手紙は、今年中に届くかしら。




 

12月26日(火)
少し風がありましたが、穏やかに晴れた1日。
朝に夕に富士山、夜はお月さん。
明日は満月ですな。
ロンドンのともこさんから、
昔、発電所だったバタシーというショッピングセンターでの、
ホックニーのプロジェクションマッピング(ipadで描いたツリー)動画が送られてきて、
色使い、模様、線の感じに、頬が緩みました。





12月25日(月)
朝も夕も富士山をみる。
ここ数ヶ月気になっていたことがあったので、今朝は病院へ。
念のためCT検査もしてもらい、異常はみられないとのことで、モヤモヤした気持ちが晴れる。
11時過ぎには家に戻り、持って出かけたけど1ページも読まなかった文庫本を、少しだけ読む。

さて、写真(上)は持っているソットサスの本の中で一番好きな本。
この本で、canadaソファのことを知りました。
1996年にハートクリエイションで初めて作ってもらったポストカードの中に、
そのソファを描いていたものがありました(写真下)。































 












12月24日(日)

晴。
今夜も月がよくみえます。
スーパーの棚には、紅白の布と共にお正月の食材がずらりと並び始めました。
一昨日、昨日とお休みだった亮太君と、なんとなくクリスマスな夕飯にしたので、
今日は鶏肉を買いましたけど、大根との煮物でした。

メリークリスマス
⭐︎






















12月23日(土)

晴。
亮太君はお昼、スピノザの勉強会に本郷へ出かけて行きました。
ここ数年zoomでの会だったので、久しぶりの対面での会。
帰ってきた時、とても充実していた様子が表情からも伝わってきました。
私は午後、『エットーレ・ソットサス 151ドローイングス』_TOTO出版の本を取り出して、
巻頭のソットサスの言葉を読む。四半世紀くらい前に買ったものだけど、
今の私は、色についての言葉__表現の豊かさや色っぽさを感じて、ぞくっとする。




12月22日(金)
冬至。晴天。
夜、亮太君とスーパーに行く時、
空には半分よりふっくらした月と近くに木星が輝いていましたが、気温が低く風も冷たかった。
夜母と電話。雪が20cmくらい積もったようです。
スーパーで買った柚子を今、棚の上に置いていて、ずっといい匂いがしています。
明日からまた少しずつ、日が延びると思うとうれしい。






12月21日(木)
晴。
洗濯物がからっと乾く。
また、THE WORLD OF INTERIOUS(12月号)の、
キュレターSilka Rittson Thomasの家の話ですが。
livingroomにソットサスの白いアームチェア「canada」が置いてあって、
このシリーズのsofaが好きだったことを思い出したのです。
そのソファが載っている本を久しぶりの開いたらソファはモノクロ写真でしたが、やっぱりいい。
ソットサス熱が再びじわじわ上がってきました。





 

12月20日(水)
晴れて富士山、洗濯物もよく乾く。
特売日でもないのに、スーパーのレジがいつもより混んでいました。
もうずいぶん前、確か「白い花びら」だったと思うけど、
上映後にカウリスマキが質疑応答の場を設けているとのことで、
Y姉さん一家(ろくがすごく小さかった時というのだけ覚えている)と確か美奈ちゃんも一緒だったと思うけど、
皆で見に行きました。
上映後、酔っぱらった(いつもらしい)監督が登壇し、
話の途中、何の脈絡もなく突然マイクに向かって「もっとワサビ」と言い放ち、それ自体が映画だったなと。
美奈ちゃん(とても美しい女性)が、ある日、
マッティ・ペロンパー(カウリスマキの映画にはなくてはならない人)に似ていると、美奈ちゃんのお姉ちゃんのリカちゃんから教えてもらって、ほんとだと思ったようで、
それ以来、ペロンパーを見ると美奈ちゃんにしか見えなくなってしまったことも書いておきます。


 


12月19日(火)
くもりがちで、寒い1日でした。
午前中、築地と銀座へ。
築地はかつお節だけ買って、銀座に向かう道すがら、
岩手物産館で久しぶりに横澤パンの食パン、大野屋さんで手拭い、
銀座では、広島の物産館で藻塩を、そして数件先の福井の物産館で水ようかんを買って、
三越の食品売り場をのぞいて帰宅。
家に帰ってお昼を食べ、お茶を淹れて水ようかんも。
ほっとひと息ついてから、自転車でユーロスペースへ、カウリスマキの「枯れ葉」を見る。
また撮ってくれて、こうして新しい映画を見ることができる幸せを感じながら。
どの場面もぐっときてましたが、特にぐっときたのは、
もらったばかりの電話番号のメモが、ポケットから煙草を取り出す時にぽとっと落ちて、
そしてそれが風に吹かれて地面の上をススススと移動して、
枯れ葉のように飛ばされていったシーン。
ダイスキ、カウリスマキ。



 

12月18日(月)
陽ざしはありましたが、寒かった。
だって12月も半ばですものね。
午前中、南の部屋の陽だまりに身を置いて、
先週ABCで買ったTHE WORLD OF INTERIOUS(12月号)のページをめくる。
ゆったりとした心持ちの時にみたかったので、それが今日でした。
キュレターのSilka Rittson Thomasという女性の家の特集のページに惹かれてこの号を買ったのですが、
見れば見るほど、各部屋ごとの家具や器の選び方、
かけてある絵や写真、カーテンや壁の色など細部が気になる。
一つ一つがとても独特なのに、クールにまとまっていて、ときめく。


最近の富士山、更新してます




12月17日(日)
朝の富士山にも、夕暮れにもみとれていました。
お昼MAROBAYAの展示をみに、上北沢へ。
初めて降りた駅でしたが、日曜日だからか、この晴天だからか、長閑な町と思う。
展示もそうですが、上村氏と勇太君ご両人に会うのもずいぶん久しぶり。
二人と話していると、もう少し慎ましく、謙虚になりたい気がしてくる。
今回の展示で、繕われたり、補われたりしている服をみて、
そうでない定番の服も、同じように繕われているようにみえました。
何年か前に、亮太君の擦り切れたシャツの袖口を勇太君にお願いして繕ってもらったことがあって、
受け取った時、その時間を思ってため息が出ました。
二人と話していて、MAROBAYAは来年初展示から20年とのこと。
1回目はまだ田園調布にあった頃の東青山での展示でした。
次は本郷の東大の中の建物、
展示を思い出しながら、当時のDMを家に帰ってきてから取り出して眺めました。
デザインはどれも立花大先生。

写真上 繕ってもらった青いシャツ
下 初回(2004)、2回目(2005)、3回目(2007)の印刷物



































12月16日(土)
暖かい。東京は20°を超えたようです。
昨夜の強風で木々の葉が落ち、窓から見える遠くの木々は枝、枝、枝。
昼過ぎ新宿へ、伊勢丹のデパ地下で母のおつかいなどして、世界堂経由で帰宅。
電車だし、そんなに歩かないからと思って、久しぶりにヒールのある靴をはいて出かけましたが、
疲れた。
夕方、スーパーに買い物に出ると、外の方が暖かかったです。
空には三日月が浮かんでいました。





12月15日(金)
雨予報でしたが、起きたらもう上がっていました。
夜になって急に強い風の音がしています。
買った時に3つ咲いていたラナンキュラスの花は2つ咲き終わり、
新たに蕾から3つ花が開きました。
(薔薇は開ききって、どんどんティッシュのようにフワフワになって萎れました)
新たに咲いたラナンキュラスは小ぶりで、より愛らしくみえます。



12月14日(木)
晴。
昼前かいさんと待ち合わせて、自転車でJ-COOKへ。
お店のこと何年も前からかいさんに聞いていて、連れて行ってもらいたいと思っていたのが実現しました。
テラス席にてランチを。
入り口のガラスに貼ってあるポスターがよくって、
帰りがけに誰の絵だろうと、目を近づけてみたらマティスでした。
ランチは、かいさんは魚のフライ、私ハンバーグ、
食後にかいさん紅茶とケーキ、私はカフェオレとチョコレートトリュフひとつを頼んで、
くつろいだ気持ちで、楽しく語らいました。
食事後に借りたトイレはパリのカフェのトイレのようだったし、
壁にあちこち貼られているポスターやチラシの重なった感じもとてもいいなと思う。
ランチの後は、オンサンデーズやABCを覗いて、互いの気になる本や雑誌を一緒に立ち読みしたり。
楽しかった。
一方、お休みの亮太君は早朝から山登りに出かけて行きました。
大野山という西丹沢の山。
前回の高尾山に続き、今日も山頂から富士山を見ることができ、
なんと野生のシカちゃん達(10頭)にも遭遇したようです。
ただ、下りでこけたようで、、
顔や手、膝などあちこち擦り傷だらけで、笑ってしまいました。
笑える程度でよかったですが、メガネも壊れて、出費も痛そうでした。



12月13日(水)
いーいお天気。
朝、真っ白になった富士山が見えました。
前に小田垣姉妹からいただいたディルの種を先月蒔いて、
芽が出て、少しずつ葉っぱがディルっぽくなってきました。
大野さんからいただいたスノードロップの球根を植えた鉢には、いつの間にかカタバミが育ってますが、
カタバミの間からひとつ、スノードロップの芽も出てきてます。
バジルの鉢に出てきた何か分からない植物もゆっくり育っていて、
朝の水やりの時は変化を見逃さないよう、じっと観察してます。
今日は10時に歯医者さんだったので9時半頃自転車で出て、10時半には終わり、
瑞穂に寄ってみると一人しか並んでなかったので、豆大福2つ買って、
渋谷で用事をたたたと済ませて帰ってきました。
メモに書いた順番通りにすべてクリア。
夜、叔父(父の弟)と、叔母の絹ちゃん(母の妹)から、偶然同じ日にお歳暮が届く。
なんて幸せな姪(57)でしょう。
お礼の電話をする。



 

12月12日(火)
雨は意外と早く上がり、昼間は陽ざしもありました。
が、夜になってまた雨が降ってきました。
今日は小津の誕生日で命日だね、と朝、話したら、
フローベールも今日誕生日だと亮太君が言ってました。
私は一つも読んだことのないフローベールですが、小津と同じというだけで良い感じになる。
4時頃、散歩に出ると、先週はまだまだしっかり木についていたイチョウの葉っぱがほとんど落ちて、
あたり一面黄色に染まっていました。
先日ラジオで、「落葉日」というのがあることを知ったばかりでしたが、
東京は今日がイチョウの落葉日だったようです。





12月11日(月)
曇り空ですが、色づいたイチョウが鮮やかに見えます。
昼過ぎにスーパーに出かけると、思ったほど寒くはなかった。

さて、
カバーの絵を手掛けた本がちくま文庫より発売されました。
『小さな町・日々の麵麭」小山清

小山清のこと、今回この仕事をいただくまで知らなくて、
ゲラを読みながら、小山清を知ることができた喜びと、カバーの絵を描くことができるうれしさと、
果たしてどう描いたらいいのかという不安な気持ちが混ぜこぜになっていました。
ゲラを何度か読み、その中から、言葉を自分なりに導き、
そしてデザインを手掛ける佐々木暁さんが私にと声をかけてくださった気持ちにも応えたいと、
描けたのが今回の絵です。
解説が堀江敏幸さんと知っていたので、本が届いて堀江さんの解説を真っ先に読みました。
先日瑞穂さんと出掛けた三ノ輪の竜泉という町は、「小さな町」に出てくる、
小山清が戦時中に新聞配達をしていた町です。






















 


















筑摩書房のページにリンクを貼っておきます。
『小さな町・日々の麵麭』小山清

 


12月10日(日)
今日も暖かい1日でした。
朝、ラジオからバレエ組曲「三角帽子」が流れてきて、
解説者の方が、1919年ロンドンでの初演時の舞台と衣装を、
ピカソがデザインしたと話しているのを聴きながら、!!
そういえばあの画集はその舞台衣装だったかも、と、画集を取り出してみると、やはり!

写真は、中でも特に好きなデザインと本の表紙。






































































12月9日(土)
晴れた日が続いて、富士山の雪が少しずつ少なくなっています。
時々覗く表参道の北欧ヴィンテージのプロダクトを扱っているお店で、
2年近く気になっていた花器があって、夏前、ついに、エイ!と買ってしまいました。
背の高い花器をずっと探していて、これを見つけた時いいなと思ったものの、
気軽に買える値段ではなかったので、行くたびに、心のどこかで、もう売れていたらいいのにとも思っていました。
でもいつもあるのです。4つあって4つとも売れずに。
その中から、幅のある濃いグリーンのものを選びました。
花屋さんで花を買っても手持ちの花器は低めのものばかりで、
茎や葉をだいぶ落とさないとならなかったのですが、この花器にしてから、茎を切らずに活けられることがうれしくて、
花を買う機会も増えました。
夏に初めて活けたのは芍薬でした。
この花器で蕾から開いていく様を描いていましたが、花が開かないまま枯れてしまいました。
HEIDI BLOMSTEDTというフィンランドの陶芸家のもので、
ただ置いてあるだけでも、深い緑色と直方体のその存在が清々しく感じられます。
 


 

12月8日(金)
晴。1日中富士山が見えました。
昨日買ったバラもラナンキュラスも、昨日よりずっと花が開きました。
ラナンキュラスはあと10こ以上固い蕾がついているので、咲くといいなぁ。
写真は11月28日の午前中の机と壁の部分。
勝手にシャッターが切れてしまったけど、悪くないなと保存したもの。




 























12月7日(木)
風がありましたが、晴れて気温も高め。
半袖の外人さんをたくさん見かけました。
昨日、Zakkaに入ると、お会計を待っているお客さんがいらっしゃいました。
赤ちゃん(女の子)を抱っこしているお母さんと、そのお母さんのお母さんと思われる方、親子3代3人の女性。
静かな佇まいで、なんというか「聖なる」空気が漂っていました。
赤ちゃんは眠くて微睡んでいて、でも私のことが気になるのか、時折じっと見つめて微笑んでくれました。
お会計のテーブルの上にはすでに包まれたものが2つと、
これから封筒に入れるために置いてあった私のポストカード(何枚か重なっている)がやはり2つ。
眸さんが、このポストカードの作家ですと紹介してくださったので、
赤ちゃんのお母さんと少しだけ話をしました。
その方たちが帰られたあとは、久保ちん(ZakkaOG)、オーハラさん、佐藤さん、稲船さんと、
次々とやってきて、とても華やぎました。
昨日のZakkaでは、そんな時間を過ごしていました。
今日の夕方は、秋頃から行くようになった花屋さんを亮太君にも知ってもらいたくて一緒に出かけました。
和花がメインのお店ですが、今日はラナンキュラスと薔薇もあって、
濃いめの明るい赤の小ぶりのラナンキュラスと、アプリコット色の薔薇を選んで、それらを亮太君が買ってくれました。





12月6日(水)
午前中、青い空にまだ月が浮かんでいました。
瑞穂さんと三ノ輪駅で待ち合わせ。
一葉記念館でやっている「一葉が生きた明治の東京」展を見ることと、
作家小山清が戦時中に新聞配達の仕事をしていた竜泉、そして吉原があった千束を歩くというのが今日の目的でした。
(どうして小山清か についてはまた後日また記します)
瑞穂さんが誘ってくれたおかげで初めて訪れることのできた町。
小説の世界の面影は何もなかったけれど、思いを馳せながら歩きました。
そのままかっぱ橋道具街を抜けて、もしやペリカンのパンがまだあったらと淡い期待でのぞいてみたけれど、
もちろん、売り切れの札が出ていて買えませんでしたが、近くのお店でおいしいランチにありつけました。
瑞穂さんアジフライ定食、わたくしカキフライ定食。
さくさくあつあつを。
身体の中からあたたまり、銀座線に乗って瑞穂さんは日本橋で、私は表参道で降り、Zakka経由で帰宅。




12月5日(火)
曇りで寒い1日でした。
こんな日なのに洗濯をしてしまい、案の定乾かず、取り込んでから部屋干しする。
昨日ポイゼの展示の帰りがけ、展示会に来た方に渡しているという紅茶を平岡さんが手渡してくれました。
その時私は、ここ数年ポイゼの帽子を買っていないから、いただくのはなんだか気が引けて、
頑なにもらわない態度を示していました。
そしたら「いつもみに来てくれているし、「うれしい〜っ」てもらってくれればいいんですよ」と
平岡妻に言われて、もらって帰りました。
その紅茶を午後淹れて飲みました。
平岡さんがかつて働いていたことのある広島のスークのルフナという茶葉。
初めて飲む茶葉でしたが、しっかりとしているけれどすっきりとクリアな味わい。
飲みながら、昨日平岡さんに言われた言葉を思い出して、
確かにそうだよな、逆の立場だったら、うれしい〜って受け取ってもらえることがうれしいもの、と思う。

 



 

12月4日(月)
晴。
昨年長野に移住したY姉さんが東京に来ていたので、1年半ぶりに会いました。
まずはランチ。
気になっていた、大学の構内にできた食堂にて。
建物自体も新しく、広くてゆったりとしていて、素材もとてもこだわっているとあって、
プレートに盛り付けられたそれぞれの野菜、ご飯、お味噌汁、どれもおいしくいただきました。
ランチをしながらまずは、ろく(息子)のおもしろ話から聞かせてもらう。
それから、長野での農業の話、互いの親の話など。
ランチのあと、ポイゼの展示へ。
そもそも私がポイゼの平岡夫妻を知ったのは、
彼らが狛江でお店をしていた頃で、お店の近くに姉さんが住んでいて、連れて行ってもらったからでした。
もう20年以上も前のこと。
あの頃のろく、小さくて声が高くてかわいかったな〜。。。
展示後、姉さんは3時のあずさに乗るというので、上原駅まで見送り帰ってきました。

 



12月3日(日)
いいお天気でした。
ここ1週間に使ったディッシュクロスは白系が多かった、
アイロンをかけ終わったクロスをみて、しばしみとれていました。

写真_上から野上さんの織り、ONA-TISSのバスクリネン、
 3番目と一番下はLAPUAN KANKURIT/Dora Jungデザイン、4番目はKlassbols/Peter Conduデザイン



 


















12月2日(土)
朝に夕に富士山。
夕方、茨城のえっちゃんと久しぶりに長電話をする。
長くなること前提で、靴下にカイロを貼って、暖房をつけて、
準備万端で電話をかけました。
えっちゃんちはお子ちゃまが二人いて(姉妹)、
上のなっちゃんはもうすぐ高校受験だそう。
赤ちゃんの時の「高速ハイハイ」がついこの間のことのように思うけど。
今日もたっくさん、面白い話をしてくれました。





12月1日(金)

天気はまあまあでしたが、寒かった。
12月のZakkaは3番乗り。
入ると店内にはオーハラさんの姿が。
11月は一度も会えなかったので、久しぶりのような気がする。
先月から、愛媛のsotosuオリジナルタオル(私デザインの刺繍入り)のうち、
plus柄の3色をZakkaでも置いていただいてます。
そのタオルが今月はどんな風に並んでいるのか、まずみてしまう。
もちろん、いい感じでした。
自分用にとっても小さな格子のコースターと、同じくらいとっても小さな白い帆布のを買おうと思って、
立てかけてある白いのを手にとると、脇の部分がまだ縫われてなくて空いていました。
眸さんが、昨日並べている時に、
まだできていないコースターも一緒に並べて配置を考えていたから、
そのまま忘れてそこに置いてしまったと言っていて、いい話を聞いちゃったと思う。
ゆっくりみた後、オーハラさんに、この後予定はありますか?と聞かれて、なかったので、
そのまま一緒に出て、ランチをすることに。
風邪で寝込んでいたと聞いていましたが、もうすっかり元気そうで、
食べ物のこと、器のことなどいろいろおしゃべりしながらの楽しいランチになりました。
オーハラさんと行動していると、どこか外国の街を旅をしているような感じがすると、今日も思う。
ランチを終えて、二人でしばらく歩いていたら、
後ろから「お客さま〜〜」と声がして振り向くと、オーハラさんの黒いキャップを手に、
お店の男性が走ってきました。
籠の中に忘れてきたのを慌てて持ってきてくれたのでした。