ささ記_January2022


 

1月の扉絵「音楽」














 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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佐々木美穂_miho sasaki

 


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1月31日(月)
いいお天気でした。
富士山もくっきり。
腰の痛みがだいぶなくなって、あともうひと息、しかし油断せずに過ごす。
スーパーからの帰り道、前方に双子用ベビーカーを押している若いご夫婦がいらして、
通り過ぎる時にちらりと赤ちゃんを見ると、パンダ柄の耳つきのおくるみでした。
自転車だったから一瞬のことで、赤ちゃんたちのお顔は見えず、双子のパンダちゃん!
その後、双子のパンダちゃんの名前は何だっけ?と思う。




 

1月30日(日)
今日も腰痛。
でも自転車に乗れるのでスーパーに行けるから助かる。
ただ、自転車からおりてしばらくは、体をまっすぐに立てられない。
そろりそろりと歩きながら、立て直す。
お正月に筑前煮を作った時に使いきらなかった干し椎茸があったので、
そうだ今夜はまた筑前煮にしようと、作ったのですが。。
人参や里芋を、小さめに切ったことと(里芋が煮崩れてしまった)、
醤油がちょっと足りなかったのとで、あまりいい出来栄えにならず。
野菜の切り方で、おいしいの半分以上は決まるんじゃないかと思うくらい
切り方って大事で、煮物の一口大は、大きめに切った方がいい(私の場合)。
なのに今日は小さめにしてしまった。
腰が痛かったからだろうか、違うか。


 

 

1月29日(土)
昨日から腰が痛い。
ぎっくり腰になったことはないけど、その手前って感じ(おそらく)。
この3年の間に、年に1回こういう感じになっている。
前も温めたらだいぶよくなったので、今日も腰のあたりに
大きいカイロを2枚貼って過ごす。
自転車には乗れるし、歩くこともできるけど、腰をそらせるのが難しい。
そんな調子ですが、午前中予期せぬうれしい宅急便が届く。
送り主の友人の名前を見てきゃんと鳴く。
毎度のことですが、包みからしてアート。
便箋もいつも手書きの細い線が引いてあって、
今日のはクラフト紙で、端っこがピンキング鋏でガガガと切ってありました。
腰の痛さなど忘れて開封し、いただいたものを読んで、手紙を読んで、
よしっと思う。
下の写真は、外袋から出して最初の梱包。









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月28日(金)
この頃、亮太君がお休みの日は、私が起きるのに合わせて朝食を作ってくれます。
しあわせだ〜。
今朝は、温麺(具は小松菜、ワカメ、九条ネギ、あげ、茹で玉子、梅干し)でした。
昨日、買い物をした時にレジをして下さった女性の爪の色がとても素敵でした。
素敵な爪の色ですね、濃いグレーですか?と言うと、
ありがとうございます。こっち(左)がグレーでこっち(右)が紺ですと教えてくれました。
そう言われてみると、紺に近いグレーと、グレーに近い紺に見えました。
私は手の爪には塗らないけど、夏になると足の爪に塗ったりします。
うちにある2色もグレーと紺ですが、
今日の方のと比べたら、明るめのグレーと、マリンブルーのような明るい紺です。




 

1月27日(木)
晴。
午後、自転車で渋谷青山方面へ。
まず、かいさんのお店へ。
先日お借りしたゴフスタインの本をお返しして、こちらから勝手に本をお貸ししたりする。
しばらくするとお店のドアが開いて、
「ごめんください、佐々木美穂さんのタオルを買いにきました」と入り口でおっしゃって中に入っていらした方と、
マスク越しにお互いが分かった瞬間、その方からハイタッチの動作があり掌を合わせる。
神田さんでした。
私が福井出身というだけで、長い間、好意を持って接してくださる女性。
1年に1度、Zakkaでばったりお会いできるかできないかですが、
そのばったりお会いした後のうれしい余韻たるや。
この前お会いしたのはいつだったか。
数年前の夏、銀座の和光前の交差点で信号待ちをしていた神田さんを見つけて、
後ろから肩をツンツンとしたら、振り向いた神田さんが
「わ、美穂さん!」とおっしゃってハグされた時以来かもしれない。
神田さん、ささ記を読んでくださっていて、
かいさんのお店にタオルが置いてあることを知って、美容院の帰りに寄ってくださったようです。
今日はいつもよりおしゃべりができました。
神田さんが眸さんよりちょっとだけ年上とのこと、20歳になるお孫さんがいらっしゃること!、
今日着てらしたスタイリッシュなお洋服のことなどなど。
そんな話をかいさんと一緒に聞けて、しかもタオルを買ってくださる現場に居合わせた、
その偶然がものすごくうれしかった。
その後、クレヨンハウスに。
ゴフスタインのあの絵本、売ってるかなと思って。
『作家』、ありました。薄紙で包まれたあのブルーの絵本が。
(『画家』はありませんでしたが)
かいさんが『作家』を2冊持っているから1冊あげますと言ってくれたのでお言葉に甘えて買わず、
『ねむたいひとたち』のカバーのブルーがダイスキなブルーだったのと、
本の大きさ(小ささというか)」もとても好きだったので、自分用とかいさんに買って、
帰りにまたお店に寄って、本をお渡しして、ヒカリエでステンレスの手つきザルを買って帰宅。







 

1月26日(水)
午後から陽がさしてきました。
そんな中、手紙を書く時間にする。
この数年、目白に切手を買いに行けてないので、手持ちの好きな切手が底をついて、
最近の記念切手の中から選んで封筒に貼る。
組み合わせる時間がまた楽しい。
それからひさしぶりにコレクション切手帖を眺めながら、
昔の切手の印刷の深さ、図案、大きさ(大らか)など、やはりかっこいと思う。




 

1月25日(火)
朝、鳩の鳴く声がしてそれがお隣のベランダからで、
つがいだよと亮太君が教えてくれる。
富士山はなんだか眠そうで、その方角の空にまだ月があり、
春めいていた朝でした。





 

1月24日(月)
晴。
昨夜、彩さん(切手部渋谷本部長)から、
ご主人のご実家からたくさん送られてきた甘夏でジャムを作ったから、
うちの近くの駅まで買い物(スーパーで)がてら来て渡してくれると連絡をもらったので、
午後、久方ぶりに会いました。会えました。
カフェで待ち合わせでしたが、そのお店が休みで、しかも私時間を間違えていて、
彩さんを20分も外で待たせるという大失敗をやらかしてしまうという始まりでしたが。。
すぐにもう1軒、よさそうなお店を思い出してお連れする。
われわれが若かった頃、お互いにそれぞれ自分たちにとてもよくしてくださった年上の女性がいて、
今、自分たちが当時のその方たちの年齢になって、
あんな風に素敵な大人になっていないという話をしたりする。
私にとっては、冴子さんもそういう方でした。
冴子さんは、私だけではなく、周りの若い人たちにそうして接してこられたのだと思う。
何かの役に立ちたいとか、面倒をみてあげたいとか、そういうおつもりもなく(あったとしても見せなかった)、
気持ちの良い関係をくださった。
そんなことを、夜になって思ったりしています。
彩さんからのおいしいにきまっているジャムを眺めながら。




 

1月23日(日)
昨日村井さんからいただいた2冊の歌集のうち、
島楓風(しま・ふうか)さんの『すべてのものは優しさをもつ』と、
もう1冊、昨日かいさんからお借りした
『ゴフスタイン つつましく美しい絵本の世界』平凡社 の2冊を読み終える。
島さんの歌集、ときどき声を出して笑ってしまう。
この方のお母さんと私はたぶん同世代で、お母さんのことの歌もいくつもあって、
私には子どもがいないからいつまでたっても娘の立場だけど、
母親のことをこんなふうに見ている娘がいたら、と考えると面白くもぶるっとする。
歌集を読んでいる時に、こんなことってある?という笑える偶然が私に起きて、
そのこともこの本に織り込まれてしまいました。

ゴフスタインの本、
インタビューの言葉をいくつも書き写しました。
谷川俊太郎さんの訳で出ていた
「画家」と「作家」を持っていたはずなのですが、今は手元にない。
薄紙に包まれていたあの本、今はもう売っていないのですかね。






 

1月22日(土)
晴れて風がないので陽ざしが暖かく感じる。
午後、ナナロク社の村井さんに、原画の返却で乃木坂のwestでお会いする。
先日まで大阪のblackbirdbooksで
行われていた
岡野大嗣短歌集『音楽』刊行記念展で飾っていただいていた、表紙のコラージュ。
額装された原画を久しぶりに見て、この本のおかげでこのコラージュができたんだなと思う。
待合の椅子で待っている間に、できたばかりの新刊を2冊いただく。
ナナロク社での「第1回あたらしい歌集選考会」で
岡野大嗣さんと木下達也さんによって選ばれた若いお二人の歌集。
装幀は名久井直子さん。
選ばれた歌集がこうして本の形になって(しかもかっこいい)出版されるなんて夢のようだなと思う、
そしてそういう場を作り続けているナナロク社の村井さんのことが知りたくて、
事前に聞きたいことをメモして今日のお茶に向かい、インタビューみたいになってしまいましたが。
とてもいい時間になりました。
その後せっかく乃木坂まで出たのだし、と、表参道でおりて、かいさんのお店に向かう。
かいさんに原画を見てもらって、かいさんともまたいろんな話をする。
家に帰ると、留守電のボタンが点滅していて、再生すると叔母(母の妹)でした。
お米を研いだりおかずの下ごしらえまでできたら電話をかけようと思っていたら、
ちょうどいいタイミングでまた絹ちゃん(叔母)から電話がありました。
東京の感染者が1万人を超えたことを心配してくれての電話でした。
(母からは電話はないですけど)
絹ちゃんは眸さんと同い年(で、眸さんと同じくらい年齢が分からない)。
相変わらず、病院でのボランティアとお孫ちゃんたちのお世話に忙しいようです。
塾への送り迎えやら、お風呂に入れたり、週に何回かはみんなの夕飯作りなど。
例えば唐揚げの時はもも肉8枚、とんかつの時は、40枚揚げるのだそう(それでもあっという間になくなるのだそう)。
1枚の大きさは聞かなかったけど、お店か、、、と。
叔母とこんな風に電話でおしゃべりできることがうれしいなと思いながら話していました。









 

1月21日(金)
晴れてましたが、風が寒かった。
午後、3時頃からいくつかの展示を見に出かけることにする。
まずは日本橋高島屋のギャラリーへ。
バッグの江面さんが「ときどきメモ」に書かれていた、
加藤ゆわさんという方が気になったので、その展示から。
特に好きだったのが、女性3人がおしゃべりしている夏編と冬編、
冬編の女性たちの口元から白い息がうっすらと描かれているところに。
そして、京橋、銀座へと。
先日文化村のナディフで作品集を見つけて、
その後、京橋で展示をやっていることを知った横溝美由紀展へ。
5か所でやっているようですが、
GALLERY RINとPOLA MUSEUM ANNEXの2か所へ。
石鹸の作品の頃に見た以来だったので、ずいぶん時間が空いてしまったのですが、
作品から受ける色や光はつながっているように感じました。
POLA MUSEUM ANNEXの緑の作品、心の深いところに残りました。
よかった。




 

1月20日(木)
今日も晴。
お休みの亮太君は、朝8時台上映のイーストウッドの映画へ。
11時前には家に戻っていました。
あたたかい陽ざしのあるうちに、スーパーへ。
今日はスーパーもう1軒。おいしい焼き芋があるので。
帰ってきて、お茶をいれて焼き芋おやつタイム。
焦げた皮の内側が特に甘くておいしいよねと、目の前で本を読んでいる亮太君につぶやきながら。








1月19日(水)
5時を過ぎてもまだ明るい。
たいがい、5時半くらいからラジオをつけて大相撲中継を聞きます。
昨日は、御嶽海戦のすぐ後、解説の北の富士さんが言った
「穴があったら入りたい」がおかしくって、
今日は横綱戦で負けた千代翔馬が、
「横綱は大きくてやわらかかった」と言っていたというのが、なんともよかったっす。





 

1月18日(火)
晴れましたが、風が冷たかった。
午後映画を見に行こうと思い、
午前中のうちに夕飯の買い物や家のことなど済ませて出かける。
ル・シネマ(火曜日はサービスデーでお得)に「偶然と想像」をみようと出かけたのだけど、
窓口でチケットを買おうと思ったら満席でみることができませんでした。
1日2回の上映で、次の回だと終わるのが9時だったので、日を改めて出直すことに。
そのままエレベーターで地下に降りてナディフに寄ると、
真っ先に目に入ったのが、知っている方の作品集でした。
手にとり中を見てため息が出る。いろんな意味合いで。
それから1階のギャラリーにふらりと入る。
木村忠太の絵や佐藤忠良の鉛筆デッサンなど、
様々な額に入って売られている様々な画家の絵をたくさんみる。
値段は脇に置いといて、買って部屋に飾りたいと思う絵 という設定でみる。

夜、ベランダに出て月をみる。
星もよくみえました。


 

 

1月17日(月)
いい天気でした。
1歩も外に出なかった。

今日も、暮れていく空をゆっくり眺める時間を得ました。
贅沢だ、尊いな。
昨日、sotosuの村瀬さんから届いたサンクファームのおいしいポンカンを、早速1日3つずつ食べています。
小さめなのでもっと食べられるけど、3つまでと決めて。
村瀬さんがサンクファームのみかんを送ってくださるようになって、どのくらい経つのだろう。
おかげでサンクファームのことを知り、いろんな方にお送りするようになり、
しばらくして今度はサンクファームの菊池さんから、
ロゴやラベルなどの仕事の話をいただくことへと繋がっていきました。
そして昨年は村瀬さんからsotosuオリジナルタオルの仕事を。
ありがたいなあと思うばかりです。
さて、明日は満月ですな。
夜、友人からロメールの『満月の夜』をみた熱い😍感想がメールで送られてきました。
拙書『チョコレートな夜』の満月の夜の章は、ほとんど紙袋の話ですが、
その前に出た『そら色の窓』では、『満月の夜』を好きな思いを書いてます。



 

 

1月16日(日)
穏やかに晴れた日曜日です。
ずっと富士山がみえました。
月がだいぶ丸くなってきてます。
昨日買った器を何度も手に取って眺める。
(昨日のささ記、夜編も更新してます)
お酒以外に何を入れようかなとか。
写真上は昨日買った2つ。
下は、昨日の2つに先月Zakkaで買った田谷さんの小さな片口を重ねて。
3つ重ねた時の色合いがまたいい。

左_長谷川奈津さん 右_村木雄児さん








 

 

 

 

 

 


一番上_田谷直子さん









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月15日(土)
晴。
富士山、くっきりの朝です。
ナナロク社から先月刊行された岡野大嗣さんの『音楽』。
大阪のblackbirdbooksでの刊行記念展、いよいよ明日までです。
12月にA面が行われ、今月7日からB面が始まっています。
今日と明日、岡野さんも在廊されるようです。
原画の展示もしていただいています。
古本と新刊を扱っていらっしゃる本屋さんのようなので、
展示を見て、それから本棚もじっくり見て、
もしかしたらいい出会いがあるかもしれません。
私は旅先の街で古本屋さんを見かければふらふらと立ち寄ります。
そこで出会った本は、のちにその旅と一緒に思い出すことにもなります。
いいものです。
よろしくおねがいします。
以下Twitterのリンクを貼っておきます。

blackbirdbooks
岡野大嗣さん
ナナロク社村井さん

 

そして夜。
本日2回目のささ記。
風もなかったので、午後から自転車で出かける。
まずは駒場のpartyで始まった「酒器展」へ。
小さな鉢としても使えるような酒杯を2つ買いました。
村木さんと長谷川さんの。
その後かいさんのお店へ。
かいさんが作ったバッグやオブジェがまた少し足されていて刺激的。
そしてもう一つ、TOROの山口さんが、かいさんの誕生日に贈ったものを見せてもらって、
山口さんとかいさんがどういうところで惹かれあっているかが分かる。
今日は音楽の話もしました。
かいさんが若い頃に大好きだったイギリスのバンドがPrefab Sproutだと教えてくれて、
私はThe Smithから入ったことなど。
(セツの頃、当時行っていたクラブには、モリッシーみたいにジーンズのお尻のポケットに花を挿して、
スミスの曲がかかるとくねくね踊る人たちがいて、楽しかった、その輪のちょっと外で見ているのが)
音楽の話をしているかいさんもソーキュートでした。
その後今年初ABC経由で帰宅。
少しずつ日が延びてきて、5時を過ぎても明るさの残る空に寒そうな月がありました。
からりとした寒い空気、東京っぽい冬だと思う。

 

 

 

 

1月14日(金)
晴れましたが、日中ずっと北風の寒そうな音がしていました。
毎日朝食の後、洗い物などしてからパソコンを開いて、まずはメールをチェックするのですが、
今日は届いていたメールでいい1日になる。
水島さん、ありがとうございま〜す。




 

 

1月13日(木)
晴。
亮太君の友人の大山君が先月送ってくれた赤ワインを今夜飲みますとお昼に宣言した亮太君。
昨夜からまた頭痛がしていたので、夕飯の買い物も料理も亮太君にお任せしました。
食べる前は食欲がなかったのに、
テーブルに並んだ美味しそうな料理を見たら食欲が湧いてきて、ぺろりと食べました。
ワインはレバノンの赤。
亮太君も私もレバノンのワインを初めて飲みました(私はほんの少しだけ)。
大山君はお酒が飲めないのですが、
お店の方に選んでもらって、毎回いろんなワインを送ってくださいます。
亮太君は、大山君からいただくワインを宝物のように大事にそしてうれしそうに飲んでいます。
いいなと思う。




 

1月12日(水)
晴。
真っ青な空、真っ白な富士山。
夕方、桃色の東の空を見ながら、スーパーから帰ってくる。
空には半分ほどの月がありました。
写真は、今朝の机の上の虹。
ガラスの水差しが作ってくれました。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月11日(火)
朝から雨。
相撲の終わりの方の取組をラジオで聴いてから、
さてスーパーへと外に出ると雨がやんでいたので、自転車で行くことができました。
しっかり厚着をしたので寒くなく、冬の空気が気持ちよかった。

 

 

1月10日(月)
曇りですが、それほど寒くはない。
キッチンクロス類を洗って干してアイロンをかける。
だいぶくたくたになってきているランチョンマットの風合いが愛おしい。
今日もまたスケッチブック版ささ記をみてしまう。
まだZakkaにいた時のある1枚にはこんなことが書いてありました。

1991年2月12日
岩田さんのうつわが2つ入ってきました
グレーと青緑色
側面に描かれている線
その線がすごくいいのです
私の描きたい絵が立体でぽろんと出てきて ほらね、というかんじなのです
うまくいえないけど、かんじるうつわです


生意気ですね。
その2つの器は、それまでの岩田さんの器とは少し違っていて、
ころ碗へとつながっていく器だったように思います。
当時の私には欲しくても手が出なかった。
しばらくして眸さんが買われて、
それから時間を経て私の50歳の誕生日に、節目の記念にと眸さんがくださいました。
今もなお、かんじるうつわです。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月9日(日)
晴。
ここ数日、友人からある報告を受けたことのやりとりを通して
彼女の素晴らしさに胸がいっぱいになっていました。
ZakkaOGでもある彼女は今はお店をやる側の立場にあり、
お店で一緒に働く人たちと関わる日々の中で、
北出さんと眸さんが我々に与えてくれた気持ちのよい部分を
しっかりと受け継いでいることを感じることができたから。
夕方、電気ストーブの前に座って、穴のあいたのや、穴予備軍の亮太君の靴下をいくつか繕う。
同系色の糸ではなく、ベージュの靴下にはピンクの糸、グレーの靴下には明るい茶色とかで。
朝ね、口喧嘩したまま送り出したので、靴下を繕いたくなったのかもしれません。

 



1月8日(土)
晴。
陽のあたる場所にテーブルの上と棚の上の水差しの植物を移動させる。
今年の4月でフリーになって30年になります。
だからといって何か大したことになっているわけでもなく、
他にアルバイトはしないと最初に決めたことを続けられているのは
自分だけの力ではないと思っています。
フリーになったばかりの頃に作っていたコラージュのいくつかはまだ残してあって、
そんなコラージュや、Zakkaにいる時から小さいスケッチブックで作り始めた初期コラージュなど、
今年になって見返したりしています。
小さいスケッチブックのそれらは、今の「ささ記」のようなことが書いてあって、
こうして紙で残っていてまた読めるのっていいなと。
写真は、1993年1月1日と、1月29日のパリで綴っていたスケッチブック版ささ記。

1993年1月1日
パリのアパルトマンにて一人で1993年をむかえる
今日は1歩も外に出なかった


1月29日
午後からサンジェルマンのギャラリーめぐり
今日一番の収穫はvisconti通りの壁だった



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月7日(金)
晴。
まだ屋根はところどころ白い。
溶けた雪の滴が上から落ちてきて、ベランダの手すりにはねています。
自転車乗れるかな、凍っているところはおりればいいやと、午後、自転車でかいさんのお店へ。
今日亮太君の誕生日で、かいさんも1月生まれで、
亮太君より前だったような気がして、高野でショートケーキを買っていったらまだでした🍰🍰。
でも、いただきました、私もちゃっかり。
かいさんがいれてくれたおいしい紅茶と。
昨日の雪の話や、年末眸さんが話してくださったことや、
このところかいさんが家でみていた映画のことなど話しながら。
かいさんのお店にsotosuオリジナルタオル、置いていただいてます。
お店にお立ち寄りの際は手にとって見てもらえたらと。
夜、武田砂鉄のラジオでみうらじゅんを聴く。
😎memo_無意識無意味スクラップ、無中、ビートルズさんですか?





1月6日(木)
昼前から本格的な雪。
窓の外が少しずつ白い景色になっていきました。
雪の中、お休みの亮太君は映画をみに歩いて渋谷へ、
私は部屋でキャスリン・フェリアを聴いていました(亮太君のCD)。
今読んでいるメイ・サートンの本の10月6日の日記に出てきた曲を。
曲名が書いてある部分だけ記すと、
__それは私が秋ごとにかけるマーラーの「訣別」(ブルーノ・ワルター指揮、キャサリン・フェリア独唱)にもある_____
メイ・サートンの気持ちを想像しながら聴いていました。
窓の外は雪だけど、秋の陽光も想像しつつ。
亮太君がキャスリン・フェリアを知ったのは、
デイヴィッド・マークソンの『ウィトゲンシュタインの愛人』を読んでいた時。
すぐにディスクユニオンで1枚買って、しばらくして10枚組のものを見つけてそれも買ってきて、
今日私が聴いていたのも10枚組の中の1枚でした。



 
 

1月5日(水)
細い月がくっきりの夜。
今日のスーパーにはおせち半額コーナーはもうなかった。
昨日のうちに全部売れたのかしら。




 

1月4日(火)
晴。今朝も真っ白の富士山がありました。
2022初スーパー。
伊達巻や蒲鉾が半額になっているコーナーに先輩ご婦人方が何人もいらして、
吟味している姿に感じ入る。
今日はずっとYO LA TENGOのFADEを聴いていました(亮太君の)。
昨年みた映画「OLD JOY」の中でYO LA TENGOが流れていてそれがすごく良くて、
長い時間を経てまたYO LA TENGOを聴くようになって、よかったなと思いながら。
昨年末、思いがけないプレゼント(造本も文字組もものすごくかっこいいあるアーティストの作品集)をいただいて、
その作品集と、メイ・サートンの『独り居の日記』を、この年末年始に読んだり見たり、触ったりしていました。
考えること、手を動かすこと、そんな気持ち再びという感覚。





1月3日(月)
本日も晴。
駅伝、青学強かった。
父の母校というだけで毎回応援してしまう。
午後新宿へ。今日も和田誠『銀座界隈ドキドキの日々』を電車の中で。
そういえば行きの電車で、私が座った7人掛けの席6人中5人が読書をしていました。
伊勢丹を覗いてから世界堂へ。
絵の具と筆など購入。筆をすぐにダメにしてしまうので、今回初めて油絵用の筆を買ってみました。
絵の具は、アッシュブルー、ミスティブルー、ライトブルー、ブルシャンブルー。
この4つを買い足すことが多いのですが、きっと今年もブルブル。




 

1月2日(日)
まあまあの晴。
午後、自転車で東急ハンズへ。
2日からやっていました。
亮太君の本棚の一つの棚が本の重みで底板が斜めになってきていたので、
添え木をして補強しようと前から思っていたのを、今日しようと思い立ったが吉日ってやつですね。
帰ってきて、トントンして、なんとかしばらくはもちそうな感じにできました。




 

1月1日(土)
明けましておめでとうございます。
風は冷たいけれど、快晴。
朝、亮太君とベランダで初日の出を見ました。
西の空には富士山。
新年最初の食卓は、お雑煮、黒豆、蒲鉾、なます、筑前煮、お屠蘇。
お雑煮は栄子さんレシピ。
具は大根、人参、ズイキ、ゴボウのささがきを一度茹でてから寒風に晒して冷凍したもの(栄子さんが送ってくださった)と、
干し椎茸と凍り豆腐を戻したものと鶏もも肉の、お吸い物仕立て。
お餅は2つ入れました。
亮太君が子供の頃から食べているお雑煮だそう。
こんなにたくさんの具入りのお雑煮は初めていただきました。
たいへんおいしかったです。
それから父と母に電話。
父は、今年は虎年だからねと。今年こそ でしょうね。
午後は、近くの大学の敷地を二人で散歩。
小さな池は氷が張っていて、触ってみたらかなり分厚かった。
その氷の中に、蓮やら落ち葉。夏の和菓子のようでした。
写真は、今朝の富士山。