ささ記_December 2016


























12月の扉絵「りんご」
今号の『食楽』の絵です。

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ジュウハチバンオリジナル手ぬぐいページ

ポストカードのページ


12月26日(月)
曇り空。それほど寒くはなかったかな。
niloの更新も今年は今日が最後となりました。
今年1年もここを読んでくださりありがとうございました。
春は千鳥ヶ淵のボートの上でお花見をし、
夏は思いがけず大きな仕事ができ、秋には個展もでき、
冬には新しい仕事が決まり、年頭には想像できなかった充実した1年になりました。
それに今年はついに50歳を迎え、新しいゾーンに入ったなと(笑。
どうぞ風邪など引かず、よいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします!




12月25日(日)
いいお天気。
結局金曜日の夜から寝込んでおりました。
寝クリスマス。
今日はだいぶ良くなりましたが、もう少し。
寝ているだけなのに、おなかが空くので、
食事のときだけ起きて作って食べてまた寝る。
それでも体重計に乗ったら減ってました。👍🏻
メリークリスマ〜ス。



12月22日(木)
1日中強風。夜になって雨も降り出しました。
ここ数日喉が痛く、鼻水も出て、今に熱がどかんと来るぞ来るぞと思って過ごしていましたが、
ありがたいことに今のところ熱は出てません。
何年か前に母からもらったネックウォーマーを昨夜して寝たら、
首にびっしょり汗をかいて目が覚めました。
それがよかったのかな。
帰省した時に母がはいていたレギンスも予備のものを、いつだったか2つもらって帰って、
冬になるとはいていたのですが、けっこうくたくたになってしまったので、
先日新しいのをまた2つ送ってもらいました。
電話で「あの黒のスパッツ(レギンスとは言わない)また送って」と母に言うと、
「オカモトのか〜」と。
どこのかしらんがなと思いましたが「いつもお母さんがはいてる黒いやつ」をと。
こういうのをはき始めると、はかずにはいられませんね。



12月21日(水)
今日も暖かかった〜。
昨日ばったりお会いした井山さんと、午後buikで約束通りお会いしました。
遅めのランチをしながら、おしゃべり。
井山さんに初めてお会いしたのは、井山さんがまだ愛媛に住んでいらした頃。
冴子さん(松山で器のお店「ドノバン」をやってらした超素敵な女性)のおうちででした。
私がZakkaにいた頃はまだ井山さんの器はなかったので、
その時はどんな器を作る方かは分かりませんでしたが、
冴子さんちの猫ちゃんが、井山さんになついていたという記憶があります。
あれからだいぶ時が経っていますが、
シャイで、何事にも真面目で、一歩ひいた目で人や物を見ている感じは、
ずっと変わらないと(勝手に)思いました。
最初の頃に作っていた舟形やボウル型の白い器が、
宮崎ビルの地下のZakkaの棚に並んでいた風景をふと思い出しました。
ランチのあと、よいお年をと挨拶を交わし私は新宿へ。
伊勢丹と世界堂に寄って帰ってきました。



12月20日(火)
東京はこのところ暖かくて、ありがたい。
午前中、母よりお餅が届く。
午後ディーズの土器さんと、Zakkaの眸さんのところへお持ちする。
年末の私の恒例行事です。
風呂敷にふた箱分包んで歩くのは重いけど、嬉しい心持ちがします。
ディーズは今日まで山口さんの展示だったので、お餅をお渡したあと、
ゆっくり見せてもらいました。
土器さんと山口さんとよいお年をと挨拶を交わし、
Zakkaへ行く途中にふらりと立ち寄ったお店で、石村さんにばったりお会いしました。
そのお店にカフェが併設されていたので、20分ほどお茶をしました。
石村さんは夜、「婦人会」とやらで井山さんに会うのよとおっしゃっていて、
井山さんの話などして別れたあとZakkaに行くと、なんと井山さんにばったり!
実は井山さんとは明日お茶をする約束をしていたので、思わずふたりして笑ってしまいました。
井山さんがひと足先に帰られたあと、もう少しZakkaに居残りして、眸さんとちょこちょこ話をして、
よいお年をとご挨拶をして渋谷経由で帰る途中、、、
今度は岡尾さんとばったり!
今度岡尾さんに会ったら、「大好きです」って言おうと思っていたのだけど、
こんな風にばったりお会いしてご本人を目の前にすると、
そんなことを思ってたことがふっとんでしまうのでした。
でも実際言ったら、きっと引かれますね(笑。
岡尾さんからはメリークリスマスと言われました。




12月19日(月)
今日も暖かくなりました。
心なしか日が長くなったように感じました。
今日自転車置き場の壁面に虹をみつけました。
虹というか、プリズム。
私が通るところだけ黒い影になるので、何度か行ったり来たりしてみました。
面白かった。
夕方小唄と三味線のお稽古。年内のお稽古は今日でおしまい。
来年の6月が来ると5年続いたことになります。
ちっとも上手くはなってないのですが。。
でもいいお稽古事をみつけたなと思っています。
歌舞伎にはまっている友達夫妻が、週末京都に行ってみてきたようです。
そういえば昨年も京都まで見に行ってましたっけ。
なんと今年は最前列の席だったそうで、海老蔵さんの切った見得は大変迫力があったとのこと。
でしょうな。
しかも今週は歌舞伎座で玉三郎さんらしい。
素敵。



12月18日(日)
暖かくてよいお天気でした。
午前中、栄子さんから食料がたくさん届く。
お手紙に、早坂さんのお野菜が3月までお休みになったとのことがありました。
栄子さんが入れてくれた分が食べおさめ。
春を楽しみに待つとします。
大好きな支倉焼も入ってました。嬉しい。
前にもささ記で書いたことがあるのですが、
支倉焼が入っている箱のグレーの色がとても好きなのです。
(包装紙も素敵です)。
支倉焼

夕飯の買い物に出ると、窓や玄関を開け放って、掃除をしているお宅を何軒もみかけました。
それから、おうちの前で愛車をせっせと磨いているお父さんたちも
確かに、大掃除日和の日曜日だったかもしれない。


12月17日(土)
晴れて昨日よりは暖かく感じました。
午後、立花大先生の展示をみにザマスへ。
明日までなので、最後にもう一度(3回目✌️)。
今日は大先生がいて話せてよかった。
若い男の子にも人気らしく、次々と若者がみに来て、
写真を撮ってくださいと言われて一緒に撮ったりしていました。
作品のある空間、ほんとにとてもよかった。
ザマスのあと、先日智子さんが着ていて素敵だったダウンをチェックしに、
お店をみてから帰宅。




12月16日(金)
今日も晴れましたが風が冷たかった。
亮太君の友達の大山君から今年も高島屋からの赤ワインが届きました。
私の中ではハムの人ならぬ赤ワインの人になっています。
亮太君が「大山君」と呼ぶので便乗して君づけで呼んでいますが、
年下の方だけど、私なんかよりずっと大人という印象。
今年はご自身の本翻訳本、2冊の本が出ました。
そして来年のことでもいいニュースが亮太君の耳に入ってきて、
お祝いしたいねと亮太君と話しました。




12月15日(木)
今夜も月がきれい。
いやぁ、しかし今日も寒かったです。
寒いでしかし、と言い直したくなるほど。
午前中、ストレッチ。
今日も体の細胞のひとつひとつを意識する時間が持てました。
細胞。
ストレッチのあとはuzuraの潤ちゃんのお弁当。
今日のメインは茹で鶏のネギソースがけ。
ほうれん草のおひたしには黄色い菊の花もまじっていて、
一瞬菜花かと思いました。
里芋、セロリ、ゆで卵、人参、いんげん、今日も彩よく、安定のおいしいお弁当でした。
風が冷たい中、家に戻ると、部屋の中の暖かいこと。
お休みの亮太君が今日は図書館に行かずに家で仕事をしていたので、
暖房が入っていたこともあるけれど、
南の太陽の眩しいくらいの光の中で、ついうとうととソファで眠ってしまいました。
夕方から小唄と三味線のお稽古。
お稽古を終えたばかりの穂積氏と少しだけお話しました。
紺色のダッフルコートにグリーンのマフラー、茶色のニット帽、素敵でした。
ストレッチは今日で今年最後。
三味線のお稽古はあと1回。
「よいお年を」とご挨拶する季節になってきました。


12月14日(水
昨夜からの雨も午前中のうちに上がり、夜になってまん丸のお月さま。
空気が澄んでいるせいか、大きく見えます。
しかし、寒かった。北風のせいかな。
今日は嬉しい贈り物が重なりました。なので、心はぽかぽかです。
それからポストカードを買って下さった方から、
「ささ記」を読んで『ストーナー』を読み始めましたというメールをいただきました。
これも嬉しいことでした。




12月13日(火
夜になって雨になりましたが、昼間は案外暖かかった。
土曜日に志帆さんから高野山のお香をいただきました。
白檀の香。
午前中、洗濯や掃除をざっと終えたあと、
いただいたお香を焚くのがここ数日楽しみになっています。
先日Eさんからいただいた高峰秀子さんのご本の中にも「お香」というエッセイがあって、
『私は香水が好きだが、それにも増して、日本のお香が好きだ。
木の色も落ち着いた日本座敷に、ほのかにお香のかおりがただよっている風景に接すると、
「我、よくぞ日本人に生まれけり」と、うれしくなる』とありました。

今日、本屋さんで気になっていた「新潮」の原節子さんのエッセーを読みました。
(立ち読みです、すみません)
電車の中での人々の描写を読みながら、次々と映像が浮かびました。
混雑する車内で座るのが申し訳ないからと、
せめて立っている人の荷物を膝の上に抱えて座っていて、
それらの荷物は原節子の胸の高さまでになっていたよう。
前に立っていた乳飲み子を抱えた女性の赤ちゃんのおもらしが、
原節子の膝から足首にかけて、生あたたかい液体として伝っていくけれど、
荷物が胸まであって動けないし、荷物の主は電車のあちこちにいて声もかけられないとありました
当時26歳のこの美しい女優さんに、平気で(そうじゃなかったかもしれませんが)
荷物を持たせることにも少々驚きました。
電車の中の人々の描写から、日本人としての話に進んでいく。
今、読むことができてよかった。



12月12日(月
晴れましたが、寒かった。
昨日、叔父からお歳暮が届きました。
今回は江川の水ようかんと、小鯛の笹漬けと、越前蕎麦の詰め合わせ!
かなり嬉しい。
福井では水ようかんを冬に食べます。だから今なのです。
久しぶりに食べましたがやっぱりおいし〜い。
東京では青山の291でも買えますので、ぜひ。
友達はこの水羊羹が大好きで、毎年、出待ちしてます(笑。

夕方、小唄と三味線のお稽古。
今日から新しい唄を習い始めました。
「ぬしさんと」
かなり色っぽい唄でして、唄えるかしら。。。。と。
唄の中にある「比翼連理」なる言葉、初めて知りました。



12月11日(日
昨日ほど風はなかったけど、気温は低めでした。
昨日智子さんからいただいたりんごの甘い香りが部屋中に漂っていて、
しあわせな日曜日の始まり。
今、出ている食楽のりんごの文章に出てくる友人は智子さんのことです。

さて史朗さんの展示の続きを。
昨日は亮太君とさる山で5時に待ち合わせをしていて、
孝子ちゃん(史朗さんの妹)とも同じくさる山で待ち合わせでした。
(智子さんは用事があって4時過ぎにはお店を出たので、二人には会えず)。
数年前から、史朗さんは夏の間高野山に数ヶ月滞在して、高野山でも作陶を始めました。
パートナーの志帆さんのご実家が高野山にあるというご縁から。
今回も高野山の作品と、萩の作品が半々くらいで並んでいました。
どれもよくって悩みましたが、黒の大皿と、アイスグレーの大ぶりのカップ、
亮太君はカップと同じ色の「おちゃけ」を飲む用の丸いフォルムのお湯のみを選びました(どれも萩の作品)。
夜、猿山さん、山本さん、史朗さん、志帆さん、孝子ちゃん、亮太君、
某テレビ局にお勤めという美人さんの総勢8名でさる山近くの店で食事。
お酒を飲みながら亮太君が投げかけた質問に、史朗さんが答えているのを聞きながら、
史朗さんの器の高台が、人間の顎であるという話をとても面白く思いました。
高台も美しいとかねがね思ってはいましたが、まさか顎という風には捉えていなかった。
つたない私の言葉の断片だけを書いても、読んでる方にはさっぱり分からないですね。
立花君も史朗さんも、物を作る上での考え方というか捉え方というのかが、同じ線上にあるように思う。
そういう絵を私も描きたい。

今日の富士山更新してます。




12月10日(土
今日も空が青かった。
いいお天気でしたが、風が冷たくて夜はブルブル。
午前中のうちに家を出て、伊勢丹でいくつか買い物を済ませてから智子さんのおうちへ。
夜に何度かお邪魔したことはあったのですが、昼間に伺ったのは初めて。
窓の外の緑が新緑の頃、すごくきれいなんですと聞いていたのですが、
常緑樹のようで、この季節も、やや色あせて落ち着いた緑が窓枠いっぱいに広がっていて、それはそれは素敵な眺め。
光がたっぷり入る部屋で、お昼をごちそうになりました。
智子さんの住まいの近所にとてもおいしいパン屋さんがあるらしく、
そこのクロワッサンとサンドイッチを2種類。
智子さんの知り合いのフランス人の方が、遠くからわざわざそのパン屋さんまで、
クロワッサンを買いに行くとかで、確かにクロワッサンもですが、どれもとてもおいしかった。
木の見える部屋の真っ白な壁には、これまで買って下さった私の作品がたくさん並んでいます。
それから玄関と寝室にもそれぞれ2点ずつあり、それらぜ〜んぶを久しぶりに見ました。
先日のジュウハチバンさんでも買って下さった作品を並べる位置を決めてください、
と言われていたので、お昼を食べながら壁を見ていたら、すぐに決まりました。
いい眺めでした。ふふ。
夕方おうちをあとにして、今日から始まった濱中史朗展をみに二人でさる山へ移動。
1年に1度12月のさる山での史朗さんの展示。
高ぶる気持を抑えながら、麻布十番商店街を歩いていました。
長くなるので史朗さんの展示のことはまた明日。





12月9日(金
いいお天気で、とても暖かい1日でした。
洗濯日和だ!と張りきって洗濯をしたものの、南風が思ったよりも強くて、
飛ばされやしないかと気が気じゃありませんでした。
午後、ポストカードの納品とお茶を兼ねてZakkaへ。
ポストカードのページ9番目に掲載中のplusのポストカードを本日Zakkaにも納品しました。
plusのカードは、ジュウハチバン、aaltocoffee、in-kyo、sotosuでもお買い求めになれます。
どうぞよろしくお願いいたします。
Zakkaでは、入ってきたばかりという、広川さんの小さな鉢を2つ買いました。
何を盛りつけようか、考えるだけで嬉しくなります。
Zakkaのあと、the massで立花大先生の展示を。
今日は誰もいない空間でゆっくり作品をみることができました。
ブロンズの彫刻と、紙の上の黒い塊。
常設でずっと見られたらなと思う。

充実のココロで帰ってくると、小包が届いていました。
高峰秀子さんの『瓶の中』というご本。
表紙の題字と絵は梅原龍三郎。
昭和47年文化出版局から出版されたもので、
本の整理をされていて、もしかしたら私がもらってくれるかもしれないと、
送って下さったことがお手紙にありました。
嬉しい。。。
Eさん、ありがとうございます!






12月8日(木
真っ青な空でした。富士山もばっちり。
午前中ストレッチ。
そしてuzuraの潤ちゃんのお弁当の黄金コース。
今日のメインは鶏の唐揚げ。
今日はメインが2種類あって、シャケか鶏肉かと聞かれて
迷わず鶏肉!にしました。
うちではほとんど唐揚げをしないので、時々とても食べたくなるのです。
水菜のおひたしに蕪、ブロッコリー、人参と本日も色どりもよく、おいしくいただきました。
午後、ジュウハチバンさんより頼んでいた手ぬぐいが届く。
早速いくつかをプレゼント用に包んで、お手紙を書いて夕方送る。
夕方の方が朝より暖かい空気でした。
この間三日月だったお月さんは、だいぶふっくらしていました。




12月7日(水
寒くなりました。
昨日、早坂さんのお野菜が届いたので、
今朝冷蔵庫を開けた亮太君は、おいしそうなお野菜が満タンで嬉しそうでした。
菊の花(調理用)を食べるという習慣がなかったのですが、
亮太君は子供の頃から食べていたようで、
そのことを昨年知って、昨年はスーパーで何度か買いました。
今回、早坂さんに注文したら、薄紫色のが入っていました。
菊の花の料理は亮太君に任せています。
花びらをばらばらにほぐして、さっと湯がいて酢醤油で。
お酒の肴にいいみたいです。
早坂さんちのお野菜をいただくようになって、旬のものがよく分かるようになりました。




12月6日(火
いいお天気でしたが、北風が強い。
ラジオの天気予報で聞いていたのである程度想像はしていましたが、
午後からどんどん気温が下がって、北風が冷たかった。
でも空は清々しいくらい真っ青でした。
午後、MAROBAYAの展示をみに、桜上水のカモシカさんへ。
今年は東京で2回展示がありました。
ここ数年東京で展示がなかったので、2回も見られてよかった。
前回のアウトバウンドの時は亮太君に水色のシャツを、
今回は自分用に紺色の定番Tシャツを。
本郷の東大で展示をやったのはいつだったんだろうと、
帰り道、甲州街道を駅まで歩きながら思い出したりしました。





12月5日(月
昨夜降った雨も朝には上がっていて、日中は上着がいらないくらいの暖かい陽ざしでした。
空気に香ばしいような落ち葉の香りが漂う。
富士山もぼんやりとですが、見えていました(写真には撮らず)。
夕方小唄と三味線のお稽古。
帰り道、空にはぼんやりお月さまがみえました。

さて、新しくポストカードのページを作りました。
以前のniloのモノクロのポストカードのページは、
在庫がなくなっているものが半分ほどあるのですが、なにせもう更新できないので、
そのままになっております。すみません。
ご注文いただいた方にはお求めできるカードをお伝えしております。
今回は、カラーのポストカードのページを作りました。
どれも随分前のものなので在庫は少ないのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

ポストカードのページはこちらから



12月4日(日
暖かく穏やかな日曜日でしたが、夜になって雨が降り出しました。
『ストーナー』を読み終えたあと、亮太君から借りて今読んでいるのが、
『アサイラム・ピース』/アンナカヴァン。
短編が14編収められていて、なんとなく惹かれるタイトルから読んでいます。
亮太君が読んでいなければ、私の生涯でこの先きっと手にとることがなかったであろう本。
読みながら、なぜか志賀直哉の「暗夜行路」と重なる部分を感じたり、
ストレッチの先生の思考と似ていると思ったり、そんな自分の読み方を面白く思う。

そういえば『ストーナー』を読み終えたあと、もしも映画化されるなら、
誰をキャスティングしようかと、しばらく妄想していました。
主役のストーナーの晩年は、ジェレミー・アイアンズかなぁ。。。
ただ、若い頃を演じるにはちょっと無理がある。
20代から60代まで通して演じられる俳優さんだと、誰だろう。
奥さん役はウィノナ・ライダーがいいなとか。
ウィノナ・ライダー、もう45歳になっていました。




12月3日(土
今日も暖かく、よいお天気になりました。

欠品していたジュウハチバンさんのオリジナル手ぬぐいですが、
昨日新たに染め上がってきたようです。
私も早速、ジュウハチバンさんへお使いもの用に注文しました。
自分のデザインした手ぬぐいを、お使いものとして渡せるって嬉しいものですな。
あの人とあの人と・・・とお顔を浮かべながら、
贈る方の名前を紙に書き出すのは楽しい時間でした。
ジュウハチバンオリジナル手ぬぐいページ

昨日の朝の富士山、更新しております。




12月2日(金
真っ青な空でした。
向かいに見える木の、残り少なくなった葉っぱが穏やかな光に包まれていて、
かさかさと静かに揺れる風景を見て、こんな日常がずっと続くといいのにと思う。
本調子ではないけれど、天気もよいことだし、いろいろと用事に出かける。
午前中のうちにスーパーと薬局で買い物を済ませ、
新宿に出て、帰省の切符の手配と世界堂、そこから目黒に出てバスでクラスカへ。
やっと堀井さんの展示を見ることができました。
今回も堀井さんの世界がありました。
展示が始まってだいぶ時間が経っていたので、
野上さんのマフラーを見ることができなかったのは残念でしたが。
展示を見たあとは学芸大まで歩いて、マッターホーンでお土産を買って、
渋谷経由で帰ってきました。
あちこち移動したせいか、帰ってきたらけっこう疲れてしまいました。
夕焼けの富士山撮影に間に合うかなと思ったけど、ちょっとだけ遅かった。
しばらくいいお天気が続きそう。
こういう穏やかな冬の晴天は、東京ならではだなと思う。





12月1日(木
いいお天気でしたが、このひと月余りの疲れが出たのか、
昨夜から体調不良で、今日は1日家で安静にしておりました。
昨夜は布団の中で冷や汗をかきながら明け方眠りに就き、
起きたのは昼の12時ちょっと前。
起きてぼーっとしていたら、電話が鳴って朗報が来て、気持ちが一気に上がりました。
プレゼンが通って、ひとつ仕事が決まりました。
企業誌の表紙の絵なので書店には並ばないのですが、毎月の連載の仕事なので大変ありがたい。
よかった。
今年は夏と秋に、それぞれ代理店からプレゼンに出してもらえて、2つとも通るという結果に。
どうしちゃったんだろ〜。
あたし、キテるかも?(笑。
幸先のよい12月のスタートになりました。


今日のスキ帖19

今日の富士山2016