ささ記_December 2019

12月の扉絵「スター」




























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佐々木美穂 _miho sasaki


ハンカチとポストカードも引き続きどうぞよろしくお願いします。
ハンカチ
ポストカード






12月26日(木
曇りがちの1日。
それでも朝、白い空に白い富士山が光っていました。
午前中、絵の受け渡し。
ここひと月ほど描いていた絵が、ようやく手元から離れ、
ふ〜っとひと息。

さて今年も「ささ記」を読んでくださり、ありがとうございました。
今年は映画館へはあまり行けなかったけど、
ジャン・ヴィゴの「アタラント号」から始まり井口奈己監督の映画で締められて満足。
美術館へはけっこう足を運ぶことができ、
特にイケムラレイコ展、坂本繁二郎展、岸田劉生展は、
思い出すたびその余韻の中に浸れる、今もなお満ち足りた時間が続いています。
来年は5月に個展を控えています。
きっとあっという間に5月になりそうですが、
自分なりに日々、描いて暮らしていこうと思っております。
来年もどうぞよろしくお願します。

今日の富士山、更新してます。




                    
12月25日(水
晴れましたが、寒かった。
午後、タビラコ文化祭昼の部へ。
先日タビラコに行った時、佳奈さんから、
井口監督の自主映画がみられると聞いて、とっても楽しみにしていました。
文化祭は映画上映から。
普通の、道が駅が坂道が、アパートの通路が、窓が、井口さんが撮ると瑞々しくて、せつない。
なんか胸がいっぱいになりました。




12月24日(火
快晴。
洗濯物を干していたら、お隣の亀の先生も洗濯物を干してらした。
奥様も共に90歳を越してらっしゃるようですが、
お二人で暮らしていて(時々娘さんがいらしてる)、
ご自分で洗濯をして干しているということに、ぐっときてしまいました。

クリスマスイヴですね。
小学生の時に集めていた切手から。

















そして、ほぼ毎年クリスマスに亮太くんがかけてくれる、
コンピレーションCDの、特に好きな7曲目を。
Erlend Øye - Last Christmas

メリークリスマス⭐︎ 




12月23日(月
いいお天気の1日。
富士山の手前の山々にも、うっすら雪が積もっていました。
スーパーのお肉売り場は、一昨日あたりから、
ローストチキン用のお肉がたくさん並んでいます。
一方魚売り場は、御節用のものが。
面白い。





12月22日(日
午後から雨が降り始めました。
午前中歯医者さんだったので、亮太君と一緒に家を出る。
歯医者さんのあと、ディーズホールが開くまでの時間、
歯医者さんの近くのカフェで本(ドスちゃん)を読みながら待って、ディーズへ。
土器さんに今年もお餅をお渡しして、山口さんの展示をみて帰宅。
2時頃だったか、宇都宮の凡子ちゃんより電話。
今朝のある番組に、Zakkaの話が出ていたのでと教えてくれました。
うちにはテレビがないので、その番組のことも知りませんでしたが、
動画サイトにもう上がっているとのことで、メールでアドレスも教えてくれて早速みました。
Zakkaの名前は一言も出てきませんが、見る人がみたらすぐ分かる。
北出さんのポストカードと眸さんのキッチンクロス。
嬉しくなっちゃいました。






12月21日(土
曇り空の1日。
早く日が延びてくれないかな。
明るいうちにしか絵を描かないので、今日みたいな曇りの日は、
昼間でも暗くて、色があまり見えない。
冬至を過ぎ、新年になって気持ちが落ち着き始めた頃、
目に見えて日に日に明るくなる、あの感じが待ち遠しい。




12月20日(金
暖かくていいお天気。
午前中母よりお餅が届く。そんな時期になりました。
午後、お餅と供にかいさんの新しいアトリエにお邪魔しました。
前にもちらりと寄ったのですが、
ますますぎゅーっと世界ができていて、キョロキョロわくわく。
いいなぁ、かいさんのアトリエ。
お茶をしながら、最近買ったという画集を2冊みせてもらったり、
好きなCDをきかせてもらったり、なんていい時間と思う。
そのあと、Zakkaへもお餅をお持ちしました。
お茶をしていたら、きっと毎年カレンダーを買いに来ていると思われる男性がいらして、
でももう売り切れてしまっていて、そのやりとりがせつなかった。
でもゆっくりお茶をされていて、その感じがとってもよかった。
家に一度戻ってから、世界堂へ。
あれこれ補充して帰宅。
帰宅したら、N女史よりサンクファームのまどんなが届いていた!





12月19日(木
小雨が降ったりやんだり、曇り空の1日。
お休みの亮太君は、風邪からの咳がずっと残っているので、
今日は図書館に行かず、家で勉強。
先日、叔父(父の弟)が送ってくれたお歳暮の越前そばをお昼に作って、
おいしそ〜に食べていました。
私はお昼時間のタイミングが合わず、食べているのをみておりました。




12月18日(水
暖かくて、夕方スーパーへ行く時、空気が晩夏のようでした。
智子さんからマネの「草上の昼食」の葉書が届く。
ロンドンからの葉書がなぜか、毎回2か月とか3か月とかかかっていたのに、
今回のは10日で届いていて、早いと思う(普通より遅めですが)。
「仕草」についてのことが書いてあって、嬉しく読む。




12月17日(火
今日はずっと家にいました。
先日、亮太君の敷き布団を新調しました。
私はベッドですが、亮太君は布団を敷いて寝ています。
マットレスの上に敷き布団を敷いていて、敷き布団だけ今回新しくしました。
敷き布団もマットレスも随分前にmujiで買ったもので、
どちらも三つ折りにできるシンプルなもの。
でももう同じタイプのものは売っていなくて、ネットで探したらよさそうなのがあったのでそちらで購入。
実物をみていないので、どうかなあと思ったのですが、
届いたものはすごーくいい感じ!
寝心地もとてもいいらしい。
子供の頃、綿の打ち直しで戻ってきた、
ふかふかのお布団に寝た時の嬉しさを思い出しました。




12月16日(月
いいお天気で暖かくなりました。
指先がかっさかさの季節に。
絵を描いていると、つい指で絵の具を塗ったりするから、
爪の中まで絵の具が入ってしまいます。
それを落とすためにごしごし洗うから荒れ荒れの指先。
寝る前にハンドクリームをたっぷり塗って、と思っているのに忘れて寝てしまうことも。
ちゃんといたわってあげなくては。
随分前の友人達とのご飯会の時に、下和田さんからいただいたフタアミンのhiクリームがとってもよくって、
以来ずっとリピートして使っています。






12月15日(日
晴。
朝も夕も富士山がみえました。
昨日、久しぶりに茨城のえっちゃんと電話でおしゃべりしました。
以前お隣さんだったえっちゃんは、牧内さんと小・中学の同級生。
下北にチクテカフェができた最初の頃、えっちゃんも手伝っていました。
ちなみに、チクテカフェの入り口の蔦は、えっちゃんのご主人のたちさんが定期的に
手を入れてました。
この季節になるといっつも思い出すのは、
クリスマスの朝、ベランダの物干し竿にプレゼントがかかっていたこと。
えっちゃんが、というか、たちさんが危険を冒して(笑
結んでくれたのです。
それと、東京を離れる前にうちで夕飯をとお招きした時、
徒歩1歩なのに、おめかしして来てくれたこと。
キラキラの思い出です。
茨城に移ってもう15年くらい。
今もこうしておつきあいできてることが嬉しい。





12月14日(土
晴れて暖かくなりました。
夕方、また暗くなってから、自転車でZakkaへ。
先日お借りした傘を返しに。
今日も眸さんは丁寧に慎重に布を裁断していました。
佐藤さんに淹れてもらったカプチーノを飲みながら、その様子をみておりました。
眸さん、布を触らない日はないのだろうと思います。
Zakkaに行く前に立ち寄ったデパ地下の店員さんが??の応対で、ちょっとイライラしてしまい、
そういう自分にもイヤな気持ちになっていましたが、
Zakkaで清らかな気持ちになって帰宅。

そういえば鏑木清方の切手、持ってたなあと家に帰ってからみたら、やはりありました。
幻の築地明石町の絵(一番上左)
この切手は発売当時のものです。
なぜ覚えているかというと、保育園の頃に住んでいた家の、
近所に住んでいた女の子に何かをあげたら、この切手をくれたという記憶があるから。
切手部はこの頃から始まったと自覚してます。








12月13日(金
曇り空。
夕方、といってももうすっかり暗くなっていましたが、
近代美術館へ鏑木清方展をみに行ってきました。
終盤とあって、夜間開館の時間でもけっこう混んでいましたが、
自分のペースでみることができました。
どの絵にも、自分なりの発見がありました。
字もまたよかった。すらすらすらっと。
常設展ももちろん。
セザンヌ、マチス、梅原、安井のいつもの絵を、本日も心ゆくまでみました。
行きも帰りも九段下から歩いたのですが、
夜のお堀の水面を眺めながら歩くのは、気分がよいものでした。




12月12日(木
「ピーカンの晴」と言いたくなるのは、今日は小津の誕生日と命日だから。
『小津安二郎物語』/筑摩書房 の厚田雄春さん(キャメラの)の言葉です。
東京は19度まで気温が上がって、空は青く、夕焼けは紅く、そして満月。

毎年この時期、叔母(母の妹)に、アールトコーヒーの豆を送っています。
叔母はコーヒーが大好きで、豆が届くと、いっつも嬉しそうな声で電話がかかってきます。
その声を聞くのがまた嬉しい。
こんな風に、だれかを嬉しい気持ちにしてくれるアールトコーヒー。
ショーノさん、ありがとうございますって思う。



12月11日(水
夕方、自転車でZakkaへ。
先週は眸さんのお休みの日にZakkaへ寄ったので、
眸さんに会いたいなあと、出かけました。
着いたのは5時半くらいでしたが、
眸さん、ちょうどお昼を食べ終わったところでした。
今日はひとりの日で、ばたばたと忙しくて、こんな時間に。
お休みの佐藤さんが寄ってくれて、少しの時間手伝ってくれたそう。
佐藤さんがお休みの日にもZakkaに寄ってしまう気持ち、分かるなあ〜。
帰り際、みかんをお福分けと言って亮太君の分も一緒に持たせてくれました。



12月10日(火
晴れて暖かい1日。
午前中から外出。
まずは築地でかつお節と乾燥わかめを。
「灰干しわかめ」を買っているお店でひとつお願いしたら、
灰干しをする業者がいなくなってしまい、(その店では)もう手に入らないのだそう。
代わりに「糸わかめ」なるものを勧められてそれにする。
寂しい事情。。。
そのあといわて物産館経由で泰明画廊へ。
昨年練馬区美術館でみた、笠井誠一さんの新作がずらり。
買えないけれど、欲しいなあと思う作品を2点空想買い物しました。
それから松栄堂でお香を買い、三越地下と松屋をのぞいてからLIXILギャラリーで
「ものいう仕口」展をみて神保町へ移動。
成瀬の「秋立ちぬ」をみる前に古本屋をのぞいていたら、みどりさんに声をかけられてびっくり。
実は先週の金曜日にも、渋谷でばったりお会いしたばかりでした。
今日は昌太郎君と一緒で黒磯の帰りだったよう。
「ものいう仕口」は、昌太郎君のインスタで本が紹介されていて、
展示のことを知って見に行ったので、そのことを話せてよかった。
そして「秋立ちぬ」。
すばらしかった。
チラシの写真をみた時、エドワードヤンの「トントンの夏休み」を思い出したのですが、
その感じは近いような遠いような(もちろんどちらも素晴らしい)。
充実の心持ちで帰宅。



12月9日(月
曇りがちの1日でした。
亮太君が風邪っぴきに。
病院で診てもらい、インフルではなかったよう。

先日から、ドスちゃんの『白痴』を読み始めました。
亮太君から借りた河出文庫版。
実を言うと初ドスちゃんです。今のところ、面白く読んでます。



12月8日(日
朝からよく晴れました。
窓から、ちょっと遠くの桜の木々が赤く色づいているのがみえます。
東京は今、紅葉がとてもきれい。
月もだんだん膨らんできました。
9月の終わりに買ったミニバラは、
ひとつ花が咲いていて、8つ蕾がついていました。
買った時に咲いていた花は今もまだ咲いていて、
蕾は全部開いて、9つの白い花がず〜っと咲いてくれています。
いい景色です。





12月7日(土
横浜で初雪と、ラジオで聞きました。
寒そうでしたが、今日はずっと家にいました。
亮太君はスピノザの勉強会で本郷に出かけて、夕飯はいらないとのことなので、
先日の友人じゃないけれど、好きなタイミングで、
冷蔵庫にあるものでテキトーに作って食べました。
そして早々とお風呂につかり、あとは寝るだけの時間。




12月6日(金
曇が多かったけれど、朝、白い空に真っ白の富士山がきれいでした。
ポストに瑞穂さんからのお手紙。
瑞穂さんの美術通信で、これまでいろんな美術展をみるきっかけをもらっていますが、
今日の手紙の中にも、おすすめのDMと映画情報が入っていました。
ありがたい。
泰明画廊での笠井誠一展も教えてもらってよかった。
泰明画廊、銀座のwestに行く時、いっつも外から眺めるのですが、
なんとなく敷居が高くて。。。
笠井誠一展をみるためなら、入れます。






12月5日(木
晴。
昨日のお昼前、右目の白いところが突如むくむくと腫れぼったくなり、
病院に予約をとり、今日の午前中みてもらう。
昨夜の時点でだいぶ症状はひいていましたが、
特に傷もなく、大丈夫とのことで安心しました。





12月4日(水
本日も快晴。
富士山も月もきれい。
上田亜矢子さんの彫刻を、グレーの食器棚の上に置きました。
いい。



12月3日(火
ぴっかぴかの晴。
暖かくて、気持ちも自然とあったまりました。
今夜の月もきれいです。




12月2日(月
朝から降ったりやんだりの雨も夕方過ぎには上がり、月がみえます。
午前中、渋谷でひとつ用事を済ませてから、
ABCでZakkaの始まる時間まで本をみて、Zakkaでカプチーノ。
身も心もあったまる。
潤ちゃんのお弁当があったらお昼はそれにしようとダメ元で行ってみたら、
奇跡的にひとつあったので、いただく。
赤カブに里芋など、冬の野菜も入っていて、今日もおいしかったです。
潤ちゃんが、このあとコーヒー飲みに行かない?と誘ってくれたので、
彼女がお気に入りのサウダーヂなお店で、カフェオレを飲む。
静かな情熱の炎がゆらゆらしている男子が、丁寧に淹れてくれました。
陶芸家だったという父上の話が興味深かった。







12月1日(日
よく晴れた日曜日。
小さなベランダのはしっこにいくつかの鉢植えがあって、
明るい穏やかな冬の陽ざしにそれらが並んでいるのを今朝みたとき、
あぁいいなあと、人生を思ったりしちゃう。
栄子さん(亮太母)より、食料の荷物が届く。
新米10キロ、お手製の梅干し味噌イチジク煮、
それからミックスナッツにドライフルーツ、干し芋、りんごなどなどなどた〜くさん、
大好きなものばかりぎゅーっと詰まっていて、
クリスマスがやってきたみたいでした。



ささ記_Nonember2019

11月の扉絵赤いショルダーバッグ































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佐々木美穂_miho sasaki


ハンカチとポストカードも引き続きどうぞよろしくお願いします。
ハンカチ
ポストカード



11月30日(土
11月最後の日も、晴天。
富士山もくっきりみえました。
今日はずっとエリオットスミスをきいていました。
昨日、亮太君が新宿のディスクユニオンで買ってきた、
1995年リリースの2枚目のアルバム。
やっぱりいいなぁ。




11月29日(金
晴。
青い空。
ベランダのセージ君が、この数日の雨と寒さで葉っぱをだら〜んと下げていましたが、
今日の陽ざしですっかり元気になりました。
明るいうちから、南西の空に三日月。
何もかもが嬉しく感じる陽気でした。
でも、空気はもう冬ですな。






11月28日(木
小雨が降ったりやんだり。
日が暮れてからぐっと寒くなりました。
午前中から打ち合わせ。
打ち合わせのあと仕事以外の話をしていたら、だいぶ時間が経ってました。
Hさんは私より少し年下の女性ですが、政治や経済の話をしてくれることが多くて、
私が若かった頃は、そんな大人の方が周りに何人もいてくれたなあと。



11月27日(水
今日も時折雨の降る、肌寒い1日になりました。
10時前に家を出て、渋谷でひとつ用事を済ませてから、
堀井さんの展示をみにクラスカへ。
東横線に乗って窓の外をみながら、祐天寺を過ぎる頃になると、
父がかつて学生時代に住んでいた街なんだなあと毎回思います。
堀井さんの展示、
コラージュのポスターや、クマちゃんやオットセイ、ゾウさんなどをモチーフに作られた木のおもちゃなど、
堀井さんの色や形が、ますます明確に、そしてとても楽しそうに感じられました。
そのあと吉祥寺に移動して、OUTBOUNDのMAROBAYA展へ。
ちょうど今来たばかりだというMAROBAYAの勇太君にも会えて、うれしゅうございました。
今回の大先生によるDM、ほんとかっこよくって、
DMが送られてきただけで満足でした。ウソ。
展示ももちろん。
亮太君に、ピンクのTシャツを買いました。
帰ってきて、おそいお昼ご飯を食べて、
掃除やら家のことなどちょこちょこしていたら、暗くなっていました。






11月26日(火
小雨が降ったりやんだりの1日。
ディーズホールで今日から始まった上田快・亜矢子作品展へ。
はりきって出かけたら1番乗りでした。
これまでに何回もおふたりの作品をディーズの展示でみていて、
いつか、と思っていました。
上田亜矢子さんの小さい作品をひとつ、選ぶことができました。
うれしい。
そのあと歯医者さん、そしてZakka。
カプチーノと思ったら、近くでガス工事をやっていて、夕方までガスが止まっているとのこと。
佐藤さん、そのことをつい忘れていて、オーダーを受けてくれて、
眸さんが笑っていました。
眸さんは、帆布のブルーの生地を何メートルも裁断していました。
もちろん一度家で水通しをしてアイロンをかけたものです。
こんなに手間をかけて丁寧に作られているのが、Zakkaの布物なんです。
眸さんと佐藤さんと最近のラジオの話をしました。
みんなラジオ派です。
ZakkaのあとABC、ヒカリエの地下、フードショー経由で帰宅。




11月25日(月
お昼頃から久しぶりに太陽が出ました。
そして暖かい。
もちろん今日も洗濯。
洗濯、好きですよね〜とこの前言われましたが、趣味の域かも。
下の写真は昨日の洗濯物。
外に干しきれなかった分のランチョンマットですが、いい並びの色だな〜






















今日の富士山、どっと更新しました。





11月24日(日
丸二日降り続いた雨も昼にはすっかりやみ、生暖かい空気に懐かしさを感じる。
もちろん洗濯。
1回目はキッチンクロス類、2回目は亮太君の。
キッチンクロスにアイロンをかけながら、のど自慢のラジオを聴く。
テレビだときっとまた違う印象だと思うけど、
ラジオで聴くのど自慢に、毎回ほっとしてます。
今日は青森県三沢市からでした。
夜が来るのが早くなって、2回目の洗濯物はまだ乾いていません。
中に移動させねば。




11月23日(土
1日よく降っています。
昨日ほどではないけれど、今日も寒い。
今週は月、火、水と連日好きな人たちに会えて、余韻が残っています。
そういえば3人とも、インスタもフェイスブックもツイッターもやってない。
考えてみれば、まわりの親しい人たちはみなそうだな。
そういうことも、親しいことのひとつになっているのかもしれない。






11月22日(金
1日雨
気温もぐっと下り、冬の寒さでした。
水道の水も冷たかった。
背中と腰にカイロを貼り、ルームシューズの中にも靴用カイロを入れて、
万全の寒さ対策で過ごしました。





11月21日(木
晴れましたが、寒くなってきました。
ポストに友達からの封筒。
中身は日経新聞の切り抜き。
月曜だったか、亮太君から松家仁之さんが日経日曜版に寄せていた文章の話を聞いて、
彼女は日経をとっているからその文章も読んでいるだろうなという前提で、
そのことをメールでやりとりしていました。
丸谷才一さんのお墓参りの話から始まり、
書庫にあった額装されたマリリンモンローの写真の話で終わるのですが、
送ってもらったおかげで全文を読むことができました。
額装されていたというマリリンモンローは水着姿で、
ジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」を読んでいる写真だそう。




11月20日(水
真っ青な空。
気温は下がりましたが、光が眩しいほどのお天気。
久しぶりにかいさんとさんぽ。
9時半に代々木公園西門で待ち合わせて、代々木公園から。
かいさんが手にとるもの、みるもの、足の向くところを目の端に捉えながら歩く代々木公園がいい。
紅葉が始まっていて、薔薇も夏の時くらい咲いていて、
噴水のある池の水面がキラキラと輝いてました。
































代々木公園から表参道に出て、少し裏道に入ったお店の前にユニフォームと思われる包みが置いてあって、
その積み重なり方、色、形が、われわれの超好み。
この景色もさんぽの大きな収穫だったなぁ。









































buikでスープのランチ(今日もおいしくいただきました)をして、
楓で始まった村木さんの展示へ。
村木さんともお話ができて嬉しかったです。
そしてZakkaへ。
ちょうど眸さんがお昼を食べてらして、いい匂いがしました。
お茶を頼んで飲み始めた頃から、お客さんが次々次々といらして、
佐藤さんがお休みの日だから、忙しくなりました。
そんな中でもひとりひとりの方に丁寧に接していらして、素敵。
buikからZakkaに向かう時、Zakkaでオーハラさんに会う気がするとかいさんに話してたら、
やはり!
オーハラさんにデニーロの映画の話をちょこっと聞かせてもらいました。
帰る頃、かずよさん(北出さんと眸さんの昔からのお友達の、女優のような美しい方)にも久しぶりにお会いできたし、
今日もたいへんいい1日になりました。






11月19日(火)
晴れて、昼間は上着がいらないほどでした。
ロンドンから帰国中の智子さんと、午後うちでお茶。
玄関のドアを開けると、白いコットンのワンピース(多分eggの)姿の智子さん。
その素敵なこと。
会うときはいつも白いソックスなのですが、今日も。
白いソックスをこんなにおしゃれにはく人、みたことがない。
ゆっくりお茶をしながら、たくさんおしゃべりしました。
しょうすけもそうですが、短い東京滞在の時間の中で連絡をくれてこうして会える時間は、
なんとも尊い気持ちになります。






11月18日(月)
強風の1日。
朝、しょうすけから今日また東京に行くのだけど、忙しいですかとメールが入っていました。
1週間のジャパンレールパス(3万円弱!!)なるものを持っていて、新幹線やJRが乗り放題なので、
この1週間で、福井から岡山、東京、名古屋、博多、そして今日また東京と、フル活用していました。
4時半にABCで待ち合わせ(25分も遅刻してきやがりましたが)。
こんなに世界中の雑誌が揃っている本屋さん、ニューヨークにもないんじゃない?
と興奮気味で、面白かった。
1冊、今までまったく手にとったことのなかった、
『mousse』というイタリアのアート雑誌を勧めてくれました。
みたら、確かにいい。心の中で遅刻を勘弁してあげることに。
そういえばその昔、
ニューヨークのRizzoliで、出たばかりの『nest』を教えてくれたのもしょうすけでした。
そのあと、Zakkaへ移動してお茶。
Zakkaで飲むお茶がどんなにおいしいか、
2年前に一緒に来たフィンランドのアーティストのふたりも、
Zakkaでの時間がとても素晴らしかったと今も言ってるという話を、佐藤さんにもしてくれました。
お茶のあと、サムエルワルツへ。
ヘルシンキのお友達のお店で、一度保里君と亨子ちゃんに会っているそうで、
Zakkaの近くにできたから案内したら、ちょうど保里君がいらしていいタイミングでした。
8時台の新幹線で福井に帰るしょうすけを、渋谷駅の近くまで見送って帰宅。




11月17日(日)
晴れの日曜日。こう書くだけで、嬉しい。
北原さんからいただいたシタカラ農園のジャガイモを写真に撮ってみたりするものの、
難しくとりあえず保留。
カラーのポストカード「芋」は、シタカラ農園のジャガイモです。



11月16日(土)
晴れ。
午後、ワタナベさんとお会いして上原から駒場の方へとぶらぶら散歩をしました。
歩いていたら、暑いくらい。
上原でドーナツ買って、駒場のコーヒーやさんでカフェオレをテイクアウトして、
駒場公園のベンチでおしゃべり。
木や葉っぱの香ばしい匂いがして、いい気分。
ワタナベさん、先日、Zakkaで岩田さんのコーヒーカップを買ったそうで、
家にそれが並んでいるのが嬉しいと言ってました。
コーヒーカップは定番のマグとは形も大きさも違うもので、
先月だったか、Zakkaで私もひさしぶりに見て、いいなあと思っていました。
ワタナベさんのような方に買ってもらえて、よかった。
なんて、勝手に思いました。

今日は思いがけないプレゼントが3つも重なり、
それぞれの方に、気にかけてもらえていることもとても嬉しかった。




11月15日(金)
本日も晴。
神保町シアターで始まっている、成瀬の映画をみに夕方出かける。
今日みたのは「乙女心三人姉妹」昭和10年の作品。
隅田川が、時折セーヌ川にみえました。
三味線を習おうと思ったきっかけは成瀬の「流れる」だったのだけど、
「乙女心三人姉妹」の三味線は哀しかった。
映画の帰りに近美に寄って鏑木清方展をみようと思っていたのですが、
映画をみたら、少し気が重くなって今日はやめておくことに。
鏑木清方展に「鶴八」が出ているようですが、
今回の成瀬特集にも川口松太郎原作「鶴八鶴次郎」が上映されます。
私は5〜6年前に神保町シアターで一みましたが、
山田五十鈴演じる鶴八の三味線の上手さに惚れ惚れしました。





11月14日(木)
快晴でした。
友人は、ご主人から帰るコールがあってからご飯を炊いて、炊きたてを夕飯に出します。
(しあわせなご主人)
もちろんすごーく料理上手だし、外食も国内外たーくさん行っていて、
食に関することは、彼女に聞けば何でも教えてくれる頼もしいお方。
そんな彼女から先日、
ご主人が出張中だから、夕飯はデパ地下で買った寿司折。
好きなタイミングで、人が作ってくれたものを食べる幸せを満喫したとメールが来ました。
寛いだ気分で寿司折を食べている姿がすぐに頭に浮かび、微笑ましく思いました。
「好きなタイミングで」ここ大切です。
いや、昼間に調べものをと昔の手帖を全部ひっぱり出してみていた時に、
2008年の手帖のメモ書きに「自分のタイミングで動く」という言葉をみつけて、
自分的に「タイミング」という言葉がきてるのかもしれません。
タイミングのタイミング。








11月13日(水)
曇りがちでしたが、夜には雲間から月がみえました。
午後3時すぎ、傘を持ってでかける(雨には降られませんでした)
日本橋高島屋地下でひとつ買い物をしてから表参道へ。
ヘルシンキから帰国中のしょうすけ家族と、Zakkaで5時半に待ち合わせ。
先にしょうすけたちが来ていましたが、
お店に入ると、華やいだ明るい気で満ちていて、なんていい雰囲気なんだろうと思う。
息子のセイ君はもうすぐ6歳、前回会ったときよりお兄さんになっていました。
しょうすけは今、福井の金津創作の森美術館アートコアミュージアム2で
展覧会「トコロマ」を行っています。
その展示の話を、眸さんや私や佐藤さんに話してくれました。
そうそう、そういえば2年前に東京で会ったときに、
しょうすけと私の財布が偶然まったく同じでびっくりしたのだけど、
今日その話になった時に、
しょうすけの奥さんのウンギャンと眸さんが同じ財布であることが判明。
しょうすけと私は紺色、ウンギャンと眸さんは深い緑色。
4人とも同じ形。ギャルソンのです。
4人で見せ合いっこになりました。
佐藤さんが「私も買おうかな・・」って(笑。
夜はしょうすけ一家と表参道でpizzaを食べながら、近況など。
食事の時、お絵描きノートにセイ君がハングル文字で「みほ」と書いてくれました。
セイ君はウンギャンと話す時は韓国語、しょうすけとは日本語、
幼稚園ではフィン語と英語4か国語をフツーに話します。
恐るべし5歳。
(しょうすけとウンギャンは英語で会話をします)
福井時代から、30年以上もずっとこうしてつきあえる友達がいるというのは
しあわせなことだと、
帰り道つくづく思いました。

加藤将司展_「トコロマ」





11月12日(火)
富士山の雪が少し増えていました。
午前中母から食料の荷物が届く。
電話であれこれおしゃべり。
それにしても真っ青な空。
夕方Zakkaへ。
たまにZakkaでお会いする方がお茶をされていました。
若い頃の雅子さまに似ている方なのですが、やはり今日も似ていると思う。
佐藤さんがいれてくれたカプチーノを飲みながら、最近の話などちょこちょこと。
帰ってきてしばらくすると、ベランダの月明かりに気づいて、空を見上げる。
満月の夜。





11月11日(月)
朝のうち降った雨は出かける頃には上がっていました。
11月11日11時の打ち合わせ。
亮太君に、どうせだったら11時11分にしたらよかったのにって。
なるほど〜と膝をポン
とは打ちませんでした。
夕方、一雨あり。



11月10日(日)
晴。
ラジオから「日本晴れ」という言葉が聞こえてきました。
晴れ続きでベランダのミニ薔薇の蕾が次々と開き、
白い可憐な花に顔を寄せて、毎朝匂いをかいでいます。
それから、隣のローズマリーとセージの葉を触って、手に移った香りもかぎます。
月がだいぶ丸くなってきました。






11月9日(土)
今日も気持ちのよく晴れました。
今朝は昨日ニコラス精養堂で買った食パンをトースト。
おいしいパンを買うと、寝る時から翌朝のことを思って嬉しくなります。
夕方、郵便受けに小包。
思いがけない贈り物、ものを大切に思う気持ちにじ〜んとしました。




11月8日(金)
快晴。
午後2時50分に潤ちゃんと松陰神社前駅で待ち合わせて、タビラコへ。
今日は立冬だよと歩きながら潤ちゃんが言ったので、
そうか、今日は立冬かと。
潤ちゃんが、かなさんのグラタンがすごくおいしいから、
お昼を食べようよと前もって言ってくれていたので、おなかを空かせて行きました。
グラタン、玄米とお野菜たっぷりで、
しかも他に「おかず」なるものがついてきて、滋味あるひと品で、おいしかった〜。
かなさんは薬膳の勉強をしているから、身体と食材の話もいろいろ教えてもらいました。
潤ちゃんとかなさんのおしゃべりの掛け合いも実に面白かった。
窓の外を世田谷線の走る音がきこえて、
夕方からどんどん夜になっていく光、いい時間になりました。
それから、すごく楽しみな話も!
井口監督が、タビラコを舞台に短編(自主映画らしい)を撮っているということを聞きました。
これまでの井口さんの映画、
8ミリ版犬猫、犬猫、人のセックスを笑うな、ニシノユキヒコの恋と冒険、
全部、とにかく好き。
12月にタビラコでみられるとのこと。うれしい。
すっかり長居をしてしまい、
お休みの亮太くんはとっくに図書館から家に戻ってきて、
ひとりで先にビールとつまみを食べていましたが、ちょっと不機嫌でした。





11月7日(木)
朝に夕に富士山。
わりと曇りがちの1日でしたが。
午後、グレタ刺繍教室デンマーク刺繍展をみにhomspunshowroomへ。
前にhomspunの方たちから、デンマーク刺繍のことを聞いてはいましたが、
繊細で清らかで美しくて、こういう世界があるんだなあと。
随分前にサンクで買った、白いリネンのハンカチの周りに施されている刺繍も、
デンマーク刺繍であることを、今日の展示をみて知りました。
帰ってきてから、そのハンカチをうっとり眺めました。





11月6日(水)
今日も気持ちよく晴れました。
お昼過ぎから出かける。
日本橋三越から。
洛趣展にて、市原平兵衛商店でお箸などいくつか補充。
しばらく京都に行けてないので、東京に出店の機会を待っていました。
(私がZakkaにいた頃、市原さんのお箸が何種類もお店に並んでいて、
赤杉の利休箸などZakkaで知りました)
そのあと東銀座へ移動し、いわての物産館をのぞいて、
前回売り切れていてなかった「アカモク」があったので買って、
銀座松屋地下でいくつか買い物をしてから表参道へ。
サムエルワルツとユトレヒトに寄って、最後はZakka。
Zakkaに行ったらちょうど知り合いの方がふたりいらしてて、お話できてよかった。
彼女たちが帰ってしばらくして、ニューヨークから来たという30代くらいのマッチョな男の人が(多分アメリカの方)、
器をいくつか買ってくれて、眸さんが梱包している時にお店の電話が鳴りました。
代わりに出てくれる?と頼まれて「はい、Zakkaです」って電話をとりました。
Zakka卒業以来で、なんだかとっても嬉しかった。






11月5日(火)
本日もいいお天気でした。
空気がからっとしていて、遠くの景色がくっきり見えます。
午前中、母より新米が届く。ありがたい。
すぐにお礼の電話をする。
まだあと1回分、三重のおいしい新米があるので、いただくのはそのあと。
楽しみ。
そういえば、uzuraの潤ちゃんのお弁当を買いに行く時いつも思うのですが、
潤ちゃんが温かいご飯をしゃもじでよそって、お弁当の中に入れてくれる、
その手つきが、もうそれだけで美味しそうなのです。
ごはん粒ひと粒まで愛おしく思っているような手つき。
そんな手つきに憧れております。






11月4日(月)
快晴。
洗濯物が気持ちよく乾きました。
夕飯の買い物などすませ、5時近くになってから、
そうだZakka、行こう。と暮れ始めた景色の中出かける。
佐藤さんが淹れてくれたカプチーノを飲んで、ひと息。
出かける前まで聴いていた、みうらじゅんの松本清張ラジオが面白かった話など。
佐藤さん、お手製の白いニットのベストを着てました。
よく似合っていました。
帰り道、だいぶ膨らんできた月がみえました。



11月3日(日)
曇り。
もうすっかり暗くなりましたが、まだ雨は降っていません。
夢に松山の冴子さんが出てきました。
あいかわらずとってもおしゃれで、一緒にコムデギャルソンをみに行く夢でした。
夢に亡くなった人が出てきて、
夢の中で話したことが、現実の自分の時間の中に新しい記憶として増えることを、
いつも不思議に思います。
昨日は祖父と夢の中で話しました。
午後、雑誌の整理。
主に「THE WORLD OF INTERIORS」
好きなページだけ残してあるのですが、
そこからさらに厳選して、だいぶ薄くなりました。
途中、なんかいいページと思って手を止めて、
見出しをざっとみたら、プルーストの文字が。
どうやらプルーストが子供の頃の1870年代に、
叔母様のおうちに家族でしばらくの間暮らしていた時の、
その叔母様夫婦のおうちらしい(おそらく)。2006年JULY号
亮太君、この夏プルーストを再読して全部読み終えていたから、
みせてあげようとよけておきました。
私はといえば、プルーストを読む前に読んでおこうと思った
『プルーストと過ごす夏』すらまだ読めておりません。。
季節は冬に向かってますね。




11月2日(土)
本日も秋晴れ。
寒くなってくると、灯油屋さんの車が、長閑な音楽を鳴らしながら回ってきます。
今朝、その音楽が聞こえてきました。
ここ数日、東京の気温は20度を超えているので、灯油、売れたかしらと思う。
とはいえ、今日は今年初の焼き芋を買いました。
干し芋好きは友達に知られていますが、昨年から焼き芋も。
お茶を淹れて、焼き芋を食べながら、
熊本でポストカードを置いていただいているOrange(橙書店)の田尻さんが送ってくださった
新刊『橙書店にて』/晶文社 を読みました。
カバーの色が焼き芋の皮の色と同じで、思わず横に並べてみちゃったりしました。
(そういうことじゃないね)
昨日届いてすぐ、目次のタイトルをみていたら「そらと満月」というのがあって、
それをまず読んだら、自分のことが書いてあってびっくり。
Zakkaの北出さん眸さん、そして吉本由美さんたちと一緒に登場させてもらえたことが、嬉しかった。




11月1日(金)
い〜いお天気でした。
昼間、家では半袖のTシャツで過ごせました。
今日も月がきれい。
陽気にさそわれて、かどうかは自分でも分かりませんが、
セージとローズマリーの鉢植えを買いました。
夏にバジルとローズマリーを育てていましたが、
バジルはすっかり食べてしまい、
ローズマリーは9月に数日留守にした時に枯らしてしまいました。
亮太君が買ってくれた、白いミニバラの隣に並べました。