ささ記_December 2018






























12月の扉絵
い花

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佐々木美穂

新しいポストカード販売ページ


カラーのポストカードをお店で販売したいと思って下さる方がいらっしゃいましたら、
メールでお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いします。







12月26日(水
今日も穏やかに晴れました。
午前中、思いがけず嬉しいプレゼントが届きました。
お菓子とチョコレート。袋はお手製。
お酒を呑んで酔っ払いながら、
ちょこちょこっと縫ってくださったとのことで、手縫いでした。
それを聞いたら、ますます嬉しくなりました。

今朝ある人からいただいたメールに素敵な言葉があったので、一部抜粋。
「先日Zakkaに伺ったとき、吉村さんが青色の生地を裁断なさっている
その手もとに12月の柔らかな西日が当たって、色彩がぱっと走り出して、
この日常的なひとこまがなんとも素敵で・・・」

色彩がぱっと走り出して。
その感じ、すごくよく分かる。
そしてその瞬間を見逃さず、感じ入っているその方の姿も想像できました。

さて今年のniloの更新は今日でおしまいです。
すごく寒い冬、そして暑い夏でしたが、
9月に個展ができたことで、充実した時間を持てました。
来年も少しずつ、思いを形にしていけたらと。
どうぞよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。





12月25日(火
晴。
昨日は北風が強かったので寒く感じましたが、今日はそれほどでもなかった。
午後、ポイゼの平岡夫妻と西荻散歩。
といっても夫のほうの平岡さんはお茶の時に合流だったので、
妻のほうの平岡さんに西荻を案内してもらいました。
サウスアベニューと、パン屋さん(かむかむhugge)で買い物をして、
主に南のほうをぶらぶらしました。
なかなか新鮮でした。
最後はダンテで3人してココアを飲みながら、
ポイゼが宮崎ビルの地下のZakkaで展示をしたのは何年だったっけ?とか、
眸さんの話などもしました。
そういえば平岡さんたちのことを知ったのは、
おふたりがまだ狛江のほうでお店をしていた時。
Y姉さんが近くに住んでいたので、姉さんに連れていってもらったのでした。
あの頃、ろくはまだとても小さくてかわいかったねという話にも。
ろくちゃん、もう23歳です。
帰りがけに大掃除はするんですか?と聞かれて、毎日小掃除をしているのでしませんと言ったら、
平岡さんも同じと言っていて、やはりと思いました。

家に帰ると、ポストに京都の姉妹の方からクリスマスカードが。
9月の個展の時に絵を買ってくださった姉妹。
とっても嬉しいお手紙でした。





12月24日(月
メリークリスマスイヴ。































キッチンの手拭きと鍋つかみ。
どちらも眸さん作。





12月23日(日
今日も小雨が降ったりやんだりでしたが、夜には上がりました。
有馬記念、父に馬券を買ってもらいましたがハズレ。
父はちょこっとだけ儲かったようです。
夕方尾山台のchiclinへ。
コラージュの「ドブロヴニクの男」をお届けしました。
お店に飾ってくださるそう。嬉しい。
都内のお店では、
ともすけに「芋」の絵、
homspun shopにコラージュの「葡萄」
を飾ってくださっています。
それから神戸のLUCAにコラージュ「明るい部屋」、
長崎のmugetにコラージュ「マスカルポーネ」が、多分飾られているかと。
お店にお立ち寄りの際にはみてくださると嬉しいです。




12月22日(土
冬至。
小雨が降ったりやんだりでしたが、寒くはなかった。
スーパーの店頭には、かぼちゃと柚子が売ってましたがなんとなく買わなかった。
柚子なしのお風呂にゆっくりつかりました。
冬至は、明日からまた少しずつ昼が長くなると思える日なので嬉しい。





12月21日(金
晴れて暖かい1日になりました。
午後、尾山台へ。
奥村さんにご用があって、ご主人がやってらっしゃる洋服のお店chiclinへ初めて伺いました。
お店の白い壁には大きなエルズワース・ケリーのポスター(赤い色の形の)が飾ってあって、
お二人が選んだ椅子やテーブルやソファも素敵でした。
ご主人ともたくさんおしゃべりができて楽しい時間になりました。
そのあと、オーボンヴュータンで亮太くんに焼き菓子のお土産を買って帰宅。





12月20日(木
今日も暖かい。
明るいうちにみえた月は、春の朧月のようでした。
午前中母からお餅が届いたので、午後Zakkaとディーズへお餅をお持ちしました。
届いてすぐ、早速ひとつ食べて(焼いてお醤油で)出かけました。
おいしいお餅。
毎年こうして届けられることを、幸せに思います。
Zakkaでお茶をしていたら、オーハラさんとばったり。
このところ、すれ違いが2回続いていて残念に思っていたのですが、
今日はお会いできてよかった。
もう少し早かったら、また風呂敷包みを持った姿をお見せできたのに。
何年か前、今日みたいにお餅を風呂敷に包んでZakkaに持っていった時、
ちょうどオーハラさんがいらして、「昔の人みたいですね」と言われたことがあって、
今日もその話を眸さんとしていたところでした。
「昔の映画ばかり見ているからじゃない?」とその時眸さんが言われたのですが、
オーハラさんは最近、昔の映画ばかりみているようです。




12月19日(水
今日も晴れて暖かく、富士山がみえて、夜は月が。
午後、神保町シアターに小津の「小早川家の秋」をみに出かける。
中村鴈治郎が出ている小津の映画に「浮草」がありますが、
「浮草」の中で鶏頭の花が印象的だったけど、
「小早川家の秋」でも鶏頭の赤い花が映ることに今日気づきました。
夏の京都、家の外では蝉が鳴いていて、赤い鶏頭の花。
森繁が小津映画で唯一この作品に出ています。
そういえば今年は「社長漫遊記」「とんかつ一代」と、森繁が出ている映画を3本みたことになる。
帰り道「小早川家の秋」に出てくる笠智衆が、「パターソン」の永瀬正敏的だとふと思った。





12月18日(火
晴れて暖かくなりました。
朝は真っ白な富士山。
(富士山のページは、更新がなぜかできないので、しばらく更新できてません)
今日のお昼は、homspunのアトリエで、
uzuraの潤ちゃんのおいしいお弁当をみんなでいただきました。
普段、今日みたいにわいわいおしゃべりしながら食べることがないから、
学生の頃に戻ったような気分になりました。
楽しかったなぁ。




12月17日(月
朝のうち雨でしたが、お昼前には晴れて暖かく感じられる。
スーパーへ行く道の朝顔は、さすがにもう咲いていませんでした。
今日も明るいうちから月が。
だんだん膨らんできました。




12月16日(日
ぐっと冷え込んだ日曜日。
夜、キッチンクロス類にアイロンをかけながらラジオを聴いていたら、
コジャニャコ氏という名前が聞こえてきて、
コジャニャコ氏コジャニャコ氏と何度も言ってみました。
今さっき調べたら、コジェミャコ氏でした。
コジャニャコよりコジェミャコのほうが言いにくい。





12月15日(土
朝のうち富士山がみえました。
明るいうちから月も。
夕方、また母のおつかいで赤坂虎屋へ。
赤坂限定の羊羹があって、友人が母に送ってくれてからすっかりその羊羹にはまり、
先月も送ったのに、また送ってほしいと仰せられるので
虎屋のあと、新宿に出て、伊勢丹をのぞいてから世界堂経由で帰宅。
帰るとポストに堀井さんからのお葉書が。
私から先に出さないといけなかったのに。。
切手は岡鹿之助。(近代美術シリーズ、「雪の発電所」)
とても冬らしい景色。
今度切手屋さんに行ったらこの切手を買うのだ。






12月14日(金
晴れましたが、風がちめたい1日。
やはり冬になりました。
個展のときに、勇太君一家からいただいたサフランの球根4つ。
水も土もなしで芽が出て花が咲くときいていて、
陽の当たるところに移動させて置いていました。
少しずつ少しずつ育っていて、今、緑の葉っぱがみえます。
年内に花が咲いたらいいな。
毎年この時期に届く、イノウエさんからの小さな靴下が、
昨日ポストに入っていました。今年も白。
いつからいただいているのだろう。
薄い木のスプーンや、赤い靴下のときもありました。
グレーの棚の上の小さなクリスマスコーナーに飾りました。
昨日買ったアプフェルクーヘンは、帰ってすぐ、お茶をいれて亮太君と食べました。
素朴で、しっとり具合もとても好きな味でした。
角食は今朝。粉の味がしっかりあってこれもおいしかった。
今日ネットで調べたら、テニスの伊達公子さんのお店でした。






12月13日(木
お昼前に代官山で待ち合わせをして、堀井さんと散歩。
まず新しくできたアーツのお店に連れていってもらいました。
1階と2階の窓辺にどっしりとした木の椅子が2脚ずつ置いてあって、かっこよかった。
堀井さんが手にとられたピカソの彫刻の本を、
横から一緒にみせてもらいましたが、みたこともない彫刻がたくさん。
ピカソの作品は一体どのくらいあるのだろうか。
アーツのあと、気になるお店をのぞいたりしながら恵比寿方面へ。
途中お昼(温麺)を食べて、堀井さんが気になっているというドイツパンのお店へ。
角食と、アプフェルクーヘン(アップルケーキ)を買いました。
ナディフの近くだったので、ナディフにも何年かぶりに行けました。
表参道にあった頃はアクセスもよくて、とても楽しみに行ってましたが、
お店に入るとその頃の気持ちがぐっと沸いてきました。
最後にアトレに寄って、私はその足で銀座に出てから帰宅。
予報は晴れでしたが、銀座で地上に出たら、小雨が降ったようです。
(雨には降られませんでしたが)
堀井さんと街歩きができる時間は、とても嬉しい。
堀井さんが何をみて、どのように思うか、
そういうことを隣で感じられることは、好きな本を繰り返し読むことよりも、
ずっと体に入ってくるような気がします。






12月12日(水
雨は上がり、昨日より暖かくなりました。
朝顔の横を通ったら、昼間でもしぼんでいました。
さすがに寒いもんね。
夕方おなかがすいてきたら、昨夜ともすけで食べたニョッキを思い出しました。
菊芋と里芋が使われていました。
おいしかったな〜。




12月11日(火
夕方からぽつぽつと雨。
夜、ともすけで、愛媛の5farmの菊池さんとお会いしました。
ポストカードを置いてもらっている愛媛のsotosuの村瀬さんから、
毎年5farmのみかんやポンカンなどをいただくので、存在を知りました。
とてもおいしいので、私も、知人や友人に送りたいと思い、
ポンカンや伊予柑などを注文するようになって何年か経ちます。
先日、菊池さんから初めてプライベートなメールをいただき、
今日ともすけでお会いすることになったのでした。
お店は私が決めさせてもらいました。
菊池さんはともすけに1度行ったことがあるらしくて、
大好きで憧れのお店だと知り、嬉しくなりました。
カウンター席だったので、ともすけが料理をしている姿をみながら、
これから始まりそうな仕事の話なども、楽しくできました。
実にいい夜でした。





12月10日(月
寒かった。初手袋。
紅葉だった木々がだんだん枝になってきています。
お昼は久しぶりにuzuraの潤ちゃんのお弁当。
おかずのひとつ、大根に冬。
本日もとてもおいしかった。





12月9日(日
ぐっと冷え込みました。
でも、まだ朝顔が咲いています。青と紫の花が、けっこうたくさん。
冬の朝顔か。





12月8日(土
晴。
夕方、濱中史朗展をみに、さる山へ。
2006年から、さる山で年に1回の展示が始まり13回目。
今回が最後の展示になります。
史朗さんのことを知ったのは、史朗さんの妹の孝子姫から。
初めて展示をみたのが何年だったか忘れてしまったけど、銀座のギャラリーでした。
その後2004年だったか、福岡「望雲」の移動ギャラリーが用賀であった時、
初めて史朗さんの器を買いました。
さる山での史朗さんの展示をみたのは2008年から。
あとで知ったことですが、亮太君は史朗さんの1回目と2回目の展示の時に、
さる山で手伝いをしていたそう。
史朗さんから届いた作品の段ボール箱を3人で(猿山さんと史朗さんと亮太君で)開けて、
値段をつけて、並べて・・・・。
3回目となる2008年の展示DMには、亮太君の史朗さんへの熱い言葉が書かれています。
「さる山」での史朗さんの最後の展示。
そう思うと、空間すべてに意味があるような気がして
その場から離れ難い思いがしました(おセンチ)。
夜は、史朗さんと志帆さんモクレン(ワンちゃん)、猿山さん山本さん亮太君と私で恵比寿でご飯。
史朗さん、珍しくたくさん話していました。
毎年さる山での展示が終わるとすぐ、来年のさる山での展示に向かっていたそう。
何度か「いろいろありがとね」と亮太君の肩をポンポンと。
猿山さん、史朗さん、そして亮太君との関係、いいなと思いました。

展示は来週の日曜日まで。




12月7日(金
窓の外をみると白い冬の空でしたが、暖かかった。
先日今年の流行語大賞の発表がありましたが、
個人的流行語大賞は「あなたもよ!」
9月の個展に、小唄の先生がみに来てくださった時のこと。
お稽古でご一緒させていただいていたTさん(男性)が、
展示会場であるhomspun showroomとhomspunのshopの内装を手がけてらしたので、
そのことを先生にお話しして、
「この空間にいるTさん、お稽古の時と違って、とても生き生きとしてました」と言ったら、
「あなたもよ!」と。
その間(ま)のよかったこと。さすが先生。


12月6日(木
初冬らしい気温。
午前中は雨でしたが、午後出かける頃にはやみ、傘はささずにすみました。
3時に塚田女史とbuikでお茶。
2015年4月号の「花椿」で、多和田葉子さんの「インド・ゲルマンへの旅」という短編に、
コラージュで挿絵の仕事をした時に担当くださったのが塚田さんでした。
メールのやりとりは時々していましたが、お会いするのはそれ以来なので久し振りでした。
今はフリーで仕事をされています。
美人で聡明で、でも面白くて、楽しくってあっという間に時間が過ぎました。
5時過ぎ表参道で別れて、291で買い物をしたあと、またZakkaに寄ってしまいました。
今日は佐藤さんはお休み。
眸さんとあれやこれやとおしゃべりしてしまい、
帰りに柚子、りんご、柿などおすそ分けいただき帰ってきました。




12月5日(水
昨日ほどではなかったけれど、今日も暖かい1日でした。
午前中、母から荷物。梅干し、味噌などなどぎっしり。
うちの母にも母なりの愛がある。
50を過ぎた娘に、いまだにこうして送ってくれるんだもの。






12月4日(火
早起き。
天気が気になっていたので、起きてすぐ窓を開けたら初夏のような空気。
空も明るくて雨の心配はなし。
今日は楽しみにしていた散歩の日でした。
8時半にうちの近くの駅改札で甲斐さんと待ち合わせをして、
私のお気に入り散歩コースをご案内しました。
紅葉がまだまだ見頃で、そんな景色を楽しみつつ、
歩きながら、ベンチに座りながら、お昼を食べながら(buik)、お茶をしながら(Zakka)、
ぽそぽそ話しました。
甲斐さんと知り合っての年数はとても長いのですが、プライベートでふたりでお会いするのは今日が初めて。
9月にhomspunショールームで個展をさせてもらえることになったのも、
甲斐さんのおかげでした。
そして個展期間中に、甲斐さんをはじめ、homspunの方達と接する時間はとても気持ちよく、
その時あらためて甲斐さんと出会ったという感じがありました。
今日、何度もうれしく思いました。





12月3日(月
平凡で平穏な1日。
きんいろの平凡(2016年ジュウハチバンでの個展DM作品のタイトル)。
そういうのがいい。





12月2日(日
曇り。
食器棚の上のクロスの重なりがかわいかったので、パソコン机の上に移動して写真を撮る。
白いのは、前に牧内さんからいただいた縁にレースのついた麻のもの。
真ん中は、ジュウハチバン(今のお店に移る前のお店)で買った正方形の麻のクロス、
紫のステッチが入っています。
赤い麻のは、Zakkaで4年くらい前に買った小さめの正方形。





























12月1日(土
暖かい12月の始まり。
夕焼けもとてもきれいでした。
北海道の「三月の羊」のシュトーレンとクッキーが届く。
楽しみに待っていました!
亮太君が学生時代に田園調布に住んでいた頃、アパートのすぐ近くにこのお店があって、
当時から焼き菓子などを買っていたのだそう。
お店が田園調布から西荻に移られてからも時々買っていたそうですが、
北海道では、もう買えないと思っていたそう。
昨年の今頃、急に思い出して、シュトーレンを通販で買えるかもしれないと。
調べたところ、その時はもう売り切れだったので、今年は早めに注文したのでした。
7〜8年ぶりの亮太君のメールに、先方からも近況のメールをいただき、
読みながらとても嬉しそうでした。

12月も引き続き、ポストカード、どうぞよろしくお願いします!
販売してくださるお店も探しております。
メールをいただければ、条件などこちらからお伝えいたします。



ささ記_November 2018








































11月の扉絵
水色の

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佐々木美穂

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メールでお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いします!




11月30日(金
晴。
ぼんやり富士山がみえました。
今朝は早起きして、渋谷へ。
ところが思い違いをしていて、8時過ぎから10時近くまで、ぽっかりと空いてしまう。
以前ゴントランシェリエだったパン屋さんのあとの別のパン屋さんが、
朝7時からやっていたので、そこの2階でコーヒーとクロワッサンをかじりながら、
宮益坂と明治通りの交差点を渡っていく人たちを眺めていました。
それはそれでいい朝でした。
まだ、白い月が青い空にありました。
明日から12月だなんて思えないくらい、暖かい陽ざしでした。





11月29日(木
東京は緩やかに、でも随分と紅葉が進みました。
午後、銀座と日本橋で買い物をしてから神保町へ。
暁(あきら)さんからお借りしていた、森繁の2枚組CDをお返ししに。
映画「とんかつ一代」の挿入歌でもある「とんかつの唄」が入っている盤。
どの唄も、森繁でした(当たり前か)。
今日こそは、さくっと帰る決意で出かけたのに、結局また長っ尻になってしまいました。
だって面白いんですもの。
特に話しこんだのは「仏壇と仏間と御膳のある暮らし」。






11月28日(水
夕方から雨マークがついていましたが降らずに、今日も暖かい1日でした。
昨夜シャンプーをしながら、昨日のしあわせな気持ち(空気とか光とかも含めて)を
前にもどこかで感じたことがあることを思い出しました。
それはZakkaの面接の日でした。
面接といってもお話をききに行っただけなのですが、
ちょうど昨日のような穏やかで心満たされた秋の日だったことを、
ふいに思い出したのでした。
まだセツに通っていた時で、今からちょうど30年前。。。
そういう風に光や空気の色を思い出す瞬間があることを、
今日オーハラさんとbuikでお茶をしながら話しました。
とってもおしゃれで、ロシアの女の子みたいな顔立ちの女性。
髪の色が会うたびに変わるのですが、今日はアプリコット色で、
少し赤い色も入っていて、色白の彼女によく似合っていました。
ずっとオーハラさんの顔をみておしゃべりしていて、
トイレに入った時鏡に自分の顔が映ったら、げんなりしてしまいました。





11月27日(火
晴れて、春のように暖かくてやわらかい空気でした。
頼んでいたエプロンが仕上がったという連絡をもらっていたので、お昼過ぎZakkaへ。
帆布の生成りの胸当て付きの。
Zakkaでエプロンを買ったことのある方なら分かると思うのですが、
たたんである様子、それを広げた時、そしてつけた時、ひもの先の先まで、
眸さんの気が通っているのです。すごいことです。
絵を描く時用にと新調したエプロン。嬉しい。

先週眸さんからいただいた夏みかん、
日曜日の夜にマーマレードを作ってみました。
実は初めて。
毎年すごーくおいしいお手製マーマレードを彩さんからいただいているので、
自分で作ってみようなんて気が起こらなかったのです。
その彩さんが、新婚時代からずっと大事にしているある料理家の本の復刊版を、
この夏ついに買いまして、その中のマーマレードの作り方をみて作りました。
砂糖の量や、煮詰める時間を自分好みにしたのですが、
味はとってもよかったのですが(マジで)、ちと煮詰めすぎてしまいました。
あともう少しわたをそいだほうがよかった、などなど反省点がいくつか。
こういうのは、何度も作っていくうちにつかんでいくのでしょう。
またすぐにでも作りたくなってます。
彩さんのみたいなとびきりのが、そのうちできるといいのですが。




11月26日(月
午後から曇ってきましたが、暖かい1日でした。
冬めいた日に、もう一度ボナールをみに行こうと思っていたのですが、
なかなか冬にならないので、今日、みてきちゃいました。
前回みた時よりもさらに気持ちが高揚していくのが分かりました。
「冬の日」という絵。今回の展示の中で一番好きな絵。
今日もその前で、動けなくなりました。
分厚いカーテンに巻きついている白い薄いカーテンが、
窓の外の景色や、その手前に描かれている黒いドレスを着た女の人の、右肩の線につながっている。
そういうことに、いちいち感動してしまうのでした。
今日は図録を買って帰りました。
なぜなら、瑞穂さんが買ったって言ってたから。
ボナールの親友でもあったヴュイヤールの(ヴュイヤールだけの)展覧会もみたい。





11月25日(日
快晴。
気持ちのよい日曜日。
午後、poiseの春夏帽子の展示会へ。
会場で野上さんと待ち合わせをしていました。
(昨年の春夏の展示会も野上さんと一緒でした)
今回も攻めてる帽子がたくさんあって、かっこよかった。
展示のあと、野上さんとうちでお茶をしました。
昨日buikで、今日のお茶のためにフルーツラムケーキを買ってあったので、
おいしいね〜と言いながら食べました。
野上さん、今日は胸元に小さな粒のパールのネックレスをしていて、
ベビーパールと言うそうで、銀座のあのMのお店のもので、とっても似合っていました。
さらにもっと小粒のものもあるそうで、みてみたくなりました。
その時は野上さんについてきてもらおうと思う。
一人っ子同士の会話は、子供の頃に集めていたもの。
鉛筆とハンカチはおんなじでした!
小学校の修学旅行で奈良で買った鹿と大仏と五重塔の鉛筆を、つい自慢気にみせてしまいました。
ふふふふ。






11月24日(土
午後、瑞穂さんとむあちゃんとbuikでランチ。
buikで3人でお茶をすることが、私にとっては定期的なお楽しみの時間になってきています。
むあちゃん、リセの2年生。
美大を目指していて、油か日本画かで迷っているそう。
日本画科に進んだら、むあちゃんに教わりたい。
小さい時から知っている子が、大人になっていくのを間近でみられるというのは、
こんなにも嬉しくて、まぶしいのですね。叔母の気持ちみたい。
先日瑞穂さんの教えてもらった笠井誠一展の絵の話や、ボナールの話、
それから映画の話、食べ物の話など、楽しかったな〜。
2時間余りおしゃべりして、根津美術館前で別れました。
東青山で買い物をしてから、ABCに寄って帰宅。
瑞穂さんたちはZakkaに行ってくれたようです。





11月23日(金
満月の夜。
いいお天気でした。
昨夜は寝たのが3時半だったのと、今日は亮太君がお休みで家にいるとのことで、
朝はゆっくり起きようと思っていて、目覚めたら11時過ぎでした。
よく寝た。
洗面所の電気がなかなかつかなくなってきて、
蛍光灯とグロー球を買って変えたら、はやっ!
すぐつくようになり、すっきり。





11月22日(木
丸いお月さまがくっきりみえます。
夜、スーパーのレジに並んでいたら、私の前の男の人のカゴの中にはお酒やら、
おいしそうなおつまみやら。
レンタルビデオ(ビデオって今は言わないか)屋さんの袋を持っていたので、
連休を楽しむ感じが漂ってきました。
数日前に瑞穂さんから、
練馬区立美術館でやっている笠井誠一展がよかったというメールをもらいました。
今日、ぽっと時間ができたので行ってきました。
笠井誠一も練馬区立美術館も初めて。
くもり空の冬の空気のせいか、
20代の頃にパリからルーアンへある舞台をみに行った時のことをふと思い出しました。
笠井誠一のことを教えてくださった瑞穂さんに感謝。
モノと、配置と、色と、境界線。
10代の頃から近年の作品までの充実した展示でした。
帰りの電車は晴れ晴れとした心持ちに。
みることができてよかった。





11月21日(水
いいお天気でした。
ぼんやりお月さまがみえます。
午後自転車でZakkaへ。
弟子屈の山椒の北原さんが、Zakka宛に送った荷物の中に、
私宛のも入れてくださっていたので、それを受け取りに。
今年もシタカラ農園のお芋をいただきました。
ノーザンルビーと、さやあかねの2種類。
おいしそう〜。そしてなんとも美しい形と体積。
今日は佐藤さんがお休みで、お客さんが次々といらしてましたが、、
眸さんがお煎茶をいれてくださって、話もいろいろできて、嬉しい時間でした。
行くたびに、テーブルの上の配置が変わっていて、
今日はグレーと黄色の器やクロスの組み合わせに目が釘付けでした。
眸さんからは、山のおうちの大きな夏みかんを2ついただきました。
帰ってきて早速グレーの棚の上にちょこんと置きました。
うちにもグレーと黄色の配色ができました。





11月20日(火)
気温がだんだん下がってきました。
数日前から、寝る時は湯たんぽを入れてます。
午後、中西洋人展をみにディーズホールへ。
木からひとつずつ生まれた作品で、形はそれぞれ違うのに、元の木の姿がみえる気がする。
DMになっていたロープは、彫ってありました。
よい余韻を引きずって、どこにも寄らずに帰ってきました。






11月19日(月)
曇りで、夜になる前から雨が降り始めました。
誕生日に、友達からシルバーの小さめのスプーンを2本いただきました。
それらを、朝食のヨーグルトを食べる時用に使い始めました。
口の中へ運ぶ時の角度も、大きさも、口当たりもとてもよくて、
いっぺんで気に入ってしまいました。
シルバーのスプーンにしたら、長年朝食用の皿として使っていたお皿を変えたくなって、
あまり出番のなかったジノリの真っ白のシンプルな薄い皿にしました。
(20年以上使っていたお皿はフィレンツェの蚤の市で買ったスイスの古いもので、
生成り色で厚めのパン皿)
真っ白な皿とシルバーのスプーン、朝食の風景も気分もちょっと優雅になりました。




11月18日(日)
昨日よりは気温が下がりましたが、寒いほどではない。
朝顔がまだ咲いています。青いのと薄紫のが。
あんまりずっと咲いているので、ニセモノか?と疑ったら、
日が暮れてから通ったら咲いてなかった。

昨日買ったエルデコUK(DECEMBER)。
ラルフルーレンが登場していたので、買うことにしました。
7ページの写真メインの特集ですが、3人のデザイナーのラルフローレンへの言葉もあって、
ダナキャランの言葉が特に印象的でした。

Ralph Lauren is a brand that is not fashion of the moment,it's fashion of life.
Coca-Cola is Coca-Cola,Ralph is Ralph...

そして私的には
Zakka is Zakka
という言葉を続けたくなりました。






11月17日(土)
ご褒美みたいな、晴れの1日でした。
午前中、亮太君と一緒に家を出て(荷物を半分持ってもらうため)、アンチヘブリンガンのバザーへ。
11時を過ぎていたため、もうすでにお客さんで賑わってました。
バザーに出すものを出してから、神保町を少しぶらりとして表参道へ。
いくつか買い物をしてZakkaへ。
佐藤さんが淹れてくれたカプチーノを飲み、ゆっくりしてから渋谷経由で帰宅。
夕焼けもとても明るくて濃ゆくて、しばし眺める。
夕焼けのあと、栄子さん(亮太母)からの荷物を受け取る。
新米、お手製梅干し、野菜、お菓子と、愛情いっぱいの荷物。
亮太君は3人兄弟の長男ですが、栄子さんは下のふたりの弟君たちにも、
こんな風に愛情たっぷりの食料の荷物を送ってらっしゃるはず。
3人の息子たちは幸せものだなと思う。
かく言う私もですが。





11月16日(金)
穏やかに晴れました。
午後の約束をひとつ延期にさせてもらい、ゆっくりめに過ごす。
夕方、先月甲斐さんからお借りした赤毛のアンの朗読BOXを返却しにアトリエへ。
返すだけだからと思ってふらりと伺ったのですが、
画集とか、いろいろみせていただいてしまいました。
初めて甲斐さんのアトリエにお邪魔しましたが、デザイナーのアトリエだなと思う。
紫色の花の絵のポストカードが貼ってあって、アントニオ・ロペスの絵でした。
以前文化村で行われた展示の時のもので、私はなぜそのポストカードをその時買わなかったんだろうと、
甲斐さんのアトリエでみたら欲しくなりました。
あの時のロペスの展示、ほんとに素晴らしかった。
甲斐さんは2度行ったのだそう。





11月15日(木)
快晴の朝。
富士山と洗濯。























洗濯前のシーツとコンフォタケースとピロケース。
今日の空の気分!、と、写真を撮る。
シーツ類は長年ずっとラルフローレンのものを愛用しています。
柄はストライプか格子かチェックで、色はブルー系。
男物のシャツみたいなのが好み。
使っているのは綿のものばかりですが、
麻で以前とても欲しいと思ったものがありました。
一度だけ泊まったことのあるフィレンツェのとあるホテルで使われていたシーツ類。
シルクみたいな麻で、しっとりとしていて、光沢と厚みがあって、
それこそを「上質の」麻と思うものでした。
それらがホテルの隣の小さなshopで売っていたのです。
ラルフの2枚分くらいの値段だったので、頑張れば買えないこともなかった。
ただその時は、まだ自分には早いと思ったのでした。
でも今になって、買っておけばよかったと思い出したりしています。





11月14日(水)
いいお天気。
しばらく晴れマークが続いていて嬉しい。
昨日は帰る途中の駅で、休憩室をお借りするほどでしたが今日はだいぶ回復しました。
休憩室で、ひっきりなしに聞こえてくる、電車の運行状況の無線にやや萌えました。
このところ、食べ過ぎていました。
たぶん、それが原因の一つかと。
新米、甘いお菓子、おいしいパン、おいしい誘惑に乗りすぎてました。
不調に感謝した本日。




11月13日(火)
まあまあのお天気
午前中築地へかつお節を買いに。
私が行っているかつお節屋さんは場外なので、そのまま築地にあります。
場内が豊洲に移動してから、築地市場へのお客さんが減ったとききましたが、
今日は前と同じくらい混んでいてほっとしました。
そのあと岩手物産館へ寄ってから展示を2つみて、乃木坂のwestへ。
奥村さんとお茶をしました。
10月の初めに、奥村さん、私、そして何人かの方々を巻き込んだアクシデントが起きて、
このひと月余り憂鬱な日々を送っていたのですが、それも先日やっと方をつけ、
今日はお詫びに奥村さんにお茶とデザートをご馳走しますの日でした。
(ご馳走しますというか、私も食べたかったのでした)
ふたりとも乃木坂限定のデザートを頼み、奥村さんはコーヒー、私はアールグレイで、
ゆっくりお話しをしました。
みせてもらいたかった、ある画家の本もみせてもらって、
楽しい時間だったのですが、終盤になって急に頭痛がしてきて、
お店を出る頃には吐き気も。。。
しばらくこの症状が出ていなかったのですが。
乃木坂駅で奥村さんと別れて、休憩・休憩・を重ねて、なんとか家にたどり着きました。






11月12日(月)
曇りがちの1日。
少し気温も下がりましたが、まだ寒いというよりは涼しいという感じ。
この間、木村伊兵衛のパリの写真展をみたからか、
昨夜はそうだそうだと「上野万梨子が出会ったおいしいパリ」/集英社1997年
を取りだして眺めました。
この本(ムックですが)の中に載っているお店、全部は行ってませんが、
写真をみているだけで、匂いやお店の空気が蘇ってきます。
おいしそう。。これもおいしそう。これも。これも。。
と思いながら眠りにつきましたが、おいしい夢はみなかったなぁ。





11月11日(日)
晴れの日曜日。
来週の土曜日17日、水道橋のアンチヘブリンガンで、第28回目のバザーがあります。
午後、バザーに出すものをまとめました。
アンチのバザーのおかげで、使わなくなったものなど小まめに出すことができるので助かっています。
洋服や食器は、着てくれそうだったり、使ってくれそうな友人や知人にもらってもらったりもしているので、
バザーに出すものはもうないと思っていても、あるんですなこれが不思議と。
東日本大震災直後から始まったこのバザー、
アンチの大久保夫妻をはじめ、毎回お手伝いしてらっしゃる方々のおかげで、
こんなに長く続いているんだなと、28回という数字をみてあらためて思いました。
ぜひ、足をお運びください。
詳細はこちらから。





11月10日(土)
朝、少しの時間、富士山がみえました。
それにしてもいいお天気でした。
洗濯物が短時間で乾いたので、もちろん2回しました。
2回目はキッチンクロス類。
乾ききる前にとりこんで、アイロンをかけている時間がスキ。
大好きなクロス類がぱりっとなって重なっている景色も。




11月9日(金)
夜になって上がりましたが、日中は本降りでした。
今年は暖冬になるとラジオから聞こえてきました。
そうだといいな。
今日は亮太君がお休みで、夕飯も早めの時間に食べ終わったので、
久しぶりに近所をぶらぶら夜散歩。
夜といっても7時過ぎから1時間余り。
気温も歩いた時間も、ほどよい感じの散歩でした。






11月8日(木)
今日も上着いらずの気温。
午後、原宿へ。
原宿、ひさしぶりでした。
建物やお店などは変わっていても、
原宿に対する思いは20代の頃からあまり変わっていなくて、好きな街です。
まず、ラフォーレ裏のsoramaへ。
前にも書きましたが、ここのカフェは以前チクテにいた安奈さんが切り盛りしています。
カフェオレと安奈さんが作っているデザートからキャラメルチーズケーキを。
バリスタの資格も持っている彼女のいれてくれたカプチーノには、繊細なハートの絵が。
ムフ。
お客さんがとぎれたときに、少しおしゃべりをしました。
安奈さん、先日ひさしぶりにlentoに行ってきたとのことで、
どうして何を食べてもあんなに何でもおいしいんでしょうねと、
目をキラキラさせて話していました。
チクテにいた人たちがみんな、時々lentoに行ってるようで、
牧内さんの慕われぶりがかっこいいなと思いました。
soramaのあと、いくつか買い物を済ませて新宿へ。
亮太君の眼鏡のレンズ交換におつきあいして帰宅。





11月7日(水)
立冬。
ですが、日中はとても暖かく、風が心地よく感じられました。
午後、新宿へ。
以前、ソファのカバーを帆布で作ってもらった岡山のヨネモノの米山さんから、
伊勢丹5階でやっているイベントに出店するというお知らせをいただいていたので、
お会いしに。
帆布でカバーを作ってくださる方を探していた時、
岡山でポストカードを置いてもらっているTKM(家具)の水島さんにご相談したところ、
いい人がいますと紹介してくださったのが米山さんでした。
何年か越しに今日やっと初めてお会いしましたが、お美しい方でした。
お顔もですが、なんというかまとっている空気も。
カバー、ますます大事にしなくっちゃと思いました(笑。
米山さんとは、水島さんのお噂を。
工房でくしゃみをしてたかもしれません。
水島さんもとっても好青年なのです。もちろん作られる家具も。
うちには水島さんに作っていただいた食器棚があるのですが、毎日いいな〜と眺めてます。




11月6日(火)
午後から、まとまった雨になりました。
今、樋口一葉の「にごりえ」を読んでいます(これも亮太君から借りて)。
五千円札の人なのに、これまでひとつも読んだことがなかったのでした。
知ってよかった。
「たけくらべ」も一緒に入っている文庫本なので、明日から「たけくらべ」に。
これから、ひとつずつ読んでいきたいと思っているところです。




11月5日(月)
朝、ひさしぶりに靄というか霞がかかっていて、窓の外がいつもと違う景色。
ちょっとロマンチックになる。
お昼、母から電話があって、御使いを頼まれる。
ちょうど今日行こうと思っていたところだったので、タイミングがよかった。
午後、まず日本橋三越で、木村伊兵衛の写真展「パリ残像」をみる。
1954-55年のパリ。カラーフィルム。どきどきしちゃいました。
小津の初カラー映画「彼岸花」が1958年で、そういう色のことを思う。
見ごたえのある展示でした。
そのあと銀座へ出てから、新しくなった赤坂の虎屋へ。
母の御使いを済ませ、自分たちには「木の間の錦」を買い、地下のギャラリーで展示をみて帰宅。
虎屋のサイトで「木の間の錦」をみてみたら、

「山々を彩る紅葉の美しさは、古来「錦」にたとえられます。
表面の新引粉(しんびきこ/京都ではみじん粉と呼ぶ)を霧に見立て、秋霧に深々と覆われた中、
樹間に見え隠れする蔦の葉が、黄から紅へと色づくさまを表しました」

とありました。
ちょうど今朝は霧だったので、いいのを選んだようです。
もちろんとってもおいしゅうございました。






11月4日(日)
昼頃から、小雨が降り始める。
亮太君の机の上の、野田別天楼句集をぱらっと開いたページにあった「葱」の句、

暗き家に葱さげて女もどりたり

なんともよい。

冬の句。





11月3日(土)
朝食の前にポストに郵便を出しがてら、大学の敷地内を散歩。
そんな気持ちのよい朝から始まった1日。
夜は中川女史と時岡さんと、ともすけでご飯。
時岡さんは神楽坂で「トキオカ」と「カド」というお店をやっています。
(中川女史と時岡さんは大学の頃からの長い友達)
3人ともほぼ同い歳で(厳密に言えばふたりは私のひとつ下)、
みんなともすけの料理に対して敬意があって、
食べ物の話はもちろん、いろんな話がちょうどよく心地よくできて、
この先、何度も思い出す時間になるんだろうな。
ともすけは昨日も満席。
こんなにたくさんのお客さんの料理を、
しかもみんながそれぞれ違う料理を、バラバラのタイミングで頼むわけでしょ、
僕には無理と時岡さんはおっしゃってました。
そのための下準備や仕込みにも相当な時間がかかっていることを中川さんがすかさず言っていて、
さすが食の編集者でもありライターだなと思う。
身近な人たちが、自分の道を淡々と静かに歩んでいて、
積み重なっていく時間の中でやがて深く成熟していく様は、
周りの人をもこんなに充実した気持ちにさせてくれるのか、
そんな風に感じられる時間のしあわせなこと。





11月2日(金)
今日も晴。
午後、麻布十番のbrownie and tea roomへ
以前buikにいた女の子がやっているday to day cook and bakeのお菓子を買いに。
というのも、9月の個展の時にbuikの佳奈さんからいただいた、
day to day cook and bakeのココナッツとオートミールのクッキーがとってもおいしかったので、
ぜひ買いたかったのでした。
brownie and tea roomをやっているアン(小梅さん)から聞くところによると、
彼女は京都の仕出し屋さんのお嬢さんで、ちらし寿司もとってもおいしかったのだそう。
でしょうな、と思う。
十番の駅の近くに用事があるとのことで、帰りはアンが駅まで車で送ってくれました。
アン運転の車に乗るのはこれで2度目。1度目は20年以上前だったかも。
長いつきあいになるね〜と、短いドライブでおしゃべりしました。
私はそのあと表参道へ出て、クレヨンハウスで紅茶を買ってからZakkaへ寄って、
渋谷経由で帰ってきました。

brownie and tea room





11月1日(木)
晴れましたが、秋が深まっている感じがありました。
夕方、図書館帰りの亮太君とhomspunのお店で待ち合わせ。
亮太君にどうかなと思ったコートを試着してもらいました。
背は163センチと小柄なのですが、男の人は見た目よりがっちりしているから、
アームが窮屈かもとhomspunのみなさんがおっしゃっていましたが、
着てみたら大丈夫とのこと。
メルトンの、丈の長い紺色のコート。よく似合っていました。
風呂敷サイズほどの大きな布(白地に紺のピンストライプの)でコートを包んでくださって、
それがまたかわいいこと!
布の端っこに緑色の小さな布が縫いつけてあって、
甲斐さんがひとつひとつ縫っているのだそう。
homspunのそういうところ、Zakkaと通じるところがあります。

さて家に帰って私も着てみたら、私も同じのが欲しくなってしまいました(笑。