ささ記_March 2016







































3月の扉絵は、昨年3月発行「花椿」に掲載された多和田葉子さんの小説、
「インド・ゲルマンへの旅」で制作した挿絵のコラージュより

すべての画像、文章の無断転載禁じます




3月31日(木
気温は昨日と同じくらい上がったようですが、昨日より暑く感じました。
朝食は、ペリカンのパンに発酵バターをたっぷり塗って彩さんのママレード。
窓の外の景色の中に、春の光と七分ほど咲いた桜の木々。
しあわせな朝食でした。

朝食のあと、いそいそと準備をして、お休みの亮太君とお花見に。
今年もuzuraの潤ちゃんのお弁当を買って、いざ千鳥ヶ淵へ!
永田町で降りてぶらぶらと歩きながら、ボート乗り場を目指す。
満開に近い桜の下を、老若男女がそぞろ歩いていました。
ボートはたくさん並んでいたらあきらめようと思っていたのですが、
それほど並んでいなかったので、20分ほど待って乗ることができました。
何度も上から眺めていたボートに自分が乗っているんだなと思う。
桜の木の下にボートを着けて、お弁当をいただきました。
いつもおいしいお弁当ですが、さらにおいしかった。
やってみたかったこと、達成!
帰りは九段下から戻ってきました。
帰ってきてもまだ4時前。
おやつタイムでお茶をしながら窓の外を見ると、桜の花が朝より随分開いていました。








3月30日(水
晴れました。
今日は彩さんに合羽橋をおつきあい願いました。
浅草で待ち合わせて、藪でお蕎麦を食べてから、
ペリカンで食パン(彩さんはロールパン)を買って、合羽橋へ。
ぴったりではなかったのだけど、買いたいものが見つかりました。
お店のおじさん、なかなか頑固でこういうおじさんに久しく遭遇していなかったので、
いいなと思いました。
目的を果たしたあとは、浅草に戻ってお茶。
彩さんが候補にあげてくれたいくつかのお店は水曜定休ばかりで、
3つ振られて、ふたりとも入ったことがないけれど、昔からある風情の喫茶店に落ち着く。
彩さんから頼まれていたブツをお渡しし、彩さんからは今年もまたママレードをいただきました!!
瓶を見ただけでほっぺが落ちそうでした。パブロフの犬状態。
ゆっくりお茶をしてから、銀座線でもおしゃべりをしていたらあっという間。
私は表参道で降りて、Zakkaへ。
眸さんにも買ったペリカンの食パンを渡して帰ってきました。
いい匂〜いとうれしそうな眸さんの笑顔が見られてよかった。










3月29日(火
日中は暖かかったですが、暮れると肌寒かった。
マスクも巻物も持っていくのを忘れて外出したけど、油断禁物です。
午後、絵の返却も兼ねて食楽のN女史とbuikでお茶。
チーズケーキも食べました。
buikのインスタに載っていたのを見た時から食べようと決めてました(笑。
味は濃厚だけど軽くて、ぺろりといただきました。
途中からパンの焼きあがる香ばしい匂いがしてきて、
N女史とふたり、いい匂いですね〜と鼻をくんくんさせる
パンは明日のサラダのランチのパンでした。







3月28日(月
朝のうちに雨があがっていて、午後は陽もさしました。
夕方小唄と三味線のお稽古。
土曜日に三越劇場で毎年恒例の「古典小唄鑑賞会」がある。
先生に何を唄われるのかお聞きしたら、
「めぐる日」と「又の御見(またのごげん)」とおっしゃった。
「又の御見」はまだ習っていない唄で、また次にお目にかかりましょという意味だと先生が教えてくれました。
先にお稽古にいらしていた穂積氏がその小唄が作られた背景について、すらすらと解説してくださる。
かっこいい〜。
メモをとらなかったので、なんとなくの映像でしか覚えてませんが。。
お稽古場の前の建物は帰りは門が開いていて、お客様をお迎えする人が立っていました。
どこかの会社の持ち物になっているようで、今夜はそこで宴があるのでしょう。
門の脇の大きな桜も三分ほど咲いていました。





3月27日(日
朧月夜。春らしい。
6時を過ぎてもまだ仄かに明るい中、夕飯の買い物に出ると、
近所の枝垂れ桜の花びらが、風もないのにはらはらと舞っていた。
ソメイヨシノが満開になる頃、この枝垂れ桜には青い葉が芽吹く。
昨夜寝る前に、『小津安二郎の家ー持続と浸透』/前田英樹著の
「晩春」の映画について言及しているところだけをざっと拾って読みました。
前に一度読んだ時より、ずいぶん分かる感覚がありました。
このところ写真についての本をいくつか読んだこととも、関係があるのかもしれない。






3月26日(土
今日も晴れましたが、寒い。
午前中、智子さんと神保町で待ち合わせをしてアンチのバザーへ。
智子さんは着なくなった洋服をたくさん出してくれました。
私もちょこっとだけ出すものがあったので持っていきました。
智子さんが出したものからひとつ買いました。
超いいお買い物でした。
神保町でお昼を一緒に食べて解散。
お昼のあと神保町シアターで「晩春」。
何度も何度も何度もみてますが、やはりすべて好きだ。
今回は女優杉村春子特集なので杉村春子を意識してみました。
上手い!
リズムというか、小唄で言えば「間」の感覚がとても清々しい。
大変よい午後になりました。
映画のあとは日本橋と銀座をぶらぶらして帰ってきました。
ずっとこの余韻の中で暮らしていたいと映画をみたあとは毎回思うのですが、
家に帰ってくる頃にはすっかり現実の中。
今日一番現実的だったのは、電車の窓に映った自分の顔。
目のあたりが母親にそっくりになってきていて。。。。ため息。
原節子を見たあとのこの現実はなかなか酷ですわ。






3月25日(金
晴れましたが、気温は上がらず。
敦賀気比高校は1回戦突破。
午後靴の修理に渋谷へ。
2時間ほどかかるというのでその間、またZakkaへ行ってお茶をしました。
3センチほどヒールのある靴(これ以上高いのは多分歩けない)で、
ヒール部分にもスエードの生地がはってあり、
マンホールの穴とか、ちょっとした隙間にヒールごとズボッと挟まることが多くて、
ヒールがすぐにダメになるし、スエードの生地も傷らだけになってしまう。
こういう靴をはく人はがしがし歩かず車で移動するのでしょうね。
ともあれ修理から返ってきた靴はとてもきれいに仕上がっていました。
大事にはかなくては。






3月24日(木
気温もぐっと低くなって寒い1日。
昼過ぎまで雨でしたが、夕方前にはすっかり晴れました。
大きな月がぬっと出ています。

早朝、カラスに呼ばれて目が覚めました。
人間語に訳したらおそらく、
「ごめんください、ハンガーもらっていきますけど、よろしいカ〜」
律儀に声をかけて持っていきました。
残りのハンガーは全部しまいましたけど、
昨年は持っていかれなかったので、ちょっと寂しい気持ちがしていたのでした。
巣作りの季節到来。
午後、髪をカットしてもらいにM.LABOへ。
4か月前にかけたパーマがまだ残っていたことを奇跡的な感じで言われました。
何せ、以前は3日でとれてしまう髪質だったので。
髪質が変わったのだろうか。
帰り際金子さんに、私が最初にM.LABOに来たのが1989年の7月、
という資料が残っていたことを教えてくれました。
もう27年。。。
よかった、ずっと金子さんに切ってもらえて。
図書館から帰ってきた亮太君に、
「あ、髪が短くなってる、かわいい〜」と言われました。
ウフ。




月23日(水
午後、三女ちゃんと駒場でお茶。
文学館に用事があるとのことだったので文学館で待ち合わせをして、
館内のブンダンカフェなるところへ行こうかと思ったら、本日貸切でした。
作家と文壇カフェでお茶をする図はあいならず。
ゆえに大学の中にあるカフェにて近況報告など。

今週土曜日26日、
アンチヘブリンガンにて、バザーが行われます。
5年前の震災後から始まったこのバザーももう21回。
バザーの売上金は毎回東日本大震災の復興支援に寄付されています。
アンチヘブリンガンの大久保さんと美津子さん、三女ちゃんたちのおかげで、
21回も続けてこられたんだと、あらためて感謝の思いがしました。
以下、教えていただいた情報より

第21回アンチヘブリンガンバザー
3月26日 11時から16時まで。
千代田区猿楽町2−7−11ハマダビルヂング2階
当日食堂はお休みですがコーヒーとビールは販売しますとのこと

お時間のある方はぜひ覗いてみてください。





3月22日(火
風はあったけれど、よく晴れて、自転車日和。
午後渋谷まで自転車で出かける。
光が明るく鳥がさえずり、花が咲き始め、
この空気の色、誰かの絵でみたような気がするけれど思い出せない。
PBCでザワールドオブインテリアを買って、Zakkaでお茶をして帰ってくる。
お茶をしていると、Zakkaの隣の塀を猫ちゃんが通った。
佐藤さんに聞いたら初めてみたとのこと。
1匹通って塀からジャンプしたあと、また違う猫ちゃんが来た。
でも塀から飛び降りれず、ニャーニャー鳴きながら塀を行ったり来たり。

先日からやっとまた成城石井でよつ葉の業務用発酵バターが買えるようになって、
渋谷と八幡に寄ってみたけれど、今日は買えなかった。
帰りに家の近くの大学の敷地にひっそりとある立派な桜もチェックする。
思いのほか、花をつけていました。

夜になって今日もピカピカの月。

今週の土曜日から神保町シアターでは
生誕110年 女優杉村春子 と題した特集が組まれていて、見たい映画ばかりで困ってしまう。
「流れる」もあるし、
原節子と一緒に出ているのも見たいとなると、
「めし」「娘・妻・母」「晩春」、
まだ見たことのない映画となると「晩菊」「鰯雲」「千羽鶴」・・・・。
じっくり練ろうと思います。
生誕110年ということは、祖父と同い年で、
つまりは丙午(ひのえうま)で、それを知って尚更好きになりました。








3月21日(月
東京は本日、桜の開花宣言がありました。
とはいえ、肌寒い。
夕方、空には丸くなってきた月がありました。月齢は12.0。
今日は亮太君の洗濯のあと、やっとオットマンのカバーを洗って、アイロンをかけました。
それだけでひと仕事終えた気分。






3月20日(日
くもりがちでしたが、時々晴れました。
今日から春の選抜野球高校野球が始まりました。
ラジオで選手宣誓を聞いてるだけで、目頭が熱くなるおばちゃんですわ。

今度作るポストカードがプリンゴゴッコで作る最後の1枚になるため、
何の絵柄にしようかと考えています。
やっぱり面白いのがいいなと、
ステージの上にマイクをぽつんと置いて、
last card for youと文字を入れた絵。
これで百恵ちゃんの引退コンサートを思い出してくれる人は
あまりいないだろうな・・・
と却下にしました。
もうひとつの候補かな。
最後にして初の縦にするかもしれません。






3月19日(土
夕方前に雨はすっかり上がりました。
夕飯の帰り道、あちこちの家の2階の窓に月が映っていて、
まるで月がたくさんあるように見えました。
明日あさっては天気が良さそうだから、桜が一気に咲きそう。

♪桜、桜と浮かれているわいな

って感じになりますな。

昨日、井山さんと青木さんの話をしていてふと思い出したのが、
前に井山さんから、
青木さんが生前、青山二郎が生きていたら、自分の器をどのように評価しただろうか
というようなことをおっしゃっていたという話を聞いたことがあり、
そうか、青木さんはそういうところで器を作っているんだと思ったのでした。
私が知らないだけかもしれないけれど、
器(現代作家)を、好き嫌いや商売ではなく、
きちんと批評できる方がいるのなら、その文章をじっくり、できれば雑誌で読みたい。






3月18日(金
暖かくなり、近所の枝垂れ桜も花がほころび始めました。
月はぼんやり朧月。
午前中母から食料の荷物が届く。
また亮太くんにはプレモル。今回は「香るエール」。
午後は井山さんと乃木坂WESTでお茶をしながら、久しぶりにゆっくりおしゃべり。
今日もZakkaがどんなによいお店かということを話していました。
私は元スタッフ、その後はポストカードを置いてもらっているひとりとして、
井山さんは器を置いてもらっている作家として、それぞれの立場から、
眸さんのすごさについて話してしまうのでした。
それからやはり青木さん(陶芸家の青木亮さん)の話も。
井山さんと私は、眸さん北出さん青木さんと出会えて、しあわせものです。








3月17日(木
晴れ。暖かい。
蕾だったハクモクレンは一気に開き、
富士山も久しぶりによく見えました。

今日の富士山






3月16日(水
1日、曇り。
寒そうにみえたけど、外に出たら家より暖かかった。
岡田温司著「モランディとその時代」を今、読み返していて、
読み終わったらもう一度モランディ展に行こうと思っていたのだけど、
会期中に読み終わりそうにない。
読み返してみると、やはりとても興味深い。
実物の作品を見て、本を読むのだから実感がある。
そして本を読んでまた作品を見たいのだから、今月中にはなんとか読み終えたい。

今日のおやつはミスドのドーナツとコーヒー。
普段、ストレートでコーヒーを飲むことはないのだけど、
今日は亮太君の豆をこっそりいただいて、ゆっくり自分のためにコーヒーをいれました。
サーバーはもちろん、何年か前のクリスマスプレゼントにミワコさんからいただいたOBHETOSのかっこいいやつ。
岩田さんのグレーのお皿にエンゼルフレンチ、
村木さんのグレーの小さめのお湯のみにコーヒーをいれて、
コースターは眸さんから以前いただいたもの。
テーブルの上を見て、カンペキと、ひとりうっとりしながらの優雅なおやつタイムになりました。
コーヒーサーバーの写真は、以前のサイトnilo「今日のスキ帖13」1月8日にあります。
ちなみに「今日のスキ帖」はほぼ毎日更新してま〜す。
「今日のスキ帖18」はこちらから









3月15日(火
日中はぼんやりと薄〜く富士山が見えていました。
夕暮れにははっきり見えるかと思いきや、雲の中。
でも月と星は鮮明に見える夜空です。
久しぶりのお月さま、半分ほどに膨らんでいました。
夜ご飯の時に亮太君と辞書の話になって、
春、辞書を買うのは、おじいさんおばあさんが、孫にというケースが多いようです。
そういえば私も中学に上がるとき、祖父が国語辞典を買ってきてくれたことを思い出しました。
祖父が長年使い込んだ国語辞典の紙のヨレヨレ具合が大好きで、
同じ国語辞典をもらったのですが、新品の紙の感じが違うなと。。

今もあると思いますが、福井市の西武デパート(当時は「だるまや」)と
線路(路面電車の)を挟んで斜め向いに勝木書店という本屋があって、
市内の高校で地理を教えていた祖父は、
電車に乗る前に勝木書店で本を買っていたようです。
小学生の私にも時々、伝記物なんかを買ってきてくれて、
白と薄緑色の包装紙を開けるときのうれしかったことを覚えています

祖父の部屋と似た空気が漂っていたのが、下北沢の「幻遊社」という古本屋さんでした。
古びた棚の色、本の古さ、石油ストーブの匂い、店主の静かな佇まいなどが、
祖父の部屋の記憶と重なったのでしょう。
「幻遊社」で知った本がたくさんありました。
いい古本屋さんでした。
下北から「幻遊社」と「cicoute」がほぼ同時期になくなってしまい、
幻遊社cicouteロスからわたくしいまだに立ち直っていません。









3月14日(月
朝から1日雨。
三味線のお稽古の前に歩いてスーパーへ夕飯の買い物。
この数日の寒さで、ハクモクレンは蕾のまま。
花が開くと、白い鳥たちが木にとまっているような華やかさがありますが、
つんとした蕾がずっと続いている様もよい。

お稽古の日に1日雨だなんて、初めてのこと。
こういう雨の日は、お稽古場が近くで(徒歩5分)よかったとつくづく思います。
電車に乗って通うのは続きそうにないので、近くで探していてたまたまみつけたのでした。
先生のことも、お稽古にみえている方たちのことも、少しずつ知っていったのだけど、
穂積氏や、芸者さんの八重さんがいらっしゃったりと、
どうやらいいところを選んだようだと気づいたのは、お稽古を初めて半年くらい経った頃。
目指すところは成瀬監督作品「流れる」の杉村春子さん。
この映画に出演時の杉村春子さんの年齢と同い歳になるわたし。
ちなみに、この時の山田五十鈴は39歳!
なんでしょう、この女っぷりは。







3月13日(日
今日も気温が低くて寒かった。
この寒さも明日までらしいので、あさってには春が来ると思いながら過ごす。
今日のおやつは、ベーグル。
行く前にまだあるかどうか電話で聞いて、2つおとりおきしておいてもらいました。
4時過ぎにとりに行くと、私の分だけショーケースにあって、あとは全部売り切れたとのこと。
よかった、とりおいてもらえて。
この間茨城のえっちゃん(以前お隣さんだった)と電話で話したときに、
このベーグルの話をしたら、なんとすでにもう食べていました。
えっちゃんのお友達が遊びに来たときにお土産で持ってきてくれたそう。
そのお友達の方、すごくたくさん買ったらしくて、
お会計の時に「これってベーグルの値段じゃない」ってあせったらしい(笑)。
えっちゃんち、今頃、梅がきれいなんだろうなあ。





3月12日(土
くもり空で寒い1日。
夕飯の買い物から帰ってきて下から建物を見上げると、
ベランダに洗濯物が干してあるのはうちだけでした。

先日「雲のうえ」が送られてきて、ここのところお風呂でちびちび読んでいます。
今号は「おやつの時間」特集。
全〜部おいしそうで、お風呂に入っては写真ばっかり眺めているのですが。
24号まで出ていて、全号持っている私、北九州に行くことになったら、
行きたいお店を書き出して・・・なんて思っているのですが、
行きたいところだらけで、1回の旅行では無理そうです。
ご存知ない方のために、「雲のうえ」についてはこちらを。





3月11日(金
夕方。雨も降らず、今のところ雪にもならず。
図書館から早めに帰ってきた亮太君から、
ナッツやドライフルーツがホワイトチョコと一緒にトッピングされた、
長方形の大きなデニッシュパンとお花をもらいました。
ホワイトデーは仕事なので、早めにとのこと。
亮太君のお花の選び方、いつもなかなかよいのです。
早速お花を活けて、紅茶をいれて、甘いものをいただきました。
お皿は先日桃居で買った岩田さんの。
最初に使った時は、イカのお刺身を盛ったのですが、甘いものもよく合いました。

ラジオからはずっと震災から5年の特集番組が流れてきます。
普通の日常が送れることをありがたいと思うことが増えました。
夜は母に電話をしよう。






3月10日(木
雨は降らずにもちましたが、気温がぐっと下がりました。
明日の予報は曇り時々雪。
雪になるのだろうか。
午後、表参道でひとつ打ち合わせ。
仕事のお話より、食べ物の話のほうが多かったかもしれない。
深川丼からどぜう鍋、鰻、穴子、鱧、シラスの目、モロッコ料理、グルジアワインなどなど。
そのあとZakkaへ。
打ち合わせでお茶を飲んだばかりでしたが、Zakkaでもカプチーノを。
今日は佐藤さんがいれてくれました。
眸さんはずっとミシンでエプロンを縫っていました。
いい風景でした。







3月9日(水
朝から雨。
夕方歩いてスーパーに行く途中、ハクモクレンの花が開いたのを確認。
昨日があんなに暖かかったから、きっと一気に咲いたのでしょう。
近所では一番早く咲く、枝垂れ桜にも蕾が見えました。
ゆうべは今年はどこにお花見に行こうかと、亮太君と話しました。
東京は今月中には満開になるようなので、
再来週あたりには出かけることになりそう。
実はまだ一度も千鳥ヶ淵のボートに乗ったことがなくて、
ボートに乗りたいなと思ったりもしています。







3月8日(火
東京は20度くらいまで気温が上がったようです。
ソファーカバーを帆布で作って下さる方をずっとなんとなく探していたのですが、
ポストカードを置いていただいている岡山のTKMの水島さんにご相談したら、
いい人がいますと紹介して下さいました。
水島さんがご紹介下さる方なら信頼できると思い、その方と何度かのやりとりを重ね、
本日ソファーカバーが出来上がって送られてきました!
お願いしたのは、背と左右のアームの3枚。
早速つけてみましたら、いい感じ。とても丁寧なお仕事。
いずれまた替の分と、座面、オットマンの分もお願いしたい。
水島さんにオーダーで制作してもらっている食器棚も、おそらく今月中には出来上がってくる予定。
待ち遠しいなぁ

what's new 更新してます。
こちらから







3月7日(月
昨晩から降り始めた雨も、夕方三味線のお稽古に出かける頃にはすっかりやんでいました。
空気がやわらかい。
このやわらかさで蕾がほころぶのか、蕾がほころぶからやわらかく感じるのか。

今日は「梅は咲いたか」の替唄を新しくやりましょうと先生がおっしゃるので、
梅は咲いたか も、まだ習っていないのですがと申しますと、
あら、そうだったっけ?じゃ両方やりましょうと。
替唄、けっこうたくさんあるようですが、今日教えていただいたのは、

桜 桜 と浮かれているわいな
弥生三月花見月(やよいさんがつはなみづき)
あなたは花より酒ばっかり
しょんがいな〜

あなたは花より酒ばっかり のところで、後ろで聞いていらした穂積氏が笑ってました。
そういう感じがいかにも小唄っぽくて小粋。



3月6日(日
曇りの日曜日。
風に乗って、遠くを走る電車の音が鳥の声と重なって聞こえてくる、長閑な昼下がり。
「食楽」春号出ました。
連載ページ今号は「フキノトウ」。
本屋さんでお手にとって見ていただけるとうれしいです。
毎回楽しみにしている天ぷら近藤の近藤文夫さんのページは、お花見弁当でした。
御節料理の時もうっとりでしたが、お花見弁当も。。。
編集長でもあるN女史は最初からず〜っと近藤さんのページのご担当でもあるので、
このお花見弁当もしかと味わっているのでしょうな。羨ましい。





3月5日(土
曇りがちの1日でしたが、暖かかった。
夕方、立花大先生と渋谷でお茶。
ニューヨークMOMAのピカソの彫刻展、よかったらしい。
彫刻の話から、以前「クウネル」で立花君と荒木さん(建築家の)が、
ハンス・ヨゼフソンを訪ねたページがよかったことなどなど、、、話す。
荒木さんの事務所が渋谷だから、近くにいたら、お茶に合流してもらいたかったけど、
残念ながら渋谷にはいなかった。
大先生の作品集が誠文堂新光社より、春過ぎに出るらしい。
ついに出るかというか、やっと出るかという感じか。







3月4日(金
本日も春なり、でした。
岩田さんの展示をみにまず桃居へ。
11時過ぎに到着。
岩田さんに早いねと言われる(笑。
穴窯で焼いた作品というのを(売れてしまう前に)、どうしてもみたかったので。
ぎゅっと締まり、からりとしているけど、湿り気を伴うような深さが感じられました。
よかったです。
でも買ったのは、穴窯の作品ではなく、
昨年Zakkaの展示の時に買った大鉢と同じグレーの、六寸弱の丸い平皿。
桃居のあとbuikでお昼を食べてからZakkaの美智子さん(岩田さんの奥様)の展示へ。
岩田さんと美智子さん、それぞれ違う素材で作っているけれど、ふたりの世界観は似ていると思う。
今回おふたりの個展を違う場所でそれぞれみられるのはとてもよい機会でした
美智子さんの白っぽい箱を選ぶ。

一度家に帰って、夜は、桃居の広瀬さんと岩田さんと美智子さんとのご飯の席に、
ご一緒させてもらいました。
桃居はZakkaのちょっとあとに出来たお店。
今でこそ、作家物の器を扱うお店はたくさんありますが、80年代当時はほんとに少なかった。
その頃の若い人たちと今の若い人たちとでは、買い方が違ってきているおっしゃっていました。
今の若い人たちは、あまりものを買わなくなったようです。
と書くと内容に、偏りがあるのですが、食事の席で話していたことを言葉にするのはちょっと難しい。
またいつか書く機会があったら書きたいと思います。
そんな話や、美智子さんのフィギュアスケート好きの話やら、楽しくおいしい貴重な時間でした。
西麻布から表参道まで帰る途中、根津美術館の長い塀の脇道を夜に歩くのは久しぶりでした。
ここを歩いていると、ときどき時代錯誤の感覚に陥るのは私だけでしょうか。
車が通らなかったら、向こうから着物姿の人たちとすれ違いそうな感じがした帰り道でした。




3月3日(木
春が来ました。
自転車に乗って通りを走っていたおじさんまで、春めいて見えた午後。
お昼はuzuraの潤ちゃんのお弁当。
本日は野菜づくし。特にさつまいものサラダ、おいしかったなあ。
帰りがけに、知り合いのOさん(12月にZakkaで偶然お会いした時、風呂敷包みを持っていた私に昭和っぽいと言ったお人)が、潤ちゃんにおいしい湯葉豆腐を渡しに来て、居合わせた私までなぜかいただいてしまった。
ラッキ〜とはこのことよ。
潤ちゃんとOさんから、黒蜜をかけて食べることを勧められたので、
早速夕飯の買い物の時に黒蜜を買って帰り、おやつとしていただきました。
なかなかのものでした。
Oさんは、岩田さんの器をたくさん持っていらっしゃる方なので、
明日は、桃居へは行かれますか?と聞いたら、行く予定とのこと。
もしかしたら、お店でまたばったりお会いするかな。







3月2日(水
本日も晴れ。昨日より暖かい。
ポストカードを置いていただいている静岡のfigsの村瀬さん(ZakkaOG)から、
先日、オリジナルの手ぬぐいをいただきました。
お店から見える竜爪山(りゅうそうざん)がモチーフのシンプルな手ぬぐい。
届いた日、早速村瀬さんにお礼の電話をして、手ぬぐいを作る過程などの話を聞ききました。
村瀬さん、この1年ですっかり山ガール(ガール???)になっていて、山の魅力にじわじわとはまっているようです。
手ぬぐいにも、「山手ぬぐい」というジャンルがあるらしく、
作る際にいろんな山てぬぐいを見て、参考にしたようです。
おしゃれでセンスのよい村瀬さんだから、きっと山に登る時の格好も持ち物も、
かなりこだわっているんだろうなと想像しました。
figsのサイトはこちらから







3月1日(火
晴天の朝。
雲ひとつない青い空に真っ白の富士山。
家の中にいると陽射しが暖かくて暖房がいらないほどでしたが、
自転車に乗って出かけたらけっこう寒かった。
もうすぐ夕暮れタイム。
富士山は雲の中で見えませんが、
暮れてゆく空は今日はかなり美しいとふんでおります。

追記
そうでもなかったっす。