ささ記_August2021

 

8月の扉絵麗しき人



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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佐々木美穂_miho sasaki




ポストカードとハンカチのご注文、お受けしております。
ポストカード
ハンカチ




8月31日(火)
曇り。夜になって雨が本降りになってきました。
午前中歯医者さんのあと、homspunへ。
2021秋冬のDMの上がりが今日だったので、
もしかして、もう届いているかなと寄ってみたら、いいタイミングでした。
今回は、コラージュの封筒にドローイングのポストカード5枚setが入ってます。
毎回自分で言っちゃってますが、いいです。と思います。
9月の2週目くらいには、届く予定だそうです。
よろしくお願いします!
homspunの事務所に、坂本さんちのワンちゃんがいました。
初めてお目にかかりました。生後5ヶ月だそう。
ご飯を食べている最中でしたのに、
私のところに来て、手をたくさん舐めてくれました。
かわいいいいい。
ワンちゃんを触った時の感じがまだ手にも気持ちにも残っていて、なんともいいものですね。

 

 

8月30日(月)
陽ざしがあるので、帽子をかぶって出かける。
夏の帽子もそろそろ終わりかな。
レモンの木に、もりもりと新しい葉っぱが芽吹いて、
毎朝びっくりするくらい枝葉が育っています。
また花が咲くといいなあ。
そう思うだけであの甘い匂いがしてくるのでした。

 

 

8月29日(日)
曇り、ここ数日猛暑だっただけに、涼しく感じられる。
お昼、レモンの木にまた、アゲハ蝶が来ました。
今日は写真を撮りました。
今回も4つ卵を産みつけていました。
ごめんなさいと取りました。
絵日記みたいな文章ですな。









 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月28日(土)
洗濯を3回。
湯シャンにして4か月ほど(リンスは使ってます)。
シャンプーを使っていた時と、変わらない印象です。
髪質が悪くなった感じはまったく、
よくなったかといえばそんな気もするけど、しないでもない。
ただ、髪を洗う時間が短くなったことは私にとってはいいことなので、
このまま続けてみるつもりです。




 

8月27日(金)
今日も暑かった。
午後、外から戻った亮太君、茹で蛸みたいに真っ赤でした。
昨年、ともこさんに、pcのfacetime機能で電話ができる(しかも料金はかからない)と教えてもらったので、
友人たちとfacetime(オーディオにしているので、声だけです)で、おしゃべりする時間が増えました。
やはり、声が聞けるのはいいなと思う。



 

8月26日(木)
今日はたいへんに暑かった。。。。。。
ちょっと外に出ただけで、汗だく。
蝉は久しぶりに盛り上がっていました。
ともこさんから自転車をいただいたので、午前中、住んでいた建物の駐輪場に取りにいく。
ああ、もう東京にはいないんだ、と、また思う。
お昼、防犯登録をしに自転車屋さんに行って、
夕方その自転車に乗って、渋谷まで出かける。
快調でした。
渋谷からの帰り道、チャベ君とばったり。
後ろから「佐々木さん」と声がしたので、振り向くと、チャベ君。
会いたいなと思っていたのです。
二人共自転車から降りて、しばし立話。
よかった、会えて。





8月25日(水)
午前中、母から梅干しなど届く。
先週、そろそろ梅干しを送って欲しいなと思っていたら、
母からそろそろ梅干し送ろうかと電話をもらったのでした。
やさしくて、びっくり。


 

 

 

8月24日(火)
曇り。
レモンにまた、新しい葉っぱが出てきました。
花は咲くかしら。
実は結局2つだけ、大きくなっています。
木の大きさからいえば2つでも十分だと大野さんに教えてもらってから、
十分、十分とうれしくみつめています。




8月23日(月)
食事のテーブルの上いっぱいに、ざざーーーーっとコラージュの素材を広げて、そこから拾って、
あーでもない、これでもないと貼ったり剥がしたりしている時は、私の中で一番集中力がある時間です。
終わった時に、全部片付けて、テーブルをふいて、食事の準備に切り替える時、、
ああ、このまま出しっぱなしにしておける空間があったら・・・といつも思います。
食事の準備モードに気持ちが切り替わるには、少し時間がかかります。


 

8月22日(日)
満月の夜。
くっきり見えた時間もありましたが、今はぼんやり。
ともこさんは、またロンドンのともこさんに。
昨日、無事に着いたようです。
 

 

 

8月21日(土)
曇りがちのお天気でしたが、気温は高い。
少し秋の気配がしてくると、岡部伊都子の『秋雨前線』を読みたくなる。
50年前に書かれた本ですが、今年は、これまで以上に言葉が入ってくる。
例えば「清漣(せいれん)」には
「人目に立つことが成功であり幸福であるかのような錯覚は、いつのまにか我々の魂を汚染した。
人が見ようと、見まいと、いつも同じように澄んでいる清冽な泉。
人間のもっとも尊ぶべき魂は、こんこん、つねにあふれてみずからのさざなみに微笑む泉のような状態ではないか___」
「わたしは獣」には
「マスコミは万国博覧会場のはなやかさを宣伝していて、
万国博を見にゆくことが、幸福であるかのように人心をくすぐる。
けれど、そのすぐとなりの尼崎市では、空気汚染警報がでると、
子どもを家の中にとじこめ、窓を閉めて外気を吸わせないようにしなくてはならない。
いったい何が平和なのか。幸福なのか。
見つめるべきものの焦点をボカされてはならぬ。私は人間である前にまず、獣なのだ」
と。



 

8月20日(金)
朝と夕方、富士山が見えました。
日が暮れてから、すっと涼しくなる。
もう、すっかり秋の虫が鳴いています。
月夜。


 

 

8月19日(木)
今日も月が見えます。
だいぶふっくらしてきました。
こうして月を見ていると、平穏な世界のように思える。
そういう時間を引き寄せて暮らしていかないと、気持ちがもたない。
午後ハンズに用事があり、その帰りhomspunに寄ったら、
かいさんのブランド「KAI」のお洋服がお店に並んでいました。
かいさんのアトリエでは見せてもらっていましたが、
こうして別の空間で見るとまた違って見えます。
中川さんの大きな作品も2枚、ピンクの壁に飾ってあって、
空間全体、とってもいい感じでした。

神戸のLUCA(ポストカードを置いてもらっています)では、
先月、日本で一番早く、KAIのお披露目会がありました。
かいさんも来月中には、ご自身のお店をopenさせる予定です。
Zakkaもそうだし、身近な人の前向きな動きが、私の精神にいい作用をもたらしてくれます。
私が言うのもおこがましいのですが、homspunにお立ち寄りの際は、KAIもぜひ。
そして神戸のLUCAもぜひ。



 

8月18日(水)
朝、雲の影が屋根の上を移動していくのを眺めながら、
侯孝賢の「恋恋風塵」のシーンを思い出す。
映画は、山の斜面を移動していく影(陰)でしたが。
薔薇の鉢の中に、昨日まで見当たらなかったキノコ一つ発見。
前に一度生えてきたのより、ずっと太くて大きい。
ここ数日の天候がキノコには最適だったのか。
晴れているけれど、風が強いので、ルームシューズだけ2足洗って干す。
昼間、予想外の大雨になる。遠くの景色が霞んで見えないくらい。
30分ほど降って、また晴れました。
午後、ファイルの整理をしていたら、
17年前の雑誌「メイプル」の眸さんのページを見つけて、リレー連載(全3回)を読み返しました。
この時の眸さん、今の私の歳。
この時の眸さんは、やはり今も憧れの人でした。
眸さんの写真も、私の中の眸さん像そのもの。ステキです。
下の写真のページは、3回連載中の最後の回。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月17日(火)
今日も降ったりやんだり。
夕方、ともこさんがうちに来てくれる。
まさとさんの仕事でまたロンドンに移動になり、
日本で会えるのは、今日が最後かな。
ちょうど1年前ロンドンから日本に帰って来て、
こんなに早く移動になるとは思っていなかった(ご本人たちも)。
この状況だから、近所といえど、家に食事に誘ったり、誘われたりもできず。
それでも、会えていたほうだったと思う。
帰国したばかりの頃、旅行者のような目で東京を見ていたともこさん、
離れる前になってまたそんな感覚になっていると言ってました。
夜になって大雨。
明日はほんとに晴れるのかな。



 

8月16日(月)
小雨が時々降っていました。
明け方寒くて目が覚め、ガーゼケットを体に巻きつけました。
写真は、いつかのウィーン。青の色に惹かれて。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月15日(日)
それにしてもよく降ります。
昼間、イラストの仕事の絵が入っているところを、少しずつ整理。
ずいぶん前の絵の中にも、ポストカードにするといいかもしれないと思うのがあったり、
手直ししたいなと思うのがあったり、
そんなこんなであまり進みませんでしたが、
ゴミ箱はいっぱいになったので、少しは軽くなったのでしょう。
夕方、歩いてスーパーへ。
なるべく重いものは買わないようにしたけど、それでも手にずっしりときました。
朝、牛乳が少ししかなくって、たっぷりのミルクティーが飲めなかったので、
夕飯前ですが、これからミルクティーを飲もうと思いながらのささ記の更新。




 

8月14日(土)
今日も一日雨。
肌寒くて長袖を着る。
一日家。
昨日友人が、artekのガチャのことと、
私がいつも行くスーパーのすぐ近くにそのガチャがあるよと教えてくれました。
で、昨日スーパーに行く前に1回やってみたら、
うちにあるのと同じタイプの椅子が出てきました。
座面が黒だったので、アクリル絵具でブルーグレーに塗り直し、冷蔵庫の上に飾りました。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は、今日のアイロンがけから
写真を撮っている段階で、右下の格子のランチョンマットがあと1枚、
洗濯機の中に残っていたことに気づいていない。
ちなみにこのランチョンマットはZakka時代に買ったもの。
当時、シェーカースタイルが流行っていて、シェーカーぽいと思ってました。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月13日(金)
一日、雨。
雨音の中に蝉の声。
岩田さんからグループ展のDMが封書で届く。
代々木上原「AELU」にて、8月20日(金)から。
富士山の切手の上に「きょうの」と手書き文字。
「今日の富士山」が届きました。
岩田さんのこういうところが、スキっす。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月12日(木)
午後、少しの間、小雨。
アゲハチョウがまた、すぐ近くにやってきたり、
とてもご機嫌なカラスをみかけたりしました。
午後、眸さんとお会いしました。
眸さんがむいてくださった果物と、
眸さんが果物と一緒のお皿に乗せてくださったチョコレートと、
眸さんがいれてくださった紅茶をいただく。
しあわせな時間でした。
眸さんてどうしてこんなにかっこいいんだろう、
と思う気持ちは、どんどん増していくばかりです。





8月11日(水)
午前中の打ち合わせに自転車で出かける。
代々木公園の脇道、もう、栗が落ちていました。
暑いけれど、少しずつ秋を感じるようになってきました。
打ち合わせのあと、稲船さんと、下の階のかいさんのアトリエにお邪魔しました。
連絡はとってましたけど、お会いするのは久しぶりで、
会って話すのはやっぱりうれしい。
そして、また、、長居をしてしまうのでした。



 

8月10日(火)
暑かったな。
朝は、富士山にかかっている雲が雪のようで涼し気でした。
先日、ある方からのメールに
「佐々木さんは、何かひとつ食べ物を、宇宙に持ってゆくとしたら何を持ってゆきたいですか?
私は、スイカかブルーンか梅干しです」とあって、
3つ書いてあるところがいいなと思いました。
私は、といえば、こういうの決められないんです。

今日の涼し気富士山、更新してます。





8月9日(月)
午前中の雨は午後には止み、晴れましたが風が吹き荒れています。
洗濯はしたものの、結局部屋干し。
レモン、バラ、臥牛も部屋の中。

咲きそで咲かない臥牛さん。
茎だけどんどん伸びて、只今25cm。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月8日(日)
午前中、野上さんより白小豆の水羊羹が届く。
亮太君が帰ってきてから開封しようと思ったのだけど、
待ちきれず先にいただく。
先日、中島さんからいただいた、これまたおいしい煎茶を淹れて。
織作家お二人からのお心遣いに、気持ちがほろっとするおやつの時間になりました。
雨がすっかり上がった夕方、自転車でスーパーへ。
自転車置き場が空いていました。
 

写真は、ずいぶん前のスクラップノートより



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月7日(土)
夜更ですが、近くで蝉が鳴いています。
これから雨が強くなりそうなので、
臥牛とレモンとバラを中に入れる。
先日、一番初めに咲いたバラがだいぶ開いたので、切って、水挿しに。
短くて小さいけれど、華やぐ。

写真は、先日(7月30日)掲載した赤系鍋つかみと一緒に作った青系です。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月6日(金)
先日イメージフォーラムで見た、
ケリー・ライカート監督の「オールド・ジョイ」の音楽が、
Yo La Tengoで、とってもよかった。
その映画に関わった時と同じ頃に発売されたCDを、
亮太君がディスクユニオンで買ってきて、夕方から聞く。
今日の夕暮れの空は昨日と違って青かった。
昨日の富士山、更新してます。
 

OLD JOY 予告



 


8月5日(木)
朝も夕も富士山。
夕暮れから夜になるまでの空の美しかったこと。

昼間、外で掃き掃除をされていた方が、「殺人的な暑さ」とおっしゃっていて、
独り言なのか、私に同意を求めているのか分からなかったけれど、
その方がこっちを向いた時に会釈をしてみる。
自転車で帰ってきたところだったので、「お帰りなさいませ」と言われる。
なさいませとは、なんと。
先日、poiseの平岡さんに帽子のお直しをお願いしていたのを受け取りに、
お昼過ぎ、彼女の住まいの最寄駅でお会いする。
駅の中で数分立話をして、帽子を受け取って別れる。
どこかでお茶でも、とはお互いに言えない感じの、暗黙の了解。
家に帰って直していただいた帽子をみて、平岡さんの誠実さが伝わってくる。

写真は、昼間、亮太君が食べたものを洗ってテーブルに置いてあった器。
亮太君は休みの日は、朝昼、自分で作って食べます。
上3枚は岩田さんの、一番下は史朗さんの。
一番下の大皿にお蕎麦を盛って、
真ん中の2枚にはそれぞれ、トマト(サラダ)とつるむさき(炒めたもの)を一皿、
ゴーヤの卵とじを一皿、
一番上のは、朝のおめざの時にお菓子をのせたお皿のようです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月4日(水)
今日も暑くなりました。
このところ、ちょくちょく母から電話があります。
上京して30年以上経ちますが、
父や母と頻繁に連絡を取りあったりしてこなくて、
それがうちの普通なので、こんな風に母からちょくちょく電話があると、
ああ、心配なんだなと察します。
もちろん、心配だなんて一言も言わないけど。
3.11の時もそうでした。
あの時は、しばらく福井に帰ってくればと言ってくれたけど、
今回は、さすがにそうは言ってくれません。
いくつになっても親に心配してもらえること、
素直にありがたいと思えるようになりました。



 

8月3日(火)
朝、ざっと降ったあと、晴れました。
お昼過ぎ、銀行など用事を済ませたあと、ちょっと遠回りして、
普段通らない道を帰ってきました。
昔ながらの古い大きな家が所々にあって、大らかな造りになぜかほっとしました。
家の脇には白百合が咲いていて。
午前中、栄子さん(亮太母)から食料がたくさん送られてきました。
早坂さんのお野菜は、
オクラ、インゲン、トマト、きゅうり、ズッキーニ、
枝豆、モロヘイヤ、つるむらさき、ブロッコリー、紫蘇、ネギ!
そして先日、ツヨシさんと二人で秋田駒ヶ岳に登った帰り盛岡に寄られたようで、
盛岡のお土産も入っていました。
それから、楽しみにしていた栄子さんお手製の梅シロップ。
早速いただきました。氷を入れてお水で割って。
梅の美味しいこと!!
もう一つ食べたいところ、我慢しました。
栄子さんは長年福祉施設で働かれた後、
今は子供達と関わるボランティアをいくつもされていて、
おうちのこともきちんとして、梅干し、味噌は自家製だし、
亮太君をはじめ、息子たち三人に、こうして定期的に食料を送り、
明るく、懐が深く、私の友人たちのことまで気にかけてくれて。。
亮太君と知り合えたことで、栄子さんやツヨシさんに出会えたことも、
幸運なことだと常々思ってます。




 

8月2日(月)
少し曇ってきた夕方4時。
このところクーラーがあまり効かなくて、涼しくない。
午前中フィルターやらもろもろ掃除をしたら、掃除前より涼しくなって、よかった。
月が変わるとすぐ更新される「水牛のように」で、
高橋悠治さんが連載されている言葉を読むことが、
厳かな儀式のように習慣になっています。
そこに書かれている言葉が、コンサートで聞いたピアノの音のように聞こえてきて、
そして体の中に浸透していきます。
こちらから





 

8月1日(日)
朝、起きると、亮太君に薔薇が咲いたよと言われてみると、
ふっくら白い花びらが開いていました。
8月の始まりの日曜の朝。
レモンは、結局2つだけ成長しています。
3つ目は大きくならないまま、黄色くなりました。
落ちるまでそのままにしておこうと思います。


レモン(右上 小さいままレモン色に)




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3期_バラの開花