ささ記_December 2016


























12月の扉絵「りんご」
今号の『食楽』の絵です。

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ジュウハチバンオリジナル手ぬぐいページ

ポストカードのページ


12月26日(月)
曇り空。それほど寒くはなかったかな。
niloの更新も今年は今日が最後となりました。
今年1年もここを読んでくださりありがとうございました。
春は千鳥ヶ淵のボートの上でお花見をし、
夏は思いがけず大きな仕事ができ、秋には個展もでき、
冬には新しい仕事が決まり、年頭には想像できなかった充実した1年になりました。
それに今年はついに50歳を迎え、新しいゾーンに入ったなと(笑。
どうぞ風邪など引かず、よいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします!




12月25日(日)
いいお天気。
結局金曜日の夜から寝込んでおりました。
寝クリスマス。
今日はだいぶ良くなりましたが、もう少し。
寝ているだけなのに、おなかが空くので、
食事のときだけ起きて作って食べてまた寝る。
それでも体重計に乗ったら減ってました。👍🏻
メリークリスマ〜ス。



12月22日(木)
1日中強風。夜になって雨も降り出しました。
ここ数日喉が痛く、鼻水も出て、今に熱がどかんと来るぞ来るぞと思って過ごしていましたが、
ありがたいことに今のところ熱は出てません。
何年か前に母からもらったネックウォーマーを昨夜して寝たら、
首にびっしょり汗をかいて目が覚めました。
それがよかったのかな。
帰省した時に母がはいていたレギンスも予備のものを、いつだったか2つもらって帰って、
冬になるとはいていたのですが、けっこうくたくたになってしまったので、
先日新しいのをまた2つ送ってもらいました。
電話で「あの黒のスパッツ(レギンスとは言わない)また送って」と母に言うと、
「オカモトのか〜」と。
どこのかしらんがなと思いましたが「いつもお母さんがはいてる黒いやつ」をと。
こういうのをはき始めると、はかずにはいられませんね。



12月21日(水)
今日も暖かかった〜。
昨日ばったりお会いした井山さんと、午後buikで約束通りお会いしました。
遅めのランチをしながら、おしゃべり。
井山さんに初めてお会いしたのは、井山さんがまだ愛媛に住んでいらした頃。
冴子さん(松山で器のお店「ドノバン」をやってらした超素敵な女性)のおうちででした。
私がZakkaにいた頃はまだ井山さんの器はなかったので、
その時はどんな器を作る方かは分かりませんでしたが、
冴子さんちの猫ちゃんが、井山さんになついていたという記憶があります。
あれからだいぶ時が経っていますが、
シャイで、何事にも真面目で、一歩ひいた目で人や物を見ている感じは、
ずっと変わらないと(勝手に)思いました。
最初の頃に作っていた舟形やボウル型の白い器が、
宮崎ビルの地下のZakkaの棚に並んでいた風景をふと思い出しました。
ランチのあと、よいお年をと挨拶を交わし私は新宿へ。
伊勢丹と世界堂に寄って帰ってきました。



12月20日(火)
東京はこのところ暖かくて、ありがたい。
午前中、母よりお餅が届く。
午後ディーズの土器さんと、Zakkaの眸さんのところへお持ちする。
年末の私の恒例行事です。
風呂敷にふた箱分包んで歩くのは重いけど、嬉しい心持ちがします。
ディーズは今日まで山口さんの展示だったので、お餅をお渡したあと、
ゆっくり見せてもらいました。
土器さんと山口さんとよいお年をと挨拶を交わし、
Zakkaへ行く途中にふらりと立ち寄ったお店で、石村さんにばったりお会いしました。
そのお店にカフェが併設されていたので、20分ほどお茶をしました。
石村さんは夜、「婦人会」とやらで井山さんに会うのよとおっしゃっていて、
井山さんの話などして別れたあとZakkaに行くと、なんと井山さんにばったり!
実は井山さんとは明日お茶をする約束をしていたので、思わずふたりして笑ってしまいました。
井山さんがひと足先に帰られたあと、もう少しZakkaに居残りして、眸さんとちょこちょこ話をして、
よいお年をとご挨拶をして渋谷経由で帰る途中、、、
今度は岡尾さんとばったり!
今度岡尾さんに会ったら、「大好きです」って言おうと思っていたのだけど、
こんな風にばったりお会いしてご本人を目の前にすると、
そんなことを思ってたことがふっとんでしまうのでした。
でも実際言ったら、きっと引かれますね(笑。
岡尾さんからはメリークリスマスと言われました。




12月19日(月)
今日も暖かくなりました。
心なしか日が長くなったように感じました。
今日自転車置き場の壁面に虹をみつけました。
虹というか、プリズム。
私が通るところだけ黒い影になるので、何度か行ったり来たりしてみました。
面白かった。
夕方小唄と三味線のお稽古。年内のお稽古は今日でおしまい。
来年の6月が来ると5年続いたことになります。
ちっとも上手くはなってないのですが。。
でもいいお稽古事をみつけたなと思っています。
歌舞伎にはまっている友達夫妻が、週末京都に行ってみてきたようです。
そういえば昨年も京都まで見に行ってましたっけ。
なんと今年は最前列の席だったそうで、海老蔵さんの切った見得は大変迫力があったとのこと。
でしょうな。
しかも今週は歌舞伎座で玉三郎さんらしい。
素敵。



12月18日(日)
暖かくてよいお天気でした。
午前中、栄子さんから食料がたくさん届く。
お手紙に、早坂さんのお野菜が3月までお休みになったとのことがありました。
栄子さんが入れてくれた分が食べおさめ。
春を楽しみに待つとします。
大好きな支倉焼も入ってました。嬉しい。
前にもささ記で書いたことがあるのですが、
支倉焼が入っている箱のグレーの色がとても好きなのです。
(包装紙も素敵です)。
支倉焼

夕飯の買い物に出ると、窓や玄関を開け放って、掃除をしているお宅を何軒もみかけました。
それから、おうちの前で愛車をせっせと磨いているお父さんたちも
確かに、大掃除日和の日曜日だったかもしれない。


12月17日(土)
晴れて昨日よりは暖かく感じました。
午後、立花大先生の展示をみにザマスへ。
明日までなので、最後にもう一度(3回目✌️)。
今日は大先生がいて話せてよかった。
若い男の子にも人気らしく、次々と若者がみに来て、
写真を撮ってくださいと言われて一緒に撮ったりしていました。
作品のある空間、ほんとにとてもよかった。
ザマスのあと、先日智子さんが着ていて素敵だったダウンをチェックしに、
お店をみてから帰宅。




12月16日(金)
今日も晴れましたが風が冷たかった。
亮太君の友達の大山君から今年も高島屋からの赤ワインが届きました。
私の中ではハムの人ならぬ赤ワインの人になっています。
亮太君が「大山君」と呼ぶので便乗して君づけで呼んでいますが、
年下の方だけど、私なんかよりずっと大人という印象。
今年はご自身の本翻訳本、2冊の本が出ました。
そして来年のことでもいいニュースが亮太君の耳に入ってきて、
お祝いしたいねと亮太君と話しました。




12月15日(木)
今夜も月がきれい。
いやぁ、しかし今日も寒かったです。
寒いでしかし、と言い直したくなるほど。
午前中、ストレッチ。
今日も体の細胞のひとつひとつを意識する時間が持てました。
細胞。
ストレッチのあとはuzuraの潤ちゃんのお弁当。
今日のメインは茹で鶏のネギソースがけ。
ほうれん草のおひたしには黄色い菊の花もまじっていて、
一瞬菜花かと思いました。
里芋、セロリ、ゆで卵、人参、いんげん、今日も彩よく、安定のおいしいお弁当でした。
風が冷たい中、家に戻ると、部屋の中の暖かいこと。
お休みの亮太君が今日は図書館に行かずに家で仕事をしていたので、
暖房が入っていたこともあるけれど、
南の太陽の眩しいくらいの光の中で、ついうとうととソファで眠ってしまいました。
夕方から小唄と三味線のお稽古。
お稽古を終えたばかりの穂積氏と少しだけお話しました。
紺色のダッフルコートにグリーンのマフラー、茶色のニット帽、素敵でした。
ストレッチは今日で今年最後。
三味線のお稽古はあと1回。
「よいお年を」とご挨拶する季節になってきました。


12月14日(水
昨夜からの雨も午前中のうちに上がり、夜になってまん丸のお月さま。
空気が澄んでいるせいか、大きく見えます。
しかし、寒かった。北風のせいかな。
今日は嬉しい贈り物が重なりました。なので、心はぽかぽかです。
それからポストカードを買って下さった方から、
「ささ記」を読んで『ストーナー』を読み始めましたというメールをいただきました。
これも嬉しいことでした。




12月13日(火
夜になって雨になりましたが、昼間は案外暖かかった。
土曜日に志帆さんから高野山のお香をいただきました。
白檀の香。
午前中、洗濯や掃除をざっと終えたあと、
いただいたお香を焚くのがここ数日楽しみになっています。
先日Eさんからいただいた高峰秀子さんのご本の中にも「お香」というエッセイがあって、
『私は香水が好きだが、それにも増して、日本のお香が好きだ。
木の色も落ち着いた日本座敷に、ほのかにお香のかおりがただよっている風景に接すると、
「我、よくぞ日本人に生まれけり」と、うれしくなる』とありました。

今日、本屋さんで気になっていた「新潮」の原節子さんのエッセーを読みました。
(立ち読みです、すみません)
電車の中での人々の描写を読みながら、次々と映像が浮かびました。
混雑する車内で座るのが申し訳ないからと、
せめて立っている人の荷物を膝の上に抱えて座っていて、
それらの荷物は原節子の胸の高さまでになっていたよう。
前に立っていた乳飲み子を抱えた女性の赤ちゃんのおもらしが、
原節子の膝から足首にかけて、生あたたかい液体として伝っていくけれど、
荷物が胸まであって動けないし、荷物の主は電車のあちこちにいて声もかけられないとありました
当時26歳のこの美しい女優さんに、平気で(そうじゃなかったかもしれませんが)
荷物を持たせることにも少々驚きました。
電車の中の人々の描写から、日本人としての話に進んでいく。
今、読むことができてよかった。



12月12日(月
晴れましたが、寒かった。
昨日、叔父からお歳暮が届きました。
今回は江川の水ようかんと、小鯛の笹漬けと、越前蕎麦の詰め合わせ!
かなり嬉しい。
福井では水ようかんを冬に食べます。だから今なのです。
久しぶりに食べましたがやっぱりおいし〜い。
東京では青山の291でも買えますので、ぜひ。
友達はこの水羊羹が大好きで、毎年、出待ちしてます(笑。

夕方、小唄と三味線のお稽古。
今日から新しい唄を習い始めました。
「ぬしさんと」
かなり色っぽい唄でして、唄えるかしら。。。。と。
唄の中にある「比翼連理」なる言葉、初めて知りました。



12月11日(日
昨日ほど風はなかったけど、気温は低めでした。
昨日智子さんからいただいたりんごの甘い香りが部屋中に漂っていて、
しあわせな日曜日の始まり。
今、出ている食楽のりんごの文章に出てくる友人は智子さんのことです。

さて史朗さんの展示の続きを。
昨日は亮太君とさる山で5時に待ち合わせをしていて、
孝子ちゃん(史朗さんの妹)とも同じくさる山で待ち合わせでした。
(智子さんは用事があって4時過ぎにはお店を出たので、二人には会えず)。
数年前から、史朗さんは夏の間高野山に数ヶ月滞在して、高野山でも作陶を始めました。
パートナーの志帆さんのご実家が高野山にあるというご縁から。
今回も高野山の作品と、萩の作品が半々くらいで並んでいました。
どれもよくって悩みましたが、黒の大皿と、アイスグレーの大ぶりのカップ、
亮太君はカップと同じ色の「おちゃけ」を飲む用の丸いフォルムのお湯のみを選びました(どれも萩の作品)。
夜、猿山さん、山本さん、史朗さん、志帆さん、孝子ちゃん、亮太君、
某テレビ局にお勤めという美人さんの総勢8名でさる山近くの店で食事。
お酒を飲みながら亮太君が投げかけた質問に、史朗さんが答えているのを聞きながら、
史朗さんの器の高台が、人間の顎であるという話をとても面白く思いました。
高台も美しいとかねがね思ってはいましたが、まさか顎という風には捉えていなかった。
つたない私の言葉の断片だけを書いても、読んでる方にはさっぱり分からないですね。
立花君も史朗さんも、物を作る上での考え方というか捉え方というのかが、同じ線上にあるように思う。
そういう絵を私も描きたい。

今日の富士山更新してます。




12月10日(土
今日も空が青かった。
いいお天気でしたが、風が冷たくて夜はブルブル。
午前中のうちに家を出て、伊勢丹でいくつか買い物を済ませてから智子さんのおうちへ。
夜に何度かお邪魔したことはあったのですが、昼間に伺ったのは初めて。
窓の外の緑が新緑の頃、すごくきれいなんですと聞いていたのですが、
常緑樹のようで、この季節も、やや色あせて落ち着いた緑が窓枠いっぱいに広がっていて、それはそれは素敵な眺め。
光がたっぷり入る部屋で、お昼をごちそうになりました。
智子さんの住まいの近所にとてもおいしいパン屋さんがあるらしく、
そこのクロワッサンとサンドイッチを2種類。
智子さんの知り合いのフランス人の方が、遠くからわざわざそのパン屋さんまで、
クロワッサンを買いに行くとかで、確かにクロワッサンもですが、どれもとてもおいしかった。
木の見える部屋の真っ白な壁には、これまで買って下さった私の作品がたくさん並んでいます。
それから玄関と寝室にもそれぞれ2点ずつあり、それらぜ〜んぶを久しぶりに見ました。
先日のジュウハチバンさんでも買って下さった作品を並べる位置を決めてください、
と言われていたので、お昼を食べながら壁を見ていたら、すぐに決まりました。
いい眺めでした。ふふ。
夕方おうちをあとにして、今日から始まった濱中史朗展をみに二人でさる山へ移動。
1年に1度12月のさる山での史朗さんの展示。
高ぶる気持を抑えながら、麻布十番商店街を歩いていました。
長くなるので史朗さんの展示のことはまた明日。





12月9日(金
いいお天気で、とても暖かい1日でした。
洗濯日和だ!と張りきって洗濯をしたものの、南風が思ったよりも強くて、
飛ばされやしないかと気が気じゃありませんでした。
午後、ポストカードの納品とお茶を兼ねてZakkaへ。
ポストカードのページ9番目に掲載中のplusのポストカードを本日Zakkaにも納品しました。
plusのカードは、ジュウハチバン、aaltocoffee、in-kyo、sotosuでもお買い求めになれます。
どうぞよろしくお願いいたします。
Zakkaでは、入ってきたばかりという、広川さんの小さな鉢を2つ買いました。
何を盛りつけようか、考えるだけで嬉しくなります。
Zakkaのあと、the massで立花大先生の展示を。
今日は誰もいない空間でゆっくり作品をみることができました。
ブロンズの彫刻と、紙の上の黒い塊。
常設でずっと見られたらなと思う。

充実のココロで帰ってくると、小包が届いていました。
高峰秀子さんの『瓶の中』というご本。
表紙の題字と絵は梅原龍三郎。
昭和47年文化出版局から出版されたもので、
本の整理をされていて、もしかしたら私がもらってくれるかもしれないと、
送って下さったことがお手紙にありました。
嬉しい。。。
Eさん、ありがとうございます!






12月8日(木
真っ青な空でした。富士山もばっちり。
午前中ストレッチ。
そしてuzuraの潤ちゃんのお弁当の黄金コース。
今日のメインは鶏の唐揚げ。
今日はメインが2種類あって、シャケか鶏肉かと聞かれて
迷わず鶏肉!にしました。
うちではほとんど唐揚げをしないので、時々とても食べたくなるのです。
水菜のおひたしに蕪、ブロッコリー、人参と本日も色どりもよく、おいしくいただきました。
午後、ジュウハチバンさんより頼んでいた手ぬぐいが届く。
早速いくつかをプレゼント用に包んで、お手紙を書いて夕方送る。
夕方の方が朝より暖かい空気でした。
この間三日月だったお月さんは、だいぶふっくらしていました。




12月7日(水
寒くなりました。
昨日、早坂さんのお野菜が届いたので、
今朝冷蔵庫を開けた亮太君は、おいしそうなお野菜が満タンで嬉しそうでした。
菊の花(調理用)を食べるという習慣がなかったのですが、
亮太君は子供の頃から食べていたようで、
そのことを昨年知って、昨年はスーパーで何度か買いました。
今回、早坂さんに注文したら、薄紫色のが入っていました。
菊の花の料理は亮太君に任せています。
花びらをばらばらにほぐして、さっと湯がいて酢醤油で。
お酒の肴にいいみたいです。
早坂さんちのお野菜をいただくようになって、旬のものがよく分かるようになりました。




12月6日(火
いいお天気でしたが、北風が強い。
ラジオの天気予報で聞いていたのである程度想像はしていましたが、
午後からどんどん気温が下がって、北風が冷たかった。
でも空は清々しいくらい真っ青でした。
午後、MAROBAYAの展示をみに、桜上水のカモシカさんへ。
今年は東京で2回展示がありました。
ここ数年東京で展示がなかったので、2回も見られてよかった。
前回のアウトバウンドの時は亮太君に水色のシャツを、
今回は自分用に紺色の定番Tシャツを。
本郷の東大で展示をやったのはいつだったんだろうと、
帰り道、甲州街道を駅まで歩きながら思い出したりしました。





12月5日(月
昨夜降った雨も朝には上がっていて、日中は上着がいらないくらいの暖かい陽ざしでした。
空気に香ばしいような落ち葉の香りが漂う。
富士山もぼんやりとですが、見えていました(写真には撮らず)。
夕方小唄と三味線のお稽古。
帰り道、空にはぼんやりお月さまがみえました。

さて、新しくポストカードのページを作りました。
以前のniloのモノクロのポストカードのページは、
在庫がなくなっているものが半分ほどあるのですが、なにせもう更新できないので、
そのままになっております。すみません。
ご注文いただいた方にはお求めできるカードをお伝えしております。
今回は、カラーのポストカードのページを作りました。
どれも随分前のものなので在庫は少ないのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

ポストカードのページはこちらから



12月4日(日
暖かく穏やかな日曜日でしたが、夜になって雨が降り出しました。
『ストーナー』を読み終えたあと、亮太君から借りて今読んでいるのが、
『アサイラム・ピース』/アンナカヴァン。
短編が14編収められていて、なんとなく惹かれるタイトルから読んでいます。
亮太君が読んでいなければ、私の生涯でこの先きっと手にとることがなかったであろう本。
読みながら、なぜか志賀直哉の「暗夜行路」と重なる部分を感じたり、
ストレッチの先生の思考と似ていると思ったり、そんな自分の読み方を面白く思う。

そういえば『ストーナー』を読み終えたあと、もしも映画化されるなら、
誰をキャスティングしようかと、しばらく妄想していました。
主役のストーナーの晩年は、ジェレミー・アイアンズかなぁ。。。
ただ、若い頃を演じるにはちょっと無理がある。
20代から60代まで通して演じられる俳優さんだと、誰だろう。
奥さん役はウィノナ・ライダーがいいなとか。
ウィノナ・ライダー、もう45歳になっていました。




12月3日(土
今日も暖かく、よいお天気になりました。

欠品していたジュウハチバンさんのオリジナル手ぬぐいですが、
昨日新たに染め上がってきたようです。
私も早速、ジュウハチバンさんへお使いもの用に注文しました。
自分のデザインした手ぬぐいを、お使いものとして渡せるって嬉しいものですな。
あの人とあの人と・・・とお顔を浮かべながら、
贈る方の名前を紙に書き出すのは楽しい時間でした。
ジュウハチバンオリジナル手ぬぐいページ

昨日の朝の富士山、更新しております。




12月2日(金
真っ青な空でした。
向かいに見える木の、残り少なくなった葉っぱが穏やかな光に包まれていて、
かさかさと静かに揺れる風景を見て、こんな日常がずっと続くといいのにと思う。
本調子ではないけれど、天気もよいことだし、いろいろと用事に出かける。
午前中のうちにスーパーと薬局で買い物を済ませ、
新宿に出て、帰省の切符の手配と世界堂、そこから目黒に出てバスでクラスカへ。
やっと堀井さんの展示を見ることができました。
今回も堀井さんの世界がありました。
展示が始まってだいぶ時間が経っていたので、
野上さんのマフラーを見ることができなかったのは残念でしたが。
展示を見たあとは学芸大まで歩いて、マッターホーンでお土産を買って、
渋谷経由で帰ってきました。
あちこち移動したせいか、帰ってきたらけっこう疲れてしまいました。
夕焼けの富士山撮影に間に合うかなと思ったけど、ちょっとだけ遅かった。
しばらくいいお天気が続きそう。
こういう穏やかな冬の晴天は、東京ならではだなと思う。





12月1日(木
いいお天気でしたが、このひと月余りの疲れが出たのか、
昨夜から体調不良で、今日は1日家で安静にしておりました。
昨夜は布団の中で冷や汗をかきながら明け方眠りに就き、
起きたのは昼の12時ちょっと前。
起きてぼーっとしていたら、電話が鳴って朗報が来て、気持ちが一気に上がりました。
プレゼンが通って、ひとつ仕事が決まりました。
企業誌の表紙の絵なので書店には並ばないのですが、毎月の連載の仕事なので大変ありがたい。
よかった。
今年は夏と秋に、それぞれ代理店からプレゼンに出してもらえて、2つとも通るという結果に。
どうしちゃったんだろ〜。
あたし、キテるかも?(笑。
幸先のよい12月のスタートになりました。


今日のスキ帖19

今日の富士山2016





ささ記_November 2016







































11月の扉絵「プネー」
今回の個展「きんいろ」で展示しています。

すべての画像、文章の無断転載禁じます



佐々木美穂コラージュ展「きんいろ」
11月6日無事終了いたしました。
ありがとうございました!
個展の詳細はこちらから

ジュウハチバンオリジナル手ぬぐいページ


今日のスキ帖19
今日の富士山2016




11月30日(水)
夕方から、気温が下がり冷え込んできました。
明日から12月。
一昨日の三味線のお稽古の時に、1月のお稽古日を先生がおっしゃっていて、
新しい手帳に、今日お稽古日を書き込みました。
カレンダーは11月から12月に貼り替えました。
28年間ずぅ〜っと使っているZakkaのカレンダー。
2016年最後の月は藤原さんの、わりかし初期の頃のルームシューズ。




11月29日(火)
午後、絵の受け渡しでbuikへ。
ずっとおせちの絵を描いていたのですが、
お渡しできて、絵が離れてちょっとほっとする。
そのままbuikに残り、食楽のN女史から今号のりんごの絵の返却。
最後の最後で描き直しができてよかったと、りんごの絵を見ながら、
N女史とその時のことを笑いながら話す。
話していたら、小豆を煮ている匂い。
モーニングのトーストのメニューの餡。
そういえばこの前N女史とbuikに来た時は、ランチのサラダとスープのメニューに
添えられるパンを焼く匂いがしてましたっけ。
いいお店だなと今日も思いました。



11月28日(月)
北風が強めでしたが、晴れて暖かくなりました。
そういえば昨日、新宿の地下道を歩いていたら、
アイルトン・セナが出ている時計の広告を目にしました。
やっぱりかっこいい。
そしてマリオン・コティヤールと似ていると思いました。
唇の感じか。
男女を問わず、こういうお顔がすごく好きなのだと気づきました。
夕方から小唄と三味線のお稽古。
また練習不足のまま出てしまいました。

今日の富士山、更新してます!




11月27日(日)
夕方から雨になりました。
雨が降り出した頃、Poiseの春夏の帽子の展示へ。
Poiseの平岡さんは、毎シーズン新しい帽子をたくさん発表します。
定番も素敵なのですが、
新しいコレクションは守りに入らずいつも攻めていて、そこがかっこいいと毎回思います。
Zakkaでも一昨年の夏からだったか、Poiseの帽子が買えます。
眸さんが選んだ帽子が、Zakkaに並んでいるのもとてもいい風景です。



11月26日(土)
今日もいいお天気になりました。
昨日も今日も昼間は暖房なしでも、部屋の中がぽかぽかでした。
日が暮れてから、世界堂へ。
この前、亮太君が電話で栄子さん(亮太母)と話していた時に、
先日NHKのドキュメント72時間で世界堂をやっていたらしく、
私のブログに時々出てくるのはその世界堂のことなのかと聞いていたそうです。
その世界堂です。
うちはテレビがないので見てなかったのですが、
年末に実家で、年末スペシャルをみるのを楽しみにしてます。
ベスト9に世界堂が入っていたら見られる。
とはいえ、眠くなって最後までみたことはないのですが。
今日は世界堂と伊勢丹の食品売り場にだけ寄って帰ってくる。






11月25日(金)
晴れて暖かくなりました。
朝は真っ白な富士山、夕焼けの富士山もきれいでした。
一昨日届いた早坂さんのお野菜の中に、葉つきの大根がありました。
すっと細くてとても美しい大根。(この大根のような大根足だったら、大歓迎)
葉っぱの半分は細く刻んで一昨日のお昼の雑炊に入れ、
あとの半分は炒めておかか醤油で和え、大根は浅漬けにしてそれぞれおいしくいただきました。
ラディッシュは今回の分で最後とのこと。
次回からは蕪かな。
スーパーのお野菜の高騰はちょっと落ち着いてきたようですが、
早坂さんのお野菜はずっと変わらず同じお値段。
無農薬なのに安くておいしくて、ありがたい。





11月24日(木)
予報通り雪。
積もりはしませんでしたが、大きな雪があとからあとから降ってくる空を眺めていたら、
子供の頃もこんな風にずーっと雪が降ってくる空を見ていたことを思い出しました。
原宿のThe Massで明日から立花大先生の展示が始まるのですが、
夕方からプレオープンに出かけてきました。
いつぞやの展示の時も初日に大雪のことがあり、さすが大先生、持ってます。
オープニングの前にZakkaに寄ってお茶をしました。
雪はすっかりやんでましたが、吐く息は白く、
息をすると鼻の中が痛く、手はかじかみ寒かった〜。
Zakkaで暖かいカプチーノをいただいて、眸さんと佐藤さんと話をして、
身体と気持ちを温めてからThe Massへ。
以前にも書きましたが、The Massは建築家の荒木信雄さん設計のギャラリー。
3つのスペースがあって、それぞれシンプルで超かっこいい箱。
その3つ全部を使って今回大先生の大展覧会。
ブロンズの作品がメイン。
すごくて、今日は心がそわそわして、期間中また何度も足を運んで見ようと思います。
2次会も楽しく、おいしかった。
今日もいい1日だったな〜。





11月23日(水)
白い雲が空をおおっていてました。
今夜から東京も雪が降るかもしれないとの予報。
夜になりましたが、まだそう寒くはない。

昨夜、家に帰ってきてしばらくしたら、ある方から小包が届きました。
お菓子(この美しいチョコレート菓子をいただいたのは人生で2度目)、
手作りの蜜蝋リップバーム(ラベンダーの香り)が銀色の丸い缶に詰められていて、
蓋には、少しくすんだ水色のラベルにタイプライターで打ったようなアルファベットの文字。
(後日よーく見たらタイプではなく、手書きの文字でした)
その缶がお手製の素敵な小さいポーチに入っていました。
そして心のこもったお手紙。
お手紙の入っていた封筒を見た瞬間、思わずひょえ〜と声を出してしまいました。
Zakkaでの初めての「なべつかみ展」(20年以上前)の時に作った、
私のなべつかみをその時に買ってくれていたらしく、
表と裏の等身大コピーで作った封筒だったので。
使い込んであるけれど、大事に使って下さっていて、
布の配色をみて、なるほどその方が選びそうだと思ったけれど、
もはやもうその方のなべつかみになっていました。
先日あるものを差し上げたのですが、そのお礼にこんな素敵な贈り物をいただいてしまったのでした。
嬉しくて嬉しくて、机の上に並べて眺めていました。
私もこんな贈り物ができるような人になりたい。







11月22日(火
地震で目が覚め、ラジオをききながらもいつのまにかまた寝てしまい、起きたら青空。
暑いくらいのいいお天気になりました。
午後、彩さんと吉祥寺で待ち合わせて、フェヴのみどりさんの展示へ。
いらっしゃらないかなと思っていたら、
階段をのぼっている時にみどりさんの声が聞こえてきて、あ、みどりさんだと嬉しくなる。
たくさんのお客さまがいらして(私たちもその中のひとりですが)、
みどりさんが、穏やかに的確に器の説明をしていました。
器だけじゃなく布ものもあって、ギンガムチェックや茶色のストライプが、
みどりさんだなと思いました。
私がZakkaにいた頃、みどりさんはケイタリングのお仕事からスタイリストの仕事へと、
移行していった時期だったように記憶しています。
よくZakkaに来て、北出さんや眸さんと話をしていました。
当時からZakkaでずっとお取り引きのある浅井さんや村木さんの器から、
浅井さんは織部(粉引もありましたが)、村木さんは片口を、
今回のみどりさんの展示でみることができ、
それらがみどりさんの日々の暮らしの中で、みどりさんの器の定番となっていったことを、いいなと思いました。
それぞれの作家さんが、食べもので何が好きかと答えているのを読むのも面白かったし、
そこがみどりさんのスタイリングの基盤なのだろうと思いました。
フェブのあと、A.KLaboでお茶タイム。
A.KLaboの庄司さんと彩さんは高校の同級生。
初めてA.KLaboに連れていってくれたのも彩さんでした。
新しいお店になってから、実は私は初めてでして、
シンプルな空間とおいしいケーキとお茶、彩さんとのおしゃべりも楽しくてゆっくりさせてもらいました。
庄司さんと彩さんの、ラフだけど愛のある会話も素敵でした。
今日もいい1日になりました。



11月21日(月
予報どおり夕方から雨。
夕方小唄と三味線のお稽古。
お稽古場の向かいのお屋敷の敷地は木が生い茂っているのに、
いつもきれいに掃き清められていて、道に落ち葉がほとんど見当たらない。
さすがです。
唄を先にやっている「時雨して」の三味線を習い始めました。
時雨(しぐれ)は、この季節の雨の言い方ですが、
雨の言い方が季節によって変わるのを、小唄でより実感しています。
春雨、五月雨、梅雨、夕立、秋雨などなど。
美しいですな。




11月20日(日
晴れて暖かい。毎日、今日みたいな気温だといいのに。
午前中、母から食料やらカイロやらの荷物が届く。
すぐに電話をしなかったから、午後、母から届いたかと電話がくる。
今度はすぐに電話しないと。
今日もお相撲を聞いてから夕飯の買い物へ。
亮太君には宮城産の生牡蠣を。この秋、2回目。
いつも帰る前に仕事場のある駅からこれから帰ります電話があるのですが、
時々「今日の夜ごはんは何?」と聞かれることがあって、
前回の生牡蠣の時は、声のトーンが急に上がっておかしかった。
今日はどうかな。



11月19日(土
雨でしたが、夕方には上がりました。
お相撲を聞いてから夕飯の買い物へ。
今日は2軒のスーパーをはしご。
思ったより寒くなくて、自転車で風をきるのが気持ちよかった。
絵を描いていると、爪の中にも絵具やオイルパステルが入ってしまいます。
なぜなら時々手で塗るから。
そして研磨剤と石鹸で洗うので、ここのところ手ががさがさ。
買いたいものがあるのだけど、
きれいなお姉さんたちがいる化粧品売り場にはしばらく行けない。。。




11月18日(金
いいお天気でした。
街中の木々もだいぶ紅葉して、窓から見える遠くの木々の景色も、
赤、黄、オレンジなど賑やか
午前中、茨城のえっちゃんから嬉し〜い電話をいただく。
えっちゃんたち夫婦は、かつて私の部屋のお隣に住んでいました。
結婚生活を始めるのに選んだ部屋がお隣だったのです。
牧内さん(lentoの)の幼馴染で、こんな風に仲良くなるきっかけを作ってくれたのは牧内さんでした。
当時、えっちゃんと牧内さんが夜ご飯を外で一緒に食べた帰り、
近いから新居を見においでよと牧内さんを誘ったのだそう。
歩いているうちに私が住んでいるマンションにだんだん近くなってくる。
そして同じマンションだったことにまずすごくびっくりしたそうですが、
階まで同じで、しかも隣だったという偶然に、牧内さん鳥肌が立ったそうです。
その日はうちをピンポ〜ンしたい気持ちを抑えて、おとなしく帰ったそうですが、
それから少しずつ話をするようになったのでした。
楽しい思い出ばかり。
夏の神宮の花火、えっちゃんたちの部屋は角部屋だから部屋の窓から花火が見えるので、
お呼ばれして、夕飯を食べながら花火を見た日のこと、
クリスマスに、ベランダの物干し竿にプレゼントがかけられていたこと、
えっちゃんたちの引っ越しが決まってから、ささやかな夕飯のお招きをした日、
お隣なのに、すご〜くおしゃれをして来てくれたことなどなど。
えっちゃんとの電話のあと、そんなことを思い出していました。




11月17日(木
青い空。陽ざしが暖かい。
朝ぼんやりと、春に見るような富士山がみえました。
午前中ストレッチ。
自分が一旦「無」になる感覚を探る。
ストレッチのあと、いくつかの用事のためいつもとは違う経路で帰ってくる。




11月16日(水
曇り空で、この時期らしい気温になりました。
昨夜、風が強くて空がすごくきれいだったので、
夜中にベランダに出て亮太君と月と星をみている間に、
どうやら蚊が部屋の中に入ってきてしまいました。
亮太君は顔を2か所刺され、朝まで眠れなかったそう。
結局しとめられなかったらしいので、日中蚊取り線香をたく。
冬空なのに、部屋の中は夏の匂いです。

さて、今回の個展からお目みえした、
ジュウハチバンオリジナル手ぬぐいのページを作りました。
今後も色を変えて展開していく、ジュウハチバンさんの定番商品になります。

手ぬぐい2種類とその半分のハンカチサイズの4種類。
これまで手ぬぐいのハンカチサイズは使ったことがなかったのですが、
凡子さんはハンカチサイズをよく使うようで、今回も作ることになりました。
私は初めてハンカチサイズを使ってみて、なるほど使い勝手もよく、
倉敷意匠さんで以前作っていただいたハンカチと共に愛用し始めました。
よろしくお願いいたします!
ジュウハチバンオリジナル手ぬぐいページ



11月15日(火
暖かくなりました。
午後Y姉さんちへ。
ふた月おくれですが、誕生日指圧を受けました。
ここ数年、Y姉さんから誕生日プレゼント何がいい?と聞かれるたび、指圧と答えております。
今日はろくにも会えました。
あいさつ代わりに「お疲れさまです」と言われて、
「ぜんぜん疲れてないんですけど」と返す私。
この間大学に入ったと思ったら、来年はもう4年生。
今日はアルバイトで塾の講師に出かけるところ。なんか頼もしいぞ。
そういえば、ちょうど今のろくの年齢の時に上京し、
その年、Y姉さんとセツで出会った〜のでした。
ろくも生涯の友達とすでに出会っているかなあ。
Y姉さんといえば、ジュウハチバンでの個展の初日に来てくれたとき、
uzuraの潤ちゃんとそれこそセツ以来の再会を果たしたのでした。
セツ時代、ふたりはあまり話をしたことがなかったのですが、
お互いの顔は覚えていて、およそ30年ぶりだというのに息がぴったり!
井山さんと大笑いしてしまいました。
今、この時代に節先生が生きていて、セツのような学校があったらどんなにいいだろうと思う。



11月14日(月
日が暮れてから雨になりました。
スーパームーンは見られず。
夕方、小唄と三味線のお稽古。
帰り道、向かいのお屋敷の門が開いていて、
立派な日本家屋の窓に明かりが灯っていました。
今宵は一体どんな人たちが集っているのだろうかと想像する。





11月13日(日
今日も暖かくて気持ちのよいお天気でした。
午前中、栄子さん(亮太母)から食料の荷物が届く。
箱の中ぎっしりおいしそうな食料が詰まっていました。
ありがたいことです。
先日、ジュウハチバンさんでの個展の初日にも、宮城から車で亮太父と二人で来てくれました。
その時もいろいろとお土産をいただき、
中でも、近くの農園でその日の朝採れたりんごを、うちとジュウハチバンさんにたくさん下さって、
初日に来てくれたお友達にも少しずつですがおすそ分けしました。
そのりんごのおいしかったこと!
今日の荷物の中にも、そのおいしいりんごが入っていました。
それからこの前、宮城でもコンサートをやったアファナシエフのサイン入りCDも、
お野菜の上に入っていました。
サインは黒い盤に金色のマーカーで、まるで現代美術のよう。
アファナシエフのことは、亮太君に教えてもらって以前見た動画で、
フランスヴェルサイユの家で猫と暮らし、白ワインと牡蠣をとてもおいしそうに
優雅に食べている映像がピアノの演奏の映像よりも、印象に残っています(笑。
長いですが、とても見応えのある番組だったので、ご興味のある方はこちらから
今日はずっといただいたCD(JE SUIS BEETHOVEN)をかけていました。
そのせいか、夜の月がいつもと違ってみえます。



11月12日(土
昨日とは打って変って、晴れて気温も上がり暖かく、空は青く。
縮こまっていた体がじわじわと解放されていく感じ。
亮太君の傘を干し、洗濯をし、靴の手入れをし、
冷蔵庫の上と下を拭き、お昼ご飯の前にスーパーに買い物に行き、
午後にはすでに大仕事を終えた気分。
見たいものがあったので、お昼を食べたあと自転車でhomspunへ。
お店番をしていたのは、なんと甲斐さん。
お会いしたのが久しぶりだったので、ゆっくりおしゃべりしてしまいました。
私がZakkaにいた頃、甲斐さんは当時オリーブ少女に絶大なる人気のお洋服屋さんのパタンナーをしていて、
当時の話や、Zakkaの話、甲斐さんのお子さんの話などなど
生まれ変わったらZakkaで働きたいと、今日甲斐さんがおっしゃっていたのがおかしかった。
homspunだって、いいお店だな〜と行くたびに思います。




11月11日(金
朝から雨で、夕方まで降っていました。
空は真っ白。
昼間は遠くの景色が霞みの中で、なかなか素敵な眺めでした。
すっかり暗くなってから、図書館から帰ってきた亮太君と夕飯の買い物へ。
あちこちの道に色づいた落ち葉が散っていて、見上げると桜の木。
桜はこの季節の葉っぱまで、楽しませてくれる。
気が早いけど、あと4か月もすればまた桜が咲く季節が巡ってくるんだなと思う。




11月10日(木
雲が厚く、寒い1日でした。
福井の冬の空のよう。
午前中ストレッチ。
今日も体の内側、そして外側は宇宙まで意識する。
体の内側も広くて奥深くて、そういう意識の仕方が面白い。
ストレッチのあとは潤ちゃんのお弁当。
今日も全〜部おいしかった。
おかずもだけど、uzuraのお弁当はご飯もとてもおいしい。
お米自体もおいしいのですが、炊きたてのあったかいご飯を詰めてくれるのです。
今日も小さなお子ちゃまと買いに来ていた方が、
ご飯もおいしくてご飯だけ先に食べちゃうんですよ(多分お子ちゃまが)とおっしゃっていました。




11月9日(水
北風が強くて、朝食の時、亮太君が木枯らしじゃないかと言ってました。
亮太君が出かけたあと、ラジオで今日東京は木枯らし1号が吹いたとのこと。
朝のうち見えなかった富士山は、昼間はよく見えました。
もう真っ白でした!
この2〜3日、柿とゆずのいただきものが続いて、
食器棚の上がかわいかったので、なくならないうちにと今朝撮った写真。



























左上の箱は2つとも岩田美智子さん、
箱の上のニットとフエルトを着たどんぐりは勝本みつるさんの作品。




11月8日(火
日中は曇り空でしたが、夜になって雨になりました。
午後Zakkaへ。
個展を見に来て下さったお礼と無事に終わった報告をして、ゆっくりお茶を。
弟子屈の山椒の北原さんからZakka宛に届いた荷物の中に、
私宛のも入れて下さっていたので、それも受け取りました。
北原さんからは今年もシタカラ農園のコロ芋をいただきました。
農園も夏の悪天候の影響を受けていたそうですが、ジャガイモは頑張ってくれたのだそう。
大事にいただきたいと思います。
Zakkaでゆっくりしていたら、みどりさんとばったり会いました。
先日みどりさんからDMをいただいた「高橋みどり器展」が、来週の土曜日から始まります。
器は販売しているのか知りたかったのでお聞きしたら、
DMに名前が出ている作家さん、それぞれ少しずつ販売があるそう。
展示の仕方なども楽しみです。
Zakkaのあと、久しぶりにABCに寄って、洋雑誌を1冊買って帰ってきました。




11月7日(月
気温は低めですが、南の部屋の太陽の陽ざしの中にいるととても暖かい。
夕方、小唄と三味線のお稽古。
先週のお稽古も今日も、家でほとんど練習しないまま出席してしまいました。
個展の期間中でも、平常心を保ち、淡々と日常のことをする、
そんな人になりたいものです。
お稽古場で穂積氏が、明大前で星先生の個展があることを教えて下さいました。
穂積氏も星先生も80代。
セツ先生は生きていらしたら、おいくつになられるのだろう。
穂積氏はセツの第1期生。
私が入学したのは、たしか1987年の春。
毎回セツ先生が同じ空間で、同じモデルさんを一緒にデッサンして、
描いた絵を次々とホワイトボードに貼ってみせてくれる。
休息時間は学校の中庭で、みんなと一緒におしゃべりしながらお茶をする。
水彩の授業の時は、描いたあと、全員の絵が並べられてセツ先生が合評をする。
えらそうに何か言うわけじゃなく、
そこにセツ先生がいてくれることが、緊張するけれど嬉しくて、
絵だけじゃなく、かっこいいこと、上品なことをいろいろ教わった学校でした。





11月6日(日
風がありましたが、気温は上がり、東京は20度を超えたようです。
朝夕は富士山が、夜は三日月がみえました。
本日、無事にジュウハチバンさんでの展示が終わりました。
ありがとうございました。
夜、凡子さんから電話をいただき、電話のあと、
終わって寂しいような気持ちとほっとした気持ちがしました。
足を運んで下さった方、気にかけて下さった方、ありがとうございました。
終わってみれば、楽しかったと振り返ることのできる時間になりました。
何年後か分かりませんが、またジュウハチバンさんでできたらいいなと思います。
手ぬぐいとハンカチは、ジュウハチバンさんの定番オリジナルとして、
色を変えながら、この先もずっと展開していく予定です。
今度はどんな色にしようか、考えるとわくわくします。
年末年始のお使いものにもよいかと(手をスリスリ笑。
引き続きどうぞよろしくお願いします。



11月5日(土
今日も1日よいお天気でした。
一昨日と同じ時刻の電車で宇都宮へ。
行きの電車の中で読んでいた『ストーナー』もあと1章を残すばかりに。
読み終えるのが惜しくなってきました。
今日も駅まで凡子さんが迎えにきてくださっていて、車に乗り込むと、
後ろに凡子さんのおチビちゃん(ふたり兄弟の下の男の子)が乗っていました。
3年前は1歳になったばかりで、顔を見るたびに大泣きされましたが、
今回は自分のことを「オレ」と呼び、
今日は「みほさんのことが好き」と言われ、おまけに2段ベッドまで買ってくれるとのこと。
みほさん、嬉しくてデレデレしてしまいました。
ずっとniloを読んでくださっている方が今日も何人もいらして、楽しいお話ができました。
個展ならではの、私にとってはとても貴重な時間です。
お友達、Zakkaの後輩たち、私と凡子さんが敬愛する方、編集者の方にも、
連日足を運んで見ていただいていること、
凡子さん共々、ありがたさとしあわせな気持ちでいっぱいです。
帰りは、食楽のN女史が仙台の帰りに寄ってくれると言っていたので、
やはり一昨日と同じ時刻の電車で一緒に帰ってきました。
おしゃべりしながらだと、あっという間でした。
10時過ぎに家に帰ると、ちょっと前に帰ってきたという亮太君が、
なにやらたいへんおいしそうなおかずを自分で作って、食べていました。

いよいよ明日が最終日です。
どうぞよろしくお願いします!!



11月4日(金
今日もよく晴れました。
夜になっても暖かく、西の空に赤い大きな細い月がありました。
昨日、「食楽」冬号が届きました。
連載は今回「りんご」です。
WHAT'S NEWのページにアップしたので、よかったら見てみてください。
今回のりんごの絵を見て、亮太君がほめてくれました。
見たときに何かひっかかるようで、その言葉、とても嬉しかったです。
今回、印刷に間に合うぎりぎりの日程で戻してもらって、
絵の直しをさせてもらったのでした。
直す前の絵のまま掲載されたら、一生悔いが残りそうだったのでほっとしました。
素早く対応に当たってくれた、N女史のおかげでもあります。

さて、今日は早く寝て、明日に備えます。
よろしくお願いします。



11月3日(木
朝のうちは雨が残るかと思いきや、6時過ぎに起きた時にはすでにピカピカの晴れ。
文化の日の今日は両親の結婚記念日。52周年だか53周年だか。
ミルクティーと、栄子さん作の無花果の甘煮をヨーグルトにひとつ入れて食べて、
身支度をして出かける。
このところ、ほとんど読み進んでなかった『ストーナー』/ジョン・ウィリアムズ著が、
今日の行き帰りの電車の中で思いのほか集中して読めました。面白いです。
ちょっと贅沢して、前回も今回も行き帰りともグリーン車両(湘南新宿ラインの)に乗ったので、
静かで落ち着いて読めたのかもしれません。
宇都宮もとてもいいお天気で、平地にどこまでも青い空が広がっていました。
昨日届いた手ぬぐいも、とてもいい感じで並んでいました。
手ぬぐいの題名は今日慌ててつけました。
最初に出来上がっていた、白地に青(紺と青を混ぜたような色)と、
2か所だけ茶色が入った絵柄のほうは「昼下がり」。
もうひとつ、濃い目のグレー地に、白抜き(手ぬぐいの白色)は、「寺院のある丘」。
「寺院のある丘」は、展示している「パルヴァティ寺院のある丘」という作品がモチーフのデザインなので。
「昼下がり」のほうはなんとなくです。
2種類ともとても素敵、と自画自賛。
今日も東京から来てくれた方が(火曜日には岡山から日帰りで来てくれた方も)。
前回のkidギャラリーの時にも長い時間熱心に見てくださっていましたが、今回もゆっくりと。
たくさんお話もできました。
展示をみたあと、足利の屋台のコーヒーやさんへ行きたいと言ってましたが、
もう暗くなっていたから、たどり着けたかなと凡子さんと話していました。
今週はこのあともずっと晴れが続きそうです。
展示は日曜日までです。どうぞよろしくお願いいたします。



11月2日(水
曇り、気温も低い。
それでもキッチンクロス類は洗濯して、干して、アイロンをかけました。
午前中、早坂さんの野菜が届く。
冷蔵庫の中が早坂さんの野菜で満たされると、安心します。

夕方凡子さんから電話があり、手ぬぐいのもう1種類の方が届きましたとのこと。
初日から2種類並べるはずだったのですが、諸事情により1種類だけになっていました。
明日から2種類の柄が並びます!
手ぬぐい2種類、ハンカチ4種類、全部で6種類。
ジュウハチバンさんのブログで、明日以降画像が掲載されると思いますので、みてみてください。

明日3日と5日は、ジュウハチバンさんに伺います。
何かききたいことなどありましたら、声をかけてください。
よろしくお願いします。




11月日(火
朝のうちは雨が降っていましたが、すっかり晴れている午後。
今朝の朝食のパンには、hutteさんの山桜のハチミツを。
hutteさんのハチミツを食べるたび、目が覚めるようなおいしさにびっくりします。
ジュウハチバンさんで買うことができるので、今回このハチミツを買うのも楽しみでした。
が、しかし、BUT、なんと、初日hutteさんの奥様(別のお仕事をされてます)から、
山桜とアカシアをひとつずついただいてしまったのでした。
今年は天候のせいで、特に貴重な貴重なハチミツであることをお聞きました。
hutteさん、ホームページやsnsなどやっていないそうで、そういうところも好きです。
ぜひジュウハチバンさんで。

先日、凡子さんとゆっくり話をする時間があって、
もう20年以上のおつきあいになりますが、初めて知ったこともいくつもありました。
中でも凡子さんがお店を始める時に、
Zakkaで北出さんが話してくれた言葉を聞いて、とてもじんとしました。
今までもこの先も、その言葉が凡子さんの心の中にあることをよかったなと思う。
北出さん、なんてかっこいいんだ。

今週は、あさって3日と、5日にジュウハチバンさんに伺う予定です。
個展が始まる前、Zakkaに行った時、眸さんに、
「東京から通うの?」と聞かれました。
その言葉は、毎日行くことが前提のように聞こえました。
「いえ、毎日は行けないのですが」と答えたものの、
やはりそれくらいの心持ちでいるべきなのかと反省しました。
少ないですが、あと2日伺いますのでよろしくお願いいたします。




今日のスキ帖19
今日の富士山2016