ささ記_May2018






























5月の扉絵は「たけのこ」  
すべての画像、文章の無断転載禁じます
佐々木美穂


今日のスキ帖_器編



5月31日(木) 
雨の予報でしたが、ほとんど降らず。
午前中栄子さんと母から同じ日に食料の荷物が届く。
栄子さんのほうは、先日秋田に出かけた時のお土産いろいろ。
母からは、梅干しやらお味噌やら、レスポワールやら、新茶やら。
ありがたく頂戴する。
レスポワール、子供の頃からダイスキなのです。リッチなバターの味。

明日から6月ですが、なんだかこのところ、もう6月のような感じがありました。




5月30日(水) 
予報どおり雨。明日まで降り続く見込み。
昨夜はぼんやりと霞んだ満月がみえました。
年に1回か2回、カラスの会合が開かれます。今日がその日でした。
カラスの鳴き声がやけに多いと思ったら、
近所の家々の屋根、電線、マンションの屋上などに、何十羽というカラスがいました。
会合は2時間くらい行われ、解散。
一体何の会合なのやら。
この光景をみるとかこさとしさんの「からすの・・・・・」お店やさんシリーズを思い出します。
今日のカラスたちも実はそれぞれの店の店主たちで、
「物価が上がって カ〜、お客さんが少なくなって カ〜、生活がきびし〜カ〜」
「この先、どうしようカ〜〜」てな集まりですかな。

この頃クナイプのバスソルトを買うと、必ずおまけでひと袋ついているのですが、
先日は日本にまだ入ってきていない「マロウの香り」というのが、
袋ではなく、本体の容器の小さいバージョンでついてきました。
試してみたら、これがなかなかいい香りでした。
お湯の色はピンク色。
お楽しみのバスタイムになっています。





5月29日(火) 
明日から天気が崩れそうなので、冬掛けの羽毛布団を陰干しして片付ける。
亮太君はとっくに薄い羽毛布団になっていたのですが、私のは冬のままでした。
さすがにもう暑い。
とはいえ、薄い羽毛はひとつしかないので、
私はガーゼケットの上に綿のタオルケットを掛けて様子をみてみようかと。
そろそろ東京も梅雨入りかもしれません。
紫陽花にクチナシ、それから枇杷の実を目にする季節になってきました。




5月28日(月) 
なんとなく梅雨めいてきました。
「今日のスキ帖 器編」のアクセス数がこの「ささ記」のページより多くて、
ほぉ〜と思っております。
更新するのが楽しくて、そういう感じが伝わっているのかな、なんて。
Zakkaにいた頃に買った器もまだいくつもあって、
30年近く一緒に暮らしていることになりますが、それぞれに思い入れがあります。
例えばno.13(5月17日アップ)「セツローさんの金継ぎが施されている青木さんの鉢」。
これもZakkaにいた頃に買ったものだから、青木さん30代初め頃の作品。
金継ぎに出したのは、私が26、7歳の頃だと思いますが、
松山のドノバンをやってらした徳永冴子さんがお元気だった頃で、
当時松山に住んでらしたセツローさん(小野哲平さんのお父さん)が金継ぎをやってくれるから、
やってもらいたい器があったらセツローさんに一緒に頼んであげると冴子さんが声をかけて下さって、
青木さんのこの鉢と、もうひとつ青木さんの浅い鉢をお願いしたのでした。
冴子さんも青木さんもセツローさんもあちらの世界へ旅立たれましたが、
器はそんな思い出と共に存在しています。






5月27日(日) 
まあまあの晴。
虎さんは、巨人に3連勝!!!交流戦前に2位につけました。
お相撲は鶴竜が初の二場所続けての優勝。
鶴竜と栃ノ心の優勝決定戦まであったらいいなとは思いましたが、でもよかった。
今日、10年ぶりくらいに競馬を。日本ダービー。
3連複をひとつだけ予想して500円分だけ父に一緒に買ってもらいました。
結果は。。。。❌。やっぱり当たらないものですね。
父は馬連でひとつ当たって、ちょこっとだけ儲かったようです。





5月26日(土) 
やや曇り。
今日も亮太君がお休みだったので、早めの夕飯を済ませてしばらくすると、花火の音がする。
ベランダに出ても何も見えず。
しばらく音が聞こえてくるので、亮太君を誘って屋上へ行くと、
建物の間からかろうじて花火が見えました。お台場のようです。
花火の季節になってきましたな。
昨日から友達夫妻が、ご主人の有休を利用して福井に遊びに行っています。
昨日は平泉寺、恐竜博物館、お昼はお蕎麦とソースカツ丼のセット、
そしてオススメした天たつさんで汐うにも買って、スーパーにも寄って、
一旦ホテルに戻って、夜はお楽しみのお寿司屋さんですと、メールをもらいました。
平泉寺と、お昼の写真も添付されていました。
この季節の平泉寺、苔と緑がほんときれいだと思う。
いい季節に行ってよかった。
帰ってきたら、いろいろ話を聞かなくては!





5月25日(金) 
晴れましたが南風がやや強し。
お相撲の夏場所をラジオで聞き終わっても、窓の外はまだ明るくて、
そんな時間にささやかな幸せを感じる夕暮れ。
午後駒場の文学館へ行ってきました。充実の展示。
1時間くらいで見られるだろうと高を括って行ったら、時間が足りなくなってしまいました。
交流のあった作家たちとの手紙が公開されていて、この方はこういう字を書いたのかなど、
それぞれの字や文面など、とても感じ入りました。
1943年座右宝刊行会より出版された『暗夜行路』は、
題字が小林古径、見返し絵 梅原龍三郎、
挿絵には、梅原龍三郎、小林古径、坂本繁二郎、榊原紫峰、
佐藤清蔵、武者小路実篤、安井曾太郎、安田靫彦という超豪華な面々の名がぞろり。
いつか中をみてみたい。国会図書館ではみられるのかな。
1971年志賀直哉が亡くなった年の「心」12月号で、武者小路実篤が寄稿した文章の抜粋もよかった。

「僕は志賀と友達になって七十年以上つきあっていて、益々彼を信じ彼と一緒に笑いながら話がしたい。
一番長く、一番親しくつきあったのが志賀だと思う、
随分ちがった性質もあると思うが、実に気持ちよくつきあえた。
僕は志賀と一緒に笑いたいと思っている」






5月24日(木) 
朝から晴れました。
傘を干して、洗濯をして、床を水拭きして、さっぱりしました。
午後、文学館の志賀直哉の展示をみに行こうと思って念のため休館日を調べたら、
今日はお休みでした。
お休みの亮太君は早めに図書館から帰ってきたので、夕飯も早めに済ませてふたりで散歩へ。
栄子さんからの臨時収入があったので、早速亮太君のズボンを買う。
なかなか買い物につきあってもらえないので、このタイミングはチャンス!
きれいなブルーのズボン。持っているピンクのポロシャツと合いそうでした。
そのあと古本屋さんを覗いて帰ってきました。






5月23日(水) 
お昼前から雨に。肌寒いくらいの気温。
お昼、神保町シアターで成瀬の「はたらく一家」をみました。
昭和14年の作品(先日みた小津の「淑女は何を忘れたか」は昭和12年)。
冒頭からひきこまれる。
白々と明けた空、家と家の間の向こうを短い電車が横切る。
それだけでもう満足。
そこから朝の食卓のシーンへ。
働きに出かける食べ盛りの男の子たちが茶碗に山盛りご飯を食べている。
一家はおじいさん、おばあさん、おとうさん、お母さん、そして子供たち7人の11人家族。
働き手は上の男の子3人とお父さん。4人が働いても、ぎりぎりの生活。
そんな中でも家族を思い合い、悩んだり迷ったりしながら暮らしている。
この映画でも雨が。
成瀬の映画の雨が好きなので、雨の降り方をじっくりみました。
映画のあと東京堂書店へちらりと寄ってから、表参道へ出て用事を済ませ、
骨董通りを歩いていたら、みどりさんとばったりお会いしました。
しばし立話。
この間、昌太郎君の本を何年かぶりに読み返したばかりだったので、そんな話も。




5月22日(火) 
本日も爽やかに晴。
夕暮れ富士山がきれいです。
6月半ばに出版予定の、ある作家さんのご本の色校が午後届き、
データでみていたものよりずっとよくて、気分がいい。
コラージュはカバーの表と裏、それと装幀の佐々木暁さんのはからいで、
袖にも中のコラージュの部分が使われています。
短編小説集で、それぞれの扉にもコラージュが使われるのですが扉はモノクロ。
扉はみせてもらっていないので、どのように配置されているのか、
本が出来た時のお楽しみかな。





5月21日(月) 
晴。
「100% a hundred percent」の展示会で注文した、絵が使われたTシャツとエコバッグ、
それと、麻のブラウス(これは絵とは関係ないです)が揃いましたとご連絡をいただいたので、
午後とりに行ってきました。
今回「わっ」と「PLUS」の絵が使われて、注文したのは、Tシャツは「わっ」のグリーン、
エコバッグは「わっ」のネイビー、「PLUS」のレッド。
どれもとてもいい感じで嬉しくなる。
それと、楽しみにしていたブラウスも麻の素材感やデザインがとても素敵。
Tシャツはよく売れていて、再生産をかけてますと言われて、思わずやった!と言ってしまいました。
近々、画像や着心地など紹介できたらと思っております。
受け取ったあと、Zakkaへ。
今日は眸さんがお休みの日で佐藤さんにアイスカフェラッテをいれてもらい、
ちょこっとおしゃべりして帰ってきました。





5月20日(日) 
光は濃いけれど、空気はさらっとしていて涼しい。
朝、空に雲がたくさん浮かんでいて写真を撮る。
朝のうち見えなかった富士山も、午後には雲がとれてみえてきました。
山頂の雪は少なくなってきてます。
まあ、麗しい日曜日だこと。

飛行機も写ってました。
































5月19日(土) 
家の中は蒸し蒸ししてましたが、外に出たら涼しかった。
イギリス王室の結婚式の中継をみているという彩さんから夜メールがきていて、
エリザベス女王のお召し物は黄色でした!と。
一昨日ともすけで食事をしながら、
エリザベス女王は何色のドレスを着るか、野上さんと当てっこしてたから。
うちはテレビがないので、明日ネットでみてみることにします。
華やかなんだろうな〜。





5月18日(金) 
晴れましたが、昨日よりさらに湿気ってます。
午後、村木さんの展示をみに桃居へ。
陶芸をやってらっしゃる(多分)若い人たちがたくさんいらしてて、
村木さんがさりげなくアドバイスしているのが聞こえました。
お会計の時にちらりとご挨拶をして、Zakkaの話などしました。
村木さんの展示だけみて帰宅。
すぐに買ったお皿を洗ってふいて眺めました。
だいぶ前にZakkaで買った村木さんの5寸の粉引のお皿と同じ大きさなので、
その上に重ねて、いいな〜と眺めました。





5月17日(木) 
晴。湿度は高めでしたが。
お昼、久しぶりにuzuraの潤ちゃんのお弁当。
今日のメインは豆腐のハンバーグ。
ハンバーグの具にキムチも入っていて、なるほど〜と思いました。
今日のお弁当もおいしかった。
夜は彩さん、野上さんとともすけでご飯。切手部3人揃ってのご飯は久しぶり。
新潟産の山アスパラという珍しい山菜が入ったからと出してくれて、3人とも初めていただきました。
緑が濃く、あまりクセもなく、でも滋養のありそうなお味でした。
ともすけは今日も満席。
どの席も楽しそうに語らいながら、ともすけの料理を食べ、平瀬氏セレクトのワインを飲み、
そんな景色の中にわれわれもいることが嬉しかった。





5月16日(水) 
晴。
午前中から外出していましたが、一番暑かったであろう時間帯は映画館にいたので、
それほど暑さは感じられず。
新宿K's cinemaで侯孝賢の「悲情城市」をみました。
昨年エドワードヤンの「クーリンチェ少年殺人事件」と「台北ストーリー」、
そして今回久しぶりに侯孝賢の「悲情城市」をみて、
このふたりの監督の凄さをあらためて思い知りました。
なんともやりきれない気持ちになるのだけど、
最後のシーンで、残された家族が食卓を囲んで夕飯を(旺盛にもくもくと)食べていて、
それが「生きていること」だと感じられて、固まっていた眉間の力が抜けるようでした。
映画が終わって外に出ると、眩しい夏の光があって、
さっきまでスクリーンの中にいたような人が自販機の横でタバコを吸っていて、
新宿の裏通りを柑橘系の香水の匂いがする若者の後ろを歩きながら、
あたし、浸ってるな〜と(笑。




5月15日(火) 
本日も夏日の東京。しかし風が強かった。
風の強い日が多い気がする。
2年近く工事していて、先月出来上がった近所のマンションの前を通るたび、
月日の早さに驚きます。
それぞれの部屋のベランダには、暮らしの気配が感じられる。
マンションが建つ前までそこは駐車場だったのだけど、
駐車場になる前はどんな建物だったか、知ってるはずなのにもう思い出せない。






5月14日(月) 
晴れて、気温がぐんぐん上がりました。
今日は3時頃、ミワコさんとうちでお茶の約束をしていて、
「それまでにやることのメモ」を全てクリア。快感。
1回目の洗濯、Zakkaにポストカード納品のあとお香を買って、
291で梅干し、東急本店の地下でおやつを買い、
最後にクリーニングをピックアップして帰宅。
洗濯物をとりこんで2回目の洗濯をして、夕飯の買い物と薬局に行って、
3時前に2回目の洗濯物もとりこんで、余裕でミワコさんを待つあたし。
久しぶりのミワコさんとのお茶の時間。
雑誌の話、映画の話、仕事の話など。
「Space Magazine」はミワコさんは5号から知って買っているらしい。
やっぱり〜という感じでした。
日が長くなって、外が明るいからまだ6時前だと思ったら、7時半を過ぎていてふたりしてびっくり!
この調子だと一晩でも話してられそうでした。
またゆっくりおしゃべりしましょうとお開きに。





5月13日(日) 
午後から本降り。雨音にまじってカラスが鳴いてます。
虎さんの試合は中止。
夕飯の支度を始めようかとか思いながらも、なかなか腰が上がらない。





5月12日(土) 
気持ちの良い晴れ。
栄子さんからたくさん食料が届く。
一昨日採ったタケノコと野菜を送ってくださるとのことでしたが、
タケノコは栄子さんが下茹でしてくれた状態の立派なものがゴロゴロ、
そしてお野菜もた〜くさん、お米に甘いもの、
そしてこの間習いに行って作ったという、自家製ビール!が2本。
ご馳走の山。

虎さんは昨日は14-1 今日は6-1でカープに負けました。





5月11日(金) 
やっといいお天気になりましたが、南風強し。
一昨日買った雑誌「Space Magazine」。
前号の6号から買い始めて2冊目ですが、バックナンバーが全号欲しいくらいいいです。
CASAVOGUE、nest、CASE DA ABITAREがなくなって以降、
これらに代わる雑誌を見つけた!というわくわく感。
7号の中でこの写真は誰だろうとクレジットをみたらAnders Edstrom。
亮太君に知ってる?と聞いたら、作品集を出してみせてくれました。
前にもみせてもらったことがあった。。。
他にもMartin ParrやJUDD、いや丸ごと全部いいです。
英語の文章がすらすらと読めたらもっといいのですが。
書いてある内容もかなり充実してそうなんです。
英語の電子辞書があると便利だよ〜と、隣で亮太君に言われて、ちょっと考えよえてみようかなと。





5月10日(木) 
午前中、雷がゴロゴロ。午後には晴れ間もでましたが肌寒くて暖房を入れました。
気圧のせいか、お天気のせいか、お年のせいか、
1日頭痛がひどくて背中と肩にもカイロを貼って家で静かにそろりと過ごす。




5月9日(水) 
午後には雨は上がりましたが気温は上がらず、肌寒い1日でした。
夕方、2週間ぶりにZakkaへ。まだ紫の花が!
先日の神保町シアターでの小津監督の映画特集、
眸さんはお休みの日に、「晩春」と「淑女は何を忘れたか」の2本を1日のうちにみたそう。
映画の話やら、その日の話を聞かせてもらって、嬉しい時間でした。

ZakkaのあとABCに寄って、1冊洋雑誌を買って帰ってきました。
今日は雨の日割引きとやらで、洋雑誌が8%OFF。
高い雑誌だったから、300円ほど引いてもらえてお得でした。
ABCの六本木店が6月で閉店のニュースを昨日知りました。
池袋西武のアールヴィヴァン、銀座のイエナ書店、青山の嶋田洋書、渋谷パルコのLOGOS、
みんななくなってしまいましたが、
自分の記憶の中にはしっかり残っていて、それぞれの書店で買った本を手にとるたび、
思い出すことができるのはよかったと思っています。




5月8日(火) 
そろそろ雨が落ちてきそうな夕方。
先日みた「淑女は何を忘れたか」の中で、
大阪から遊びに来ている姪が、東京の芸者さんがみたいとおじ様に頼んで
連れていってもらうシーンがあります。
芸者さん二人が踊っているのは何の唄だろうと調べたら、
「とめてはみたが」という小唄でした。しかもちょうど春の唄。

とめてはみたがきかぬ気の 帰りたいなら帰らんせ
空は朧(おぼろ)の薄曇り 春や昔の春ならぬ 月もないのに花の影
色見えねど香(か)はうつる うつるその香についうっとりと
まあ静かな晩だこと

という唄。
映画の動画がありました。芸者さんの場面は31:52あたりから。
淑女は何を忘れたか




5月7日(月) 
昨夜は風雨の音をききながら眠りましたが、午前中はやみました。
でも予報どおり、午後からまた雨。本降りです。
こんな日でも洗濯をしてしまう。
スーパーから帰ってきて、マンションのベランダを見上げると、
洗濯物を干しているのはうちだけでした。
さて、「今日のスキ帖」新しいページを作りました。器編。
ポストカード編もぼちぼち更新していきますので、たまには覗いてみてください。

今日のスキ帖_器編






5月6日(日) 
晴れましたが、南風強し。
岡山のTKMの水島さんに、食器棚をオーダーで作っていただいてから2年ほど経ちましたが、
その棚と棚の中に並んでいる食器を、いいなあと眺めている時間が毎日あります(笑。
で、わりと頻繁に食器をちょこちょこ並べ替えたりなんぞして楽しんでおります。
小さな器のコーナーがあって、その形と色の並びが気に入っています。
写真左はリンドベリデザインのエッグカップ、真ん中は岩田さんの中国茶用の器、
右は井山さんの小皿。
横長の棚で、中も外もブルーグレーに塗ってもらい、脚は鉄で濃紺に塗装してもらったので、
食器棚の中にあるこの小ささと、グレー、白、グレーの並びが実にいい感じだなと。






























5月5日(土) 
いいお天気。風が心地よい。
薔薇の季節到来。
近所でもいろんな色の薔薇がたわわにこぼれるように咲いています。
こどもの日。
なので、保育園の時に描いた絵を。
何を描いたのかは、当時のみほちゃんに聞かないと分かりませんが、なんかスキな絵です。
裏面の名前も青色を使っているところと、2度書いているところがいい。






























































5月4日(金) 
晴。気温は低めで、夕方は肌寒い感じがありました。
昨日、今日とお休みの亮太君ですが、
いつも行っている図書館もお休みなので、家で勉強。
私は夕方神保町に映画をみに出かけてきました。
小津の「淑女は何を忘れたか」
久しぶりにみましたが、そうだそうだこうだったと、話が進むにつれいろいろと思い出す。
心憎いシーンの連続。
上映中、あちこちから笑い声が聞こえました。
誰も笑っていないシーンで私だけ笑っていた時もあったような・。
この映画でかっこいい姪役の桑野通子の娘は桑野みゆきで、
小津の映画「秋日和」と「彼岸花」に出ています。
神保町シアター、明日からは「にっぽん家族の肖像 ー映画で辿る昭和の家庭風景」が
始まります。
みたいのがたくさんありますがが、3本みられたらいいなと思ってます。





5月3日(木) 
雨はすっかり止んでいましたが、風がすごく強い。
よって洗濯はやめておく。
3月の半ばに包丁でざくっと切った左手の人差し指。
切った部分の爪があともう少しで、回復しそう。
きれいに揃ったら、かわいい色のマニュキュアを塗ろうかな。

下の写真は本日18:08分、ベランダからみた東の空の渋谷のビル。
クレーンがクロスしてみえました。
ここ数年渋谷はずっと工事をしていて、うちからは、ビルが少しずつ高くなっていくのがみえました。






























5月2日(水) 
夜になって雨が本降りに。
ひさしぶりの雨のような気もしますが、そうでもないのかな。
幸田露伴の「五重塔」、寝る前にちびちび読んでましたが、
今日はお昼間に読んだらだいぶ進み、明日くらいには読み終わりそうです。
初めのうち読み慣れなかった文体も、すっかり馴染んで面白く読んでます。

「紅蓮白蓮(ぐれんびゃくれん)の香(におい)ゆかしく
衣袂(たもと)に裾に薫り来て、浮葉(うきは)に露の玉動(ゆら)ぎ
立葉(たちは)に風の軟吹(そよふ)ける面白の夏の眺望(ながめ)は…」

情景がふわっと頭の中に立ち現れます。



5月1日(火) 
暑くなりましたが、湿気が少なく気持ちがいい。
家のことを一通り済ませ、明るいうちにスーパーに買い物に出かけました。
自転車のカゴに荷物をのっけて、肩からも食料の入った荷物を下げて自転車に乗ったとたん、
荷物が重すぎてバランスを崩し、自転車を倒してしまいました。
私は転ばなかったのですが、カゴからスーパーの袋ごと投げ出されて、
中のものがいくつか道に。。。。
とほほと思うと同時に、「大丈夫ですか」と声がかかり、荷物を拾ってくれて、
さらにもうひとり手伝って下さり、
「大丈夫です、大丈夫です、ありがとうございます」と言いながらも、
恥ずかしくて拾ってくださっている足元しかみえませんでしたが、
声の感じから、どちらも若者男子でした。
しかも最後には「どうぞお気をつけて」と。
なんて紳士な!!
私も今度そんな人をみかけたら、手を貸そうと思いました。
そして「どうぞお気をつけて」とも言いたい。
そんな5月の始まりでした。