ささ記_May2023



5月の扉絵
『May』






































すべての画像、文章の無断転載を禁じます
佐々木美穂_miho sasaki




ポストカード4種類を追加で掲載しました

ご注文、お受けしております。
ポストカード

 


5月31日(水)
曇りがちですが、時々晴れて、今日も爽やかな気候でした。
昨日と今日の連日、ポストにはロンドンのともこさんからの葉書が。
どちらももちろん、歩きながら読む。
昨日の葉書は、アンティーブのピカソ美術館で買った「 La Flûte de Pan 」という絵。
昨日の夕方、この葉書を亮太君に見せた時、
窓の外の空の色と絵の中の空の色が同じようなブルーでした。
アンティーブのピカソ美術館は、ド・スタールを見る目的で出かけたようですが、
今回はパリから運ばれたピカソの作品で占めれられていて、ド・スタールは一枚もなかったとのこと。
でも、滞在したヴァンス(マチスのロザリオ礼拝堂のある町)の小さなお宿がよかったから、それでよしと。
今日届いたのは、その翌週末に出かけたベルリンの美術館で買った、
ベックリン(Arnold Böcklin)の1883年に描かれた絵。
ヒトラーコレクションの中の1枚らしい。
ともこさん達はミラノ、パリ、ロンドンと、海外での暮らしも長く、
まるで東京から大阪にでも行くような感覚で、週末にヒョイと近隣の国へ出かけては、
訪れた美術館の感想を伝えてくれます。
彼女の言葉が面白く、また、知らない画家を知るきっかけにもなって、
お便りと選んでくれたpostcardをすごーく楽しみにしています。


 

5月30日(火)
朝のうちに雨は上がって、気持ちのよい天候。
夜、雲の中に丸くなり始めた月が見えました。

三重のギャラリー泛白にて、岩田圭介「白い」展が始まっています(6月11日まで)。
展示に合わせて作られた冊子の中で、岩田さんのコロ椀を描いてます。
岩田さんが声をかけてくださり、岩田さんの器を描くという仕事をいただいたこと、
うれしく、いい時間をもらいました。
冊子の中の岩田さんの「川」という文章、いいなあと思いました。
それから内田さんと岩田さんの対談の中で、
チラッと出てくる美智子さん(岩田夫人)の一言、二言が効いてました。
ギャラリーの方に承諾を得たので、冊子の中のページをちょこっとだけ掲載いたします。
絵は、全体の中の一部です。



















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




5月29日(月)

雨。
九州から東海まで梅雨入りしたとラヂオで知る。
雨だけど、キッチンクロス類を洗濯してアイロンをかける。
時々聴いているラヂオ番組の中で、友人が物語の主人公になった話が放送されたことを、
放送のあった日にその友人から教えてもらい、すぐに友人の物語だけ聴き逃しで聴いていました。
今日アイロンをかけながらその放送を最初から通して聴く。
物語と物語の間にかかる選曲も好きだった。




5月28日(日)
少し風がありましたが、気持ちのよい気候でした。
虎さん、どうしちゃったんでしょうというくらい勝ってます。
そんなメールを昨日父にしたら、
「ほんま、どうなったんでしょうね。
とにかく今は、走れ!走れ虎太郎の心境ナリデスッ」と。
かわいい〜と思ってしまう。
亮太君に父のメールのことを話したら、
「競馬とかけてきたね」と言われて、なるほど〜と。
今日のダービーはどうだったのかな。
相撲は千秋楽。
横綱は昨日優勝を決めましたが、千秋楽の今日も白星。
4関脇は2桁白星!
活気のある場所でした。


 


5月27日(土)

朝夕、富士山。
富士山の雪はだいぶ溶けていました。
午後、中川女史とうちでお茶。
11月にお会いした時に、彼女が自費出版である方の本を作っていることを、ささ記に書きました。
今月ついに、その本が出版されました。
「てんぷら近藤」、近藤文夫さんの『旬の味ごよみ』。
今日はその本についての話をメインに、おしゃべり。
(本の詳細はあらためて「ささ記」に書きます)
中川さんがこの15年余り、
編集者として、近藤さんとのお仕事の中で少しずつ大事に積み上げてきた時間のことを、
ほんの少しですが聞いたり垣間見たりしていた私にとって、
近藤さんへの敬愛の気持ちを本という形にし、ついに自費出版してしまったことを、誇らしく思いました。
この本を作っている間、楽しかったとおっしゃっていたことが晴れやかなお顔からも伝わりました。
私にとっても喜ばしい日となりました。

 


5月26日(金)
午前中、かつお節を買いに築地へ。
外国人観光客で大変に賑わっていて、活気が戻っていました。
かつお節だけ買って、銀座方面へ。
まずシネスイッチ銀座でチケット(座席の確保)を買って、映画が始まる時間まで、デパートやお店など見る。
映画は楽しみにしていた「午前4時にパリの夜は明ける」を。
80年代のパリが舞台。
風景の撮り方や光の感じ、
そして節先生のご本のタイトル『弱いから、好き』じゃないけれど、登場人物全員、魅力的だった。
ロメールの「満月の夜」が映画館で「今」の映画としてかかっていて、
映画を見終わった三人の若者たちが、パスカルオジェの台詞のマネをして歩いたりして、、
そうだよねと思う(他にもいくつか「満月の夜」と重なる場面があった)。
音楽もどれもよくって、
ペイルファウンテンズが流れた時には、きゅんとなる。
シャルロットゲンズブール演じるエリザベートが煙草を吸うシーンがたくさんあって、なんともかっこいいのだけど、
煙草片手に、朝、息子マチアスのためにココアを作るシーンが特に好きでした。

 

 

5月25日(木)
曇ったり晴れたり。
午前中、ひとつ、色校を見に出かける。
再校なのだけど、いい感じでうれしい。
そのあと、ABCヘ。
『CABANA』と『RUM』の新しいのが出ていて、どちらもよくって欲しかったけど、
『CABANA』はどんどん値上がりしていて、今号は1万円近くもするのですぐ諦めて、
『RUM』はどうしようと迷いつつ今日のところはやめておく。
お昼は潤ちゃんのお弁当。メインはささみカツ。
今日はいつにも増してお野菜がたくさん!ゴボウは山椒醤油の味付けとのこと。
毎度のことながら、おいしくいただきました。


 

5月24日(水)
快晴。
空が青い、富士山は白い。
午前中、ハンズで買い物をして店から出たところに、
酔っ払いの男が何か大声を出しながら近づいてきた。
避けて、自転車の鍵を解きながら、去っていく様子を見ていたら、
カラスが低空飛行でやってきてその男の頭スレスレのところを飛んで行った。
酔っ払いがびっくりしてカラスを追い払うような仕草をしたら、
もう一度戻ってきて同じことをしたので、カラスがスーパーマンに見えました。
夕飯の時に亮太君にその話をしながら、
あのカラスはもしかしたら、以前、
毎年うちのベランダのハンガーを何本も持っていったカラスの巣で生まれたカラスかもしれない、
お伽噺へと展開する。



 

5月23日(火)
朝から降っていた雨も5時頃には上がり、自転車でスーパーへ。
ウールのタートルの上に綿のカーディガンを重ねて出たけど、少し寒いくらいの空気。
途中目にした紫陽花がみずみずしかった。
紫陽花の季節、到来。
うちの芍薬は、開ききらないまま外側から枯れてきて、
水換えをするたびに花びらがごそっと落ちて大変少なくなり、
今は大きく開いたチューリップみたいになっています。
でも、それもまたいいと思う。


 

 

5月22日(月)
黄砂と午後から雨の予報だったので、今日は洗濯はなし。
午後、冷房をつけてみる。
正常に動いて涼しくなったので、安心。
今、相撲が終わったところですが、雨はまだ降っていません。
さて、
時々見ている外国の方(お名前からイタリアの人かな)のTwitterは、
毎日、映画のワンシーンが切り取られて貼ってあります。
それらを見るたび、ああ、映画っていいなぁと、気持ちが高揚します。
ロメールの映画からのワンシーンもわりと多くて、見ている映画はすぐに分かるのですが、
写真のようにあらためて見ると、こんな色の配置だったのか!とときめく発見があって、
やはりロメールのDVDは買っておくべきだなと思い始めたところです。
今年もロメール特集、どこかであるといいなぁ。




5月21日(日)
晴。
芍薬の花びらをそーっとほぐしてみたりする。
夕方ラジオで相撲を聴きながら、キッチンクロス類にアイロンをかける。
アナウンサーが言った「夏場所」という言葉が、気持ちにぴたりときて、窓の外の空をみる。
今日は今年初トウモロコシが食卓に並ぶ予定。
いい日曜日。



 

5月20日(土)
夕方頃にはすっかり晴れて空が青くなってきました。
涼やかで気持ちがいい。
芍薬、ゆっくり開いてはきてますが、大きく開くかはあやしい気配に。。。。
気のせいかな。気のせいね。


 

5月19日(金)
昼前から雨。
よく降りましたが、夜には上がりました。
一昨日から大江健三郎の『静かな生活』を読み始め、夢中になってきてます。
今夜には読み終えるかな。
「大江健三郎全小説9」の中に収録されている分で、
『静かな生活』を読み終えたら、この本の中の他の小説も読んでみようという気に。
実は、大江健三郎を読むのはこれが初めて。
『静かな生活』というタイトルから、
阿部昭の『単純な生活』のような感じなのかしらと思ったことを告白しておきます。




5月18日(木)
今日も真夏日でした。
芍薬は少しふっくらしてきました。
小さな紫蘇は、6枚の葉っぱになってきて、触るとすでに紫蘇の香りがします。
夕方、お休みの亮太君と夕飯の買い物。
帰りに古本屋も覗く。


 

5月17日(水)
真夏日になりました。
昼間スーパーに出かけた時、頭頂が熱くなって、麦わら帽子をかぶるべきだったと思う。
虎さんがね、強いんですよ。
昨日父にメールをしたら、
「この強さが10月頃だつたらねぇ😁」と。
絵文字に驚く。



 

5月16日(火)
夏日。
朝、真っ白な富士山が見えました。
午後、homspunの原さんからお借りしていたDVD『インテリア』を返しに事務所へ。
原さんが最近読んだ筒井康隆の本のことや、
大江健三郎の『静かな生活』が伊丹十三によって映画化された映画のことから始まり、
あちこちいろいろ話が飛びながら、原さんの頭の中をのぞいているようで面白い時間でした。
そのあと久しぶりに木之下君のお花屋さん「トレフル」に寄って、芍薬を買う。
たま〜にしか行かないのに、行くと何かおまけのお花を持たせてくれて、
今日は「バイカウツギ」を。
この花のこと、数日前に茨城のえっちゃんのブログで見たばかりだったので、嬉しい。
帰宅して一緒に活けようといろいろ試してみたけど、結局別々にしました。
久しぶりに部屋の中に花がある、潤いますな。
芍薬の蕾、開くかな?と木之下君にきいたら、
これは絶対に開くし、開いた後も1週間は持ちますと、自信を持って言われました。
夜、亮太君が、たくさん本を買って帰宅。
大江さんの本も何冊もあって、その中になんと、
今日原さんと話していた『静かな生活』が収録されている本も!





5月15日(月)

雨、思っていたほど降らず。
明日から、夏日が続く予報、ちょっとわくわくしています。
紫蘇もレモンバームもローズマリーも、すくすく育ちそう。


 


5月14日(日)

4時頃から雨が本降りに。
寒いのでウールのタートルの上に、厚手の長袖Tシャツを重ねる。
お味噌汁の出汁は昆布を数時間水につけておいてから、30分くらい弱火にかけ、
鰹節を入れて沸騰する前に火を消す、すっかり自己流ですが。
さきほどお出汁の火を止めて、今、鰹節の香りがふわっとあたりに漂っているところ。
雨音も聞こえて、いい夕方と思う。
写真は一昨日オーハラさんとお邪魔した時にかいさんのアトリエでいただいた鳩サブレーとお茶。
12日のささ記のところにも、かいさんのお店の棚の一部の写真を追加で載せてます。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月13日(土)
降ったりやんだりの雨も夕方には上がりました。
近所のあちこちで、紫陽花の蕾がどんどん大きくなっています。
homspunの原さんからずっとお借りしていた
ウディ・アレンの『インテリア』を、午後やっとみました。
(家でDVDを見るということがほとんどなくなってしまって、
pcの画面で見なくてはいけないということが大きな要因)
この映画を最後に見たのは30代の頃だったか。
映画にしろ、絵にしろ、年を重ねるにつれて見えてくることが変わることも面白さでもあり、
今日もそんな場面ががいくつもありました。
母親イヴ役のジェラルディン・ペイジが着こなす洋服全てが、
今の私には映画の中のインテリアよりも憧れるものになっていたり。
それにしてもジェラルディン・ペイジ(イヴ)も、パール役のモーリン・ステイプルトンも
この時、今の私より年下でした😱。



 

5月12日(金)
まあまあのお天気、陽がさすと眩しい。
午後オーハラさんにお誘いいただき、根津美術館のお庭散策。
カキツバタの季節に一度も行ったことがないと前に話したから、誘ってくれたのでした。
半分くらいは枯れてはいましたが、葉の緑と花の紫は思っていたより明るい色。
長閑な印象を受けました。
その後トラヤアンスタンドでお茶をしてから、かいさんのお店へ。
オーハラさん、かいさんに質問をたくさんしていて、
一つ一つに優しく答えるかいさんとのやりとりが微笑ましかった。
佐藤さんにも会えました。
念願のパーマをかけたとかで、ふわっとしていてよく似合ってました。
かいさんのお店としては明日までのこの場所、Zakkaから引き継いだ場所だから尚更ですが、
ここに通えて良かったと思いながら帰宅。




















 


5月11日(木)
午前中は晴れていたのに、午後からすっかり雨。雷まで。
かいさんの計らいで、開店前の時間にかいさんのお店で遅めの朝をいただきました。
ご自宅近くのパン屋さんでサンドイッチやらサラダやらを買ってきてくれて、
ペリエやかいさんが淹れてくれたおいしい紅茶と。
セッティングも含めて、フランスのどこか田舎の宿屋で朝食をとっているような感じになる。
10時過ぎからいただいていましたが、ふと時計を見ると、そろそろ開店時間の12時。
椅子を片付けながら外をみると、眸さんの姿が。
開店の時間とともにいらして、わたくしシャキンとなりました。
2年前の6月、Zakkaの引っ越し作業がすべて終わって、ガランとしたこの空間で、
眸さんからかいさんとご主人の村田さんへの場所の引き継ぎの場に私も呼んでもらって、
立ち会ったことを昨日思い出していたところでした。
今日もちょうど村田さんがいらして、あの時と同じように4人がいたことを、
単なる偶然とは思えず自分のいいように解釈しました。



 

5月10日(水)
今日もいいお天気。
富士山は目を凝らすとぼんやり見えます。
ベランダの紫蘇の芽は今、小さな葉っぱが4枚になっています。
小さな鉢の中に全部で15コ。
毎日、朝な夕なに見つめています。
ムスカリは、すでに80粒くらい種が穫れました。
100は優に超えそうだな。
で、その種、どうしましょうですが。


 

5月9日(火)
晴れてからっとして暑くもなく寒くもなく、気持ちのよい天気。
昨夜、ミョウガとショウガをみじん切りにして鰹節とお醤油で和えたのを冷奴の上にのせたら少し余ったので、
茹でたほうれん草にも私の分にだけ和えたらとてもおいしかった。
今日はだから、ほうれん草に和えるためにミョウガとショウガのを作る。
さっぱりしてたくさん食べられるんだな、これ。
今、尾崎一雄の『苺酒』/新潮社 を、読み返しています。
ずいぶん前に古本屋で買った箱入りの初版。
中川一政が箱の挿画を手掛けています。
ベージュの布装で、スピンはグレー、本自体もとってもいい。
この本にも、「私の履歴書」連載分が入っていて、志賀直哉を知った経緯など面白く読んでます。
寝る前のお楽しみ。




5月8日(月)
午前中のうちに雨がやんだので、洗濯をして干す。
昼過ぎ夕飯の買い物に出ると風があって肌寒い、カーディガンを取りに引き返そうかと思ったけれど、そのまま出かける。
引き返さなかったのは、念のため背中にカイロを貼っていたから。

さて、ポストカードのページに、3月末に作ったポストカード4種類を追加で掲載しました。
ご注文くださると嬉しいです。
このページの上にもポストカードページのリンクが貼ってあります。
よろしくおねがいします。
ポストカード





5月7日(日)
1日雨。
午前中の雨があまり降っていない時に夕飯の買い物に出たので、歩きでも負担にはならずよかった。
今日のスーパーは、立派なアスパラ4本1束がお買い得でした(300円ほど)。
料理上手そうな年配のご婦人が、いい感じの手つきでアスパラ2束を選んでカゴに入れるのを横目で見ながら、
私の分も選んでくださいと言いそうになる。
そのご婦人の選んでいるのを見ていたので、私が選んだ1束も大当たりでした。
ボイルしてオリーブオイルと塩だけですが、夕飯の時おいしいねと二人で言い合う。




5月6日(土)

満月ですが、雲隠れ。
天気は良かったけど、昨日の午後から強風が続いています。
午後、名古屋からいらしたこぎくさんとかいさんのお店で待ち合わせ。
早めに自転車で家を出る。
思っていたより風の影響は受けず、早めに到着。
しばらくして、白系のコーディネートで爽やかにこぎくさん現る。
こぎくさんは、Zakkaとかいさんのお店を回ることを「巡礼」、
かいさんのことを「会えるアイドル」眸さんのことを「会える神様」と前に言っていて、面白く思っていました。
私にとっては眸さんもアイドルですが。
聖地2か所巡礼は今月限りなので、先月に続き、今月も上京されたのでした。
彼女のように、Zakkaとかいさんのお店からたくさんのことを感じ取っている若い人たちが周りに何人かいて、
分かってますねえ、とうれしく思っていました。
今日は、お客さんやかいさんの友人の方も次々見えましたが、
かいさんの配慮で、ゆっくり居させてもらえました。

かいさんのお店をあとにして、どこかでお茶をとなりましたが、
行こうと思ったお店はお休みで、こぎくさんはZakkaにこれから寄らなくてはいけないので、
Zakkaでお茶が頼めそうな感じだったら、Zakkaでお茶にしましょうかと。
(今月は2回で終わりにしようと思っていたのですが、3回になっちゃっいました)
Zakkaでは牟田さんやオーハラさんたちにも会えました。しばらくしてAさんにも。
ちょこちょこと話ができ、タイミングよくお茶もできました。
久しぶりのZakkaのカプチーノ、おいしかった〜。
こぎくさんともゆっくり話ができたし、今日もいい1日になりました。




5月5日(金)
今日もいいお天気でした。
このところ、毎日富士山が見えます。
通常の洗濯のあと、冬物のセーターを1枚洗いました。
フワフワに仕上がり、大満足。
今年はウールのセーターは、少しずつ家で洗って、仕舞うことにする。
満月かな、大きな月がのぼってきました。






5月4日(木)

い〜いお天気。
車の往来が少なくて、鳥のさえずりがいつにも増して響いてきます。
ここは湖畔か、なんて。
お休みの亮太君は、今日は家で本を読んでいるとこのことなので、午後、自転車でZakkaへ。
いい具合にお客さんが途切れずにいらしていました。
思いがけず、麻子ちゃん鮎子ちゃんにも会えました。
最初に入ってきたのが麻子ちゃんだと思ったら、後ろにもう一人、あれ??
最初に入ってきたのは鮎子ちゃんでした。間違っちゃった。
Zakkaと眸さんの空気を読みながら、静かに振舞う娘たち、クールだなと思う。
先月のZakkaから、ある方の器が少しだけ並んでいます。
その方の器だと気づかれて、大事にしてくださる方の元へ、
ひとつ、またひとつと。
今日もそんなところに居合わせ、じ〜んとしました。
お客さんが途切れてから、お店の在り方や作家さんのことなど、眸さんといろいろと話しました。
岩田さんの器を置くことになった経緯もお聞きしました(これまで何度か聞いたことがありましたが
🙉忘れてしまって、、)。
そんな話を聞きながら、私も含めて作家さんたちは、
Zakkaと共にそれぞれのいい関係と時間を築いていることをあらためて思いました。
ABCに寄るつもりでしたがいい余韻のまま帰宅。
途中、明るい青い空に丸くなった月。
 

 


5月3日(水)

風向きの関係か、宵の口、遠くの電車の音が聞こえてくることがあって、
それが今日で、窓からの風とともになんとも心地よい。
午後遅めの時間から新宿に出て、伊勢丹の地下と世界堂に行って、
人混みの中から帰ってきたところで、疲れた心が潤いました。
そういえば、昨日というか一昨日というかの夢に、北島三郎と北野武 が出てきました。
別々のシチュエーションでしたが。
少し話したりもして、なかなかいい夢でした。



 

5月2日(火)
晴れてからっとして、富士山は昼間もみえました。
昨夜は久しぶりに小唄のCDを引っ張り出して、
中村勘三郎(17代目)が唄う「四条の橋」を2回聴きました。
大好きなんです、真似をして唄ってしまうほど。
youtubeにあがっていました。
14分50秒頃からが「四条の橋」です。


四条の橋から 灯(ひ)がひとつ見ゆる 灯がひとつ見ゆる 
あれは二軒茶屋の灯か あれは二軒茶屋の灯か 
円山の灯か そうじゃえ  うぃ ええそうじゃいな 

唄_十七代中村勘三郎 糸_春日とよかよ




5月1日(月)
からりと気持ちの良いお天気。
5月のZakkaの始まりも開店と同時に入りました。
かいさんと待ち合わせをしていたので、間もなくかいさんも。
オーハラさんにも会えました。
オレンジとピンクの髪の色にベージュのコートがよく似合っていて、
入ってきた途端、彼女の周りに華やかさが広がる。
眸さんの布もの、今回はブルー系に目がいきました。
ゆっくりみせてもらい心満たされ、かいさんとランチへ。
行こうと思っていたお店が月曜日お休みが多くて、
どこにしようかと言いながら、渋谷に向かいつつ(二人とも自転車)
かいさんがハウエルのカフェを思いついて、外の席で、日の光と風を浴びながらのランチ。
かいさん、今日はKAIのお洋服は着ていなかったけど、
紺のカットソーの首元から見える柄物のシャツの襟、
カーキの太めのパンツ(古着かな?)、白いスニーカー、斜めがけの布のバッグ(これも古着かな?)、
色、素材、それぞれの丈の絶妙さ、着こなしのシルエット、なんておしゃれなんだろうと何度も思う。
ランチの後、そのまま渋谷で別れて、
一旦家に戻って、夕方、映画を見にまた渋谷へ出かける。
見ようかどうか気になっていたダニエル・シュミットの「書かれた顔」。
昨日また予告編を見ていたら、武原はんも出ていたということに気づきこれは見なくてはと。
杉村春子のシーンで、成瀬の「晩菊」のある場面が映し出されて、
そういう「目」で「晩菊」を見ていなかったことに気づく。
「書かれた顔」の全部をいいと思うことはなかったけれど、そういう風に思えることも含めて
映画を見てよかった。
帰ると7時過ぎで、大急ぎで夕飯の準備をして、
亮太君が帰ってくるまでにいつものように食卓に並び、気持ちがよかった。
月もきれいだし。