ささ記_December 2018






























12月の扉絵
い花

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佐々木美穂

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カラーのポストカードをお店で販売したいと思って下さる方がいらっしゃいましたら、
メールでお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いします。







12月26日(水
今日も穏やかに晴れました。
午前中、思いがけず嬉しいプレゼントが届きました。
お菓子とチョコレート。袋はお手製。
お酒を呑んで酔っ払いながら、
ちょこちょこっと縫ってくださったとのことで、手縫いでした。
それを聞いたら、ますます嬉しくなりました。

今朝ある人からいただいたメールに素敵な言葉があったので、一部抜粋。
「先日Zakkaに伺ったとき、吉村さんが青色の生地を裁断なさっている
その手もとに12月の柔らかな西日が当たって、色彩がぱっと走り出して、
この日常的なひとこまがなんとも素敵で・・・」

色彩がぱっと走り出して。
その感じ、すごくよく分かる。
そしてその瞬間を見逃さず、感じ入っているその方の姿も想像できました。

さて今年のniloの更新は今日でおしまいです。
すごく寒い冬、そして暑い夏でしたが、
9月に個展ができたことで、充実した時間を持てました。
来年も少しずつ、思いを形にしていけたらと。
どうぞよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。





12月25日(火
晴。
昨日は北風が強かったので寒く感じましたが、今日はそれほどでもなかった。
午後、ポイゼの平岡夫妻と西荻散歩。
といっても夫のほうの平岡さんはお茶の時に合流だったので、
妻のほうの平岡さんに西荻を案内してもらいました。
サウスアベニューと、パン屋さん(かむかむhugge)で買い物をして、
主に南のほうをぶらぶらしました。
なかなか新鮮でした。
最後はダンテで3人してココアを飲みながら、
ポイゼが宮崎ビルの地下のZakkaで展示をしたのは何年だったっけ?とか、
眸さんの話などもしました。
そういえば平岡さんたちのことを知ったのは、
おふたりがまだ狛江のほうでお店をしていた時。
Y姉さんが近くに住んでいたので、姉さんに連れていってもらったのでした。
あの頃、ろくはまだとても小さくてかわいかったねという話にも。
ろくちゃん、もう23歳です。
帰りがけに大掃除はするんですか?と聞かれて、毎日小掃除をしているのでしませんと言ったら、
平岡さんも同じと言っていて、やはりと思いました。

家に帰ると、ポストに京都の姉妹の方からクリスマスカードが。
9月の個展の時に絵を買ってくださった姉妹。
とっても嬉しいお手紙でした。





12月24日(月
メリークリスマスイヴ。































キッチンの手拭きと鍋つかみ。
どちらも眸さん作。





12月23日(日
今日も小雨が降ったりやんだりでしたが、夜には上がりました。
有馬記念、父に馬券を買ってもらいましたがハズレ。
父はちょこっとだけ儲かったようです。
夕方尾山台のchiclinへ。
コラージュの「ドブロヴニクの男」をお届けしました。
お店に飾ってくださるそう。嬉しい。
都内のお店では、
ともすけに「芋」の絵、
homspun shopにコラージュの「葡萄」
を飾ってくださっています。
それから神戸のLUCAにコラージュ「明るい部屋」、
長崎のmugetにコラージュ「マスカルポーネ」が、多分飾られているかと。
お店にお立ち寄りの際にはみてくださると嬉しいです。




12月22日(土
冬至。
小雨が降ったりやんだりでしたが、寒くはなかった。
スーパーの店頭には、かぼちゃと柚子が売ってましたがなんとなく買わなかった。
柚子なしのお風呂にゆっくりつかりました。
冬至は、明日からまた少しずつ昼が長くなると思える日なので嬉しい。





12月21日(金
晴れて暖かい1日になりました。
午後、尾山台へ。
奥村さんにご用があって、ご主人がやってらっしゃる洋服のお店chiclinへ初めて伺いました。
お店の白い壁には大きなエルズワース・ケリーのポスター(赤い色の形の)が飾ってあって、
お二人が選んだ椅子やテーブルやソファも素敵でした。
ご主人ともたくさんおしゃべりができて楽しい時間になりました。
そのあと、オーボンヴュータンで亮太くんに焼き菓子のお土産を買って帰宅。





12月20日(木
今日も暖かい。
明るいうちにみえた月は、春の朧月のようでした。
午前中母からお餅が届いたので、午後Zakkaとディーズへお餅をお持ちしました。
届いてすぐ、早速ひとつ食べて(焼いてお醤油で)出かけました。
おいしいお餅。
毎年こうして届けられることを、幸せに思います。
Zakkaでお茶をしていたら、オーハラさんとばったり。
このところ、すれ違いが2回続いていて残念に思っていたのですが、
今日はお会いできてよかった。
もう少し早かったら、また風呂敷包みを持った姿をお見せできたのに。
何年か前、今日みたいにお餅を風呂敷に包んでZakkaに持っていった時、
ちょうどオーハラさんがいらして、「昔の人みたいですね」と言われたことがあって、
今日もその話を眸さんとしていたところでした。
「昔の映画ばかり見ているからじゃない?」とその時眸さんが言われたのですが、
オーハラさんは最近、昔の映画ばかりみているようです。




12月19日(水
今日も晴れて暖かく、富士山がみえて、夜は月が。
午後、神保町シアターに小津の「小早川家の秋」をみに出かける。
中村鴈治郎が出ている小津の映画に「浮草」がありますが、
「浮草」の中で鶏頭の花が印象的だったけど、
「小早川家の秋」でも鶏頭の赤い花が映ることに今日気づきました。
夏の京都、家の外では蝉が鳴いていて、赤い鶏頭の花。
森繁が小津映画で唯一この作品に出ています。
そういえば今年は「社長漫遊記」「とんかつ一代」と、森繁が出ている映画を3本みたことになる。
帰り道「小早川家の秋」に出てくる笠智衆が、「パターソン」の永瀬正敏的だとふと思った。





12月18日(火
晴れて暖かくなりました。
朝は真っ白な富士山。
(富士山のページは、更新がなぜかできないので、しばらく更新できてません)
今日のお昼は、homspunのアトリエで、
uzuraの潤ちゃんのおいしいお弁当をみんなでいただきました。
普段、今日みたいにわいわいおしゃべりしながら食べることがないから、
学生の頃に戻ったような気分になりました。
楽しかったなぁ。




12月17日(月
朝のうち雨でしたが、お昼前には晴れて暖かく感じられる。
スーパーへ行く道の朝顔は、さすがにもう咲いていませんでした。
今日も明るいうちから月が。
だんだん膨らんできました。




12月16日(日
ぐっと冷え込んだ日曜日。
夜、キッチンクロス類にアイロンをかけながらラジオを聴いていたら、
コジャニャコ氏という名前が聞こえてきて、
コジャニャコ氏コジャニャコ氏と何度も言ってみました。
今さっき調べたら、コジェミャコ氏でした。
コジャニャコよりコジェミャコのほうが言いにくい。





12月15日(土
朝のうち富士山がみえました。
明るいうちから月も。
夕方、また母のおつかいで赤坂虎屋へ。
赤坂限定の羊羹があって、友人が母に送ってくれてからすっかりその羊羹にはまり、
先月も送ったのに、また送ってほしいと仰せられるので
虎屋のあと、新宿に出て、伊勢丹をのぞいてから世界堂経由で帰宅。
帰るとポストに堀井さんからのお葉書が。
私から先に出さないといけなかったのに。。
切手は岡鹿之助。(近代美術シリーズ、「雪の発電所」)
とても冬らしい景色。
今度切手屋さんに行ったらこの切手を買うのだ。






12月14日(金
晴れましたが、風がちめたい1日。
やはり冬になりました。
個展のときに、勇太君一家からいただいたサフランの球根4つ。
水も土もなしで芽が出て花が咲くときいていて、
陽の当たるところに移動させて置いていました。
少しずつ少しずつ育っていて、今、緑の葉っぱがみえます。
年内に花が咲いたらいいな。
毎年この時期に届く、イノウエさんからの小さな靴下が、
昨日ポストに入っていました。今年も白。
いつからいただいているのだろう。
薄い木のスプーンや、赤い靴下のときもありました。
グレーの棚の上の小さなクリスマスコーナーに飾りました。
昨日買ったアプフェルクーヘンは、帰ってすぐ、お茶をいれて亮太君と食べました。
素朴で、しっとり具合もとても好きな味でした。
角食は今朝。粉の味がしっかりあってこれもおいしかった。
今日ネットで調べたら、テニスの伊達公子さんのお店でした。






12月13日(木
お昼前に代官山で待ち合わせをして、堀井さんと散歩。
まず新しくできたアーツのお店に連れていってもらいました。
1階と2階の窓辺にどっしりとした木の椅子が2脚ずつ置いてあって、かっこよかった。
堀井さんが手にとられたピカソの彫刻の本を、
横から一緒にみせてもらいましたが、みたこともない彫刻がたくさん。
ピカソの作品は一体どのくらいあるのだろうか。
アーツのあと、気になるお店をのぞいたりしながら恵比寿方面へ。
途中お昼(温麺)を食べて、堀井さんが気になっているというドイツパンのお店へ。
角食と、アプフェルクーヘン(アップルケーキ)を買いました。
ナディフの近くだったので、ナディフにも何年かぶりに行けました。
表参道にあった頃はアクセスもよくて、とても楽しみに行ってましたが、
お店に入るとその頃の気持ちがぐっと沸いてきました。
最後にアトレに寄って、私はその足で銀座に出てから帰宅。
予報は晴れでしたが、銀座で地上に出たら、小雨が降ったようです。
(雨には降られませんでしたが)
堀井さんと街歩きができる時間は、とても嬉しい。
堀井さんが何をみて、どのように思うか、
そういうことを隣で感じられることは、好きな本を繰り返し読むことよりも、
ずっと体に入ってくるような気がします。






12月12日(水
雨は上がり、昨日より暖かくなりました。
朝顔の横を通ったら、昼間でもしぼんでいました。
さすがに寒いもんね。
夕方おなかがすいてきたら、昨夜ともすけで食べたニョッキを思い出しました。
菊芋と里芋が使われていました。
おいしかったな〜。




12月11日(火
夕方からぽつぽつと雨。
夜、ともすけで、愛媛の5farmの菊池さんとお会いしました。
ポストカードを置いてもらっている愛媛のsotosuの村瀬さんから、
毎年5farmのみかんやポンカンなどをいただくので、存在を知りました。
とてもおいしいので、私も、知人や友人に送りたいと思い、
ポンカンや伊予柑などを注文するようになって何年か経ちます。
先日、菊池さんから初めてプライベートなメールをいただき、
今日ともすけでお会いすることになったのでした。
お店は私が決めさせてもらいました。
菊池さんはともすけに1度行ったことがあるらしくて、
大好きで憧れのお店だと知り、嬉しくなりました。
カウンター席だったので、ともすけが料理をしている姿をみながら、
これから始まりそうな仕事の話なども、楽しくできました。
実にいい夜でした。





12月10日(月
寒かった。初手袋。
紅葉だった木々がだんだん枝になってきています。
お昼は久しぶりにuzuraの潤ちゃんのお弁当。
おかずのひとつ、大根に冬。
本日もとてもおいしかった。





12月9日(日
ぐっと冷え込みました。
でも、まだ朝顔が咲いています。青と紫の花が、けっこうたくさん。
冬の朝顔か。





12月8日(土
晴。
夕方、濱中史朗展をみに、さる山へ。
2006年から、さる山で年に1回の展示が始まり13回目。
今回が最後の展示になります。
史朗さんのことを知ったのは、史朗さんの妹の孝子姫から。
初めて展示をみたのが何年だったか忘れてしまったけど、銀座のギャラリーでした。
その後2004年だったか、福岡「望雲」の移動ギャラリーが用賀であった時、
初めて史朗さんの器を買いました。
さる山での史朗さんの展示をみたのは2008年から。
あとで知ったことですが、亮太君は史朗さんの1回目と2回目の展示の時に、
さる山で手伝いをしていたそう。
史朗さんから届いた作品の段ボール箱を3人で(猿山さんと史朗さんと亮太君で)開けて、
値段をつけて、並べて・・・・。
3回目となる2008年の展示DMには、亮太君の史朗さんへの熱い言葉が書かれています。
「さる山」での史朗さんの最後の展示。
そう思うと、空間すべてに意味があるような気がして
その場から離れ難い思いがしました(おセンチ)。
夜は、史朗さんと志帆さんモクレン(ワンちゃん)、猿山さん山本さん亮太君と私で恵比寿でご飯。
史朗さん、珍しくたくさん話していました。
毎年さる山での展示が終わるとすぐ、来年のさる山での展示に向かっていたそう。
何度か「いろいろありがとね」と亮太君の肩をポンポンと。
猿山さん、史朗さん、そして亮太君との関係、いいなと思いました。

展示は来週の日曜日まで。




12月7日(金
窓の外をみると白い冬の空でしたが、暖かかった。
先日今年の流行語大賞の発表がありましたが、
個人的流行語大賞は「あなたもよ!」
9月の個展に、小唄の先生がみに来てくださった時のこと。
お稽古でご一緒させていただいていたTさん(男性)が、
展示会場であるhomspun showroomとhomspunのshopの内装を手がけてらしたので、
そのことを先生にお話しして、
「この空間にいるTさん、お稽古の時と違って、とても生き生きとしてました」と言ったら、
「あなたもよ!」と。
その間(ま)のよかったこと。さすが先生。


12月6日(木
初冬らしい気温。
午前中は雨でしたが、午後出かける頃にはやみ、傘はささずにすみました。
3時に塚田女史とbuikでお茶。
2015年4月号の「花椿」で、多和田葉子さんの「インド・ゲルマンへの旅」という短編に、
コラージュで挿絵の仕事をした時に担当くださったのが塚田さんでした。
メールのやりとりは時々していましたが、お会いするのはそれ以来なので久し振りでした。
今はフリーで仕事をされています。
美人で聡明で、でも面白くて、楽しくってあっという間に時間が過ぎました。
5時過ぎ表参道で別れて、291で買い物をしたあと、またZakkaに寄ってしまいました。
今日は佐藤さんはお休み。
眸さんとあれやこれやとおしゃべりしてしまい、
帰りに柚子、りんご、柿などおすそ分けいただき帰ってきました。




12月5日(水
昨日ほどではなかったけれど、今日も暖かい1日でした。
午前中、母から荷物。梅干し、味噌などなどぎっしり。
うちの母にも母なりの愛がある。
50を過ぎた娘に、いまだにこうして送ってくれるんだもの。






12月4日(火
早起き。
天気が気になっていたので、起きてすぐ窓を開けたら初夏のような空気。
空も明るくて雨の心配はなし。
今日は楽しみにしていた散歩の日でした。
8時半にうちの近くの駅改札で甲斐さんと待ち合わせをして、
私のお気に入り散歩コースをご案内しました。
紅葉がまだまだ見頃で、そんな景色を楽しみつつ、
歩きながら、ベンチに座りながら、お昼を食べながら(buik)、お茶をしながら(Zakka)、
ぽそぽそ話しました。
甲斐さんと知り合っての年数はとても長いのですが、プライベートでふたりでお会いするのは今日が初めて。
9月にhomspunショールームで個展をさせてもらえることになったのも、
甲斐さんのおかげでした。
そして個展期間中に、甲斐さんをはじめ、homspunの方達と接する時間はとても気持ちよく、
その時あらためて甲斐さんと出会ったという感じがありました。
今日、何度もうれしく思いました。





12月3日(月
平凡で平穏な1日。
きんいろの平凡(2016年ジュウハチバンでの個展DM作品のタイトル)。
そういうのがいい。





12月2日(日
曇り。
食器棚の上のクロスの重なりがかわいかったので、パソコン机の上に移動して写真を撮る。
白いのは、前に牧内さんからいただいた縁にレースのついた麻のもの。
真ん中は、ジュウハチバン(今のお店に移る前のお店)で買った正方形の麻のクロス、
紫のステッチが入っています。
赤い麻のは、Zakkaで4年くらい前に買った小さめの正方形。





























12月1日(土
暖かい12月の始まり。
夕焼けもとてもきれいでした。
北海道の「三月の羊」のシュトーレンとクッキーが届く。
楽しみに待っていました!
亮太君が学生時代に田園調布に住んでいた頃、アパートのすぐ近くにこのお店があって、
当時から焼き菓子などを買っていたのだそう。
お店が田園調布から西荻に移られてからも時々買っていたそうですが、
北海道では、もう買えないと思っていたそう。
昨年の今頃、急に思い出して、シュトーレンを通販で買えるかもしれないと。
調べたところ、その時はもう売り切れだったので、今年は早めに注文したのでした。
7〜8年ぶりの亮太君のメールに、先方からも近況のメールをいただき、
読みながらとても嬉しそうでした。

12月も引き続き、ポストカード、どうぞよろしくお願いします!
販売してくださるお店も探しております。
メールをいただければ、条件などこちらからお伝えいたします。