ささ記_December2021

 

 

12月の扉絵余韻


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 


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佐々木美穂_miho sasaki

 

ポストカードとハンカチのご注文、お受けしております。
ポストカード
ハンカチ

 


 

12月31日(金)
くもり時々晴れた東京の大晦日。
今日は富士山は見えなかったけど、最近の富士山を更新しました。
長年、12月になると母からお餅を送ってもらっていたのですが、
そのお餅屋さんが閉店してしまったと今月の半ばに知り、
もうあのおいしいお餅が食べられないことも同時に知る。
でも、本日、栄子さんからのし餅が届きました。
亮太君が子供の頃から親戚のおうちでついているお餅。
送ってくださったのはお餅だけじゃあ〜りませんのよ。
お雑煮セット(解凍してすぐに食べられるように調理してくださっている具材)や、
黒豆、りんごに野菜(特に葉物はありがたい)、などなどなど。
明日の朝が今から楽しみ。そう、
今年も東京にいます。

さて。
2021年も「ささ記」をのぞいてくださりありがとうございました。
インスタもTwitterもFacebookもやってませんが、
ここを見てくれている方がいて、そう伝えてくださることが励みになっています。
来年も、どうぞよろしく。










 

 

 

 

 

 

 

 

12月30日(木)
晴。
午後、自転車で出かける。
表参道の291(福井のアンテナショップ)からABC。
詩・短歌の棚の、岡野大嗣第三歌集『音楽』も、もちろん毎回チェック。
平台に並んでいて、他のどの本よりも低くなってました👍。
前にヘルシンキのしょうすけが毎回チェックしていると言ってた
洋雑誌「MOUSSE」を買ってから、homspunへ。
今年もお世話になりました、みなさんにご挨拶をして帰宅。


 

 

12月29日(水)
晴。洗濯物がよく乾く。
年末年始に読む本を何にしようかというのがここ数日頭の片隅にぼんやりあって、
今日ふと目にした画像でこれにしようと決める。
メイ・サートン『独り居の日記』みすず書房。
亮太君に連絡をして買って帰ってきてもらう。
そういえば前に鈴木るみこさんが何かでこの本のことを書いていたことを思い出し、
検索したら「つるとはな」2号だったので、
棚から引っ張り出して、これも合わせてまた読み返すことにする。
 

 

 

12月28日(火)
今朝も真っ白な富士山が見えました。
夕方からかいさんのお店に、眸さん、佐藤さん、かいさん、私の4人が集う。
かいさんのお店は元Zakka。
あのキッチンもあのドアも北出さんの棚もかいさんが引き継いでくれています。
分厚い麻のテーブルクロスの上に並んだワインやおいしいものをつまみながら
いろんな話をしました。
眸さんが話している顔をみていると、時々胸がいっぱいになって困る。
それぞれが少しずつ積み重ねてきた時間と関係の中で、ついにこんな時が来たんだなと思う。
いい年の瀬でした。





12月27日(月)
朝、水道水が冷たい。
富士山は、昼になるにつれてどんどんみえてきました。
ラジオをつけると、「今年もあと何日」というのが聞こえてきます。
スーパーの棚はおせちやら正月飾りやら。
蒲鉾、伊達巻だけでもこんなにあるの??と驚くほどの種類が並んでいます。
白い蒲鉾だけ買いました。

写真は、牧内さんからもらった花のうちの一つ。
岩田さんの器に。









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月26日(日)
玄関と部屋の仕切りのドアを開けっぱなしで出かけて帰ってくると、
入るとすぐ、窓の外の空が見えます。
空の層の色がとっても寒そうでした。
昼間、棚に飾っていたクリスマスっぽいモノを片付けたり、干したりしました。
写真上はクリスマスを干しているところ(21日の写真のコースター裏面)、
下は棚の上をブルーに変えたところ。
青いリボンがかかって包みは、12日に瑞穂さんから届いたシュトーレンの残り。
あとほんの少しですが、奇跡的にまだ残っているのです。
瑞穂さんのお住まいの近くのパン屋さんのシュトーレン。
おいしかったです。









 

 

 

 

 

 







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月25日(土)
昨夜からの雨は朝のうちにやみ、すっかり晴れた昼下がり。
写真は先日大野八生さんが送ってくださったリース。
今年も大野さんから、うれしいことをいっぱいいただきました。
昨年から、レモンを育てる喜びを味わせてもらえてることも。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



12月24日(金)
穏やかに晴れたクリスマスイヴ。
今年はこれかなぁとクリスマスソング動画を選んで、友人3人にアドレスを添付して送ったら、
いただいた返事がそれぞれ、らしかった。

メリークリスマス








12月23日(木)
晴。
午前中贈り物が重なり、私のことなんぞを気にかけてくださる、そのことにまずじーんとする。
午後、自転車で出かける。
クレヨンハウスで紅茶を買ってから、かいさんのお店へ。
行くたびに、モノの配置が変わっていて、
Zakkaで眸さんが並べたモノを見る時のようにわくわくします。
美術館やギャラリーで好きな作品を見た時の感じというか。
かいさんと今日はコーネルの話をしたりする。
私は20代の時に鎌倉近代美術館で一度見ただけで、どういう人なのかも知らなかったけど、
かいさんから少し聞いて、またあらためてみたくなってきました。

そんな話も聞けるのが、かいさんのお店だなと思う。




 


12月22日(水)
朝、青い空に白い富士山。
お昼過ぎ、三菱1号館美術館へ。
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜展。
セザンヌ、ゴッホ、ボナール 、ヴュイヤールの今回初めて見る作品に、
絵をみることの喜びが胸の内から溢れてくる。
(ピサロの絵には、まだぼんやりとした気持ちでした)
2018年のボナール展、その前の年のナビ派展での高揚した気持ちが今につながっている。
展示のあと、久しぶりに丸の内をショーウィンドーを覗きながら歩く。
そのまま銀座に出て父への贈り物を買って、外苑前のフリッツハンセンに寄ってから帰宅。
風が冷たかったけど、気持ちがよかった。





 

12月21日(火)
今月の初めに、buikで牧内さんとくぼちんと会った時に、
牧内さんがみんなに!(新Zakka、くぼちん、buikの佳奈さん、私)プレゼントしてくれたトレフルのお花、
薔薇はもう枯れてしまったのですが、
いくつかはクリスマスっぽい雰囲気になってきていて、まだまだ楽しんでいます(右のミントはうちのですが)。
赤いコースター入り写真のコースターは3枚とも眸さん作。
コースターの上のどんぐりのオブジェは勝本みつる作。
白い壺は青木亮。






 

 


 

 

 

 

 











 

 

 

 


 

 

 

12月20日(月)
今日もいい天気。
午後、自転車で秋野さんの展示(aprilshop)と、湯気さんの展示(homspun)
をみに出かけ、湯気さんの赤いストライプのエプロン姿を見て、
鎌倉でみた佐々木健「合流点」で氏の花柄エプロン姿を思い出す。
帰ると、ポストにロンドンのともこさんから、ピサロの絵葉書が届いていました。
三菱一号館美術館で今やっている展示にピサロがたくさん出ていたと、
展示をみてきた日に亮太君が言ったということを、今日また葉書を見ながら言われる。
私がピンときていない感じを察して。
ピサロ。



 

 

12月19日(日)
満月の夜。
南向きの部屋なので、天気がよければ冬でも昼間はとても暖かく、
まだ一度もエアコンの暖房をつけていなかったけど、
朝が寒いと亮太君が言うので、今日の昼間エアコンをささっと掃除して試運転をしてみる。
問題なく作動。
私は足元に電気ストーブ、今のところはこれで充分。
今日は1歩も外に出なかった。
昨日、美味しそうな立派な絹豆腐を頂いたので、夜の献立に湯豆腐も加える。
土鍋がないんで、ル・クルーゼで湯豆腐。
ちょっと風情がないな。
亮太君は湯豆腐を一番最後にして、熱燗をつけて召し上がっていらっしゃいました。
風情だな。





 

12月18日(土)
洗濯ものをとりこんで、夕飯の買い物もすませてから、夕方出かける。
亮太君に勧められていた展示をみに小伝馬町へ。
今日が最終日。
足を運んで実際に作品を見て自分の感覚で捉えたことと、
亮太君が感じて話してくれたこととは違っていたけれど、みることができてよかった。
その方の展示が次回ある時は、またみてみたいと思う。
展示の後日本橋に出ようと思って、小伝馬町から人形町に日比谷線で出て、
半蔵門線に乗り換えて三越前まではすぐと思っていたら、
人形町からは一度外に出て、水天宮前駅まで歩いての乗り換えでした。
(そういえばだいぶ前にそうやって乗り換えた記憶が)
地上に出ると、暮れた景色の中に赤い小さな提灯が連なっていて、
なんか木村荘八の絵のようだなと思う。
遠くに赤い灯りの甘味やが見えて、あ、ここが初音かと思う。
一度、ここのあんみつを食べてみたいと思っていたけど、また今度。
日本橋は三越の地下だけ、母のお使いと、私の用事をしてから神保町へ。
もう古本屋さんも店じまいの時間だったので、
東京堂書店にだけ寄って、いくつか本をチェックして帰宅。



 

12月17日(金)
起きるともうすでに雨はやんでいて、昼間少し晴れたりしましたが、
夜の始まりの頃少しだけ雨が降って、今は風が吹き荒れている音がしています。
今朝は、お休みの亮太君が作ってくれた朝食。
炊きたてのご飯、目玉焼き、お味噌汁(ネギ、あげ、じゃがいも、ほうれん草)、納豆、梅干し。
もちろん、おいしかったです。
昨日の夕方、スーパーへ行く前に2軒の古本屋をはしごして、
買おうかどうか迷っていた何冊かの本のうち、1冊だけ今日買いました。
一昨日、かいさんのお店の後にまたABCに寄って、1冊高い洋雑誌を買ったばかりだったのだけど、
今日のは1000円もしなかったし、状態もとてもよかったので。と。
外に出ると、思っていたより空気が暖かかった。




12月16日(木)
また頭痛。
夕方まで、家でのらりくらり。
若い頃からずっと頭痛もちなので慣れてはいるのですが、
このところ頭痛ということだけで気持ちがシュンとしてしまう。
夕方にはおさまったので、スーパーに出かけるとする。




 

12月15日(水)
朝から快晴。
やわらかな陽光。
かいさんのお店でsotosuオリジナルタオルを置いてくださることになったので、
もう並んでいるかなと、午後寄ってみる。
入ってすぐに目がいく。
いやぁ、かっこいい、うれしい、ありがたい。
タオルが誇らしげに見えました。
sotosuの村瀬さんにお見せしたいので、写真を撮らせてもらう。
窓からの光の感じもよく撮れました。
かいさんのお店にお立ち寄りの際は、タオルも手にとってみてくださるとうれしいです。
 

かいさんのお店
WHEAT AND SILVER
年内は25日(土)までだそうです。
水、木、金、土の12時から19時まで
渋谷区神宮前5-42-9グリーンリーブス102






12月14日(火)
予報どおり寒くなりました。
このキンと冷えた空気、ひさしぶり。
あまりにも寒いので、友人とのお茶はまた今度ということに。
そのやりとりのメールの時、ふと外を見ると、一瞬雪でした。
夜のニュースで都内はみぞれと言ってましたが、雪だったように思う。
雪ということにしておこう。
冷たい雨も、夕方前にはすっかりやんで、雲のあい間から月がみえました。






12月13日(月)
昼間も富士山が見えました。
午前中から気持ちが明るくうれしくなることが重なり、
富士山もずっとみえてるし、洗濯物はからっと乾くし、いい日。

写真は、先日お知らせした挿画を手掛けた
岡野大嗣『音楽』_ナナロク社  の書影です。
帯ありと帯なしを。
帯にバーコードが印刷されているので、帯をとるとコラージュ面だけになります。
裏面のコラージュは、よーく見ないと見えないかもしれませんが、
表紙の作品の実際の裏側です。
コラージュを作っている時、
貼る行為よりも、貼って剥がしたことによってできた偶然の跡、色、面に、気持ちが動きます。
今回も剥がしていくうちにどんどん紙が薄くなってしまったので、
補強のため薄くなったところに裏から無造作に紙を貼りました。
その貼った紙の部分が裏表紙になっています。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 













 

 

 

 

 

 

 

今、大阪のblackbird booksでは岡野大嗣第三歌集「音楽」(ナナロク社)発売記念展示を開催中。
会期が年をまたいで、A面B面の構成になっていて、
A面は19日(日曜日)まで。
原画も展示されています。
詳細は 
blackbird books から
 

 

 

 

12月12日(日)
よく晴れて、風が暖かく感じられるほど。
連日、おいしい が届く。
うれしくて、どうしましょうです。





12月11日(土)
朝食は、横澤パンの厚切りに、昨日オーハラさんからいただいた、イタリアのバターをたっぷり塗って。
ぜいたくだわぁ。
夕方、暮れてゆく空を部屋から今日も眺める。

写真は、先日ロンドンのともこさんからの手紙に同封されていた、
FORTNUM&MASONでもらったという紅茶のサンプル。
4cm角の小さな封筒に茶葉が入っていました。
金色のシールとのバランスがさすが。









 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月10日(金)
昨夜はまたひどい頭痛でしたが、今朝起きたら治っていたので、
予定通り築地にかつお節を買いに出かけることにする。
いいお天気。青い空。気持ちがよかった。
今日の電車本は、『銀座界隈ドキドキの日々』和田誠・文春文庫
(和田誠展へはまだ行ってない。。)
かつて高橋悠治さんの奥さんからピアノを習っていた話「落語とピアノ」を
また読みたくなって、それをひとつ読んだらちょうど築地に着きました。
かつお節と糸わかめを買って、歩いて銀座へ。
途中、岩手物産館で横澤パン、大野屋で手ぬぐいを買って。
銀座はクリスマスムードで華やかでした。キラキラしていて、ちょっと気後れしてしまうほど。
自分用にマニキュアを買おうかななんて気分になって、
三越のシャネルのマニキュア売り場で見本の色を合わせてみようと出した自分の指があまりにささくれていて、
恥ずかしくてすぐに引っ込めました。

帰宅してしばらくして、楽しみに待っていたものがついに届きました!
挿画を手掛けた本。


岡野大嗣『音楽』_ナナロク社
装幀_佐々木暁
挿画_佐々木美穂

岡野大嗣さんの第3歌集になります。
表紙と裏表紙にコラージュ。
継ぎ表紙の造本。

暁さんとは、片岡義男『くわえ煙草とカレーライス』以来。
声をかけていただいてこの本に関わらせてもらえたこと、幸福な時間でした。
書影などは、また後日。



 

12月9日(木)
明るいうちから月が。星も。
午後、自転車でかいさんのお店へ。
3時になったらコーヒーを買いに行こうと思ってたところでした と かいさん、
紅茶が好きな私に紅茶を淹れてくれて、一緒に飲んでくれました。
それにしても、旧Zakkaがかいさんのお店になってよかったと、今日もつくづく思う。
1年前に自分がお店をするなんて思いもしなかったって言ってましたが、
そうなっている今があること、ほんとよかった。

先日かいさんと、拙著『チョコレートな夜』で、ロメールの「満月の夜」のところで書いていた「紙袋」の話に。
その紙袋を実際に再現したものをまだ残してあるから、
かいさんが「満月の夜」をみてからお見せしますと。
(LUCAの三木さんがDVDを持っていらして、今、お借りしているそう)
その紙袋、ku:nelにも載ったことを思い出しひっぱり出して、先にお見せしました。
ku:nel vol.7 __17年も前の号でした。17年。。。
「どこから見ても違う顔 佐々木美穂のバッグ・ナナヘンゲ」
(山崎陽子さんが取材して文章を書いてくださっていて、写真は公文美和さん)

そんな話などなどしてから、ABCへ。
欲しいインテリア洋雑誌がたくさんあって困る。
とりあえず、THE WORLD OF INTERIORS だけ。
40周年記念号でした。
もっと前からある雑誌だと思っていたから、
そうか、Zakkaとあまり変わらないんだとなぜか納得する。



 

12月8日(水)
雨。
お昼、叔母(母の妹)から奥井海生堂の出汁昆布などの詰め合わせが届く。
あれ?もうaaltocoffeeの豆が届いたのかな??
庄野さんからのメールには火曜日に発送しますってあったけど。
いつも、コーヒー豆ありがとうって、奥井海生堂の出汁昆布を送ってくれるから。
叔母にお礼の電話をすると、
コーヒー豆はまだ届いてなくって、私が豆を送ってくれたなんて思ってもいなくて、
それとは関係なく送ってくれたのだそう。
私からのも今日届くはずだよ、なんだ以心伝心だねなんて二人で大笑いでした。
電話を切ってすぐ電話が鳴って、
「電話の後、椅子に座ったとたんチャイムが鳴って、届きました〜」って。
叔母は、aaltocoffeeのコーヒーがお気に入りで、今回ももちろんとても喜んでもらえました。
午後、1年ぶり以上のエムラボ。
金子さんに、来なかった間に自分で2回、裁ち鋏でテキトーに切りましたって告白したら、
「ぜんぜん、それでいいのよ。」って。
そういうさばさばした金子さんだから、30年以上も通っているのだと思います。

 

 

12月7日(火)
曇りから夜、雨に。
一歩も外に出ないで過ごす。
亮太君が靴下からズボンからびしょ濡れで帰ってきて、
いつものごとく、雨の一番強い時にその只中にいるので笑ってしまう。

さて、お知らせです。
長年ポストカードを置いていただいている愛媛のsotosuの、
sotosuオリジナルタオルができました。
夏前から制作を始めてようやく。
右下にワンポイント、イラストの刺繍が入っています。
そのイラスト3種類を描きました。
プラス、ネコちゃん、ハブラシ。
色は、3柄それぞれ3色展開。
素材は綿100%、ガーゼ地(絵の入っている面)と、パイル地の2重織のしっかりした感触です。
今治タオルブランド認定商品。
タオルのサイズはフェイスタオルの1種類で、タオル地の色も白だけです。
試作の分を数ヶ月、洗っては使ってを繰り返しながら感じたのは、
吸水性、肌触り、風合いのよさがうれしいのはもちろん、
何よりカワイイんです。ふふ。
sotosuのサイトで購入できますので、ぜひ!
1430円(tax込み)



プラス(かわいい赤)









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネコちゃん(明るい紺と深い緑)










 

 

 

 

 


ハブラシ(シックな水色)
























 

 
なお、卸しの対応もしているそうなので、
このタオルを販売したいと思ってくださるお店の方がいらっしゃいましたら
sotosuのサイトからメールでお問い合わせください。

sotosu

 

 

 

12月6日(月)
昨日ほどではなかったけど、寒くなりました。
水道水も冷たかったし。
午前中、母から梅干しなど届く。
お昼過ぎ、潤ちゃんにお渡しするものがあって、poiseの展示会の前に寄る。
まだお弁当があったらいただこうと思って、お昼を食べないで行ったらラッキー☆☆
本日もひとつひとつ、どれもおいしゅうございました。
poiseの展示会、大らかな空間に帽子やコサージュが並んでいる様は、
シンプルだけどモノ自体の厚みがちゃんと見えていてかっこよかった。
続けていくって大変だということは身にしみていますが、
poiseの展示を見ると、続けるっていいなと思えたりします。





 

12月5日(日)
さむかったです、朝からずっと。
愛媛のsotosuの村瀬さんが展示会でいらしたので、
朝10時にとあるお店の前で待ち合わせ。
開店前にお店に着くと、すでに何人も並んでいらして、
小さなお店なので、開店と同時に席に着けたのが私たちの前に並んでいた人たちまで。。。
しょぼん。
多分このあと1時間は待つことになるだろうからと予定変更。
お店から代々木公園に向かって歩き、さらに参宮橋の方まで歩いて明治神宮の杜に。
人もまだあまりいなくて、村瀬さんとふたり占めの風景もたくさんありました。
杜を抜け、表参道を下り、すっかり冷えた体を温めるために、
前から一度入ってみたかったカフェにおつきあい願い、お茶とケーキをして、Zakkaへ。
Zakkaのあとはディーズの上田さんの展示など見て、3時半頃帰宅。
村瀬さん、口数の少ない方なのですが(たぶん)、
それでもお顔をみて、お茶をしたり、同じ景色の中を歩いたりしながら、
お互いに伝わる気持ちがありました(たぶん)。

 

 

 

12月4日(土)
東京は、連日晴れて暖かい。
夕方、渋谷郵便局に郵便を出しに行ったあと、かいさんのお店へ。
水曜日にチラリと覗いた時、棚のディスプレイに赤がたくさんあって、
今日はゆっくりみて、心の内がシゲキされる。
私もできるんじゃないかという期待とか希望とか。
かいさんが淹れてくれた紅茶をいただき、話して帰ってきました。
夕飯の支度があるので、今日はABCには寄れなかったけど、
かいさんのお店やアトリエは、ABCで洋雑誌を見てるようだから、いいのです。





 

12月3日(金)
晴。
夕方、穏やかに暮れていく南の空の変化の時間をただ眺める。
寝る前に、武田百合子の『あの頃』をまた読み始めたのですが、
ま、私の場合どの本もたいがいそうなのですが、
前に読んでいるはずなのに、初めて読む本みたいなのです。
でも、付箋が貼ってあるページは、この言葉だなというのだけは分かる。
とにかく、また面白く読んでます。

 

 


12月2日(木)
ついにレモンを収穫しました。
昨日の雨風で落ちなくてよかった。
昨年は3つでしたが、今年は2つ。
でも大きさは昨年の1.5倍ほどもあります。
マイヤーレモンという種類で、よく見かけるレモンよりも丸くて、それがまたかわいいんです。
まずは写真に撮りました。絵に描こうと思って。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月1日(水)
真夜中、強風でした。
朝には雨も風もやみ、どんどん晴れて、昼間は上着がいらないほどの暖かさに。
今日は、たっくさんの待ち遠しい日でした。
まずは、Zakkaへ。
(Zakkaのホームページにも書いてありますが、
新Zakkaは毎月1〜7日の1週間、お店を開くという形になりました)
明るい光の中、ひとつひとつ、真剣にみました。
お店に足を運んで、眸さんが選んで並べたものをみる時、
作っている人と買う人との間の道筋に、Zakkaを通っていることが、
どちらにとってもうれしく、清々しい、そんな気持ちになるように思います。
お客さんが何人かいらしたので、眸さんと佐藤さんともあまり話せませんでしたが、
また来ま〜すとあとにして、ZakkaOGの牧内さんと久保さんの待つbuikへ。
この2年近くbuikでテイクアウトはしましたが、お店の中で飲食してなかったので、やっと、、、。
牧内さんも東京に来るのが1年半ぶりくらいとのこと。
buikの加奈さんも嬉しそうでした。
今日は何を着ていこうかなって、何日も前から考えていた牧内さん、
ヤエカの黒い丈の長いプリーツたっぷりのワンピースに、ヒールのあるこげ茶のロングブーツ。
ステキぃ。
最近スニーカーばっかりだったから、ヒールがあるの久しぶりって言う牧内さんに、
久保さんがすかさず、チクテの時はいっつもヒールはいてたのにと。
ねぇ って私。
久保さんもあい変わらずおしゃれさんで、かわいかった。
Zakka時代に二人は重なっていたから、
それ以降の二人の長い関係の時間があって、二人の会話を間近で聞くのが私には新鮮でした。
交換会などしながら、1時間余りたっぷりおしゃべりして、二人はZakkaへ、
私は少しだけかいさんのお店を覗いて帰ってきました。
今日も夕焼けがきれいでした。


ささ記_November2021

 

11月の扉絵untitled









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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佐々木美穂_miho sasaki



 

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11月30日(火)
いいお天気でしたが、夕方からぽつりぽつり、きました。
お昼にウエマツで額装を1点お願いしたあと、
今日から始まった上田快・亜矢子作品展「それぞれの石」をみにディーズホール へ。
上田亜矢子さんから作品のことを少し聞くことができて、
聞いてからまたじっくりみて帰ってきました。
2年前に買った作品の隣に並べてみたいと思った作品は、すでに赤い丸がついていました。
家に帰ってから2つが並んでいるところを想像して、
1つではなく、2つ、3つと並べることで新たに見えてくる形のことを思ったりしました。




 

11月29日(月)
お昼過ぎ、ふと、オーハラさんとお茶がしたいなと思い、メールをしてみたら、
すぐにお返事がきて、1時間後には会ってお茶をしていました。
金沢での岩田さんの展示をみに行った時の話など、
考えながらゆっくり話してくれる、間 とか、好きです。
お茶につきあってもらえてよかった。






 

11月28日(日)
桃色の富士山見えるよと今朝は起こしてもらって、やっとみることができました。
静かな桃色の光。
いい1日の始まりでした。

数日前の夕飯の時、亮太君が、
「そういえば昨日、神保町で、積運のトラックみたよ」と。
なんと!私はまだ一度もみたことがないので、先を越された。
積運とは、何を隠そう(隠してないですけど)、野上さんの会社です!
これまでに何度かささ記にも書いたことがあるのですが、
元は父上の会社だったのですが、亡くなられたあと、一人っ子である野上さんが継いだのです。
それまで野上さんは織りの仕事をやっていましたが、以前のようにはできなくなり、
もったいないなあという思いから、会社を継いだ当初は
「社長室に織り機を置いたら?」なんて言っちゃってごめんなさい。
社長業も11年目になり、大変な中、すっごくがんばってます。
社長に聞いたところ、亮太君がみたトラックは、オフィスの引っ越しの4トン車だったようです。
積運のサイト、リンクを貼っておきます。
何かのとき、そうだ、積運は?!と思ってくださるとうれしいです。
私は、3トンウイング格納ゲート車に萌えます。
社長日記(インスタと連動)もあります。
積運


 

 

 

11月27日(土)
晴れましたが風が冷たくて、自転車に乗っていたら耳が痛くなる。
水道から出る水が冷たいと感じたり、
夜になって、足元に電気ストーブを出したりして、急に冬めきました。
電気ストーブは、昨年買ったもの。
たまたま眸さんが使っているのとおんなじだった電気ストーブ。
それだけで、よしって思う電気ストーブ。


 

 

11月26日(金)
今日も快晴。
午前10時に歯医者さん。
歯医者さんとのやりとりでもやもやとした気持ちが残るが、
引きずっていたら時間がもったいないと思おうとする。
ABCに寄って、詩、短歌の棚で手にとった本の言葉が響く。
その後TOROに。山口さんにはお会いできなかったけど、お店、とてもよかった。
TOROから原宿駅のある通りに出て、代々木公園の脇道を自転車で走りながら、
もうこんなに木々が色づいていたのかと。
眩しい光と枯れ葉の匂いを浴びて、homspunへ。
牛窪さんの展示を見て、牛窪さんと稲船さんと話して帰宅。
帰宅すると、お休みの亮太君が、ちょうどみかんを食べ終わったところ。
テーブルの上にぺったんこの皮が2つ分きれいに積まれていて、
まだみかんの香りがほのかに漂っていました。

 





11月25日(木)
今朝も富士山。
夕方、サンクファームの菊池さんからみかんが届きました。
すぐ箱を開けて、お手紙を読んで、ぱくっとひとつ食べました。
おいしくて、もひとつぱくっと。
まだまだ箱いっぱいにみかんがあるのを見ては、またうれしくなる。
大事にいただきます。


 

 

 

11月24日(水)
夕暮れ、窓から見える空にしばしみとれていました。
夕飯の買い物に出る時ポストをのぞくと、
カマキリ??のような絵の葉書がこちらを向いて入っていました。
すぐに裏を返して自転車置き場に向かうまでに読んでしまう。
野上さんからでした。
絵は、パウル・クレーの線画。
「玩具としての月」という邦題。1940年。
縦の絵がポストには横に入っていて、カマキリに見えました。
いいなあと何度も何度も見て、
クレーの線画ってすごいと、改めて認識しました。



 

 

11月23日(火)
晴れました。
亮太君が仕事から帰ってきて、夕飯の時、
「みほさんは今日はどんな1日でした?」とたいがい聞きます。
「平凡な1日でした」とよく答えています。
2016年宇都宮の18番での展示「きんいろ」で、
DMに使った作品は「きんいろの平凡」というタイトルです。
今日ふと、いいタイトルだと思い出しました。
平凡な1日には、きんいろの平凡もあったりします。


 

 

 

11月22日(月)
朝、雨。
昼間少しやんだすきに自転車で銀行とスーパー。
3時頃から本降りになる。

写真は、2017年3月5日、野上さんと高崎市美術館へ向かう新宿駅のホーム。
木村忠太展覧会中で、この日、堀井さんが美術館でお話されるので行ったのでした。
ささ記でその日のことを読み返したら、
「年をとるにつれて、忘れてしまうことは増えるけれど、
色の記憶は積み重なっていくという言葉が堀井さんらしくてとても印象深かった」と記してあリました。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月21日(日)
曇っていましたが、洗濯をする。
夜から雨になりました。
午後、堀井さんの白馬出版から出ていた本のページをゆっくりめくりました。
このシリーズのうち『気ままなパンの本』だけ持っていなくて、
当時お店で売っている間にどうして買わなかったんだろうと、いつまでも思っています。
当時というのは80年代終盤から90年代初頭。
渋谷の東急東横店の1Fにウィリアムズ・ソノマがあって、
本のコーナーに堀井さんの白馬出版の本も並んでいました。
(ソノマの、白地にブルーの格子の綿のキッチンクロスを、
岡尾さんが時々スタイリングで使っていて、もちろん買いました)
白馬で本を出されていた頃の堀井さんは30代。
私がZakkaにいた時にお目にかかっていた堀井さん、そして眸さんも、
あの頃は30代だったと思うとなんか心が、ひゅんとなります。
日曜日の昼下がり。


 

 

 

11月20日(土)
晴。
5時に野上さんと目黒駅で待ち合わせて、ギャラリークラスカでの堀井さんの展示を見に行く。
もうすっかり暗くなった道をギャラリー目指して歩く。
二人とも初めて行く場所と歩く道で、建物などみながら、
昼間だったらもっとよかったかもしれないねなどと話したりする。
ギャラリーのガラスばりの窓から堀井さんの姿をみつけて嬉しくなる。
壁には1枚1枚、堀井さんがコラージュしたポスター、
テーブルの上や棚には今回のためのオブジェなどが並んでいました。
堀井さんの選んだ色や形は、澄んでいて、クールで、モダンだなと
今回も展示をみながら思いました。
野上さんは、堀井さんのコラージュを建築っぽいというようなことを言っていて、
その感じもなるほどと思う。
時間がなくて、野上さんとお茶をする時間もなかったけれど、
堀井さんとも野上さんとも1年以上ぶりにお会いできてよかった。
ギャラリーから目黒駅に向かう時、みていた建物の間から、
大きな月がどんと見えて、野上さんに教えて二人で見ながら歩いたことは、
いい思い出になりそう。

 

 

 

11月19日(金)
晴。
頭痛はひいていて、ほっとして起きる。
午後3時過ぎ、天気も体調もいいのでABCで洋雑誌などみたくなり自転車で出かける。
その前にもちろん、かいさんのお店にも。
ハーブティーをいただいていたら、お客さんがいらして、かいさんのお知り合いの方のようで、
少しして、かいさんが私のことをその方に紹介してくれました。
(紹介をしてくれる感じがちょっと眸さんと似ていました)
そしたら「ささ記」を読んでくださっているとのこと。
その上『チョコレートな夜』も持っていてくださると。
うれしくなっちゃいました。
その方が帰られてから、かいさんとまた少し話をして、
真っ赤な西の空をかいさんと眺めて、今日は月食だから見れたら見てねと言ってABCに。
洋雑誌のコーナーに身を置くだけで、気分が静かに上がります。
それは20代の頃からずっと。
家に戻ってすぐ、亮太君と月食をみようと屋上に行くと、
われわれの真上に住んでいる方が、望遠レンズの立派なカメラを設置して、月食を撮ってらした。
あいさつをして、空を見ると月が見えない。
雲に隠れてしまったことを教えてくれました。
でも一番欠けた時の写真を見せてくださり、その鮮明な写真を見て満足してしまいました。
しばらく待っていたら、ぼんやり見えてきましたが、
それを見届けて、部屋に戻ってきました。



 

11月18日(木)
晴れましたが、少し寒い。
亮太君から借りて昨日から読み始めた、津島佑子の『光の領分』が、あと少しで読み終わる。
生活の中で日頃ぼんやりと感じていた「光」のことが、
言葉として読めたところからどんどん引き込まれていました。
午後から頭痛がしてきたので、バファリンを飲んで、今日は早めに寝ることにする。

 

 

 

11月17日(水)
晴。
午前中、ヴェンダースの「まわり道」を見る。
1975年の作品。ペーター・ハントケ脚本。
この映画に、今、出会えてよかった。
気持ちに引っかかり、とどまり、
思い出したり忘れたりしながら少しずつしみ込んでいく感覚。
一度家に戻り、夕飯の買い物を済ませ、3時の打ち合わせに神保町へ。
先月の初めにお渡しした本の表紙の作品の、色校などの確認でした。
デザイナー、編集者、そして、上がってきたばかりの色校(再校)を持ってきてくださった印刷所の方、
その面子に交ぜてもらえたことが、まずうれしかった。
造本のことも聞いてはいましたが、今日初めてみせてもらって、おお〜と。
「著者の方きっと嬉しいですね」と言うと、
編集の村井さんが、
「著者もですが、読者もうれしいと思いますよ」とおっしゃって、おお〜と心の中で思う。
デザイナーというか装幀の佐々木暁さんと村井さんが、長い時間をかけてこの本について話し合ってきた思いなども、
これまでの打ち合わせで垣間見ながら、こんなにもうれしい気持ちを仕事で得られたことが、
生きていく一つの糧へと今日変化していました。
本は来月中旬、ナナロク社から出ます。
またその頃、お知らせいたします。

今夜も月と星がきれいですな。





11月16日(火)
晴。
夜、PCが写真を勝手に編集したスライドショーを亮太君と見ながら大笑い。
しかも聴いたことのない(この先も聴くことはなさそう)音楽までついている。
亮太君が写っている写真だけなのですが、
私が撮った亮太君の写真、変なのばっかりなので、
音楽も含めて、面白すぎて涙を流しながら笑ってしまいました。

さて、最近の富士山、更新してます。



 

11月15日(月)
晴。毎日暖かいなぁ。
電車に乗って出かける時は、出かける前に電車の中で読む本を選ぶ。
今日は急に岡尾さんが恋しくなり、読むというより浸りたい感じで
『Land Land Land』_ちくま文庫版 を。
私の体の中には、眸さん、堀井さん、そして岡尾さんから受けた影響の部屋がどこかにあると思う。
『Land Land Land』のページをめくりながら、
かつて旅でみたいくつもの景色や匂いを思い出したりしていました。




 

11月14日(日)
本日も快晴。
朝、富士山の上にレンズ雲がありました。
今年2つ実ったレモンが、すっかり黄色くなりました。
昨年は年を越してもまだ青かったのに。
大きさも昨年の1・5倍以上。
収穫したいようなしたくないような。。
でももうしばらく、眺めているんだろうなと。




 


11月13日(土)
快晴。
亮太君は今朝も朝日に染まった桃色の富士山をみたそう。
今度見えた時は、起こしてもらう約束をする。
今夜も月がきれいです。





 

11月12日(金)
晴。
暖かいおかげで、暖房をつけなくていい分、電気代がかからないから助かります。
午前中、浴室の換気扇の掃除。
ちょっとやり始めたら、大掃除になってしまった。
亮太君のお休みの日は夕飯が早い時間に食べられるので、
食後は普段よりたくさん時間があります。
今日は久しぶりにトランプをしました。
2種類のゲームをやって2勝1分け。😉
そうそう、本日ヤクルトが日本シリーズ進出を決めました。
パリーグもオリックスが決めたようで、優勝チーム同士の対決でよかった。

 

 

 

11月11日(木)
今日も快晴。
風もなく、光が眩しくて、
山鳩が鳴いているのが聞こえてきたりすると、夏のようです。

さて、お知らせが遅くなりましたが、
2005年に女子栄養大学出版部から出版された
大腸がん術後の体験談&レシピ『きょうも、おいしく』が、
16年ぶりに新訂版『大腸がんになった料理家のごはん帖』として先月出版されました。
著者の重野佐和子さんのレシピやエッセイ、
公文美和さんの写真、
私のイラストなど、ほぼ当時のままの新訂版です。
16年後にこうしてまた世に出る事、素晴らしいと思いました。
本に書かれている言葉やレシピは今でもしっかり通用しますし、
この本を必要としている方のところに届いて、生きる力になるといいなと思います。

写真は、中で使われているイラストの一部です。
(この本にはけっこうたくさんイラストが入っています)





 

 

 

 

 

 

 






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大腸がんになった料理家のごはん帖』重野佐和子/女子栄養大学出版部

 


 

 

11月10日(水)
朝からよく晴れましたが、風が強かった。
月がくっきりきれい。
3時過ぎ自転車で出かける。
かいさんのお店にお邪魔してから、寒川さんと坂村さんの展示を見にDEE'S HALLへ。
何年かぶりにお会いした坂村さん、背が伸びたような、
日頃の生活が悪いのでせめて姿勢ぐらいよくしないと、と、健在でした。
花と器が分離して見えてしまい、それは自分の気持ちかな。
そんなことを考えながら帰途につく。



 

11月9日(火)
ザーザーよく降りました。
気温が高いので、秋の雨というよりは、夏を思い出す。
夕方上がったので、自転車でスーパーに行けました。




 

11月8日(月)
予報より晴れたので、午前中洗濯。
お昼、銀行で用事を済ませて出ようとしたら外は本降りの雨。
しばらく入り口のところで雨宿りをしていると、
銀行の男の方が「よかったらこれをお使いください」と、ビニール傘を差し出してくれました。
自転車だったのと、青空が見えてきていたので、
お礼だけ伝えてお借りせず、もう少し待って小降りになってから出ました。
その後、スーパーに行って買い物を済ませて外に出ると、すっかり晴れていました。
もう1軒のスーパーに移動する時、中学生くらいの男の子でしょうか、
彼の周りに鳩が数羽寄ってきて、すると急いでポケットからハーモニカをとり出し、
マスクをずらして吹き始めました。
ぽっぽっぽっ はとぽっぽ・・・・・   と。
あまりの純粋さに、じーん:::。
傘のこと、
はとぽっぽ、なんていい日なんだろうと帰宅。
夕方、富士山見えるかなとベランダに出ると、
淡い青色の空に細い月の近くに星がくっついていました。



 

11月7日(日)
少し曇っていましたが、気温は高め。
今日を含めて、結局今月3回もニューZakkaに行ってしまいました。
Zakkaで眸さんが選んで並べたモノを見る、その空間に身を置くという時間が必要なので、
「行ける時に行く」という気持ちを優先することにしました。
Zakkaのあと寄ったABCの帰りのエスカレーターの、
何段か上にいらした女性の後ろ姿があまりに美しく、
服の着こなしがものすごーく素敵で、ついて行きたくなりました。
モカ色の細身のシルクウールのニットが、細ーい背中に程よくフィットしていて、
少し太めで生地は厚めの白いパンツにそのニットをインしていて、
10センチくらいの白いピンヒール、左手にキャラメル色の革のジャケットを持っていました。
濃いめ茶系のロングヘアを一つに結んでいて、
スタイルの良さ、全体の色あい、エレガントな洋服の素材と着こなし。
バッグまでチェックできなかったのが残念。
お顔も見れなかったけれど、私よりはだいぶ年下の感じがしました。
眼福でした。

さて、CS、あっけなく敗退。
父からのメールは「これが阪神です」と。

 

 

11月6日(土)
本日も晴天。上着いらず。
午後、ともこさんとまさとさんが住んでいた建物の前を通る。
二人がロンドンに戻って3か月近く経とうとしていますが、まだ慣れない。
これまでに何度か彼らが東京を離れた時は、今回ほどの寂しさはありませんでした。
今回はあまりにも東京が短かったこと、
近くに住んでいたけれどこんな状況だから、互いの家を行き来したり、
家でゆっくりご飯を食べて話したりすることがができなかったこと、
そして一番はたぶん、
普段通る景色の中に、二人の姿を思い出すからだと思う。
今日も、色づいてきた木々を見ながら、
昨年の今頃、ともこさん達は部屋の窓からこの木々を見ていたんだなと。
きっとそのうち彼らの不在に慣れるでしょうが、
その時まで、今のこの気持ちを大事にしたいと思えた日でした。
人と人との関係性は時間によって変化していく。
そのことをここ数年、明るい方向に考えられるようになってきた、かな。

 




11月5日(金)
窓の外、遠くの桜の木、少しずつ赤く色づいてきている。
今日もいいお天気でした。
午前中栄子さんからたくさん食糧が届く。うれしい。
新米、早坂さんのお野菜、今年漬けた梅干し、おやつ、などなど。
梅干しは紫蘇が多め。紫蘇も無農薬のいい紫蘇なのだそう。
午後、自転車でタミゼへ。
昌太郎君が黒磯の話をいろいろしてくれました。
紅茶のサンプルを入れていた古い缶を買う。
ずいぶん前に行ったロンドンでも買いました。数字が気に入って。
大きさはだいぶ違いますが。
タミゼにいると、外国の旅先で立ち寄ったお店にいるような感じになります。

写真、左はロンドンで買った缶(no.19)、右は今日タミゼで(no.13887)。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月4日(木)
晴。
このところ東京は、上着がいらないほどの陽気です。
午後、自転車でかいさんのお店と新Zakkaへ。
かいさんのお店は旧Zakkaで、こんな風に2つの場所に行けることもうれしい。
かいさんから今日は、良さそうな映画を教えてもらいました。
DVDを持っているとのことで、今度お借りすることに。
新Zakkaでは、井山さんにばったり会えました。
今年中に眼鏡を買いたいと思っている私は、
でも、遠くも近くも見えなくなってきていて、レンズをどうしようかと思案中でして、
そんな話を井山さんにしたら、井山さんは遠くは見えるとのこと。



 

 

11月3日(水)
今日もいいお天気。
祭日なんだなと感じたのは、
夕飯の支度の時につけたラジオから、みうらじゅんが流れてきたこと。
夕方、スーパーの帰りに古本屋さんへ寄ったら、
志賀直哉の文庫本『灰色の月・万暦赤絵』_新潮文庫 を見つけて購入。
この本、もう古本でしか売っていなくて、
古本屋さんでもなかなかみかけなかったので、きれいで、値段も安いものが見つかって嬉しい。
読んでほしいから、
これまで周りの親しい人たちに一方的にプレゼントしていて、
でもまだ渡したい人に行き渡っていなくて、古本屋さんに行くと探している本なのです。
短編集で、とりわけ「早春の旅」「夫婦」「盲木浮木」「万暦赤絵」「朝顔」など、何十偏読んだだろう。
例えば、直吉(志賀直哉の息子)との「早春の旅」の中に、河井寛次郎邸を訪ねて、
奥さんのおてまいでお茶をご馳走になったあと、炉端で皆で気軽に話している場面があります。
棟方志功の描いた大原孫三郎氏の所の襖絵を河井寛次郎が「鉄斎以上ですよ」と
言ったことからの下りなんて、ほんと面白い。以下抜粋。

___「鉄斎以上ですよ」と云っていたが、本物を見ずに反対するのも変で、そんな筈はないと思いながら黙っていたが、
その後で、今日午後榊原紫峰(さかきばらしほう)君を訪ね、今度造った自慢の庭を見せて貰うつもりだと云うと、河井は言下に、
「それはいい筈はないですよ」と云った。自分は棟方志功の「鉄斎以上」に遠慮していて損をしたと思った。
柳が前に木喰上人の仏像の微笑を推古仏の微笑以上だと云った事がある。一つの運動を起こす者の心理で、嘘とは思わないが、
さりとて一緒にそう思うわけには行かないことも時々ある。
日蓮上人の「禅天魔、真言亡国」の類である。自分は柳達の民芸運動は後になれば今の人が考えている以上に大したものになる事は認めているが、自分の性質からいえばいかなる運動にも縛られる事は閉口だ。___

志賀直哉の物や人を見る感覚や感情、さすがと思う。
「遠慮して損をしたと思った」とかなんて、とってもチャーミング。

 

 

 

11月2日(火)
朝、もやがかかっていて、亮太君が「今日は暑くなりそうだ」と。
夏みたいなこと言ってると思う。
夕方、homspunへpoiseの展示をみに行く。
その後、homspunの事務所をのぞいて、
原さん、坂本さん、貴山さんと「苗字」の話などして帰ってくる。



 

11月1日(月)
朝、富士山。
気温は高め。
午後、洗濯物をとりこんだ時タオルにてんとう虫がくっついていました。
星がたくさんついていました。
洗濯物をとりこんでから、自転車で新Zakkaへ。
富士山友達のAさんがいらして、今朝も富士山見えましたねと話す。
homspunでDMの原画をみてくれたそうで、
感想を伝えてくださり、たいへんうれしかったです。
眸さんと佐藤さんとは、私がZakkaにいた頃に
眸さんと北出さんがテニスを習っていた話になったりしました。
眸さんはフォームは決まっていたそうですが、
ラケットになかなかボールが当たらなかったとのこと。
当時、テニスウェアのまま、ラケットと黄色いボウルをカゴいっぱいに抱えて
Zakkaに戻ってくる北出さんと眸さん、カッコよかったんです。