ささ記_January 2020


1月の扉絵「くわえ煙草とカレーライス」






































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佐々木美穂 _miho sasaki





1月31日(金
晴れましたが、風が強くって寒く感じられる。
本日は、久しぶりに類ちゃんとお会いしました。
美術館入り口で11時に待ち合わせをして展示をみてから、
ぶらぶら歩いて、一度行ってみたかったお店におつきあい願いました。
美術館からそのお店までの地図をメモしてきたのに、
ちっとも着かないので(違う方角に歩いていた!)、
類ちゃんのスマホに道案内してもらってようやく辿り着きました。
川の多い街で、迷った分、景色もいろいろみられてよかった、
なんて思っていたのは私だけですね。
お店は、店主の女性が選んだモノひとつひとつが大切に置かれていて、
とても気持ちがよかった。
そのあと、店主に教えていただいた、門前仲町駅近くの中華屋さんでランチ。
女優さんのように美しい類ちゃんが生ビールを頼んで、
おいしそうに飲む姿がまた、なんともかっこよかった。
ランチのあと、入谷へ移動。
類ちゃんが行きたいと思っていた烏龍茶のお店へ。
店内に置いてある茶器をみてから、お茶をいただきました。
それぞれ違うタイプの茶葉を選んで、静かな空間で、
店主が淹れてくれるお茶の、香りや味をゆっくり楽しみました。
(5煎まで淹れてくれて、最後は紅茶でした)
私はそのあと表参道へ移動して、Zakkaへ寄って、
カプチーノを飲んで帰ってきました。
帰る頃は、月のきれいな夜になっていました。





1月30日(木
今日も快晴。
お花見の頃の、ちょっと華やぎたい気分になる。
朝に夕に富士山、そして月も星もよくみました。




1月29日(水
快晴で、東京は18度まで気温が上がったようです。
先日本屋さんで、あれ?と思って手に取った「暮しの手帖」。
表紙の感じも、中をぱらぱらとみてもいい感じ。
編集長が今号から代わられたのですね。
その新しい編集長の言葉を読んで、これは買わねばと。
久家さん写真、千葉さんスタイリングの料理ページはあるし、
随筆ページは、みうらじゅん、能町みね子、堀江敏幸と名を連ねているし、
野菜スープもおいしそうだ、岡本さんの連載も行ってみたい久留米と大牟田だ、
などなど、ぱらぱらっとめくった時にそれらがざざっと目に入り、わくわく。
全ページゆっくり、楽しみに読んでいこうと。





1月28日(火
朝起きて急いで窓の外をみたら、
うっすら雪がかかっている屋根がいくつかみえましたが、
降っている雨にやがて消えそうな気配。
電車も通常運転のようなので、
予定どおり行きましょうということになり、オーハラさんとlentoへ。
12時にお店に着いて、ランチからデザートまで全〜部おいしくいただきました。
雨の日のlentoは、店内の光の色や、お客さんの感じなどまたよかった。
オーハラさんは牧内さんがZakkaにいる頃からZakkaに通い始めたそうで、
牧内さんもオーハラさんのお顔を見て思い出して、当時の話なども。
Zakkaという場所が、Zakkaを好きな人たちの心の中にも、
キラキラした思い出とともに存在し続けているのですな。

下の写真は、lentoのチョコがけビスコッティ。
形も色も包みもぜんぶおいしい。

























1月27日(月
深夜から明朝にかけて、雨から雪の予報。
明日楽しみにしている予定があるから、降らないといいのだけど。
今朝みた夢。
亮太君に目薬を買って、亮太君のリュックのポケットに入れて、
リュックのポケットに入れておいたからと話す夢。
現実的。






1月26日(日
朝、降っていた雨は、昼前には上がりました。
ラジオで相撲を聞いていると顔が分からないので、
今日、徳勝龍と正代のお顔をネットで拝見しました。
ついでに正代のウィキペディアをみていたら、
正代のおばあさんのお名前が正代正代というとありました。
今日の解説は荒磯親方で、徳勝龍の優勝インタビューを、
「インタビューは三役以上」と言っていたのも面白かった。
横綱不在とはいえ、優勝するというのはものすごいことだと思う。
インタビューを聞いてから、自転車でスーパーへ。
空気がヒンヤリしていて、ラジオを聞いて顔がほてっていたのか、
その冷たさがちょうどよかったです。




1月25日(土
ぱっと晴れはしませんでしたが、今日もわりあい暖かかった。
今、読みかけの本が数冊あって、
寝る前に今日はこれと読み始めるも、2ページくらいで寝てしまう。
それなのに、昨夜亮太君が今読んでいる本の話をしてくれて、
最初の数ページを読ませてもらったら、面白そう。
もうすぐ読み終わるとのことで、おそらくそれも読み始める予感。
『白痴』_今、2の途中、
『窓辺のこと』半分くらい、
年末に実家でみつけた、兼高かおるの『私の好きな世界の街』も半分くらい、
ま、そういう読み進め方もいいかなと。




1月24日(金
暖かかった。
夕方打ち合わせの前に、ちょっとかいさんのアトリエへお邪魔する。
今年初めてお会いしました。
アトリエはあちこちにハーブが置いてあって、い〜い匂い。
サウスアベニューの、見た目も楽しめる、おいしいお茶を淹れてもらって、
2時間ほどおしゃべりしました。
話をしていると、自分の言葉も聞こえてくるので、
そのあとまた考えて、動き出したり、あるいは止まったり、
そんなきっかけになることがあります。
Zakkaにいた頃、折をみていろんな話をしてくださったのは北出さんでした。
私だけじゃなく、歴代OGたちはみな、北出さんからたくさんの言葉をかけてもらっていると思います。
北出さんのような、誰かの気持ちの奥に届く言葉をかけることはできないけれど、
周りの、自分が大事と思っている人と、会って話す時間の積み重ねのことを、
ふと振り返ってみたりしました。






1月23日(木
曇りの1日。小雨が降ったりやんだり。
傘を持って出かけましたが、広げるこることなく。
午後、マロバヤの勇太君に用事があって、成城でお茶(とケーキ)。
帰り、駅の近くの昔からあるパンやさんで、食パンを買ってみる。
大寒を過ぎて、やはり少しずつ日が伸びてきたなと思う。
こんな曇りの日でも、5時を過ぎても明るさが残っていました。





1月22日(水
曇りの1日。
傘をどうしようかと迷いましたが、持たずに出かけ、降られずにすみました。
まずはお昼、潤ちゃんのお弁当から。
メインの鶏肉の甘酢煮、そしていつものように、たくさんの旬の野菜が、
彩り豊かに入っていて、大満足。
そのあと、表参道で歯医者さんから、ステーションギャラリーへ。
坂田一男展をようやく見に行くことができました。
先月すでに足を運んでいる亮太君と、
やっと夜ご飯の時に展示の話ができました。
岡崎乾二郎氏監修という点が、この展示のもうひとつの大きな楽しみでもありました。
年末、実家のテレビで、
日曜美術館の岡崎氏の特集をみることができて、
その中でも、この展示について話されている場面があって、
それをみてから、展示をみれたこともまたよかったと思う。
展示の流れというのか、次の作品、次の部屋へとすっと導かれていく感覚がありました。
どの作品も、現物を前にして感じるところは深く、その熱量に圧倒されました。
展示のあとまた表参道に戻って、Zakkaへ。
ちょうどポイゼの平岡夫妻と会えて、
ふたりも坂田一男展にはすでに足を運んでいたようで、少し展示の話をしました。
眸さんが淹れてくださったカプチーノを飲んで、
お客さんがいなくなったあと、眸さんとたくさん話をしました。
眸さんが生きていく上で大事に思っていることを、
自分も少しずつそう思うことができるようになっていることを、
確認できたような時間になりました。
家に帰ると、友人たちからのお手紙が届いていて、
午前中にも、ゆうパックでうれしい贈り物が2つも届いて、
今日はなんていい日なんだろう。





1月21日(火
快晴でしたが、北よりの風が強かった。
毎月、扉絵の感想をくださる岡山のiさんから、
一昨日書いた、ポメリーの容器云々のくだりに、
iさんもカトラリー立てとして使っていることなど、写真と共にメールをくれました。
そういう風に使っている人、世界中に多いのでしょうともありました。
きっとそうだと私も思います。
下に写真をあげておきます。
このポメリーの容器ですが、かれこれ30年くらい使ってます。
まったく劣化なし。
長めのものをポメリーに、短めのものを立てているのも、やはりマスタードの容器で、
これは、パリのボンマルシェの食品売り場で買ったものです。
20年くらい前に。。。。
立ててある木のスプーンなども20年以上使っております。
ポメリーの容器に立ててあるグレーのゴムべらは、
以前、眸さんからいただいたアメリカ土産のソノマのです(エヘン)。

































1月20日(月
本日も快晴。
昨日より気温も上がり、昼間は暖房なしで過ごせました。
先日友人からもらった、「しっとり保湿手袋」なるものを、
手にクリームをぬったあとに、つけて寝ています。
1週間くらい経ちましたが、
おかげで指先のささくれが減ってきて、手が少しずつしっとりしてきました。
自分ではこういうのなかなか買わないから、たいへんありがたかった。





1月19日(日
快晴。
富士山は、思ったよりぼんやり気味でした。
実家で、箸立てになっていた容器が変わっていて、
「これ、いいねえ」って言ったら、やはり気づいたか的な笑みを浮かべた母が、
ずいぶん前に、いとこ(私の)が新婚旅行のお土産でくれたものだと教えてくれた。
80年代終わり頃の西ドイツ土産の大きなビアマグ。
マグの底にはWEST GERMANYとある。
私が、しゃもじやら木べらやらを入れてずっと使っている、
ポメリーのマスタード容器と色合いや素材感がとても似ています。
前に使っていた箸立ての容器がだめになって、ビアマグのことを思い出したらしい。
30年以上経ってますけど。
2つもらったからひとつ持って帰ればと言われたので、ありがたくもらって帰りました。
花器として使おうと思って。
チューリップも水仙も似合いそう。






























1月18日(土
ちらちらと雪が舞いました。
両肩、背中にカイロを貼って、暖かく過ごす。
実家に帰った時、母に両肩カイロをを勧めたら、とても気に入って素直にそうしていました。
母に勧めたと言えば、もうひとつ。
気に入って履いているhomspunの定番天竺レギンスを、
母にもどうかなと思って買って帰ったのですが、
生地が薄いのがヨーコ的にちょっと違ったみたい。
コットン100%の点は、とてもよかったのですが。
(母にあげなくてよくなったので、私のものになってそれはそれで嬉しい)
で、先日homspunのお店を覗いた時に、春夏物で入ってきていたレギンスが、
定番のより生地がちょっと厚めで、westは紐じゃなくて、
こっちなら気に入るかもと、今度送ってみようと思いました。
その前に、まずわたくしが買って履いてみないと、
なんて買う理由をみつけて嬉々としてます。
ポケットが2つついていて、デザインもかわいかったなぁ。




1月17日(金
夜まで雨が降らずにもちました。
午後、ひとつ色校のチェックのあと、一旦家に戻り、
夜は、石田千さんと牧野伊三夫さんのトークを聞きに東京堂書店へ。
先月 港の人より刊行された新刊「窓辺のこと」の刊行記念トーク。
装画はもちろん牧野氏。
牧野さんの、千さんの文章に対する眼差しの、見守る感じがよかった。




1月16日(木
昼間は、明るい陽ざしがありました。
今日は亮太くんがお休みだったので、
夕飯がいつもより4時間くらい早く食べられたので、ありがたい。
夕飯のあと散髪。
先日、亮太君は免許更新だったのですが、更新前に髪を切らせてもらえず、
免許証の写真がね。。。。
散髪のあと、このすっきりした髪型で写真撮って欲しかったなあって、
2回も言っちゃいました。
ただ座ってるだけなのに、髪を切られるのが面倒くさいらしい。





1月15日(水
朝のうち雨。
午後には次第に晴れてきたけれど、夕方また雨になって、夜、上がる。
星がきれい。
朝食の時に飲む紅茶は、かれこれ15年くらいずっと、
マカイバリのオーガニックアッサム紅茶(リーフタイプ)を、ミルクティで飲んでいます。
でもおやつの時は、朝とは違う紅茶を飲みたい。
先日友達からいただいた、
FORTNUM&MASONのCOUNTESS GREYを、おやつの時間に淹れて飲み始めました。
華やかな香りで、なんとも優雅な気持ちに。
先月、おやつの時に飲む紅茶を買いたいと、デパートの紅茶コーナーをみてまわっていたのですが、
なかなか決められず、手ぶらで帰ってくることばかり。
いただいたのを飲んで、そう!今の気分は、まさにこれだったんだと。
嬉しかった。





1月14日(火
買い物に出たのは日が暮れてからでしたが、暖かかった。
今年は、もうこのまま寒くならないのだろうか。
梅も桜も早いのかしら。
楚々とした静かな佇まいだったおうちの跡地の、
マンション建築工事をここ1年ほどずっとやっていて、
そろそろ完成に近づき、春には人が住み始めそうな気配。
富士山には建物はかぶらないけれど、うちのベランダから写真を撮るのは、
なんとなく気が引ける距離。。。
と、富士山を撮るたびに、この頃思う。
(今朝は、ぼんやりだったので、撮りませんでした)





1月13日(月
晴れて、とても暖かい1日でした。
午後、ミワコさんとうちでお茶。
ミワコさんが最近お気に入りというアップルパイを手土産に持ってきてくれて、
それをまず紅茶でいただきながら。
久しぶりに会うので、おしゃべりが弾む、進む。
でもやっぱり映画の話や、画材の話、器の話ができるのは嬉しい。
いつものごとく、あっという間に時間が過ぎて、
ミワコさんが帰る頃には、すっかり暗くなっていました。
セツの同期で、絵の仕事を続けている友人が近くにいてくれることが、
どんなに心強いかと今日もまた思う。




1月12日(日
曇り空。
栄子さん(亮太母)より、宅急便が届く。
おいしいものがぎっしり。
野菜の中に、スーパーでみかけるたびに、
買おうかどうか迷って、まだ一度も買ったことのなかった「ロマネスコ」も入っていました。
アンチョビとじゃがいもと一緒に調理しようと思います。
色と形がきれいだから、盛り付けが楽しみ。
そして先日誕生日だった亮太くんへのプレゼント(いつも私にまでプレゼントが入っています)、
愛だなあ。
お礼の電話をして、少しおしゃべり。
暗くなる前にスーパーへ行った帰り、うちのマンションを見上げると、
洗濯物が干してあるのは、うちだけでした。ふふ(よくあることですが)
それでも、家に戻ってとりこんでから、第2弾、キッチンクロス類の洗濯をしています。
今年も、洗濯ダイスキ!




1月11日(土
満月の夜。
ともすけで、姉妹会。
長女Y姉さんと三女ちゃんと私の3人で。
ともすけは満席。
どのテーブルも(もちろんわれわれも)、楽しい空気に包まれていました。
ともすけの食材選び、料理、盛り付け、それらを味わうことのできるしあわせよ。
初外食はともすけから。
おいしい1年になりそうです。




1月10日(金
今日もいいお天気でした。
夜は夜で、い〜い月が出ています。
亮太君が昨日から風邪っぴき。
ちょうどひと月前も寝込んでいましたが、
今回は、今日1日寝ていたら熱も下がって回復したようです。
よかった。
油断大敵、私も気をつけなければ。
毎年友人が送ってくれる、お年賀。
今年は大福茶が昨日届きました。
以前は毎年自分用と、帰省のお土産に買っていたのに、
ここ10年くらい、いつのまにか買わなくなっていたので、
ひさしぶりにいただいて、季節のお茶はやはりいいなと思う。




1月9日(木
ぴっかぴかの晴。
気温も昨日より10度近く上がり、陽ざしがまぶしいくらい。
午後、自転車で出かける。
まずはアニエスヴァルダの「ダゲール街の人々」をみにイメージフォーラムへ。
1975年の映画。
この映画に映っていた人たちの中には、今はもうあちらの世界にいる人にもいるでしょう。
でも1975年の撮影当時、ダゲール街でみながそれぞれの「今」を暮らしていた。
連れ合いがいて、仕事をして、食べて、眠って、時にはイリュージョンに笑って。
新年からいい映画をみることができました。
映画のあとはZakkaへ。
新年のご挨拶と、ポストカードの納品へ。
眸さんと佐藤さんと年末年始の話などちょこちょこして、
カプチーノをゆっくりいただきました。
今年もたくさん、Zakkaに行こうと思う。
Zakkaのあと、homspunのお店も覗いて、稲船さんと貴山さんにも新年のご挨拶。
homspunは春物が並び始めていました。




1月8日(水
予報よりもだいぶ寒い1日。
雨は夕方前には上がって、外に出たら、キーンと冬らしい空気でした。
帰省していた時、ポストカードを置いてもらっているmojiへ、お茶をしに出かけました。
お店は変わらず、柴本さんの気が隅々まで行き届いていて、たいへん気持ちがよかった。
カフェオレと、クリームチーズのスコーンをいただき、
置いてある本を読みながら、ゆっくり時間を過ごしました。
そのあと、ほぼ斜め前のtalkleinにも寄りました。
帰省中、この2つのお店に寄れるだけで満足。
お店は、福武線の「赤十字前」という駅で下車します。
途中「浅水」という駅があって、「あそうず」と言うのですが、
今回あらためて、いい響きと思いました。



1月7日(火
昼過ぎから小雨が降り出しました。
雨が降る前にスーパーへ買い物。
水だけを買っているスーパーの地下で、焼きたての焼き芋があったので、買っちゃいました。
今年初焼き芋。おいしゅうございました。

年末、父が亮太君に唐突に「足のサイズ、いくつ?」と聞いてきました。
「ああ、小さいかなぁ」とか言いながら、母に靴を出すように言って、
一度も履いていない革靴2足が出てきました。
ひとつは履けなかったのですが、もう一足は履けるようなのでもらうことに。
デザインは普通の紐の革靴で、そう悪くない。
何か、あげたかったのでしょうな。
そのあたりの気持ちを亮太君も汲んでくれて、もらってくれたのだと思います。




1月6日(月
本日も晴れ。
午後スーパーの買い物の前に、自転車屋さんで、チェーン付近の気になる音を直してもらおうと、
自転車置き場から出て自転車に乗ろうとしたとたん、左ブレーキがプツッと切れた。
なんてタイミングがいいんだろうと思う。
お店は、昔からある今やなつかしい感じさえする街の自転車屋さんで、
おじさんは多分70代。息子さんは私くらいかな。
おふたりでやってます。今日はおじさんひとりでしたが。
自転車を買ったのもそのお店。
おじさんのこと、密かにずっと尊敬してます。
真面目で、仕事ぶりも粋で。
背に「BRIDGESTONE」と書かれた、色あせた紺色のジャンバーが決まってました。
(私の自転車も色あせた紺色のブリヂストンです)
両方ともぴしっと直してもらって、笑顔で送り出してもらいました。



1月5日(日
快晴。
夜になって気温がぐっと下がり、澄んだ空気の中、月の光がベランダに。
いい夜です。
母の活ける季節ごとの花(ヨーコ流)が、子供の頃からけっこういいなと思っていて、
今回お正月の花活けを写真に撮ってみました。
写真だと私が好きな感じがあまり伝わりませんが、一応。
花の選び方、色あい、高さなど、このヨーコ遺伝子が私に入っているようです。
富士山は、福井へ向かう新幹線の車窓から。


















































1月4日(土
晴。
朝、冷蔵庫の上のラジオから、道路交通情報の「首都高速道路が云々・・・」というのを聞いたとき、
2020年の日常が始まったように思う。
午後、saleを覗きに銀座へ。
和光と三越と松屋とMUJIに寄って帰宅。
三越で紺色の革の手袋をひとつsaleで買って、
松屋では8階の古書の市を覗いて、安井曾太郎の図録を1冊購入。
(1998年横浜そごうでの展示の図録)。
MUJIは昨年の夏、友人夫妻がMUJIHOTELに泊まった時に部屋を見学させてもらったのだけど、
お店をゆっくりみたことがなかったので、今日やっとゆっくりみられてよかった。
1階に紅茶をその場でブレンドしてくれるコーナーがあったので、1種類買ってみました。
そういえば、和光の婦人服売り場でみかけた60代くらいのご夫婦、
奥さんが「たくさん欲しくなっちゃう」と言ったら、
ご主人が静かな声で「3点まででお願いします」と。
そのやりとりが絶妙でした。



1月3日(金
快晴の東京。
昨夜戻ってきました。
福井の年末年始は、父も母もびっくりするほど暖かく、時折青空がみえました。

父も母も私もぶっきらぼうで、それぞれの思いが、ずっとずれっぱなしの家族。
それでも年々、実家での時間に、愛おしいような妙な気持ちが増してきてます。
昨日は叔母(母の妹)が、顔をみにと、今年も来てくれました。
叔母はすごくかわいくて、できたお方。
母に叔母のような妹がいてくれることが、ありがたく心強い。
父も母も叔母も毎年楽しみにみている箱根駅伝、今年は青学が王座奪回!
なんてったって父の母校ですから、みんなで応援してるんです。
昨日の往路優勝の時点で、父いはく、
これで阪神が優勝してくれれば最高なんやけどなと。

今年もどうぞよろしくお願いします。