ささ記_January 2019






























1月の扉絵  collage noteより
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佐々木美穂_miho sasaki

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今日の富士山_3
今日の富士山_2がなぜか更新ができなくなってしまったので、今年の分から新しいページにしました。
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1月31日(木
夜になって雨。久しぶりの雨。
カラカラの空気もこれで少し潤いそうです。
昨日は映画のあとABCをのぞいてから、セントルに寄って今回は角食を買いました。
(青山にセントルができたことを、昨年いち早く教えてくれたのは、食いしん坊の彩さん)
今回は北海道の小麦を使った角食にしました。
この前は、北米の小麦を使ったプルマン(これも角食)
1本が2斤分あるので、ずっしり重い。
家に帰ってすぐ、切って冷凍保存に。
もちろん切ってすぐ1枚そのまま食べました。
昨夜は、朝食を楽しみに眠りにつきました。
たいへんおいしい朝食になりました。
昨夜は久しぶりにたくさん夢をみました。
昔のダイヤル式の電話機で電話をかけようとしていて、
ダイヤルが戻っていく感覚が起きても残っていました。





1月30日(水
晴。風もなく、暖かく感じました。
午前中、ジャン・ヴィゴの「アタラント号」をみにイメージフォーラムへ。
ジャン・ヴィゴ監督の映画はこれが初めてでした。
亮太君が珍しく勧めてくれたので、みることができました。
1934年の作品。
小津で言うと(小津映画で考える癖がついている)、
初のトーキー映画「一人息子」が1936年だからその2年前。
素晴らしかったなあ。。何もかも。
パリのサンマルタン運河のシーンをみて、家に帰ってきてすぐ、
映画のシーンと同じような構図で撮った写真があったはずと、みてみました。
写真もモノクロフィルムで撮っていました。
1992年12月7日の日付がありました。




1月29日(火
晴れましたが、北風が冷たい。
ずっと使っていた赤い柄のJean Dubostのバターナイフと
同じ頃にパリの同じお店で買ったJean Dubostのチーズナイフを並べて写真に撮りました。
その下は、亮太君が使っているJean Dubostのバターナイフと並べて。
6〜7年前に吉祥寺時代のラウンダバウトで買ったものです。
Jean Dubostのバターナイフはこのライヨールとのものが主流のようですね。
クリストフルのバターナイフは写真に撮ろうと試みましたが、
柄の部分に自分が映りこんでしまうので断念。
































1月28日(月
晴。
南風が強くて、洗濯物が踊っていました。
今年は人を描いていこうと、まずは亮太君から描き始めてます。
毎日顔が変わるので(絵の中の)、
塗りつぶす前のほうがよかったかなと思うこともしばしば。
あと数日のうちには完成させて、次にいきたいところ。
寝る前には、安井曾太郎の肖像画の画集を眺めています。
2009年にブリヂストン美術館で行われたこの展覧会は素晴らしかったなあ。





1月27日(日
快晴。真っ青な空。
ラジオからは、桜の開花予報が
東京は3月23日だそう。

今日は夕焼けがやさしい色でした。
久しぶりに屋上に上がって写真を撮りました。
それにしても陽が長くなりました。
嬉しい。

pm:4:53  東の空































1月26日(土
晴。
朝、富士山を撮った時間に、まだ月が残っていました。
夕方、新宿。伊勢丹をのぞいてから、世界堂へ。
世界堂の手前、丸井のビルのあたりは年中風が強いのですが、
今日はその風があまりにも冷たくて、歩いている人たちが口々に寒い〜〜と言ってました。
ほんと今日は冷えます。







1月25日(金
曇りでしたが、時々陽がさすと、部屋の中がさっと明るくなりました。
20代の頃パリで買った、赤い柄のJean Dubostのバターナイフの柄の部分がぐらついてきたので 
(とても気に入っていたけれど、もう廃番のようなのです)
先月新しいバターナイフを新調しました。
それで、そろそろ買ってもいいかなとクリストフルのシルバーのを。
いつか買いたいと思っていたクリストフルのバターナイフがあったのですが、
だいぶ前に廃番になってもう買えないので、フィデリオシリーズのものにしました。
大きくて立派なのでまだ使い慣れてないのですが、
どうもお皿とのバランスがあまりよくない感じがします。
8年くらい前に亮太君と萩の史朗さんのところにお邪魔した時、
朝食のパンがのっていたお皿は史朗さんの黒い大皿でした。
とてもかっこよくて印象に残っています。
新しいバターナイフの重量感とも合いそうなので、
明日から史朗さんの大皿にしてみようかと。
バターナイフが変わるだけで、あれこれ考えを巡らせるのって、楽しい時間です。





1月24日(木
晴れましたが、北風が強く寒かった。
昨日栄子さんからいただいた干し柿のおいしいことったら。
梅干し用の梅を分けてくださったおうちの方からいただいたという干し柿を、
うちにもおすそ分けしてくれたのですが、やわらかさも甘さも超好み。
ルームシューズの藤原さんのお母さんが作る干し柿もすごーくおいしくて、
私の中で東西横綱に。





1月23日(水
晴。
午前中栄子さんから食糧がた〜くさん届く。
お米、お野菜、お菓子、りんご、お手製梅干し、お手製味噌、
干し芋、干し柿、ミックスナッツ、白石温麺、などなどなど。。。箱にぎっしり。
愛ですな。
夕飯に早速いただいたお野菜を。
午後、ある仕事の御相談をしに、デザイナーの方の事務所へ。
快く受けてくださり、嬉しく、とても心強い。
帰りにハンズに寄って、ずっと買い足したかったS字フックをやっと買う。
今、使っているものを持っていったので、迷わず同じものが買えた。
すっきり。
それともうひとつ、そのうち買いたいと思っている、洋服ブラシをみてみました。
コーナーが設置されていて、いろんな種類がありました。
シンプルで使いやすくて、でもしっかりしたのが欲しいので下見。
そういえば、父が昔使っていたな〜と思って、実家に帰ったときに、
洋服ダンスをみてみたけれど見当たらず。
その代わり、亮太君のネクタイを2本譲ってもらいました。
その時の父の言葉がよかった。
「もうどれも使わんから、一番いいの持ってけ」 と。
1番いいのを2本いただきました。
そのうちの1本は、私が父へのお土産にイタリアで買ったものでしたが。






1月22日(火
今日も晴。
午後表参道へ。自転車で。
291で梅干しを、松栄堂でお香を買ってからZakkaへ。
今日は佐藤さん、お休みの日でした。
眸さんは、エプロン用の紺色の帆布の生地を裁断していました。
お茶をしたかったのだけど言い出せず、
眸さんは手を動かしながらも、いろいろおしゃべりにつきあってくださいました。
そろそろ帰ろうかなと思ったら、
眸さん、ささっとミルクティを淹れて出してくださいました。
嬉しかった〜。
素直にご馳走になりました。
眸さんに、今、読んでいる本のことを聞いて、
私は安藤鶴夫の本のことをお話ししました。
面白そうだねと眸さんに言われると、ちょっと得意げな気持になりました。







1月21日(月
晴、そして満月の夜。
大きな雲の塊があって、隠れている月の明かりで縁が光っていました。
神々しかった。
昨夜はひさしぶりに三味線を出して、「初雪に」なんぞおさらいしてみました。
私の三味線の音は乙ではないけれど、それなりにいいもんだなと思いました。
今夜も練習するとしますか。





1月20日(日
今日もいいお天気でした。
朝はいつもミルクティなのですが、今日は亮太君にカフェオレをいれてもらいました。
先日友人からいただいた豆があって、それを早く飲みたかったので。
亮太君は、毎朝起きるとすぐ豆をひいて、
コーヒー(3杯くらい)と甘いものを少し食べながら勉強をします。
これは年末に福井に来た時も変わらずで、
母が起きる前にはすでにコーヒーをいれていました。
母が「朝、台所がぷ〜んとコーヒーのいい匂いがして〜、カフェみたいなんやって」と、
叔母に話していましたっけ。
私はコーヒーはストレートで飲めないので、カフェオレ。
ひさしぶりにカフェオレボウルの出番でした。
パンは先週買ったセントルのプルマン。
しあわせな日曜日の朝。

先日みたフィリップス・コレクションの中にジャコメッティも1点ありました。
午後、「アルバム ジャコメッティ」 矢内原伊作 を眺めました。
下の写真は中でもとりわけ好きなジャコメッティのアトリエの棚です。













































1月19日(土
本日も晴。
富士山も月もきれい。
風邪で寝ていた間に体重が落ちて、
このままキープできたらと思っていましたが、少しずつ戻ってきてます。
そりゃそうです、食べてますもの。
風邪の間はお白湯とお水と、朝、りんごを半分、夜、残りのりんごを半分。
これが3日ほど続きました。
りんごのおいしかったこと。






1月18日(金
晴。
洗濯を2回。
この前、病み上がりにキッチンクロス類にアイロンをかけていた時は、
あまり力も入らず、途中で疲れて椅子に座りながらかけていたのですが、
今日は立ったまま、ぴしっと気持ちよくアイロンがけができました。
まだ咳だけ残っていますが、ほぼ回復。
動けるってありがたい。
今日は富士山が朝も夕もくっきりみえました。
まだ明るいうちに西の空にはだいぶふっくらしたお月さまも。




1月17日(木
晴。風もなく陽ざしが暖かい。
午後、亮太君と三菱一号館美術館へ「フィッリップス・コレクション展」をみに出かけてきました。
美術館の前の小さな庭には、色とりどりの薔薇が咲いていました。
展覧会は、
「フィリップスさん、いいの持ってますな〜」と話しかけたいくらいのコレクション。
これまでブラックの作品にはあまりピンとこなかったのですが、
フィリップスコレクションのブラックはどれも好きでした。
それから、セザンヌ、ボナール、シャルダン、ヴュイヤール、マネ、ド・スタール、
モランディ、マティス・・・・どれも素晴らしい。
そして選ぶ作品の好みがよく分かりました。
今回、いいなと思った作品のひとつ、シスレーの「ルーヴェシエンヌの雪」。
フィリップスさんのように大金持ちで、画家の絵を買うことができたなら、
この前みたボナール展の「冬の日」という作品と一緒に、同じ部屋に並べたい。
ところどころ、どのように作品が飾られていたかが、モノクロの写真で説明があるのですが、
写真をみると、その並べ方はもちろんのこと、
それぞれの部屋に配置されている椅子やソファーもとてもよくて、見入ってしまいました。
日本人の絵がひとつもなかったのは残念。
よい心持ちのまま、丸の内をブラブラ散歩しながら、銀座へ出て帰宅。







1月16日(水
晴。
洗濯物がよく乾く。
昨日、本をひっぱり出したついでに、
もう読まない本をピックアップしたら20冊ほどになりました。
けっこうまめに整理はしているのですが、
なんというか、その時の気分というか、一気にいらなくなることがあります。
それが昨日だったようです。
大きい画集や分厚い本などを抜いたので、だいぶすっきりしました。

引き続き、安藤鶴夫を読み返していますが、ほんと粋。
以前読んだ時よりもずっと入ってくる。
昨日書き抜いた「ささふね」のお店は、
小津の「東京暮色」の冒頭に出てくる、浦辺粂子がやっている店が思い浮かびました。
東京暮色のこのカウンターでのシーンがまたいいんです。
笠智衆と田中春男と。






1月15日(火
雲が多く、一時雨も降りましたが夕方前には晴れました。
月がよくみえます。
始動。
お昼は潤ちゃんのお弁当。
風邪の話やら年末年始の話やらおしゃべりしてから、Zakkaへ。
Zakkaではカプチーノをいただきながら、やはり年末年始の話を。
今年もたくさんZakkaにお邪魔しますとご挨拶をして
久しぶりにABCをのぞいて、(あ、その前にCENTREで食パンを買いました)、帰宅。

昨夜、急に読み返したくなり、安藤鶴夫の「わたしの東京」を本棚からひっぱりだしました。
その中の「ゆめ、今戸橋」という話。
登場人物はささふねの主人、花柳章太郎、木村荘八先生、安藤鶴夫。
外はいつしか雪になっていて、遠くから三味線の弾きうたいがきこえてくる。
「しんとした、今戸の、雪の、夕まぐれである。
誰も、話なんかしずに、だまって、「雪」の、遠弾きの、三味線をきき、
ときどき、花柳や、わたしが、自分の杯に酌ぐ、酒の音が、
トク、トクトク、と、ひびいた」
そうでした、こういう世界にずっと憧れているのでした。






1月14日(月
本日も快晴。富士山がよくみえました。
冬至を過ぎ、年が明けて10日も過ぎた頃になると、
日に日に日が長くなってきたと感じます。
この感じが、とても好きです。
そして気が早いのだけど、あとふた月もすると桜が咲くんだな〜と、毎年思うのです。





1月13日(日
晴。
洗濯を2回、それからルームシューズも洗いました。
午後スーパーに行って、夕飯の買い物。
まだ店内は新鮮な食材が少ない。
明日のお休みを過ぎたら、本格的に市場が動き出すのかな。




1月12日(土
午前中ちらちらと初雪でした。
午後、ひさしぶりにスーパーへ買い物へ。
空気がキンとしていて寒いのだけど、心地ちよく感じられました。
風邪が身体から抜けて、なんでも嬉しいのです。






1月11日(金
晴。東京は毎日いいお天気。
インフルエンザAでした。
まだ体の半分が福井の家にいるような時間のまま、ずっと寝ていました。
やっと熱が下がって、今日から少しずついつもの暮らしを始めたい。
亮太君がなんでも自分でできる人でよかった。




1月8日(火
晴。
金曜日から風邪で伏せっております。
治るまでにまだ少しかかりそうです。




1月3日(木)
快晴。
明けましておめでとうございます。
昨夜東京に戻ってきました。
今回は亮太君も福井に来てくれたので、父も母もとても嬉しそうでした。
おかげで母とケンカをすることもなく平穏に東京へ。
昨日は叔母(母の妹)が来てくれて、母と駅伝の話で大いに盛り上がっていました。
東海大が初優勝。青学5連覇ならず。
父も母も叔母もきっと今頃残念がっていることでしょうな。
新幹線の中から今回は富士山はみえませんでしたが、何度か虹をみました。
写真は今年も元旦の実家の富士山。
昨年より天気がよかったので、障子越しの光の色が違います。
今年もどうぞよろしくお願いします。