ささ記_December2024



12月の扉絵
『赤いタートルセーター」






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佐々木美穂_miho sasaki


ポストカード
よろしくお願いします

 



12月25日(水)
晴。
スーパーの棚にお正月用の食材がたくさん並び始めました。
昨日は大きな鶏肉がたくさん並んでいたのに。
昨夜の食事の時、久しぶりにキャンドルをつけました。
食卓はいつもの灯りで、隣の部屋の食卓から見えるところにキャンドルを灯して食事をしました。
いいもんだなと思う。
今日の富士山、更新してます。






12月24日(火)
晴れて暖かい。
朝食後、先日瑞穂さんからいただいたザッハトルテを半分いただきました。
生クリームも添えて。
あとの半分は今夜また。
写真は、1992年のParis、マレあたりのお家の窓。
その日がとても良い天気だったことをなぜか覚えています。

メリークリスマス⭐︎





12月23日(月)

快晴。
朝の9時頃、西の空にまだ月が残っていました。
冬至を過ぎてから新年にかけての東京の、晴れた日の眩しいほどの陽ざしは、
心の中にも入ってくる感じがあってしあわせだ。
午後、銀座と日本橋へ。
銀座だけで買い物を済ませる予定が、買いたかったものの一つがなかったので日本橋まで歩く。
途中のうさぎやさんは、どら焼き売切れの紙が貼ってあって今日は買えず。
日本橋は三越だけ寄って帰宅。




12月22日(日)
晴。
朝、雲をまとっていた富士山は、雲をいろんな形に変えながら少しずつ見えてきました。
蛇口から出てくる水が今日はとても冷たい。




12月21日(土)
晴れましたが風が強くて洗濯物がなびく。
昼間にスーパーに出かけた時は風も冷たくは感じなかったけど、夜になると冷えてきそうです。
冬至。
これからは少しずつ日が長くなることがうれしいと毎年冬至の日に思う。
静岡NEUFでの岩田さんの個展は今日が最終日。
展示前に岩田さんが速達でDMを10枚送ってくださったので、思い浮かんだ方たちにすぐお送りしました。
そのうちの一人こぎくさんが初日に行ってくださったようで、昨日とても嬉しいメールをくださいました。
うれしいメールの中にも、いくつか面白い単語が挟まれていて、
これまで何度かお会いした時もそういえば面白い言葉を発していたことを思い出しました。
Zakkaとかいさんのお店に行くことを「聖地巡礼」、眸さんのことを「会えるアイドル」、
昨日のメールには、「生ミホ碗」、岩田さんのことを「イケオジ」、
そして極めつけは「四位一体」。
今回の展示は美智子さんが設営をしてくださったのですが、
岩田さんの作品とミホ碗の合間に、美智子さんの作品や、眸さんの布もの(美智子さんの私物)も添えられていて、
そのことを彼女は深く感じ入ったようで、三位でなく四位一体と。
メールには、早速使ってくれたミホ碗の写真が添付されていて、彼女の作る景色に溶け込んでいました。

写真は今回の展示のために制作したシン・ミホ碗、発送前に撮った中から







12月20日(金)
晴。昨日より暖かい。
午後、瑞穂さんとうちでお茶をしました。
夏は彼女の娘であるむあちゃんが初めてうちに来てくれましたが、瑞穂さんも今日が初めて。
2時間ほどでしたが、たくさんおしゃべりしました。
瑞穂さんは長ーーーく私の作品を見てくれています。
長い時間の中で、赤ちゃんだったむあちゃんは成人して、只今卒制の作品制作が佳境、
亮太君は4年前からある季刊誌で連載を持つようになって、
亮太君の文章を毎回ものすごく楽しみにしていて毎回熱い感想を手紙で送ってくれたり。
たいへん心強い存在です。
夕方、瑞穂さんと一緒に富士山を見ました。
昨年末、亮太君と初めて瑞穂さんのお家に遊びに行った時もリビングの窓から富士山がみえましたが、
その後瑞穂さん一家は引っ越して(中野区から杉並区に)、
今の住まいの窓からは木立が見えて、移り変わる景色を楽しんでいる様子が伺えます。
きっと今の暮らしも心地よいんだろうな。




12月19日(木)
東京は今朝初雪だったようです。
昼間は晴れましたが外に出ると、鼻がツーンとするほど寒かった。
お休みの亮太君と相米慎二監督の「東京上空いらっしゃいませ」をみに渋谷のル・シネマへ。
亮太君はこれまでも映画館で何度も見ていて、
一度も見たことがなかった私にどうしても見せたくて、チケット代も出すからと連れて行ってくれました。
主演のユウを演じる牧瀬里穂さんの圧倒的なかわいさから目が離せなくて、ユウばかり見ていた気がする。
この映画をみる機会を与えてくれた亮太君に感謝しなくては。
夕飯の時話していた映画のラストシーンのことで互いの意見が違ったのだけど、それでいいのだと思う。





12月18日(水)
昨日よりは空気が冷たかったですが今日も晴。
昨夜、自分の叫び声で目が覚める。
どんな夢かもう忘れてしまったけど、いい夢ではなかったな。
でもそのあとすぐまた眠ってました。
お昼前、秋野さんの展示を見に自転車で渋谷へ。
西武のあたりで、また、、、、チェーンが外れる。
仕方がないので、そこから自転車をお供にして向かう。
展示は、ユトレヒトの入っているビルの3階のギャラリー。
白い空間に、軽やかなようなつまっているような輪郭が、ゆらめいてみえることを面白く感じました。
展示のあと、さて、、と気持ちを切り替えて、建物の前にとめていた自転車を人が通っても邪魔にならないところに移して、
ヨイショと自転車を逆さまにして、チェーンを戻す作業を始めました。
今日は軍手はないし、でもウェットティッシュは持っていたので、汚れた手を拭きながら苦戦していると、
不意に背後から「何かお困りですか?」と声がして、振り向くとおしゃれな若者。
チェーンが外れちゃってというと、すぐにチェーンを直し始めてものの3分ほどで戻してくれたのでした。
そして逆さまの自転車を起こしてくれて、汚れた手も気にせず、爽やかに去っていきました。
じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。




12月17日(火)
今朝も富士山がよくみえました。
朝むいたりんごの皮と昼食べた納豆の容器を、小さなゴミ袋に一緒に入れていたのですが、
その2つが合わさるとブルーチーズの匂いになることをさっき発見して、おおっと思う。
先日動かなくなったスキャンをtryしてみたら、機嫌よく動いてくれました。
なので、先日スキャンしようと思っていたポジフィルムを2枚スキャンする。
よかった、動いてくれて。

一昨日掲載した写真と同じ日に撮ったストラヴィンスキー噴水。
写真の真ん中に木が写っていますが、撮った時私の目には、噴水のオブジェしか見えてなかったのだと思う。
2枚目の写真は当時住んでいた19区のアパートのキッチンに並べていたもの。
クリーム色のポットは、当時サントノレにあったAu Bain Marie(オーバンマリー)で買いました。
ガラスの保存容器に入っているのはお米とブラウンシュガー。
ブラウンシュガーは、クッキーみたいにつまんでガリガリ食べてましたっけ。




























12月16日(月)
快晴。
昨夜は丸い月とたくさんの星が見えました。
富士山も毎日見えます。
寒いけど、晴れた日のキラキラと澄んだ冬の光は気持ちを明るい方に導いてくれます。
久しぶりに新宿へ。
伊勢丹の地下で母のおつかいをすませてから、世界堂に寄って、そのあと駅に向かう道すがらいくつかのお店をのぞいて帰宅。





12月15日(日)
快晴。
昨日ほど寒くなくありがたい。
午後、ポジフィルムを何枚かスキャンしようとしたら、、、、
途中からスキャナーが起動しなくなってしまいました。
コンセントを抜いて初めからやり直し、というのを何度かやってみるものの、起動せず。
そーっと片付けました。
次回、知らないふりしてまたトライしてみよう。
写真は前にも一度掲載したparisのカフェの風景、
先日westのテラス席にもあったパラソルヒーターと同じだなと思って。
1992年12月18日の日付があるので、今からちょうど32年前。
このカフェはストラヴィンスキー噴水のすぐ近くだったと記憶してます。
同じ日に撮ったそのストラヴィンスキー噴水の写真をスキャンして載せたかったのですが。。。
今でもこのカフェはあるかしら。








12月14日(土)
晴れましたが、寒~~~い。

今日から静岡のNEUFにて岩田圭介展が始まりました。

14日(土曜)ー21日(土曜) 12時-19時
17日(火曜)お休み

初日の今日は岩田さんがお店にいらっしゃるとのこと。
岩田さんの新作が100点!!と、ミホ碗も20点ほど並びます。
美智子さんがかっこよく並べてくださいました。
足を運んで見てくださるとうれしいです。

NEUF



12月13日(金)
曇り空で、今日も寒くなりました。
午後、亮太君と上田亜矢子さんの展示に。
在廊日ではなかったのに、しばらくしたら上田さんが見えてびっくり。
これまでの上田さんの展示には、亮太君と私は別々の日に伺っていたので、
二人一緒に会えてうれしいですと上田さんに言ってもらえて、こちらもうれしかったです。
今回白金台にあるYAECAでの初めての展示で、大きな作品やブロンズの鋳造作品も並んでいました。
ブロンズの型は何でとっているのか、など、いくつかの亮太君の質問に的確に答えてくださる上田さんの話に
一緒に耳をかたむけていました。
今回、小さめの作品の大半は、作りつけの四角く区切られた棚の中に一つ、あるいは二つずつ並べられていて、
作品を見る時にその四角い中だけでみてしまい、作品の周りの空気が自由に広がっていくのを感じることが難しかった。
でも、ずっと見ているうちにみえてくる形を心に留める。





12月12日(木)
いいお天気でしたが、風が冷たかった。
蛇口から出てくる水にも、つめたっ と言ってしまう。
午後、嶺川さんと乃木坂のWESTでお茶を。
テラス席はパラソルヒーターが設置されていましたが、
二人ともコートを着たまま、椅子に置いてあった膝掛けもしっかり掛けて、
お茶とケーキをいただきながら、いろんな話をしました。
先日見た嶺川さんのライブのことから、母親とのこと、勝新のこと、映画のこと、本のこと、いろいろいろ。
ほんの少し嶺川さんのことを知っただけですが、
今日感じた魅力は部分ではなく全部かもしれないと思ったりする。
余韻。




12月11日(水)
今日もいいお天気になりました。
午後近所のお花屋さんへ。
いろんな種類の菊、八重の百合、ダリアにバラなどお店いっぱいに並んでいました。
その中からフェアビンカというミルキーな色のバラを選びました。
すごくいい匂いがするのよと言われて鼻を近づけると、
小学生の夏休みにプールを出る時にもらっていたジェリービーンズのような甘い香りがしました。
この花は成人式の時にアレンジして髪の後ろに挿すのよ、うちの娘の時もそうしたのと。
さぞかし素敵だろうなと想像する。
このバラの近くにピンクベージュの、花びらが大きく開いて、中には花びらの一部が茶色くしおれかけていたり、
でもそれがかえって貫禄のある美しいバラがまとめてざくっと挿してありました。
これは1本おいくらですか?って聞くと、
これはもう売り物にならないから、きれいと思ってくれる人にさしあげているのとおっしゃって、
たくさんくださろうとするので、あ、1本でいいです(1本に3つ4つ花がある)と慌てていうと、
でも、じゃあ2本ねと2本おまけでくださいました。
家に帰って水切りをして早速活けました。
まるで小津の「秋日和」の母と娘のようです。




12月10日(火)
快晴。
真っ青な空に今日も早い時間から月がありました。
昨日の「ささ記」を読んだ岩田さんから、
受賞のこと、光栄ですとメッセージをいただきました。
こんな風にのってくれるところがまたステキ。うれしい。
昨日亮太君が知り合いの方からもらった、ザルツブルク土産のモーツァルトチョコレートを、
私もひと粒(とても大きいひと粒)いただきました。
もっと甘いかと思ったら甘いけどしつこくなくて、
中に入っているマジパン(たぶん)とチョコとのバランスもよくて、とてもおいしかったです。
パッケージのシルバーにブルーのモーツァルトの絵も好みでした。







12月9日(月)

朝、真っ青な空に富士山、手前の山々にまだ雪はない。
昼間から月もみえる。もう半分ほどに。
先月だったか、亮太君とお互いの2024年流行語大賞は何?という話になって、
私のダントツ1位は「ミホ碗」と即答。
岩田さんとの共作碗のことですが、いつからか岩田さんが「ミホ碗」と呼んでいて、
最初聞いた時はちょっと気恥ずかしかったのに、いつの間にか自らもそう呼ぶように。
そして2位は「アルフォートブルー」。これは亮太君の中にもエントリーしてました。
流行語大賞とは別枠になりますが(あえてタイトルをつけるなら名言大賞かな)、
今月1日にZakkaで会ったタダさんが静かに放った
「お休みの日くらい曖昧でいさせてほしいんですけどね」というフレーズが滑り込みでエントリーしました。
どういう流れかといいますと、
タダさんがZakkaのベランダの植物たちをやさしい眼差しでみていたので、
タダさんはベランダで何か育ててるの?とたずねると「梅を育ててます」と。
何色ですか?と聞くと「紅い梅です」と。
でも今年は上手にお世話ができなかったとかで来年花をつけてくれるか心配してました。
育てて何年になるのかたずねると「3年か4年ですかね」
と、その時。
そばで会話を聞いていた妻であるオーハラさんがすかさず、
「3年だよ3年、前も言ったでしょ」と。
キビシーね とタダさんに私が言ったあとの
「お休みの日くらい曖昧でいさせてほしいんですけどね」
いい夫婦だなと思いました。





12月8日(日)
晴れましたが、夜になって冷え込んできて暖房をつける。
午前中叔父(父の弟)からお歳暮の蕎麦が届く。
毎年、お中元とお歳暮を送ってくれます。
叔父は父より7歳年下で、若い頃からずっとバトミントンをやっていて、
78歳の今も週に2回バトミントンをしています。
かなりハードな運動だと思うのですが、すごいことです。
夕暮れの頃、窓の外に目をやると南の空にかかっている分厚い長い雲が山脈のようだった。





12月7日(土)
晴。
夜、ラジオから小津映画の音楽が流れてきました。
あれ?これってどの作品だったっけ?
「秋日和」と言われればそんな気もするし「秋刀魚の味」と言われればやはりそんな気もする。。。。
音楽だけを聞いたのは今日が初めてでした。
番組では「東京物語」で初めて音楽を担当しその後も何本か小津映画の音楽に携わった、
斎藤高順(たかのぶ)氏の音楽がメインにかかりました。
聞いているうちに気持ちがすーーーっと小津映画の中に移っていき、
またまとめて映画館でみたいなと思う。
(DVDはほとんど持っているのですが、映画館でみたいのです)。
夕飯後「秋日和」のDVDについているブックレットを見ていたら、
3人のおじさまたちがバーカウンターに腰掛けている写真があって、背景の壁に掛かっている絵がルオーでした。
何度も見ているのに、ルオーの絵には全然気づいてなかった。
小津が尊敬していた志賀直哉が、ルオーの作品を持っていたことにも何かしら関係があるのかしら。




12月6日(金)
今日も朝に夕に富士山がみえました。
いつからか、瑞穂さんが毎年亮太君にアドベントチョコを送ってくれます。
12月1日からクリスマスイヴまで、毎朝、その日の日付のところを開けて、チョコを一つ取り出して、
今日は星だーとか、ツリーだとかウキウキしながら食べている様子は、おじさんなのに微笑ましい。
毎日ひとつずつだなんて私にはできそうもない。




12月5日(木)
晴。
今日も明るいうちから月が見えました。
出かける前にチェーンに油をさしていたら、またチェーンが外れてしまう。
でも亮太君からチェーンを直すにはまず自転車を逆さまにすること、と教わったので、
まず逆さまにして直し始めたら10分ほどで直せてしまいました。
今日は軍手もはめていたし、家の前だったし、気持ちに余裕があったということもあるけれど、
自力でできたことにとても自信がつきました。
3時過ぎ自転車で出かける。
まずはウエマツで用事をすませて、Zakkaへ。
たまにZakkaでお会いするAさん(雅子さまに似ている方)ともお会いできました。
彼女はカプチーノ、私は今朝、亮太君が淹れてくれたコーヒーでカフェオレを飲んだので、
今日はミルクティをお願いしました。
店内をゆっくりまたみてから、佐藤さんと話したり、眸さんが用意してくださっているところを見たりする。
木のトレイに眸さんが選んだコースターと器がまず置かれる。
その時点ですでにうっとりするような配置、配色。
そして飲み物をひとつずつ丁寧に淹れてくださり、飲み物と小さなお皿の上に盛られたお楽しみとを眸さんが運んでくださる。
こんなに心のこもったお茶を飲めることに毎回、胸がいっぱいになります。
今年もZakkaにたくさん行けてよかった。次は2月から。
夕方になってもそう寒くなく、自転車で走っていると枯れ葉の香ばしい匂いがして、
三日月ほどの月の近くにいたのは金星。
vironで久しぶりにバゲットを買って帰る。





12月4日(水)
晴。
先日岩田さんから送られてきたミホ碗の中に今回は、
岩田さんお手製の芋の蔓の佃煮と大根と人参のぬか漬が入っていました。
芋の蔓、初めて食べました。少しだけ辛みが効いていて絶妙な味付け。
ご飯が進んで困ります。
そのご飯は、佐藤さんからいただいた叔父さんが作っているという新米で、これもまたおいしくて。
ほんとにありがたいことです。
焼き上がったミホ碗をチェックして(岩田さんは毎回私の判断に委ねてくださいます)、
出せる分を梱包して発送の手配をする。
今回の分は、静岡のNEUFでの岩田さんの個展で少し並べてもらえる予定です。
詳細などはまた追ってお知らせしますが、どうぞよろしくお願いします。





12月3日(火)
快晴。
夕方になっても暖かい。
午前中、築地に鰹節を買いに出かける。
お休みじゃないかちゃんと調べて行ったので、今日は買えました。
鰹節だけ買って帰ったので、昼前には家に。
昨日外れた自転車のチェーンは、今朝、私が寝ている間に亮太君が直してくれてました。
外れた肩も外れたチェーンもなおせる亮太君。
昨日、自転車屋さんがお休みでよかった。
夕暮れの色が淡くて素敵で、ベランダに出ると、富士山と細〜い月。





12月2日(月)
朝のうち曇ってましたが、晴れてきました。
午前中、自転車で渋谷に出かける途中チェーンがはずれてしまいました。
歩道に止めて直そうと試みましたが戻せず、そのまま引きながら歩いて往復。
途中下り坂のところは、自転車に乗って、ひゅ〜っと下りましたけど。
用事を一つ済ませてから帰宅して、お昼ご飯を食べて、自転車屋さんへ。
歩くと20分近くかかるのですが、定休日は水曜日のはずなのに、なんと本日お休みでした。
さすがにがくっとなりながら、スーパーに寄って帰宅。
昨夜亮太君はスピノザの学会の日で、その後懇親会の食事会もあってずいぶん遅くに帰ってきましたが、
亮太君のアイドル的存在の上野先生ともいろいろ話もできたらしくて、
充実していたことが、顔と話しぶりから伝わってきました。





12月1日(日)
快晴。
12月のZakka始まる。
11時ちょうどに着きましたが、扉の前には何人かの方がいらっしゃいました。
ゆっくり見ている間に、オーハラさんとタダさん夫妻、それからtoroの山口さんにもお会いできました。
私もそうですが、みなさん、Zakkaに行くことを楽しみにいらっしゃっているということが伝わる。
sotosuの村瀬さんとZakkaで待ち合わせをしていたので、村瀬さんと久しぶりにお会いしました。
Zakkaをあとにし、j-cookまで歩いて(私は自転車を引きながら)、近況などおしゃべりして表参道で解散。
村瀬さんのシャイさからくる素っ気なさに私はもう慣れていますが、
そこが村瀬さんの面白さでありチャーミングなところだと今日あらためてまた思いました。

さて今月の扉絵は、homspun2019秋冬の時に描いたポストカード3枚のうちの1枚の絵です。
赤いタートルと合わせているパンツは、かいさんのhomspun時代最後のデザインのもの。
今日このパンツをはいて出かけたら眸さんに聞かれたので、
かいさんのデザインであることと、フロントの凝ったボタンの部分のデザインをお見せしたりしました。
ちなみにこの絵を描く時モデルになってくれたのは、homspunの稲船さんです。

ささ記_November2024

 

11月の扉絵『芋』





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佐々木美穂_miho sasaki



ポストカード
よろしくお願いします





11月30日(土)
毎日晴れて、青い空に真っ白な富士山が見えます。
昨日かいさんからいただいた赤い花(パイナップルセージ)や葉っぱだけのティートゥリー、
それからドライの月桂樹にこれからドライになるセージをあちこちに飾ったので、
あちらこちらでいい匂いがする。
夜、亮太君と嶺川貴子さんのソロライブへ。
この夏にみたパフォーマンスと、そのあとカフェでみた小さな愛おしいものたちの展示とが
私の中でひとつになったライブでした。
開演前、嶺川さんがひとりで準備をされていて、
そのうち
こんばんは、こんばんは、という音が流れてきて、
いつしか始まって、ます、ました。
すばらしかった。





11月29日(金)
朝、雲がまとわりついていた富士山は、まもなくスッキリ見えてきました。
午後、亮太君とかいさんのおうちへ。初めてお招きにあずかりました。
これまでかいさんから住まいの様子を伺うたび、それらの断片を集めて構築した空間が頭の中にありましたが、
実際のおうちは、家族とともに暮らしていく中で積み重なった時間があちこちに感じられるあたたかな場所でした。
ここがかいさんの中心だと思わせるような。
憧れのお庭もついに見せてもらいました。
思っていたより広かった。香りのする植物があちこちに植えられていました。
大きな瓶の中にはメダカも。
かいさんの次男君もわれわれのお茶の時間につきあってくれて、
亮太君とも音楽や映画の話をしてくれてました。
それから、猫ちゃんにも会えた。毛並みのよい、おとなしい猫ちゃん。
リビングのあちこちには絵や写真が飾ってあって、
2方の窓の外は、鳥が運んできて最初は小さかった木が、
2階の窓の高さまで大きくなったのが見えて、レコードがかかっていて、静かな美しい午後でした。
帰り際、庭の植物をたくさん持たせてくれて、そのまとめ方、包み方やリボンの選び方まで、何もかもがかいさん。
亮太君と一緒に行けてよかった。





11月28日(木)
晴れましたが、昨日よりは寒かった。
とはいえ、暖かいです。
先日ともこさんと彩さんから届いたポストカード(下の写真)、
(ゴッホはともこさん、セザンヌは彩さん)、どちらの絵も1888年に描かれたものでした。
そして机の前にずっと貼ってあるセリュジエのポストカードもなんと1888年に描かれたものでした。




















11月27日(水)
快晴。
コートははおってなかったのに、歩いていると汗ばむほどの気温でした。
鰹節を買いに意気揚々と築地に出かけたら、なんとお休みでした。
気をとりなおして、歩いて銀座方面へ。
岩手の物産館をのぞいて、銀座は今日はどこにも寄らず、京橋から日本橋へ。
日本橋で2つ用事を済ませてから、三越脇の江戸桜通りを歩く。
先日この道を初めて歩いて、すっかり魅了されてしまいました。
秋から冬にかけての木々の様子と陽ざし、両脇の建ち並ぶクラシカルな建物との景色は、
通りの先にセーヌ川があるのではないかとさえ思ってしまいます。
最後にうさぎやでどらやきを買って帰宅。
夕方になってもまだ暖かく、桃色の夕暮れの中富士山がみえました。




11月26日(火)
夜になって雨、けっこう降ってます。
近くの空き地に巨大化した朝顔がたくさん咲いていて、まだ咲き続けています。
午後近所の大学のイチョウ並木を見に行くと、まさに黄金色に輝いてました。
部屋の窓から見える遠くの桜の木も赤く染まってきて、
東京は今、紅葉が見頃なのかもしれません。






11月25日(月)
快晴。1日中富士山がみえました。
大相撲は琴櫻が優勝。
優勝インタビューの中で、
先代の琴櫻(おじいさん)も27歳で大関5場所目に優勝という同じタイミングだったことについて、どう思いますかというようなことを聞かれた時に、
「間に合ってよかったです」と答えるところもスキでした。
今日は午後、亮太君と、高橋悠治(ピアノ・作曲)と波多野睦美(メゾソプラノ)のお二人による、
シューベルト「冬の旅」と、シューベルトの詩に高橋悠治さんが曲をつけた「時」(初演)を聞きに行ってきました。
コンサートホールの会場に1箇所細長い曇りガラスがはめ込んであるところがあって、
その曇りガラス越しに木の葉の揺れや陽の移ろいが感じられ、
お二人の音を聞きながら、時折見るとはなしにガラス越しの移ろいをみました。
波多野睦美さんが歌うドイツ語の響きも美しく、高橋悠治さんが目の前でピアノを弾いてらして、
こんな時の中にいられることが夢の中のことのように思う。
2時半から始まり、終わって外に出てもまだ空は青く、坂道をくだりながら日常に戻っていきました






11月24日(日)
快晴。
朝、富士山が少しずつ雲をまとって大きくなってました。
起きると鼻水はすっかりとまって、ほっとしてます。
昨夜の夕飯時、イタっ!と声を出した亮太君、
天日干しのを焼いたカマスに指を噛まれて少し出血。
笑ってしまいました。
けっこう大きな口を開けていたカマスでしたから。
さて、これから千秋楽を集中して聞く時間です!





11月23日(土)
晴れましたが、今日は風が冷たかった。
風邪を引きそうな感じがあったので一昨日は葛根湯を、昨夜は頭痛がしたのでバファリンを飲んで寝ました。
熱はまったくなく、頭痛もなくなりましたが、今日は鼻水の症状がひどくなってきたので小青竜湯を飲む。
小青竜湯、今年の初めの亮太君の風邪の時に買ってとてもよく効いたので、私の症状にも合うといいのですが。
さて、大相撲は明日千秋楽。
大関の琴櫻と豊昇龍ともに13勝1敗で迎えます。
どきどきしちゃいます。
阿炎の優勝はもうないけど11勝3敗で千秋楽に。






11月22日(金)

朝、真っ白な富士山!
そして、真っ青な空に月も。
あたたかくていいお天気でした。
クレマチスのジェームスと一緒に買った和バラのヤマトナデシコは、
1週間で全部開いて、固い緑色の小さな蕾はピンクにはなったのだけど、開かないうちに枯れてしまいました。
バラを長持ちさせるのはなかなか難しい。

写真はうちに来て3日目のバラ
ガラスのピッチャーはフィレンツェに住んでいた時、
隔週だったか、週末に行われていた蚤の市で買ったもの







11月21日(木)
朝一番、洗面所でドライヤーのコードのねじれを直す。
部屋は、昨日栄子さんが送ってくれた柚子のいい香りがしてましたが、
その柚子で亮太君がジャムを作ってました。
煮込んでる間じゅう、爽やかな甘い香りで満たされました。
2時頃、岩田さんと美智子さんと桃居で待ち合わせのため出かける。
小野哲平 二階堂明弘 二人陶展の初日。
今日は器の販売はなく、ゆっくり作品をみるための日とのことで、
哲平さんの器は昔の作品が並んでいました。
二階堂さんの器は、初めて拝見しましたが、フォルムが繊細で美しい印象を受けました。
そのあと、岩田さんと美智子さんとbuikでお茶。
ニューヨークの話をたくさん聞けました。
buikのあとお二人は、ブルジョワをみにいくとのこと。
森美術館は遅くまで開館しているからいいのとおっしゃっていました。
東京に着いたその足で桃居、そしてブルジョワ展も見に行くこと、
ニューヨークでもパリでもそんな風に美術館やギャラリーに出かけている様子が想像できます。
ほんと、かっこいい。





11月20日(水)
雨は冷たかった。
先日、岩田さんが素焼きと一緒に入れてくださったお手製のサンマの辛煮。
亮太君は、んま、んま、と漏らしながら食べていました。
これまでも鰯の糠炊き、糠漬け、高菜漬け、だいだいジャムにレモンジャムの時もそう。
自発的に、んま が出てきます。
私が作った料理は、おいしい?と聞かないと言わないんですけど。

写真はまだまだ元気なジェームス。壁にかけてある素敵なコラージュ作品の前にて








11月19日(火)
快晴。
朝、てっぺんの白い富士山がみえました。
今日は寒かった。
午後の早い時間に夕飯の買い物に出かけた時、手袋が欲しいと思ったくらい。
近所に、金柑がたわわに実っているおうちがあります。
おうちの方が採らないので毎年おいしそうなのがずっと残っています。
その金柑の隣は白いサザンカが満開。
柿がたわわに実っているおうちもあります(ここのおうちは毎年収穫しています)
昨日スーパーで買った大きな富士柿を、朝食の時に食べました。
甘くてびっくり。
また今度買ってみよう。
そういえばスーパーにはもう!イチゴが並んでいました。






11月18日(月)
くもり。
風の音がしています。
寒いという予報でしたが、それほどでも、と思う。
昨夜、亮太君のCDファイルケースから何かかけようとジャケットをいろいろみていた時、
Buddy Hollyの名前をみて、
「ね、このブッディ・ホリーって誰」?って言った次の瞬間、あ、バディ・ホリーだと気づいて、
亮太君には「仏(ほとけ)的な誰かかと思った?」って言われ、お腹が痛くなるほど笑いました。






11月17日(日)
快晴。
東京は暑いくらいでした。
夕暮れ時、富士山。
昨晩は満月だったけど曇りで見えなかったので、今晩が楽しみ。
大相撲は中日。
アビちゃんがここまでまだ2敗。
阿炎の取組を聞くたび、錣山親方がラジオの解説時、阿炎についてはクールに話すことをいつも思い出します。
アビちゃんは幕内優勝した時の表彰状を錣山親方の棺桶に入れたそうです。
また優勝すればいいだけですからと言って。
夜になってまんまるの月がみえました。近くにいるのは木星。






11月16日(土)
くもり。
ベランダのバジルはまだ白い花が咲いてます。
とってもいい匂いがするんです。





11月15日(金)
くもり。
洗濯をしたけどやはり乾かず、夕方から部屋干しと浴室干し。

昨年、初個展から30年記念で初個展のDMと同じ作品でポストカードを制作しました。
ポストカードを販売してくださっているお店と、niloのポストカードのページで買ってくださった方に、
ささやかなプレゼントとしてお渡ししていました。
制作時、1年後に販売もしたいと考えていたので、少し多めに印刷していました。
こちらからお声がけしたお店にも先週あたりから並んでいると思います。
コラージュのポストカードを販売するのは初めてですが、
これまでの絵柄と共に手にとってみてもらえるとうれしいです。

30周年記念postcardも販売してもらっているお店をお伝えします。
北から順に、
in-kyo(三春)、ATELIER N°18 TRAVAIL(宇都宮)、Zakka(青山)、moji(福井)、
cage(奈良)、TKM FURNITURE(倉敷)、SOTOSU(今治)、aaltocoffee(徳島)、
まちのシューレ963(高松) 、orange_橙書店(熊本)。

niloのポストカードのページにも掲載してます。
どうぞよろしくお願いします。









11月14日(木)
くもりの1日。
午前中岩田さんからミホ碗のことで電話をもらい、用件が済むと、めずらしい人と代るねと。
「もしもし、美穂ちゃん?」その声を聞いただけで、よしみさん!とすぐに分かる。
parisのよしみさん(陶芸家の二村好美さん)でした。
昨日から福岡にいらしていて、岩田さんのところに遊びにきているそう。
最初によしみさんを紹介してくださったのが岩田さんでした。
1992年の終わりか1993年の初めのparisで。
当時マレのギャラリーで岩田さんが個展をしていることを日本からparisに遊びに来ていた知人が教えてくれて、
出かけたら個展は昨日まで!でも中で搬出作業をしていた岩田さんと美智子さんが。
まだしばらくparisにいるとのことで、何度かお会いした時によしみさんを紹介してくれたのでした。
当時よしみさんは、パートナーのフランクさんとサンルイ島で暮らしていて、
天井まである本棚に囲まれたリビングや、赤いタイルが貼られた小さなキッチンなど、ドキドキしてました。
フランクさんは料理も上手で、ムフタールの市場によしみさんと3人で出かけて、
市場で買った魚がメインのランチを手際よく作って食べさせてくれたり、
泊まった時の翌朝は、ポアラーヌのカンパーニュにバターとママレード、紅茶はマリアージュのラプサンスーチョン。
その組み合わせのおいしさにびっくりしたことを今でも覚えてます。
ポアラーヌとマリアージュを初めて知った日でした。
1994年と1995年にもparisに短期のアパートを借りてひと月ほど住んだので、
よしみさんとフランクさんにはとてもよくしてもらいました。
今日よしみさんと話したあと、当時のことをいろいろと思い出しました。
いい思い出がたくさんありました。






11月13日(水)
今日も快晴。
上着いらず。
午前中歯医者さんだったので自転車で表参道へ。
自転車が気持ちいい。
歯医者さんのあとABCに寄る。
洋雑誌の棚は先日とあまり変わりがなく、インテリア、建築の棚へ。
昨日コンラン展のあとミュージアムショップをのぞいた時、コンラン氏の日本版の本が気になったのでもう一度みてみる。
その後、別の棚に移動してTaschenから出ているGIO PONTIの洋書をまた手にとってみる。
ハードカバーで写真もよくて、値段も高くないのになぜか何年も売れないまま残っていて、買うことにする。
買うタイミングだったのだ。
大相撲は4日目。結びの一番(琴櫻と若隆景)を聴いてから、近所に水を買いに行く。
帰りマンションの入り口でポストをチェックしている住人の女性と一緒になり、
エレベーターに先に乗って、その方に乗りますか?と聞いたら、
はい!と小走りでやってくるので、あ、ゆっくりどうぞと声をかけたけど、いらっしゃって少しだけおしゃべり。
マンションの大修繕工事でポストも新しくダイヤル式になったのですが、
ダイヤル、難しいですよね、なんかいつもずれちゃってと話してらして、そうですよねと相槌。
成人したお子さんと高校生くらいのお嬢さんがいらっしゃるんだけど、
越してきた当時からずっと変わらず美しく、マスクをしてらしたけどアイメークバッチリで、
話し方もとてもかわいくて、わたくし部屋に戻ってからしばらくにやけちゃって、しかも明るい気持ちになってました。






11月12日(火)
快晴。暑いくらいでした。
昨晩は洗面所に蚊がいました、、、。
さて、今日は楽しみにしていた牧内さんとのデートの日!
ステーションギャラリーの入り口で待ち合わせて、まずはコンラン展から。
友人から招待券をいただいていたので、牧内さんもきっと好きだろうとお誘いしたらやはり!
それぞれのペースでじっくりみつつ、
時折一緒になった時は、展示物についてミーハーな感想を言い合い展示を楽しみました。
桑沢出身の牧内さん、Zakka時代から彼女が作る鍋つかみやコースターには、
牧内さんならではのデザインが表現されていたし、チクテ時代、そしてlentoになってからも、
メニューのお料理を始め、スコーン、マフィン、焼き菓子、ケーキなど、
おいしいのはもちろんだけど見た目もキュン、器、パッケージ、空間も含めて、
牧内さんのデザイン的センスが行き渡っていることに感心し続けています。
コンラン展をみて、規模は違えどデザインの根底にある考えは似ていると思いました。
展示の後はブラブラ丸の内を歩いて、超久しぶりにバカナールでお茶とケーキを。
中の席なのに二人横並びで座って、たっくさんおしゃべりしました。
ブルース・コバーンの話になった時、あの曲が好きと牧内さんが言えば、
good day to you で始まるやつでしょ?と私、そうそうとか言いながら二人で口ずさんだりして、
女子高生のように(気持ちだけね)おしゃべりしました。
牧内さんとは眸さんと北出さんの話ができるのもうれしい。
私はZakka2代目で、藤原さんが3代目、figsの村瀬さんが4代目で村瀬さんの時にZakkaはカフェも始めたので、
スタッフも二人体制になって牧内さんが入ったのですが、
牧内さんがZakkaに入った頃、北出さんは今の牧内さんくらいの年齢だったねなんて言ったら驚いてました。
私がZakkaに入った時は眸さんはまだ30代で北出さんは40代半ば!
Zakkaにいた時間は、我々の宝物です。
バカナールの後、私の買い物に付き合ってくれて、電車の中で解散。
とっても楽しかったーーー。





11月11日(月)
雨は朝には上がっていて、午後になるにつれ晴れてきました。
暖かくて、半分の月が輝いていて、ただ歩いているだけでしあわせだと感じる。
先週の月曜の夜に肩を脱臼した亮太君。
これまでにも何度か脱臼したことがあるらしくて、すぐに自力で肩をはめてましたが、
痛そうな日々が続いてました。
昨日あたりから少し痛みもとれてきて、可動範囲も広がってきている様子。
この前Zakkaに行った時、眸さんに亮太君が脱臼して自分で肩を入れていた話をしたら、
「そんなことまでできるんだね」と感心したようにおっしゃって、やはりそこですよねと心の中で思う。


写真は一昨日と昨日のジェームス































11月10日(月)

夜になって雨。
朝起きてまずバラを見るとまただいぶ開いていて、パオってなったねと亮太君に言うとパオなんだと。
そう。
離れていても、甘い香りがする。
クレマチスのジェームスはほぼ180°になる。
密集している雄蕊の
赤紫が美しい。
昨日たまたま合わせたラジオに安斎肇さんが出ていて、
空耳アワー以外で話しているのを聴いたのがわたくし初めてで、あまりに面白くて、
昨夜夕飯時、亮太君にも聞き逃しで聴かせました。
亮太君は、みうらじゅんと安斎肇がやっていたラジオを聴いていたと言っていて、
そんな豪華なラジオがあったこと知らなくて、またやってほしいなぁ。


 



11月9日(土)
晴。
昨日買った時は蕾だったクレマチスは開いてきて、バラも昨日よりふわっとなりました。
バラの花に鼻をくっつけて、何度もその甘い香りをかいで白目になる。
先日公園で拾ったムクロジの実、今年はたくさん拾ったので、
Zakkaと瑞穂さんと小田垣姉妹と自分とで分けました。
Zakkaには濃い飴色のムクロジがひとつ、ずっと前からちょこんと置いてあります。
眸さんにこれは何年ものですか?と聞いたら12年くらいと。
北出さんが拾ってきたものだそう。
今年拾ったのは中の黒い実をとり出さないで、そのまま飾っておこうと思ってます。





11月8日(金)
今日もいいお天気でした。
明るいうちから青い空に月。
午後、ベランダの紫蘇から今年もたくさんの種を収穫しました。
来年はもうちょっと上手に種をまいて、たくさん紫蘇を育てて食べたいな。
夕方亮太君を誘って近所を散歩。
お花屋さんにも寄って、かわいいピンクのヤマトナデシコ(薔薇)と、
ジェームスマーソン(イギリスのロックバンドみたいな名前)という名のクレマチスを買いました。
お花屋さんの店主が、外に植えてある夜香木の話をしてくれました。
夜にしか香らないのだけど、もうその季節は終わったようです。
以前より閉店の時間が早くなったから、お花屋さんも一度もその香りをかぐことはなかったとか。






11月7日(木)
青い空。
朝、富士山が見えましたが、まだ黒かったので初冠雪はしてないと思ってたら、本日初冠雪とのこと。
木枯らし1号も吹いたとさ。
どーりで風が冷たかったわけです。
夜は細い月がくっきり。





11月6日(水)
くもり。
午後、国立の増田書店に、佐々木暁「もういくつかの朝」展を見に出かける。
佐藤泰志初期作品集『もうひとつの朝』(福間健二編・河出書房新社刊)の文庫化を記念した展示で、
文庫のカバーの写真と装幀を佐々木暁さんが手掛けています。
夏に暁さんから、函館での写真展の案内と、装幀とカバーの写真に至った思いが綴られた小冊子が送られてきて、
その時私は初めて佐藤泰志のことを知り読み始めると、その小説に浸っている時間を幸せだと思いました。
展示の中に佐藤泰志の原稿があって、その独特の文字を絵を見るようにみる。






11月5日(火)
曇りがちでしたが時々晴れると光が部屋の中にさしてきて、
部屋干しのトウガラシを陽ざしの中に移動させたりする。
先日スーパーで買った束のトウガラシが、まだ乾燥してない状態だったので、
ここ数日新聞紙の上に広げて干しているのです。
午後、自転車でZakkaへ。
その前に湯気さんの展示もみにいく。
ちょうどどなたもいない時間だったので、イラストに描かれた食べ物のことや、
額装のことなど湯気さんに話を聞くこともできました。
Zakkaは、今日はお茶ができる日なのでカプチーノを頼んで、
初日に並んでいたミホ碗をまずチェックすると、ないではあ〜りませんか!
おそるおそる聞いてみると、初日に買ってくださった方がいらしたとのこと。
先月眸さんが岩田さんのところに器を選びに行ったことは知ってましたが、
ミホ碗も選んでくださったことは岩田さんからも眸さんからも聞いてなくて、
初日Zakkaに行った時に並んでいるのをみて、わ!!と。
アルファベットの碗と黒の小碗の2つが、棚の上に並んでいました。
Zakkaの中に並んだらどう見えるんだろうと想像したことはありましたが、
岩田さんの碗に自分が施したことを恥じないでみることができました。
もう一度並んでいるところをみてみたかったな、なんて思うのは欲張りですね。
うれしくて、お茶をしながらしゃべりすぎました。




11月4日(月)
晴れましたが、風がありました。
道のあちこちに落ちていたいろんな大きさの枯れ葉が風で動いていて、
時々大きな虫に見えて、どきっとする。
今夜は豚汁。




11月3日(日)
快晴。富士山もみえました。
野球は、DeNAが日本一になりました。
セ・リーグ3位からの日本一。
しかも横浜で決めて、ファンの方たちはしびれたでしょうな。
昨日父と電話で話していたら、
虎さんが負けたので、日本シリーズはあまり熱心に見ていないご様子でした。
夕方、ロンドンのともこさんからスーパーのりんご棚の写真が送られてきました。
りんごが好きなともこさん、日本にいる時もりんごを箱でお取り寄せしていたのを思い出しました。
近所の八百屋さんでふじりんごも今季初お目見えしたとか。

写真はともこさんが送ってくれたスーパーの棚のりんご
(許可を得て掲載してます)






11月2日(土)
予報通り雨、どんどん強くなってきました。
今日の夕飯の食材も昨日買っておいたので、今日は外出せずに一日家にいます。





11月1日(金)

いいお天気。Zakkaへ。
開店時間から8分後に到着、すでに二組の方がいらっしゃいました。
まずはpostcardを納品。佐藤さんがすぐに開封して数を確認してくれて、
眸さんが追加分の3種類を「ここ」というところに並べてくださる。
先日岩田さんからのメッセージに、今月のZakkaお楽しみにという言葉があったのですが、
その意味が分かりました。並んでいるのを見た時、どきっとする。
そしてうれしくなりました。とてもよかったから。
一つ一つじっくりみて、眸さんと佐藤さんとも少し話をしてお店を後にしABCヘ。
洋雑誌から建築のところをゆっくりとみて、写真集を見て、文芸新刊などもチェック。
いい時間でした。

ささ記_October2024




10月の扉絵『葡萄』






すべての画像、文章の無断転載を禁じます
佐々木美穂_miho sasaki





ポストカード

ご注文くださるとうれしいです。
買ってくださった方には引き続き、30周年ポストカードを同封いたします。






10月31日(木)
快晴。
富士山はまだ真っ黒。
亮太君は今月2度目の登山へ。
高尾山城山縦走コース。
昨夜のうちに行って帰ってくるまでのおおよその時間割りを書いてくれて、
早朝5時半に出かけて行きました(寝ていて気づかず)。
予定だと12時半の帰宅でしたが、なんと11時過ぎには家に戻ってきて、あまりの早さにびっくり。
高尾山頂からの黒い富士山の写真も見せてくれました。
山から戻った亮太君はとても生き生きとしています。

さて10月が終わりますね。
写真は、先月古本屋さんで買った本2冊。
先月はとびきりの2冊に出会えました。
岡鹿之助にセザンヌ。










10月30日(水)
朝は雨でしたが、午後にはすっかり晴れました。
洗濯物もよく乾く。
夕方風が出てきて、木の葉が揺れる音がしてました。
だいぶ落ち葉になったかな。
それにしても晴れると気持ちも晴れます。




10月29日(火)
雨がだんだん強くなってきました。
肌寒いし。
数日前から新米を食べ始めました。
眸さんと栄子さんからいただいていて、まずは眸さんからいただいたお米から。
毎年三重の大切な方からいただく新米を分けてくださるのです。
もちもちしていてとってもおいしい。
ついおかわりしたくなってしまいます。
します。




10月28日(月)
昼間ぼんやりと窓の外を見ていたら、シャボン玉が2つふわりふわり西から東へ飛んでいきました。
昨日ロンドンのともこさんからのメッセージに、
快晴のベルリンの青い空の中に在る、ベルリンフィルの建物の写真が添付されていました。
ベルリンフィルという建物があることを初めて知りました。
ともこさんとご主人のまさとさんは海外赴任も長く、
これまでミラノ、パリ、ドバイ、ロンドンに滞在していて、
近隣の国の美術館やギャラリー、コンサートにもよく出かけています。
感想を聞かせてもらえることがとてもうれしい。





10月27日(日)
午前中晴れてましたがどんどん曇ってきました。
スーパーで小さめのりんご6コ入り(弘前ふじ)を買ってきて、
今テーブルの上に置いてあって、とてもいい香りがしています。
しあわせの匂い。
数日前は、茨城に行ったからと栄子さんが、立派な干し芋をレターパックで送ってくれました。
「丸干し」と「平干し」の2種類の袋を上手にテープでつなげて平らに入れてありました。
はるか姫という苺みたいな名前のお芋。
朝に晩についつい手が伸びてしまいます。
そういえば亮太君が、食欲の夏が終わって食欲の秋が来たと言っていたので、
食欲の秋が終わると食欲の冬が来て、食欲の春になるんだよねと続けておきました。
さて今夜は夕飯を食べながら、ラヂオで選挙の結果を聞く予定。






10月26日(土)
曇り。
亮太君は今日も半袖のシャツで仕事に出かけていきました。
蒸し暑くて、夕飯の時エアコンの除湿をつける。
お聞きしたいことがあって、TKMの水島さんに電話をする。
お聞きしたいことは最初の5分で、あとは音楽の話や建築家の話など、長電話になってしまいました。
あいかわらずお忙しそうですが、とても勉強になる仕事をしているとおっしゃっていて、
その姿勢が水島さんへの信頼なんだと感じる。
電話の声が女優声だと言われる。いい意味らしいので素直に受け取っておくか。





10月25日(金)
朝雨が降っていましたが、その後上がってくもり。
佐藤泰志の『大きなハードルと小さなハードル』を一昨日読み終えて、
浸っているこの気持ちが抜けきらいないうちに続けて佐藤泰志の本を読もうかと思っていたけど、
少し間を置くことにする。まだ買っていないこともあって。
昨夜寝る前に何を読もうかなと本棚から抜き出したのは、堀井さんの『みてまわる日々』幻冬舎。
2008年に出版された本で当時ももちろん読んでいますが、16年経った今、目次を見ると、
この人はTHE WORLD OF INTERIORSで特集されていて好きだったページの人だ、とか、
松田正平は実際に展覧会で絵を見ていたり、
コルビュジエについての知識も随分増えたこともあって、
堀井さんの言葉がより深いところに入ってきそうだと、読み始めて楽しみになってきてます。

さて近頃の富士山、更新してます。
今日の富士山





10月24日(木)
お昼過ぎまでよく晴れてましたが、午後から曇り。
お昼、亮太君と近所を散歩。
昨年園芸家の大野さんがくださった翌日、近くの公園でもみつけたムクロジの実が、
今年も落ちてるといいなと思って公園に行くと、ありました、たくさん!!
落ち葉を踏みながら枝つきのを探して拾いました。
所々土が盛り上がっているところがあって、もぐらの通った跡だと亮太君が教えてくれました。
公園では、ツクツクボウシが鳴いていました。





10月23日(水)
午後から雨が降ってきましたが、暑くて湿気もあって梅雨のよう。
雨の前早めの時間にスーパーに行った時、
店頭の果物の中に、立派な福岡産の早秋柿2コ入りがなぜか100円で売っていました。
100円の札は299円の札の上から貼られていて、
どうしてこの柿が100円なんだろう、間違いじゃないのかなとしばらく見ていたら、
ご年配のご婦人が、私さっきこれ、299円で買ったばかりよと言いながら、
ほんとに100円なの?とやはり、どうしてこんなに安いのかと見ていました。
店頭で野菜を並べていたスーパーの方に聞きに行くと、「100円!」ときっぱり。
ひとパック買いました。
おやつにひとつむいて食べたら、おいしいこと!
3パックくらい買っておけばよかったな。





10月22日(火)
気持ちの良いお天気でした。
午前中から銀座と日本橋に出かける。
銀座ではメゾンエルメスフォーラムの内藤礼展とPOLA MUSEUM ANNEXのマティス展を。
内藤礼さんの展示、今日の淡い明るい光の中で、
異なった素材に置かれた色彩が、少しずつ静かにゆっくりと自分の中で見えてきたことがとても好きだと感じる。
マティスは油彩が5点とジャズのシリーズが20点、一つの空間の中に展示されていました。
油彩画はみたことがないものもあり、室内:二人の音楽家というタイトルの絵には特に惹かれました。
線、面、色彩、構図。ため息が出ました。
マティスを見た後はブラブラ歩いて日本橋へ。
いくつか気になるお店をのぞきつつ、うさぎやでどら焼きも買い、
昔からある立派な建物をあらためてじっくり眺めて帰ってきました。




10月21日(月)

午後3時に歯医者さん。
その前にABCを覗こうと思っていたけど、出かけるのが遅くなったので行けなかった。
風が冷たく感じられて、途中でストールを巻いて自転車をこぐ。
先日、栄子さんからいただいたりんごに「サワールージュ」という品種のものがありました。
私が行くスーパーでは見かけたことがなかったのでお初。
酸味もほどよくあって好きなりんごでした。




10月20日(日)
今日は晴れたけど風が冷たかった。
夜、玄関の灯りのうちの一つの電球が切れたので、
椅子を持ってきて取り替えたら、電球の周りを囲ってあるガラスの下に、
蜘蛛の巣が一筋張ってありました。
何となく気配がして天井を見上げると張ったであろう蜘蛛がいて、
見つかっちゃったって言ってるようでした。





10月19日(土)
東京は真夏日になったようです。
お昼、駒場Partyで今日から始まった村木さんの展示を見に出かける。
村木さんも在廊で、今日は思いのほかたくさんお話ができてうれしかった。
今回登り窯でアクシデントがあり、いい勉強になったとおっしゃっていて、
窯から救出できた器をガス窯で何度も焼き直して今回何とか出すことのできた器を見せながら、
私も含めたお客さんに変化している部分について話してくださいました。
それから、青木さんの話をまるで昨日のことのよう面白おかしく何度も話してらして、
ずっと一緒に歩んでいるのかなと思ったりもしました。
青木さんがいたら今の陶芸はもっと面白かっただろうなとおっしゃって、その言葉が深く静かに心に残っています。
眸さんの話も。あの人はブレないって感慨深そうに2度も。
かつてZakkaで村木さんが個展をした時の、眸さんとの面白い話もしてくださったので、今度眸さんに直接お話しようっと。

さて、夕飯後、今日は柿を食べました。
初もの。
秋刀魚はまだ食べてません。





10月18日(金)
曇りで少し雨が降ったりしました。
1992年11月から4か月だけparisに滞在していた時、写真もわりと撮っていました。
当時ポジフィルム(リバーサルフィルム)で撮っていてマウントした状態で残っています。
ポジを見るときはライトテーブルに並べてルーペで。
北出さんがそうしていたのをいつもZakkaでみていたから、まねしたのです。
当時北出さんからいただいた大きなルーペがあって、切手を入れてある引き出しに大事に保管してあります。

写真は、日付入りなのでよく分かる、1992年12月20日にパリのマレで撮った写真。
マレ地区には好きなお店がたくさんあって、当時はよく歩いてました。








10月17日(木)
曇りがちの1日でしたが、満月が雲間からみえます。
ベランダのバジルの花に知らない蝶がとまっていました。
調べたら「イチモンジセセリ」という蝶でした。
いくつかの花の蜜を吸ってから、葉っぱの上に横になって休んだりしていて、
よくうちのベランダの花を見つけましたね、ようこそ、と思う。








10月16日(水)
朝、くっきり富士山。
今日はもう、あちこちから金木犀の甘い香りがしてきました。
5時過ぎにLUCAの三木さんと待ち合わせて、編集者の西谷さんのお宅へ伺いました。
心待ちにしてた日なのです。
1992年にparisに行く機会を作ってくださったのが西谷さんで、
文化出版局に勤めていらっしゃった間、とてもお世話になった方でもあります。
ずいぶんお会いしていなかったのですが、三木さんが今日の時間へと繋げてくれました。
人の縁とは不思議だとつくづく思います。
西谷さんが用意くださったお料理をいただきながら、たくさんおしゃべりしました。
途中ご主人の修さんもテーブルに加わったので、亮太君の話もできました。
(亮太君は大学生の時、修さんのゼミをとっていたのです)
32年前、parisで西谷さん家族が住んでいたおうちの、夜の色のことを思い出したりもしました。
心に沁みるいい夜になりました。





10月15日(火)
快晴でした。
十三夜の月もとてもよくみえます。
そして本日、わたくし初金木犀の香り。
いい秋の1日だな〜と、ささ記を綴っています。
お休みの亮太君は、早朝から山登りに出かけて2時頃帰宅。
前にも一度登っていた高畑山・倉岳山。
今日は残念ながら富士山は見えなかったようですが、
きのこや苔などの写真をたくさんみせてくれました。
登山で富士山はみえなかったけど、
切手部渋谷本部長から、富士山ずくめの切手が貼られた郵便が届きました!









10月14日(月)
今日もいいお天気でした。
夕方、映画をみにシネマヴェーラ へ。
今回も亮太君の影響で、ラオール・ウォルシュ監督。
「私の彼氏」をみました。
主演のアイダ・ルピノ演じるペティとブルース・ベネット演じるサンが、
クラブから外に出るとあたりに霧が立ち込めていて、階段の上で二人が話している場面が特に印象的でした。
映画では、女性も男性も皆、お顔も魅力的だったけど、シルエットも美しかった。
お酒と同じくらいコーヒーを飲むシーンがあって、帰り道コーヒーが飲みたくなりました。
(飲みませんでしたがね)





10月13日(日)
本日も快晴。
午前中、栄子さん(亮太母)からたくさんの食料が届く。
新米、お手製梅干し、お手製味噌、それから野菜にりんご。
ほんと毎回ありがたいことです。
虎さんは本日終わりました。
父の残念さが声のトーンにあらわれていました。





10月12日(土)
今夜も月がよくみえます。
朝はうっすら富士山も。
洗濯日和だったので、ガーゼケットとタオルケットも洗いました。
タオルケットはもう随分前にラルフで買った、すごーーくかわいいお気に入りのもの。
白地で、真ん中に⚓️のマークとロゴが赤色で書かれていて、
端は太い赤ライン2本で囲ってあります。
あまり使っていなかったのですが今年は使うことに。
ベッドの上にたたんであるだけで、気持ちが上がりました。
さてそれらはしまって、羽毛布団を出しました。
CS始まりましたが、虎さんは初戦★。
あと2勝すればいいだけのことですから、なんて言えるかしら。
父いはく、打てなさ過ぎ。





10月11日(金)
晴!
午前中は自転車で渋谷に出てささっと用事をすませてから、
午後、江面さんのバッグ展を見に電車で目白の坂田ハウスへ。
江面さんからいただいたDMに、自転車でお越しになるには遠いですと添えられていたので、
お会いしてすぐ、電車できましたとお伝えしました。
江面さんは黒と白のパリっとした装いで会場にいらして、
次々といらっしゃるお客さまたちとお話しされていました。
江面さんが紹介してくださって、坂田さんと初めてお話しできたこともうれしい機会となりました。
目白のあとは新宿に出て伊勢丹と世界堂に寄って帰宅。
薄い桃色の夕空に、月がとろんとかすんでいて、西の空には富士山。
なんともいい夕暮れでした。





10月10日(木)
かいさんが参加されている展示を見に、自転車で代官山に出かける。
ウールのセーターを着たけど、それでもちょっと肌寒かった。
かいさんのブースに向かう時、かいさんの姿が遠くに見えて、今日もおしゃれ〜と思う。
赤を効かせたかいさんの空間、かっこよかったです。
久しぶりの代官山だったので、パントリーと蔦屋に寄って帰宅。

夜になって空には半分ほどの月。
今朝の夢に関取時代の寺尾が出てきました。
髷を結って浴衣姿の寺尾関が、私に膝枕をしてほしそうだったのでどうぞと言うと、
私の膝の上に頭をのせてごろんと横になりました。
特に言葉を交わすわけでもないのだけど、私は静かな幸せを感じていました。
夢から覚めたら、膝は重さを覚えてませんでしたが。






10月9日(水)
朝から降っていた雨も夕方にはやんできましたが、外に出たら さむっ となりました。
午後、7か月ぶりに髪を切りにMLABOへ。思っていた感じに切ってもらえました。
髪を切ると、白髪が目立たなくなるような気がする。
天気予報では明日からしばらく晴が続くようで、ついに秋晴れ到来か。





10月8日(火)
午前中、歯医者さんへ。
雨で自転車というわけにはいかなかったので電車で。
雨だし麻酔をしたりもしたので、あまり寄り道しないで帰宅。
お昼ご飯を食べてから3時頃夕飯の買い物に。
ちょうど雨がやんでいたので、自転車で。
長袖のカットソーの上にカーディガンを重ねてちょうどいいくらい。
重ね着の季節になってきました。






10月7日(月)

陽ざしも風も強め。
お昼過ぎ自転車でZakkaへ。
入り口で眸さんと少し話していたら、向こうからひょこっと顔を出したオーハラさん。
一人でお茶をしていました。
お会いするの久しぶりだったので「やっと会えたね」なんて言ってしまう。
私はカプチーノを頼みました。
眸さんがその都度豆をひいて淹れてくださるカプチーノ、
ふわふわの泡をたっぷりのせて、岩田さんのコロ碗に入って運ばれてきました。
それをみただけで、体にいいものが入ってくる感じがする。
オーハラさんとは主に食べ物の話をいろいろして、
彼女が先に帰ってしばらくして私もお店をあとにしました。
夜、窓の外の空に月。月をみたのは久しぶりと思う。




10月6日(日)
曇りの日曜日。
昨年採れた種を植えて、一本だけ大きくなったバジルにも白い花が咲き始めました。
紫蘇の白い花と違って、雄蕊が長くて花びらもひらひらしている。
昨日亮太君に買ってきてもらった、佐藤泰志の『大きなハードルと小さなハードル』を読み始める。





10月5日(土)

雨。
あの暑い夏はどこにもいなくなりました。
キッチンの大きなテーブルの上でいつもささ記を更新していて、
すぐ横には7~8年前にTKMの水島さんに作ってもらったグレーの横長の食器棚があって、
一番上の棚には左から村木さん、青木さん、岩田さんの器が並んでいます。
いいな。




10月4日(金)
お休みの日も亮太君はたいがい早起きして、まず自分の分の洗濯をします。
そして自分の分の朝食を作り、片付けも全部すませてから勉強。
勉強している頃に私は起きて、ベランダに干してある洗濯物を見ながら、自分の分のいつもと変わらない朝食を食べます。
今日は風が強くて、おまけに時折雨が降ったりしたので、
亮太君はベランダの洗濯物が気になるらしくて、何度もかけかえたりして、
それでも午後の早い時間には乾いて取り込んでいました。
そんなに気にしていたのに、自転車置き場に亮太君のTシャツが1枚落ちていたのを見つけました。
運よく自転車置き場に着地していてよかった。
夜、いつもより早い時間に夕飯を食べ終わったので、隣町まで亮太君と散歩に出かける。
8時前。もちろんもうすっかり暗くて、あちこちで秋の虫が盛んに鳴いていました。

 



10月3日(木)
少し雨が降って涼しい。
使うかどうか分からないけど、しまってあった綿毛布を出してみる。
亮太君はまだいらないそうなので自分の分だけ。
夏に読んでいた佐藤泰志の『もうひとつの朝』の中で、まだ読んでいなかった「光の樹」という短編を読んでいて、
おととい見た映画のシーンを思い出す。
「光の樹」の街にも映画の街と同じように坂と港がある。

ー 坂道の石畳のひとつひとつや、坂の両側に沿って市電通りまで立ち並んでいる贋アカシアの樹々の一本一本は、陽に覆われた視界を柔らげるようだ。風の吹くたびに贋アカシアは葉を触れあわせて音をたてる。すると葉の周囲の空気が動きとともにすき透った緑色に輝くように見えてくる

と書いてあるところにさしかかった時、
映画の、坂の途中の大きな一本の樹の葉っぱが揺れている場面で私が見ていたのが、まさにそういうことだったと。





10月2日(水)
快晴、また暑くなる。
洗濯物は午前中のうちにすっかり乾きました。
同じ色を見ていても、私に見えている色と他の人がみている色は、
まったく同じではないと思っています。
ささ記に時々載せる写真をみて、色について感想をくださる北海道の女性がいます。
ずいぶん前に、弟子屈の山椒で藤原さんと2人展をした時に見にきてくださった方。
歩いていて写真を撮りたくなるのは、惹かれる色があらわれた時で、
特に構図も考えずにさっと撮ります。
その方からいただく写真の感想を読むと、私と同じ色が見えているのかなと。
先日くださったメールに、最近見た映画の中の色の話が書いてありました。
知らない映画でしたが、調べたらイメージフォーラムでやっていることを知って、
昨日Zakkaの帰りに見てきました。
ヒューマン・ポジションというノルウェーの映画。
ロメールや小津のカラーの映画のようには色を意識しなかったけど、
ある場面で、ド・スタールの絵のようだと思うところがありました。
映画全体に淡いブルーがかかっているような印象も。
坂道の街。




10月1日(火)

気持ちのいい秋晴れの1日。
夕暮れの中、富士山が見えました。
10月のZakka始まる、一番のり。
眸さんが京都で買ってきたという真鍮製の細長い花の水やりの道具があって、
それで水をあげてみる?と眸さんが佐藤さんに渡して、
佐藤さんが嬉しそうにテーブルの上の箱の中の植物に水をあげていました。
水の入った小さめの焼きしめの壺にその道具をさして眸さんが佐藤さんに渡して、
その壺から水を汲み上げては、シュシュっと吹きかける佐藤さん。
眸さんは、まだ仕上げまでいかなかった小さなコースターを、
立ったままチクチクと縫っていて、何もかもがZakkaでした。


ささ記_September2024



9月の扉絵『街頭風景』






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佐々木美穂_miho sasaki





ポストカード

ご注文くださるとうれしいです。
買ってくださった方には引き続き、30周年ポストカードを同封いたします。






9月30日(月)
すっかり涼しくなりました。
夏のニットをまとめて洗って秋冬物と入れ替え。
夏のニット類はスメドレーが多いのですが、ずいぶん前に買ったものばかり。
中には20代の頃に買ったものも何枚かあります。
この頃の方が生地がいいように思います。
これからも大事に着るつもりです。
夜はガーゼケットでは寒くなってきました。
綿毛布の出番かしら。




9月29日(日)
くもり空。
ベランダの紫蘇さん、あちこち穂が伸びて白い蕾もついてきました。
今年も種が収穫できそう。

お知らせをひとつ。
あさって10月1日から大阪のショップウル(
インスタ@shopulu.jpn)で始まる
「ULU的茶道具展」に岩田圭介さんも参加されます。
今回もミホ碗(いつの間にかそんな名前になってました)を制作しました。
新しい試みとしては、小碗のいくつかに、白の絵具を使ったこと。
生地の色と絵具の色の微妙なニュアンスをお手にとって見てもらえたらと思います。
4月の京都hisocaでの展示で、ULUの方がミホ碗もたくさん買ってくださったことを岩田さんから伺っていて、
岩田さんのお声がけで制作できて並べてもらえること、とてもうれしいです。
黒の削り大碗、グレー、黒、ラインなども並びます。
よろしくお願いします。


写真は今回並ぶ作品から
上から順に外側に白、外グレー内白、外白と内白、内外ライン











































































9月28日(土)
日が暮れるのが早くなってきました。
6時を過ぎるともう暗い。
野菜が高くて、スーパーで悩んでしまいます。
夏野菜ももうそろそろ終わりだし。
ちなみに今日の献立は、鯵の干物、
切り干し大根(揚げと人参)、オクラ、冷奴(生姜梅ごま)、
小松菜のおひたし、味噌汁(ワカメじゃがいも)。





9月27日(金)
思っていたより小雨だったので、お休みの亮太君とルイーズ・ブルジョワ展に出かける。
ガラスケース越しに見る作品がいくつかあって、
作品とそれらを見る自分との間に少し隔たりがあって、よかったと思えました。
質感や大きさなど、感じながらみる。
展示の後、乃木坂westでお茶をしてから帰宅。
夕飯後、持っている作品集を何冊か引っぱりだして見る。
そのうちの1冊に、ずいぶん前のvogue(ITALIA)で、
ブルース ・ウェバーが撮ったブルジョワのページの切り抜きがはさまっていました。





9月26日(木)
明日からお天気がくずれそうなので、洗濯多めの日でした。
朝食後、思い立って部屋に飾ってある絵を少し変えてみる。
場所を入れ替えたり、飾っていなかった作品をかけたり。
なかなか新鮮。
夜、夕飯の前に亮太君の散髪。
もう慣れたもので、手際もよくいい感じに仕上がる。







9月25日(水)
亮太君が、素晴らしかったと言ってたので、
ラオール・ウォルシュ監督の「金髪乱れて」1932年 をみにシネマヴェーラへ。
いやあ、ほんとよかった(邦題は ?? でしたが)。
寛容な人たちがたくさん出てきて、粋な感じもあって。
大満足。
外に出ると雨が降ったらしく自転車がぬれていたけど、
タオルでサドルとハンドルを拭いて雨上がりの中、颯爽とした気持ちで帰宅。




9月24日(火)
今日も涼しい。
誕生日に亮太君に和花屋さんで買ってもらった、
野菊、深山(みやま)りんどう、フロックスにワレモコウ、
野菊とワレモコウはいい具合に枯れてきて風情が感じられます。
りんどうは緩くほどけてきてはいるけれど、咲くかなあ。
いつもは、お花の値段を聞いてから本数とかバランスとかを気にして選ぶのだけど、
この日は値段は聞かずに、好きなものを選んで買ってもらいました。





9月23日(月)
今日は涼しい。
ようやく、秋ですかね。

写真は8月28日早朝、神戸に向かう新幹線の亮太君のテーブルの上
東京駅ホームの自販機で買った新幹線コーヒーの紙コップの色と本との色あいがシックでした
ちなみに飲んでいたのは「のぞみブレンド」コクと苦味のバランスが楽しめるそう









9月22日(日)
秋場所が終わってしまった。
長く強いお相撲さんであり続けることは大変なことでしょうが、
東と西に強い横綱がいる相撲が近い将来見られるといいなと思う。
今日は夕飯の買い物に出なくてもいいように昨日のうちに食材を買っておいたので、
相撲中継のあと支度にとりかかると、
あら、お酒がきれているではあ〜りませんか。
自転車でスーパーへ急ぐ。お酒の棚まっしぐらでお酒だけ買って帰ってくる。
行って帰って10分。
お酒はいつも菊正宗ピンの2ℓパック。
料理に使うのは少しで、ほぼ亮太君が呑んでしまいます。
そういえば2年前の大竹伸朗展のコラージュの中に菊正宗の文字を見つけた時、
ちょっとうれしい気持ちがしました。
夜は涼しかった。

写真は大竹伸朗の菊正宗コラージュ(ピンぼけ)








9月21日(土)
お相撲を聞き終わったらお風呂に入ろうとお湯をためていたのですが、
藤原さんからの着信履歴を見つけたので電話をしたら、久しぶりだったから長電話に。
だいぶ話してから、はっ!!!となった時にはお湯があふれ続けていました。
ま、そんな日もあるさ。
これがキッチンのガスだったら大変。気をつけなくてはとあらためて思う。
本日、大の里が優勝を決めました。強かった。
正代、先場所に続きふた桁の勝ち。
毎回インタビューの受け答えが面白くて、耳をそば立ててます。






9月20日(金)
暑かったのに、昨日があまりにも暑かったので暑さに慣れてた感じ。
今日は栄子さん(亮太母)から山形産の立派なシャインマスカットとピオーネが届く。
今年は、佐藤さんからいただいた山梨産、母が買ってくれた福井産、
南條さんが送ってくださった愛媛産、そして今日の山形産と
4つの県のシャインマスカットを食べることができました。
どれもおいしかった。しあわせだなぁ。
午後自転車で渋谷へ。
先日ビックカメラで買ったLED電球を交換してもらうのが一番の目的。
買いたかったのは電球色だったのに、昼白色を買ってしまったのでした。
すぐに交換してもらってよかった。
そのあとIKEAで気になっていた蒸し器を買ってみる。
持っているル・クルーゼの22cmの鍋にぴったりサイズなのでのっけるだけ。
(しかも999円)。
今までは、蒸し物をする時は別のもので代用していたのですが、
早速夕飯の時に南瓜を蒸してみたら、とてもいい具合に蒸せて満足。





9月19日(木)
暑かった。。。
今朝、富士山がみえました。
58歳に。
とてもいい1日でした。
今年の父からのメールは
「おめでとう。人生百歳時代と言われる昨今、まだまた通過点。
  健康に留意して、楽しい日々を送りタモーレ。」





9月18日(水)
いやぁ、暑かった。
東京は1875年の観測開始以来、最も遅い猛暑日になったそうな。
エアコンの効いた部屋から出ると、もわっと暑さがこもっている。
夕方暗くなって少し雨が降りましたが、夜になって晴れて満月がみえました。

先日ヨーゼフボイス展でみた「カプリバッテリー」と題された黄色い電球と黄色いレモンの作品。
肺疾患の療養でカプリ島に滞在していた時に200コ制作したと説明書きがあって、
そのあまりにも明るい黄色と、カプリ島で療養していたということが意外に思えたのだけど、
意外ではなかったと今日は思う。




9月17日(火)
また暑くなりました。
でも晴れたおかげで中秋の名月はきれいにみえます。
中秋?
先日古本屋さんで見つけた岡鹿之助の『フランスの画家たち』が面白くて、
時々声を出して笑ったりしながら読み進めています。
昨夜読んでいたルドンの章のところで、
ルドンの生涯に大きな影響を与えた人物の一人に、植物学者のアルマン・クラヴォという方がいて、
その方はスピノザの哲学に深く傾倒してたらしくて、ルドンもスピノザについて、シェイクスピアについて、
また自然や植物の生態の不思議について教えられた____云々とあり、
今朝、早速スピノザについての言及があったことをちょっと得意げに亮太君に話しました。





9月16日(月)
少し涼しくてほっとする。
昨夜寝る時にラヂオを消すと、亮太君の寝息といびきの間くらいの音が聞こえてきて、
一生懸命寝ているな と思う。
敬老の日。
先日実家に帰った時に父から初めてきく祖父の話がありました。
私は子供の頃祖父からお経(浄土真宗)の読み方を習って、
先祖の祥月命日や月命日には、祖父の隣に座っていつも一緒にお経を唱えていました。
お経の意味については分かっていませんでしたが、
歌うような感覚で楽しい気持ちがしていました。
父から聞いたのは、祖父は蓄音器でレコードを聴きながらお経を独学で学んだということ。
祖父は東洋大学から立正大学の院に進んだようで、仏教のことをいろいろと勉強したのだと思いますが、
どんなことを学んだのか聞きたかった。





9月15日(日)
松山の南條さんからクール便が届いて、なんだろう??と開けると、
タコの炊き込みご飯と大きなタコの足を炙ったのと、立派なシャインマスカット(愛媛産)に玉泉堂の温泉煎餅!
松山で新鮮なタコが手に入った時に南條さんが炊き込みご飯を作るという話を何度か聞いたことがあって、
おいしそうだと思ってはいましたが、届いてびっくり。
早速夕飯にいただきました。
細かく切ったタコと色鮮やかな枝豆、今回はタコとハモの出汁が使ってあるとのこと。
少し甘みを感じる上品なお味。
炙ってある足は、スライスして醤油と塩で。
タコが大好きな亮太君、とってもうれしそうでした。
食べながら、冴子さんのお母さんのことも思い出したりしました。
冴子さんのお母さんもとても料理上手で、贔屓のお魚屋さんがあって、軽トラに魚をつんでおうちに御用聞きにいらしてました。
一緒にその魚屋さんに出かけたこともあり、ザルに盛られた新鮮なお魚がずらりと並んでいて、
魚屋さんと相談しながらてきぱきと選んでらっしゃった姿が忘れられません。
そんな話を亮太君にもしながらの夕飯でした。
冴子さんも一緒にいたかも。






9月14日(土)
今朝も富士山が見えました。
今日は風がある。でもやはり暑かった。
大相撲結びの一番は琴櫻と若元春。
どちらも勝ってほしいけどそうはいかない。
若元春の勝ち。
さて虎さんですが、今日も広島に勝って首位巨人との差は2。
もしかして今年も、アレ??




9月13日(金)
朝、久しぶりに富士山が見えました。
午後、かいさんとお茶。
まずは先日のLUCAでの展示の話をおききして、
それから互いの近況なども話したり聞いたり。
かいさんと話していると、動くことに対して億劫になっている自分が見えてくる。
3日のささ記にもちょっと書きましたが、レインボーのカーテンのこと、
一年くらい日に当たって色が褪せた感じがいいと思うんだよねと言っていて、
そこまで考えていたんだなと。




9月12日(木)

今日も、暑い暑いと何度口にしたことか。
お休みの亮太君はこの暑い中、近美とエルメスの展示をはしごして、
予定だともう一つ展示を見に市ヶ谷まで足を伸ばすつもりのようでしたが、
さすがに暑くてそれはやめて帰ってきたとのこと。
私は暑さが落ち着いた5時過ぎ、自転車で羽根木公園の近くのお店に、嶺川さんの展示を見に出かけてきました。
途中、無人の農作物販売所があったり、藁の匂いがしたり、
犬の散歩に出かける人たちと犬たちとたくさんすれ違ったりして、長閑な感じが夏の終わりの夕方の光の中に溶け込むようでした。
嶺川さんの展示ブツをみながら、先月見たライブパフォーマンスの一部を思い出したりしてました。
興味深かった。
行きも帰りも空には半分の月がありました。




9月11日(水)

今日もたいへんに暑かった。
午後久しぶりに神保町に行き、亮太君の勤め先をのぞいてからいつも寄る古本屋さんへ。
岡鹿之助の『フランスの画家たち』という本が目にとまって中を開くと、最初にボナールについての記述がある。
少し読むと面白そうだったので、ある人の顔が思い浮かびプレゼントしようと購入。
私が岡鹿之助のことを最初に知ったのは、美術館とか美術書とかではなく、切手の絵柄からでした。
「雪の発電所」という絵の60円切手。
昨年ステーションギャラリーでみた「春陽会誕生100年 それぞれの闘い」展で、
岡鹿之助の作品を何点も見ることができ、おおお〜〜と感激しましたが、
こういう本を残していることは知らず、うれしい発見でした。





9月10日(火)
今日も暑うございました。
午前中自転車で歯医者さんへ。
行く時、木々がたくさんある場所の脇道を通ると、まだまだ蝉が鳴いていました。
汗だくて帰宅。
シャワーを浴びて洗濯をしてから遅めのお昼ご飯。
一人の時のお昼はだいたい昨夜の残りのお味噌汁(今日はあげと九条ネギ)、ご飯、
ゆうべのおかずが残っていたらそれも並べて(今日はなし)、梅干し、海苔、納豆、お茶。
さて大相撲3日目。
正代が3連勝、取組後のインタビューで「3連勝珍しいですね、雪が降るんじゃないですか」と答えたらしい。






9月9日(月)
今日も暑かったけど、今夜も月がきれいに見えています。
この月がどんどん膨らんでいくと中秋の名月、そう思うと涼やかな気持ちがします。
朝食の時、亮太君が邪念を振り払うような仕草をしたので、
何?どうしたの?と聞くと、一度は口をつぐんだものの、言いたかったのでしょうね、
その前にセザンヌの本の話をしたことから、!!とキタらしく、
座禅をする女性をザゼンヌっていうのはどう?と。
ザゼンヌ。。。




9月8日(日)
本日も暑い1日。
あちこちで御神輿を見かけました。
今日から大相撲9月場所。
ラヂオを聴きながら書いてます。
今場所、新入幕の白熊さんは初日⭐︎。

写真は、帰省中の金曜日、敦賀に行った時に見かけたお店のショーウィンドウ。
なんとも絶妙なバランス








9月7日(土)

今日も暑かった。
福井から戻って1週間か、と思う。
先週の木曜日はmojiへ。
mojiの前にお昼を。
6月に帰省した時、mojiの柴本さんにお昼ご飯のおすすめで教えて頂いた旬味泰平というお店に意気揚々と行ったら、
「臨時休業」の張り紙に亮太君とわたくしお店の前でがくっ。
が、柴本さんのご主人が、がくっとなったわれわれを迎えに来てくれて、
おいしいお蕎麦屋さんに車で連れていってくださったので、結局よかったのでした。

今回は行くまでドキドキしましたが、オープン時間と思っていたよりも前にすでに暖簾が出ていて、一番で入店。

カウンターに座って日替わり定食から亮太君は秋刀魚の塩焼き、私はヒラマサの照り焼きを選び、
カウンターの中の方達がそれぞれの持ち場で手を動かしているのを拝見しながら、おいしくいただきました。
亮太君はごはんをおかわりしていました。
おなかも気持ちも満たされたあとは歩いてmojiへ。
カフェオレと初プリン。柴本さんのプリン、やっと食べることができました。
素朴でおいしかった。
あとからいらっしゃったお客さんたちも、みなさんプリンをオーダーしていました。
柴本さんの手があいた時にかいさんの展示の話をたっぷりと。
彼女はお友達と車で神戸に行ったようです。
柴本さんの感性は豊かで鋭く、彼女の表現するもの全てに反映されていて、
会うたび、mojiに行くたびに、そういうことを少しずつ知ることができるのもうれしい。

写真は、mojiに行く時に見かけたショーウィンドウ。
ちょっと、かいさんっぽかった。









9月6日(金)

とても暑かったです。
午後、類ちゃんとZakkaで待ち合わせ。
Zakkaでお茶をするのは敷居が高すぎて、、とのことで一緒にお茶をしました。
眸さんが出してくださったお茶のしつらえにキラキラと目を輝かせて味わっていて、うれしくなりました。
今までで一番おいしいアイスミルクティーだったとのこと。
前回、類ちゃんと茨城のえっちゃんのところに行った時に、
行き帰りの車の中で、類ちゃんの息子君の話を聞いていたのだけど、
いい方向に進んだようで、その話も聞けてよかった。
6時過ぎスーパーに買い物に出ると、今日も西の空に月が見えました。





9月5日(木)
夕方、亮太君とスーパーに買い物に行く時、
西の空に細い月と星が見えました。星は金星だったようです。
買い物帰りに古本屋さんを2件はしご。
1件めで、古くてボロボロだけど、小さなサイズ、表紙の固さと青い色にとても惹かれて
セザンヌの絵の図版がたくさん入っている本を買いました。
昭和27年に弘文堂から出た本で、アテネびじゅつぶんこ・5 とある。
ようこそ、という気持ちになる。





9月4日(水)
晴。朝は涼しかった。
先日、彩さんから教えてもらった「嶽きみ」というトウモロコシが、いつも行くスーパーに並んでいたので、
一昨日迷わず買いました(2本入り)。
甘ーーーい。びっくりしました。
出回る期間が短いようで、食べることができてよかった。
1本は茹でただけ。2本目は、またスペアリブと一緒にスープ仕立てで。

旅のつづき。
先週の水曜日、かいさんの展示をみたあと、
六甲駅から阪急電車で大阪梅田に出ました。
とてもシックな茶色の電車がやってきて、調べたら阪急マルーンという色だとか。
大阪梅田からJR大阪駅に移動してサンダーバードで敦賀、敦賀からハピラインで鯖江。
初めての帰省コース。車窓からの景色も新鮮でした。
家では、今回も掃除やらご飯を作ったりしてました。
母に買っておいてもらった、福井産のシャインマスカットや福井産の梨が、やはりとてもおいしかった。
父は今年になってから、お酒を呑みたいと思わなくなって呑んでなかったのですが、
最近また復活したとかで、帰省中は亮太君とうれしそうに話をしながらお酒を呑んでいました。




9月3日(火)
夕方頃まで雨が降ったりやんだり。
洗濯はしました。

かいさんの展示「AT LUCA」のことを。
アトリエ時代やお店の時にもあった、背の高い白い棚を中心に空間が構成されていて、
壁、テーブル、棚、椅子、それぞれに、作品があるべきところに置かれている。
唯一、空中に束ねてかかっていたのがレインボーカラーのカーテン。
白い棚の一番上に配置されていた白黒ストライプ(マリメッコの生地)5連ポーチから目線を移動させると、
レインボーカラーのカーテンがあって、その色の対比も興味深かったです。
一つ一つの作品は見れば見るほど発見が広がっていくし、それらが一体となった空間としての展示は、
ウィットに富んでいて、軽やかで、かいさんはやはり天才でした。
亮太君が、レインボーカラーのカーテンの作品はモーリス・ルイスのようだと言った時に、となる。
一緒に見ることができてよかった。
そしてこの展示を仕掛けてくれたLUCAの三木さんに感謝。




9月2日(月)
晴。暑かった。
自転車でZakkaへ。11時半頃到着。
Zakkaのベランダの植物たちは生き生きしていて、眸さんと大野さんの植物への気持ちが伝わってくる。
眸さんと、LUCAでのかいさんの展示の話もできました。
眸さんが行かれた日もとても暑かったようですが、われわれが行った水曜日も暑かった。
10時頃新神戸に着いて、まず竹中大工道具館へ。
施設も展示の仕方も素晴らしかった。
展示されてるたくさんの道具を見ながら、亮太君のすぐ下の弟君が、京都の仕事でご一緒していた職人さんたちのことも頭に浮かぶ。
道具館のあとは「熊内6丁目停留所」からバスで六甲へ。
バスの窓の遠くに港が見えたり隠れたり。
六甲駅でロッカーに荷物を預け、MORISをのぞいて神社を抜けてお昼ご飯。
駅周辺で2つ候補があったのですが、中華のお店に。
部活帰りの男の子たちや、サラリーマンの人たちがいらしてて、
地元のお店って感じで賑わっていてお味もよかった。
そしていざLUCAへ(途中、coopやイカリスーパーももちろんチェック)。
つづく



9月1日(日)

雨が降ったりやんだりの1日。
ちと疲れて、今日はZakkaに行けず。
夕方、雨がやんだすきに自転車で夕飯の買い物。
行きも帰りもなぜだか自転車が軽やか、スイスイーと走る。
敦賀の松原海岸を歩いたのは一昨日のことなのに、ずっとずっと前のよう。