ささ記_September2024



9月の扉絵『街頭風景』






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佐々木美穂_miho sasaki





ポストカード

ご注文くださるとうれしいです。
買ってくださった方には引き続き、30周年ポストカードを同封いたします。






9月15日(日)
松山の南條さんからクール便が届いて、なんだろう??と開けると、
タコの炊き込みご飯と大きなタコの足を炙ったのと、立派なシャインマスカット(愛媛産)に玉泉堂の温泉煎餅!
松山で新鮮なタコが手に入った時に南條さんが炊き込みご飯を作るという話を何度か聞いたことがあって、
おいしそうだと思ってはいましたが、届いてびっくり。
早速夕飯にいただきました。
細かく切ったタコと色鮮やかな枝豆、今回はタコとハモの出汁が使ってあるとのこと。
少し甘みを感じる上品なお味。
炙ってある足は、スライスして醤油と塩で。
タコが大好きな亮太君、とってもうれしそうでした。
食べながら、冴子さんのお母さんのことも思い出したりしました。
冴子さんのお母さんもとても料理上手で、贔屓のお魚屋さんがあって、軽トラに魚をつんでおうちに御用聞きにいらしてました。
一緒にその魚屋さんに出かけたこともあり、ザルに盛られた新鮮なお魚がずらりと並んでいて、
魚屋さんと相談しながらてきぱきと選んでらっしゃった姿が忘れられません。
そんな話を亮太君にもしながらの夕飯でした。
冴子さんも一緒にいたかも。






9月14日(土)
今朝も富士山が見えました。
今日は風がある。でもやはり暑かった。
大相撲結びの一番は琴櫻と若元春。
どちらも勝ってほしいけどそうはいかない。
若元春の勝ち。
さて虎さんですが、今日も広島に勝って首位巨人との差は2。
もしかして今年も、アレ??




9月13日(金)
朝、久しぶりに富士山が見えました。
午後、かいさんとお茶。
まずは先日のLUCAでの展示の話をおききして、
それから互いの近況なども話したり聞いたり。
かいさんと話していると、動くことに対して億劫になっている自分が見えてくる。
3日のささ記にもちょっと書きましたが、レインボーのカーテンのこと、
一年くらい日に当たって色が褪せた感じがいいと思うんだよねと言っていて、
そこまで考えていたんだなと。




9月12日(木)

今日も、暑い暑いと何度口にしたことか。
お休みの亮太君はこの暑い中、近美とエルメスの展示をはしごして、
予定だともう一つ展示を見に市ヶ谷まで足を伸ばすつもりのようでしたが、
さすがに暑くてそれはやめて帰ってきたとのこと。
私は暑さが落ち着いた5時過ぎ、自転車で羽根木公園の近くのお店に、嶺川さんの展示を見に出かけてきました。
途中、無人の農作物販売所があったり、藁の匂いがしたり、
犬の散歩に出かける人たちと犬たちとたくさんすれ違ったりして、長閑な感じが夏の終わりの夕方の光の中に溶け込むようでした。
嶺川さんの展示ブツをみながら、先月見たライブパフォーマンスの一部を思い出したりしてました。
興味深かった。
行きも帰りも空には半分の月がありました。




9月11日(水)

今日もたいへんに暑かった。
午後久しぶりに神保町に行き、亮太君の勤め先をのぞいてからいつも寄る古本屋さんへ。
岡鹿之助の『フランスの画家たち』という本が目にとまって中を開くと、最初にボナールについての記述がある。
少し読むと面白そうだったので、ある人の顔が思い浮かびプレゼントしようと購入。
私が岡鹿之助のことを最初に知ったのは、美術館とか美術書とかではなく、切手の絵柄からでした。
「雪の発電所」という絵の60円切手。
昨年ステーションギャラリーでみた「春陽会誕生100年 それぞれの闘い」展で、
岡鹿之助の作品を何点も見ることができ、おおお〜〜と感激しましたが、
こういう本を残していることは知らず、うれしい発見でした。





9月10日(火)
今日も暑うございました。
午前中自転車で歯医者さんへ。
行く時、木々がたくさんある場所の脇道を通ると、まだまだ蝉が鳴いていました。
汗だくて帰宅。
シャワーを浴びて洗濯をしてから遅めのお昼ご飯。
一人の時のお昼はだいたい昨夜の残りのお味噌汁(今日はあげと九条ネギ)、ご飯、
ゆうべのおかずが残っていたらそれも並べて(今日はなし)、梅干し、海苔、納豆、お茶。
さて大相撲3日目。
正代が3連勝、取組後のインタビューで「3連勝珍しいですね、雪が降るんじゃないですか」と答えたらしい。






9月9日(月)
今日も暑かったけど、今夜も月がきれいに見えています。
この月がどんどん膨らんでいくと中秋の名月、そう思うと涼やかな気持ちがします。
朝食の時、亮太君が邪念を振り払うような仕草をしたので、
何?どうしたの?と聞くと、一度は口をつぐんだものの、言いたかったのでしょうね、
その前にセザンヌの本の話をしたことから、!!とキタらしく、
座禅をする女性をザゼンヌっていうのはどう?と。
ザゼンヌ。。。




9月8日(日)
本日も暑い1日。
あちこちで御神輿を見かけました。
今日から大相撲9月場所。
ラヂオを聴きながら書いてます。
今場所、新入幕の白熊さんは初日⭐︎。

写真は、帰省中の金曜日、敦賀に行った時に見かけたお店のショーウィンドウ。
なんとも絶妙なバランス







9月7日(土)

今日も暑かった。
福井から戻って1週間か、と思う。
先週の木曜日はmojiへ。
mojiの前にお昼を。
6月に帰省した時、mojiの柴本さんにお昼ご飯のおすすめで教えて頂いた旬味泰平というお店に意気揚々と行ったら、
「臨時休業」の張り紙に亮太君とわたくしお店の前でがくっ。
が、柴本さんのご主人が、がくっとなったわれわれを迎えに来てくれて、
おいしいお蕎麦屋さんに車で連れていってくださったので、結局よかったのでした。

今回は行くまでドキドキしましたが、オープン時間と思っていたよりも前にすでに暖簾が出ていて、一番で入店。

カウンターに座って日替わり定食から亮太君は秋刀魚の塩焼き、私はヒラマサの照り焼きを選び、
カウンターの中の方達がそれぞれの持ち場で手を動かしているのを拝見しながら、おいしくいただきました。
亮太君はごはんをおかわりしていました。
おなかも気持ちも満たされたあとは歩いてmojiへ。
カフェオレと初プリン。柴本さんのプリン、やっと食べることができました。
素朴でおいしかった。
あとからいらっしゃったお客さんたちも、みなさんプリンをオーダーしていました。
柴本さんの手があいた時にかいさんの展示の話をたっぷりと。
彼女はお友達と車で神戸に行ったようです。
柴本さんの感性は豊かで鋭く、彼女の表現するもの全てに反映されていて、
会うたび、mojiに行くたびに、そういうことを少しずつ知ることができるのもうれしい。

写真は、mojiに行く時に見かけたショーウィンドウ。
ちょっと、かいさんっぽかった。








9月6日(金)
とても暑かったです。
午後、類ちゃんとZakkaで待ち合わせ。
Zakkaでお茶をするのは敷居が高すぎて、、とのことで一緒にお茶をしました。
眸さんが出してくださったお茶のしつらえにキラキラと目を輝かせて味わっていて、うれしくなりました。
今までで一番おいしいアイスミルクティーだったとのこと。
前回、類ちゃんと茨城のえっちゃんのところに行った時に、
行き帰りの車の中で、類ちゃんの息子君の話を聞いていたのだけど、
いい方向に進んだようで、その話も聞けてよかった。
6時過ぎスーパーに買い物に出ると、今日も西の空に月が見えました。





9月5日(木)
夕方、亮太君とスーパーに買い物に行く時、
西の空に細い月と星が見えました。星は金星だったようです。
買い物帰りに古本屋さんを2件はしご。
1件めで、古くてボロボロだけど、小さなサイズ、表紙の固さと青い色にとても惹かれて
セザンヌの絵の図版がたくさん入っている本を買いました。
昭和27年に弘文堂から出た本で、アテネびじゅつぶんこ・5 とある。
ようこそ、という気持ちになる。





9月4日(水)
晴。朝は涼しかった。
先日、彩さんから教えてもらった「嶽きみ」というトウモロコシが、いつも行くスーパーに並んでいたので、
一昨日迷わず買いました(2本入り)。
甘ーーーい。びっくりしました。
出回る期間が短いようで、食べることができてよかった。
1本は茹でただけ。2本目は、またスペアリブと一緒にスープ仕立てで。

旅のつづき。
先週の水曜日、かいさんの展示をみたあと、
六甲駅から阪急電車で大阪梅田に出ました。
とてもシックな茶色の電車がやってきて、調べたら阪急マルーンという色だとか。
大阪梅田からJR大阪駅に移動してサンダーバードで敦賀、敦賀からハピラインで鯖江。
初めての帰省コース。車窓からの景色も新鮮でした。
家では、今回も掃除やらご飯を作ったりしてました。
母に買っておいてもらった、福井産のシャインマスカットや福井産の梨が、やはりとてもおいしかった。
父は今年になってから、お酒を呑みたいと思わなくなって呑んでなかったのですが、
最近また復活したとかで、帰省中は亮太君とうれしそうに話をしながらお酒を呑んでいました。




9月3日(火)
夕方頃まで雨が降ったりやんだり。
洗濯はしました。

かいさんの展示「AT LUCA」のことを。
アトリエ時代やお店の時にもあった、背の高い白い棚を中心に空間が構成されていて、
壁、テーブル、棚、椅子、それぞれに、作品があるべきところに置かれている。
唯一、空中に束ねてかかっていたのがレインボーカラーのカーテン。
白い棚の一番上に配置されていた白黒ストライプ(マリメッコの生地)5連ポーチから目線を移動させると、
レインボーカラーのカーテンがあって、その色の対比も興味深かったです。
一つ一つの作品は見れば見るほど発見が広がっていくし、それらが一体となった空間としての展示は、
ウィットに富んでいて、軽やかで、かいさんはやはり天才でした。
亮太君が、レインボーカラーのカーテンの作品はモーリス・ルイスのようだと言った時に、となる。
一緒に見ることができてよかった。
そしてこの展示を仕掛けてくれたLUCAの三木さんに感謝。




9月2日(月)
晴。暑かった。
自転車でZakkaへ。11時半頃到着。
Zakkaのベランダの植物たちは生き生きしていて、眸さんと大野さんの植物への気持ちが伝わってくる。
眸さんと、LUCAでのかいさんの展示の話もできました。
眸さんが行かれた日もとても暑かったようですが、われわれが行った水曜日も暑かった。
10時頃新神戸に着いて、まず竹中大工道具館へ。
施設も展示の仕方も素晴らしかった。
展示されてるたくさんの道具を見ながら、亮太君のすぐ下の弟君が、京都の仕事でご一緒していた職人さんたちのことも頭に浮かぶ。
道具館のあとは「熊内6丁目停留所」からバスで六甲へ。
バスの窓の遠くに港が見えたり隠れたり。
六甲駅でロッカーに荷物を預け、MORISをのぞいて神社を抜けてお昼ご飯。
駅周辺で2つ候補があったのですが、中華のお店に。
部活帰りの男の子たちや、サラリーマンの人たちがいらしてて、
地元のお店って感じで賑わっていてお味もよかった。
そしていざLUCAへ(途中、coopやイカリスーパーももちろんチェック)。
つづく



9月1日(日)

雨が降ったりやんだりの1日。
ちと疲れて、今日はZakkaに行けず。
夕方、雨がやんだすきに自転車で夕飯の買い物。
行きも帰りもなぜだか自転車が軽やか、スイスイーと走る。
敦賀の松原海岸を歩いたのは一昨日のことなのに、ずっとずっと前のよう。