9月の扉絵『葡萄』
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佐々木美穂_miho sasaki
ポストカード
引き続きよろしくお願いします
9月26日(金)
今朝も富士山がみえました。
午後3時に亮太君と新宿で待ち合わせ。
亮太君は、千葉県立美術館で高島野十郎展を見てから、
私は洗濯物をとりこんで遅い昼ごはんを食べてからの新宿。
高島野十郎展はすごくたくさん作品があって、ギリギリまでみて約束の時間に間に合わせたため、
海も見られず、お昼ご飯も食べてなかったらしく、新宿での用事はさささと済ませて帰宅。
帰ってきてから図録をみせてもらい、展示がどうだったか話してくれるのを聞く。
亮太君、昨日は本郷の東大に大江健三郎「テクストよ眼ざめよ」を見てから、
お茶の水のディスクユニオン経由渋谷シネマヴェーラで映画を見て帰ってきてました。
週5日の仕事もとても大変なのに、お休みの日のこの行動力。
私はといえば、今日はそんなに人が多くなかった新宿でしたが、なぜかとても疲れてしまう。
少し休んでから一緒に夕飯の買い物に出ると、空に三日月が輝いていました。
9月25日(木)
朝から富士山がよくみえました。
少し暑かったけど、もう暑さをなつかしむような秋の気持ちになっている。
あまりに暑かった夏、葉っぱも茎もカラカラになっていたベランダの植物たちは、
このところ少しずつ潤いを取り戻しています。
9月24日(水)
晴。
ベランダの紫蘇の穂に花が咲き始めました。
小さな白い花はバジルの花ほど香らないけど、顔を近づけて匂いを吸いこみました。
さて大相撲、今場所は、両横綱、大関、そして正代が調子よくって今日は安青錦に勝ちました。
阿炎は昨日初日が出て、今日も勝って2勝目。
琴櫻と阿炎を贔屓にみているのは、琴櫻のお父さんの琴ノ若、阿炎の師匠の寺尾を現役時代に好きだったから。
若元春と若隆景兄弟が好きなのは相撲がかっこいいから。
今場所の千秋楽は、久しぶりに横綱対決が見られるといいな。
9月23日(火)
今日も風の気持ちいい一日。
1日に何度も御神輿の威勢の良いかけ声を聞きました。
午前中からお昼過ぎまで、スペシャルな時間の中に身を置いていました。
この時間のことをお知らせできるのは、11月くらいかな。
ゲージツの秋です。
9月22日(月)
午前中は洗濯やら銀行やらスーパーやら薬局やら。
午後外に出たらとても涼しくて、すぐ秋の気分になる。
moji(福井)の包装紙の、原画の額装ができたとのことでウエマツへ。
このところずっと包装紙を見ていたので、久しぶりに原画(コラージュ)を見た時、
けっこうな迫力にどきっとしたのと同時に、額装されてちょっと恥ずかしいような、
くすぐったいような気持ちにもなる。
作品が大きいからかな。
ウエマツのKさんには今回もお世話になりました。
あとは無事にmojiに届いて、お店に飾られるのを楽しみに待つ時間へ。
大相撲、若隆景と霧島の関脇同志の一番がとてもよかった。
9月21日(日)
東京は真夏日だったようですが、陽ざしに夏のような強さはなく、湿気も少なくて、
お昼にスーパーに出かけたけど、あつっっ とはならなくてよかった。
スーパーにりんごの未希ライフが並ぶと、毎年一度は買っています。
今日買ったので、お昼ご飯のあと早速ひとつ食べました。
未希ライフは酸味はあまりないけど(りんごは酸味のあるほうが好み)、
甘みとしゃきしゃき感が好きで、今日買ったのもおいしかった。
それにしてもずっとトマトが高い。
9月20日(土)
昨晩は、あけた窓から入ってくる虫の音が心地よかった。
曇りだけどどうしようかと思いつつ洗濯をする。
昨日の父じゃないけど、「平凡」という言葉をいつからか気に入ってます。
2016年宇都宮18番での個展DMの作品タイトルは「きんいろの平凡」。
この作品は今うちに飾ってあって、作品の中で使った「平凡」という文字を
昨日またあらためて眺める。
そして、昨夜寝るときにひさしぶりに読んでいた長田弘の詩集
『世界はうつくしいと』の中の「なくてはならないもの」という詩に
平和とは(平凡きわまりない)一日のことだ
という言葉をみつけた。
きんいろの平凡
9月19日(金)
朝、亮太君がベランダに出るなりこちらを向いて
「息がしやす〜い」とうれしそうに言ってました。
ようやく涼しい朝になりました。
数日少し体調を崩してましたが、すっかり元気に誕生日を迎えられてほっとする。
50代最後の歳となりました。
父からの誕生日メールは、
「来年は還暦か~!こちトラ、年取るはずだよな-
ともあれ、これからも健康で、平凡な日々を」
「トラ」と、「平凡な日々を」に ぐっときました。
9月15日(月)
昨日から大相撲が始まっていたのに、昨日はラジオを聴くのをすっかり忘れていて、
今日は夕方から楽しみに聴きました。
今場所はどうなるかしら。
2日目を終えて、横綱大関が二勝している始まりでよかった。
9月14日(日)
くもりがちですが時折陽ざしがあって、湿度が高い。
朝みえた富士山は、山頂の雲が雪のようでした。
今日通りですれ違った女性をみた瞬間、
お隣の小学生の女の子の40年後に出会ったような気がした。
お隣の女の子と親しいわけでもないし、すれ違った女性も知らない人なのに、咄嗟にそんな気がしたことが不思議で、
その瞬間の私はもしかしたら100歳の顔をしてたりして。。
写真は今朝の富士山
9月13日(土)
風があって洗濯物が揺れている。
飛ばされるような風ではないので、落ち着いてみていられる。
先日刷り上がったmojiの包装紙が柴本さんから本日届く。
完璧で美しい梱包。
ルームシューズの藤原さんも、完璧かつ美しい梱包ができる人。
すごいなと思う。
包装紙、早速1枚は貼って眺め、1枚は4つに折ってそれぞれの面の柄をみてみる。
とってもいい仕上がり。
柴本さんが作った焼き菓子が、この包装紙に包まれている様子を想像する。
かわいいだろうなと思う。
今年は、京都のhisoca、福井のmojiと2つのお店の包装紙を手がけることができました。
うれしい。
近いうちにhomspun,hisoca,mojiと3つのお店の包装紙を見ることができるページを作ろうと思ってます。
9月12日(金)
曇り。
昨日の雨で空気が少し冷めた感じがしました。
さて、佐賀県鳥栖(とす)市にある「ペンギンブックストア」さんで、ポストカードを置いてくださることになりました。
昨年の8月にopenした本屋さんだそうです。
お店にお立ち寄りの際、目にとまったら手にとってみてもらえるとうれしいです。
お店の立石さん、声をかけてくださりありがとうございました。
ぺンギンブックストア
9月11日(木)
午前中は晴れていたのに、予報通り、、午後雷と豪雨。
約束の時間を遅くしてもらい、雨が弱まるのを待って普通の雨になってから出かけるも、
表参道に着いて外に出たらこっちが豪雨でした。
かいさんの展示を見に歩き始めた途端、ワンピースの裾も持っていたナイロンバッグもみるみる濡れて色が濃くなる。
もはや楽しくなっていました。
今回KAI初めての展示会。
れんさん(かいさんのご主人)の事務所の一角にKAIの服がかけられていて、
型数は少ないけれど、かいさんがこのために準備したその小さな空間と洋服のバランスは、さすがでした。
展示会のinvitationが届いた時からわくわくが始まっていましたが、想像よりさらに。
かいさんの表現に触れることは、至福。
お茶をいただきながらゆっくりさせてもらい、帰る頃は雨はすっかり上がって、
渋谷まで歩く道がいつもと少しちがってみえる。
9月10日(水)
曇りがちだから涼しいのではないかと外に出たら、今日もすごい湿気。
午後homspun春夏の展示を見せてもらってからお店にも寄る。
暑いけれど、ウールのものも少しずつ並んでいて、
かわいいピンクと赤のカーディガンが重なっている様子が、お店のピンクの壁に映えていました。
お店の稲船さんが、手袋とかつける寒い日がほんとに来るんでしょうかと、案外真顔で言っていて、
きますよなんて言ったけど、来るのかなと思ってしまう。
9月9日(火)
外に出たら、思っていたよりもずっと暑かった。
昼前築地にかつお節を買いに出かける。
そのあと銀座に出て、資生堂ギャラリーの展示をみて帰宅。
鏡の作品、ベッドとベッドカバーの作品にとても惹かれる。
9月8日(月)
晴。
井上究一郎の『幾夜寝覚』を読んでいたら、
1988年5月29日にミラノで泊まったホテルの名前に、あ、、と思い、
「セツ水彩の旅」のしおりを開いて確認すると、やはり同じホテルでした。
当時私たちがヴェネツィアからバスでミラノに入ったのが1988年の4月29日、
井上氏たちがミラノに泊まったちょうどひと月前だった、という偶然に心が躍る。
9月7日(日)
月がきれい。
深夜に皆既月食が見られるようだけど、みるのはちょいと難しいかな。
夕方、窓の外は神輿を担ぐ威勢のよい声が響いていました。
お昼、牧内さんとお子ちゃまとbuikで待ち合わせてランチから。
昨日選んだプレゼントは、気に入ってもらえました。よかった〜。
buikに来る前に109のサンリオshopで買ってもらったというシールを早速カバンから出して、
ノートに次々と貼っていました。
午前中で上がったbuikの佳奈さんが、われわれに同席してくれました。
佳奈さんは牧内さんのチクテ時代に働いていて、
その時一緒に働いていた人たちが皆それぞれ独立して人気のカフェをやっていて、
さらにlentoで働いていた人たちも今、続々とお店を始めているとか。
佳奈さんがみんなすごいですねと牧内さんに話したりしてました。
牧内さんと佳奈さんの関係は、眸さんとZakkaOGとの関係のようでもあるけど、
牧内さんはZakkaOGでもあるわけでして。
ランチの後はZakkaへ。
牧内さん久しぶりのZakkaだから楽しみにしていたようですが、
眸さんと話す時は今でも少し緊張している様子が伝わってきます。
素敵でした、そういうのも含めて関係性が。
そして〜〜、夜、虎さんが優勝を決めました〜。
史上最速で。
先月福井に帰った時、父が、早いうちに優勝を決めて欲しいって言ってたけど、そうなりました。
9月6日(土)
朝からからっと晴れて、富士山もよく見えました。
洗濯を2回。
明日かわいいお子ちゃまに会うので、彼女が今好きなものをママに聞いて、午後それを買いに出かける。
シナモン、サンリオのキャラクターなんですけど、わたくし知りませんでした。
(亮太君は知ってた)
クロミちゃんだったら知ってるんだけどな。
昨年のみうらじゅん流行語大賞にエントリーしてたから。
9月5日(金)
朝からよく降りました。
5時頃にはすっかりやんで少しずつ晴れ間が広がり、雲の上に富士山も顔を出しました。
涼しい夕方。
午前中栄子さんから食料がたくさ〜ん届く。うれしい。
野菜もいろいろ入れてくださっていたので、今日はスーパーに行かなくてもいい。
オレンジと黄色と赤のミニパプリカは、残しておいたピクルス液があったので、きゅうりと一緒に早速つける。
色合いがとってもかわいい。
写真は5時55分の富士山。
9月4日(木)
思っていたより雨は降らなかった。
雨が降りそうだったので電車で、Zakkaへ。
お店に入った時は何組かお客さんがいらっしゃいましたが、
帰られてからしばしゆっくり眸さん(佐藤さんはお休みの日)とおしゃべりできました。
眸さんが先月麻子ちゃん鮎子ちゃんたちと出かけた旅の話や、読んでいる本のこと、
そして眸さんの子供の頃の習い事の話も。習い事のことは初耳で、新鮮な驚きでした。
初日とはまた違った布ものがありました。
毎日少しずつ縫っていらして、できた分から並べているから。
今日は棚に紺系の小さな変形コースターが積み上げられていて、
手に取るとまだ仕上がってないものだったので、
眸さんに言ったら、笑いながらこっちに戻してくださいと。
前にも何度かそんなことがありました。
眸さんは作っている布物を仕上げる前に、どこに並べようかと一度お店の中に置いてみているので、
今日のコースターも昨夜置いたまま忘れてしまったようです。
(こういう裏話しない方がいいのかなと思いつつ書いてしまいました)
Zakkaのあとスパイラルに寄って、きらしていた封筒を買って帰宅。
夕方、お休みの亮太君とスーパーに買い出しに行ってから古本屋さんをのぞく。
篠山紀信写真による『作家の仕事場』なる写真集の作家たちに見入る。
迷ったけど、一旦棚に戻して帰ってきました。
9月3日(水)
今朝は昨日よりもはっきり富士山が見えました。
夕方富士山が見えるかなとベランダに出ると、富士山の上の雲だけ茜色に輝いていました。
亮太君から借りて、井上究一郎の『幾夜寝覚』を読み始める。
毎朝ベランダの植物たちに水やりの時、
バジルの甘くて清らかでうっとりする香りが鼻をかすめるのと同じ感じがして、
読み進めるのがもったいない気がしています。
9月2日(火)
今日も暑かった。
風があったからか、1日を通して富士山がみえました。
空がとても青い。
今日は柴本夫妻と9時に待ち合わせをして、1時間ほど私の気に入っている散歩コースをさくっとご案内。
緑が多いところを歩いたので、楽しんでもらえたみたい。暑かったけど。。
お昼前に高速に乗り、夜の7時過ぎ、無事に帰りました〜 と連絡をもらってほっとする。
しばし余韻のひととき。
9月1日(月)
猛暑で始まった9月。
福井から車で上京のmojiの柴本夫妻と約束の日でした。
まずは10時半にウエマツで待ち合わせ。
もうすぐお目見え予定の、moji包装紙。
包装紙の原画を額装してお店に飾ることになり、ウエマツのKさんにご相談しながら決めました。
A1の大きな原画なので、額装のフレームも限られてきて、
でも最終的に柴本さんがいいと思えるものに決めることができてよかった。
mojiの中でどんな風に見えるか、今から楽しみ。
ウエマツの後はZakkaへGo!。
柴本さんたちにとっては1年半ぶりのZakka。
喜びと憧れと緊張の混じった面持ちで、Zakkaの空間にいる柴本さん。
でもいつだって眸さんや佐藤さんとの距離感をちゃんと保っていて、
佇まいが静かで、Zakkaと眸さんのことが本当に好きな人たち共通の佇まいだと思う。
北出さんのポストカードファイルから、好きなカードをあれこれと選んでいる仕草もよかった。
Zakkaのあと一旦解散して、夜はうちでご飯。
夕暮れにうっすらと富士山が見えたのでお二人に教えたけれど、富士山を認識するのに少し時間がかかっていて、その感じが新鮮でした。
日が短くなってきたけれど、ちょうど暮れ始めから、夜になっていく空も見てもらえたし、
料理もおいしいと言って食べてもらえたし、お二人が解散後神保町で買ってきてくれたデザートもおいしくいただき、
サンニコロゲームもしたりして、たいへん楽しい夜になりました。
今月の扉絵は久しぶりに「葡萄」
実はうちにずっと飾ってます。