ささ記_November2024

 

11月の扉絵『芋』





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佐々木美穂_miho sasaki



ポストカード
よろしくお願いします





11月30日(土)
毎日晴れて、青い空に真っ白な富士山が見えます。
昨日かいさんからいただいた赤い花(パイナップルセージ)や葉っぱだけのティートゥリー、
それからドライの月桂樹にこれからドライになるセージをあちこちに飾ったので、
あちらこちらでいい匂いがする。
夜、亮太君と嶺川貴子さんのソロライブへ。
この夏にみたパフォーマンスと、そのあとカフェでみた小さな愛おしいものたちの展示とが
私の中でひとつになったライブでした。
開演前、嶺川さんがひとりで準備をされていて、
そのうち
こんばんは、こんばんは、という音が流れてきて、
いつしか始まって、ます、ました。
すばらしかった。





11月29日(金)
朝、雲がまとわりついていた富士山は、まもなくスッキリ見えてきました。
午後、亮太君とかいさんのおうちへ。初めてお招きにあずかりました。
これまでかいさんから住まいの様子を伺うたび、それらの断片を集めて構築した空間が頭の中にありましたが、
実際のおうちは、家族とともに暮らしていく中で積み重なった時間があちこちに感じられるあたたかな場所でした。
ここがかいさんの中心だと思わせるような。
憧れのお庭もついに見せてもらいました。
思っていたより広かった。香りのする植物があちこちに植えられていました。
大きな瓶の中にはメダカも。
かいさんの次男君もわれわれのお茶の時間につきあってくれて、
亮太君とも音楽や映画の話をしてくれてました。
それから、猫ちゃんにも会えた。毛並みのよい、おとなしい猫ちゃん。
リビングのあちこちには絵や写真が飾ってあって、
2方の窓の外は、鳥が運んできて最初は小さかった木が、
2階の窓の高さまで大きくなったのが見えて、レコードがかかっていて、静かな美しい午後でした。
帰り際、庭の植物をたくさん持たせてくれて、そのまとめ方、包み方やリボンの選び方まで、何もかもがかいさん。
亮太君と一緒に行けてよかった。





11月28日(木)
晴れましたが、昨日よりは寒かった。
とはいえ、暖かいです。
先日ともこさんと彩さんから届いたポストカード(下の写真)、
(ゴッホはともこさん、セザンヌは彩さん)、どちらの絵も1888年に描かれたものでした。
そして机の前にずっと貼ってあるセリュジエのポストカードもなんと1888年に描かれたものでした。




















11月27日(水)
快晴。
コートははおってなかったのに、歩いていると汗ばむほどの気温でした。
鰹節を買いに意気揚々と築地に出かけたら、なんとお休みでした。
気をとりなおして、歩いて銀座方面へ。
岩手の物産館をのぞいて、銀座は今日はどこにも寄らず、京橋から日本橋へ。
日本橋で2つ用事を済ませてから、三越脇の江戸桜通りを歩く。
先日この道を初めて歩いて、すっかり魅了されてしまいました。
秋から冬にかけての木々の様子と陽ざし、両脇の建ち並ぶクラシカルな建物との景色は、
通りの先にセーヌ川があるのではないかとさえ思ってしまいます。
最後にうさぎやでどらやきを買って帰宅。
夕方になってもまだ暖かく、桃色の夕暮れの中富士山がみえました。




11月26日(火)
夜になって雨、けっこう降ってます。
近くの空き地に巨大化した朝顔がたくさん咲いていて、まだ咲き続けています。
午後近所の大学のイチョウ並木を見に行くと、まさに黄金色に輝いてました。
部屋の窓から見える遠くの桜の木も赤く染まってきて、
東京は今、紅葉が見頃なのかもしれません。






11月25日(月)
快晴。1日中富士山がみえました。
大相撲は琴櫻が優勝。
優勝インタビューの中で、
先代の琴櫻(おじいさん)も27歳で大関5場所目に優勝という同じタイミングだったことについて、どう思いますかというようなことを聞かれた時に、
「間に合ってよかったです」と答えるところもスキでした。
今日は午後、亮太君と、高橋悠治(ピアノ・作曲)と波多野睦美(メゾソプラノ)のお二人による、
シューベルト「冬の旅」と、シューベルトの詩に高橋悠治さんが曲をつけた「時」(初演)を聞きに行ってきました。
コンサートホールの会場に1箇所細長い曇りガラスがはめ込んであるところがあって、
その曇りガラス越しに木の葉の揺れや陽の移ろいが感じられ、
お二人の音を聞きながら、時折見るとはなしにガラス越しの移ろいをみました。
波多野睦美さんが歌うドイツ語の響きも美しく、高橋悠治さんが目の前でピアノを弾いてらして、
こんな時の中にいられることが夢の中のことのように思う。
2時半から始まり、終わって外に出てもまだ空は青く、坂道をくだりながら日常に戻っていきました






11月24日(日)
快晴。
朝、富士山が少しずつ雲をまとって大きくなってました。
起きると鼻水はすっかりとまって、ほっとしてます。
昨夜の夕飯時、イタっ!と声を出した亮太君、
天日干しのを焼いたカマスに指を噛まれて少し出血。
笑ってしまいました。
けっこう大きな口を開けていたカマスでしたから。
さて、これから千秋楽を集中して聞く時間です!





11月23日(土)
晴れましたが、今日は風が冷たかった。
風邪を引きそうな感じがあったので一昨日は葛根湯を、昨夜は頭痛がしたのでバファリンを飲んで寝ました。
熱はまったくなく、頭痛もなくなりましたが、今日は鼻水の症状がひどくなってきたので小青竜湯を飲む。
小青竜湯、今年の初めの亮太君の風邪の時に買ってとてもよく効いたので、私の症状にも合うといいのですが。
さて、大相撲は明日千秋楽。
大関の琴櫻と豊昇龍ともに13勝1敗で迎えます。
どきどきしちゃいます。
阿炎の優勝はもうないけど11勝3敗で千秋楽に。






11月22日(金)

朝、真っ白な富士山!
そして、真っ青な空に月も。
あたたかくていいお天気でした。
クレマチスのジェームスと一緒に買った和バラのヤマトナデシコは、
1週間で全部開いて、固い緑色の小さな蕾はピンクにはなったのだけど、開かないうちに枯れてしまいました。
バラを長持ちさせるのはなかなか難しい。

写真はうちに来て3日目のバラ
ガラスのピッチャーはフィレンツェに住んでいた時、
隔週だったか、週末に行われていた蚤の市で買ったもの







11月21日(木)
朝一番、洗面所でドライヤーのコードのねじれを直す。
部屋は、昨日栄子さんが送ってくれた柚子のいい香りがしてましたが、
その柚子で亮太君がジャムを作ってました。
煮込んでる間じゅう、爽やかな甘い香りで満たされました。
2時頃、岩田さんと美智子さんと桃居で待ち合わせのため出かける。
小野哲平 二階堂明弘 二人陶展の初日。
今日は器の販売はなく、ゆっくり作品をみるための日とのことで、
哲平さんの器は昔の作品が並んでいました。
二階堂さんの器は、初めて拝見しましたが、フォルムが繊細で美しい印象を受けました。
そのあと、岩田さんと美智子さんとbuikでお茶。
ニューヨークの話をたくさん聞けました。
buikのあとお二人は、ブルジョワをみにいくとのこと。
森美術館は遅くまで開館しているからいいのとおっしゃっていました。
東京に着いたその足で桃居、そしてブルジョワ展も見に行くこと、
ニューヨークでもパリでもそんな風に美術館やギャラリーに出かけている様子が想像できます。
ほんと、かっこいい。





11月20日(水)
雨は冷たかった。
先日、岩田さんが素焼きと一緒に入れてくださったお手製のサンマの辛煮。
亮太君は、んま、んま、と漏らしながら食べていました。
これまでも鰯の糠炊き、糠漬け、高菜漬け、だいだいジャムにレモンジャムの時もそう。
自発的に、んま が出てきます。
私が作った料理は、おいしい?と聞かないと言わないんですけど。

写真はまだまだ元気なジェームス。壁にかけてある素敵なコラージュ作品の前にて








11月19日(火)
快晴。
朝、てっぺんの白い富士山がみえました。
今日は寒かった。
午後の早い時間に夕飯の買い物に出かけた時、手袋が欲しいと思ったくらい。
近所に、金柑がたわわに実っているおうちがあります。
おうちの方が採らないので毎年おいしそうなのがずっと残っています。
その金柑の隣は白いサザンカが満開。
柿がたわわに実っているおうちもあります(ここのおうちは毎年収穫しています)
昨日スーパーで買った大きな富士柿を、朝食の時に食べました。
甘くてびっくり。
また今度買ってみよう。
そういえばスーパーにはもう!イチゴが並んでいました。






11月18日(月)
くもり。
風の音がしています。
寒いという予報でしたが、それほどでも、と思う。
昨夜、亮太君のCDファイルケースから何かかけようとジャケットをいろいろみていた時、
Buddy Hollyの名前をみて、
「ね、このブッディ・ホリーって誰」?って言った次の瞬間、あ、バディ・ホリーだと気づいて、
亮太君には「仏(ほとけ)的な誰かかと思った?」って言われ、お腹が痛くなるほど笑いました。






11月17日(日)
快晴。
東京は暑いくらいでした。
夕暮れ時、富士山。
昨晩は満月だったけど曇りで見えなかったので、今晩が楽しみ。
大相撲は中日。
アビちゃんがここまでまだ2敗。
阿炎の取組を聞くたび、錣山親方がラジオの解説時、阿炎についてはクールに話すことをいつも思い出します。
アビちゃんは幕内優勝した時の表彰状を錣山親方の棺桶に入れたそうです。
また優勝すればいいだけですからと言って。
夜になってまんまるの月がみえました。近くにいるのは木星。






11月16日(土)
くもり。
ベランダのバジルはまだ白い花が咲いてます。
とってもいい匂いがするんです。





11月15日(金)
くもり。
洗濯をしたけどやはり乾かず、夕方から部屋干しと浴室干し。

昨年、初個展から30年記念で初個展のDMと同じ作品でポストカードを制作しました。
ポストカードを販売してくださっているお店と、niloのポストカードのページで買ってくださった方に、
ささやかなプレゼントとしてお渡ししていました。
制作時、1年後に販売もしたいと考えていたので、少し多めに印刷していました。
こちらからお声がけしたお店にも先週あたりから並んでいると思います。
コラージュのポストカードを販売するのは初めてですが、
これまでの絵柄と共に手にとってみてもらえるとうれしいです。

30周年記念postcardも販売してもらっているお店をお伝えします。
北から順に、
in-kyo(三春)、ATELIER N°18 TRAVAIL(宇都宮)、Zakka(青山)、moji(福井)、
cage(奈良)、TKM FURNITURE(倉敷)、SOTOSU(今治)、aaltocoffee(徳島)、
まちのシューレ963(高松) 、orange_橙書店(熊本)。

niloのポストカードのページにも掲載してます。
どうぞよろしくお願いします。









11月14日(木)
くもりの1日。
午前中岩田さんからミホ碗のことで電話をもらい、用件が済むと、めずらしい人と代るねと。
「もしもし、美穂ちゃん?」その声を聞いただけで、よしみさん!とすぐに分かる。
parisのよしみさん(陶芸家の二村好美さん)でした。
昨日から福岡にいらしていて、岩田さんのところに遊びにきているそう。
最初によしみさんを紹介してくださったのが岩田さんでした。
1992年の終わりか1993年の初めのparisで。
当時マレのギャラリーで岩田さんが個展をしていることを日本からparisに遊びに来ていた知人が教えてくれて、
出かけたら個展は昨日まで!でも中で搬出作業をしていた岩田さんと美智子さんが。
まだしばらくparisにいるとのことで、何度かお会いした時によしみさんを紹介してくれたのでした。
当時よしみさんは、パートナーのフランクさんとサンルイ島で暮らしていて、
天井まである本棚に囲まれたリビングや、赤いタイルが貼られた小さなキッチンなど、ドキドキしてました。
フランクさんは料理も上手で、ムフタールの市場によしみさんと3人で出かけて、
市場で買った魚がメインのランチを手際よく作って食べさせてくれたり、
泊まった時の翌朝は、ポアラーヌのカンパーニュにバターとママレード、紅茶はマリアージュのラプサンスーチョン。
その組み合わせのおいしさにびっくりしたことを今でも覚えてます。
ポアラーヌとマリアージュを初めて知った日でした。
1994年と1995年にもparisに短期のアパートを借りてひと月ほど住んだので、
よしみさんとフランクさんにはとてもよくしてもらいました。
今日よしみさんと話したあと、当時のことをいろいろと思い出しました。
いい思い出がたくさんありました。






11月13日(水)
今日も快晴。
上着いらず。
午前中歯医者さんだったので自転車で表参道へ。
自転車が気持ちいい。
歯医者さんのあとABCに寄る。
洋雑誌の棚は先日とあまり変わりがなく、インテリア、建築の棚へ。
昨日コンラン展のあとミュージアムショップをのぞいた時、コンラン氏の日本版の本が気になったのでもう一度みてみる。
その後、別の棚に移動してTaschenから出ているGIO PONTIの洋書をまた手にとってみる。
ハードカバーで写真もよくて、値段も高くないのになぜか何年も売れないまま残っていて、買うことにする。
買うタイミングだったのだ。
大相撲は4日目。結びの一番(琴櫻と若隆景)を聴いてから、近所に水を買いに行く。
帰りマンションの入り口でポストをチェックしている住人の女性と一緒になり、
エレベーターに先に乗って、その方に乗りますか?と聞いたら、
はい!と小走りでやってくるので、あ、ゆっくりどうぞと声をかけたけど、いらっしゃって少しだけおしゃべり。
マンションの大修繕工事でポストも新しくダイヤル式になったのですが、
ダイヤル、難しいですよね、なんかいつもずれちゃってと話してらして、そうですよねと相槌。
成人したお子さんと高校生くらいのお嬢さんがいらっしゃるんだけど、
越してきた当時からずっと変わらず美しく、マスクをしてらしたけどアイメークバッチリで、
話し方もとてもかわいくて、わたくし部屋に戻ってからしばらくにやけちゃって、しかも明るい気持ちになってました。






11月12日(火)
快晴。暑いくらいでした。
昨晩は洗面所に蚊がいました、、、。
さて、今日は楽しみにしていた牧内さんとのデートの日!
ステーションギャラリーの入り口で待ち合わせて、まずはコンラン展から。
友人から招待券をいただいていたので、牧内さんもきっと好きだろうとお誘いしたらやはり!
それぞれのペースでじっくりみつつ、
時折一緒になった時は、展示物についてミーハーな感想を言い合い展示を楽しみました。
桑沢出身の牧内さん、Zakka時代から彼女が作る鍋つかみやコースターには、
牧内さんならではのデザインが表現されていたし、チクテ時代、そしてlentoになってからも、
メニューのお料理を始め、スコーン、マフィン、焼き菓子、ケーキなど、
おいしいのはもちろんだけど見た目もキュン、器、パッケージ、空間も含めて、
牧内さんのデザイン的センスが行き渡っていることに感心し続けています。
コンラン展をみて、規模は違えどデザインの根底にある考えは似ていると思いました。
展示の後はブラブラ丸の内を歩いて、超久しぶりにバカナールでお茶とケーキを。
中の席なのに二人横並びで座って、たっくさんおしゃべりしました。
ブルース・コバーンの話になった時、あの曲が好きと牧内さんが言えば、
good day to you で始まるやつでしょ?と私、そうそうとか言いながら二人で口ずさんだりして、
女子高生のように(気持ちだけね)おしゃべりしました。
牧内さんとは眸さんと北出さんの話ができるのもうれしい。
私はZakka2代目で、藤原さんが3代目、figsの村瀬さんが4代目で村瀬さんの時にZakkaはカフェも始めたので、
スタッフも二人体制になって牧内さんが入ったのですが、
牧内さんがZakkaに入った頃、北出さんは今の牧内さんくらいの年齢だったねなんて言ったら驚いてました。
私がZakkaに入った時は眸さんはまだ30代で北出さんは40代半ば!
Zakkaにいた時間は、我々の宝物です。
バカナールの後、私の買い物に付き合ってくれて、電車の中で解散。
とっても楽しかったーーー。





11月11日(月)
雨は朝には上がっていて、午後になるにつれ晴れてきました。
暖かくて、半分の月が輝いていて、ただ歩いているだけでしあわせだと感じる。
先週の月曜の夜に肩を脱臼した亮太君。
これまでにも何度か脱臼したことがあるらしくて、すぐに自力で肩をはめてましたが、
痛そうな日々が続いてました。
昨日あたりから少し痛みもとれてきて、可動範囲も広がってきている様子。
この前Zakkaに行った時、眸さんに亮太君が脱臼して自分で肩を入れていた話をしたら、
「そんなことまでできるんだね」と感心したようにおっしゃって、やはりそこですよねと心の中で思う。


写真は一昨日と昨日のジェームス































11月10日(月)

夜になって雨。
朝起きてまずバラを見るとまただいぶ開いていて、パオってなったねと亮太君に言うとパオなんだと。
そう。
離れていても、甘い香りがする。
クレマチスのジェームスはほぼ180°になる。
密集している雄蕊の
赤紫が美しい。
昨日たまたま合わせたラジオに安斎肇さんが出ていて、
空耳アワー以外で話しているのを聴いたのがわたくし初めてで、あまりに面白くて、
昨夜夕飯時、亮太君にも聞き逃しで聴かせました。
亮太君は、みうらじゅんと安斎肇がやっていたラジオを聴いていたと言っていて、
そんな豪華なラジオがあったこと知らなくて、またやってほしいなぁ。


 



11月9日(土)
晴。
昨日買った時は蕾だったクレマチスは開いてきて、バラも昨日よりふわっとなりました。
バラの花に鼻をくっつけて、何度もその甘い香りをかいで白目になる。
先日公園で拾ったムクロジの実、今年はたくさん拾ったので、
Zakkaと瑞穂さんと小田垣姉妹と自分とで分けました。
Zakkaには濃い飴色のムクロジがひとつ、ずっと前からちょこんと置いてあります。
眸さんにこれは何年ものですか?と聞いたら12年くらいと。
北出さんが拾ってきたものだそう。
今年拾ったのは中の黒い実をとり出さないで、そのまま飾っておこうと思ってます。





11月8日(金)
今日もいいお天気でした。
明るいうちから青い空に月。
午後、ベランダの紫蘇から今年もたくさんの種を収穫しました。
来年はもうちょっと上手に種をまいて、たくさん紫蘇を育てて食べたいな。
夕方亮太君を誘って近所を散歩。
お花屋さんにも寄って、かわいいピンクのヤマトナデシコ(薔薇)と、
ジェームスマーソン(イギリスのロックバンドみたいな名前)という名のクレマチスを買いました。
お花屋さんの店主が、外に植えてある夜香木の話をしてくれました。
夜にしか香らないのだけど、もうその季節は終わったようです。
以前より閉店の時間が早くなったから、お花屋さんも一度もその香りをかぐことはなかったとか。






11月7日(木)
青い空。
朝、富士山が見えましたが、まだ黒かったので初冠雪はしてないと思ってたら、本日初冠雪とのこと。
木枯らし1号も吹いたとさ。
どーりで風が冷たかったわけです。
夜は細い月がくっきり。





11月6日(水)
くもり。
午後、国立の増田書店に、佐々木暁「もういくつかの朝」展を見に出かける。
佐藤泰志初期作品集『もうひとつの朝』(福間健二編・河出書房新社刊)の文庫化を記念した展示で、
文庫のカバーの写真と装幀を佐々木暁さんが手掛けています。
夏に暁さんから、函館での写真展の案内と、装幀とカバーの写真に至った思いが綴られた小冊子が送られてきて、
その時私は初めて佐藤泰志のことを知り読み始めると、その小説に浸っている時間を幸せだと思いました。
展示の中に佐藤泰志の原稿があって、その独特の文字を絵を見るようにみる。






11月5日(火)
曇りがちでしたが時々晴れると光が部屋の中にさしてきて、
部屋干しのトウガラシを陽ざしの中に移動させたりする。
先日スーパーで買った束のトウガラシが、まだ乾燥してない状態だったので、
ここ数日新聞紙の上に広げて干しているのです。
午後、自転車でZakkaへ。
その前に湯気さんの展示もみにいく。
ちょうどどなたもいない時間だったので、イラストに描かれた食べ物のことや、
額装のことなど湯気さんに話を聞くこともできました。
Zakkaは、今日はお茶ができる日なのでカプチーノを頼んで、
初日に並んでいたミホ碗をまずチェックすると、ないではあ〜りませんか!
おそるおそる聞いてみると、初日に買ってくださった方がいらしたとのこと。
先月眸さんが岩田さんのところに器を選びに行ったことは知ってましたが、
ミホ碗も選んでくださったことは岩田さんからも眸さんからも聞いてなくて、
初日Zakkaに行った時に並んでいるのをみて、わ!!と。
アルファベットの碗と黒の小碗の2つが、棚の上に並んでいました。
Zakkaの中に並んだらどう見えるんだろうと想像したことはありましたが、
岩田さんの碗に自分が施したことを恥じないでみることができました。
もう一度並んでいるところをみてみたかったな、なんて思うのは欲張りですね。
うれしくて、お茶をしながらしゃべりすぎました。




11月4日(月)
晴れましたが、風がありました。
道のあちこちに落ちていたいろんな大きさの枯れ葉が風で動いていて、
時々大きな虫に見えて、どきっとする。
今夜は豚汁。




11月3日(日)
快晴。富士山もみえました。
野球は、DeNAが日本一になりました。
セ・リーグ3位からの日本一。
しかも横浜で決めて、ファンの方たちはしびれたでしょうな。
昨日父と電話で話していたら、
虎さんが負けたので、日本シリーズはあまり熱心に見ていないご様子でした。
夕方、ロンドンのともこさんからスーパーのりんご棚の写真が送られてきました。
りんごが好きなともこさん、日本にいる時もりんごを箱でお取り寄せしていたのを思い出しました。
近所の八百屋さんでふじりんごも今季初お目見えしたとか。

写真はともこさんが送ってくれたスーパーの棚のりんご
(許可を得て掲載してます)






11月2日(土)
予報通り雨、どんどん強くなってきました。
今日の夕飯の食材も昨日買っておいたので、今日は外出せずに一日家にいます。





11月1日(金)

いいお天気。Zakkaへ。
開店時間から8分後に到着、すでに二組の方がいらっしゃいました。
まずはpostcardを納品。佐藤さんがすぐに開封して数を確認してくれて、
眸さんが追加分の3種類を「ここ」というところに並べてくださる。
先日岩田さんからのメッセージに、今月のZakkaお楽しみにという言葉があったのですが、
その意味が分かりました。並んでいるのを見た時、どきっとする。
そしてうれしくなりました。とてもよかったから。
一つ一つじっくりみて、眸さんと佐藤さんとも少し話をしてお店を後にしABCヘ。
洋雑誌から建築のところをゆっくりとみて、写真集を見て、文芸新刊などもチェック。
いい時間でした。